JP2005149500A - 多焦点画像スタック内の歪みの補正方法 - Google Patents

多焦点画像スタック内の歪みの補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多焦点画像スタック内の歪みを補正する方法を提供する。
【解決手段】多焦点画像スタック内の歪みを補正する方法であって、光学系によって複数のNのカラー画像を取得するステップであって、各カラー画像は複数の画素を含む、ステップと、Nの画像のうちの2個の連続するカラー画像のそれぞれをモノクロ画像に変換するステップと、各モノクロ画像を好都合なM×M画像にスケーリングするステップと、2個の連続する画像のジオメトリック変換およびラジオメトリック変換を計算するステップであって、最小2乗マッチングによって決定される係数の組によってジオメトリック変換およびラジオメトリック変換を決定する、ステップと、2個の連続する画像のそれぞれからの決定済みの係数の組を用いて各画像を順次補正することで、決定されたパラメータの組を連続する各画像に適用することによって多焦点画像を構築するステップと、を含む方法。
【選択図】図7

Description

本発明は、多焦点画像スタック内の歪みを補正する方法に関する。
微細構造の表面を3次元的に再構築するための方法がいくつか知られている。CLSM(共焦点レーザ走査顕微鏡)では、試料を1つの平面内で逐一走査することによって、焦点深度のほとんどない像が得られる。異なる平面での複数の像を用いて、適切な画像処理を用いることで、試料を3次元的に表現できる。CLSMでは、データの生成は、非常に費用のかかる方法でないとできず、高品質の光学部品が前提条件である。再構築すべき表面上に細い光線を送ることによって3D再構築を実現する他の技術においても、高いレベルの技術的に複雑なものが必要である。
非特許文献1の中で言及されている。
特許文献1では、試料の表面プロファイルを光学的に測定するための方法および装置が開示されている。試料の一連のn画像が、座標系(x、y、z)のz方向の異なる平面内にある画像取得装置によって取得される。結果として生じる画像スタックのn画像すべてについて、その画像内容を、z方向の各座標点(x、y)において互いに比較して、そこから所定の基準に従って平面を決定し、その平面の番号(N)をその座標点(x、y)に割り当てて、マスク画像に記憶する。マスク画像には、試料表面の3Dデータがすべて含まれている。2D画像処理方法を用いて、処理を行なうことができる。マスク画像から、3D情報を迅速かつ容易に取り出すことができる。表面プロファイルを、3次元的に再構築して表示することができる。開示されたシステムには、多焦点画像スタック内の歪みを補正することは、まったく含まれていない。
特許文献2では、画像処理を用いて1つまたは複数の焦点画像における空間的な関係を変えることで、画像間のジオメトリックな対応関係を保証している。画像処理は、2つの基本プロセス、マッピングおよびリサンプリングからなる。マッピングでは、入力画像の座標点と処理された(出力)画像の座標点との間の空間的な関係を確立する。リサンプリングでは、入力画像からの画素から補間された画像値を、マッピングに従って出力画像の対応する位置に書き込む。隣接する画像をマッチングさせることで補正を決定する提案される方法と比較して、先行技術ではジオメトリの正確な知識に基づいている。加えて、層ごとのラジオメトリック変動に対する補正については、開示もまたは言及もしていない。
特許文献3では、画像処理能力を高めるために複数の画像を用いる顕微鏡システムが開示されている。顕微鏡システムは、ステージを含む顕微鏡、少なくとも1つの拡大レンズ、レンズ・コントローラ、顕微鏡のステージ上の物体についての複数の画像を捕らえるための顕微鏡に結合されたビデオ・キャプチャ・デバイス、複数の画像をビデオ・キャプチャ・デバイスから受け取る処理サブシステムを含む。処理サブシステムは、結果として少なくとも1つの画像を、複数の画像の関数として生成する。処理サブシステムによって生成される、結果としての少なくとも1つの画像には、モザイク、サブモザイク、または一連のモザイクが含まれ得る。システムは、多焦点画像を撮ることはできない。
