JP2005150124A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005150124A
JP2005150124A JP2003380572A JP2003380572A JP2005150124A JP 2005150124 A JP2005150124 A JP 2005150124A JP 2003380572 A JP2003380572 A JP 2003380572A JP 2003380572 A JP2003380572 A JP 2003380572A JP 2005150124 A JP2005150124 A JP 2005150124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
chamber
flow rate
gas flow
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003380572A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamamoto
敦史 山本
Masunori Takamori
益教 高森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003380572A priority Critical patent/JP2005150124A/ja
Priority to TW093131745A priority patent/TW200523991A/zh
Priority to US10/969,056 priority patent/US20050097730A1/en
Priority to CNA2004100927216A priority patent/CN1617299A/zh
Priority to KR1020040091770A priority patent/KR20050045906A/ko
Publication of JP2005150124A publication Critical patent/JP2005150124A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32917Plasma diagnostics
    • H01J37/32935Monitoring and controlling tubes by information coming from the object and/or discharge
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • H01L21/3065Plasma etching; Reactive-ion etching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/3244Gas supply means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/3244Gas supply means
    • H01J37/32449Gas control, e.g. control of the gas flow
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5313Means to assemble electrical device
    • Y10T29/532Conductor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】 被処理基板上への異物付着を防止することを目的とする。
【解決手段】 各処理チャンバー内へ流量制御可能な不活性ガスを導入する際に、不活性ガスの流量を流量計により測定すると共に、処理チャンバー以内へ流すガスの流量と処理チャンバーの圧力値を演算器20にて演算し、雰囲気の安定化・浮遊異物の排出に必要な適切なプロセス時間(パージ時間)を設定することができるため、プロセス全体を通して常に時間・流量・圧力の制御を行うことで被処理基板上への異物付着を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体製造装置における被処理基板上に付着する異物の防止に関するものである。
半導体製造装置において、被処理基板上に付着した異物は、プロセス処理によって異物検査装置で検出しにくくなるため、しばしば加工不良の原因となっていた。従来の異物付着防止技術においては、ガス導入部や排気位置の工夫、プロセス処理中の一時的なガスパージが主流であった。
例えば、プラズマエッチング処理後の1部分においてプロセスガスの供給のみ停止し、高周波電圧を印加したままパージガスの導入を行い、浮遊異物を排出しようとするプラズマパージを行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−274140号公報
しかしながら、従来の技術は、ドライエッチング、薄膜形成等高周波電源を用いたプラズマ装置においてRFの印加を切る時に生じる過渡現象から発生する異物を抑制する方法であり、製造装置内部の雰囲気に存在する異物が被処理基板上に付着することを完全に防止することはできないという問題点があった。
上記問題点を解決するために、半導体製造装置は、プロセス全体を通して常に時間・流量・圧力の制御を行うことで被処理基板上への異物付着を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の半導体製造装置は、ガス流量を調整しながらガスを流すための第1の流量計および圧力を測定するための第1の圧力計を備え半導体基板を処理する1つ以上の処理チャンバーと、ガス流量を調整しながらガスを流すための第2の流量計および圧力を測定するための第2の圧力計を備え、これらの処理チャンバーに半導体基板を搬出入できる共通搬送チャンバーと、ガス流量を調整しながらガスを流すための第3の流量計および圧力を測定するための第3の圧力計を備え、前記共通搬送チャンバーに接続されて外部との間で半導体基板を搬出入させるためのロードロックチャンバーと、前記ガス流量と前記圧力よりプロセス時間を算出する演算器とを有し、前記ガス流量,各チャンバー内の圧力およびプロセス時間を調整することにより、被処理基板への異物付着を防止することを特徴とする。
