JP2005153102A - 翼桁組立治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の類似形状の翼桁を組み立てる際に有効に利用することができ、治具製作費を格段に低減させることができる翼桁組立治具を提供する。
【解決手段】 桁ウェブWと桁フランジFとリブRとを有する翼桁を組み立てるための翼桁組立治具1において、所定の軸方向に直線状に延在するように構成された基台10と、基台10上に前記軸方向に沿って複数配置され桁ウェブW及び桁フランジFの一部とリブRとを保持する部品保持部20と、を備える。部品保持部20は、架台21と、架台21に取り付けられた面板22と、架台21に対する桁ウェブW及び桁フランジFの位置決め及び固定を行う第1の位置決め固定手段と、面板22に対するリブRの位置決め及び固定を行う第2の位置決め固定手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、翼桁組立治具に関する。
現在、複数の部品から構成される翼桁を組み立てる際に、各部品を所望の位置に保持するための組立治具が使用されている。従来は、翼桁の種類が少ない場合に、部品の誤用を回避するために組立治具を共用せずに、翼桁の種類毎に専用の組立治具を製作して使用に供していた。
しかし、翼桁の種類が多い場合には、多くの組立治具を製作する必要があるため治具製作費が嵩む上に、多くの組立治具を保管するために広いスペースを確保する必要が生じていた。また、同時期に異なる翼桁を組み立てる場合においては、多くの組立治具を一挙に配置するための広い作業面積を確保する必要があった。
このような問題を解決するために、部品の一部を挟圧して保持する挟圧保持機構と、この挟圧保持機構を移動させて所定の位置に位置決めする位置決め機構と、を有する保持位置決め機構と、この保持位置決め機構を自動的に制御する制御装置と、を備える組立治具装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。かかる組立治具装置を採用すると、一の装置で多種類の翼桁の組立を行うことが可能となる。
特開2001−300823号公報(第2頁、第4図)
しかし、前記した組立治具装置は、航空機の垂直尾翼前桁のような簡素な翼桁を組み立てるための治具としては余りに大掛かりとなり、その製作費がきわめて大きくなるという問題がある。
本発明の課題は、複数の類似形状の翼桁を組み立てる際に有効に利用することができ、治具製作費を格段に低減させることができる翼桁組立治具を提供することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、長尺狭幅薄板状の桁ウェブと、この桁ウェブの幅方向両端部に取り付けられる桁フランジと、前記桁ウェブの一方の面にウェブ長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数取り付けられるリブと、を有する翼桁を組み立てるための翼桁組立治具において、所定の軸方向に直線状に延在するように構成された基台と、前記基台上に前記軸方向に沿って複数配置され、前記桁ウェブと前記桁フランジと前記リブとを保持する保持部と、を備え、前記保持部は、前記軸方向に沿って移動するように構成されるとともに前記基台に固定される架台と、前記架台に前記軸方向に直角に取り付けられた面板と、前記桁ウェブ及び前記桁フランジを前記架台に位置決めして固定する第1の位置決め固定手段と、前記リブを前記面板に位置決めして固定する第2の位置決め固定手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、翼桁組立治具は、所定の軸方向に略直線状に延在するように構成された基台と、この基台上に軸方向に沿って複数配置され、桁ウェブと桁フランジとリブとを保持する保持部と、を備えている。そして、保持部は、軸方向に沿って移動するように構成されるとともに基台に固定される架台と、この架台に取り付けられた面板と、桁ウェブ及び桁フランジを架台に位置決めして固定する第1の位置決め固定手段と、リブを面板に位置決めして固定する第2の位置決め固定手段と、を有している。
