JP2005153083A - 部品接合方法及びその装置 - Google Patents

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太郎 照
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久慶 大島
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Abstract

【課題】部品相互の位置調整を高精度に必要とし、高精度に調整された部品をオプティカルコンタクト法を用いて接合する装置及び方法を提供する。
【解決手段】オプティカルコンタクトにより第1部品9の研磨面9aと第2部品10の研磨面10aとを接合する部品接合方法に関する。第2部品10に近距離場音波を作用させて、第2部品10を第1部品9に対して浮揚させ、研磨面同士が対向した状態で浮揚している第2部品10を第1部品9に対して位置調整した後に、近距離場音波の発生量を調整して第1部品9と第2部品10とを接触させて接合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学素子等の部品の接合方法及びその装置に関し、例えば、部品の接合技術、光学素子の生産技術、結晶材料の加工技術等に適するものである。
二部材を高精度に位置決めして接合するものとして、例えば特開平7−195241号公報に記載されたものが知られている。この接合装置は、接着剤を塗布した二部材を位置合わせした後、該二部材を所定の加圧力で圧接保持して接合するものである。上記接着剤を使用した接合(面接着)であれば、接着剤層を介して部品を当接した後でも、硬化処理前に部品相互の位置の調整が可能である。しかし、接着剤やワックスによる部品の接着方法では、接着剤厚みやワックス厚みの限界により、部品によって厚みが異なるだけでなく、各部品に傾斜が生じるという不確実性がある。
そこで、これらの問題を防止する方法として、主に光学素子の接合分野において、接着剤を使わずに、2つの光学素子表面を接合させるオプティカルコンタクト法が用いられることがある。
このオプティカルコンタクト法は、各々の接合面を研磨加工することにより、厳密に似合った二つの表面を作り出し、溶着させる技術である。このオプティカルコンタクト法を用いた接合技術は、接着剤を使わないことから、上記の不確実性を避けることができる。そこで、高い平行度や角度誤差の要求される光学素子にはこの技術が採用されている。このオプティカルコンタクト法を用いる場合には、研磨面の面精度はいずれもλ/4以下であることが好ましいと言われている。
オプティカルコンタクト法は、厚みにおける高い精度(通常0.02mm以下)を要求される場合にも利用される。この場合、Fused Silica(溶融シリカ)などの透明な”コンタクトプレート”を用いる。このコンタクトプレートは通常0.001mm以下の厚み精度を持ち、1/2アークセカンド以下の平行度をもち、両面ともλ/4以下の平坦度を特長としている。さらに、接着剤が使用できないような高出力レーザ用途や、UVのような接着剤を透過しない波長域(通常の接着剤で325nm以下、一部250nm以下)に有効である。
特開平7−195241号公報
しかしながら、オプティカルコンタクト法では、清浄に保たれた研磨面が当接し一定以上の荷重がかかると接合が完了してしまう。一旦接合されれば、相応の外力や熱をかけなければ接合解除できないので、当接した後の部品位置調整は困難である。
このため、部品相互の位置関係が必要な接合用途にはオプティカルコンタクト法を適用しにくく、位置調整を実施している場合でも、部品外形を基準部に突き当てながら当接し、外形状を略一致させる用途に展開されている程度であり、高精度な位置合わせができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を鑑み、部品相互の位置調整を高精度に必要とし、高精度に調整された部品をオプティカルコンタクト法を用いて接合できる部品接合方法及びその装置の提供を目的とする。
請求項1の本発明は、オプティカルコンタクトにより接合部品の接合面と被接合部品の接合面とを接合する部品接合装置において、
前記接合部品及び前記被接合部品の内一方の部品に作用して、該一方の部品を他方の部品に対して浮揚させる近距離場音波発生手段と、