DE10149357 米国特許第6,148,120号明細書 米国特許第6,313,452号明細書 DE10149351 チェンJ.(Chen J.)、博士論文「3D測定に対する複数カメラの使用および幾何学的制約(The Use of Multiple Cameras and Geometric Constraints for 3-D Measurement)」(シティ大学(City University)、英国、1995年、2月)
本発明の目的は、多焦点画像スタック内の歪みを補正する方法を提供すること、および歪みのないサンプル画像を提供することである。歪みは、物体とレンズとの距離が変化するときに、実体顕微鏡または他の光学系のノン・テレセントリック・オプティックスから生じる。
上記目的は、請求項1に開示されるステップを含む歪みの補正方法によって達成される。
有利であるのは、本発明の方法が、第1のステップでは、光学系によって複数のNのカラー画像を取得することである。各カラー画像は、複数の画素を含み、その前の画像または次の画像とは、焦点位置が異なっている。第2のステップでは、Nの画像のうちの2個の連続するカラー画像のそれぞれをモノクロ画像に変換することを行なう。第3のステップでは、各モノクロ画像を好都合なM×M画像にスケーリングすることを行なう。第4のステップおよび第5のステップは並行して行なう。第4のステップでは、2個の連続する画像のジオメトリック変換を計算し、第5のステップでは、2個の連続する画像のラジオメトリック変換を計算する。ジオメトリック変換およびラジオメトリック変換を、最小2乗マッチングによって決定される係数の組によって決定する。これは、第6のステップで行なう。第7のステップでは、2個の連続する画像のそれぞれからの決定済みの係数の組を用いて各画像を順次補正することで、決定されたパラメータの組を連続する各画像に適用することによって多焦点画像を構築する。
本発明を、図面に示した典型的な実施形態を参照して、以下に詳細に説明する。
図1は、多焦点画像スタックを取得するための光学系2を示す概略図である。ここで扱う実施形態は、顕微鏡1を示し、これに、ディスプレイ6および入力デバイス8付きのコンピュータ4と、さらに制御ユニット10とが設けられている。制御ユニット10は、種々の顕微鏡機能を制御およびモニタするためのものである。制御ユニットには、メモリ9とマイクロプロセッサ11とが含まれている。メモリ9とマイクロプロセッサ11とは、多焦点画像スタック内の歪みを補正するための方法によって用いられる。多焦点画像スタック内の歪みを補正する当業者にとっては、顕微鏡は、倒立顕微鏡の可能性もあるしまたは実体顕微鏡の可能性もあることが明らかである。図1に示す光学系2を示すグラフによって、本発明の範囲を限定してはならない。顕微鏡1は、スタンド12を有し、これに、少なくとも1つの接眼レンズ14、少なくとも1つの対物レンズ16、および顕微鏡ステージ18が取り付けられている。図1に示す実施形態は、顕微鏡ステージ18を有し、これは直交座標系の3方向に移動させることができる。多焦点画像スタックを得るためには、ステージ18上のサンプルと対物レンズ16との間で、相対的な動作を起こさなければならない。相対的な動作は、光学系2の光軸の方向である。ここで示す実施形態では、顕微鏡1はターレット15を有し、これに少なくとも1つの対物レンズ16が取り付けられている。少なくとも1つの対物レンズ16は動作位置にあり、そのため光軸13(破線で示す)が規定されている。加えて、フォーカシング・ノブ20が、スタンド12の両側に設けられている。フォーカシング・ノブ20を用いて、対物レンズ16に対する顕微鏡ステージ18の高さを調節する。顕微鏡1の顕微鏡ステージ18は、第1のモータ21によってX軸Xに沿って動くことができ、第2のモータ22によってY軸Yに沿って動くことができ、第3のモータ23によってZ軸Zに沿って動くことができる。第1のモータ21、第2のモータ22、および第3のモータ23は、制御ユニット10によって作動される。