JP2005152805A - オイルミスト除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のミストコレクタは、処理経路に設けた微細塵埃を除去処理する除塵部と、除塵部に設けた気相流体に接触及び/又は流動方向の変化を介して油分除去するルーバーユニットを備えた第1除塵部、微細塵埃等を吸着除去するフィルタ装置を備えた第2除塵部と、除塵部から排出された気相流体の脱臭部とでなる。この構成は、オイルミスト、溶接ヒューム等を含む気相流体から、オイルミスト、溶接ヒューム等を除去と、脱臭処理とを意図する。しかし、構造が複雑である。
【構成】 本発明は、吸込み口、排出口を備えたケーシングに設けたリンクと、リンクの中央通路に設けた傘状の衝突板とで構成した第1処理部と、パンチング板と、第1多孔質部材とで構成した第2処理部と、環状のパンチング板と、第2多孔質部材とで構成した環状の第3処理部と、環状の第3処理部内に設けた吸込みファンとを装備したオイルミスト除去装置であり、オイルミストの効率的な処理ができる。
【選択図】 図1


Description

本発明は、オイルミスト除去装置に関する。
この種のオイルミスト除去装置としては、先行文献が最新の構造として提案されており、その一部は実用に供されている。以下、その概要を説明する。
文献(1)は、特開平11-285611号の除塵・脱臭装置である。その内容は、気相流体の処理経路に設けた微細塵埃を除去処理する除塵部と、除塵部に設けた気相流体への接触及び/又は流動方向の変化を介して当該気相流体中の油分除去するルーバーユニットを備えた第1除塵部、及び気相流体中の微細塵埃等を吸着除去するフィルタ装置を備えた第2除塵部と、除塵部から排出された気相流体に接触及び/又は脱臭処理する脱臭部とでなる構成であり、オイルミスト、溶接ヒューム等を含む気相流体から、塵埃、オイルミスト、或いは溶接ヒューム等を除去と、気相流体の脱臭処理とを意図する。文献(2)は、特開平10-216437号のオイルミスト除去装置である。その内容は、空気吸引室のガイドレールに沿って水平移動可能に設置したオイルミスト中の粗ごみ等を除去する入側フィルタと、空気吸引室の下方で別途確保した下方室の前室にガイドレールに沿って水平移動できる一次濾過用フィルタを配置し、この空気吸引室及び/又は下方室を画成するフロントケーシングの側面にフロントサイドカバーを設けた構成であり、フィルタ交換作業の簡便化、オイルミストの捕捉性能の向上を意図する。文献(3)は、実用新案登録第3006922号の除塵装置とその除塵装置に用いるルーバーである。その内容は、ケーシングに設けた処理経路中に吸引ファンを設け、吸引ファンよりも被処理気体流れ方向の下手側となる外周位置に吸着フィルタを設け、吸引ファンより被処理気体流れ方向の上手側位置にフィルタでなるルーバーユニットを設け、このルーバーユニットの案内面は、被処理気体の一部の通過及び塵埃を捕集する構成であり、動力負荷の増大を避けながら、ファンの回転斑による振動発生を避けること、又は優れた除塵性能を有した除塵装置と、この除塵装置に用いるルーバーを提供できる。
特開平11-285611号 特開平10-216437号 実用新案登録第3006922号
以上で説明した文献(1)、(2)は、第1除塵部を第1ケーシングに、また第2除塵部を第2ケーシングにそれぞれ設け、この第1・2ケーシングを連設した構造である。従って、この第1・2ケーシングへのオイルミストのスムーズな流れが保証されないこと、また気相流体の盲動・衝突発生等の状況が生じ易くなり、効率的な除塵・脱臭が図れないこと、等の課題がある。さらに文献(1)、(2)は、第1・2ケーシングを修理、清掃する際に、この第1・2ケーシングを区々開放し、また区々組付ける必要があり、面倒である。そして、このような構成であって、かつフィルタの交換が多くなることを考慮すると、実用に即しない装置と考えられること、等の問題点がある。
