JP2005153784A - 自動車のピラー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピラー剛性を損なうことなく側面衝突時におけるサイドシルの車幅方向の変形をスムーズに行わせることができるピラー構造の提供を図る。
【解決手段】ピラー1内には鋳物材からなるピラーレインフォース11が存在し、その下端延設部15がサイドシル7内に突出して前後方向に延在しているためピラー剛性を高く維持できる一方、側面衝突荷重に対しては延設部15の端壁17が脆弱部20により座屈変形が促されて、延設部15およびサイドシル7の車室側への座屈変形をスムーズに行わせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は自動車のピラー構造に関する。
自動車のピラー構造の中には、軽量金属の鋳物材からなるピラーアウタとピラーインナの各サイドシル連設部分に、互いに噛み込むようなリブ構造を設けて、このリブ構造の噛み込みによってピラーアウタとピラーインナとの接合強度を高められるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−313353号公報(第2頁、図1)
しかしながら前記従来のピラー構造では、リブ構造がサイドシル部に上下に亘って車幅方向に横断する形に構成されるため、車両の側面衝突時に該サイドシル部が車幅方向に変形しにくく、エネルギー吸収効率が低くなってしまうことは否めない。
そこで、本発明はピラー剛性を損なうことなく該ピラーとサイドシルとの連設部分では、側面衝突入力に対してサイドシルの車幅方向の変形をスムーズに行わせることができる自動車のピラー構造を提供するものである。
本発明の自動車のピラー構造は、車室側が開放した略コ字形断面のピラーアウタと、該ピラーアウタの車室側開放部を閉塞したピラーインナとで閉断面に形成したスチール製のピラーと、
ピラーアウタの内面形状に沿って略コ字形断面に形成されて、該ピラーアウタの内面に沿って配設された軽量金属の鋳物材からなるピラーレインフォースと、を備え、
前記ピラーレインフォースの下端部に、ピラー下端部に連設されて車体前後方向に延在する閉断面構造のサイドシル内に突出して車体前後方向に延在する延設部を設け、
前記延設部の前,後端末に、車幅方向に延びる端壁を設けると共に、該端壁に側方からの入力荷重に対して変形を促す脆弱部を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、スチール製のピラーであっても、その閉断面内にはピラーアウタの内面形状に沿って軽量金属の鋳物材からなる略コ字形断面のピラーレインフォースが存在し、しかも、その下端部には前,後端末に端壁を備えてサイドシル内に突出して前後方向に延在する延設部を設けてあるためピラー剛性が高く、車両の前面衝突に対してサイドシルに前後方向に作用する入力荷重を、ピラー側に効率よく分散負担させることができる。
一方、側面衝突に対しては、前記延設部の端壁には脆弱部を設けてあるため、側方からの入力荷重により該端壁から車幅方向の座屈変形が促されて延設部およびサイドシルの車幅方向への座屈変形をスムーズに行わせることができて、エネルギー吸収効果を高めることができる。
以下、本発明の一実施形態をピラーとしてセンターピラーを例にとって図面と共に詳述する。
図1〜図7は、本発明のピラー構造の一実施形態を示すもので、図1はピラー構造の分解斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、図4は(A)に図1のC−C線に沿う断面と、(B)に同断面部位における側面衝突時の応力分布を併記して示す説明図、図5は図1のD−D線に沿う断面図、図6は図5の車室側から見た斜視図、図7は側面衝突時におけるピラーの変形作用説明図である。
図1に示すように本実施形態におけるセンターピラー1は、車室側が開放した略コ字形断面のピラーアウタ2と、平板状に形成されてピラーアウタ2の車室側開放部を閉塞するピラーインナ3とを、それらの前後フランジ2a,3aを突合わせてスポット溶接により接合して閉断面に形成してある。
本実施形態では、前記ピラーアウタ2は、上,下端に連設したレールアウタ5とシルアウタ8とを一体に成形したサイドボディSの一部として構成してある。
ルーフサイドレール4は、前記サイドボディSのレールアウタ5と、レールインナ6とをそれらの上下フランジ5a,6aを突合わせてスポット溶接により接合して閉断面として形成し、サイドシル7は、同じく前記サイドボディSのシルアウタ8と、シルインナ9とをそれらの上下フランジ8a,9aを突合わせてスポット溶接により接合して閉断面として形成してある。
