JP2005148830A - 適正発注量算出方法、適正発注量算出システム、適正発注量算出プログラム - Google Patents

適正発注量算出方法、適正発注量算出システム、適正発注量算出プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005148830A
JP2005148830A JP2003381324A JP2003381324A JP2005148830A JP 2005148830 A JP2005148830 A JP 2005148830A JP 2003381324 A JP2003381324 A JP 2003381324A JP 2003381324 A JP2003381324 A JP 2003381324A JP 2005148830 A JP2005148830 A JP 2005148830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
order quantity
lot
calculating
order
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003381324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4220885B2 (ja
Inventor
Anhei Morimoto
あん平 森元
Hirokazu Yamana
洋和 山名
Hachiro Shiotani
八郎 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Askul Corp
Original Assignee
Askul Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Askul Corp filed Critical Askul Corp
Priority to JP2003381324A priority Critical patent/JP4220885B2/ja
Publication of JP2005148830A publication Critical patent/JP2005148830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4220885B2 publication Critical patent/JP4220885B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、変動する需要量に対して適切な発注量を算出することができる適正発注量算出方法、適正発注量算出プログラム、適正発注量算出システムを提供することを課題とする。また、本発明は、効率よく商品の在庫を管理することができる適正発注量算出方法、適正発注量算出プログラム、適正発注量算出システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明に係るセンターサーバー2aのハードディスク8には、発注サイクルマスター11,閾値マスター12,荷姿マスター13,在庫状況マスター14が格納されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、サプライヤーへの発注量を算出する技術に関する。
一般に、商品(製品)の流れは、メーカー等のサプライヤーから卸売問屋(卸店)に行き、そこから必要に応じて仲介卸を経て小売業者である販売店に至る。
そして、卸店や物流センターでは、いつでも販売店や卸店或いは消費者に商品を供給できるよう品切れにならない程度の商品をストックしている。卸店や物流センターでは、商品のストックは必要最小限に止めるのが理想的である。
さらに、商品のストックを必要最小限にとどめることは、卸店や物流センターの在庫管理の重要な要素となっている。
従来、商品の発注数量を算出する際には、専門性をもった発注担当者が、発注者側の在庫関連コスト(発注コスト+在庫保管コスト)を最小にするEOQ(Economic Order Quantity:経済的発注数量)の概念を踏まえ、商品毎の販売量や物流上効率の良いロット(箱,パレット,個数等)を考慮した上で、発注数量を計算していた。
しかしながら、従来の発注・在庫管理方法,システムでは、実際の出荷データ等を考慮して発注担当者が発注数量を計算してきたため、発注担当者の経験に頼る部分が多く、手間と時間がかかっていた。
また、人為的作業では、基準在庫の頻繁な調整を行うことができず、商品の出荷動向を反映しきれない等の問題があった。
特開2000−053218号公報 特開2000−168917号公報
そこで、人為的判断を介さず商品の発注や在庫管理を行う方法やシステムが様々発明されてきた。
ところが、これらの方法やシステムは、自動的に発注や在庫管理を行うことはできるが、商品の品切れを起こさず、且つ在庫を減らして発注・入荷業務をさらに軽減することはできなかった。
その理由として、商品の発注ロットが固定的であり、その商品の需要の動向に対応することができないことがあげられる。
例えば、季節により需要の動向が大きく変動する商品は、需要量にあわせて発注量を増やしたり減らしたりしなければならない。しかし、商品の発注ロットが固定的であると、需要量が多いときは通常の発注ロットでは商品の数量が不足したり、需要量が少ないときは通常の発注ロットでは商品の数量が多すぎたりしてしまっていた。
これによって、発注ロットが小さい場合には、毎日発注を行わなければならなかったり、発注ロットが大きい場合には、商品の在庫が増加してしまうため発注日の間隔があいてしまったりしていた。つまり、従来の発注方法や発注システムでは、発注間隔が一定に保てないという問題があった。これに伴い、商品の受発注に係るオペレーションコストも発生してしまうという問題もあった。
さらに、発注ロットが固定的であることにより、商品によっては物流上不適切な発注ロットとなるものもあった。これによって、余分な物流コストが発生してしまうという問題もあった。
また、従来の発注・在庫管理方法及びシステムは、消費者側の需要に応じて、物流センターや卸店における商品在庫の管理を行うことができなかった。尚、これに伴い、工場における商品の生産量や生産コストにも影響があった。
そこで、本発明は、変動する需要量に対して適正な発注量を算出することができる適正発注量算出方法、適正発注量算出プログラム、適正発注量算出システムを提供することを課題とする。