また文献(3)は、第2除塵部を、ファンの周辺部に環状に配する構成であるので、この第2除塵部(フィルタ、パンチング板)の交換、補修及びメンテナンス等が面倒であること、オイルミスト(気相)のスムーズな流れが確保されないこと等の課題が考えられる。また吸込み口に対峙して第1除塵部が設けた構成であり、圧損を生ずること等の問題点も考えられる。
そして、前述した文献(1)〜(3)は、吸込み口近傍の気相の流れに対して、第1除塵部が対峙する構成を採用するので、圧損が発生すること、オイルミストのスムーズな流れが保証されないこと、又はこの圧損回避に対しては、ファンの高速化、大型化を要求されること、さらにミスト粒径の拡大に障害となること等の改良点がある。
また通常のオイルミスト装置で、一枚のパンチング形状又はメッシュ形状でなるパンチング板を利用して、オイルミスト等の油滴化、塵埃等の異物除去を図る構成では、油滴化、迂回効果、又は捕捉効果が必ずしも十分とは云えなかったことから、本発明は、この課題を解決することを意図して、細粒化、オイルミストの捕捉の効率化が図れるパンチング板の提供を意図する。
請求項1の発明は、ケーシングに適宜隙間を介して第1〜3処理部を設置し、このケーシングをカバーで開閉する構成であり、この第1〜3処理部の清掃、交換等の容易化、迅速化、又は確実な設置を図って、メンテナンスの簡便化等を図ること、また吸込み口におけるオイルミストを含んだ空気の圧損回避と、このオイルミストを含んだ空気中のオイルの確実な油滴化を図ること、また第1・2処理部にスムーズに供給すること(オイルミスト、後述する各種の空気等の流れを確保すること)等を意図する。そして、これらの要件を充足することで、ファンの高速化、大型化を回避すること、またミスト粒径の拡大を図ること等を意図する。本発明は、略同一断面積のケーシング内に、第1〜3処理部を略直線的に設置する構成であり、空気(風)の旋回・ケーシング内における拡散的な流れを確保すること、又は少なくとも一枚のパンチング板を利用して、油滴生成・塵埃捕捉の効率化を図ること等を意図する。
請求項1は、吸込み口及び排出口を備えたケーシングに、第1処理部と、この第1処理部の後方に配置した第2処理部と、この第2処理部の後方に配置した環状の第3処理部と、この環状の第3処理部内に設けた吸込みファンと、この吸込みファン用のモータとを装備したオイルミスト除去装置であって、
前記第1処理部は、ケーシングに設けたリンクと、このリンクの中央通路の前面で、かつ前記吸込み口に近接して設けた傘状の衝突板とで構成し、
また前記第2処理部を、少なくとも一枚のパンチング板と、このパンチング板の後方に配置した数枚の第1多孔質部材とで構成し、
さらに前記第3処理部を、少なくとも一枚の環状のパンチング板と、このパンチング板に添設した環状の第2多孔質部材とで構成し、
オイルミストを含んだ空気を、前記吸込み口を介して前記ケーシングに吸込んだ後に、前記第1〜第3処理部を介して処理し、分離したオイルを、回収部に溜めるとともに、清澄化した空気を、排出口より装置外に排気する構成としたオイルミスト除去装置である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、又は衝突板の改良を図って、オイルミストの旋回の確保と、ケーシングにおける拡散的な流れとを確保すること、また塵埃の捕捉の効率化を図ること等を意図する。
請求項2は、請求項1に記載した衝突板を、略筍形状に構成し、この衝突板の底部と前記リンクとの間に第1通路を形成するとともに、この衝突板の各段付壁部に第2通路を多数設ける構成としたオイルミスト除去装置である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、又はパンチング板の改良を図って、オイルミストの旋回の確保と、ケーシングにおける拡散的な流れとを確保すること、また塵埃の捕捉の効率化を図ること等を意図する。