従って、各保持部に、寸法の異なる類似形状の桁ウェブ、桁フランジ及びリブを配置し、位置決めした上で固定することができる。そして、このように固定された桁ウェブに桁フランジ及びリブを固定することにより、翼桁を組み立てることができる。この結果、一台の簡易な構成を有する組立治具で、複数の類似形状の翼桁を組み立てることができるので、治具製作費を格段に低減させることができる。また、治具の保管スペースを格段に低減させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の翼桁組立治具において、前記架台は、前記軸方向に対して直角方向に延在する横部材と、前記軸方向に沿って移動する移動手段を介して前記基台に取り付けられ、前記横部材を支持する縦部材と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、保持部の架台を構成する縦部材が、軸方向に沿って移動するように基台に取り付けられているので、組立予定の翼桁の形状に対応するように保持部の軸方向位置を調整することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の翼桁組立治具において、前記第1の位置決め固定手段は、前記横部材の上面から突出するように形成され、前記桁ウェブに穿設された位置決め用の孔を嵌合させる凸状位置決め部と、前記横部材の上に前記軸方向に直角にかつ水平に移動するように構成され、前記桁ウェブの幅方向両端部の位置決め及び固定を行うとともに、前記桁フランジの位置決め及び固定を行う移動式位置決め固定部と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、凸状位置決め部を、桁ウェブに穿設された位置決め用の孔に嵌合させることにより、架台上に載置された桁ウェブの位置決めを行うことができる。そして、横部材の上に軸方向に直角にかつ水平に移動するように構成された移動式位置決め固定部を用いて、寸法の異なる類似形状の桁ウェブ及び桁フランジの位置決め及び固定を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の翼桁組立治具において、前記第2の位置決め固定手段は、前記面板に穿設されたリブ位置決め固定孔と、前記リブ位置決め固定孔と前記リブに穿設された位置決め及び固定用の孔とに挿通されるピンボルトと、前記ピンボルトに螺嵌されるナットと、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、面板に穿設されたリブ位置決め固定孔と、リブに穿設された位置決め及び固定用の孔と、を重ね合わせ、これらリブ位置決め固定孔とリブの位置決め及び固定用の孔とにピンボルトを挿通させ、このピンボルトにナットを螺嵌することにより、面板に対するリブの位置決め及び固定を行うことができる。この際、寸法の異なる類似形状のリブに対応させて、面板に複数のリブ位置決め固定孔を穿設することにより、複数のリブの位置決め及び固定を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の翼桁組立治具において、前記リブ位置決め固定孔は、挿通されたピンボルトの上下方向の移動を許容するような縦長形状とされ、前記第2の位置決め固定手段は、前記リブ位置決め固定孔及び前記ピンボルトによって案内される前記リブの上下方向の位置を調整するリブ高さ調整手段をさらに有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、リブ位置決め固定孔は、挿通されたピンボルトの上下方向の移動を許容するような縦長形状とされている。また、これらリブ位置決め固定孔及びピンボルトによって案内されるリブの上下方向の位置を調整するリブ高さ調整手段を有している。従って、ピンボルト及びナットを用いてリブを面板に取り付けた後、リブ高さ調整手段を用いてリブの高さ(上下方向の位置)の調整を行い、その後、ナットを締めてリブを固定することができる。この結果、リブの位置の微調整が可能となる。
本発明によれば、組立治具の保持部は、架台と、この架台に取り付けられた面板と、寸法の異なる類似形状の桁ウェブ及び桁フランジを架台に位置決めして固定する手段と、寸法の異なる類似形状のリブを面板に位置決めして固定する手段と、を有するので、各保持部に、寸法の異なる類似形状の桁ウェブ、桁フランジ及びリブを配置し、位置決めした上で固定することができる。そして、このように固定された桁ウェブに桁フランジ及びリブを固定することにより、翼桁を組み立てることができる。この結果、一台の簡易な構成を有する組立治具で、複数の類似形状の翼桁を組み立てることができるので、治具製作費を格段に低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態においては、図1に示すように、長尺狭幅薄板状の桁ウェブWと、この桁ウェブWの幅方向両端部に取り付けられる桁フランジFと、桁ウェブWの一方の面に長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数取り付けられるリブRと、を有する航空機の垂直尾翼前桁を組み立てるための翼桁組立治具1を例に挙げて説明することとする。