さらに、本発明は、効率よく商品の在庫を管理することができる適正発注量算出方法、適正発注量算出プログラム、適正発注量算出システムを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、商品を供給するサプライヤーに商品を発注するバイヤー端末上で動的に変化する商品の需要量に応じた適正発注量を算出する方法であって、予め記憶された需要予測量を読み出すステップと、需要予測量に所定期間に値する数値を乗じて当該所定期間内に必要な必要発注量を算出するステップと、商品毎に複数設定された商品の数量単位に商品毎に設定された閾値を各々乗じた値と必要発注量の値とを比較するステップと、比較結果に基づいて適宜の数量単位を決定するステップと、数量単位に任意の係数を乗じて商品適正発注量を算出するステップとを含み、商品適正発注量は前記必要発注量を満たすことを特徴とする。
サプライヤーとは、商品メーカーや商品製造業者等の商品を供給する業者(団体)のことである。また、バイヤーとは、サプライヤーに商品の発注を行い、商品を卸店におろしたり、販売したりする業者のことである。需要予測量は、既存の演算式を用いて算出する。また需要予測量は、商品毎の季節性を加味して算出される。このような季節性が現れる商品として、飲料水、衣料品、冷暖房器具等を例示できる。
本発明の適正発注量算出方法は、商品適正発注量の媒介変数である閾値を商品毎に設定していることにより、商品毎の需要特性(受注数量,才数(容積),商品特性(季節商品/食品),保管形態,収容スペース,取引に伴う諸条件(発注数量に応じた値引き率等)に応じた発注量を算出することができる。
また、本発明に係る閾値は、任意に設定することができる。商品の必要最低発注量を算出する場合には閾値を小さく設定し、必要最大発注量を算出する場合には閾値を大きく設定する。このように閾値を任意に設定できることにより、バイヤーが商品を過多又は過少に発注することを防ぐことができる。それに伴い、バイヤーが商品を保管(ストック)する倉庫内の在庫も適量を保つことができる。
また、本発明に係る数量単位は商品のロットに関連づけてもよい。これは、商品自体が
消耗品であるか否か、又は商品の大きさや重さ等により決まってくる。例えば、商品が2Lミネラルウォーターである場合、最小ロットは、ミネラルウォーター12本で1箱という単位になる。それより大きいロットは、ミネラルウォーター12本入りの箱を24箱乗せることができるパレット(1パレット:288本)となる。さらに、1パレットより大きいロットは、5パレット(1440本)、その次に大きいロットは、16パレット(4608本)となる。
また、商品がボールペンである場合、最小ロットは、ボールペン100本を収容する小箱1箱という単位になる。それより大きいロットは、ボールペン1000本を収容する中箱であり、さらに大きいロットは、中箱を10箱乗せることができるパレット1つ(1パレット)となる。
このように、発注量の数量単位を商品のロットと関連づけることにより、バイヤーは商品に適応した単位で発注を行うことができる。
また、発注量の数量単位が商品のロットと関連付いていることにより、サプライヤーは、商品の最適な配送形態を想定することができる。例えば、商品の発注量が4パレットなので2トン車一台で配送可能である、または商品の発注量が16パレットなので10トン車一台で配送しなければならないというように、サプライヤーは商品の配送形態を想定することができる。
さらに、本発明は、商品適正発注量に応じて発注された商品が輸送用コンテナ内の空間を占有する割合を算出するステップと、算出結果に基づき商品の輸送に使用するコンテナを決定するステップとを含んでもよい。
輸送用コンテナ内の空間を商品が占有する割合を算出する方法として、商品を収容する箱の体積とコンテナ内の空間体積とから空間占有割合を算出する方法を例示できる。
また、本発明は、商品適正発注量に基づいて発注された商品の重量を算出するステップと、算出結果に基づき商品の輸送に使用するコンテナを決定するステップとを含む適正発注量算出方法とすることもできる。
この場合、商品自体の重量を用いて使用するコンテナを決定することもできるが、上述した輸送用コンテナ内の空間を商品が占有する割合を算出する場合と同様に、商品を収容する箱の重さを1単位としてコンテナを決定すると好ましい。
そして、決定されたコンテナの大きさ、数、種類に関する情報は、サプライヤーに伝えられる。
このように、商品発注時に、商品を輸送するコンテナの大きさ、数を決定することができるため、バイヤーは、サプライヤーから効率よく商品を輸送することができる。それによって、商品の迅速な納品を実現することができる。
さらに、本発明は、上述したコンテナ占有割合や商品の重量から商品の輸送コストを算出するステップを含むようにしてもよい。
本発明は、このようなステップを有することにより、商品発注時に輸送に係るコストも算出することができる。そのため、バイヤーはサプライヤー側の輸送コストも加味して商品の発注を行うことができる。
また、本発明は、商品を供給するサプライヤーに商品を発注するバイヤー端末上で動的に変化する適正発注量を算出するシステムでもある。本システムは、予め記憶された需要予測量を読み出す読出手段と、この需要予測量に所定期間に値する数値を乗じてその所定期間内に必要な必要発注量を算出する必要発注量算出手段と、商品毎に複数設定された商品の数量単位に商品毎に設定された閾値を各々乗じた値と必要発注量の値とを比較する比較手段と、比較結果に基づいて適宜の数量単位を決定する決定手段と、数量単位に任意の係数を乗じて商品適正発注量を算出する商品適正発注量算出手段とを備え、商品適正発注量は必要発注量を満たすことを特徴とする。
これによって、バイヤーは、商品の動向に対応した数量だけ注文することができる。
さらに、本発明は、商品を供給するサプライヤーに商品を発注するバイヤー端末上で実行され、動的に変化する適正発注量を算出するプログラムでもある。本発明のプログラムは、予め記憶された需要予測量を記憶手段(例えば、ハードディスクや磁気媒体等)から読み出すステップと、需要予測量に所定期間に値する数値を乗じて当該所定期間内に必要な必要発注量を算出するステップと、商品毎に複数設定された商品の数量単位に商品毎に設定された閾値を各々乗じた値と必要発注量の値とを比較するステップと、比較結果に基づいて適宜の数量単位を決定するステップと、数量単位に任意の係数を乗じて商品適正発注量を算出するステップとを実行し、商品適正発注量は必要発注量を満たすことを特徴とする。
これによって、バイヤーは、商品の動向に対応する数だけサプライヤーに注文を行うことができる。これによって、バイヤー側の在庫も必要最小限に抑えることができる。そのため、バイヤーが不動在庫を抱えることを極力防ぐことが可能となる。
また、本発明は上記プログラムを記録した記録媒体とすることもできる。記録媒体は、プログラムを流通させ得る有体物で足りる。好ましくは、ROM(Read Only Memory),HD(Hard Disk),MO(Magnet Optical),CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体が望ましい。さらに、記録媒体に記録される本発明のプログラムは、単体での流通も可能であり、例えば、インターネット等の通信媒体を介しての配布も可能である。