請求項3は、請求項1に記載した第2処理部及び/又は第3処理部は、折曲げ、凹凸、山形等を設けて衝突表面積を確保した衝突環状体とし、この衝突環状体にミスト通路用の孔を多数開設する構成としたオイルミスト除去装置である。
請求項4の発明は、請求項3の目的を達成すること、又は請求項3の目的を達成するに最適なパンチング板を提供することを意図する。
請求項4は、請求項3に記載した第2処理部及び/又は第3処理部の衝突環状体に、孔を設ける際に、この第2処理部の孔の箇所と、第3処理部の孔の箇所が、重ならない構成としたオイルミスト除去装置である。
請求項5の発明は、請求項3の目的を達成すること、又は請求項3の目的を達成するに最適なパンチング板を提供することを意図する。
請求項5は、請求項3に記載した第2処理部及び/又は第3処理部の衝突環状体に、孔を設ける際に、この孔を第2処理部及び/又は第3処理部の衝突壁片に間欠的に開設する構成としたオイルミスト除去装置である。
請求項1の発明は、吸込み口・排出口を備えたケーシングに、第1処理部・第2処理部・第3処理部と、環状の第3処理部内に設けた吸込みファンと、吸込みファン用のモータとを装備したオイルミスト除去装置であって、第1処理部は、ケーシングに設けたリンクと、このリンクの中央通路の前面で、かつ前記吸込み口に近接して設けた傘状の衝突板とで構成し、また第2処理部を、少なくとも一枚のパンチング板と、数枚の第1多孔質部材とで構成し、さらに第3処理部を、少なくとも一枚の環状のパンチング板と、第2多孔質部材とで構成し、オイルミストを含んだ空気を、吸込み口を介してケーシングに吸込み、第1〜第3処理部で処理し、分離したオイルを、回収部に溜めるとともに、清澄化した空気を、排出口より排気するオイルミスト除去装置である。
従って、請求項1は、ケーシングに適宜隙間を介して第1〜3処理部を設置し、このケーシングをカバーで開閉する構成であり、この第1〜3処理部の清掃、交換等の容易化、迅速化、又は確実な設置を図って、メンテナンスの簡便化等が図れること、また吸込み口におけるオイルミストを含んだ空気の圧損回避と、このオイルミストを含んだ空気中のオイルの確実な油滴化が図れること、また第1・2処理部にスムーズに供給できること(オイルミスト、又は後述する各種の空気等の流れを確保すること)等の特徴がある。そして、これらの要件を充足することで、ファンの高速化、大型化を回避できること、またミスト粒径の拡大が図れること等の実益がある。また本発明は、略同一断面積のケーシング内に、第1〜3処理部を略直線的に設置する構成であり、空気(風)の旋回・ケーシング内における拡散的な流れを確保できること、又は少なくとも一枚のパンチング板を利用して、油滴生成・塵埃捕捉の効率化が図れること等の特徴がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載した衝突板を、略筍形状に構成し、衝突板の底部とリンクとの間に第1通路を形成するとともに、衝突板の各段付壁部に第2通路を多数設けるオイルミスト除去装置である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、又は衝突板の改良を図って、オイルミストの旋回の確保と、ケーシングにおける拡散的な流れとを確保できること、また塵埃の捕捉の効率化が図れること等の特徴がある。
