JP2005147560A - 壁面置台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 美観を向上させ、十分な強度を確保しながら、組立等の作業時や、その近くを通行する際の危険を防止することができる壁面置台を提供することを目的とする。
【解決手段】壁面に固定される横フレーム1と、横フレーム1に連結され、壁面に沿って左右に配置される一対の縦フレーム2と、縦フレーム2に連結され、壁面側から前面に向かって延びる一対のアーム3とからなる壁面置台において、アーム3は、壁面側から前面に向かうにつれて、上下方向における長さが短くなる中空形状を構成する壁体4によって構成されている壁面置台。
【選択図】 図1

Description

本発明は、壁面置台に関し、より詳細には、空気調和機等の被載置物を壁面に据え付けるために使用される壁掛け式の置台に関する。
従来から、エアコン等の室外機を屋外の壁面に据え付けるために、鉄製の壁面置台が用いられていた(例えば、特許文献1〜3)。
しかし、鉄は通常、板金を折り曲げることにより所定の形状に加工されているため、そのエッジ(端面又は切断面)がむき出しとなり、壁面置台を組み立てる工事中や、壁面置台の取付後にその横を通行する場合などに、手や腕を傷つけるという危険が伴う。
一方、錆びの発生や、重量が大きいための作業性の悪さを改善するために、軽重量で作業性がよく、錆びにくく、加工表面の美観に富むアルミ製の壁面置台が提案されている。
このようなアルミ製の壁面置台は、例えば、図10に示すように、壁面に沿って水平方向に固定され、その幅が略一定の横フレーム41と、この横フレーム41に連結され、壁面に沿って上下方向に配置され、略一定幅で形成された一対の縦フレーム42と、これら縦フレーム42に連結され、壁面側から前面に向かって延び、空気調和機をその上に載置するための一対のアーム43とから構成される。アーム43は、下端が開放されたコの字形状の断面形状を有し、その壁面側の縦フレーム42を連結する端部の上下方向に長く、前面へ向かうにつれてその長さが短くなる形状に加工されており、空気調和機を支持するための強度を確保するとともに、縦フレーム42に強固に連結することができる。
通常、これらのアルミ製の横フレーム41、縦フレーム42及びアーム43は、押出加工によって成型されている。したがって、アーム43のように、その太さ(幅又は高さ)が一定でない部材を加工する場合には、一旦、押出し成型によって一定の太さの中空状の部材を形成した後、それを斜め方向に2分割することによって形成されている(図示せず)。
しかし、アーム43の形状が、このようにアルミ製の中空状の部材を分割した形状である場合には、その下端において分割部分のエッジ43aがむき出しとなり、上述したような鉄製の壁面置台と同様の問題が依然として存在する。
特に、アルミ製の壁面置台は、押出し加工時に金型に極小の突部を設けることにより、アーム等の部材において長手方向にデザイン処理のためのライン状の模様43bが付されているが、このようなアーム等を斜め方向に分割する場合には、ライン状の模様43bと分割ラインとが鋭角状に交わることとなるため、アーム分割部分のエッジ43aがささくれ立つような形状となり、組立等の作業時等の危険が増す。また、このようなアーム43のエッジ43aは、通常何ら処理されていないため、作業時に危険であるのみならず、壁面置台自体の美観を損ねることとなる。
特開2001−182970号公報 特開平11−182898号公報 特開平8−136011号公報
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、美観を向上させ、十分な強度を確保しながら、組立等の作業時や、その近くを通行する際の危険を防止することができる壁面置台を提供することを目的とする。
本発明の壁面置台は、壁面に固定される横フレームと、該横フレームに連結され、壁面に沿って左右に配置される一対の縦フレームと、該縦フレームに連結され、壁面側から前面に向かって延びる一対のアームとからなる壁面置台において、