該近距離場音波発生手段により浮揚している一方の部品を他方の部品に対して位置調整する位置調整手段と、
該位置調整のときに該一方の部品を前記他方の部品に対して浮揚させ、接合のときに前記一方の部品と前記他方の部品とを接触させるように前記近距離場音波発生手段の近距離場音波の発生量を制御する制御手段と、
をそれぞれ具備することを特徴とする部品接合装置である。
請求項2の本発明は、前記近距離場音波発生手段の音源がピストン音源であることを特徴とする請求項1に記載の部品接合装置である。
請求項3の本発明は、前記近距離場音波発生手段の音源がたわみ振動音源であることを特徴とする請求項1に記載の部品接合装置である。
請求項4の本発明は、前記たわみ振動音源は、該たわみ振動音源により振動する振動板上の振動を制御する領域の両端に縦振動の振動系を互いに対向して配置してなる1組の振動系を2組用意し、該2組の振動系を前記他方の部品を挟んで配置したものであるか、もしくは、前記振動板上の振動を制御する領域の一端に設置した縦振動の振動系と他端に設置した固定端とからなる1組の振動系を2組用意し、該2組の振動系を前記他方の部品を挟んで配置したものであり、前記縦振動の振動系を励振して定在波を発生させていることを特徴とする請求項3に記載の部品接合装置である。
請求項5の本発明は、前記たわみ振動音源は、該たわみ振動音源により振動する振動板上の振動を制御する領域の両端に縦振動の振動系を互いに対向して設置してなる1組の振動系を2組用意し、該2組の振動系を前記他方の部品を挟んで配置したものであり、一方の組を励振し、他方の組で受波することにより進行波を発生させていることを特徴とする請求項3に記載の部品接合装置である。
請求項6の本発明は、前記近距離場音波発生手段の音源は、前記他方の部品の接合面周囲であって、且つ、前記近距離場音波発生手段の振動板の上面の位置が前記他方の部品の接合面より低く配置されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の部品接合装置である。
請求項7の本発明は、前記近距離場音波発生手段は、前記他方の部品を振動板として振動させていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の部品接合装置である。
請求項8の本発明は、オプティカルコンタクトにより接合部品の接合面と被接合部品の接合面とを接合する部品接合方法において、
前記接合部品及び前記被接合部品の内一方の部品に近距離場音波を作用させて、該一方の部品を他方の部品に対して浮揚させ、
前記接合面同士が対向した状態で浮揚している前記一方の部品を前記他方の部品に対して位置調整した後に、
近距離場音波の発生量を調整して前記一方の部品と前記他方の部品とを接触させて接合することを特徴とする部品接合方法である。
請求項9の本発明は、前記近距離場音波発生手段の音源がたわみ振動音源であることを特徴とする請求項8に記載の部品接合方法である。
請求項10の本発明は、前記たわみ振動音源は、該たわみ振動音源により振動する振動板上の振動を制御する領域の両端に縦振動の振動系を互いに対向して配置してなる1組の振動系を2組用意し、該2組の振動系を前記他方の部品を挟んで配置したものであり、
該2組の振動系の励振速度を制御して発生させるたわみ振動進行波から振動板平面の斜め方向に放射される近距離場音波を用いて、前記一方の部品を浮揚させて前記接合面間に微小な空隙を保つと共に、前記一方の部品を移動させ、前記一方の部品と前記他方の部品との相互位置を所望の位置関係に位置調整することを特徴とする請求項9に記載の部品接合方法である。
請求項11の本発明は、前記他方の部品の下面に縦振動の振動系を接触固定した後、該縦振動系を励振することにより、前記他方の部品の接合面から発生する近距離場音波を前記一方の部品に作用させて、該一方の部品を浮揚あるいは浮揚した状態で移動させることを特徴とする請求項8に記載の部品接合方法である。
請求項1又は8に記載の本発明によれば、部品相互が接合される直前の状態である研磨面間に微小な空隙を安定的に保ち、部品相互の位置調整を高精度に実施でき、調整された部品をオプティカルコンタクト法を用いて接合することができる。請求項2〜4、9の何れかに記載の本発明によれば、研磨面間に微小な空隙を安定的に保つことができる。