請求項3の発明は、請求項1に記載した第2処理部及び/又は第3処理部は、折曲げ、凹凸、山形等を設けて衝突表面積を確保した衝突環状体とし、衝突環状体にミスト通路用の孔を多数開設する構成としたオイルミスト除去装置である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成すること、又はパンチング板の改良を図って、オイルミストの旋回の確保と、ケーシングにおける拡散的な流れとを確保できること、また塵埃の捕捉の効率化が図れること等の特徴がある。
請求項4の発明は、請求項3に記載した第2処理部及び/又は第3処理部の衝突環状体に、孔を設ける際に、第2処理部の孔の箇所と、第3処理部の孔の箇所が、重ならない構成したオイルミスト除去装置である。
従って、請求項4は、請求項3の目的を達成できること、又は請求項3の目的を達成するに最適なパンチング板を提供できること等の特徴がある。
請求項5の発明は、請求項3に記載した第2処理部及び/又は第3処理部の衝突環状体に、孔を設ける際に、孔を第2処理部及び/又は第3処理部の衝突壁片に間欠的に開設するオイルミスト除去装置である。
従って、請求項5は、請求項3の目的を達成できること、又は請求項3の目的を達成するに最適なパンチング板を提供できること等の特徴がある。
以下、本発明の実施の態様であって、オイルミストの処理の一例を説明する。
最初にケーシングに設けたモータ(吸込み手段の一例)を駆動して、吸込みファンを回転する。この回転を利用して使用済、又は処理対象等のオイルミストを含んだ空気(オイルミスト空気とする)を、吸込み口よりケーシングに取込む(導入する)「→1」。このケーシングに導入されたオイルミスト空気は、吸込み口近傍に設けた衝突板に衝止し、その大部分は衝突板の表面に倣って拡散・誘導される「→2」。
そして、この衝突板に誘導されたオイルミスト空気は、衝突板のミスト通路用の孔(ミスト孔と仮称する)及び/又はこの衝突板の底部とリンクとの間に形成されたミスト孔を通過した後に、略収斂されてリンクの中央部方向の通路「→4」に至る流れと、当該衝突板とリンクとの間に形成した間隔を流れるリンクの内壁方向「→3」に至る流れとに分岐される。この際に、リンクが断面半截ドーナツ形状では、この半截曲面に倣って流れ、この「→3」と「→4」との衝突によるオイルミスト空気の拡散及び/又は集合(集合分離)が発生し有益である。この第1処理されたオイルミスト空気は中央部に集積せず、図5に示した空気の流れとなり、第1パンチング板に対する略均等な負荷と、効率的な拡散と、吸込み空気量の低減化等が図れる。そして、この拡散されたオイルミスト空気のオイルは、第2処理部に至るまでにオイルの粒径化(油滴「図中に言葉で示す」)として、このケーシングの下面より溜室に集められる。尚、この衝突板において、比重の重いスラッジ類、加工屑類は、略確実に分離され、ケーシングの下面等に集まる。
この第2処理部に至ったオイルミストを少量含んだ空気(低オイルミスト空気とする)は、先ず、第1パンチング板に接触(衝止)する。この第1パンチング板は、通常の形態でも可能であるが、この例では、この第1パンチング板にバーリングを形成する。このバーリングを形成することで、オイルの孔近傍での迂回効果を利用し、オイルの油滴化と滞留時間の拡充を図り、オイルの落下促進、捕捉の拡充と、又は塵埃の分離効果が図れる。また二枚の第1(前後方)パンチング板を設ける構成では、この二枚目の第1パンチング板に設けられた孔の位置を互い違いに(位相を変えて)設ける構成を採用した場合には、油滴化(空気との分離効果)、油滴の孔への流れ込みの回避、又は飛散の防止等が図れること、また滞留時間の拡充が図れること等の特徴がある。そして、この二枚の第1パンチング板の後方には、僅かな間隔をもって一枚又は数枚のフィルタ等の第1多孔質部材にて濾過される。即ち、この第1多孔質部材を通過することで、低オイルミスト空気に含まれる塵埃、切削屑等の異物を、当該第1多孔質部材で、確実かつ効率よく捕捉できること、又は油滴化等の促進に役立つものと考えられる。そして、空気抵抗の軽減化に寄与できる(後述する第2多孔質部材の構成等は、この第1多孔質部材に準ずる)。