まず、本実施の形態に係る翼桁組立治具1の構成について説明する。
翼桁組立治具1は、図1に示すように、所定の軸方向(図1のX軸方向)に直線状に延在するように構成された基台10と、この基台上にX軸方向に沿って複数配置され、桁ウェブWの一部と桁フランジFの一部とリブRとを保持する部品保持部20と、を備えて構成されている。
基台10は、図1に示すように、様々な長さの柱状部材から構成され、平面視でX軸方向に延在するように配置された長尺矩形枠状の下方構造体11と、この下方構造体11の上方に配置され固定された梯子状の上方構造体12と、を備えている。
下方構造体11を構成する長尺柱状部の長手方向両端部及び中央部には、図1に示すように、基台10の高さや傾きを調整する調整具13が設けられている。また、上方構造体12の上面には、図1及び図2(a)に示すように、X軸方向に延在するガイドレール14が設けられており、部品保持部20のスライドレール21c(後述)をこのガイドレール14に嵌合させることにより、部品保持部20をX軸方向に移動させる。
部品保持部20は、本発明における保持部であり、図1に示すように、X軸方向に沿って基台10に4つ配置されている。部品保持部20は、図1及び図2(a)、(b)に示すように、桁ウェブWを載置させる架台21と、架台21に対してX軸方向に所定の間隔をおいて配置された状態で架台21に取付部材23を介してX軸に垂直に取り付けられた面板22と、を有している。
なお、本実施の形態においては、X軸方向一端側(図1の手前側)から順に並べられた3つの部品保持部20と、X軸方向他端側(図1の奥側)の1つの部品保持部20と、を反対向きに配置している。また、本実施の形態においては部品保持部20を4つ設けているが、部品保持部20の個数は特に限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更することができる。
架台21は、図1及び図2(a)に示すように、X軸方向に対して直角方向にかつ水平方向に延在するように配置された水平柱状部21aと、基台10の上方構造体12に取り付けられ、水平柱状部21aを下方から支持する2本の垂直柱状部21bと、を有している。水平柱状部21aは本発明における横部材であり、垂直柱状部21bは本発明における縦部材である。
X軸方向一端側に配置された部品保持部20においては、図1に示すように、架台21が基台10の上方構造物12に固定されている。一方、残り3つの部品保持部20においては、図2(a)に示すように、架台21の垂直柱状部21bの下部にスライドレール21cが設けられている。このスライドレール21cを基台10のガイドレール14に嵌合させることにより、3つの部品保持部20は基台10のX軸方向に移動可能とされる。
架台21の水平柱状部21aの長手方向中央部には、図1及び図2(b)に示すように、断面逆L字状部材21dが固定されている。そして、この断面逆L字状部材21dの上部には、図1及び図2(a)、(b)に示すような凸状位置決め部21eが設けられている。桁ウェブWに穿設された(図示されていない)位置決め用の孔をこの凸状位置決め部21eに嵌合させることにより、桁ウェブWを架台21に対して位置決めすることができる。
また、架台21の水平柱状部21aの上面には、図1及び図2(b)に示すように、凸状位置決め部21e近傍から長手方向両端部へと延在するガイドレール21fが設けられている。そして、ガイドレール21fにはスライドレール21gが嵌合されており、スライドレール21gの上面には断面逆L字状部材21hが固定されている。
また、断面逆L字状部材21hの上面には、図1及び図2(a)に示すような垂直板21iが立設され、この垂直板21iの上部には、桁ウェブWの幅方向両端部を上方から押圧して固定するウェブ面押え部材21jがネジ止めされている。また、断面逆L字状部材21hの上面に立設された垂直板21iには、図1及び図2(a)に示すように、桁ウェブWの幅方向両端部に配置される桁フランジFの位置決めを行うフランジ位置決め部材21kが、X軸方向に延在する軸回りに回動自在に軸支されている。