請求項2記載の半導体製造装置は、ガス流量を調整しながらガスを流すための第1の流量計および圧力を測定するための第1の圧力計を備え、半導体基板を連続処理する処理チャンバーと、ガス流量を調整しながらガスを流すための第3の流量計および圧力を測定するための第3の圧力計を備え、前記共通搬送チャンバーに接続されて外部との間で半導体基板を搬出入させるためのロードロックチャンバーと、前記ガス流量と前記圧力よりプロセス時間を算出する演算器とを有し、前記ガス流量,各チャンバー内の圧力およびプロセス時間を調整することにより、被処理基板への異物付着を防止することを特徴とする。
請求項3記載の半導体製造装置は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体製造装置において、前記演算器で演算するガス流量および圧力が処理チャンバーで測定されたガス流量および圧力であることを特徴とする。
請求項4記載の半導体製造装置は、請求項1記載の半導体製造装置において、前記演算器で演算するガス流量および圧力が前記処理チャンバー,前記共通搬送チャンバーおよび前記ロードロックチャンバーで測定されたガス流量および圧力であることを特徴とする。
請求項5記載の半導体製造装置は、請求項2記載の半導体製造装置において、前記演算器で演算するガス流量および圧力が前記処理チャンバーおよび前記ロードロックチャンバーで測定されたガス流量および圧力であることを特徴とする。
請求項6記載の半導体製造装置は、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5のいずれかに記載の半導体製造装置において、前記ガスが不活性ガスであることを特徴とする。
請求項7記載の半導体製造装置は、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6のいずれかに記載の半導体製造装置において、各チャンバーが圧力制御弁を有し、前記演算器にてプロセス時間を算出する際に、前記ガス流量と前記圧力に加えて前記圧力制御弁の開度を演算することを特徴とする。
以上により、被処理基板上への異物付着を防止することができる。
各処理チャンバー内へ流量制御可能な不活性ガスを導入する際に、不活性ガスの流量を流量計により測定すると共に、処理チャンバー以内へ流すガスの流量と処理チャンバーの圧力値を演算器にて演算し、雰囲気の安定化・浮遊異物の排出に必要な適切なプロセス時間(パージ時間)を設定することができるため、プロセス全体を通して常に時間・流量・圧力の制御を行うことで被処理基板上への異物付着を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の薄膜形成時に使用する平行平板プラズマCVD装置の概略図である。この平行平板プラズマCVD装置はロードロックチャンバー1とロードロックチャンバー1に接続された共通搬送チャンバー2と、この共通搬送チャンバー2に接続された1つ以上の処理チャンバー3から構成されている。ロードロックチャンバー1と共通搬送チャンバー2との間には第一ゲートバルブ18、共通搬送チャンバー2と処理チャンバー3との間には第二ゲートバルブ19が設けられており、半導体基板のチャンバー間での受け渡し時にこの各ゲートバルブの開閉を行う。各チャンバーには真空に保つための真空ポンプが圧力制御弁10,11,12を介して接続されている。本発明に関しては、説明上不要なので割愛している。ロードロックチャンバー1、共通搬送チャンバー2、処理チャンバー3の各チャンバーには、ガス流量を調整しながら不活性ガスをチャンバーに流すための流量計4,5,6とチャンバー内の圧力測定を行うための圧力計7,8,9が設けられている。流量計4,5,6の流量信号の出力を分岐させ、一方を装置の制御ボード(図示せず)への入力などへ接続され、もう一方を演算器20側へ入力する。圧力計については、出力の一方を演算器20側へ入力する。出力をもう一方備えている場合は、やはり装置の制御ボード(図示せず)への入力などへ接続される。
演算器20は各流量計・圧力計の出力をもとに、プロセス時間(雰囲気の安定時間・異物排出時間)の算出を行う。演算器においては、頻繁に変化するプロセス処理中の、未反応ガスの置換・プラズマ反応により形成された粒子の系外排出に必要な時間が算出される。算出された値は設備の処理時間に反映されるので、不活性ガスを流入してから異物を処理できる時間経ってから処理チャンバー内移動を行うことにより、処理チャンバー3内の被処理基板13は異物の付着が起こらず、かつ最適な時間条件下で処理される。
各チャンバーには常に流量計4,5,6を通してアルゴン、窒素、ヘリウム等の不活性ガスを導入する。これにより、被処理基板13表面上には未反応物質、残留ガスの滞留が発生せず、各圧力制御弁を介して接続された真空ポンプにより排出される。チャンバーには不活性ガスが導入され粘性流領域であるため、不活性ガスと異物が散乱していても、その平均自由行程は短くなり真空ポンプ、圧力制御弁からの逆流が無くなり異物のチャンバーへの進入が不可能となる。
以上のように、プロセス全体を通して常に時間・流量・圧力の制御を行うことで半導体装置内に存在する異物を効率的に排除し、異物の被処理基板上への付着を防止する。
本発明のより具体的な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図2は実施例1における薄膜形成時に使用する平行平板プラズマCVD装置の概略図、図3は流量,圧力と異物を排出するのに必要な時間の関係を表わす図である。