この分離されたオイルは、ケーシングの下方に設けた第1溜室に至る。尚、前記第1多孔質部材を通過した一次処理されたオイルミストは、当該第2処理部を構成する仕切り板の中央部の突出形態の通路「→5」を通過して第3処理部に至る。
そして、この第2処理部を通過した一次処理されたオイルミストを微量に含む空気(微量オイルミスト空気とする)は、吸込みファンの吸引と、拡散とを介して従来の第2・3パンチング板(第2・3衝突リンク)に改良を加えた構造の第3処理部に至る。そして、この微量オイルミスト空気は、当該第3処理部を構成する2・3パンチング板による拡散及び/又は油滴化を達成し、また吸込みファンの羽根車からオイルミスト空気の衝突及び/又は衝突回避との総合的な調和を図ることがもっと効率の良い方法と考えられる。しかし、従来の例では、吸込みファンの羽根車から出た風の流れの角度に対し、第2・3パンチング板に設けた孔を通り抜ける風の流れの角度が鈍角であった。本発明は、これを改良するものであり、この例では、第2・3パンチング板の孔の向きに角度を付けることにより、羽根車から出た風の流れの角度に対し、孔を通り抜ける風の流れの角度が鋭角になり、衝突せずに孔を通り抜ける確率を減らすことができる。また滞留時間の拡充を図り、オイルの落下促進、捕捉の拡充と、又は塵埃の分離効果が図れる。そして、この例では、簡略化すると、孔の向きに角度を付けると(孔にバーリングを設けることもあり得る)同時に、他の傾斜面(折曲げ、凹凸等で形成される面)では孔のない衝突面が形成され、この衝突面に微細なオイルミスト空気の衝突を図って、効率的な分離と、オイルミストの油滴化を図る。また第2・3パンチング板を設ける構成では、この第1・2パンチング板に設けられた孔の位置を互い違いに(位相を変えて)設ける構成を採用した場合には、油滴化(空気との分離効果)、油滴の孔への流れ込みの回避、又は飛散の防止等が図れること、また滞留時間の拡充が図れる。
尚、この第2・3パンチング板の孔を通過した処理済み空気は、一枚又は数枚のフィルタ等の第2多孔質部材にて濾過される。尚、図7に示す如く、二枚目の第2パンチング板は空気(風)の流れを整流化し、また空気は、第2パンチング板(第3パンチング板)の内周面及び/又は第3パンチング板(第2パンチング板)の孔壁面に衝止して、空気のみの通過を許し(油滴の通過を阻止し)、又は空気の通過促進に有効である。また周辺部に設けた第2多孔質部材の目詰まり防止、汚染防止等に有効であること、又は微細な塵埃、加工屑等の微細異物を捕獲できること等の実益がある。
前述の手段を介して清澄化した空気は、第3処理部とケーシングの内壁面の通路「→6」を通過して第4処理部に至る。この第4処理部に設けた一枚又は数枚のパンチング板及び活性炭、ゼオライト、化学的薬剤、薬品等を含滲したフィルタ等の第2多孔質部材にて濾過・脱臭される(「→7」で示す)。この濾過等された最終処理済みミスト(清澄化したミスト)は、排出口を介して大気中に拡散される(「→8」で示す)。一方、オイルは、ケーシングの下方に設けた第2溜室に至る。また前記第2パンチング板の下側より略1/3〜1/4を遮蔽し、吸込みファンの拡散を、第2パンチング板の他の部分より、第2多孔質部材に供給する構成を採用して、広域的な拡散を図ること、又は第2多孔質部材の下側に発生し易い目詰まりの回避と、またオイルの垂れ流し回避、又は耐久性の向上等を図る。
そして、本発明では、カバーを開放することで、第2処理部、及び第3処理部、吸込みファン等の取替え、機能の変更、また第1処理部、第2処理部、及び第3処理部、吸込みファン等の清掃の容易化、簡便化等が図れること、さらにこれらの汚れ状態をつぶさに確認できること等の特徴がある。また少なくとも第2処理部を、カバーに設けた押え部材で押圧することで、ワンタッチで設置できること、位置の安定性が図れること等の特徴がある。
