JP2005152146A - 混合用アタッチメント - Google Patents

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Abstract

【課題】 薬剤注入口を開閉する際に、薬剤注入口を開放したままの状態で原水流入路を開放させるという誤動作を防止できる簡便な構成の混合用アタッチメントを提供する。
【解決手段】 外側筒体20の外周に装着されたカバー体28を軸方向Xにスライド移動させて外側筒体20の周面に形成された薬剤注入口27を開閉するようになっていると共に、内側筒体19に対する外側筒体20のカバー体28と一体となった周方向への回転移動によって、上流側閉塞部22に形成された原水流入路16や下流側閉塞部23に形成された流出路17を開閉するようになっており、且つカバー体28を軸方向Xにスライド移動させて薬剤注入口27が開放された状態では、内側筒体19に対する外側筒体20の回転移動を阻止し、外側筒体20を回転移動させて原水流入路16や流出路17が開放された状態では、カバー体28の軸方向Xのスライド移動を阻止するロック機構を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、混合用薬剤を原水に混合しつつ、該原水と共に流出させる混合用アタッチメント、及び該混合用アタッチメントを一体として取り付けた薬剤散布器具に関する。
例えばシャワー器具等の散布器具において、ホース等の管路を経て供給される原水に入浴剤等の薬剤を混合用薬剤として添加混合し、これらの混合用薬剤とともに原水を散布器具から散布できるようにしたアタッチメントが開示されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載のアタッチメントは、図8に示すように、外部容器50の内部に薬剤収容室としての内部容器51が設けられた2重構造を備えており、ホース等の管路や、各種の散布器具に取り付けて使用されるものである。そして、内部容器51には混合用薬剤が収容されており、内部容器51の流入口52に設けられたバルブ53を開閉して原水を内部に流入させ、流入した原水により混合用薬剤を溶解又は希釈しつつ常時開放の流出口54を介して流出させて、原水流路55を通過する原水に合流させることにより、混合用薬剤が添加混合された状態で原水を散布器具から散布できるようにするものである。また特許文献1に記載のアタッチメントによれば、例えば使用によって混合用薬剤が減少したり無くなったりした際の、薬剤収容室への混合用薬剤の補充は、内部容器51の外側に設けられた蓋56を開閉し、薬剤注入口57から薬剤等を挿入又は注入することによって、ホースや散布装置をアタッチメントから取り外すことなく行うことができるようになっている。
特開平8−187454号公報
しかしながら、上記従来の混合用のアタッチメントでは、混合用薬剤の補充作業の最中や補充作業の後に蓋56を閉めていない状態で、内部容器51の流入口52を開放したままホースや散布装置に原水を給送すること(誤動作)によって、例えば薬剤収容室51に収容された混合用薬剤を薬剤注入口57から周囲にまき散らしてしまうことになる。また、蓋56を取り外したり締め直したりして薬剤注入口57を開閉する操作が面倒である。
本発明は、薬剤注入口の開閉操作、及び薬剤収容室への原水流入路や薬剤収容室からの流出路の開閉操作を簡便、容易かつスムーズに行うことができると共に、薬剤注入口を開放したままの状態で原水流入路を開放させるという前述の誤動作を確実に防止することのできる混合用アタッチメント、及び該混合用アタッチメントを取り付けた薬剤散布器具を提供することを目的とする。
本発明は、上流側流路と下流側流路との間に介在して設けられ、薬剤収容室に収容された混合用薬剤を上流側流路から流入した原水に混合しつつ、該原水と共に下流側流路に流出させる混合用アタッチメントであって、同心状に配置された内側筒体と外側筒体とを有しており、前記内側筒体の内側を原水主流路とすると共に、前記内側筒体と前記外側筒体との間の中空部を、両端を上流側閉塞部と下流側閉塞部とで覆って前記薬剤収容室とし、前記外側筒体の外周に装着されたカバー体を軸方向にスライド移動させて前記外側筒体の周面に形成された薬剤注入口を開閉するようになっていると共に、前記内側筒体に対する前記外側筒体の周方向への回転移動によって、前記上流側閉塞部に形成された