ウェブ面押え部材21j及びフランジ位置決め部材21kは、垂直板21i及び断面逆L字状部材21hを介して、スライドレール21gに固定されているため、水平柱状部21aの長手方向に沿って移動可能とされる。なお、図2(b)においては、垂直板21i、ウェブ面押え部材21j及びフランジ位置決め部材21kの図示を省略している。
これらガイドレール21f、スライドレール21g、断面逆L字状部材21h、垂直板21i、ウェブ面押え部材21j及びフランジ位置決め部材21kは、本発明における移動式位置決め固定部を構成する。また、凸状位置決め部21eと、移動式位置決め固定部を構成する前記部材群と、により本発明における第1の位置決め固定手段が構成される。また、本実施の形態においては、図5(b)に示すように、ロケータ組立体20の面板22から凸状位置決め部21eまでの距離をh(一定値)に設定している。
面板22は、図2(a)に示すように、リブRの位置決め及び固定のために穿設されたリブ位置決め固定孔22aを有している。リブ位置決め固定孔22aは、図5(a)に示すように、上下方向に長くされた長円形状を呈しており、リブRに穿設された孔R1及び孔R2に各々対応させて穿設される。また、寸法の異なる類似形状の複数のリブRを固定するために、図2(a)及び図5(a)に示すようにリブ位置決め固定孔22aの位置を分散させている。
なお、面板22におけるリブ位置決め固定孔22aの穿設位置を、各部品保持部20毎に変更することもできるが、類似形状の他のリブRを固定する際に共用できるような穿設位置を選定するのが好ましい。
面板22に平行にリブRを配置し、リブRの孔R1(R2)と、面板22に穿設されたリブ位置決め固定孔22aと、を重ね合わせ、図2(c)に示すようにこれら孔R1(R2)及びリブ位置決め固定孔22aにピンボルトPを挿入し、このピンボルトPの雄ネジ部にナットNを螺嵌することにより、リブRを面板22に取り付けることができる。
また、面板22には、取り付けられたリブRの上下方向の位置を調整するリブ高さ調整手段が設けられている。このリブ高さ調整手段は、図2(a)に示すように、面板22の下方に着脱自在に固定される断面L字状部材22bと、この断面L字状部材22bの下方に昇降自在に螺合されたネジ22cと、から構成されている。
面板22には、図2(a)に示すように、断面L字状部材22bの固定位置を変更させるための雌ネジ22dが穿設されている。断面L字状部材22bに穿設された孔と、この雌ネジ22dと、を重ね合わせて雄ネジを螺入することにより、面板22に断面L字状部材22bを固定することができる。また、ネジ22cの上端部は、図2(a)に示すように、リブRのフランジ部に当接し、当接による損傷を防止するため、保護材で被覆されている。
なお、面板22に穿設されたリブ位置決め固定孔22aと、リブ位置決め固定孔22aとリブRに穿設された位置決め及び固定用の孔R1、R2とに挿通されるピンボルトPと、ピンボルトPに螺嵌されるナットNと、リブ高さ調整手段(断面L字状部材22b及びネジ22c)と、によって本発明における第2の位置決め固定手段が構成される。
次に、本実施の形態に係る翼桁組立治具1を用いて、航空機の翼桁を組み立てる方法(翼桁組立方法)について説明する。
まず、翼桁を構成する桁ウェブWに(図示されていない)位置決め用の孔を穿設するとともに、各リブRに位置決め及び固定用の孔R1、R2を穿設する(孔穿設工程)。孔R1は、リブRの仮想中心線CRで隔てられる左側の面の上部に穿設される孔であり、孔R2は、リブRの仮想中心線CRで隔てられる右側の面の中央部に穿設される孔である(図5(a)参照)。
次いで、各部品保持部20の架台21の上方に桁ウェブWを載置するとともに、桁ウェブWの幅方向両端部に桁フランジFを配置し、第1の位置決め固定手段を用いて、桁ウェブW及び桁フランジFを架台21に対して位置決めするとともに固定する(第1の位置決め固定工程)。
この第1の位置決め固定工程について具体的に説明する。最初に、架台21の水平柱状部21a上に移動自在に設けられたウェブ面押え部材21j及びフランジ位置決め部材21kを、水平柱状部21aの長手方向両端部に移動させる。そして、桁ウェブWを架台21の水平柱状部21a上に載置し、桁ウェブWに穿設された(図示されていない)位置決め用の孔を、水平柱状部21aに設けられた凸状位置決め部21eに嵌合させることにより、桁ウェブWを架台21に対して位置決めする。