以上、説明したように本発明によれば、変動する需要量に対して適切な発注量を算出する適正発注量算出方法、適正発注量算出システム、適正発注量算出プログラムを提供することができる。
さらに、本発明によれば、効率よく商品の在庫を管理することができる適正発注量算出方法、適正発注量算出プログラム、適正発注量算出システムを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態の適正発注量算出方法及び適正発注算出システムについて図面を参照して説明する。
図1に本実施形態における商品(製品)の流れを示す。本実施形態では、商品を注文する顧客1と、顧客1からの注文を受け商品を提供する物流センター2と、物流センター2からの注文を受け商品を供給するサプライヤー3との間で商品が流れる。尚、本実施形態における物流センター2とサプライヤー3との間で行われる商取引の仕組みをSYNCHROMART(呼称:シンクロマート)(登録商標)と称す。
また、本実施形態に関わる数量単位は、SYNCHROMART上でバイヤーとサプライヤー間でお互いに情報を共有できる。
さらに、本実施形態における適正発注量算出方法,適正発注量算出プログラム,適正発注量算出システムにSYNCHROMARTを導入し適正発注量情報をサプライヤーへ提供することも可能である。
また、本実施形態では顧客1,物流センター2,サプライヤー3はインターネットや電話回線等によるネットワーク4を介して商品の受発注を行うこととする。商品の受発注方法として、ファクシミリや電話等が挙げられるが、本実施形態では、インターネット接続可能な端末を用いて商品の受発注を行うこととする。そのため、顧客1,物流センター2,サプライヤー3は、顧客端末1a,センターサーバー2a,サプライヤーサーバー3aというように各々の端末を有している。
さらに、本実施形態の適正発注量算出方法及び適正発注量算出システムは、商品の供給を行うサプライヤー3にて用いることも可能であるが、以下の説明では、物流センター2にて適正発注量算出方法及び適正発注量算出システムを適用することとして説明する。
本実施形態の物流センター2は、商品をサプライヤー3に発注し、自己の倉庫に商品をストックしておく。物流センター2では、顧客1から注文があると、ストックした商品の中から注文のあった商品を顧客1に提供する。
そして、物流センター2では、本実施形態の適正発注量算出システム及び適正発注量算出方法を利用して、倉庫にある商品の在庫を加味して最低発注量を予測しサプライヤー3に商品の発注が行われる。
図2にセンターサーバー2aのハードウェア構成のブロック図を示す。センターサーバー2aは、センターサーバー2a全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit:以下CPUと称す)5と、CPU5で行われた制御内容及びデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)6と、CPU5で実行する制御の主となるプログラムやデータを格納するROM(Read Only Memory)7と、CPU5で実行する各種プログラムや各種データを格納するハードディスク8とがバス9によって接続されている。
加えて、顧客1から商品の注文を受けたりサプライヤー3に発注を行ったりする為の通信インターフェース10もバス9によって接続されている。
また、本実施形態に係るハードディスク8には、荷姿マスター13,閾値マスター12,発注サイクルマスター11,在庫状況マスター14が格納されている。
図3に、発注サイクルマスター11,閾値マスター12,荷姿マスター13各々に格納されたデータ内容をまとめた一覧表を示す。尚、これらのマスターに格納されるデータは、予め設定された式に基づいて算出したデータであるとする。
発注サイクルマスター11には、商品毎に対応づけられた発注サイクルの日数のデータが格納されている。例えば、商品がボールペンの場合、発注サイクル日数を3日としたり、商品がファイルの場合、発注サイクル日数を7日として対応づけたりする。
この発注サイクル日数は、商品の需要量や商品の受発注コスト、輸送コスト等を考慮して、サプライヤー3と発注者(物流センター2)の間で任意の日数を設定する。
この発注サイクル日数から必要最低限の発注数量を算出するために、発注サイクルマスター11に格納された数値(発注サイクルの日数)を以下の演算式(数式1)に代入する。
(数式1)
(需要予測数/日)×(発注サイクル日数)=(1回の発注における必要最低数量)
この「需要予測数/日」は、過去の需要実績から既存の統計式を用いて予め算出する。
また、閾値マスター12には、商品及び商品のロットの種類(ロット単位)に対応する閾値が格納されている。閾値は、受注数量,才数(容積),商品特性(季節商品/食品),保管形態,収容スペース,取引に伴う諸条件(発注数量に応じた値引率)等を考慮して商品毎に設定される。
荷姿マスター13には、物流上の荷姿情報に商品毎のロットを対応づけたデータが格納されている。荷姿情報とは、商品を収容する箱や箱を積載するパレットのサイズデータ、又は1単位のロットに商品を収容したときの重量データ等を含む。
例えば、図6に示すようにロット1は縦310mm,横220mm,高さ15mm,重量0.75kgの中箱とし、ロット2は縦321mm,横341mm,高さ174mmの大箱とし、ロット3は大箱を63箱載置できるパレット1枚とし、ロット4はパレットを4枚とする場合を挙げることができる。
さらに、これらの情報に上述した箱に商品を収容した場合の重量のデータも加味する。例えば、ロット1の収容重量は26kg,ロット2の収容重量は624kg,ロット3の収容重量は3120kg,ロット4の収容重量は9984kgとなる。
また、図2に示す在庫状況マスター14には、商品とその商品の在庫数量とが対応づけられて格納されている。在庫状況マスター14は、商品の発注量と連動して最新の在庫数量に在庫数量のデータを更新するマスター・トランザクション処理等の処理により常に最新の情報を格納している。
以上が、センターサーバー2aのハードウェア構成である。尚、本実施形態中の顧客端末1aとサプライヤーサーバー3aのハードウェアは、ネットワーク(インターネット等)接続可能な既存のパーソナルコンピュータと同様の構成であるとし、説明を割愛する。
また、顧客端末1aは、パーソナルコンピュータに限らず、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)も好適に使用することができる。
次に、具体的例に当てはめて、本実施形態の適正発注量算出手順(方法)について説明する。
<例1:商品がミネラルウォーターの場合>
まず、ミネラルウォーターのロット内容について説明する。図4に示すように、本実施形態に係るミネラルウォーターのロットは、ロット1〜ロット4に分けられており、商品の数量はこのロットに関連づけられている。ロット1はミネラルウォーター12本(外装箱1箱),ロット2はミネラルウォーター288本(外装箱が24箱載置可能なパレット1枚),ロット3はミネラルウォーター1440本(パレット5枚分),ロット4はミネラルウォーター4608本(パレット16枚分)と設定されている。