この平行平板プラズマCVD装置はロードロックチャンバー201とロードロックチャンバー201に接続された共通搬送チャンバー202と、この共通搬送チャンバー202に接続された1つ以上の処理チャンバー203から構成されている。ロードロックチャンバー201と共通搬送チャンバー202との間には第一ゲートバルブ218、共通搬送チャンバー202と処理チャンバー203との間には第二ゲートバルブ219が設けられており、半導体基板のチャンバー間での受け渡し時に各ゲートバルブの開閉を行う。各チャンバーには真空に保つための真空ポンプが圧力制御弁212を介して接続されている。本発明に関しては説明上不要なので割愛している。ロードロックチャンバー201、共通搬送チャンバー202、処理チャンバー203の各チャンバーには、不活性ガスをチャンバーに流すための流量計204,205,206とチャンバー内の圧力測定を行うための圧力計207,208,209が設けられている。各チャンバーに流すガスとして不活性ガスとして一般的な窒素を用いる。この実施例では、ロードロックチャンバー201(実施例では待機室)と共通搬送チャンバー202(実施例では搬送室)の流量を、流量計204により1000sccmになるように制御しチャンバーに流す。処理チャンバー203(実施例では反応室)は任意とした。ロードロックチャンバー201から共通搬送チャンバー202へ被処理基板214を搬送する時は、第一ゲートバルブ218を開ける前に流量計205により、流量を1000sccm(各処理チャンバーが同一流量)となるように制御し、その後、第一ゲートバルブ218を開け被処理基板214を搬送すると、被処理基板の基板面内から基板外方向へ不活性ガスの流れを形成することにより、異物が侵入できない状態をつくるため、異物数が最も少なくなる。
次に、各処理チャンバーの圧力であるが、ロードロックチャンバー201と共通搬送チャンバー202は、圧力が圧力計207,208により300Paになるように流量計204,205を介して不活性ガスを各チャンバーへ流し、圧力が一定となるようにする。処理チャンバー203の圧力は任意とした。この時、従来同様、共通搬送チャンバー202から処理チャンバー203へ被処理基板213の搬送時点、第二ゲートバルブ219を開ける前に共通搬送チャンバー202と処理チャンバー203の圧力が266Pa(各チャンバーに圧力差のない状態)となるように流量計205,206を介して不活性ガス流量を調整すると最も異物数が少なくなる。
処理チャンバー203への不活性ガスの流量とチャンバー圧力は、演算器220へ入力し、これらの値から被処理基板213上へ付着する原因となる処理チャンバー203内存在異物を排出するための最適な時間を計算することができる。0.16up以上の異物が処理チャンバー203内に存在する状態を形成し、計数器を用いて各流量と圧力における処理チャンバー内異物数が1個以下となる時間を計測した結果を図3に示す。流量の変化では1000sccmで最も時間が短くなり、1000sccmより低い流量もしくは高い流量方向へ行くに従って時間が増加する傾向、圧力の変化では、300Paで最も時間が短くなり、300Paより低い圧力もしくは高い圧力へ行くに従って時間が増加する傾向となった。この結果を判定パターンもしくは判定式として演算器に登録することで、あらゆる状況下での最適な異物排出時間を導出できる。この結果を、処理ステップ時間に反映させることで、不活性ガスを流入してから異物を処理できる時間経ってから処理チャンバー内移動を行うことにより、被処理基板を処理中に処理チャンバー内移動を行っても異物付着は起こらない。また、チャンバー内の搬送時点においても異物排出に必要な時間が導出されるため、導出された時間分の待ち時間の後に搬送動作が行われる。よって、異物が被処理基板213に付着することはない。
以上のように、プロセス全体を通して常に時間・流量・圧力の制御を行うことで被処理基板上への異物付着を防止することができる。
実施例1においては処理チャンバー内203のみ流量と圧力を演算器側へ入力しているが、最良の形態に示すようにロードロックチャンバー201や共通搬送チャンバー202の流量と圧力においても演算器側へ入力するとよい。例えば、共通搬送チャンバー202と処理チャンバー203のどちらも反応室として連続しているような場合には、双方の流量値と圧力値は任意の値をとるため、演算器による最適時間設定がより重要となるからである。
図4は実施例2における薄膜形成時に使用する平行平板プラズマCVD装置の概略図であり、生産性を向上させるために、処理チャンバーは連続型の処理チャンバーを搭載し、連続成膜を可能にしている。また、ロードロックと処理チャンバー間に共通搬送チャンバーを介して半導体基板を受け渡しするのが一般的であるが、本願発明の実施例2では直接必要としないため割愛した。共通搬送チャンバーを有する装置に対しても期待される効果は同様である。
図4における平行平板プラズマCVD装置は、ロードロックチャンバー401とロードロックチャンバー401に接続された1つ以上の処理チャンバー403から構成されている。ロードロックチャンバー401、処理チャンバー403の各チャンバーには、不活性ガスをチャンバーに流すための流量計404,406とチャンバー内の圧力測定を行うための圧力計407,409が設けられている。流量計404,406の流量信号は出力を分岐され、一方を他の装置へ、もう一方を演算器421側へ入力される。圧力計についても、出力の一方を他の装置へ、もう一方を演算器421側へ入力する。この処理チャンバー403は、連続処理型チャンバーであるため、一枚以上の半導体基板を処理できる構造となっている。ロードロックチャンバー401と処理チャンバー403との間には第一ゲートバルブ402が設けられており、半導体基板のチャンバー間での受け渡し時開閉を行う。各チャンバーには真空に保つための真空ポンプが圧力制御弁412を介して接続されている。処理チャンバー403内においては、処理チャンバー403内の隣接した各ステージで所望のプロセスが実行されるようになっている。この実施例では各処理位置でのプロセスを同一のもので行った。処理位置418上で処理の終了した被処理基板を次の処理位置419上に移動する時、演算器421に入力された流量と圧力をもとに処理チャンバー内の異物が排出される時間(移動までの待ち時間にあたる)が装置制御部に転送される。実施の例では流量1500sccmで、圧力が300Paで実施しており、この時の時間は自動的に5秒となるように設定している。この時間が経過、すなわち異物排出が完了すると同時に被処理基板が次の処理位置418(もしくは418から419への移動も同様)へ搬送される。異物排出が完全に実行されているから移動の際に被処理基板上へ異物の付着は起こらない。