次いで、桁ウェブWの幅方向両端部に桁フランジFを配置した上で、水平柱状部21aの長手方向両端部に配置していたウェブ面押え部材21j及びフランジ位置決め部材21kを、水平柱状部21aの長手方向中央部側(桁ウェブW及び桁フランジF側)に向けて移動させる。そして、フランジ位置決め部材21kを用いて桁フランジFの位置決めを行うとともに、ウェブ面押え部材21jを用いて桁ウェブWの幅方向両端部の位置決め及び固定を行う(図2(a)、図3及び図4参照)。
次いで、各部品保持部20の面板22に平行に各リブRを配置し、第2の位置決め固定手段を用いて、面板22に対するリブRの位置決め及び固定を行う(第2の位置決め固定工程)。
この第2の位置決め固定工程について具体的に説明する。最初に、リブRの孔R1(R2)と、面板22に穿設されたリブ位置決め固定孔22aと、を重ね合わせ、図2(c)に示すようにこれら孔R1(R2)及びリブ位置決め固定孔22aにピンボルトPを挿入し、このピンボルトPの雄ネジ部にナットNを螺嵌することにより、リブRを面板22に取り付ける。
この際、複数のリブ位置決め固定孔22aの中から、各リブRに穿設された孔R1、R2の位置に対応する孔を選択して重ね合わせるようにする。例えば、図2(a)の斜線で示した位置に孔R1、R2が穿設された比較的大きい面積を有するリブRを固定する場合には、最も左側に位置するリブ位置決め固定孔22aを孔R1に、最も右側に位置するリブ位置決め固定孔22aを孔R2に、各々重ね合せる。
また、図3の斜線で示した位置に孔R1、R2が穿設された中程度の面積を有するリブRを固定する場合には、左から2番目に位置するリブ位置決め固定孔22aを孔R1に、右から2番目に位置するリブ位置決め固定孔22aを孔R2に、各々重ね合せる。また、図4の斜線で示した位置に孔R1、R2が穿設された比較的小さい面積を有するリブRを固定する場合には、左側の面の最も中央寄りのリブ位置決め固定孔22aを孔R1に、右側の面の最も中央寄りのリブ位置決め固定孔22aを孔R2に、各々重ね合せる。
なお、本実施の形態においては、各リブRの仮想中心線CRの左右方向における位置を、架台21の水平柱状部21aに設けられた凸状位置決め部21eの位置に一致させるように設定している(図2(a)、図3、図4及び図5(a)参照)。この結果、各リブRの寸法が異なっていても、各リブRの仮想中心線CRが同一平面内に含まれることとなり、各リブRの中央合わせ(センタリング)を実現させることができる。
その後、各リブRの大きさに合わせて断面L字状部材22bの固定位置を変更することにより、断面L字状部材22bの下方に螺合されたネジ22cの上端部を、各リブRの下方のフランジ部に当接させる(図2(a)、図3及び図4参照)。そして、ネジ22cを回転させて上方に移動させることにより、各リブRを上方に押し上げる。リブ位置決め固定孔22aは、図5(a)に示すように、挿通されたピンボルトPの上下方向の移動を許容するような長円形状とされているため、各リブRは、リブ位置決め固定孔22a及びピンボルトPによって案内されて上方に移動する。この後、リブRが所定の位置に達した時点でナットNを締め付けることにより、リブRを面板22に対して位置決めするとともに固定する。
続いて、第1及び第2の位置決め固定工程を経て各部品保持部20に位置決めされ固定された桁ウェブWに、リベット等を用いて桁フランジF及び各リブRを固定することにより、翼桁を組み立てる(組立工程)。
以上説明した実施の形態に係る翼桁組立治具1は、X軸方向に直線状に延在するように構成された基台10と、この基台10上にX軸方向に沿って複数配置され、桁ウェブWの一部と桁フランジFの一部とリブRとを保持する部品保持部20と、を備えている。そして、部品保持部20は、架台21と、この架台21に取り付けられた面板22と、寸法の異なる類似形状の桁ウェブW及び桁フランジFを架台21に対して位置決めするとともに固定する第1の位置決め固定手段(凸状位置決め部21e、ガイドレール21f、スライドレール21g、断面逆L字状部材21h、垂直板21i、ウェブ面押え部材21j、フランジ位置決め部材21k)と、寸法の異なる類似形状のリブRを面板22に対して位置決めするとともに固定する第2の位置決め固定手段(リブ位置決め固定孔22a、ピンボルトP、ナットN、断面L字状部材22b、ネジ22c)と、を有している。