カメラ25が、顕微鏡1に取り付けられている。カメラによって、サンプルの画像が記録される。サンプルの画像は、動作位置にある対物レンズ16によって取られる。電気ケーブル26によって、カメラと制御ユニット10とが接続されている。制御ユニット10は、少なくとも1本の第2の電気ケーブル27によって、顕微鏡1と接続されている。カメラ25は、ビデオ・カメラまたはCCDカメラとして構成されていても良い。通常は、図1に示すような複合顕微鏡のビーム経路は、テレセントリックである。すなわち焦点面での倍率と焦点がずれた面での倍率とが同じ値に保たれる。それでも、顕微鏡はテレセントリックの前提条件を満たすため、この場合にも本発明は適用される。
図2に、実体顕微鏡30の光軸13とは平行でない軸33に沿って平行移動した第1の位置31および第2の位置32にある実体顕微鏡30を示す部分図の配置を示す。明瞭にするために、実体顕微鏡30のいくつかの部分が図示されていない。その部分はたとえば、スタンド12、制御ユニット10、カメラ25、ステージ18などである。図2では、破線が、対物レンズ16の第1の位置31を示している。実線が、対物レンズの第2の位置32を示している。第1の位置31から第2の位置32へ平行移動する結果、実体顕微鏡の光軸13が、第1の位置13から第2の位置13へ移動して、焦点の合った領域35および35のそれぞれにおいてサンプルから画像が取得される。結果として得られる第1の画像36は、結果として得られる第2の画像36と比べて位置がずれている。位置のずれは、軸33に沿っての平行移動とともに機械的および光学的効果から生じる他の歪みに起因する。本発明の目的は、一連の画像における連続する画像対の間の歪みを、連続する画像対を適切な配列へ戻す変換のパラメータを見つけることによって、補正することである。
実体顕微鏡では、ノン・テレセントリック・オプティクスが用いられる。このデザインの結果のうち、多焦点画像または画像スタックの忠実度に影響するものがいくつかある。また複合顕微鏡によって生じる多焦点画像または画像スタックの忠実度に影響する問題がいくつか存在する。
連続する画像の横方向の位置ずれを補正するためには、横方向の微調整が必要である。顕微鏡または実体顕微鏡が機械的に不完全であることによって、画像スタック内の単一の画像の横方向の位置ずれが生じること、または画像スタックを通して系統的に進行する位置ずれが導入されることがあり得る。したがって、自動補正または最小2乗マッチングによって横方向の調整をチェックすること、および最終的な画像または画像スタックを生成する前に画像を並べることが必要となる場合があり得る。
集光角度によって、非対称な焦点ずれのにじみが生じる。自動化された多焦点によって、観察ビーム経路の軸と焦点駆動の移動軸とが等しいすべての顕微鏡について、被写界深度が増した優れた画像が生成される。このことは、複合顕微鏡には当てはまるが、実体顕微鏡の場合には、AX顕微鏡キャリアが取り付けられたものでなければ当てはまらない。したがって、非対称な焦点ずれのにじみを減らすためには、実体顕微鏡の集光角度も考慮することが好都合である。この場合に、ユーザは集光角度と観察ビーム経路の方向とを、これらが自動補正または最小2乗マッチングによって自動的に検出されない場合に、入力できなければならない。集光角度および/または自動的に検出された集光角度を、制御ユニット10へ入力する。
テレセントリックおよびノン・テレセントリックのビーム経路も補正が必要となる場合がある。通常は、複合顕微鏡のビーム経路はテレセントリックである。すなわち、焦点面での倍率と焦点がずれた面での倍率とが同じ値に保たれる。このことは、実体顕微鏡には当てはまらない。したがって各単一画像のサイズに対して、それらを結合して最終画像にする前に、微調整を行なう必要がある。サイズ変更の量は、自動補正または最小2乗マッチングによって自動的に見つけなければならない。