また、例1ではミネラルウォーターの閾値を60%とする。この60%という値は、在庫状況マスター14に格納された在庫データ,やこれまでの発注量の統計,商品の特性等を鑑みて算出された値である。
ここで、ロット1とロット2の間の“境界値”は288本となり、ロット1とロット2の閾値は60%であることから172本となり、ロット2とロット3の間の“境界値”は864(本)となり、ロット3とロット4の閾値は60%であることから、ロット3とロット4の間の“境界値”は1440本の60%の2764本となる。
次に、物流センター2からサプライヤー3に発注する商品がミネラルウォーターの場合を3つのケースに分けて説明する。
(ケース1:商品の需要量が比較的少ないケース)
まず、ミネラルウォーターの適正発注量を算出するために、センターサーバー2aのCPU5は、予め記憶された「需要予測数/日(需要予測量)」を読み出す。図5に示すように、ケース1は商品の需要が比較的少なく「需要予測数/日」が「40本/日」である。
「需要予測数/日」を読み出した後、CPU5は、この「需要予測数/日」に発注サイクル日数(所定期間に値する数値)を乗じて1回の発注(所定期間内)に必要な商品の必要最低数量を算出する演算処理を行う。
このとき、ミネラルウォーターに対応づけられた発注サイクル日数を発注サイクルマスター11から読み出す。尚、本説明ではミネラルウォーターの「発注サイクル日数」は「3日」としている。この数値を上記(数式1)に代入すると、1回の発注に必要な商品の最低数量は「40本×3日」で120本と算出される。
必要最低数量が算出されると、CPU5は、この必要最低数量と、ミネラルウォーターに設定された閾値をロットに乗じた“境界値”とを比較する処理を行う。そして、この比較結果に基づいて使用するロットを決定する。
ケース1の場合、必要最低数量が120本であり、ロット1とロット2の“境界値”172(本)よりも小さい。CPU5が“境界値”よりも必要最低数量の方が小さいと判断すると、使用するロットをロット1に決定する。
使用するロットが決定すると、CPU5は、ロット数を示すロット係数をロット1(1単位)に乗じて商品の発注量を算出する。
ケース1では、ロット1はミネラルウォーター12本なので12(本)にロット係数を乗じる。ケース1では、必要最低数量が120本であるから、ミネラルウォーター120本を満たすために必要なロット1の数は12本×10で10箱となる。つまり、ケース1のロット係数は10となる。
そして、センターサーバー2aは、ケース1での適正発注量(商品適正発注量)を「12本×10」で120本と算出する。
(ケース2:商品の需要量が比較的多いケース)
ケース1同様、ミネラルウォーターの適正発注量を算出するために、センターサーバー2aのCPU5は、予め記憶された「需要予測数/日(需要予測量)」を読み出す。図5に示すように、ケース2は商品の需要量が比較的多く「需要予測数/日」が「400本/
日」である。
「需要予測数/日」を読み出した後、CPU5は、この「需要予測数/日」に発注サイクル日数(所定期間に値する数値)を乗じて1回の発注(所定期間内)に必要な商品の必要最低数量を算出する演算処理を行う。
このとき、ミネラルウォーターに対応づけられた発注サイクル日数を発注サイクルマスター11から読み出す。尚、本説明ではミネラルウォーターの「発注サイクル日数」は「3日」としている。この数値を上記(数式1)に代入すると、1回の発注に必要な商品の最低数量は「400本×3日」で1200本と算出される。
必要最低数量が算出されると、CPU5は、この必要最低数量と、ミネラルウォーターのロットに設定された閾値を乗じた“境界値”とを比較する処理を行う。そして、この比較結果に基づいて使用するロットを決定する。
ケース2の場合、必要最低数量が1200本であり、ロット1とロット2の“境界値”172(本),ロット2とロット3の“境界値”864(本)よりも大きい。
そこで次にロット3とロット4の“境界値”2764(本)と必要最低数量とを比較する。すると、CPU5は“境界値”よりも必要最低数量の方が小さい(すなわち、必要最低数量が境界値以内である)と判断し、使用するロットをロット3に決定する。
使用するロットが決定すると、CPU5は、ロット数を示すロット係数をロット3(1単位)に乗じて商品の発注量を算出する。
ケース2では、ロット3はミネラルウォーター1440本なので1440本にロット係数を乗じる。ケース2では、必要最低数量が1200本であるから、ミネラルウォーター1200本を満たすために必要なロット3の数は1つ(1440本)で足りる。つまり、ケース2のロット係数は1となる。
そして、センターサーバー2aでは、ケース2での適正発注量を「1440(本)×1」で1440本と算出する。
(ケース3:商品の需要量が極めて多いケース)
ケース1,2同様、ミネラルウォーターの適正発注量を算出するために、センターサーバー2aのCPU5は、予め記憶された「需要予測数/日(需要予測量)」を読み出す。図5に示すように、ケース3は商品の需要量が極めて多く「需要予測数/日」が「1200本/日」である。
「需要予測数/日」を読み出した後、CPU5は、この「需要予測数/日」に発注サイクル日数(所定期間に値する数値)を乗じて1回の発注(所定期間内)に必要な商品の必要最低数量を算出する演算処理を行う。
このとき、ミネラルウォーターに対応づけられた発注サイクル日数を発注サイクルマスター11から読み出す。尚、本説明ではミネラルウォーターの「発注サイクル日数」は「3日」としている。この数値を上記(数式1)に代入すると、1回の発注に必要な商品の最低数量は「1200本×3日」で3600本と算出される。
必要最低数量が算出されると、CPU5は、この必要最低数量と、ミネラルウォーターに設定された閾値を乗じた“境界値”とを比較する処理を行う。そして、この比較結果に
基づいて使用するロットを決定する。
ケース3の場合、必要最低数量が3600本であり、ロット1とロット2の“境界値”172(本),ロット2とロット3の“境界値”864(本),ロット3とロット4の“境界値”2764(本)よりも大きい。
すると、CPU5は使用するロットをロット4に決定する。使用するロットが決定すると、CPU5は、ロット数を示すロット係数をロット4(1単位)に乗じて商品の発注量を算出する。
ケース3では、ロット4はミネラルウォーター4608本なので4608本にロット係数を乗じて適正発注量を算出する。すなわち、ケース3では、必要最低数量が3600本であるから、ミネラルウォーター3600本を満たすために必要なロット4の数は1つ(4608本)で足りる。つまり、ケース3のロット係数は1となる。
そして、センターサーバー2aは、ケース3での適正発注量を「4608本×1」で4608本と算出する。
<例2:商品がA4サイズのファイルの場合>