実施例1、実施例2で、さらに圧力制御弁の開度を加えることでより精度が向上する。 例えば、ポンプのつまりなどにより排気性能が変化する(低下する)場合、それに連動して圧力制御弁の開度も変化(開く方向)する。この関係を利用し、圧力制御弁位置ごとに異物数の変化を判定パターンもしくは判定式として登録しておく。図5はそのイメージ図で、流量・圧力・圧力制御弁開度のマトリックス中に設定時間が入っているものとして表現でき、流量・圧力・圧力制御弁開度の状態値から時間が抽出されるものと理解すればよい。つまり、flowが流量、pressureが圧力、throttleが制御弁開度を表し、(flow,pressure,throttle)が異物排出に必要な時間に対応している。図3の内容に制御弁開度を追加し、判定モデルをパラメーターとして表したもので、このような判定モデルを使い最適な時間を設定する。Throttleを固定して、flow,pressureを変えたのがN、M通りで、Throttleを変えたのがQ通りとしている。
以上の説明では、平行平板プラズマCVD装置を用いて説明したが、半導体産業のCVD、PVD、ドライエッチング装置等の様々な半導体製造装置に用いることができる。
加工中・搬送中に処理チャンバー空間内に発生する異物を、被処理基板上に付着させず、また効果的に系外へ排出する手法であり、半導体産業のCVD、PVD、ドライエッチング装置等において利用できる有用な技術である。
本発明の薄膜形成時に使用する平行平板プラズマCVD装置の概略図 実施例1における薄膜形成時に使用する平行平板プラズマCVD装置の概略図 流量,圧力と異物を排出するのに必要な時間の関係を表わす図 実施例2における薄膜形成時に使用する平行平板プラズマCVD装置の概略図 演算器内の判定パターンのイメージ図
符号の説明
1 ロードロックチャンバー
2 共通搬送チャンバー
3 処理チャンバー
4 流量計
5 流量計
6 流量計
7 圧力計
8 圧力計
9 圧力計
10 圧力制御弁
11 圧力制御弁
12 圧力制御弁
13 被処理基板
18 ゲートバルブ
19 ゲートバルブ
20 演算器
201 ロードロックチャンバー
202 共通搬送チャンバー
203 処理チャンバー
204 流量計
205 流量計
206 流量計
207 圧力計
208 圧力計
209 圧力計
212 圧力制御弁
213 被処理基板
214 被処理基板
218 ゲートバルブ
219 ゲートバルブ
220 演算器
401 ロードロックチャンバー
402 ゲートバルブ
403 処理チャンバー
404 流量計
406 流量計
407 圧力計
409 圧力計
412 圧力制御弁
413 被処理基板
414 被処理基板
418 処理位置
419 処理位置
421 演算器

Claims (7)

  1. ガス流量を調整しながらガスを流すための第1の流量計および圧力を測定するための第1の圧力計を備え、半導体基板を処理する1つ以上の処理チャンバーと、
    ガス流量を調整しながらガスを流すための第2の流量計および圧力を測定するための第2の圧力計を備え、これらの処理チャンバーに半導体基板を搬出入できる共通搬送チャンバーと、
    ガス流量を調整しながらガスを流すための第3の流量計および圧力を測定するための第3の圧力計を備え、前記共通搬送チャンバーに接続されて外部との間で半導体基板を搬出入させるためのロードロックチャンバーと、
    前記ガス流量と前記圧力よりプロセス時間を算出する演算器と
    を有し、前記ガス流量,各チャンバー内の圧力およびプロセス時間を調整することにより、被処理基板への異物付着を防止することを特徴とする半導体製造装置。
  2. ガス流量を調整しながらガスを流すための第1の流量計および圧力を測定するための第1の圧力計を備え、半導体基板を連続処理する処理チャンバーと、
    ガス流量を調整しながらガスを流すための第3の流量計および圧力を測定するための第3の圧力計を備え、前記共通搬送チャンバーに接続されて外部との間で半導体基板を搬出入させるためのロードロックチャンバーと、
    前記ガス流量と前記圧力よりプロセス時間を算出する演算器と
    を有し、前記ガス流量,各チャンバー内の圧力およびプロセス時間を調整することにより、被処理基板への異物付着を防止することを特徴とする半導体製造装置。
  3. 前記演算器で演算するガス流量および圧力が処理チャンバーで測定されたガス流量および圧力であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体製造装置。
  4. 前記演算器で演算するガス流量および圧力が前記処理チャンバー,前記共通搬送チャンバーおよび前記ロードロックチャンバーで測定されたガス流量および圧力であることを特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。
  5. 前記演算器で演算するガス流量および圧力が前記処理チャンバーおよび前記ロードロックチャンバーで測定されたガス流量および圧力であることを特徴とする請求項2記載の半導体製造装置。