前記アームは、壁面側から前面に向かうにつれて、上下方向における長さが短くなる中空形状を構成する壁体によって構成されていることを特徴とする。
また、上記壁面置台において、アームは、板金の屈曲加工により形成されてなる。
さらに、アームの壁体の側面側に、ドレン配管を貫通し得る孔が形成されてなる。
また、アームの縦フレーム側端部が、縦フレームと連結するための一対の支持片を有し、アームの支持片に縦フレームを重ね、該支持片が縦フレームに締結部材によって固定されることによりアームが縦フレームに連結されてなり、該縦フレーム及び/又はアームが前記締結部材に直接接触しないように、締結部材、縦フレーム及び/又はアームの一部又は全部の表面が絶縁又は防食性材料により覆われてなる。
本発明の壁面置台によれば、アームを、壁面側から前面に向かうにつれて、上下方向における長さが短くなる中空形状を構成する壁体によって構成することにより、従来アームの一部のむき出しになっていた分割部分のエッジに起因する美観の劣化を向上することができる。しかも、エッジ部分に接触することによる作業時等の危険を防止することができ、取り扱いが容易で、作業効率を向上させることができる。また、壁面置台の各部材の厚みを薄くした場合においても、中空形状を構成する壁体によって十分な強度を確保することができる。
また、アームが、板金の屈曲加工により形成されてなる場合には、所定の形状に切断し、折り曲げるのみの簡便な工程により、アームを製造することができる。
さらに、壁体の側面側に、ドレン配管を挿入し得る孔が形成されてなる場合には、壁面の比較的高いところから垂れ下がるドレン配管を側方に保持することができ、風雨による大きな揺れ等によるドレン配管の損傷を最小限に留めることが可能となる。
また、アームの縦フレーム側端部が、縦フレームと連結するための一対の支持片を有し、アームの支持片に縦フレームを重ね、該支持片が縦フレームに締結部材によって固定されることによりアームが縦フレームに連結されてなり、該縦フレーム及び/又はアームが前記締結部材に直接接触しないように、締結部材、縦フレーム及び/又はアームの一部又は全部の表面に絶縁又は防食性被膜が形成されてなる場合には、締結部材(通常、素地が鉄)と壁面置台の各部材との接触摩擦による表面の劣化に起因する腐食を最小限に留めることができるとともに、締結部材と壁面置台の各部材との構成材料が異なる場合であっても、それらの直接接触を防止して、各構成部材の腐食を防止することができる。
本発明の壁面置台の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
実施例1
この実施例の製壁面置台9は、図1の斜視図及び図2(a)〜(c)の上面図、側面図及び図2(b)のA−A線断面図に示すように、主として、壁面に固定される横フレーム1と、この横フレーム1に連結され、壁面に沿って配置される一対の縦フレーム2と、この縦フレーム2に連結され、壁面側から前面に向かって延び、空気調和機等を支持する一対のアーム3とから構成される。なお、これらの横フレーム1、縦フレーム2及びアーム3は、それぞれアルミ製である。
アーム3は、壁面側から前面に向かうにつれて、上下方向における長さが短くなる中空形状を構成する壁体4によって形成されている。壁体4は、断面形状が、壁体の上面4aから側面、さらに下面4cに渡って連続した略矩形に形成されている。壁体4における先端部の最も細い部分の外周は、通常、120〜160mm程度であり、最も太い部分の外周は、通常240〜280mm程度である。また、アーム3の全長は、350〜550mm程度である。
このような構成とすることにより、従来の壁面置台におけるシャープなエッジ(端面、切断面等)をなくすことができ、美観の向上のみならず、作業時等におけるこれらエッジへの接触に起因する危険を防止することができる。しかも、アームの強度を確保しながら、アルミ自体の軽さに加えて、さらにアルミの使用量を低減することができ、より軽量化、ひいては作業効率の向上を図ることができる。
中空形状を構成する壁体4の上面4aには、壁面側から前面にわたって延びる溝4bが形成されており、この溝4bの幅は、通常、空気調和機等を支持するための締結部材、例えば、ボルトの胴体の幅よりもやや広く、ボルトの頭又はナットの幅よりも狭い幅に設定されている。なお、壁体上面4aの溝4bには、その一部において、補強のためにカシメにより補強板4fが取り付けられている。また、図1に示すように、溝4bには、締結部材37が挿入されており、締結部材37には、空気調和機の振動を吸収するための防振ゴム38が取り付けられている。
このような補強板により、壁体4の形状を保持することができるとともに、アーム3の強度をさらに確保することができる。
アーム3の縦フレーム2側端部には、一対の支持片4dが形成されている。支持片4dの上端は、アーム3を縦フレーム2に支持することができるように、突出した形状である。支持片4dは、中空形状を構成する壁体4の延長側面として構成されている。このような支持片4dの奥行き(図2(a)中の長さM)は、縦フレーム2の奥行きに略対応する長さに設定されており、例えば、35〜55mm程度である。
このような形状の支持片4dにより、曲げ応力に十分耐えることができる強度を備えている。
また、アーム3には、その側面に、ドレン配管を挿入することができる孔3aが形成されている。これにより、空気調和機等から垂れ下がるドレン配管を側方へ保持することができる。よって、例えば風雨によるドレン配管の揺れ等を防止して、揺れに起因するドレン配管の損傷を低減させることができる。
なお、アーム3における支持片4dには、後述する縦フレーム2との連結のための締結部材18、例えば、ボルトが挿入される孔19が、上下方向に並べて2つ形成されている。
横フレーム1は、壁面に対して略平行に配置される対面部1aと、対面部1aの下方に配置され、前面に向かって突出した突出部1bとが一体形成されて構成されている。
縦フレーム2は、断面形状が、例えば、H字形状に形成されており、その上端部近傍に、横フレーム1の突出部1bに掛合するための切欠部5が設けられている。また、切欠部5が形成された位置の前面には、締結部材20を挿入するための孔が形成されている。さらに、その下端部近傍の側面には、アーム3と連結するための孔が上下方向に2つ形成されている。
この実施例における壁面置台9を構成するアーム3は、アルミ板金の屈曲加工により製造される。つまり、まず、アルミ板を、図3に示すような形状に切断し、次に、図3における鎖線で示される部分で折り曲げ加工し、溝4bに相当する部分を形成する。続いて、図3における三点鎖線で示される部分で折り曲げ加工し、その後、溝4bに、3箇所、補強板4fを加締めることにより、図1に示すアーム3を形成することができる。
このような板金加工により、所定の形状に切断し、折り曲げるのみの簡便な工程により、アーム3を製造することができる。
この実施例の壁面置台9は、横フレーム1と縦フレーム2との連結は、横フレーム1の突出部1bに縦フレーム2の切欠部5を掛合させて、前面側から壁側に貫通する締結部材20、例えば、ボルト・ナットを用いて固定することにより行われる。
また、アーム3と縦フレーム2とは、図4(a)に示したように、アーム3における一対の支持片4dの間に、縦フレーム2を挿入し、上述した孔19及び縦フレーム2に設けられた孔に締結部材18であるボルトが挿入され、ナットを用いて固定される。
実施例2
この実施例の壁面置台は、横フレーム、縦フレーム及び/又はアームが、それらを締結するための締結部材と直接接触しないように、横フレーム、縦フレーム、アーム及び/又は締結部材の一部又は全部の表面が絶縁又は防食性材料により覆われている例を示す。
例えば、図5に示すように、締結部材として、丸頭根角ボルト26と皿ばねナット27とを用い、さらに、これら丸頭根角ボルト26と皿ばねナット27の表面に、例えば、アクリル樹脂による10μm程度の膜厚の電着による被膜28が形成されている以外、実施例1と実質的に同様である。
通常、ボルトやナットは、横フレーム1と縦フレーム2との締結部分、特に、図5に示したように、縦フレーム2とアーム3との締結部分において、上述した孔19及び縦フレーム2に設けられた孔の内壁と接触することとなる。
また、締結部材は、通常、素地が鉄によって形成され、亜鉛やアルミの粉末を主体とする防錆剤で保護されている。しかし、防錆剤は屋外の環境で10〜20年で雨や湿気により溶出するため、締結部材の素地である鉄がアルミと接触する恐れがある。そしてそれらの電位差の相違から、物理化学的作用によってアルミに対して腐食を誘発する恐れになる。
そこで、上述したように、締結部材に被膜を施すことにより、鉄とアルミとの直接的な接触を防止することができ、電位差の平衡化を抑え、アルミの腐食を防止することができる。
特に、被膜が電着塗装により形成される場合には、薄膜状の被膜を均質に形成することができ、締結部材の孔の内側、螺子溝等の隙間等の細部にわたっても被覆不良が生じず、良好に全面被覆ができるため、有利である。
アクリル樹脂の被膜28の形成は、図6に示す工程を実現できる電着塗装装置によって、公知の材料及び条件を適宜選択して行うことができる。
まず、締結部材を吊り掛け機に装備し、予備脱脂及び脱脂洗浄(S1)を行い、続いて、2回水洗を行う(S2)。次いで、締結部材の表面を調整し(S3)、被膜化成を行う(S4)。
その後、2回水洗、1回純水洗を行い(S5)、タレ切りし、溶液中で電流を流しながら電着を行う(S6)。続いて、得られた締結部材を2回水洗、1回純水洗を行い(S7)、焼付乾燥炉に導入して乾燥させる(S8)。
得られた締結部材を吊り掛け機から降ろし、塗装良否の確認を行う。
変形例
(1)実施例1の壁面置台におけるアーム等は、アルミ板を用いて形成しているが、アルミのみならず、鉄等の材料を用いて形成してもよい。このような金属を用いる場合には、特に、原料コストの低減又は軽量化を図るために薄い板を使用しても、強度を向上させることができる。しかも、従来の鉄製の壁面置台とは異なり、アーム3の下面4cが丸みを帯びた形状であり、シャープなエッジがないために、美観を向上させることができる。
なお、アームをアルミで形成する場合には、縦フレームや横フレーム等もアルミで形成することが好ましく、アームを鉄で形成する場合には、縦フレームや横フレーム等も鉄で形成することが好ましい。
(2)実施例2における締結部材に対する被膜は、アクリル樹脂にかかわらず、絶縁又は防食性の材料のいずれをも用いることができる。また、このような被膜は硬質であること、さらには薄膜状(例えば、7〜30μm程度の膜厚)に形成することができるものが好ましい。
このような被膜は、電着、噴霧、浸漬、塗布等の種々の方法によって形成することができる。特に電着塗装によって形成する場合には、孔の内面、螺子溝等の隙間等の細部にわたって確実に被膜を形成することができるため、有利である。
なお、絶縁又は防食性被膜は、締結部材の全表面でなくても、横フレーム等との接触部分の一部の表面のみに形成されていてもよい。
また、絶縁又は防食性被膜は、横フレーム1、縦フレーム2及びアーム3の材料にかかわらず、横フレーム1、縦フレーム2及びアーム3(孔やエッジ部分を含む)を形成した後に、それらの一部の表面又は全表面に形成されていてもよい。この場合の被膜は、上記の材料及び成膜方法に加えてアルマイト等を、陽極酸化等により形成することができるものでもよい。
締結部材、横フレーム1、縦フレーム2及びアーム3の絶縁又は防食性の被膜は、1層でのみ形成してもよいし、積層構造で形成してもよい。特に、アルミ製の横フレーム1、縦フレーム2及びアーム3に形成する場合には、陽極酸化による被膜を形成した後、その上に電着塗装被膜を形成するような2層構造とすることが好ましい。このように種類の異なる積層構造の被膜を形成する場合には、大きな荷重を負荷しても被膜自体がはがれず、強固にこれら部材を被覆することができ、有利である。