従って、各部品保持部20に、寸法の異なる類似形状の桁ウェブW、桁フランジF及びリブRを配置し、位置決めした上で固定することができる(図2(a)、図3及び図4参照)。そして、このように固定された桁ウェブWに桁フランジF及びリブRを固定することにより、翼桁を組み立てることができる。この結果、一台の簡易な構成を有する組立治具で、複数の類似形状の翼桁を組み立てることができるので、治具製作費を格段に低減させることができる。また、治具の保管スペースを格段に低減させることができる。
また、以上説明した実施の形態に係る翼桁組立治具1においては、3つの部品保持部20の架台21を構成する垂直柱状部21bが、X軸方向に沿って移動するように基台10に取り付けられているので、組立予定の翼桁の形状に対応するように、これら3つの部品保持部20の軸方向位置を調整することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る翼桁組立治具1においては、各リブRを位置決めする面板22から、桁ウェブWを位置決めする凸状位置決め部21eまでの距離をh(一定値)に設定している(図5(b)参照)。このため、各リブRと桁ウェブWとのスパン方向(桁ウェブWの長手方向)における相対的な位置関係を、リブR及び桁ウェブWの寸法にかかわらず統一することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る翼桁組立方法においては、各リブRの仮想中心線CRの左右方向における位置を、架台21の水平柱状部21aに設けられた凸状位置決め部21eの位置に一致させている。すなわち、各リブRの仮想中心線から凸状位置決め部21eまでの距離をゼロ(一定値)に設定している(図5(a)参照)。この結果、各リブRの仮想中心線CRが同一平面内に含まれることとなり、各リブRの中央合わせ(センタリング)を実現させることができる。また、各リブRと桁ウェブWとの左右方向(桁ウェブWの幅方向)における相対的な位置関係を、リブR及び桁ウェブWの寸法にかかわらず統一することができる。
なお、以上の実施の形態においては、第1の位置決め固定手段として、凸状位置決め部21e及び移動式位置決め固定部(ガイドレール21f、スライドレール21g、断面逆L字状部材21h、垂直板21i、ウェブ面押え部材21j、フランジ位置決め部材21k)を採用しているが、寸法の異なる類似形状の桁ウェブW及び桁フランジFを架台21に対して位置決めして固定することができるものであれば、他のいかなる構成を採用してもよい。
また、以上の実施の形態においては、架台21の水平柱状部21aに設けられたガイドレール21fと、このガイドレール21fに嵌合してスライドするスライドレール21gと、スライドレール21gに固定された断面逆L字状部材21h及び垂直板21iと、垂直板21iに取り付けられたウェブ面押え部材21j及びフランジ位置決め部材21kと、によって移動式位置決め固定部を構成した例を示したが、水平柱状部21aの長手方向に沿って移動するように構成され、桁ウェブWの幅方向両端部の位置決め及び固定を行うとともに、桁ウェブWに対する桁フランジFの位置決め及び固定を行うものであれば、この構成に限定されるものではない。
また、以上の実施の形態においては、第2の位置決め固定手段として、リブ位置決め固定孔22a、ピンボルトP、ナットN、リブ高さ調整手段(断面L字状部材22b及びネジ22c)からなる部材群を採用しているが、寸法の異なる類似形状のリブRを面板22に対して位置決めして固定することができるものであれば、他のいかなる構成を採用してもよい。
また、以上の実施の形態においては、面板22に着脱自在に固定される断面L字状部材22bと、この断面L字状部材22bの下方に昇降自在に螺合されるネジ22cと、によってリブ高さ調整手段を構成した例を示したが、リブRの上下方向の位置を調整することができるものであれば、この構成に限定されるものではない。また、リブ高さ調整手段を採用することなく、リブ位置決め固定孔22aとリブRの孔R1、R2とにピンボルトPを挿通してナットNで締め付けることにより、面板22に対してリブRを位置決めして固定することもできる。
また、以上の実施の形態においては、第1の位置決め固定工程に続いて第2の位置決め固定工程を実施した例を示したが、第2の位置決め固定工程を実施した後に、第1の位置決め固定工程を実施してもよい。
また、以上の実施の形態においては、「垂直尾翼前桁」を組み立てるための組立治具に本発明を適用した例を示したが、水平尾翼や主翼の桁を組み立てるための組立治具に本発明を適用することもできる。