これらの必要とされる補正は、多焦点画像を得るために必要である。前述の問題を打開するために、最小2乗マッチング(LSM)に基づく順次的なトラッキングが開発されている。LSMテンプレート・マッチングは、画像スタックからの連続する順次的な画像の対に基づいている。順次的なLSMテンプレート・マッチングを、多焦点画像スタック内の動的で正確な画像位置に対して適用して成功している。
LSMテンプレート・ベースの画像マッチングは、この実体顕微鏡画像スタックの場合には、より高い位置精度が得られ、複合顕微鏡および実体顕微鏡内のノン・テレセントリック・オプティクスによって引き起こされる種々の誤差が補正される。開発された方法は、2個の連続する画像の画像背景テクスチャが非常に似ている長い順次的な画像スタックに対して特に適している。
以下、処理中の原理的なステップを説明する。簡単にするために、データの不必要な記憶および回収を回避するために中間結果を利用できることを用いることが可能な種々の具体化にて実現できる2つの別個のループとして図示する。
順次的な画像スタック(Nの画像)を読み込む。Nの画像は、カメラによってリアル・タイムに読み込むか、または制御ユニット10のメモリ9からもしくはコンピュータ4から回収する。次に妥当性チェックおよびメモリ設定を行なう。第1のループではNの画像のうちの2個の連続する画像のそれぞれに対して、たとえば次のようにして、カラー画像をモノクロ画像に変換する。
RGB(x、y)→P(x、y)、P(x、y)、P(x、y)
mono(x、y)=(P(x、y)+P(x、y)+P(x、y))/3
次のステップでは、モノクロ画像Pmonoを、スケーリング(段落1.1で後述する)および双一次補間(段落1.2で後述する)によって好都合なサイズのM×M画像に変換する。Mに対する典型的な値は128であることが考えられる。
ScalingDown(Xnew、Ynew)=AScalingDown mono(x、y)
ここで
=M/Xresolution、S=M/Yresolution
以下のステップでは、2個の連続する画像のジオメトリック変換Ageometryを計算しなければならない(段落1.3で後述する)。ここで、
radiometry=[P、P
...Pの計算については、次のセクションで説明する。
この最小2乗マッチング・パラメータの組を、最小2乗マッチング・パラメータ・スタックに保存する。
図3は、カラー画像41からの画像内での全体強度のグレースケール表示を生成するプロセスを示すグラフである。カメラ25が捕らえたカラー画像41を、赤画像42、緑画像43、および青画像44の3つの成分に分離する。分離された赤画像42、緑画像43、および青画像44のデータを、線形演算45によって結合して、画像内の全体強度のグレースケール表示46を生成する。
ループ1の後、画像に対する妥当な範囲を算出する。これは、最小2乗マッチング・パラメータ・スタック(xlow、ylow、xupper、yupper)内のxおよびyシフト・パラメータによって行なう。
ループ2では、Nの画像内の各単一画像を計算する。
Rresult(x、y)=AP(x、y)
Gresult(x、y)=AP(x、y)
Bresult(x、y)=AP(x、y)
Rresult(x、y)、PGresult(x、y)、PBresult(x、y)→PRGB(x、y)
計算のプロセスについては、段落1.4で説明する。
A=AScalingDowngeometryScalingUp
したがって、
ラジオメトリック変換:
radiometry=[P、P
したがって、
RGB(x、y)=P+P RGB(x、y)
四辺形(xlow、ylow、xupper、yupper)に基づく画像を切り取った後に、妥当な正確な画像が得られる。(特許文献4)に開示されるように、多焦点アルゴリズムを用いて最終的な多焦点画像を得る。
提案したプロセスの根本的な理論について以下に説明する。スケーリング、双一次補間、および最小2乗マッチングについて詳細に説明する。
1.1スケーリング
スケーリングは特に、大きなサイズの画像データの場合に必要である。通常は、画像サイズは2048×1536×24ビットであり、各画像に対して約9Mバイトである。このような大きな画像サイズにLSMテンプレート・マッチを適用することは、計算をする上で非現実的である。したがってスケーリング・ダウンを適用して、大きな画像サイズをより小さい画像サイズに小さくする。このスケーリングの他の結果は、画像内の高周波ノイズが減ることである。
図4は、グレースケール画像46の画素46を、計算効率を目的とした一般的により小さい四角形領域上にマッピングするデータ低減画像50を表わす図である。マッピングとして、グレースケール画像46をデータ低減画像50に変換することを、本質的に、グレースケール画像46の画素を、計算効率および画像内のノイズ低減を目的とした低減画像50の一般的により小さい四角形領域上にマッピングするリスケーリング行列51を見つけることによって行なうものを、計算する。双一次補間によって、グレースケール画像46内の4つの画素からの寄与を結合して、データ低減画像50内の各画素を決定する。
スケーリング・ダウンには、2つの部分が含まれる。カラー画像をモノクロのグレースケール画像46に変換する部分、およびスケーリング・ダウンして均一なモノクロ画像サイズ、通常は128×128にする部分である(しかし十分な計算資源が与えられていれば、他のサイズも可能である)。この例では、128×128にスケーリングされた画像を用いる。
カラー画像をモノクロ画像に変換する。1つの方法では、単純に、RGB画像のR、G、B成分の平均を適用して、各画素のグレースケール画像強度値を、次のようにして得る。
RGB(x、y)→P(x、y)、P(x、y)、P(x、y)
mono(x、y)=(P(x、y)+P(x、y)+P(x、y))/3
カラー画像をモノクロ画像に変換する他の方法も、方法の有効性に影響を与えることなく可能である。たとえば次のこの例では、輝度が維持される。
mono(x、y)=0.30(x、y)+0.59(x、y)+0.11(x、y)
それぞれが異なる波長で取得される多くのモノクロ画像からなる画像を、別個の成分の強度を好適に一次結合することによって、同様の方法で処理する。本方法は、任意のこのような結合に対して、および任意のビット深度の画像に対して適用される。
画像を128×128までスケーリング・ダウンするために、xおよびy方向の両方に対するスケーリング因子を用いなければならない。xおよびyのスケーリング因子の計算は次の式に基づく。
=128/Xresolution
=128/Yresolution
スケーリング中の精度を維持するために、双一次補間アルゴリズムを適用する。
1.2双一次補間
双一次補間法では、グリッド表面60を、以下の形式のベクトル方程式によって記述する。
S(v、u)=T(1−u)(1−v)+T(1−u)v+Tu(1−v)+Tuv
ここで、0≦u、v≦1であり、S(v、u)はグリッド点であり、P、P、P、Pは4つの隣接点であり、これらの隣接点での値はそれぞれT、T、T、およびTである。
S(v、u)は、スケーリングにより結果として生じる画素であり、uおよびvによって表わされる小数の画素サイズである。するべき課題は、4つの隣接点に基づいてuおよびvを計算して、補間されたグリッド点の値を計算できるようにすることである。S(0、0)=T、S(1、0)=T等であることが分かる。またS(v、1)は点PとP4とを結ぶ線分、S(0、u)は点PとPとを結ぶ線分等である。表面が四辺形面であるため、uおよびvについての表面の値を、2次方程式を解くことによって見つけることができる。ベクトル方程式を次のように書き換える。
x=x(1−u)(1−v)+x(1−u)v+xu(1−v)+xuv
y=y(1−u)(1−v)+y(1−u)v+yu(1−v)+yuv
ここで、x、yはグリッド点の座標であり、x...x、y...yはそれぞれ4つの隣接点の座標である。前記方程式を用いて、結果としての画像内の新しい強度を、データを方程式に適用することで計算することができる。
1.3最小2乗マッチング
図6は、第1の領域61を第2の領域64上へマッピングするための一般化された一次変換を示す図であり、第1の領域に、2本の軸についての回転拡大ねじりおよび平行移動を取り入れている。一般化された一次変換63によって、第1の領域61を第2の領域64上にマッピングする。変換には、2本の軸についての回転拡大ねじりおよび平行移動が含まれる。これはジオメトリック変換Fであり、後で詳細に説明する。同時にラジオメトリック変換Gを行なって、その結果、スケーリングおよびオフセットによって各画素の輝度に影響を与える。この変換の全体を、8つのパラメータによって記述することができ、これらは本発明によって決定される。それによれば、変換された領域64の基準領域65に対する類似性は、最小2乗の反復法を用いて、変換された領域64と基準領域65との間のグレースケールの差を最小限にすることによって、最大になる。このようにして、画像面のそれぞれの対の再位置合わせに必要な8つのパラメータを漸次決定することができ、そしてこれらのパラメータを用いて、本来のデータを補正することができる。
実体顕微鏡画像スタックの順次的な画像における画像ごとの歪みの原因となる主な因子は2つある。前述したように、これらはジオメトリック歪みおよびラジオメトリック歪みである。明瞭なマッチングおよび高精度な結果を実現するためには、ジオメトリックおよびラジオメトリック因子の両方とも考慮しなければならない。ジオメトリックおよびラジオメトリック歪みは、画像スタック内に存在するが、未知である。これらの歪みを補正してマッチング精度を高めるために、最小2乗マッチング(LSM)法を適用する。LSMは、あるアレイを、残りのグレー値の差を最小限にする他のアレイへ変換することによって、最適なマッチングを規定するアプローチである。簡単な最小2乗の解によって、2個の画像間の対応する点の対のグレー値の間の残りの差異が最小限になる。その結果、最適なマッチングをもたらす要求される最適な変換が表わされる。この方法では、ジオメトリック差異をアフィン変換によってモデリングできる一方で、ラジオメトリック差異は、付加的および乗法的なパラメータによってモデリングされる。単一点LSMに対する主な目的は、概略的なマッチング位置を精密化してサブ画素の精度を得ることである。導き出された方法について以下に説明する。
(x、y)を基準の画像テンプレート、I(x、y)を実際の画像パッチと仮定して、2個の画像間のマッピングを次のように表わすことができる。
(x、y)=G(F(I(x、y)))
ここでFは、ジオメトリック座標変換、すなわち、次の通りである。
(x’、y’)=I(x、y
またGは、強度またはラジオメトリック変換、すなわち、次の通りである。
(x”、y”)=F(x’、y’)
また実際の画像パッチI(x、y)は、基準の画像テンプレートI(x、y)のジオメトリックおよびラジオメトリック変換である。すなわち、次の通りである。
(x、y)=G(x”、y”)
この基本的なアルゴリズムを、次の2つの一般化されたラジオメトリックおよびジオメトリック方程式において、それぞれ定式化することができる。
ラジオメトリック変換に対しては、次の通りである。
(x、y)=G(x”、y”)
しかし、実際の画像におけるノイズの影響を考慮しなければならず、前述の方程式は次のようになる。
(x、y)−G(x、y)=n(x、y)
ここで、
(x、y)は、実際の画像のグレーレベル関数である。
(x、y)は、テンプレート画像である。
n(x、y)は、誤差ベクトルである。
したがって、次のようになる。
ここで、
は、x方向の傾きである。また、
は、y方向の傾きである。それぞれ、G、Gと表わすことができる。
ジオメトリック変換に対しては、次の通りである。
(x”、y”)=F(x’、y’)
実際の画像におけるノイズの影響を考慮すると、前述の方程式は次のようになる。
(x、y)−F(x、y)=v(x、y)
ここで、
(x、y)は、実際の画像のジオメトリック・レベル関数である。
(x、y)は、検索ウィンドウである。
v(x、y)は、誤差ベクトルである。
したがって、
ここで、
は、x方向の傾きである。また、
は、y方向の傾きである。それぞれ、F、Fと表わすことができる。
ジオメトリック変換は、アフィン変換、たとえば平行移動、回転、およびスケーリングなどによって表わされる。すなわち、以下の通りである。
x’=p+p+p
y’=p+p+p
ラジオメトリック変換は、一次変換、たとえば強度スケーリングおよびシフトなどによって表わされる。すなわち、以下の通りである。
(x、y)=p+p (x’、y’)
上記ラジオメトリックおよびジオメトリック変換の両方を、実施の際に組み合わせることで、ラジオメトリック品質およびジオメトリック差異が両方とも考慮されて、前述の2つの方程式を次のように書くことができる。
(x、y)=p+p (p+px+py、p+px+py)
したがって、前記方程式を線形にすることによって、一般化された観察方程式を得ることができる。
(x、y)−n(x、y)=G(x、y)+G p6(x、y)dp+G p7(x、y)dp
(x、y)−v(x、y)=F(x、y)+F p0(x、y)dp+F p1(x、y)dp+F p2(x、y)dp+F p3(x、y)dp+F p4(x、y)dp+F p5(x、y)dp
ここで、
、p、p、p、p、pは、ジオメトリック変換に対する未知の係数である。
、pは、ラジオメトリック補正に対する未知の係数である。
p0(x、y)=1
p1(x、y)=x
p2(x、y)=y
p3(x、y)=1
p4(x、y)=x
p5(x、y)=y
p6(x、y)=1
p7(x、y)=F (p+p+p、p+p+p
以下のように仮定する。
=[p、p、p、p、p、p、p、p
x=p+pX+p
y=p+pX+p
i=p+p(x、y)
、y、およびI(x、y)は、基準のテンプレート画像の座標および強度値である。x、y、およびI(x、y)は、実際の画像における理想的な位置および強度に対する座標および強度値である。8つの係数p...pは、最小2乗マッチングによって算出することができる。
=(AWA)−1
ここで、AはAの転置行列であり、3n×8行列である。nは、テンプレート画像の全画素数である。
またWは、重み行列であり、通常は共分散行列として選択される。
ここで、
qはグローバル分散である。
(i=1、2K、3n)は、ローカル分散である。
この最小2乗マッチングは繰返し法で行なわれ、P の初期値は、次の通りである。
図7に、多焦点画像スタック内の歪みを補正する方法のフローチャートを示す。第1のステップ71では、光学系によって複数のNのカラー画像を取得する。各カラー画像は、複数の画素を含み、その前の画像または次の画像とは、焦点位置が異なっている。第2のステップ72では、Nの画像のうちの2個の連続するカラー画像のそれぞれをモノクロ画像に変換することを行なう。第3のステップ73では、各モノクロ画像を好都合なM×M画像にスケーリングすることを行なう。第4のステップ74および第5のステップ75は並行して行なう。第4のステップ74では、2個の連続する画像のジオメトリック変換を計算し、第5のステップ75では、2個の連続する画像のラジオメトリック変換を計算する。ジオメトリック変換およびラジオメトリック変換を、最小2乗マッチングによって決定される係数の組によって決定する。これは、第6のステップ76で行なう。第7のステップ77では、2個の連続する画像のそれぞれからの決定済みの係数の組を用いて各画像を順次補正することで、決定されたパラメータの組を連続する各画像に適用することによって多焦点画像を構築する。
決定された係数の組によって、画像のエッジを切り取る。これらの画像エッジは、得られた決定済みの係数に基づいて妥当でない画像データを有する。画像のスケーリング(第3のステップ73)は、グレースケール画像46内の4つの画素からの寄与を結合して、データ低減画像50内の各画素を決定する双一次補間である。
多焦点画像スタックを取得するための光学系を示す概略図である。 実体顕微鏡の光軸とは平行でない軸に沿って平行移動した第1の位置および第2の位置にある実体顕微鏡を示す部分図の配置である。 カラー画像からの画像内の全体強度のグレースケール表示を生成するプロセスを示すグラフである。 グレースケール画像の画素を、計算効率を目的とした一般的により小さい四角形領域上にマッピングするデータ低減画像を表わす図である。 双一次補間法を示すグラフである。 第1の領域を第2の領域上へマッピングするための一般化された一次変換を示す図であり、第1の領域に、2本の軸についての回転拡大ねじりおよび平行移動を取り入れている。 本発明のプロセスを示すフローチャートである。
符号の説明
1 顕微鏡
2 光学系
4 コンピュータ
6 ディスプレイ
8 入力デバイス
9 メモリ
10 制御ユニット
11 マイクロプロセッサ
12 スタンド
13 光軸
14 接眼レンズ
15 ターレット
16 対物レンズ
18 顕微鏡ステージ
20 フォーカシング・ノブ
21 第1のモータ
22 第2のモータ
23 第3のモータ
25 カメラ
26、27 電気ケーブル
30 実体顕微鏡
31 第1の位置
32 第2の位置
33 軸
35 焦点の合った領域
36 画像
41 カラー画像
42 赤画像
43 緑画像
44 青画像
45 線形演算
46 グレースケール画像
50 データ低減画像
51 リスケーリング行列
60 グリッド表面
61 第1の領域
63 一次変換
64 第2の領域
65 基準領域
71 第1のステップ
72 第2のステップ
73 第3のステップ
74 第4のステップ
75 第5のステップ
76 第6のステップ
77 第7のステップ

Claims (11)

  1. 多焦点画像スタックにおける歪みを補正する方法であって、
    −光学系によって複数のNのカラー画像を取得するステップであって、各カラー画像は複数の画素を含むようなステップと、
    −Nの画像のうちの2個の連続するカラー画像のそれぞれをモノクロ画像に変換するステップと、
    −各モノクロ画像を好都合なM×M画像にスケーリングするステップと、
    −上記2個の連続する画像のジオメトリック変換およびラジオメトリック変換を計算するステップであって、最小2乗マッチングによって決定される係数の組によって上記ジオメトリック変換およびラジオメトリック変換を決定するようなステップと、
    −上記2個の連続する画像のそれぞれからの決定済み係数の組を用いて各画像を順次補正し、それによって決定されたパラメータの組を連続する各画像に適用することによって多焦点画像を構築するステップと、
    を含む方法。
  2. 光学系による複数のNのカラー画像の取得を、その前の画像および次の画像と焦点位置が異なるように行なう、請求項1に記載の方法。
  3. 決定された係数の組に従って画像のエッジを切り取り、画像は、得られた決定済みの係数に基づく妥当でない画像データを有する、請求項1に記載の方法。
  4. 画像のスケーリングは、グレースケール画像内の4つの画素からの寄与を結合してデータ低減画像内の各画素を決定する双一次補間である、請求項1に記載の方法。
  5. スケーリングされた画像は、通常128×128ビットである標準的な画像サイズを有する、請求項4に記載の方法。
  6. ジオメトリック変換を、8つのジオメトリック係数に対する最小2乗テンプレート・マッチングによって行ない、ラジオメトリック変換を、2つのラジオメトリック係数に対する最小2乗テンプレート・マッチングによって行なう、請求項1に記載の方法。
  7. 複数の順次的なNの画像をカメラによってリアル・タイムに読み込むか、または制御ユニットのメモリから若しくはコンピュータから回収するとともに、妥当性チェックおよびメモリ設定を行なう、請求項1に記載の方法。
  8. ジオメトリック変換は、2本の軸についての回転拡大ねじりおよび平行移動を含み、ラジオメトリック変換は、スケーリングおよびオフセットによって各画素の輝度に影響を与える、請求項1に記載の方法。
  9. ジオメトリック変換およびラジオメトリック変換を同時に行なう、請求項8に記載の方法。
  10. ジオメトリック変換およびラジオメトリック変換の両方を結合して1つの最小2乗マッチング計算にして、一般化された方式を生成する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. ジオメトリック変換およびラジオメトリック変換を、2個の連続する画像の対のそれぞれに順次適用して、順次的な画像マッピングを行なう、請求項10に記載の方法。
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