まず、A4サイズのファイルのロットについて説明する。図6に示すように、本実施形態に係るA4サイズファイルのロットは、ロット1〜ロット4に分けられており商品の数量はこのロットに関連づけられている。ロット1はA4サイズファイル10冊(中箱1箱分),ロット2はA4サイズファイル100冊(大箱1箱分),ロット3はA4サイズファイル6300冊(大箱63箱を載置できるパレット1枚分),ロット4はA4サイズファイル25200冊(パレット4枚分の大箱を収容できる10トン車一台分)と設定されている。
そして、例2では各ロット間の閾値をロットの80%とする。この80%という値は、在庫状況マスター14に格納された在庫データやこれまでの発注量の統計等を鑑みて算出された値である。
ここで、ロット1とロット2の閾値は100冊の80%であることからロット1とロット2の間の“境界値”は「80(冊)」となり、ロット2とロット3の閾値は6300冊の80%であることから、ロット2とロット3の間の“境界値”は「5040(冊)」となり、ロット3とロット4の閾値は25200冊の80%であることから、ロット3とロット4の間の“境界値”は「20160(冊)」となる。
以下に、物流センター2からサプライヤー3に発注する商品がA4サイズファイルの場合を3つのケースに分けて説明する。
(ケース1:商品の需要量が比較的少ないケース)
まず、A4サイズファイルの適正発注量を算出するために、センターサーバー2aのCPU5は、予め記憶された「需要予測数/日(需要予測量)」を読み出す。図7に示すように、ケース1は商品の需要量が比較的少なく、「需要予測数/日」が「12冊/日」である。
「需要予測数/日」を読み出した後、CPU5は、この「需要予測数/日」に発注サイクル日数(所定期間に値する数値)を乗じて1回の発注(所定期間内)に必要な商品の必要最低数量を算出する演算処理を行う。
このとき、A4サイズファイルに対応づけられた発注サイクル日数を発注サイクルマスター11から読み出す。尚、本説明ではA4サイズファイルの「発注サイクル日数」は「7日」としている。この数値を上記(数式1)に代入すると、1回の発注に必要な商品の最低数量は「12冊×7日」で84冊と算出される。
必要最低数量が算出されると、CPU5は、この必要最低数量と、A4サイズファイルに設定された閾値を乗じた“境界値”とを比較する処理を行う。そして、この比較結果に基づいて使用するロットを決定する。
ケース1の場合、必要最低数量が84冊であり、ロット1とロット2の“境界値”80(冊)よりも大きい。
そこで次にロット2とロット3の“境界値”5040(冊)とケース2の必要最低数量とを比較する。すると、CPU5は必要最低数量の方が小さいと判断し、使用するロットをロット2に決定する。
使用するロットが決定すると、CPU5は、ロット数を示すロット係数をロット2(1単位)に乗じて商品の発注量を算出する。
ケース1では、ロット2はA4サイズファイル100冊なので100冊にロット係数を乗じる。ケース1では、必要最低数量が84冊であるから、A4サイズファイル84冊を満たすために必要なロット2の数は1箱(100冊)で足りる。つまり、ケース1のロット係数は1となる。
そして、センターサーバー2aは、ケース1での適正発注量を「100冊×1」で100冊と算出する。
(ケース2:商品の需要量が比較的多いケース)
ケース1同様、A4サイズファイルの適正発注量を算出するために、センターサーバー2aのCPU5は、予め記憶された「需要予測数/日(需要予測量)」を読み出す。図7に示すように、ケース2は商品の需要量が比較的多く「需要予測数/日」が「700冊/日」である。
「需要予測数/日」を読み出した後、CPU5は、この「需要予測数/日」に発注サイクル日数(所定期間に値する数値)を乗じて1回の発注(所定期間内)に必要な商品の必要最低数量を算出する演算処理を行う。
このとき、A4サイズファイルに対応づけられた発注サイクル日数を発注サイクルマスター11から読み出す。尚、本説明ではA4サイズファイルの「発注サイクル日数」は「7日」としている。この数値を上記(数式1)に代入すると、1回の発注に必要な商品の最低数量は「700冊×7日」で4900冊と算出される。
必要最低数量が算出されると、CPU5は、この必要最低数量と、A4サイズファイルのロットに設定された閾値を乗じた“境界値”とを比較する処理を行う。そして、この比較結果に基づいて使用するロットを決定する。
ケース2の場合、必要最低数量が4900冊であり、ロット1とロット2の“境界値”80(冊)よりも大きい。
そこで次にロット2とロット3の“境界値”5040(冊)とケース2の必要最低数量
とを比較する。すると、CPU5は必要最低数量の方が小さいと判断し、使用するロットをロット2に決定する。
使用するロットが決定すると、CPU5は、ロット数を示すロット係数をロット2(1単位)に乗じて商品の発注量を算出する。
ケース1では、ロット2はA4サイズファイル100冊なので100冊にロット係数を乗じる。ケース1では、必要最低数量が4900冊であるから、A4サイズファイル4900冊を満たすために必要なロット2の数は49箱必要となる。つまり、ケース1のロット係数は49となる。
そして、センターサーバー2aでは、ケース2での適正発注量を「100冊×49」で4900冊と算出する。
(ケース3:商品の需要量が極めて多いケース)
ケース1,2同様、A4サイズファイルの適正発注量を算出するために、センターサーバー2aのCPU5は、予め記憶された「需要予測数/日(需要予測量)」を読み出す。図7に示すように、ケース3は商品の需要量が極めて多く「需要予測数/日」が「2500冊/日」である。
「需要予測数/日」を読み出した後、CPU5は、この「需要予測数/日」に発注サイクル日数(所定期間に値する数値)を乗じて1回の発注(所定期間内)に必要な商品の必要最低数量を算出する演算処理を行う。
このとき、A4サイズファイルに対応づけられた発注サイクル日数を発注サイクルマスター11から読み出す。尚、本説明ではA4サイズファイルの「発注サイクル日数」は「7日」としている。この数値を上記(数式1)に代入すると、1回の発注に必要な商品の最低数量は「2500冊×7日」で17500冊と算出される。
必要最低数量が算出されると、CPU5は、この必要最低数量と、A4サイズファイルに設定された閾値を乗じた“境界値”とを比較する処理を行う。そして、この比較結果に基づいて使用するロットを決定する。
ケース2の場合、必要最低数量が4900冊であり、ロット1とロット2の“境界値”80(冊),ロット2とロット3の“境界値”5040(冊)よりも大きい。
そこで次にロット3とロット4の“境界値”20160(冊)とケース2の必要最低数量とを比較する。すると、CPU5は必要最低数量の方が小さいと判断し、使用するロットをロット3に決定する。
使用するロットが決定したことを受けて、CPU5は、ロット数を示すロット係数をロット3(1単位)に乗じて商品の発注量を算出する。