請求項5に記載の本発明によれば、研磨面間に微小な空隙を安定的に保つと共に、近距離場音波の放射圧のみで部品移動も可能とし、構成が簡略で高精度な位置調整を実現する部品接合装置を提供できる。
請求項6に記載の本発明によれば、研磨面間に微小な空隙を安定的に保つと共に、近距離場音波の放射圧のみでX、Y、θ3軸の部品移動も可能とし、構成が簡略で高精度な位置調整を実現する部品接合装置が提供できる。請求項7に記載の本発明によれば、請求項6の効果を振動板なしに実現できる。
請求項8に記載の本発明によれば、部品相互が接合される直前の状態である研磨面間に微小な空隙を安定的に保ち、部品相互の位置調整を高精度に実施でき、調整された部品をオプティカルコンタクト法を用いて接合する方法の提供を目的としている。
請求項10に記載の本発明によれば、構成が簡単で高精度な位置調整を実現する部品接合方法を得ることができる。請求項11に記載の本発明によれば、他方の部品の接合面から発生する近距離場音波を使って、一方の部品を浮揚あるいは移動させることを、振動板なしに実現できる。
研磨面同士を当接する前に微小な空隙を保って保持したり、相対的に一方を移動させたりする手段として、本発明で用いている近距離場音波浮揚現象について説明する。近距離場音波浮揚は、音源から最大数百μmの距離で数十Nの物体が浮揚する現象である。近距離場音波の音源は、ピストン音源とたわみ振動音源に大別される。
図10は、ピストン音源を使った場合の近距離場音波浮揚現象の説明図である。図10に示すのが、ピストン音源1を使った場合の近距離場音波浮揚現象の説明図である。図10に示すように、ピストン音源1から発生する近距離場音波4aにより、ピストン音源1上の浮揚物体3が浮揚している。
ピストン音源1は磁気回路とボイス駆動力などの構成により振動板が前後に振動するもので、一般にピストン音源1からの音響放射圧は、振動振幅の二乗に比例し、浮揚距離の二乗に反比例すると言われている。また、駆動周波数には関係しないとされている。
ピストン音源1の具体例としては、例えば、一般的にスピーカーに多く用いられている、図11に示すダイナミックスピーカーや、図12に示す平面スピーカーがある。
図11は、ピストン音源の一例を示す図である。図11に示すピストン音源であるダイナミックスピーカーは、永久磁石(マグネット)104で発生する磁束がヨーク103に導かれボイスコイルであるコイル102の所に強い磁場を作る。コイル102に流れる電流は、この磁場でボイス駆動力を受け(フレミングの左手の法則)上下方向に動くことで、振動板101がピストン運動する。
図12は、ピストン音源の他の例を示す図であり、(A)は構成図、(B)は動作原理を説明するための図である。図12(A)に示すピストン音源である平面スピーカーは、外枠を兼ねる平板状のヨーク103に永久磁石104がN極S極交互に配置されている。そして、ボイスコイル(プリントコイル)であるコイル102付き振動板101は、ゴム製のエッジ105によって永久磁石104の磁極面から一定の距離に柔軟に支持されている。動作原理は式(1)に示すように、磁束密度Bの磁界を通過する長さlのコイル102に、電気信号の電流Iが流れると、電磁作用の原理に従ってボイス駆動力Fが発生し、ボイス駆動力Fの方向はフレミングの左手の法則に従う。
F=lIB (1)
コイル102が全面に形成された振動板101は、回路に流れる電流変化に比例してピストン運動を行う。
図13は、たわみ振動音源による浮揚現象を示す図である。近距離場音波発生手段の音源であるたわみ振動音源2は、振動板にたわみ波がのっている振動源で、図13に示すように、たわみ振動音源2の平面波4bにより浮揚物体3が浮揚している。
本発明は、以上のような近距離場音波浮揚現象を用いて、オプティカルコンタクト直前の精密な位置調整を可能としたものである。
図1は本発明に係る第1実施形態の部品接合装置の概略構成を示し、(A)は平面図、(B)は(A)中のB−B線断面図である。図1(A)に示すように、この部品接合装置では、接合部品及び被接合部品がワークであり、接合部品である第2部品10の下方に位置する被接合部品である第1部品9の周囲には、振動板11a、振動板11b、振動板11c、振動板11dが配置されている。振動板11aと振動板11bとは第1部品9を挟んで互いに対向し、振動板11cと振動板11dとは第1部品9を振動板11a及び振動板11bとは異なる方向で挟んで互いに対向して配置されている。振動板11a〜11dの上面は何れも第2部品10の下面に対向するように配置されている。