本発明の実施の形態に係る翼桁組立治具の斜視図である。 (a)は図1に示した翼桁組立治具の基台上に設けられた部品保持部の正面図(A−A部分の矢視図)であり、(b)は(a)に示した部品保持部を矢印B方向から見た場合の部分透視図であり、(c)は(b)に示した部品保持部の面板及びこれに固定されたリブを矢印C方向から見た図である。 図2に示した部品保持部の面板に寸法の異なる類似形状のリブを固定した状態を示す正面図である。 同上 各リブに穿設される位置決め用の孔を説明するための説明図である。
符号の説明
1 翼桁組立治具
10 基台
20 部品保持部
21 架台
21e 凸状位置決め部(第1の位置決め固定手段)
21f ガイドレール(第1の位置決め固定手段、移動式位置決め固定部)
21g スライドレール(第1の位置決め固定手段、移動式位置決め固定部)
21h 断面逆L字状部材(第1の位置決め固定手段、移動式位置決め固定部)
21i 垂直板(第1の位置決め固定手段、移動式位置決め固定部)
21j ウェブ面押え部材(第1の位置決め固定手段、移動式位置決め固定部)
21k フランジ位置決め部材(第1の位置決め固定手段、移動式位置決め固定部)
22 面板
22a リブ位置決め固定孔(第2の位置決め固定手段)
22b 断面L字状部材(第2の位置決め固定手段、リブ高さ調整手段)
22c ネジ(第2の位置決め固定手段、リブ高さ調整手段)
F 桁フランジ
N ナット(第2の位置決め固定手段)
P ピンボルト(第2の位置決め固定手段)
R リブ
1 位置決め及び固定用の孔
2 位置決め及び固定用の孔
W 桁ウェブ

Claims (5)

  1. 長尺狭幅薄板状の桁ウェブと、この桁ウェブの幅方向両端部に取り付けられる桁フランジと、前記桁ウェブの一方の面にウェブ長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数取り付けられるリブと、を有する翼桁を組み立てるための翼桁組立治具において、
    所定の軸方向に直線状に延在するように構成された基台と、
    前記基台上に前記軸方向に沿って複数配置され、前記桁ウェブと前記桁フランジと前記リブとを保持する保持部と、を備え、
    前記保持部は、
    前記軸方向に沿って移動するように構成されるとともに前記基台に固定される架台と、
    前記架台に前記軸方向に直角に取り付けられた面板と、
    前記桁ウェブ及び前記桁フランジを前記架台に位置決めして固定する第1の位置決め固定手段と、
    前記リブを前記面板に位置決めして固定する第2の位置決め固定手段と、
    を有することを特徴とする翼桁組立治具。
  2. 前記架台は、
    前記軸方向に対して直角方向に延在する横部材と、
    前記軸方向に沿って移動する移動手段を介して前記基台に取り付けられ、前記横部材を支持する縦部材と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の翼桁組立治具。
  3. 前記第1の位置決め固定手段は、
    前記横部材の上面から突出するように形成され、前記桁ウェブに穿設された位置決め用の孔を嵌合させる凸状位置決め部と、
    前記横部材の上に前記軸方向に直角にかつ水平に移動するように構成され、前記桁ウェブの幅方向両端部の位置決め及び固定を行うとともに、前記桁フランジの位置決め及び固定を行う移動式位置決め固定部と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の翼桁組立治具。
  4. 前記第2の位置決め固定手段は、
    前記面板に穿設されたリブ位置決め固定孔と、
    前記リブ位置決め固定孔と前記リブに穿設された位置決め及び固定用の孔とに挿通されるピンボルトと、
    前記ピンボルトに螺嵌されるナットと、
    を有することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の翼桁組立治具。
  5. 前記リブ位置決め固定孔は、
    挿通されたピンボルトの上下方向の移動を許容するような縦長形状とされ、
    前記第2の位置決め固定手段は、
    前記リブ位置決め固定孔及び前記ピンボルトによって案内される前記リブの上下方向の位置を調整するリブ高さ調整手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の翼桁組立治具。
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