ケース3では、ロット3はA4サイズファイル6300冊なので6300冊にロット係数を乗じて適正発注量を算出する。すなわち、ケース3では、必要最低数量が17500冊であるから、A4サイズファイル17500冊を満たすために必要なロット3の数は3箱必要となる。つまり、ケース3のロット係数は3となる。
つまり、センターサーバー2aは、ケース3での適正発注量を「6300冊×3」で18900冊と算出する。
以上述べたように、本実施形態の適正発注量算出方法及びシステムによれば、閾値を商品毎に設定していることにより、商品毎の需要特性及び在庫状況に応じた発注量を算出することができる。
これによって、物流センター2が商品を過多又は過少に発注することを防ぐことができる。それに伴い、物流センター2が商品を保管(ストック)する倉庫内の在庫も適量を保つことができる。
また、本実施形態の適正発注量算出方法及びシステムでは、商品の数量が商品毎のロットに関連づけられていることにより、物流センター2は商品に適応した単位で発注を行うことができる。
<その他の実施例1>
さらに、その他の実施例1の適正発注量算出方法及びシステムは、センターサーバー2aが、発注量に応じて発注された商品が輸送用コンテナ内の空間を占有する割合を算出し、算出結果に基づき商品の輸送に使用するコンテナを決定する制御を実行する。
センターサーバー2aが輸送用コンテナ内の空間を商品が占有する割合を算出するには、荷姿マスター13に格納された荷姿情報を用いる。上述したように、荷姿マスター13には、商品を収容する箱のサイズデータが格納されている。このサイズデータをコンテナの収容可能空間及び収容可能重量に当てはめコンテナ内を商品が占有する割合を算出する。
これによって、物流センター2では、1回の発注でどの大きさのコンテナがいくつ必要であるかを把握することが出来る。それに伴い、物流センター2ではその回の発注量を調整することができる。
例えば、センターサーバー2aにより1回の発注である大きさのコンテナを2台使用すると算出されたが、1台のコンテナ内は完全に商品で埋め尽くされていても、もう1台のコンテナは商品の箱が1箱しか入っていない場合がある。このような場合、物流センター2では、その商品の発注は次の発注に回すか、今回の発注量を少し多めにして空きのあるコンテナのスペースを埋めるか、またはサイズの小さなコンテナを用いるか、というような調整を行うことが出来る。
これによって、物流センター2及びサプライヤー3は効率よく商品の輸送を行うことが出来る。
さらに、センターサーバー2aは、コンテナ占有割合から商品の輸送コストを算出する制御を行ってもよい。例えば、コンテナ内における商品の占有割合がコンテナ内の空間の半分の場合や、基本となる大きさのコンテナよりも小さなコンテナを使用する場合、コンテナ1台分の輸送コストの半分の輸送コストとする。
これによって、物流センター2は、1回の発注における輸送コストも含めた発注コストを認識することができる。
以上のように、本実施形態に係る適正発注量算出方法及びシステムによれば、物流センター2が輸送コンテナの種類や数及び輸送コストを把握することができるため、余分な輸送コストや余分なコンテナの数を減らすことが出来る。
<その他の実施例2>
さらに、その他の実施例2の適正発注量算出方法及びシステムは、センターサーバー2aが、発注量に応じて発注された商品の重量を算出し、算出結果に基づき商品の輸送に使用するコンテナを決定する制御を実行する。
センターサーバー2aが輸送用コンテナ内に収容される商品の重量を算出するには、荷姿マスター13に格納された荷姿情報を用いる。上述したように、荷姿マスター13には、商品を収容する箱が収容可能な重量のデータが格納されている。つまり、荷姿マスター13には商品単体の重量ではなくロット単位の重量データが格納されている。このデータをコンテナの収容可能重量に当てはめコンテナ内に収容する商品の重量を算出する。
これによって、物流センター2では、1回の発注でどの大きさのコンテナがいくつ必要であるかを把握することが出来る。それに伴い、物流センター2ではその回の発注量を調整することができる。
例えば、センターサーバー2aにより1回の発注において最大収容重量2トンのコンテナを2台使用すると算出されたが、1台のコンテナ内は完全に商品で埋め尽くされていても、もう1台のコンテナは収容可能重量の半分に満たない場合がある。このような場合、物流センター2では、その商品の発注は次の発注に回すか、または今回の発注量を少し多めにするか、というような調整を行うことが出来る。
これによって、物流センター2及びサプライヤー3は効率よく商品の輸送を行うことが出来る。
さらに、センターサーバー2aは、コンテナ内に収容された商品の重量から商品の輸送コストを算出する制御を行ってもよい。例えば、コンテナ内に収容された商品の総重量がコンテナの収容可能重量の半分の場合、コンテナ1台分の輸送コストの半分の輸送コストとする。
これによって、物流センター2は、1回の発注における輸送コストも含めた発注コストを認識することができる。
以上のように、本実施形態に係る適正発注量算出方法及びシステムによれば、物流センター2が輸送コンテナの種類や数及び輸送コストを把握することができるため、余分な輸送コストや余分なコンテナの数を減らすことが出来る。
本実施形態に係る本実施形態における商品の流れを示すイメージ図である。 本実施形態に係るセンターサーバーのハードウェア構成のブロック図である。 本実施形態に係る荷姿マスター,閾値マスター,発注サイクルマスター各々に格納されたデータ内容をまとめた一覧表である。 本実施形態に係る例1の荷姿マスターに格納されているデータのイメージを示す。 本実施形態に係る例1のロット内容を示した図である。 本実施形態に係る例2の荷姿マスターに格納されているデータのイメージを示す。 本実施形態に係る例2のロット内容を示した図である。
符号の説明
1 顧客
1a 顧客端末
2 物流センター
2a センターサーバー
3 サプライヤー
3a サプライヤーサーバー
4 ネットワーク
5 CPU
6 RAM
7 ROM
8 ハードディスク
9 バス
10 通信インターフェース
11 発注サイクルマスター
12 閾値マスター
13 荷姿マスター
14 在庫状況マスター

Claims (8)

  1. 商品を供給するサプライヤーに商品を発注するバイヤー端末上で動的に変化する商品の需要量に応じた適正発注量を算出する方法であって、
    予め記憶された需要予測量を読み出すステップと、
    当該需要予測量に所定期間に値する数値を乗じて当該所定期間内に必要な必要発注量を算出するステップと、
    商品毎に複数設定された商品の数量単位に、商品毎に設定された閾値を各々乗じた値と前記必要発注量の値とを比較するステップと、
    比較結果に基づいて適宜の数量単位を決定するステップと、
    前記数量単位に任意の係数を乗じて商品適正発注量を算出するステップと、
    を含み、
    前記商品適正発注量は前記必要発注量を満たす適正発注量算出方法。
  2. 前記数量単位は商品のロットに関連づけられている請求項1に記載の適正発注量算出方法。