図1(B)に示すように、第1実施形態の部品接合装置は、オプティカルコンタクトにより第2部品10の研磨面10aと第1部品9の研磨面9aとを接合するものである。オプティカルコンタクトとは、接合面が高い平坦度で研磨された研磨面同士を接触させることで、接着剤を用いずに部品を接合することである。
第1実施形態の部品接合装置は、第2部品10に作用して、第2部品10を第1部品9に対して浮揚させる近距離場音波発生手段を備えている。この近距離場音波発生手段は、本実施形態では、たわみ振動音源2(図13参照)を用いている。このたわみ振動音源2は、図1(A)、(B)に示すように、発振器15、トランスデューサ14、ホーン13及び振動板11a〜11dから構成することができる。
発振器15は超音波周波数(例えば20kHz)の電気信号を発振する。トランスデューサ14は入力された電気信号に伴って機械振動に変換するものであり、超音波を発生するトランスデューサ14としては、磁歪振動子を使うものと電歪振動子を使うものがある。磁歪振動子はニッケルなどの強磁性体物質で交流磁場をかけるとその長さが伸縮する性質を持つ。交流の周波数を超音波領域の周波数にすれば、機械振動の周波数は超音波領域の振動になる。交流磁場はコイルに交流電流を流すことによって発生し、そのコイルの中に棒状の磁歪振動子を挿入すると超音波振動を発生するトランスデューサ14となる。電歪振動子はチタン酸ジルコン酸鉛などの強誘電体に交流電圧をかけるとその長さが伸縮する性質を持ち、超音波領域の周波数で機械振動を発生できるトランスデューサ14である。
ホーン13はトランスデューサ14で発生した超音波機械振動を増幅伝達するものである。トランスデューサ14で発生した超音波振動をホーン13に伝達すると、ホーン先端は超音波の周波数で振動する。トランスデューサ14によって得られる振動振幅は微小であり、たわみ振動音源2とするには十分ではない。そのためホーン13により振動振幅を増幅する。ホーン13は超音波振動による金属疲労を起こしやすいので、引っ張り強度の大きいチタン合金を使う場合が多い。
また、第1実施形態の部品接合装置は、近距離場音波発生手段としてのたわみ振動音源2により浮揚している第2部品10を第1部品9に対して位置調整する位置調整手段(図示せず)を備えている。この位置調整手段としては、第2部品10が浮揚しているので、微小な力で微小な量を移動できるものであれば周知のもの、例えば、ステッピングモータ等の電動式アクチュエータ等を使用することができる。部品位置検出手段(部品位置認識手段)19により第2部品10と第1部品9との位置ずれを検出又は認識してこの位置ずれ量を小さくするように位置調整手段を作動させることにより精密な位置合わせを行うことができる。
また、第1実施形態の部品接合装置は、この位置調整のときに第2部品10を第1部品9に対して浮揚させた状態とし(このとき第2部品10の下面となる接合面である研磨面10aは第1部品9の上面となる接合面である研磨面9aに対向した状態で浮揚している)、位置調整後の接合のときに第2部品10の接合面10aと第1部品9の接合面9aとを接触させるように、たわみ振動音源2の近距離場音波12の発生量を制御する制御手段であるPC(パーソナルコンピュータ)18を備えている。この制御手段としては、PC18以外にも、マイクロコンピュータ等を使用することができる。
前記たわみ振動音源2は、たわみ振動音源2により振動する振動板上の振動を制御する領域の両端に縦振動の振動系(ホーン13、トランスジューサ14、発振器15)を互いに対向して配置してなる1組の振動系を2組用意し、第1部品9を挟んで配置したものである。即ち、第1部品9の両側に1組づつ振動系を配置したものであり、本実施形態では図1(B)に示すように、互いに直交する2つの方向で第1部品9を挟んだものである。このように配置された縦振動の振動系を励振して定在波を発生させている。
図2は本発明に係る第1実施形態の部品接合装置の振動板の定在波発生状態を示す図である。図2に示すように、例えば振動板11d上の振動を制御する領域の両端に縦振動の振動系を2組対向して設置する場合の構成である。2組の振動系により、定在波ができる(波は進行しない)。この定在波により、第2部品10の浮揚保持が可能である。この場合には、図2では図示しているが、受波器16及びスイッチ17を省略することができる。振動板11a〜11cについても同様の構成にすることができる。