  6. 前記ガスが不活性ガスであることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5のいずれかに記載の半導体製造装置。
  7. 各チャンバーが圧力制御弁を有し、前記演算器にてプロセス時間を算出する際に、前記ガス流量と前記圧力に加えて前記圧力制御弁の開度を演算することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6のいずれかに記載の半導体製造装置。
JP2003380572A 2003-11-11 2003-11-11 半導体製造装置 Withdrawn JP2005150124A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380572A JP2005150124A (ja) 2003-11-11 2003-11-11 半導体製造装置
TW093131745A TW200523991A (en) 2003-11-11 2004-10-20 A semiconductor manufacturing device
US10/969,056 US20050097730A1 (en) 2003-11-11 2004-10-21 Semiconductor manufacturing apparatus
CNA2004100927216A CN1617299A (zh) 2003-11-11 2004-11-11 半导体制造装置
KR1020040091770A KR20050045906A (ko) 2003-11-11 2004-11-11 반도체 제조장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380572A JP2005150124A (ja) 2003-11-11 2003-11-11 半導体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005150124A true JP2005150124A (ja) 2005-06-09

Family

ID=34544604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380572A Withdrawn JP2005150124A (ja) 2003-11-11 2003-11-11 半導体製造装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20050097730A1 (ja)
JP (1) JP2005150124A (ja)
KR (1) KR20050045906A (ja)
CN (1) CN1617299A (ja)
TW (1) TW200523991A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008192828A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置の検査方法及び基板のパーティクル低減方法
JP2009129529A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置の製造方法
JP2010040746A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理装置
JP2017022197A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置および基板処理方法
KR20180046276A (ko) * 2016-10-27 2018-05-08 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020190207A1 (en) * 2000-09-20 2002-12-19 Ady Levy Methods and systems for determining a characteristic of micro defects on a specimen
US6891627B1 (en) 2000-09-20 2005-05-10 Kla-Tencor Technologies Corp. Methods and systems for determining a critical dimension and overlay of a specimen
US7349090B2 (en) * 2000-09-20 2008-03-25 Kla-Tencor Technologies Corp. Methods and systems for determining a property of a specimen prior to, during, or subsequent to lithography
JP2006216710A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Hitachi High-Technologies Corp 半導体製造装置
JP4464979B2 (ja) * 2007-03-05 2010-05-19 東京エレクトロン株式会社 処理システム、処理方法、及び、プログラム
JP6246606B2 (ja) * 2014-01-31 2017-12-13 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置
CN103993294B (zh) * 2014-04-17 2016-08-24 上海和辉光电有限公司 一种高温cvd工艺的压差改良方法
JP6546867B2 (ja) * 2016-03-10 2019-07-17 東京エレクトロン株式会社 処理プロセスを調整する方法