  3. 前記商品適正発注量に基づいて発注された商品が輸送用コンテナ内の空間を占有する割合を算出するステップと、
    算出結果に基づき商品の輸送に使用するコンテナを決定するステップと、
    を含む請求項1又は2に記載の適正発注量算出方法。
  4. 前記割合から商品の輸送コストを算出するステップを含む請求項1〜3の何れかに記載の適正発注量算出方法。
  5. 前記商品適正発注量に応じて発注された商品の重量を算出するステップと、
    算出結果に基づき商品の輸送に使用するコンテナを決定するステップと、
    を含む請求項1〜4の何れかに記載の適正発注量算出方法。
  6. 前記重量から商品の輸送コストを算出するステップを含む請求項1〜5の何れかに記載の適正発注量算出方法。
  7. 商品を供給するサプライヤーに商品を発注するバイヤー端末上で動的に変化する適正発注量を算出するシステムであって、
    予め記憶された需要予測量を読み出す読出手段と、
    当該需要予測量に所定期間に値する数値を乗じて当該所定期間内に必要な必要発注量を算出する必要発注量算出手段と、
    商品毎に複数設定された商品の数量単位に商品毎に設定された閾値を各々乗じた値と前記必要発注量の値とを比較する比較手段と、
    比較結果に基づいて適宜の数量単位を決定する決定手段と、
    前記数量単位に任意の係数を乗じて商品適正発注量を算出する商品適正発注量算出手段と、
    を備え、
    前記商品適正発注量は前記必要発注量を満たす適正発注量算出システム。
  8. 商品を供給するサプライヤーに商品を発注するバイヤー端末上で実行され、動的に変化する適正発注量を算出するプログラムであって、
    予め記憶された需要予測量を読み出すステップと、
    当該需要予測量に所定期間に値する数値を乗じて当該所定期間内に必要な必要発注量を算出するステップと、
    商品毎に複数設定された商品の数量単位に商品毎に設定された閾値を各々乗じた値と前記必要発注量の値とを比較するステップと、
    比較結果に基づいて適宜の数量単位を決定するステップと、
    前記数量単位に任意の係数を乗じて商品適正発注量を算出するステップと、
    を実行し、
    前記商品適正発注量は前記必要発注量を満たす適正発注量算出プログラム。
JP2003381324A 2003-11-11 2003-11-11 適正発注量算出方法、適正発注量算出システム、適正発注量算出プログラム Expired - Fee Related JP4220885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381324A JP4220885B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 適正発注量算出方法、適正発注量算出システム、適正発注量算出プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381324A JP4220885B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 適正発注量算出方法、適正発注量算出システム、適正発注量算出プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005148830A true JP2005148830A (ja) 2005-06-09
JP4220885B2 JP4220885B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=34690730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003381324A Expired - Fee Related JP4220885B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 適正発注量算出方法、適正発注量算出システム、適正発注量算出プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4220885B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8341091B2 (en) 2007-10-30 2012-12-25 Honda Motor Co., Ltd. Computer system for managing orders for and deliveries of goods
JP2016218712A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP2018128852A (ja) * 2017-02-08 2018-08-16 株式会社オービック 使用予測算出装置、使用予測算出方法および使用予測算出プログラム
WO2018167824A1 (ja) * 2017-03-13 2018-09-20 三菱電機株式会社 在庫管理システム、在庫管理方法及びプログラム
CN109583817A (zh) * 2018-12-05 2019-04-05 合肥工业大学智能制造技术研究院 用于云物流环境下的云仓库的控制系统
JP2020047080A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 キリンビバレッジ株式会社 配送依頼システム及びこれに用いるコンピュータプログラム
JP2021157779A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 株式会社オービック 荷姿換算装置、荷姿換算方法、及び荷姿換算プログラム
CN114137323A (zh) * 2021-10-15 2022-03-04 国网山东省电力公司昌邑市供电公司 计量倍率档案准确性判断方法及系统
JP7442124B2 (ja) 2019-11-15 2024-03-04 シーオス株式会社 配送管理システムおよび配送管理方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004100535A1 (en) 2003-05-02 2004-11-18 Allan Robert Staker Interactive system and method for video compositing
US20100035682A1 (en) 2008-07-01 2010-02-11 Yoostar Entertainment Group, Inc. User interface systems and methods for interactive video systems
WO2020206463A1 (en) * 2019-04-05 2020-10-08 Trulla, LLC Pharmaceutical procurement and inventory management