原水流入路や前記下流側閉塞部に形成された流出路を開閉するようになっており、且つ前記カバー体を軸方向にスライド移動させて薬剤注入口が開放された状態では、前記内側筒体に対する前記外側筒体の回転移動を阻止し、前記外側筒体を回転移動させて前記原水流入路及び前記流出路が開放された状態では、前記カバー体の軸方向のスライド移動を阻止するロック機構を備える混合用アタッチメント、及び該混合用アタッチメントを一体として取り付けた薬剤散布器具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の混合用アタッチメント及び該混合用アタッチメントを一体として取り付けた薬剤散布器具によれば、薬剤注入口の開閉操作、及び薬剤収容室への原水流入路や薬剤収容室からの流出路の開閉操作を簡便、容易かつスムーズに行うことができると共に、薬剤注入口を開放したままの状態で薬剤収容室への原水流入路を開放させる誤動作を確実に防止することができる。
本発明の好ましい第1実施形態に係る混合用アタッチメント10は、図1に示すように、例えば、散布器具であるシャワー器具11と、シャワー水供給ホース12との間に介在して取り付けられ、原水であるシャワー水に浴用薬剤、洗浄用薬剤、香料薬剤、スキンケア用薬剤等の薬剤を添加混合しつつ下流側のシャワー器具11に向けて流下させて、これらの薬剤が混合されたシャワー水によってシャワーを行うことを可能にすることにより、シャワー器具11を薬剤散布器具としても用いることができるように採用されたものである。
そして、本第1実施形態の混合用アタッチメント10は、図2、図3(a),(b)、及び図4(a),(b)に示すように、シャワー水供給ホース12内の上流側流路13とシャワー器具11内の下流側流路14との間に介在して設けられ、薬剤収容室15に液状、ゲル状、粒状等の状態で収容された混合用薬剤を上流側流路13から流入した原水に混合しつつ、当該混合用薬剤を希釈又は溶解させた混合液を原水と共に下流側流路14に流出させるアタッチメントであって、同心状に配置された内側円筒体19と外側円筒体20とを有しており、内側円筒体19の内側は原水主流路21となっていると共に、内側円筒体19と外側円筒体20との間の円環状断面を有する中空部は、両端を上流側閉塞部22と下流側閉塞部23とで覆って薬剤収容室15となっている。また外側円筒体20の外周に装着されたカバー体28を軸方向Xにスライド移動させて外側円筒体20の周面に形成された薬剤注入口27を開閉するようになっていると共に、内側円筒体19に対する外側円筒体20のカバー体28と一体となった周方向Yへの回転移動によって、上流側閉塞部22に形成された原水流入路16や下流側閉塞部23に形成された流出路17を開閉するようになっており、且つカバー体28を軸方向Xにスライド移動させて薬剤注入口27が開放された状態では(図4(a),(b)参照)、内側円筒体19に対する外側円筒体20の回転移動を阻止し、外側円筒体20を回転移動させて原水流入路16や流出路17が開放された状態では(図3(b)参照)、カバー体28の軸方向Xのスライド移動を阻止するロック機構を備えている(図2参照)。
また、本第1実施形態の混合用アタッチメント10によれば、カバー体28は、外側円筒体20の上方及び下方に設けられた上方環状突壁33と下方環状突壁30との間に遊嵌配置されて、外側円筒体20の周面に沿って軸方向Xにスライド移動可能に装着される円筒スリーブ形状を有しており、ロック機構は、カバー体28の下端縁部を切り欠いて形成されたカバー体下端切欠き凹部29と、下部環状突壁30から上方に突出して設けられ、カバー体下端切欠き凹部29に填め込み係止される下部係止突起31と、カバー体28の上端縁部から上方に突出して設けられたカバー体上端突起32と、上部環状突壁33の下側を切り欠いて形成され、カバー体上端突起32が周方向Yにスライド可能に遊嵌係止される上部切欠き凹溝34とによって構成されている。
本第1実施形態によれば、混合用アタッチメント10には、その上端部に、シャワー器具11が螺合装着される装着穴24が、上方環状突壁を構成する周壁33により囲まれて開口形成されている。またアタッチメント10の下端部には、シャワー水供給ホース12が装着される中空の装着突起25が、下方環状突壁を構成する張出し基端部30から下方に突出して設けられている。そして、装着穴24と中空の装着突起25との間を貫通するようにして、混合用アタッチメント10を縦断する原水主流路21が、円形断面の混合用アタッチメント10の中央部分に位置して内側円筒体19の内側に形成されている。