KR102134161B1 (ko) * 2018-08-23 2020-07-21 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6152070A (en) * 1996-11-18 2000-11-28 Applied Materials, Inc. Tandem process chamber
JP3171161B2 (ja) * 1998-03-20 2001-05-28 日本電気株式会社 プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置
US6277199B1 (en) * 1999-01-19 2001-08-21 Applied Materials, Inc. Chamber design for modular manufacturing and flexible onsite servicing
DE10050495B4 (de) * 2000-10-11 2004-11-18 Carl Freudenberg Kg Thermoplastisch verarbeitbare Polyurethan-Formmasse
US6591850B2 (en) * 2001-06-29 2003-07-15 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for fluid flow control

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008192828A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置の検査方法及び基板のパーティクル低減方法
JP2009129529A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置の製造方法
JP2010040746A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理装置
JP2017022197A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置および基板処理方法
KR20180046276A (ko) * 2016-10-27 2018-05-08 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR20050045906A (ko) 2005-05-17
CN1617299A (zh) 2005-05-18
TW200523991A (en) 2005-07-16
US20050097730A1 (en) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005150124A (ja) 半導体製造装置
TWI682155B (zh) 漏氣判定方法、基板處理裝置及記憶媒體
KR101933776B1 (ko) 진공 처리 장치 및 진공 처리 장치의 운전 방법
US20030094134A1 (en) Semiconductor manufacturing system with exhaust pipe, deposit elimination method for use with semiconductor manufacturing system, and method of manufacturing semiconductor device
US20080067146A1 (en) Plasma processing apparatus, method for detecting abnormality of plasma processing apparatus and plasma processing method
KR20090025127A (ko) 반도체제조장치에서의 피처리체의 반송방법
KR100875333B1 (ko) 반도체 제조 장치 및 반도체 제조 방법
US20150000707A1 (en) Cleaning method and processing apparatus
JP5329099B2 (ja) プラズマ処理装置及びその運転方法
TW201714244A (zh) 基板運送裝置及基板運送方法
JP2009252953A (ja) 真空処理装置
KR100908285B1 (ko) 진공처리장치 및 그 진공처리장치를 사용한 진공처리방법
KR101456110B1 (ko) 챔버세정의 식각종점 검출방법
US10731248B2 (en) Vacuum processing apparatus and operation method thereof
JP5004614B2 (ja) 真空処理装置
JP2011146592A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2004281832A (ja) 半導体製造装置内での半導体基板搬送方法および半導体製造装置
JP2013236033A (ja) 真空処理装置及び試料の搬送方法
JP4414869B2 (ja) 真空処理装置
TW200529936A (en) Single-wafer coating film apparatus and method
TW202144753A (zh) 電漿處理裝置的檢測方法
KR101236696B1 (ko) 기판처리장치
JP3517076B2 (ja) 半導体製造装置及びその内部圧調節方法並びに半導体装置の製造方法
JP5602005B2 (ja) 真空処理装置、及び、それを用いた処理方法
KR20030000599A (ko) 가스 전환 시스템을 가지는 반도체 제조장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060703

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080730