第1実施形態の部品接合装置は、近距離場音波発生手段(たわみ振動音源2)とその制御手段(PC18)を持ち、1対のワーク(第1部品9、第2部品10)のオプティカルコンタクト可能な研磨面(研磨面9a、10a)同士を数百μm以下(場合によっては数μm以下)の間隔にセットして、たわみ振動音源2で発生させる近距離場音波の放射圧のみで一方のワーク(本実施形態では、第2部品10)を浮揚させて、予め設定した間隔を保持し、1対のワーク(第1部品9、第2部品10)の相対位置の位置ずれがある等の場合に、必要に応じて相対移動させる。
図1(A)に示すように、第1ワークである第1部品9の周囲に4本の振動板11a〜11dを第1部品9を挟んで各2本づつ配置し、その振動板11a〜11dの上面の鉛直方向位置は、図1(B)に示すように、第1部品9の研磨面9aより低く設ける。第1部品9と第2ワークである第2部品10とのオプティカルコンタクト可能な研磨面(接合面)9a,10a同士のギャップは、数百μm以下(場合によっては数μm以下)が好ましく、近距離場音波12で第2部品10が浮揚できる距離よりも短いようにする。第1部品9の表面(研磨面9a)より数μm〜数10μm低くするのが望ましいが、必要なギャップが取れる場合には数100μm低くしても良い。振動板11a〜11dへの超音波縦振動は発振器15の電気信号によりトランスデューサ14に超音波縦振動が発生し、これをホーン13で増幅伝達することで発生する。これを1組の縦振動系として、1枚の振動板11a、11b、11c又は11dには両端にそれぞれ1つの縦振動系を有する。また、発振器15とは別に受波器16があり、発振器15と受波器16とをスイッチ17で切り替え可能となっている。
1枚の振動板11a、11b、11c又は11dの両端が発振器15に接続している場合は、定在波が発生し浮揚する鉛直成分の放射圧のみが第2部品10に対して作用する。1枚の振動板11a、11b、11c又は11dの一端が発振器15に接続し、他端が受波器16に接続している場合(例えば、図1(B)の振動板11d)は、図3に示すように、発振器15側から受波器16側へ向けて、進行波が発生し、浮揚する鉛直成分の放射圧のみならず第2部品10の水平方向移動に寄与する放射圧も発生する。4枚の振動板11a〜11dに与えるたわみ振動を4つの縦振動系のスイッチ17を切り替えることにより、第1部品9に対して第2部品10を微小空隙を保って保持し、水平面内で任意の方向に相対移動させることができる。たわみ振動音源を用いることにより、進行波を発生させて第2部品10を浮揚保持するだけでなく、第1部品9に対して相対移動させることもできる。
即ち、縦振動の振動系2組を対向して設置し、一方を励振し、もう一方で受波し、進行波を発生させる場合には、図14に示すように進行波の方向にワークである浮揚物体3を相対的に移動できる。たわみ振動進行波7が振動板に励振されると、振動板からは斜め方向に音波が放射される。この音波の鉛直成分によりワークである浮揚物体3(第2部品10)を浮揚させ、水平方向の成分により音響流の粘性力を介して推力を与えることができ、ワークを相対的に移動できる。進行方向を反転させる場合には、励振用と吸収(受波)用の役割を切り替えれば、浮揚を保持したまま、方向を変えられる。なお、図14中、符号5は物体移動方向、符号6は音場、符号8は放射面である。
このようにして位置調整手段を構成しても良い。即ち、位置調整手段として、この進行波を用いた位置調整手段及び上述したステッピングモータ等の電動式アクチュエータ等を使用する位置調整手段の何れか一方又は両方を組み合わせて用いることができる。
通常、第1部品9と第2部品10との相対位置は画像認識や光学的検出などによる部品位置検出手段(部品位置認識手段)19で把握し、その位置検出信号19aを基準にPC18などの制御機器でスイッチ17を制御する。例えば、振動板11aと振動板11bとを同一方向に進行波を発生させればその方向に第2部品10は移動するし、振動板11aと振動板11bとを互いに逆方向に進行波を発生させれば、第2部品10は回転する。振動板11cと振動板11dも同様である。このように、スイッチ17を制御することにより、第1部品9に対して第2部品10を微小空隙を保って保持し、水平面内で任意の方向に相対移動させることができるので、部品位置検出手段(部品位置認識手段)19で検出(認識)した位置ずれ量を極めて小さくした後に、オプティカルコンタクトにより、第1部品9と第2部品10とを接合することができる。
図4は図1の部品接合装置に備えるたわみ振動音源の変形例を示す図である。図4に示すように、この部品接合装置は、例えば振動板11d上の振動を制御する領域の片端に縦振動の振動系1組を設置し、もう片端を固定端20として、縦振動の振動系を励振して定在波を発生させるようにしたものであり、このようにしても、第2部品10の浮揚保持が可能である。振動板11a〜11cについても同様である。
図5は本発明に係る第1実施形態の部品接合装置の変形例を示す図である。図5に示すように、この部品接合装置は、図1に示した第1実施形態の部品接合装置の4枚の振動板11a〜11dを第1部品9が兼用し、接合する第1部品9が振動板になるよう構成したものである。即ち、縦振動の振動系(ホーン13、トランスジューサ14、発振器15)を第1部品9の下面に当接させて、縦振動の振動系を励振して第1部品9の研磨面9a上に定在波及び/又は進行波を発生させている。
図6は本発明に係る第2実施形態の部品接合装置の概略構成を示す図である。図6に示すように、この部品接合装置は、図1の部品接合装置のたわみ振動音源の代わりにピストン音源1を用いたものであり、このピストン音源1により発生する近距離場音波の放射圧のみで第2部品10を浮揚させている。この第2実施形態の部品接合装置の場合には、位置検出手段として、ステッピングモータ等の電動式アクチュエータ等(図示せず)を使用することになるので、受波器16及びスイッチ17を省略することができる。
図7は図6の部品接合装置の振動板の定在波発生状態を示す図である。図7に示すように、この変形例の部品接合装置は、図2の部品接合装置のたわみ振動音源をピストン音源1に置き換えたものである。このピストン音源1の定在波により、第2部品10の浮揚保持が可能である。
図8は図6の部品接合装置に備えるたわみ振動音源の変形例を示す図である。図8に示すように、この変形例の部品接合装置は、図4の部品接合装置のたわみ振動音源をピストン音源1に置き換えたものである。このピストン音源1の定在波により、第2部品10の浮揚保持が可能である。
図9は図6の第2実施形態の部品接合装置の変形例を示す図である。図9に示すように、この変形例の部品接合装置は、図4の部品接合装置のたわみ振動音源をピストン音源1に置き換えたものであり、受波器16及びスイッチ17を省略することができる。なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係る第1実施形態の部品接合装置の概略構成を示し、(A)は平面図、(B)は(A)中のB−B線断面図である。 本発明に係る第1実施形態の部品接合装置の振動板の定在波発生状態を示す図である。 本発明に係る第1実施形態の部品接合装置の振動板の進行波発生状態を示す図である。 図1の部品接合装置に備えるたわみ振動音源の変形例を示す図である。 本発明に係る第1実施形態の部品接合装置の変形例を示す図である。 本発明に係る第2実施形態の部品接合装置の概略構成を示す図である。 図6の部品接合装置の振動板の定在波発生状態を示す図である。 図6の部品接合装置に備えるたわみ振動音源の変形例を示す図である。 図6の第2実施形態の部品接合装置の変形例を示す図である。 ピストン音源を使った場合の近距離場音波浮揚現象の説明図である。 ピストン音源の一例を示す図である。 ピストン音源の他の例を示す図であり、(A)は構成図、(B)は動作原理を説明するための図である。 たわみ振動音源による浮揚現象を示す図である。 たわみ振動進行波による物体浮揚および移動を示す図である。
符号の説明
1 ピストン音源(近距離場音波発生手段)
2 たわみ振動音源(近距離場音波発生手段)
3 浮揚物体(ワーク)
4a 近距離場音波
4b 平面波
5 物体移動方向
6 音場
7 たわみ振動進行波
8 放射面
9 第1部品(第1ワーク)
9a 研磨面
10 第2部品(第2ワーク)
10a 研磨面
11 振動板
11a 振動板
11b 振動板
11c 振動板
11d 振動板
12 近距離場音波
13 ホーン
14 トランスデューサ
15 発振器
16 受波器
17 スイッチ
18 PC(制御手段)
19 部品位置検出手段(部品位置認識手段)
19a 位置検出信号

Claims (11)

  1. オプティカルコンタクトにより接合部品の接合面と被接合部品の接合面とを接合する部品接合装置において、
    前記接合部品及び前記被接合部品の内一方の部品に作用して、該一方の部品を他方の部品に対して浮揚させる近距離場音波発生手段と、
    該近距離場音波発生手段により浮揚している一方の部品を他方の部品に対して位置調整する位置調整手段と、
    該位置調整のときに該一方の部品を前記他方の部品に対して浮揚させ、接合のときに前記一方の部品と前記他方の部品とを接触させるように前記近距離場音波発生手段の近距離場音波の発生量を制御する制御手段と、
    をそれぞれ具備することを特徴とする部品接合装置。
  2. 前記近距離場音波発生手段の音源がピストン音源であることを特徴とする請求項1に記載の部品接合装置。
  3. 前記近距離場音波発生手段の音源がたわみ振動音源であることを特徴とする請求項1に記載の部品接合装置。
  4. 前記たわみ振動音源は、該たわみ振動音源により振動する振動板上の振動を制御する領域の両端に縦振動の振動系を互いに対向して配置してなる1組の振動系を2組用意し、該2組の振動系を前記他方の部品を挟んで配置したものであるか、もしくは、前記振動板上の振動を制御する領域の一端に設置した縦振動の振動系と他端に設置した固定端とからなる1組の振動系を2組用意し、該2組の振動系を前記他方の部品を挟んで配置したものであり、前記縦振動の振動系を励振して定在波を発生させていることを特徴とする請求項3に記載の部品接合装置。
  5. 前記たわみ振動音源は、該たわみ振動音源により振動する振動板上の振動を制御する領域の両端に縦振動の振動系を互いに対向して設置してなる1組の振動系を2組用意し、該2組の振動系を前記他方の部品を挟んで配置したものであり、一方の組を励振し、他方の組で受波することにより進行波を発生させていることを特徴とする請求項3に記載の部品接合装置。
  6. 前記近距離場音波発生手段の音源は、前記他方の部品の接合面周囲であって、且つ、前記近距離場音波発生手段の振動板の上面の位置が前記他方の部品の接合面より低く配置されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の部品接合装置。
  7. 前記近距離場音波発生手段は、前記他方の部品を振動板として振動させていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の部品接合装置。
  8. オプティカルコンタクトにより接合部品の接合面と被接合部品の接合面とを接合する部品接合方法において、
    前記接合部品及び前記被接合部品の内一方の部品に近距離場音波を作用させて、該一方の部品を他方の部品に対して浮揚させ、
    前記接合面同士が対向した状態で浮揚している前記一方の部品を前記他方の部品に対して位置調整した後に、
    近距離場音波の発生量を調整して前記一方の部品と前記他方の部品とを接触させて接合することを特徴とする部品接合方法。
  9. 前記近距離場音波発生手段の音源がたわみ振動音源であることを特徴とする請求項8に記載の部品接合方法。
  10. 前記たわみ振動音源は、該たわみ振動音源により振動する振動板上の振動を制御する領域の両端に縦振動の振動系を互いに対向して配置してなる1組の振動系を2組用意し、該2組の振動系を前記他方の部品を挟んで配置したものであり、
    該2組の振動系の励振速度を制御して発生させるたわみ振動進行波から振動板平面の斜め方向に放射される近距離場音波を用いて、前記一方の部品を浮揚させて前記接合面間に微小な空隙を保つと共に、前記一方の部品を移動させ、前記一方の部品と前記他方の部品との相互位置を所望の位置関係に位置調整することを特徴とする請求項9に記載の部品接合方法。
  11. 前記他方の部品の下面に縦振動の振動系を接触固定した後、該縦振動系を励振することにより、前記他方の部品の接合面から発生する近距離場音波を前記一方の部品に作用させて、該一方の部品を浮揚あるいは浮揚した状態で移動させることを特徴とする請求項8に記載の部品接合方法。
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