また、透明な合成樹脂製の部材である外側円筒体20と、その上下の端部から径方向内方に突出して一体として設けられた上流側内側閉塞部22b及び下流側内側閉塞部23bと、内側円筒体19の外周面で囲まれた空間が、円環状断面の薬剤収容室15を形成している。また外側円筒体20には、これの上端部分に空気孔26が開口形成されていると共に、下端部分に、水抜き口を兼ねる薬剤注入口27が空気孔26の垂直下方に位置して設けられている。さらに外側円筒体20の外側を覆うようにして、透明な円筒状のカバー体28が装着されており、このカバー体28は、外側円筒体20に対して上下にスライド移動可能で、且つ外側円筒体20と係止一体化されて当該外側円筒体20と共に、内側円筒体19と一体化された上流側外側閉塞部22a及び下流側外側閉塞部23aに対して回転スライド可能に設けられている。
さらに、本第1実施形態によれば、上流側内側閉塞部22bと共に上流側閉塞部22を構成する上流側外側閉塞部22aは、張出し基端部30を挟んで装着突起25と一体成形され、内側円筒体19の外周面を覆うようにして装着固定されると共に、上流側内側閉塞部22bの外側から内側円筒体19と外側円筒体20との間の間隔を塞ぐように取り付けられる部分である。また下流側内側閉塞部23bと共に下流側閉塞部23を構成する下流側外側閉塞部23aは、内側円筒体19の上端から径方向外方に延設されるようにして内側円筒体19と一体成形され、下流側内側閉塞部23bの外側から内側円筒体19と外側円筒体20との間の間隔を塞ぐように設けられる部分である。
なお、本第1実施形態によれば、外側閉塞部22a,23aと内側閉塞部22b,23bとの接合箇所やその他の部材同士の接合箇所には、必要に応じて適宜Oリング等が設けられ、これらの接合箇所の止水性を向上させている。
また、本第1実施形態によれば、薬剤収容室15の上流側端部における原水流入路16の出口と接続して、流出路17に向かう螺旋流を薬剤収容室15内に生じさせる螺旋流発生手段18が設けられている。すなわち、本第1実施形態によれば、螺旋流発生手段18は、例えば図5にも示すように、内側原水流入路16bと連通して上流側内側閉塞部22bの上方に突出して設けられると共に、円環状断面を有する薬剤収容室15の下端部分に周方向に180度の間隔をおいて配置された、放流口41を有する上端が閉塞された一対の中空円筒突起40からなるものである。またこれらの中空円筒突起40は、放流口41を、各々円環状断面の薬剤収容室15の周方向に沿った同じ回転方向に向けて横向きに開口させていることより、原水流入路16から流入する原水を円環状断面の周方向に向けて放流口41から放流させ、これによって薬剤収容室15内に、流出路17に向かう螺旋流を発生させるようになっている。
そして、本第1実施形態によれば、外側円筒体20の外側に装着されたカバー体28の操作によって、スライドロック機構を介して薬剤収容室15に収容された混合用薬剤の原水流入路16及び流出路17の開閉や、薬剤収容室15からの水抜き及び薬剤収容室15への混合用薬剤の注入が可能な状態への切替えを、容易に行うことができるようになっている。また、スライドロック機構のロック機能によって、カバー体28を軸方向X(図2参照)にスライド移動させて薬剤注入口27が開放された状態では、内側円筒体19に対する外側円筒体20の回転移動を阻止し、外側円筒体20を回転移動させて原水流入路16や流出路17が開放された状態では、カバー体28の軸方向Xのスライド移動を阻止できるようになっている。
すなわち、図2に示すように、円筒状のカバー体28の上半部分には、当該カバー体28のスライド移動を容易に行わせるための滑り止め用の凸状37が複数設けられており、またカバー体28の下端縁部には、スライドロック機構を構成するカバー体下端切欠き凹部29が設けられ、このカバー体下端切欠き凹部29には、下方環状突壁としての装着突起25の張出し基端部30から上方に突出して設けられた下部係止突起31が、填め込まれるように係止されるようになっている。また、カバー体28の上端には、スライドロック機構を構成するカバー体上端突起32が上方に突出して設けられ、このカバー体上端突起32は、上部環状突壁としての装着穴24の周壁33の下端縁に沿って周方向に延設形成された上部切欠き凹溝34に、周方向にスライド可能に遊嵌係止されるようになっている。