以下、本発明の実施例の一例を説明する。
1は吸込み口2と排出口3とを備えたケーシングで、このケーシング1はカバー4を備えており、このカバー4を開放することで、ケーシング1の略1/2が開放できる。そして、後述する第1処理部、第2処理部、及び第3処理部、吸込みファン等の清掃の容易化、簡便化、又は取替え、汚れの確認等が図れる。尚、カバー4には押え部材400を設けて、少なくとも第2処理部を押える構造である。図中矢印は、風(オイルミスト、低オイルミスト空気等)の流れを示す。
5は筒状の吸込み口2の後方に設けた第1処理部で、この第1処理部5は、ケーシング1の下面1aより垂設した支持板に架承されて設けられ、かつこのケーシング1の内壁面に間隔1bを置いて設けたリンク6と、このリンク6の溝6aとの間に基端7aを有する傘状の衝突板7とで構成される。そして、このリンク6と基端7aとの間には、分岐通路8がほぼ環状に形成される。この環状の分岐通路8は、衝突板7により誘導されたオイルミストを分岐する。図中9はリンク6の略中央に設けた筒状の通路を示す。尚、下面1aには、オイル落下用の孔100が開設されている。この一例では、リンク6は図示の如く、外側の高さを高く、内側の高さを低くして、外周部への分岐と、通路9への分岐の流れる量を制御する。この制御を利用して中央部への流れの拡充を図る。この例における衝突板7は、略筍形状として、オイルミスト誘導面として機能する笠部70と段付壁部71とで構成される。そして、この段付壁部71に適宜間隔でミスト孔72を多数個構成する。尚、図示しないがスリット形態のミスト孔72の場合もあり得ること、ミスト孔72にバーリングを程こすることも可能であり、いずれにしても、ミストの粒径化の拡大と、この衝突面に微細なオイルミスト空気の衝突を図って、効率的な分離と、オイルミストの油滴化等を図る。図中73はガイド片、74は底部を示す。このガイド片73はミストの効率的な誘導及び/又は収歛化等を意図し、また底部74はリンク6との間に流路を構成する。そして、この衝突板7の略全周面(中心から外周面)に通風路部を形成することで、オイルミスト空気の広範な風の流れを確保し、吸込み空気量の低減化、スピード緩和が図れ、かつ第2処理部(後述する)への均一な負荷と、油滴の拡大化、又はオイルと比重の重いスラッジ類等の分離の効率化等が図れる。
10は第2処理部で、この第2処理部10は、多数の孔1100(1200)を有する第1前方パンチング板11(第1後方パンチング板12)と、第1不織布・プラスチック・複合材料フィルタ、第1セラミックフィルタ等の第1多孔質部材13と、筒状の通路1400とを備えた仕切り板14で構成される。尚、この第1前方パンチング板11、第1後方パンチング板12は、何れか一枚又は多数枚の場合もあり得る。またこの第1前方パンチング板11(第1後方パンチング板12)に開設した孔1100(1200)は、通常の形態を採用する。しかし、さらに一例を説明すると、孔1100(1200)は、その周辺部にバーリング1100a(1200a)を設け、低オイルミスト空気の迂回を促進すること、またオイルミストの粒径(油滴化、又は凝集化)と滞留時間の拡充を図り、オイルの落下促進、又は塵埃の分離効果を図る構造、或いはこの第1前方パンチング板11の孔1100と、第1後方パンチング板12の孔1200の開口位置を互い違いにする構造、さらにこの孔1100(1200)の寸法を変更する(孔径を大小とする)構造、またこの第1前方パンチング板11の孔1100の形状と、第1後方パンチング板12の孔1200の形状を異ならしめる構造等も可能である。尚、第1多孔質部材13においても各種の態様が考えられるので一例を説明する。即ち、形状では一枚形状、多重枚形状等があり、また肉厚寸法では、その薄厚形状等がある。また第1前方パンチング板11、第1後方パンチング板12、また第1多孔質部材13、仕切り板14との間には、通路(イ)〜(ハ)が形成されている。この通路(イ)〜(ハ)の幅、又は容量等は、装置の形状、処理物の種類等を考慮して変更し、最も効率的な寸法を確保する。
20は第3処理部で、この第3処理部20は、多数の孔2100(2100-1)を有する一枚又は数枚の衝突表面積を確保した、折曲げ、凹凸、山形等の衝突壁片2101(2101-1)の衝突環状体を構成する内側の第2パンチング板21、外側の第3パンチング板21-1と、第2不織布・プラスチック・複合材料フィルタ、第2セラミックフィルタ等の第2多孔質部材22とで構成される。そして、この第2パンチング板21(第3パンチング板21-1)の衝突壁片2101(2101-1)の交互に(望ましく)開設した孔2100(2100-1)は、通常の形態を採用する。しかし、他の一例としては、孔2100(2100-1)は、その周辺部にバーリング(図示せず)を設け、微量オイルミスト空気の迂回を促進すること、またオイルミストの粒径と滞留時間の拡充を図り、オイルの落下促進、又は塵埃の分離効果を図る構造、又は前述の第1前方パンチング板11(第1後方パンチング板12)に開設した孔1100(1200)と同じ構造も採用できる。そして、この第2パンチング板21(第3パンチング板21-1)に開設した孔2100(2100-1)は、前記第1前方パンチング板11(第1後方パンチング板12)に開設した孔1100(1200)に対して、微細とした構造を採用する。これにより、第2処理部10の第1前方パンチング板11(第1後方パンチング板12)に開設した孔1100(1200)を介して油滴及び/又は異物を大まかに回収及び/又は捕捉し、次に第3処理部20の第2パンチング板21(第3パンチング板21-1)に開設した孔2100(2100-1)を介して油滴及び/又は異物を、最終的に回収及び/又は捕捉する構造にすることが理想である。尚、衝突壁片2101(2101-1)に開設した孔2100(2100-1)は、位相及び/又は開口方向をずらした構成として、滞留時間を確保すること、この孔2100(2100-1)をストレートに通過することを回避することを意図する。即ち、ミストの粒径化の拡大と、この衝突面に微細なオイルミスト空気の衝突を図って、効率的な分離と、オイルミストの効率的な油滴化を図る。
尚、第2多孔質部材22を構成する第2フィルタは、一枚又は数枚とする構成、孔径を変更する構成等各種の対応が可能であり、装置の形状、処理物の種類等を考慮して変更し、最も効率的な構成を採用する。また第2パンチング板21、第2多孔質部材22、吸込みファン30との間には、通路(ニ)、(ホ)が形成されている。この通路(ニ)、(ホ)の幅、又は容量等は、前述の例に準ずる。尚、第2パンチング板21と第3パンチング板21-1の孔2100、2100-1の位相を変えることは、前述の第1前方パンチング板11と、第1後方パンチング板12の例に準ずる。尚、当該環状の第2パンチング板21、第3パンチング板21-1は、仕切り板14に取付けて、ケーシング1内に配備されるとともに、この環状の第3パンチング板21-1とケーシング1との間に、第2多孔質部材22挿入用のスペースと、通路(ホ)とが形成される。またこの仕切り板14に取付ける構造を採用することは、環状の第2パンチング板21、第3パンチング板21-1の容易な固定と、この両者間、また前記スペース等の間隔維持、取外しの容易化等に有益である。
30は吸込みファンで、モータ31で回転する。
40は第4処理部で、この一枚又は数枚の活性炭、ゼオライト、化学的薬剤、薬品等を含滲した第3フィルタで構成し、前記ケーシング1の後部であって、通路(ホ)に設けられる。処理済みのオイルミストの濾過・脱臭等を図る。そして、この第3フィルタの構成は、基本的には、前述の例に準ずる。また図中(ヘ)は通路を示しており、この通路(ヘ)にモータ31が配備される。
図中50はオイルを回収する第1溜室(回収部)、51は同第2溜室(回収部)を示す。そして、この第1溜室50、同第2溜室51には、それぞれ排出(循環)用の配管(図示せず)を接続するための出口50a、51aが設けられている。
本発明の一例を示した全体の断面図 図1の正面図 図1の背面図 衝突板とリンクを示した拡大正面図 衝突板とリンクを示した拡大要部断面図 第2・3パンチング板への空気の衝突等を説明する要部の拡大模式図
符号の説明
1 ケーシング
1a 下面
1b 間隔
100 孔
2 吸込み口
3 排出口
4 カバー
400 押え部材
5 第1処理部
6 リンク
6a 溝
60 リンク支持体
7 衝突板
7a 基端
70 笠部
71 段付壁部
72 ミスト孔
73 ガイド片
74 底部
8 分岐通路
9 通路
10 第2処理部
11 第1前方パンチング板
1100 孔
1100a バーリング
12 第1後方パンチング板
1200 孔
1200a バーリング
13 第1多孔質部材
14 仕切り板
1400 通路
20 第3処理部
21 第2パンチング板
2100 孔
21-1 第3パンチング板
2100-1 孔
2101 衝突壁片
2101-1 衝突壁片
22 第2多孔質部材
30 吸込みファン
31 モータ
40 第4処理部
50 第1溜室
50a 出口
51 第2溜室
51a 出口
(イ)〜(ヘ)通路



Claims (5)

  1. 吸込み口及び排出口を備えたケーシングに、第1処理部と、この第1処理部の後方に配置した第2処理部と、この第2処理部の後方に配置した環状の第3処理部と、この環状の第3処理部内に設けた吸込みファンと、この吸込みファン用のモータとを装備したオイルミスト除去装置であって、
    前記第1処理部は、ケーシングに設けたリンクと、このリンクの中央通路の前面で、かつ前記吸込み口に近接して設けた傘状の衝突板とで構成し、
    また前記第2処理部を、少なくとも一枚のパンチング板と、このパンチング板の後方に配置した数枚の第1多孔質部材とで構成し、
    さらに前記第3処理部を、少なくとも一枚の環状のパンチング板と、このパンチング板に添設した環状の第2多孔質部材とで構成し、
    オイルミストを含んだ空気を、前記吸込み口を介して前記ケーシングに吸込んだ後に、前記第1〜第3処理部を介して処理し、分離したオイルを、回収部に溜めるとともに、清澄化した空気を、排出口より装置外に排気する構成としたオイルミスト除去装置。
  2. 請求項1に記載した衝突板を、略筍形状に構成し、この衝突板の底部と前記リンクとの間に第1通路を形成するとともに、この衝突板の各段付壁部に第2通路を多数設ける構成としたオイルミスト除去装置。
  3. 請求項1に記載した第2処理部及び/又は第3処理部は、折曲げ、凹凸、山形等を設けて衝突表面積を確保した衝突環状体とし、この衝突環状体にミスト通路用の孔を多数開設する構成としたオイルミスト除去装置。
  4. 請求項3に記載した第2処理部及び/又は第3処理部の衝突環状体に、孔を設ける際に、この第2処理部の孔の箇所と、第3処理部の孔の箇所が、重ならない構成としたオイルミスト除去装置。
  5. 請求項3に記載した第2処理部及び/又は第3処理部の衝突環状体に、孔を設ける際に、この孔を第2処理部及び/又は第3処理部の衝突壁片に間欠的に開設する構成としたオイルミスト除去装置。









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