ルーフサイドレール4内には、レールアウタ5の内面形状に沿って形成したレールレインフォース10を、前記レールアウタ5およびレールインナ6の上下フランジ5a,6a間に挟んで接合して配設してある。
ピラーインナ3はその上端部をルーフサイドレール4内に延長して、レールアウタ5およびレールインナ6の各下フランジ5a,6a間にレールレインフォース10と共に挟んで一体に接合してある一方、ピラーインナ3の下端部はサイドシル7内に延長して、シルアウタ8およびシルインナ9の上下フランジ8a,9a間に挟んで一体に接合してある。
前記サイドボディS,ピラーインナ3,レールアウタ5,シルインナ9,およびレールレインフォース10は何れもスチールのプレス成形品が用いられている。
このように、車体前後方向に延在する閉断面のルーフサイドレール4とサイドシル7とに上下方向に跨って閉断面のセンターピラー1を結合することによって、車体側部の基本的な車体骨格構造が構成される。
ここで、本実施形態にあっては、前記センターピラー1の閉断面内に、ピラーアウタ2の内面形状に沿って略コ字形断面に形成されて、該ピラーアウタ2の内面に沿うピラーレインフォース11を配設してある。
ピラーレインフォース11はアルミ合金等の軽量金属の鋳物材で構成され、その前後フランジ11aをピラーアウタ2およびピラーインナ3の前後フランジ2a,3a間に挟んでスポット溶接により接合してある。
ピラーレインフォース11の上端部には、レールインナ6とレールレインフォース10との間の閉断面内に嵌合する接続部14を側面略T字状に延設し、その上下フランジ14aをレールアウタ5およびレールインナ6の上下フランジ5a,6a間にレールレインフォース10と共に挟んで一体に接合してある。
また、ピラーレインフォース11の下端部には、シルアウタ8とシルインナ9との間の閉断面内に、前記ピラーインナ3の下端延長部と共に突出して車体前後方向に延在する延設部15を、側面逆T字状に延接してある。
この延設部13の前後端末、具体的にはピラーレインフォース11の側壁12の延長部で形成される側壁16の前後端末から車幅方向内側に延びる端壁17をほぼ直角に曲折した状態に設けてあると共に、該端壁17には、側方からの入力荷重に対して座屈変形を促す脆弱部20を設けてある。
本実施形態ではこの脆弱部20を、端壁17の車幅方向内側の端縁から弧状に形成した切欠部として形成してある。
また、本実施形態では、ピラーレインフォース11の前後壁13を前後方向に弯曲しつつ前記側壁16の上縁に沿って延長して延設部15の上壁18となすと共に、側壁16の下縁から車幅方向内側に向けて下壁19を延設して、該延設部15の前後端部を車室側が開放した略コ字形断面として形成してあり、従って、前記端壁17はこの延設部15のコ字形断面の前後端末を塞ぐ形で形成してある。
また、前記上,下壁18,19の端縁にはフランジ18a,19aを形成してあって、これらフランジ18a,19aをサイドシル7の閉断面内に突出した前記ピラーインナ3の下端延長部に接合してある(図3参照)。
延設部15には、前,後の上壁18,18を繋ぐ横リブ21と、該横リブ21の前後方向中央部と下壁19を繋ぐ縦リブ22とを設けてあり、これら各リブ21,22には、側方からの入力荷重に対して変形を促す脆弱部23,24を設けてある(図2参照)。
これら脆弱部23,24は、前記端壁17の脆弱部20と同様にリブ21,22の車幅方向内側の端縁から弧状に形成した切欠部として形成してある。
一方、ピラーレインフォース11の側面衝突荷重を最も受け易い所要地上高部位、即ち、一般的な車両のフロントバンパー地上高に相当する高さ位置には、その前後壁13に上下方向に切欠部25を形成してあり、この切欠部25に、該切欠部25を閉塞するスチール製のパッチ材26を接合してある。
パッチ材26は、ピラーレインフォース11の前後フランジ11aに連なる前後フランジ26aを有し、該フランジ26aをピラーアウタ2およびピラーインナ3の前後フランジ2a,3a間に挟んでスポット溶接により接合してある(図4A参照)。
また、ピラーインナ3の下側部には開口27を設け、該開口27から図5,図6に示すようにシートベルト装置のリトラクタ28を挿入して、該リトラクタ28を開口部27の上縁部分にボルト・ナット等の締結部材29により締結固定するようにしているが、前記ピラーレインフォース11の側壁12の内面から前記ピラーインナ3のリトラクタ取付部に向けてリトラクタ28の上面を支持するリトラクタ支持リブ30を設け、該リトラクタ支持リブ30の先端部をピラーインナ3のリトラクタ取付部の近傍に連結してある。
本実施形態では、ピラーインナ3の開口27の上縁部を部分的にピラー閉断面内側に切越し成形して、その切越し片27aにリトラクタ支持リブ30をボルト・ナット等の締結部材31により締結固定してある。
前記リトラクタ支持リブ30はL字形断面として形成してあり、その水平リブ片には、側方からの入力荷重に対して変形を促す脆弱部32を設けてある。
この脆弱部32も、前記脆弱部20,23,24と同様に、水平リブ片の端縁から弧状に形成した切欠部としてある。
他方、前記サイドシル7の閉断面内には、前記ピラーレインフォース11の延設部15の前後端末に連設されて、車体前後方向に延在する例えばスチール製のシルレインフォース33を設けてある。
このシルレインフォース33は、延設部15の前後端部に外嵌して接合固定される略コ字形断面に形成されていて、その上下フランジ33aをシルアウタ8およびシルインナ9の上下フランジ8a,9a間に挟んでスポット溶接により接合してある。
以上の構成によりこの実施形態のピラー構造によれば、スチール製のセンターピラー1であっても、その閉断面内にはピラーアウタ2の内面形状に沿って軽量金属の鋳物材からなる略コ字形断面のピラーレインフォース11が存在し、しかも、その下端部には前,後端末に端壁17を備えてサイドシル7内に突出して前後方向に延在する延設部15を設けてあるためピラー剛性が高く、車両の前面衝突に対してサイドシル7に前後方向に作用する入力荷重を、センターピラー1側に効率よく分散負担させることができる。
このため、サイドシル7の折れ曲がり変形を抑制して衝突反力を高く維持し、フロントコンパートメントの潰れ変形を効率的に行わせてエネルギー吸収量を増大できると共に、車室の変形を抑制することができる。
一方、側面衝突に対しては、前記延設部15の端壁17には脆弱部20を設けてあるため、側方からの入力荷重により該端壁17から車幅方向の座屈変形が促されて延設部15およびサイドシル7の車幅方向への座屈変形をスムーズに行わせることができて、エネルギー吸収効果を高めることができる。
ところで、本実施形態では前記ピラーレインフォース11の延設部15の前後端部には、サイドシル7の閉断面内に前後方向に延在するシルレインフォース33を連設してあるため、前面衝突時にサイドシル7に作用する軸力を、センターピラー1へはもとより、その後方のリヤピラー、リヤクロスメンバ等の車体後部骨格部材への荷重分散伝達性を良好にすることができる。
また、延設部15は略コ字形断面に形成してあると共に、その前後端部の上壁18,18を繋ぐ横リブ21と、該横リブ21と下壁19を繋ぐ縦リブ22を設け、これら各リブ21,22には、側方からの入力荷重に対して変形を促す脆弱部23,24を設けてあるため、側面衝突に対するサイドシル7周辺の車幅方向内側への座屈変形性能を維持しながら、センターピラー1の付け根部分における前後方向の強度・剛性を高くして前記前後方向入力荷重のセンターピラー1側への分散伝達性をより一層高められる。
また、ピラーレインフォース11の側面衝突荷重を最も受け易い所要部位には、その前後壁13に切欠部25を形成してあるため、側面衝突によりセンターピラー1における前記ピラーレインフォース11の切欠部25の形成相当部位に衝突荷重が作用すると、前記切欠部25が脆弱部となってピラーレインフォース11の車室側への曲げ変形を促進することができて、図8に示すようにセンターピラー1の車室側への曲げ変形がスムーズに行われることと、前述のようにサイドシル7の車室側への座屈変形がスムーズに行われることによって、該センターピラー1がルーフサイドレール4側を支点として下側が車室側へ回転移動する理想的な変形モードが得られ、乗員の側部ヘッドクリアランスの確保に有効となる。
しかも、前記切欠部25にはスチール製のパッチ材26を接合して、該切欠部25の形成部分ではスチール製のピラーアウタ2とピラーインナ3の各フランジ2a,3a間にパッチ材26のフランジ26aを挟んで接合してあるため、前述の側面衝突時にピラーレインフォース11が切欠部25部分を起点に車室側へ曲げ変形すると、図4の(A),(B)に示すように、センターピラー1の車室側では圧縮応力δaが、車室側では引張り応力δbが発生することにより、鋳物材からなるピラーレインフォース11は延び変形が得られないため前記引張り応力δbの発生側では破壊が生じる傾向となるものの、スチール製のパッチ材26によって切欠部25周りでの延び変形が許容されるため、ピラーレインフォース11の破壊を伴うことなく効率的なエネルギー吸収作用を発揮させることができる。
更に、本実施形態ではピラーレインフォース11の下側部には、その側壁12からピラーインナ3のリトラクタ取付部に向けてリトラクタ28の上面を支持するリトラクタ支持リブ30を設けてあるため、シートベルトによる乗員拘束時にリトラクタ28に斜め上方に作用する入力荷重を受けて、ピラーレインフォース11を主体としてセンターピラー1全体で効率よく負担することができることと併せて、該リトラクタ支持リブ30の先端部をピラーインナ3のリトラクタ取付部の近傍に締結してあるため、該リトラクタ取付部の強度・剛性を高められることから、乗員拘束性能を一段と向上することができる。
しかも、このリトラクタ支持リブ30には、側方からの入力荷重に対して変形を促す脆弱部32を設けてあるため、側面衝突時におけるセンターピラー1の下側部の車室側への曲げ変形に些かも支障を来すことはない。
ところで、本発明のピラー構造を、前記実施形態に例をとって説明したが、前記実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採ることができることは勿論、ピラーとしては、前記センターピラーの他に、フロントピラー、リヤピラーにも適用することができる。
本発明のピラー構造の一実施形態を示す分解斜視図。 図1のA−A線に沿う断面図。 図1のB−B線に沿う断面図。 (A)に図1のC−C線に沿う断面と、(B)に同断面部位における側面衝突時の応力分布を併記して示す説明図。 図1のD−D線に沿う断面図。 図5の車室側から見た斜視図。 側面衝突時におけるピラーの変形作用説明図。
符号の説明
1…センターピラー(ピラー)
2…ピラーアウタ
3…ピラーインナ
4…ルーフサイドレール
5…レールアウタ
6…レールインナ
7…サイドシル
8…シルアウタ
9…シルインナ
10…レールレインフォース
11…ピラーレインフォース
12…ピラーレインフォースの側壁
13…ピラーレインフォースの前後壁
15…延設部
16…延設部の側壁
17…延設部の端壁
18…延設部の上壁
19…延設部の下壁
20…端壁の脆弱部
21…横リブ
22…縦リブ
23…横リブの脆弱部
24…縦リブの脆弱部
25…切欠部
26…パッチ材
28…リトラクタ
30…リトラクタ支持リブ
32…リトラクタ支持リブの脆弱部
33…シルレインフォース

Claims (6)

  1. 車室側が開放した略コ字形断面のピラーアウタと、該ピラーアウタの車室側開放部を閉塞したピラーインナとで閉断面に形成したスチール製のピラーと、
    ピラーアウタの内面形状に沿って略コ字形断面に形成されて、該ピラーアウタの内面に沿って配設された軽量金属の鋳物材からなるピラーレインフォースと、を備え、
    前記ピラーレインフォースの下端部に、ピラー下端部に連設されて車体前後方向に延在する閉断面構造のサイドシル内に突出して車体前後方向に延在する延設部を設け、
    前記延設部の前,後端末に、車幅方向に延びる端壁を設けると共に、該端壁に側方からの入力荷重に対して変形を促す脆弱部を設けたことを特徴とする自動車のピラー構造。
  2. 延設部の前後方向端末に、サイドシル内に車体前後方向に延在するシルレインフォースを連設したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のピラー構造。
  3. 延設部の前後端部を車室側が開放した略コ字形断面に形成すると共に、該延設部の前後端部の上壁を繋ぐ横リブと、該横リブと延設部の下壁とを繋ぐ縦リブと、を設け、これら横リブと縦リブとに、側方からの入力荷重に対して変形を促す脆弱部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車のピラー構造。
  4. ピラーレインフォースの側面衝突荷重を最も受け易い所要地上高部位で、その前後壁に切欠部を形成し、この切欠部に、該切欠部を閉塞するスチール製のパッチ材を接合して、該切欠部形成部分では、ピラーアウタとピラーインナの各フランジ間にパッチ材のフランジを介装して一体的に接合したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の自動車のピラー構造。
  5. 延設部上方のピラーレインフォース下側部に、その側壁からピラーインナのリトラクタ取付部に向けてリトラクタの上面を支持するリトラクタ支持リブを設け、該リトラクタ支持リブの端部をピラーインナのリトラクタ取付部の近傍に連結したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の自動車のピラー構造。
  6. リトラクタ支持リブに、側方からの入力荷重に対して変形を促す脆弱部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の自動車のピラー構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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