さらに、本第1実施形態によれば、カバー体28の内側面には、上下方向に延設されて、スライドガイド溝38が切欠き形成されており、このスライドガイド溝38が外側円筒体20の外周面に上下方向に延設して設けられたスライドガイド凸条39に係止されて、外側円筒体20に対するカバー体28の軸方向Xのスライド移動をスムーズに案内することができるようなっていると共に、スライドガイド溝38とスライドガイド凸条39との係合によって、外側円筒体20とカバー体28とを周方向Y(図2参照)に一体として回転移動させることができるようになっている。さらにまた、カバー体28には、その上端部にカバー体空気孔35が、その下端部にカバー体薬剤注入口36が各々開口形成されており(図3(a)、図4(a),(b)参照)、これらのカバー体空気孔35及びカバー体薬剤注入口36は、外側円筒体20の空気孔26及び薬剤注入口27と同時に合致できるように、これらの間隔と等しい間隔で、且つカバー体薬剤注入口36をカバー体空気孔35の垂直下方に位置させた状態で設けられている。
そして、カバー体28を外側円筒体20に対して下方にスライド移動させ、カバー体下端切欠き凹部29を下部係止突起31に填め込み係止させれば、空気孔26とカバー体空気孔35、及び薬剤注入口27とカバー体薬剤注入口36とが同時に合致することになると共に(図4(a),(b)参照)、上流側外側閉塞部22aに形成された外側原水流入口16aと上流側内側閉塞部22bに形成された内側原水流入口16b、及び下流側外側閉塞部23aに形成された外側流出口17aと、下流側内側閉塞部23bに形成された内側流出口17bが連通しない状態となる。またこの状態では、カバー体下端切欠き凹部29と下部係止突起31との係止によって、カバー体28及び外側円筒体20の内側円筒体19に対する回転移動が確実にロックされることになり、原水流入路16及び流出路17が、誤動作によって開放されることを確実に防止することができる。すなわち、原水流入路16及び流出路17を閉じた状態とすることで、シャワー水が放出されている状態下でも薬剤を薬剤注入室15に安全に注入することが可能である。
カバー体下端切欠き凹部29と下部係止突起31とが係止されている状態から、カバー体28を外側円筒体20に対して上方にスライド移動させれば、カバー体下端切欠き凹部29の下部係止突起31への係止状態が開放されると共に、カバー体28のカバー体上端突起32は上方に移動して、上部切欠き凹溝34の左端に配置されることになる。また、これによって、合致していた空気孔26とカバー体空気孔35、及び薬剤注入口27とカバー体薬剤注入口36が上下にずれてこれらが閉塞されることになる(図3(a)参照)。すなわち、薬剤注入室15がら薬剤が漏れ出さない状態にすることができる。
さらに、外側円筒体20と共にカバー体28を、カバー体上端突起32を上部切欠き凹溝34に沿って右側に移動させるようにしながら周方向にスライドさせ、カバー体上端突起32が上部切欠き凹溝34の右端に当接するまで回転させれば、外側閉塞部22a,23aと内側閉塞部22a,22bとが相対的にスライド回転して、上流側外側閉塞部22aに形成された外側原水流入路16aと上流側内側閉塞部22bに形成された内側原水流入路16b、及び下流側外側閉塞部23aに形成された外側流出路17aと下流側内側閉塞部23bに形成された内側流出路17bとが連通した状態となり(図2(b)参照)、原水流入路16及び流出路17が同時に形成されて、薬剤収容室15に原水を流入させると共に混合用薬剤を流出させることが可能になる。またこの状態では、カバー体28を外側円筒体20と共に下方に押し下げようとしても、下部係止突起31が、カバー体下端切欠き凹部29が形成されていない部分のカバー体28の下端縁部に突き当たることによって、軸方向X下方への移動がロックされることになり、これによって、空気孔26や薬剤注入口27が、誤動作によって開放されることになるのを確実に防止することができる。
一方、原水流入路16及び流出路17が同時に開放されて混合用薬剤の流出が可能となった状態から、カバー体28と外側円筒体20とを一体として逆方向にスライド回転させれば、原水流入路16及び流出路17が同時に閉塞して、混合用薬剤の流出及び原水の薬剤収容室15への流入が遮断された状態に容易に復帰することになる。さらにカバー体28を外側筒体20に対して下方にスライド移動させれば、空気孔26とカバー体空気孔35、及び薬剤注入口27とカバー体薬剤注入口36が合致した状態に再び復帰することになり、薬剤収納室15に残存する流体を排出することができる。
したがって、本第1実施形態の混合用アタッチメントによれば、外側円筒体20に対してカバー体28を軸方向Xにスライド移動させたり、外側円筒体20をカバー体28と共に周方向Yに回転移動させるだけの簡便な操作によって、薬剤注入口27の開閉、及び薬剤収容室15への原水流入路16や薬剤収容室15からの流出路17の開閉を容易かつスムーズに行うことができると共に、ロック機構を備えることにより、薬剤注入口27を開放したままの状態で原水流入路16を開放するという誤動作を確実に防止することができる。
また、本第1実施形態の混合用アタッチメント10によれば、薬剤収容室15内に混合用薬剤を補充する作業を容易に行うことができる。すなわち、原水流入路16及び流出路17を開放状態として、混合用薬剤を原水に混合しつつ所定時間シャワーを行うと、薬剤収容室15内の混合用薬剤が略完全に希釈(溶解)されて無くなり、原水のみが薬剤収容室15内に存在する状態となる。混合用薬剤が無くなったら、上述のように、カバー体28と共に外側円筒体20を逆方向に回転させて、原水流入路16及び流出路17を閉塞状態とすると共に、カバー体28を外側円筒体20に対して下方にスライド移動させれば、図4(a)に示すように、空気孔26とカバー体空気孔35、及び薬剤注入口27とカバー体薬剤注入口36とが合致した状態となり、合致した空気孔26,35から空気を供給しつつ、合致した薬剤注入口27,36から薬剤収容室15内の原水をその自重によって速やかに排除することができる。
そして、薬剤収容室15の内部が空になったら、図5(b)に示すように、混合用薬剤が例えば液状のものである場合には、合致した薬剤注入口27,36に薬剤補充容器のノズル部44を挿入し、合致した空気孔26,35から空気を排除しつつ下方から混合用薬剤を充填してゆくことにより、混合用薬剤が薬剤収容室15に迅速かつ容易に補充される。薬剤収容室15に混合用薬剤が補充されたら、カバー体28を外側円筒体20に対して上方にスライド移動させて空気孔26,35及び薬剤注入口27,36を閉塞すれば、混合用薬剤を原水に混合可能な状態に速やかに復帰する。
図6(a)及び(b)は、本発明の第2実施形態に係る混合用アタッチメント80を示すが、上記第1実施形態の混合用アタッチメント10と略同様の構成を備える一方で、内側円筒体19に対する外側円筒体20の回転操作によって上流側閉塞部81に形成された原水流入路83及び下流側閉塞部82に形成された流出路84の開閉を行う機構が、上記第1実施形態の開閉機構とは相違している。
すなわち、本第2実施形態によれば、内側円筒体19には、周面が上流側閉塞部81及び下流側閉塞部82によって覆われる部分に、上流側連通孔85及び下流側連通孔86が、当該内側円筒体19の周壁を横方向に貫通するようにして、周方向の同じ位置に上下に配置されて各々形成されている。また、上流側閉塞部81及び下流側閉塞部82の内部に各々形成された原水流入路83及び流出路84は、円環状部分である当該上流側閉塞部81及び下流側閉塞部82の周方向に沿って、これらの中央部分を同心状かつ円環状に貫通するようにして各々設けられている。
さらに、本第2実施形態によれば、上流側閉塞部81の内部に形成された原水流入路83は、周方向の特定の位置において、内側円筒体19の外周面を覆う部分の上流側閉塞部81を貫通して形成された原水流入口87(図6(b)参照)を有すると共に、流入路83の天面壁を貫通して周方向に複数箇所開口形成された収容室側連通孔88を有し、これらの収容室側連通孔88を介して、原水流入路83から薬剤収容室15に原水を供給することができるようになっている。また下流側閉塞部82の内部に形成された流出路84は、原水流入口87と同じ方向を向いた周方向の特定の位置において、内側円筒体19の外周面を覆う部分の下流側閉塞部82を貫通して形成された流出口89(図6(b)参照)を有すると共に、流出路84の下面壁を貫通して周方向に複数箇所開口形成された収容室側連通孔90を有し、これらの収容室側連通孔90を介して、混合用薬剤を混入した原水を薬剤収容室15から流出路84に排出することができるようになっている。
そして、本第2実施形態の混合用アタッチメント80によれば、上記第1実施形態の混合用アタッチメント10と同様の、内側円筒体19に対する、上流側閉塞部81及び下流側閉塞部82に係止一体化された外側円筒体20の回転操作によって、図6(a)に示すような、上流側連通孔85及び下流側連通孔86と、原水流入路83の原水流入口87及び流出路84の流出口89とが互いにずれた状態と、図6(b)に示すような、上流側連通孔85及び下流側連通孔86と、原水流入路83の原水流入口87及び流出路84の流出口89とが同時に合致する状態とを切り替えて、原水流入路83及び流出路84の開閉操作を容易に行うことが可能になり、これによって、上記第1実施形態の混合用アタッチメント10と同様の作用効果を奏することになる。
また、本第2実施形態の混合用アタッチメント80によれば、内側円筒体19と、上流側閉塞部81及び下流側閉塞部82との相対的なスライド回転によって、原水流入路83及び流出路84の開閉操作を行うので、薬剤収容室15のシール状態を保持したまま、これらをスムーズにスライド回転させるためにO−リング91を、主として内側円筒体19の外周面に装着固定している。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明の混合用アタッチメントは、シャワー水に浴用薬剤やスキンケア用薬剤等の身体用薬剤を混合して送り出すものに限定されることなく、シャワー器具以外のその他の薬剤散布器具に取り付けて、各種の液状、ゲル状、粒状、固形状等の家庭用消費薬剤や農業用薬剤等の薬剤を原水に混合するために採用することもできる。また、薬剤収容室の内部に螺旋流を生じさせる螺旋流発生手段は設けても設けなくても良く、内側筒体に対して外側筒体を回転操作して流入路及び流出路を開閉する機構は、上述の開閉機構に限定されるものではない。
さらに、カバー体を軸方向にスライド移動させて薬剤注入孔が開放された状態では、内側筒体に対する外側筒体の回転移動を阻止し、外側筒体を回転移動させて原水流入路や流出路が開放された状態では、カバー体の軸方向のスライド移動を阻止するロック機構としては、上記各実施形態のものに限定されることなくその他の種々のロック機構を採用することができ、例えば、カバー体の下端縁部に下方に突出して設けられたカバー体下端突起と、下部環状突壁の上側を切り欠いて形成され、カバー体下端突起が填め込み係止される下部係止凹部と、カバー体の上端縁部を切り欠いて形成されたカバー体上端切欠き凹溝と、上部環状突壁から下方に突出して設けられて、カバー体上端切欠き凹溝に周方向にスライド可能に遊嵌係止される上部係止突起とによって構成することもできる。
そして、本発明によれば、例えば上述の構成を有する混合用アタッチメント10,80を、シャワー器具とシャワー水供給ホースとの間に介在させて使用する以外に、図7に示すように、これらの混合用アタッチメント10,80をシャワー器具70に一体として取り付けて、混合用薬剤がシャワー水と共に流出する状態と、シャワー水のみが流出する状態とを切り替えることができる機能を備えるシャワー器具70として用いることもできる。すなわち、混合用アタッチメント10,80は、公知の各種の取付け手段を介して、例えば脱塩素フィルターを備える浄水部71と共に、薬剤散布器具としてのシャワー器具70に一体として取り付けて用いることができる。また、混合用アタッチメント10,80は、シャワー器具70の外部から見えないように当該シャワー器具70に内蔵させて取り付けることもできる。
本発明に係る混合用アタッチメントをシャワー器具に取り付けて使用する状況を説明する側面図である。 本発明の第1実施形態に係る混合用アタッチメントにおけるスライドロック機構を説明する正面図ある。 (a)及び(b)は、本発明の第1実施形態に係る混合用アタッチメントにより混合用薬剤を原水に混合する状況を説明する断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1実施形態に係る混合用アタッチメントに混合用薬剤を補充する状況を説明する断面図である。 本発明の第1実施形態に係る混合用アタッチメントに設けられた螺旋流発生手段を説明する略示斜視図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2実施形態に係る混合用アタッチメントにより混合用薬剤を原水に混合する状況を説明する断面図である。 本発明に係る混合用アタッチメントを一体として取り付けたシャワー器具を例示する断面図である。 従来の混合用アタッチメントの一例を説明する部分破断側面図である。
符号の説明
10,80 混合用アタッチメント
11,70 シャワー器具
12 シャワー水供給ホース
13 上流側流路
14 下流側流路
15 薬剤収容室
16,83 原水流入路
16a 外側原水流入路
16b 内側原水流入路
17,84 流出路
17a 外側流出路
17b 内側流出路
19 内側円筒体(内側筒体)
20 外側円筒体(外側筒体)
21 原水主流路
22,81 上流側閉塞部
22a 上流側外側閉塞部
22b 上流側内側閉塞部
23,82 下流側閉塞部
23a 下流側外側閉塞部
23b 下流側内側閉塞部
26 空気孔
27 薬剤注入口(水抜き口)
28 カバー体
29 カバー体下端切欠き凹部
30 下方環状突壁(装着突起の張出し基端部)
31 下部係止突起
32 カバー体上端突起
33 上方環状突壁(装着穴の周壁)
34 上部切欠き凹溝
35 カバー体空気孔
36 カバー体薬剤注入口(水抜き口)
85 上流側連通孔
86 下流側連通孔
87 流入口
88,90 収容室側連通孔
89 流出口
91 0−リング
X 軸方向
Y 周方向

Claims (5)

  1. 上流側流路と下流側流路との間に介在して設けられ、薬剤収容室に収容された混合用薬剤を上流側流路から流入した原水に混合しつつ、該原水と共に下流側流路に流出させる混合用アタッチメントであって、
    同心状に配置された内側筒体と外側筒体とを有しており、前記内側筒体の内側を原水主流路とすると共に、前記内側筒体と前記外側筒体との間の中空部を、両端を上流側閉塞部と下流側閉塞部とで覆って前記薬剤収容室とし、
    前記外側筒体の外周に装着されたカバー体を軸方向にスライド移動させて前記外側筒体の周面に形成された薬剤注入口を開閉するようになっていると共に、前記内側筒体に対する前記外側筒体の前記カバー体と一体となった周方向への回転移動によって、前記上流側閉塞部に形成された原水流入路や前記下流側閉塞部に形成された流出路を開閉するようになっており、
    且つ前記カバー体を軸方向にスライド移動させて薬剤注入口が開放された状態では、前記内側筒体に対する前記外側筒体の回転移動を阻止し、前記外側筒体を回転移動させて前記原水流入路や前記流出路が開放された状態では、前記カバー体の軸方向のスライド移動を阻止するロック機構を備える混合用アタッチメント。
  2. 前記カバー体は、前記外側筒体の上方及び下方に設けられた上方環状突壁と下方環状突壁との間に遊嵌配置されて、前記外側筒体の周面に沿って軸方向にスライド移動可能に装着されるスリーブ形状を有しており、前記ロック機構は、前記カバー体の下端縁部を切り欠いて形成されたカバー体下端切欠き凹部と、前記下部環状突壁から上方に突出して設けられ、前記カバー体下端切欠き凹部に填め込み係止される下部係止突起と、前記カバー体の上端縁部から上方に突出して設けられたカバー体上端突起と、前記上部環状突壁の下側を切り欠いて形成され、前記カバー体上端突起が周方向にスライド可能に遊嵌係止される上部切欠き凹溝とによって構成される請求項1に記載の混合用アタッチメント。
  3. 前記カバー体は、前記外側筒体の上方及び下方に設けられた上方環状突壁と下方環状突壁との間に遊嵌配置されて、前記外側筒体の周面に沿って軸方向にスライド移動可能に装着されるスリーブ形状を有しており、前記ロック機構は、前記カバー体の下端縁部に下方に突出して設けられたカバー体下端突起と、前記下部環状突壁の上側を切り欠いて形成され、前記カバー体下端突起が填め込み係止される下部係止凹部と、前記カバー体の上端縁部を切り欠いて形成されたカバー体上端切欠き凹溝と、前記上部環状突壁から下方に突出して設けられて、前記カバー体上端切欠き凹溝に周方向にスライド可能に遊嵌係止される上部係止突起とによって構成される請求項1に記載の混合用アタッチメント。
  4. 散布器具に取り付けて使用される請求項1〜3のいずれかに記載の混合用アタッチメント。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の混合用アタッチメントを一体として取り付けた薬剤散布器具。
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