JP2005148317A - レンズ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高性能化、特に小型化を容易に図ることのできるレンズ装置を提供する。
【解決手段】 光軸Lに沿って配置された複数のレンズホルダ2と、これらのレンズホルダ2の少なくとも一部を光軸Lに沿って移動可能なレンズホルダ駆動機構3を設けるとともに、複数のレンズホルダ2のそれぞれを光軸Lに沿って移動可能に配設し、レンズホルダ駆動機構3を、複数のレンズホルダ2のそれぞれに配設された電磁石7と、各電磁石7と同心に固定配置された共通永久磁石14とにより形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 光軸Lに沿って配置された複数のレンズホルダ2と、これらのレンズホルダ2の少なくとも一部を光軸Lに沿って移動可能なレンズホルダ駆動機構3を設けるとともに、複数のレンズホルダ2のそれぞれを光軸Lに沿って移動可能に配設し、レンズホルダ駆動機構3を、複数のレンズホルダ2のそれぞれに配設された電磁石7と、各電磁石7と同心に固定配置された共通永久磁石14とにより形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数のレンズを光軸に沿って移動するのに好適なレンズ装置に関する。
一般に、ズーム機能やオートフォーカス機能を備えたビデオカメラ、コンパクトカメラ、デジタルカメラなどに搭載されるレンズ装置には、ズーム用の可動レンズであるズームレンズやフォーカス用の可動レンズであるフォーカスレンズを光軸方向に移動させてズーム制御やフォーカス制御を行うため、レンズを保持するレンズホルダを光軸に沿って移動させることのできるレンズホルダ駆動機構が設けられている。
このようなレンズ装置として、電磁石と永久磁石との相互間の磁気作用を利用した電磁駆動型のレンズホルダ駆動機構を用いたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、レンズ装置として、モータの駆動力によりレンズホルダを光軸に沿って移動させるとともに、不使用時にはレンズをカメラ本体内に収納できるように沈胴式としたレンズホルダ駆動機構も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、近年においては各種装置の高性能化が求められており、各種装置の高性能化の一つとして、レンズ装置においても高性能化が求められている。
しかしながら、前述した従来のレンズ装置においては、近年の高品質化の要求に応えることができないという問題点があった。
例えば、従来の電磁駆動型のレンズホルダ駆動機構を用いたレンズ装置においては、沈胴させることができず、小型化を図ることができないという問題点があった。
また、従来のモータの駆動力によりレンズホルダを光軸に沿って移動させる沈胴可能なレンズホルダ駆動機構を用いたレンズ装置においては、沈胴、すなわち収納させることはできるものの、大きなモータの設置スペースを必要とし、全体として小型化を図ることができないという問題点があった。
そこで、近年の携帯電話に代表される携帯用情報端末などに搭載することのできるより小型のレンズ装置が求められている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、高性能化、特に小型化を容易に図ることのできるレンズ装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明のレンズ装置の特徴は、光軸に沿って配置された複数のレンズホルダと、これらのレンズホルダの少なくとも一部を光軸に沿って移動可能なレンズホルダ駆動機構を有するレンズ装置であって、前記複数のレンズホルダのそれぞれが光軸に沿って移動可能に配設されており、前記レンズホルダ駆動機構が、前記複数のレンズホルダのそれぞれに配設された電磁石と、前記各電磁石と同心に固定配置された共通永久磁石とを有している点にある。
本発明のレンズ装置においては、前記各電磁石が、円筒状のコイルの外側に円筒状のヨークを配置することにより形成されていることが好ましい。
また、本発明のレンズ装置においては、前記各電磁石が、前記共通永久磁石の内側と外側に分けて配置されていることが好ましい。
さらに、本発明のレンズ装置においては、共通永久磁石の内側に配置されている電磁石が複数であり、これらの電磁石が光軸に沿って同軸上に配列されていることが好ましい。
さらにまた、本発明のレンズ装置においては、前記複数のレンズホルダが、光軸方向の最も前方に配置されるレンズホルダの内部に残りのレンズホルダが収納可能に形成されていることが好ましい。
本発明に係るレンズ装置によれば、高性能化、特に小型化を容易に図ることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1から図3は本発明に係るレンズ装置の実施形態を示すものであり、図1は切断斜視図、図2は縦断面図、図3は図2の3−3線に沿った横断面図である。
本実施形態のレンズ装置は、携帯電話に搭載するCCDカメラのズーム制御およびフォーカス制御に用いるものを例示している。
図1から図3に示すように、本実施形態のレンズ装置1は、光軸Lに沿って配置された複数、本実施形態においては3つのレンズホルダ(鏡筒)2と、これらのレンズホルダ2を光軸Lに沿って移動するためのレンズホルダ駆動機構3とを有している。このレンズ装置1は、図1および図2の上下方向が、光軸方向とされており、図1および図2の下方が図示しない撮像デバイスとしてのCCDなどが配置される基部側BSとされている。また、図1および図2の上方が撮影時における目標とする被写体が存在する前側FSとされている。
前記3つのレンズホルダ2は、光軸Lに沿って前側FSから基部側BSに向かって順に第1レンズホルダ2A、第2レンズホルダ2Bおよび第3レンズホルダ2Cとされている。
なお、レンズホルダ2(符号2は、第1レンズホルダ2A、第2レンズホルダ2Bおよび第3レンズホルダ2Cを総称する)の数は、設計コンセプトなどの必要に応じて増減することができる。
前記第1レンズホルダ2Aは、例えばズーム制御に用いる光軸Lの最も前方に配置される第1群レンズ4を保持するためのものであり、第1群レンズ4が保持される第1群レンズ用保持内孔5aを有する環状の第1群レンズ用保持部5と、この第1群レンズ用保持部5の外周縁から基部側BSに向かって光軸Lに沿って軸方向に延出形成された円筒状の胴部6とを具備している。そして、胴部6の基部側BSの外周には、レンズホルダ駆動機構3の一部を構成する第1レンズホルダ用電磁石7が配設されている。この第1レンズホルダ用電磁石7は、円筒状のコイル8Aの径方向外側に、磁性体により形成された円筒状のヨーク9Aを配置することにより形成されている。
前記第1レンズホルダ2Aは、取付基板10の上面に固定配置された磁石ホルダ11の外周に光軸Lに沿って移動自在に配設されている。
前記取付基板10は、光軸Lに対して直交する平面がほぼ四角枠状に形成されており、その中央部には、平面矩形状の開口12が形成されている。この開口12は、その中心が光軸上に位置するように形成されている。そして、取付基板10の上面には、ガイド部材としての円柱状に形成された2本のガイドシャフト13が光軸Lに沿った長手方向を上下方向にとするように立設されている。これらのガイドシャフト13は、取付基板10の上面に、開口12を間において光軸Lを中心とする同心円上に対向配置されている。また、取付基板10の下面側には、図示しない撮像デバイスとしてのCCDが、開口12を介して通過する光を受光することができるように取着されるようになっている。
なお、ガイドシャフト13の断面形状は、円形に限定されるものではなく、環形、四角形、多角形などの各種の形状から選択使用することができる。
前記磁石ホルダ11は、後に詳しく説明する共通永久磁石14を保持するためのものであり、光軸Lに沿った軸方向を長手方向とする全体として円筒状に形成された本体部15と、この本体部15の上端に径方向内側に向かって延出形成された環状のフランジ部16とを具備している。そして、フランジ部16の径方向に沿った幅寸法は、各ガイドシャフト13の径寸法より大きく形成されており、各ガイドシャフト13の上端が、その上端面をフランジ部16の上面と面一となるようにフランジ部16の内周側に固定されている。
すなわち、磁石ホルダ11は、その軸心を光軸上に位置させることができるように取付基板10の上面に固定配置されている。
したがって、磁石ホルダ11の外周に光軸Lに沿って移動自在に配設されている第1レンズホルダ2Aの軸心を光軸上に位置させることが容易にできるようになっている。
また、第1レンズホルダ2Aに配設された第1レンズホルダ用電磁石7は、共通永久磁石14の外側に配置されている。
なお、第1レンズホルダ2Aと磁石ホルダ11との相互間には、図示しない回転・脱落防止体が配設されており、第1レンズホルダ2Aが磁石ホルダ11の外周を中心として周方向に回転するのを防止することができるとともに、第1レンズホルダ2Aが磁石ホルダ11の外周を光軸Lに沿って前側FSに移動した際に、磁石ホルダ11から抜けて脱落するのを防止することができるようになっている。
前記磁石ホルダ11の本体部15の内面には、磁性体により形成された共通永久磁石14が配設されている。本実施形態における共通永久磁石14は、光軸Lを中心として対向配置された2つの小磁石14a(図3に一方のみ図示)に分割されており、これらの小磁石14aは、各ガイドシャフト13を間においてほぼ光軸Lを中心とする仮想円筒をなすように配置されている。そして、これらの小磁石14aの外周面を、磁石ホルダ11の本体部15の内面に当接させるとともに、各小磁石14aの上下方向に示す軸方向の両端を、磁石ホルダ11のフランジ部16の下面と取付基板10の上面とで挟持することで、各小磁石14aは、光軸Lを中心とする同心円上に固定配置されている。また、これらの小磁石14aは、それぞれ径方向内側に位置する凹面とされた内面側が例えばS極、径方向外側に位置する凸面とされた外面側がN極となるように径方向に着磁されている。なお、共通永久磁石14の周方向に沿った分割数を3以上としてもよい。
前記第2レンズホルダ2Bは、例えばズーム制御に用いる光軸Lの前方から2番目に配置される第2群レンズ17を保持するためのものであり、第2群レンズ17が保持される第2群レンズ用保持内孔18aを有する筒状の第2群レンズ用保持部18と、この第2群レンズ用保持部18の上端から径方向内側に向かって延出形成された第2群レンズ17の位置決めに用いる環状位置決め部19とを具備している。そして、第2群レンズ用保持部18の基部側BSの外周には、径方向外側に向かって延出形成された円筒状の第2レンズホルダ用電磁石取付部20が形成されている。この第2レンズホルダ用電磁石取付部20の軸方向に沿った長さ寸法は、第2群レンズ用保持部18の軸方向に沿った長さより短く形成されている。
また、第2レンズホルダ用電磁石取付部20の上面には、円環状の第2レンズホルダ用電磁石取付溝21が凹設されており、この第2レンズホルダ用電磁石取付溝21の内部には、円筒状のコイル8Bの径方向外側に、磁性体により形成された円筒状のヨーク9Bを配置することにより形成された第2レンズホルダ用電磁石22が取り付けられている。さらに、第2レンズホルダ用電磁石取付部20の外周には、径方向外側に向かって延出形成された一対の第2レンズホルダ用シャフト取付部23が軸心、すなわち光軸Lを中心として対向配置されている。
また、各第2レンズホルダ用シャフト取付部23には、軸方向、すなわち光軸方向に沿って厚さ方向に貫通するように形成されたシャフト挿通孔23aが光軸Lを中心とする同心円上にそれぞれ形成されており、これらのシャフト挿通孔23aを各ガイドシャフト13の上端側に挿通することで、第2レンズホルダ2Bが、各ガイドシャフト13に沿って、すなわち光軸Lに沿って移動可能に支持されているとともに、第2レンズホルダ用電磁石22が共通永久磁石14と同心に配置され、かつ第2レンズホルダ用電磁石22が共通永久磁石14の内側に配置されるようになっている。
前記第3レンズホルダ2Cは、例えばフォーカス制御に用いる光軸Lの最も基部側BSに配置される第3群レンズ24を保持するためのものであり、第3群レンズ24が保持される第3群レンズ用保持内孔25aを有する筒状の第3群レンズ用保持部25と、この第3群レンズ用保持部25の上端から径方向内側に向かって延出形成された第3群レンズ24の位置決めに用いる環状位置決め部26とを具備している。そして、第3群レンズ用保持部25の基部側BSの外周には、径方向外側に向かって延出形成された円筒状の第3レンズホルダ用電磁石取付部27が形成されている。この第3レンズホルダ用電磁石取付部27の軸方向に沿った長さ寸法は、第3群レンズ用保持部25の軸方向に沿った長さより短く形成されている。
また、第3レンズホルダ用電磁石取付部27の下面には、円環状の第3レンズホルダ用電磁石取付溝28が凹設されており、この第3レンズホルダ用電磁石取付溝28の内部には、円筒状のコイル8Cの径方向外側に、磁性体により形成された円筒状のヨーク9Cを配置することにより形成された第3レンズホルダ用電磁石29が取り付けられている。さらに、第3レンズホルダ用電磁石取付部27の外周には、径方向外側に向かって延出形成された一対の第3レンズホルダ用シャフト取付部30が軸心、すなわち光軸Lを中心として対向配置されている。
また、各第3レンズホルダ用シャフト取付部30には、軸方向に沿って厚さ方向に貫通するように形成されたシャフト挿通孔30aが光軸Lを中心とする同心円上にそれぞれ形成されており、これらのシャフト挿通孔30aを各ガイドシャフト13の下端側に挿通することで、第3レンズホルダ2Cが、各ガイドシャフト13に沿って、すなわち光軸Lに沿って移動可能に支持されているとともに、第3レンズホルダ用電磁石29が共通永久磁石14と同心に配置され、かつ第3レンズホルダ用電磁石29が共通永久磁石14の内側に、第2レンズホルダ用電磁石22と同軸上に配置されるようになっている。
したがって、本実施形態のレンズ装置1においては、第1レンズホルダ用電磁石7が共通永久磁石14の外側に配置され、第2レンズホルダ用電磁石22および第3レンズホルダ用電磁石29が共通永久磁石14の内側に配置され、かつ第2レンズホルダ用電磁石22と第3レンズホルダ用電磁石29とがガイドシャフト13に沿って、すなわち光軸Lに沿って同軸上に配列されている。
前記第2レンズホルダ2Bおよび第3レンズホルダ2Cは、後に述べる収納状態において、第1レンズホルダ2Aの内部に収納可能に形成されている。
前記第1レンズホルダ用電磁石7、第2レンズホルダ用電磁石22、第3レンズホルダ用電磁石29および共通永久磁石14により、本実施形態の複数のレンズホルダ2を光軸に沿って移動可能なレンズホルダ駆動機構3が構成されている。
すなわち、本実施形態のレンズホルダ駆動機構3は、複数のレンズホルダ2のそれぞれに配設された電磁石7,22,29と、各電磁石7,22,29と同心に固定配置された共通永久磁石14とを有する構成とされている。
さらに、各電磁石7,22,29は、それぞれ円筒状のコイル8(符号8は、コイル8A、コイル8Bおよびコイル8Cを総称する)の外側に円筒状のヨーク9(符号9は、ヨーク9A、ヨーク9Bおよびヨーク9Cを総称する)を配置する構成とされている。
なお、各電磁石7,22,29のコイル8は、その端子が図示しない電源に接続されているとともに、CPUおよびメモリなどにより形成された図示しない適宜な制御部から送出される制御指令によって各ヨーク9に形成される磁極の極性、磁力などが制御されるようになっている。
また、各ヨーク9および共通永久磁石14以外の部分は、樹脂などの非磁性体により形成されている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
図1から図3は本発明に係るレンズ装置1の実施形態における被写体を最大拡大したズームイン状態を示しており、図4はレンズの収納状態を示す図1と同様の図、図5はレンズの収納状態を示す図2と同様の図である。
本実施形態のレンズ装置1によれば、各電磁石7,22,29のそれぞれのヨークCに形成される磁極の極性と、各電磁石7,22,29と共通永久磁石14とのそれぞれの相互間に働く磁力を制御することで、各レンズホルダ2、すなわち各群レンズ4,17,24の位置を光軸Lに沿って個別に移動させるとともに、それぞれの位置の制御を容易に行うことができる。
その結果、本実施形態のレンズ装置1によれば、各群レンズ4,17,24の位置を図1および図2に示す被写体を最大拡大したズームイン状態と、図4および図5に示す収納状態との間の任意の位置に配置することができる。
このように、本実施形態のレンズ装置1によれば、複数のレンズホルダ2のそれぞれを光軸Lに沿って個別に移動することができるので、第1レンズホルダ2Aの移動量を大きくすることができる。この第1レンズホルダ2Aの移動量を大きくできるということは、収納状態における各レンズホルダ2の全体としての光軸方向の長さを短くすることができることになる。
また、本実施形態のレンズ装置1によれば、レンズホルダ駆動機構3が、複数のレンズホルダ2のそれぞれに配設された電磁石7,22,29と、各電磁石7,22,29と同心に固定配置された共通永久磁石14とにより構成されているので、レンズホルダ駆動機構3の構成を、簡単で、しかも小型なものとすることが容易にできるとともに、各レンズホルダ2の移動位置を高速で細かく制御することができる。その結果、レンズホルダ2の高速移動を容易かつ確実に行うことができるとともに、ズームの倍率の細分化による分解能の向上を容易かつ確実に行うことができる。さらに、省スペース化をも図ることができる。
したがって、本実施形態のレンズ装置1によれば、高性能化、特に小型化を容易に図ることができる。
また、本実施形態のレンズ装置1によれば、各電磁石7,22,29が、円筒状のコイル8の外側に円筒状のヨーク9を配置することにより形成されているので、各電磁石7,22,29と共通永久磁石14とのそれぞれの相互間に、各レンズホルダ2を移動させるのに必要な駆動力を得るための磁気回路を簡単な構成で容易に形成することができる。
さらに、本実施形態のレンズ装置1によれば、複数のレンズホルダ2が、共通永久磁石14の内側と外側に分けて配置されているので、外側に配置される第1レンズホルダ2Aの内部に、残りの第2レンズホルダ2Bおよび第3レンズホルダ2Cを容易に収納する構成を確実かつ容易に得ることができるので、より小型化を容易に図ることができる。
さらにまた、本実施形態のレンズ装置1によれば、共通永久磁石14の内側に配置されているレンズホルダ2が複数、すなわち第2レンズホルダ2Bおよび第3レンズホルダ2Cの2つであり、これら2つのレンズホルダ2B,2Cが光軸Lに沿って同軸上に配列されているので、設置スペースを少なくすることができる。
また、本実施形態のレンズ装置1の収納状態においては、図4および図5に示すように、第2レンズホルダ2Bおよび第3レンズホルダ2Cを第1レンズホルダ2Aの内部に収納させることができるので、小型化を容易に図ることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1 レンズ装置
2 レンズホルダ
2A 第1レンズホルダ
2B 第2レンズホルダ
2C 第3レンズホルダ
3 レンズホルダ駆動機構
4 第1群レンズ
7 第1レンズホルダ用電磁石
8、8A、8B、8C コイル
9、9A、9B、9C ヨーク
10 取付基板
11 磁石ホルダ
13 ガイドシャフト
14 共通永久磁石
17 第2群レンズ
22 第2レンズホルダ用電磁石
24 第3群レンズ
29 第3レンズホルダ用電磁石
L 光軸
BS 基部側
FS 前側
2 レンズホルダ
2A 第1レンズホルダ
2B 第2レンズホルダ
2C 第3レンズホルダ
3 レンズホルダ駆動機構
4 第1群レンズ
7 第1レンズホルダ用電磁石
8、8A、8B、8C コイル
9、9A、9B、9C ヨーク
10 取付基板
11 磁石ホルダ
13 ガイドシャフト
14 共通永久磁石
17 第2群レンズ
22 第2レンズホルダ用電磁石
24 第3群レンズ
29 第3レンズホルダ用電磁石
L 光軸
BS 基部側
FS 前側
Claims (5)
- 光軸に沿って配置された複数のレンズホルダと、これらのレンズホルダの少なくとも一部を光軸に沿って移動可能なレンズホルダ駆動機構を有するレンズ装置であって、
前記複数のレンズホルダのそれぞれが光軸に沿って移動可能に配設されており、
前記レンズホルダ駆動機構が、前記複数のレンズホルダのそれぞれに配設された電磁石と、前記各電磁石と同心に固定配置された共通永久磁石とを有していること特徴とするレンズ装置。 - 前記各電磁石が、円筒状のコイルの外側に円筒状のヨークを配置することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
- 前記各電磁石が、前記共通永久磁石の内側と外側に分けて配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズ装置。
- 前記共通永久磁石の内側に配置されている電磁石が複数であり、これらの電磁石が光軸に沿って同軸上に配列されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
- 前記複数のレンズホルダが、光軸方向の最も前方に配置されるレンズホルダの内部に残りのレンズホルダが収納可能に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のレンズ装置。
Priority Applications (2)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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---|---|
JP2005148317A true JP2005148317A (ja) | 2005-06-09 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007128072A (ja) * | 2005-11-03 | 2007-05-24 | Ind Technol Res Inst | 光学装置 |
KR100795210B1 (ko) | 2005-12-15 | 2008-01-16 | 양지원 | 소형 줌 카메라장치 |
-
2003
- 2003-11-13 JP JP2003384248A patent/JP2005148317A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007128072A (ja) * | 2005-11-03 | 2007-05-24 | Ind Technol Res Inst | 光学装置 |
KR100795210B1 (ko) | 2005-12-15 | 2008-01-16 | 양지원 | 소형 줌 카메라장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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