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8341091B2 (en) 2007-10-30 2012-12-25 Honda Motor Co., Ltd. Computer system for managing orders for and deliveries of goods
JP2016218712A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP2018128852A (ja) * 2017-02-08 2018-08-16 株式会社オービック 使用予測算出装置、使用予測算出方法および使用予測算出プログラム
JPWO2018167824A1 (ja) * 2017-03-13 2019-11-07 三菱電機株式会社 在庫管理システム、在庫管理方法及びプログラム
WO2018167824A1 (ja) * 2017-03-13 2018-09-20 三菱電機株式会社 在庫管理システム、在庫管理方法及びプログラム
JP2020047080A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 キリンビバレッジ株式会社 配送依頼システム及びこれに用いるコンピュータプログラム
CN109583817A (zh) * 2018-12-05 2019-04-05 合肥工业大学智能制造技术研究院 用于云物流环境下的云仓库的控制系统
CN109583817B (zh) * 2018-12-05 2021-01-26 合肥工业大学智能制造技术研究院 用于云物流环境下的云仓库的控制系统
JP7442124B2 (ja) 2019-11-15 2024-03-04 シーオス株式会社 配送管理システムおよび配送管理方法
JP2021157779A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 株式会社オービック 荷姿換算装置、荷姿換算方法、及び荷姿換算プログラム
JP7453923B2 (ja) 2020-03-25 2024-03-21 株式会社オービック 荷姿換算装置、荷姿換算方法、及び荷姿換算プログラム
CN114137323A (zh) * 2021-10-15 2022-03-04 国网山东省电力公司昌邑市供电公司 计量倍率档案准确性判断方法及系统
CN114137323B (zh) * 2021-10-15 2024-02-20 国网山东省电力公司昌邑市供电公司 计量倍率档案准确性判断方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4220885B2 (ja) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Baker The design and operation of distribution centres within agile supply chains
CN108780529B (zh) 用于包装和配送优化的系统和方法
US7668761B2 (en) System and method for ensuring order fulfillment
Pasandideh et al. A genetic algorithm approach to optimize a multi-products EPQ model with discrete delivery orders and constrained space
US6591243B1 (en) Method and system for supply chain control
CN108921462A (zh) 库存管理方法、库存管理装置、设备及存储介质
US11263567B2 (en) Demand aware replenishment system
JP4220885B2 (ja) 適正発注量算出方法、適正発注量算出システム、適正発注量算出プログラム
US20050182696A1 (en) System and method for automatically controlling inventory
Wensing et al. Optimizing case-pack sizes in the bricks-and-mortar retail trade
WO2014141394A1 (ja) 供給グループ決定支援装置及び供給グループ決定支援プログラム
US11263584B2 (en) Demand signal router for demand aware replenishment system
Hübner et al. Retail operations
CN117194764A (zh) 一种基于多平台融合商城的商品展示方法、设备及介质
CN113361996B (zh) 组套产品订单数据处理方法和装置
JP3535007B2 (ja) 商品自動補給方法及び商品自動補給装置
JP2000229711A (ja) 在庫保管スペース管理装置、方法、及び、その記録媒体
Rong et al. Cheaper by the pallet? Multi-item procurement with standard batch sizes
JP2005089060A (ja) 物流拠点決定装置、物流拠点決定方法及びそのプログラム
Bijvank Service inventory management: Solution techniques for inventory systems without backorders
JPH11353364A (ja) 商品の出荷先及び、出荷数量の決定方法
JP2001225927A (ja) 需給計画立案装置および需給計画立案方法並びに需給計画立案用のプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
Mahlangu et al. An economic order quantity model for two deteriorating items with mutually complementary price and time dependent demand
JP6909455B2 (ja) 情報処理装置
Mukhsin et al. Scheduling Process Analysis Distribution of Product Using the Distribution Requirement Planning (DRP) Method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141121

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees