JP2005152209A - 内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長さの異なる挿入部を交換使用しても先端のLED照明で十分な電圧が得られる内視鏡装置を提供すること。
【解決手段】 電源を備えている内視鏡本体3に着脱可能とした細長な挿入部2の先端硬質部及びその近傍にLED照明22が設けられている内視鏡装置1において、内視鏡装置本体3の電源である主バッテリ11から独立したLED照明22の専用電源としてLED用バッテリ12を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管腔内に挿入される挿入部の先端に発光ダイオード(LED)等の電気機器を備えている工業用及び医療用等の内視鏡装置に関するものである。
一般に、工業用や医療用として使用されている内視鏡装置は、管腔内に挿入される長尺の挿入部を備えている。また、このような内視鏡装置においては、管腔内の観察対象を照明して観察や撮像を容易にするため、挿入部の先端に照明手段を備えている。近年においては、このような照明手段として、発光ダイオード(以下、LED)を採用したものが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特開平10−216085号公報
ところで、内視鏡装置においては、多様な検査対象に対応できるようにするため、装置本体に対して細長い挿入部を着脱自在とし、検査対象に応じて最適の挿入部を交換使用できるようにすることが求められている。このような場合、交換使用する挿入部の長さに応じて、装置本体に設置されている電源から挿入部先端に位置するLED照明までの電線長さが変化するので、これに伴って電線の抵抗値が変動することとなる。
このため、挿入部が長くなればなるほど抵抗値の影響を受けて電圧低下も大きくなり、装置本体の同一電源からLED照明に所望の電圧を供給することは困難になる。従って、挿入部先端のLED照明が発光するのに必要な最低限の電圧を得られなくなったり、あるいは、電圧不足により十分な照度が得られなくなるなど、観察及び撮像に支障を来すという問題が生じてくる。
特に、配管の非破壊検査等に使用される工業用の内視鏡装置においては、挿入部の総延長がかなり長いものを交換使用することもあるので、装置本体の電源からLED照明までの電圧低下による電圧変動は顕著である。このため、LED照明に所望の電圧を供給して十分な照度を得るためには、たとえばDC/DCコンバータ等により電源電圧を昇圧して使用するなどの対策が必要となる。なお、DC/DCコンバータによる電圧の昇圧は、コンバータ自体が高価なことに加えて、大幅な回路変更を伴うという問題を有している。
このような背景から、交換使用可能な挿入部の長さにかかわらず、先端のLED照明に安定した電圧を供給して十分な照度を確保できるようにした内視鏡装置の開発が望まれている。また、挿入部が長くなると、挿入部の先端部及びその近傍に設置されるCCD等の他の電気機器においても、同様の問題が生じることが懸念される。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、長さの異なる挿入部を交換使用しても先端の電気機器で十分な電圧が得られる内視鏡装置の提供を目的としている。
本発明の内視鏡装置は、電源を備えている装置本体に着脱可能とした細長な挿入部の先端及びその近傍に電気機器が設けられている内視鏡装置において、前記装置本体の電源から独立した前記電気機器の専用電源を設けたことを特徴とするものである。
このような内視鏡装置によれば、挿入部の先端及びその近傍に位置する電気機器(たとえばLED照明やCCD等)に装置本体の電源から独立した専用電源を設けたので、電源から電気機器までの距離に応じて変化する電圧低下を考慮した電源電圧を選択することができる。
特に、照明用として使用され、電源容量が小さいため小型となる発光ダイオードのような電気機器の専用電源については、挿入部の長さに合わせて最適の電源電圧を選択し、容易に変更することができる。すなわち、発光ダイオードのような電気機器に専用電源を設けてそれ以外の電源から独立させたので、挿入部の長さに応じて異なる電圧の専用電源と適宜組み合わせて使用することができる。
なお、電圧低下が大きくなる長い挿入部になればなるほど、確実な操作を行えることから湾曲部に流体圧アクチュエータを採用することが有利になるので、上述した電気機器の専用電源は、特に流体圧アクチュエータと組み合わせた構成が好ましい。
上記の内視鏡装置においては、前記電気機器と前記専用電源との間に抵抗値の可変手段を設けることが好ましく、これにより、専用電源側の電圧を一定にしても、挿入部の長さに応じて抵抗値を変化させれば電気機器に所望の電圧を供給することができる。
この場合、可変抵抗を採用してもよいし、抵抗値の異なる固定抵抗を適宜交換して使用してもよい。
上記の内視鏡装置においては、前記専用電源に電圧の可変手段を設けておくことが好ましく、これにより、専用電源側の電圧を一定にしても、挿入部の長さに応じて電圧を変化させて電気機器に所望の電圧を供給することができる。
上記の内視鏡装置においては、前記専用電源は、前記装置本体の電源より電圧が高いことが好ましい。
上記の内視鏡装置においては、前記専用電源を前記装置本体に固定して設けることが好ましい
上記の内視鏡装置においては、前記装置本体に、前記専用電源とは異なる専用電源を備えて着脱可能とした画像表示手段が設けられていることが好ましく、これにより、画像表示手段の位置を自由に設定した状態で操作することができる。
上記の内視鏡装置においては、前記装置本体から前記画像表示手段に出力される画像信号を送信及び受信する無線手段が設けられていることが好ましく、これにより、無線手段による画像信号の到達範囲内であれば、配線の煩わしさから開放されて画像表示手段の位置を自由に設定することができる。
上記の内視鏡装置においては、前記挿入部の基端部を前記装置本体に固定する固定手段が設けられていることが好ましく、これにより、着脱自在の挿入部は、基端部が装置本体に確実に固定される抜け止めを備えたものとなる。
上述した本発明の内視鏡装置によれば、検査対象に応じて長さの異なる挿入部を装置本体に着脱可能とした内視鏡装置において、挿入部の先端及びその近傍に配置されている電気機器に専用電源を設けたので、条件に応じて最適の電源電圧を設定し、たとえば電気機器がLED照明の場合には発光に必要な最低電圧を確保して供給するのは勿論のこと、十分な照明照度を得ることができる。このため、十分な照明による良好な視野を確保して、検査対象の観察や撮像を実施できるという顕著な効果が得られる。
また、CCD等の電気器においても、必要な電圧を確保して所望の性能を発揮させることができる。
以下、本発明に係る内視鏡装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
最初に、図1ないし図3に基づいて本発明の第1の実施形態を説明する。
図2は、本実施形態に係る内視鏡装置の全体構成例を示す外観斜視図である。この内視鏡装置1は、細長な挿入部2を備えている内視鏡本体3と、この内視鏡本体3の挿入部2を巻回すドラム部4とを主な構成要素としている。なお、図中の符号10は、ドラム部4を構成する上フランジ4aに配置されたLCD(液晶)モニタであり、このLCDモニタ10には、上述した内視鏡本体3でとらえた内視鏡画像が表示される。
内視鏡本体3の挿入部2は、先端側から順に先端硬質部2a、湾曲部2b、可撓管部2cを連接して構成されている。
先端硬質部2aは、たとえば先端面中央部に観察窓21が設けられ、この観察窓21の周囲には複数のLED照明(電気機器)22が配置されている。また、先端硬質部2a内には、観察手段としてたとえば電気機器のCCD29(図1参照)が内蔵されている。
湾曲部2bは、後述する複数の流体圧アクチュエータ36(図1参照)を備えて構成される。そして、可撓管部2cは、湾曲部2bに連接する柔軟で長尺な可撓性部材により構成され、その後端部側には内視鏡側コネクタ2d(図1及び図3参照)が取り付けられている。なお、挿入部2においては、先端硬質部2aと湾曲部2b及び湾曲部2bと可撓管部2cとが着脱自在な構成になっている。
また、上記の観察手段はCCD29に限定されるものではなく、C−MOSやイメージガイドファイバ等であってもよい。
ドラム部4はたとえばボビン形状であり、挿入部2が巻回される管状の挿入部巻回部4b(図3参照)の上下に取り付けられた円盤状の上フランジ4a及び下フランジ4cと、下フランジ4cの下側に配置されるゴム足4dとを具備して構成されている。なお、図中の符号4eは支持棒である。
上フランジ4aには、適当なモニタ固定部材を介してLCDモニタ10が配置されるようになっている。また、この上フランジ4aには、バッテリ収納部に設けられたバッテリ用蓋部5a、ボンベ収細部に設けられたボンベ用蓋部5bが開閉自在に配置されている。さらに、この上フランジ4aには、挿入部2に設けた湾曲部2bの湾曲操作指示を行うジョイスティック6a等を備えた操作部のリモートコントローラ(以下、リモコンと略記する)6と操作ケーブル7を介して接続される入力接続部8が設けられている。
ドラム部4の上フランジ4bに設けられているバッテリ用蓋部5a及びボンベ用蓋部5bは開閉自在であり、これら蓋部5a、5bを開状態にすることによって、図3に示すように、2箇所のバッテリ収納部にそれぞれ後述する二つのバッテリ11,12を収納することや、ボンベ収納部にガスボンベ13を収納、あるいは交換を行うことができるようになっている。以下では、一方のバッテリ11を主バッテリと呼び、他方のバッテリ12をLED用バッテリと呼ぶことにする。
なお、バッテリ収納部には、たとえば主バッテリ11、LED用バッテリ12をそれぞれ収容する図示しない箱形のバッテリ収容ソケット及びこのソケットを上下動させるバッテリ用ヒンジが設けられており、一方、ボンベ収納部には、同様に図示しないボンベ接続部、このボンベ接続部を上下動させるボンベ用ヒンジ及びガスボンベ13を保持するボンベ保持部14が設けられている。
また、上記のガスボンベ13には、流体圧アクチュエータ36の操作用ガスとして、たとえば二酸化炭素、フロン、窒素、ヘリウム、アルゴン及び窒素等の不燃性ガスが充填される。なお、本実施形態では、不燃性の操作用ガスとして、窒素を充填したものを使用するものとする。
図3に示すように、ドラム部4は、下フランジ4c及びゴム足4dで主に構成される固定部と、この固定部に対して回動する主に上フランジ4a及び挿入部巻回部4bで構成される回動部とで構成されている。
下フランジ4cの所定位置には、第1固定ネジ23aによって管状の固定部材24が一体的に固定される。
一方、上フランジ4aと挿入部巻回部4bとは、第2固定ネジ23bによって一体的に固定されている。この挿入部巻回部4bには、この挿入部巻回部4bの内孔を二分割する仕切り板25が固定配置されている。この仕切り板25より図中下側の挿入部巻回部4bの周面には、固定部材24に対して摺動するベアリング部材27が配設されている。
なお、このベアリング部材27の代わりに、摺動性が高い樹脂製の円環を間に設けてもよい。
また、仕切り板25より図中上側となる挿入部巻回部4bの周面には、挿入部2を構成する可撓管部2cの基端部(後端部側の端部)に設けられている内視鏡側コネクタ2dを着脱自在に連結するためのドラム側コネクタ28が設けられている。
挿入部巻回部4bに配置された仕切り板25には、主バッテリ11及びLED用バッテリ12、ガスボンベ13、このガスボンベ13から流体圧力アクチュエータ36に供給される流体(この場合は窒素ガス)の制御を行う流体供給量制御部30、さらにはCCD29から伝送された画像信号を映像信号に変換するCCU26等が配置される。
流体供給量制御部30は、流体圧アクチュエータ36に対応する電磁弁ユニットを備えたバルブユニット31、このバルブユニット31を制御する複数の制御基板32a,32bによって構成したバルブ制御部32を備えている。なお、バルブ制御部32とバルブユニット31とは電気的に接続されている。
また、LCDモニタ10から延出する電源ケーブル10aは、CCU26に電気的に接続されている。さらに、入力接続部8から延出する信号ケーブル8aは、流体供給量制御部30のバルブ制御部32に電気的に接続されている。
また、ドラム側コネクタ28から延出する信号線28aは、CCU26に電気的に接続され、このドラム側コネクタ28から延出する複数(たとえば4本)の流体供給管路33aはバルブユニット31に連結されている。
さらに、ドラム側コネクタ28から延出する一対の電線40aは、照明スイッチ41及び抵抗値が一定の固定抵抗42を介してそれぞれがLED用バッテリ12の正極及び負極と電気的に接続されている。
なお、ガスボンベ13の近傍には、図1に示すように、ガスボンベ13の圧力を制御するレギュレータ34や所定圧力の窒素ガス(流体)をバルブユニット31に供給するための流体管路35等が備えられている。
一方、内視鏡側コネクタ2dから延出して挿入部2内を通る挿入部内信号線28bは、信号線28aと電気的に接続されてCCD29で撮像した画像信号をCCU26に送るものである。また、内視鏡側コネクタ2dから延出して挿入部2内を通る複数の挿入部内流体供給管路33bは、複数の流体供給管路33aとそれぞれ接続されて各流体圧アクチュエータ36に流体圧力を供給するものである。さらに、内視鏡側コネクタ2dから延出して挿入部2内を通る一対の電線40bは、導電体を介して直列に接続された複数のLED照明22と電気的に接続されている。
これらの挿入部内信号線28b、挿入部内流体供給管路33b及び電線40bは、内視鏡コネクタ2dがドラム側コネクタ28に連結されることにより、それぞれ対応する信号線28a、流体供給管路33a及び電線40aと内蔵されたソケットやアダプタ等の接続具を介して接続される。
ところで、上述した内視鏡側コネクタ2dをドラム側コネクタ28に着脱自在に接続する挿入部2の基端部においては、抜け止めによる確実な接続状態を維持するため、挿入部2の基端部を固定する固定手段を備えていることが好ましい。以下では、この固定手段の具体例を図5に示して説明する。
この具体例に示した固定手段70は、挿入部巻回部4bに固定された挿入部固定板71と、同じく挿入部巻回部4bに固定された係止フック76とを具備して構成される。一方の挿入部固定板71は、挿入部2の外形形状に略一致させた凹部72を備え、挿入部巻回部4bに固定された基材73にヒンジ74を介して揺動可能に支持されている。そして、挿入部固定板71の下端部側には、後述するフック部79と係合する係止溝75aを形成する折曲部75が設けられている。
また、係止フック76は、挿入部巻回部4bに固定された基材77にヒンジ78を介して揺動可能に支持されているフック部79を備えている。なお、図中の符号79aは、フック部79が形成する貫通孔である。
このような固定手段70を設けることにより、次のようにして挿入部2の基端部を挿入部巻回部4bに固定する。
挿入部2を接続する前の準備状態では、図5(b)に示すように、挿入部固定板71と係止フック76とを分離させ、挿入部固定板71を持ち上げて係止溝75aとフック部79とが係合しない状態とする。この準備状態で内視鏡側コネクタ2dをドラム側コネクタ28に接続した後、持ち上げた挿入部固定板71を下げて可撓管部2cが凹部72を通るように位置合わせする。この状態では挿入部固定板71が挿入部巻回部4bに密着し、挿入部巻回部4bと凹部72との間に可撓管部2cが保持される。
この状態でフック部79を操作すれば、貫通孔79aが折曲部75を乗り越えることにより係止溝75a内に入り込んで係止されるので、挿入部固定板71により可撓管部2cを保持する固定状態が維持される。なお、挿入部2を交換するなど内視鏡側コネクタ2dを取り外す場合には、フック部79を持ち上げるようにして係止溝75aとの係合を解除すればよい。
このような固定状態とすれば、挿入部2の基端部が固定手段70により確実に固定されるので、挿入部2を配管内に挿入する際に限界まで引き出しても、内視鏡側コネクタ2dとドラム側コネクタ28との結合部に引き抜き方向の力が作用することはなく、従って、固定手段70が挿入部70の抜け止めとして機能するので、内視鏡装置1を用いた観察時に無用のトラブルが発生するのを防止することができる。
なお、固定手段70の構成については、上述した構成に限定されることはなく、挿入部2の確実な抜け止めを行うことができればよい。
内視鏡本体3に設置された主バッテリ11は、電線43、主スイッチ44及びレギュレータ45を介してCCU26と電気的に接続されている。この主バッテリ11は、LED照明22の専用電源として独立した電気系統を形成しているLED用バッテリ12とは別の電源系統を形成し、内視鏡装置1を構成する他の機器類の電源となる。すなわち、CCU26、バルブ制御部32、LCDモニタ10及び無線機50等を動作させるための電源となる。
この実施形態のLCDモニタ10は、電源ケーブル10aと共に内視鏡本体3に対して着脱自在に設置されている。このLCDモニタ10は、通常の使用では内視鏡本体3に設置され、電源ケーブル10aを介して主バッテリ11から電源の供給を受けると共に、CCU26から無線で送られてきた映像信号の内視鏡画像を表示する。すなわち、この場合の映像信号は、CCU26から無線機50に送られた後に送信アンテナ51から電波として送出されるので、この電波を受信アンテナ52で受信することによりLCDモニタ10に内視鏡画像が表示される。
また、LCDモニタ10は、着脱可能なモニタ本体内に独自の専用電源としてLCD用バッテリ10Aを備えている。このLCD用バッテリ10Aは、たとえばLCDモニタ10と一体の構成とされ、このLCDモニタ10を内視鏡本体3から分離して使用する場合の電源となる。すなわち、LCDモニタ10は、無線機50から送出される電波の受信範囲内であれば、内視鏡本体3から取り外して分離させることにより、内視鏡本体3から離れた別の場所でも内視鏡画像表示用のモニタとして使用することができる。
なお、LCDモニタ10を内視鏡本体3から分離させた状態での使用ができなくてもよい場合には、無線機50やLCD用バッテリ10Aが不要であることはいうまでもなく、このような場合には、上述した電源ケーブル10aに加えて、CCU26とLCDモニタ10との間を連結する映像信号用の信号線を設ければよい。
図4は、着脱自在としたLCDモニタ10の構成例を示す分解斜視図である。この場合のLCDモニタ10は、上フランジ4aの上面に対して、たとえば手動で締め込んだり緩めたりすることができる固定ボルト9を用いて着脱自在に支持されている。また、電源ケーブル10aについても、一端がねじ込み式のコネクタ10bを介して内視鏡本体3側の端子3aに接続され、他端がピンコネクタ10cを介してLCDモニタ10の端子(不図示)と容易に接続可能となっている。
また、LCDモニタ10の電源については、図1に示した一体のLCD用バッテリ10Aの他にも、図4に示すように、外部電源のコンセントと接続可能なコネクタ10b′を備えた電源ケーブル10a′を介して外部電源(必要に応じて電圧等を調整)に接続したり、あるいは、一端が別体のバッテリユニット10Bに接続された電源ケーブル10a″を使用してもよい。なお、LCDモニタ10側に接続されるピンコネクタ10cについては、上述した電源ケーブル10aと同種のコネクタ10cを採用することにより、LCDモニタ10側の端子を共用することができる。
ところで、上述した実施形態では、無線機50に接続された送信アンテナ51がドラム部4の外部に配設されていたが、たとえば図6に示す変形例のように、内部送信アンテナ51aをドラム部4の内部に配置し、外部には着脱可能な外部送信アンテナ51bを設置可能としてもよい。この場合の内部送信アンテナ51aと外部送信アンテナ51bとは、アンテナ接続口金51cを介して一体に接続可能な構成とされる。
このような送信アンテナの構成とすれば、LCDモニタ10を内視鏡本体3に固定して使用するときは内部送信アンテナ51aのみでも十分に映像信号の送受信が可能であるから、外部に突出する送信アンテナをなくすことができる。しかし、LCDモニタ10を取り外して別の場所で使用する場合には、外部送信アンテナ51bをアンテナ接続口金51cに接続することにより、送受信可能な範囲を広げることができる。特に、外部送信アンテナ51bの方向や角度を選択可能とすることにより、送受信時における電波の良好な指向性を得ることができる。
ここで、流体圧アクチュエータ36の構成を簡単に説明する。この流体圧アクチュエータ36は、挿入部2の湾曲部2bに配設された柔軟なチューブ(たとえばシリコン材等)にガスボンベ13から窒素ガス等の流体圧力を供給することにより、湾曲部2bを湾曲させて先端硬質部2aを所望の方向へ向けるものである。このような流体圧アクチュエータ36は、湾曲部2bの円周方向に等ピッチで複数(たとえば90度ピッチで合計4本)配設され、バルブユニット31から所望の湾曲方向に応じて選択される流体圧アクチュエータ36に流体圧力を供給する。この結果、流体圧力を受けた流体圧アクチュエータ36が膨張するので、湾曲部2bは、流体圧力のない流体圧アクチュエータ36側へ湾曲することとなる。
リモートコントローラ6は、図2に示すように、パーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)60を接続するためのコネクタ6bを備えている。このコネクタ6bには、通信ケーブル61の一端に設けたコネクタ62が接続され、かつ、通信ケーブル61の他端に設けたコネクタ63がPC60に接続される。そして、PC60を操作することにより、リモートコントローラ60及び操作ケーブル7を介して、バルブ制御部32やCCU26に対し、内視鏡装置1の操作に必要な各種パラメータを入力できるようになっている。
また、図1及び図3に示すように、挿入部巻回部4bの仕切り板25には、通信ケーブル61の一端に設けたコネクタ62を接続可能な入力用コネクタ37を備えている。この入力用コネクタ37は必要に応じて設けられ、バッテリ用蓋部5aまたはボンベ用蓋部5bを開いた状態にしてPC60と挿入部巻回部4bとの間を直接接続し、バルブ制御部32やCCU26に対してPC60から直接、各種パラメータを入力できるようにしたものである。なお、この入力用コネクタ37は、入力接続部8と同様に、信号ケーブル37aを介してバルブ制御部32に接続されている。
上述した構成の内視鏡装置1を使用する際には、たとえば観察対象となる配管の最遠部まで到達可能な長さの挿入部2を選択し、その内視鏡側コネクタ2dを内視鏡本体3のドラム側コネクタ28に接続する。なお、接続が完了した挿入部2は、挿入部巻回部4bに巻き取っておく。この結果、挿入部2のCCD29は、信号線28a及び挿入部内信号線28bを介してCCU26と電気的に接続され、かつ、流体圧アクチュエータ36は、流体供給管路33a及び挿入部内流体供給管路33bを介してバルブユニット31と窒素ガスの流体流路を形成して接続される。
また、挿入部2のLED照明22は、電線40a,40bを介してLED用バッテリ12と接続される。
次に、リモートコントローラ6のコネクタ6bと通信ケーブル61のコネクタ61とを結合して、内視鏡本体3とPC60とを接続する。
この後、主スイッチ44をオンにして主バッテリ11から各機器へ通電することで動作可能とし、PC60からバルブ制御部26に観察対象に応じて異なる各種のパラメータを入力する。この作業は、観察対象のある現場で行ってもよいし、他の場所で事前に実施してもよい。
こうして観察準備が完了すると、内視鏡装置1を現場に搬送して挿入部2を所定位置から観察対象の配管内に挿入する。この時、必要に応じて照明スイッチ41をオンとし、主バッテリ11から独立した電源系統のLED用バッテリ12から電源供給を受けてLED照明22を発光させ、先端硬質部2aの前方を照明しながら挿入部2を送り込むと、前進する挿入部2の前方をCCD29で撮像した画像信号が挿入部内信号線28b及び信号線28aを通ってCCU26に送られる。
この画像信号は、CCU26で映像信号に変換されて無線機50に送られ、さらに、無線機50の送信アンテナ51から無線でLCDモニタ52の受信アンテナ52に送信されるので、LCDモニタ10にはCCD29で撮像した内視鏡画像が画面表示される。この場合、LCDモニタ10は、主バッテリ11を電源として画面表示する。
さて、内視鏡装置1を使用する観察者は、LCDモニタ10の画面表示を見ながらジョイスティック6aを操作する。この操作により、バルブ制御部32からバルブユニット31内のバルブに開閉信号が送出されるので、開操作されたバルブに連通する流体圧アクチュエータ37がガスボンベ13から窒素ガスの供給を受けて膨張する。
この結果、膨張した流体圧アクチュエータ37側が伸びて湾曲するので、実質的には湾曲させたい方向と反対側(180度の方向)の流体圧アクチュエータ36に窒素ガスを供給して膨張させればよい。
このような構成の内視鏡装置1とすれば、LED用バッテリ12が専用に独立した電源であるため、挿入部2の長さに応じた最適の電圧設定を行うことができる。すなわち、挿入部2の長さに応じて電線40a,40bを流れる際の電圧低下が変動するため、挿入部2の長さに応じて電圧の異なるLED用バッテリ12を選択し、適宜交換して使用することができる。たとえば、主バッテリの電圧を12Vとし、LED用バッテリ12の電圧を主バッテリ11の電圧より高い18Vを選択してもよい。この場合、LED照明専用としたLED用バッテリ12には、LED照明29の消費電力が少なくてすむため、電源容量の小さい小型のバッテリを使用することができる。このため、LED用バッテリ12用として大きなスペースを確保する必要がなくなるので、装置自体を大型化することなく容易に専用スペースを確保でき、しかも、電圧の異なるバッテリを交換して設置する場合であっても、バッテリ自体が小型であるためその設置スペース差は小さなものとなる。
従って、挿入部2の長さに応じて、換言すれば電線40a,40bの長さに応じて変化する抵抗値を考慮し、少なくともLED照明29の発光に必要な電圧を確実に供給できるようLED用バッテリ12の電圧を設定して交換使用すればよい。この結果、観察対象が長い配管である場合にも、挿入部2の先端に設置されたLED照明29においては、電圧低下を考慮して十分な電源電圧に設定されたLED用バッテリ12から電圧の供給を受けるので、発光に必要な電圧を維持するのはもちろんのこと、十分な照度で照明できる電圧を安定供給することができる。さらに、LED用バッテリ12は、内視鏡本体3の内部に設けられているが、内視鏡本体3の外部に取り付けたり、別体のケース等で接続した構成でもよい。
ところで、上述したLCDモニタ10は内視鏡本体3に固定設置されているが、これを取り外して他の場所で画面表示させることもできる。このような場合には、LCDモニタ10の電源として、内蔵した専用のLCD用バッテリ10Bを使用する。なお、映像信号は無線機50から送信されてくるので、受信アンテナ52で受信可能な範囲内であればLCDモニタ10の使用場所に制約を受けることはなく、従って、最も作業をしやすい設置場所を選定すればよい。
また、上述した実施形態のようにLED用バッテリ12を設ける構成は、挿入部2が長くなって電圧低下の大きいものほど、確実な湾曲操作を行えることから湾曲部2bに流体圧アクチュエータ37を採用することが有利になる。これは、ワイヤを使用して湾曲部2bの湾曲操作を行うものでは、挿入部2が長くなると操作用のワイヤも長くため、摩擦力の影響を大きく受けるようになって良好な操作性に問題を生じることが懸念されるためであり、従って、上述したLED照明22の専用電源であるLED用バッテリ12は、特に流体圧アクチュエータ37と組み合わせた構成とするのが好ましい。
<第2の実施形態>
続いて、上述したLED用バッテリ12の第2の実施形態を図7に基づいて説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成部材には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
さて、この実施形態では、LEDバッテリ12を設けたLED照明22の専用電源回路中に、抵抗値を適宜変更することとができる抵抗値の可変手段を設けてある。図7に示した例では、抵抗値の可変手段として可変抵抗46を設けてある。
このような構成とすれば、専用電源であるLED用バッテリ12を変更しなくても、挿入部2の長さに応じて可変抵抗46の抵抗値を変化させることにより、LED照明22に所望の電圧を供給することが可能になる。すなわち、LED用バッテリ12については、使用する最長の挿入部2に十分な電圧を安定供給できるよう電圧を設定しておき、挿入部2を交換使用する際には、可変抵抗46の抵抗値を電線長さの変動(減少)分だけ増して対応することでLED照明22に最適な電圧を供給することができる。
また、上述した抵抗値の可変手段は、図7の可変抵抗46に限定されることはなく、たとえば図1に示す抵抗値が一定の固定抵抗42を使用し、抵抗値が異なる複数種類の固定抵抗42を用意して適宜交換するものでもよい。
なお、上述した可変抵抗46による抵抗値の変更、あるいは、抵抗値の異なる固定抵抗42の交換による抵抗値の変更は、いずれの場合も簡単な作業により容易に実施することができる。
<第3の実施形態>
次に、上述したLED用バッテリ12の第3の実施形態を図8に基づいて説明する。なお、上述した各実施形態と同様の構成部材には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
さて、この実施形態では、LEDバッテリ12を設けたLED照明22の専用電源回路適所に、電源電圧を適宜変更することとができる電圧の可変手段を設けてある。図8に示した例では、電圧の可変手段としてレギュレータ47を設けてある。このレギュレータ47は、LEDバッテリ12の電圧を所望の値に昇圧または降圧させた一定電圧をLED照明22に供給するものである。
このようなレギュレータ47では、たとえば挿入部2が長い場合にLEDバッテリ12の電圧を昇圧し、挿入部2が短い場合に降圧してLED照明22に供給する。すなわち、電線40bが長くなって電圧低下が大きくなる場合に電圧の高い電源を供給し、電圧低下が小さくてすむ場合は電源電圧をそのまま、あるいは電源電圧より低い電圧にして供給する。
なお、最も長い挿入部2に最適な電圧のLEDバッテリ12を予め設けておき、長さが短くなるにつれてレギュレータ47により順次電圧を低下させて供給するようにしてもよいし、あるいは、最も短い挿入部2に電圧のLEDバッテリ12を予め設けておき、長さが長くなるにつれてレギュレータ47により順次電圧を上昇させて供給するようにしてもよい。
また、図8に示した実施形態では、上述した電源電圧の可変手段に加えて、各挿入部2により異なる抵抗値を有する微調整用の固定抵抗48を備えている。この固定抵抗48は、挿入部2内に形成されたLED照明専用の電源回路を構成している電線40bに設けておけばよい。しかし、この固定抵抗48を容易に着脱交換できるようにするため、内視鏡側コネクタ2dの適所、たとえばドラム側コネクタ28との連結面に着脱可能に設置することが好ましい。
このような微調整用の固定抵抗48を設けることにより、LED用バッテリ12の電源電圧をレギュレータ47で変更することとの併用により、LED照明22に供給する電圧をきめ細かくより確実に調整することが可能となる。
<第4の実施形態>
次に、上述したLED用バッテリ12の第4の実施形態を図9に基づいて説明する。なお、上述した各実施形態と同様の構成部材には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
さて、この実施形態では、LED照明22及びCCD29の専用電源として、LED/CCD用バッテリ12′を内視鏡本体3に設けてある。すなわち、挿入部2の先端近傍に配設される電気機器であるLED照明22及びCCD29については、内視鏡本体3の電源である主バッテリ1から完全に独立させた専用電源のLED/CCD用バッテリ12′から電源供給を受けるようになっている。
また、上述したLEDバッテリ12′を設けたLED照明22の専用電源回路中には、照明スイッチ41及び可変抵抗46を設けてある。
同様に、CCD29に接続される専用電源回路は、上述したLED照明22の専用電源回路から分岐しており、一対の電線49にCCDスイッチ41A及び可変抵抗46Aを設けた構成とされる。この電線49は、CCU26に接続される画像信号線28a′と一体化されて信号線28aとなり、上述した各実施形態と同様にドラム側コネクタ28に接続されている。
このような構成とすれば、LED照明22については上述した実施形態と同様の電圧低下対策を施すことができる。さらに、CCD29についても、LED照明22と同様に、独立した可変抵抗46Aの調整により抵抗値を変化させ、挿入部2の長さに応じて変動する供給電源の電圧低下に対応して最適の電圧を供給することができる。
なお、この実施形態では電圧低下に対応する抵抗値の可変手段を可変抵抗46Aとしたが、抵抗値の異なる固定抵抗を適宜交換使用すること、電源となるバッテリの電圧を変更(電圧の異なるバッテリに交換)すること、あるいは電源の電圧を可変とすることなど、上述したLED照明22に対する各実施形態の対策を適宜選択して適用可能なことはいうまでもない。
ところで、上述した各実施形態におけるドラム部4については、細長の挿入部2を巻回される挿入部巻回部4bが、ゴム足4d及び支持棒4eを備えた下フランジ4cに対し、上フランジ4aと共にベアリング部材27を介して回動自在に支持された構成としたが、たとえば図10や図11に示すような構成としてもよい。
図10に示すドラム部80の構成例では、挿入部巻回部に相当する円筒形状の上下に上フランジ81及び下フランジ82を備えたドラム本体83が、リング形状としたドラム下部フランジ84に対して着脱可能な別体構造とされる。ドラム本体83を収納保持するドラム下部フランジ84の下面には、接地用として複数のゴム足85が等ピッチに取り付けられている。また、ドラム下部フランジ84の上面には、複数の支持棒86が等ピッチに立設されている。
そして、別体のドラム本体83とドラム下部フランジ84との間には、収納保持状態を維持するための係止機構が設けられている。図示の例では、下部フランジ84の上面から内周面にわたって設けた略L字形状のキー溝87と、ドラム本体83の下フランジ82から外周面方向へ突設された角柱形状のキー88とにより係止機構が構成されている。
キー溝87は、キー88が上下方向に通過する縦溝部87aと、キー87が円周方向へ回動する横溝部87bとが連通した構成とされる。そして、ドラム本体83を収納保持状態とする際には、キー88を縦溝部87aに位置合わせして挿入した後、横溝部87bに沿って回転させることにより、キー88の上方移動が阻止されて係止状態となる。なお、ドラム本体83を逆方向に回転させれば係止状態が解除されるので、上方へ持ち上げるように取り出して使用することができる。
このような構成とすれば、内視鏡装置を使用する際にはドラム部80を下部フランジ84から取り出して挿入部を引き出し、不使用時には挿入部をドラム部80に巻き込んだ状態として下部フランジ84に収納することができる。
次に、図11に示す構成例では、ドラム部90のドラム下部フランジ91が上下に分割された2枚の円盤状フランジよりなる二重構造とされる。すなわち、ドラム下部フランジ91は、上部に位置するドラム部90の本体下部フランジ91aと、下部に位置する支持フランジ91bとに分割され、本体下部フランジ91aと一体のドラム本体92が、支持フランジ91bに対して回動可能に支持されている。なお、支持フランジ91bの下面には、複数のゴム足93が等ピッチに取り付けられている。
また、下部フランジ91の外周面には、支持フランジ91bに形成された上下方向の凹溝94を1または複数備えている。この凹溝94は、ドラム部90の外周を覆うように装着されるガイドリング95の内周面に形成された凸部96と、所定の係止位置で係合するようになっている。
ガイドリング95は、有底円筒状の壁面を上端から下方途中まで切り欠いて挿入部2の通路とするガイド溝97を備えている。このガイド溝97は、円周方向に等ピッチで複数設けられている。
このような構成とすれば、ドラム部90をガイドリング95の上部開口から所定位置に挿入することにより、凹溝94とガイド溝97とが係合してガイドリング95の回動を阻止する。このため、挿入部2を引き出す際には、ガイドリング95及び支持フランジ91bを固定側とし、ガイド溝97から外側へ挿入部2を引っ張ることによりドラム本体92が回転し、スムーズな引き延ばしが可能となる。なお、ガイド溝97は円周方向に等ピッチで複数形成されているので、ドラム部90を移動させなくても自由に引き出し方向を選択してスムーズに引き出すことができる。
なお、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、たとえばLED用バッテリからLED照明に供給する電圧を調整する際には、抵抗値及び電源電圧の両方を組み合わせて対応することも可能であるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
本発明に係る内視鏡装置の第1の実施形態を示す構成図である。 図1に示した内視鏡装置の全体構成例を示す外観斜視図である。 図2に示した内視鏡装置について、ドラム部の内部構成例を示す縦断面図である。 図2に示した内視鏡装置について、LCDモニタに関する変形例を示す斜視図である。 図2に示した内視鏡装置について、挿入部の基端部を固定する構造を示す図で、(a)は固定状態、(b)は固定前の準備状態を示している。 送信アンテナに係る変形例を示す図である。 本発明に係る内視鏡装置の第2の実施形態を示す構成図である。 本発明に係る内視鏡装置の第3の実施形態を示す構成図である。 本発明に係る内視鏡装置の第4の実施形態を示す構成図である。 ドラム部に係る他の構成例を示す斜視図である。 ドラム部に係る他の構成例を示す斜視図である。
符号の説明
1 内視鏡装置
2 挿入部
2a 先端硬質部
2b 湾曲部
2c 可撓管部
2d 内視鏡側コネクタ
3 内視鏡本体
4,80,90 ドラム部
4a 上フランジ
4b 挿入部巻回部
4c 下フランジ
5a バッテリ用蓋部
5b ボンベ用蓋部
6 リモートコントローラ
8 入力接続部
10 LCDモニタ
10b バッテリ(LCD用バッテリ)
11 バッテリ(主バッテリ)
12 バッテリ(LED用バッテリ)
12′ バッテリ(LED/CCD用バッテリ)
13 ガスボンベ
21 観察窓
22 LED照明
25 仕切り板
26 CCU
28 ドラム側コネクタ
29 CCD(観察手段)
30 流体供給量制御部
31 バルブユニット
32 バルブ制御部
35 流体管路
36 流体圧アクチュエータ
37 入力用コネクタ
41 照明スイッチ
42 固定抵抗
44 主スイッチ
45 レギュレータ
46 可変抵抗
50 無線機
51 送信アンテナ
52 受信アンテナ
70 固定手段

Claims (8)

  1. 電源を備えている装置本体に着脱可能とした細長な挿入部の先端及びその近傍に電気機器が設けられている内視鏡装置において、
    前記装置本体の電源から独立した前記電気機器の専用電源を設けたことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記電気機器と前記専用電源との間に抵抗値の可変手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記専用電源に電圧の可変手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  4. 前記専用電源は、前記装置本体の電源より電圧が高いことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  5. 前記専用電源を前記装置本体に固定して設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  6. 前記装置本体に、前記専用電源とは異なる専用電源を備えて着脱可能とした画像表示手段が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の内視鏡装置。
  7. 前記装置本体から前記画像表示手段に出力される画像信号を送信及び受信する無線手段が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡装置。
  8. 前記挿入部の基端部を前記装置本体に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の内視鏡装置。
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