さらに、締結部材、横フレーム、縦フレーム及び/又はアームの一部又は全部の表面が絶縁又は防食性材料で覆われる形態は、これらの絶縁又は防食性材料が、締結部材、横フレーム、縦フレーム及び/又はアームと密着した状態で存在するのみならず、これらの部材の間に介在する状態、つまり、これら部材の一部が、絶縁又は防食性材料で覆われるような状態で存在していてもよい。例えば、図7に示すように、ボルト30の胴体と、頭部32及びナット33とが縦フレーム12等に接触する部分において、絶縁性又は防食性材料からなるブッシュ31を介在させるような形態が挙げられる。
ブッシュ31は、締結部材の長さの1/2かそれより短い長さで、締結部材の胴体よりもやや大きな径の胴体部を有し、孔の中に落ち込まないように、その端部において孔よりも大きな頭部を有している。また、胴体部の中ほどか、やや頭部よりの外側に突部31aが形成されている。
このブッシュ31は、まず、左右から孔に挿入される。この際、突部31aがカチットの役割を果たす。次いで、ボルト30をブッシュ31に挿入し、ナット33締めされる。
突部31aによって、ブッシュ31自体の孔からの抜けを防止することができるとともに、ブッシュ31を孔の中で自立させることができる。また、ナット締めにより、左右のブッシュがぶつかりあって、スペーサ機能を果たす。
なお、絶縁又は防食性被膜の材料としては、例えば、ポリエステル、ウレタン、エポキシ樹脂系塗料等が挙げられる。
また、絶縁又は防食性材料による被膜と、ブッシュのような絶縁又は防食性材料の介在との双方を組み合わせて用いてもよい。
(3)締結部材としては、ボルト・ナットのほかに、リベット、カシメ等であってもよい。
(4)図1等に示したアームに組み合わせる横フレーム及び縦フレームは、図8に示すように、前面側に面している端部を壁面側に面するような形状を有するものを用いてもよい。
また、本発明の壁面置台を梱包する際又は運搬する際には、例えば、図8に示したように、アーム3と縦フレーム2との締結部分において、上側の締結部材18をはずすことにより、アーム3は縦フレーム2の配設方向と同じ方向に延び、梱包及び運搬を容易にすることができる。
さらに、図8に示すように、横フレーム、縦フレーム及びアームの端部には、エッジ(切断面、端面等)を被覆するようなキャップ又はカバー35、34、36を設けてもよい。これらは、硬質又は軟質のプラスチック、弾性体等のいかなる材料によって形成してもよい。
(5)アーム3における支持片4dは、中空形状を構成する壁体4の延長側面として構成されているのであれば、必ずしも、図1〜3に示したような上側に突出した形状でなくてもよい。
(6)アーム3における補強板4fは、どのような形状のもの用いてもよく、壁体上面4aのどのような位置に、いくつ形成してもよい。また、補強板4fがなくてもよい。さらに、壁体上面4aに形成される溝4bは、壁面側から前面にわたって全壁体上面4aに形成されていなくてもよく、部分的に長孔形状で形成されていてもよい。
(7)アーム3における支持片4dは、図4(a)に示したように、縦フレーム2との締結部分において、壁体の上面4aや下面4cが完全に切欠された部分を意味するのみならず、縦フレームと重なりあって、締結部材によって縦フレームに固定されるアームの壁体の一部を意味する。
したがって、図4(b)に示すように、縦フレーム2がアーム3と締結部材18によって締結することができるように、支持片4d間の壁体の上面4aや下面4cの一部のみが切欠される、つまり、壁体の上面4aや下面4cにスリット3bが形成され、縦フレームと重なり合って固定されるアーム3の壁体の一部を支持片4dとして構成してもよい。このような構成により、壁体の切り取りが不要となり、スリットを形成するのみという簡便な方法でアーム3形成することができる。
さらに、図4(c)に示すように、アーム3が縦フレーム2の内側に挿入されて縦フレーム2と連結される場合には、アーム3の縦フレーム2側端部の側面が支持片4dとして機能し、この支持片4d間にアーム3の壁体の上面4aや下面4cがそのまま残存する形態であってもよい。これにより、支持片4d間にアーム3の壁体の上面4aや下面4cがそのまま配置することとなり、締結部材18のスペーサとしての機能を果たすことができる。
なお、このようなアーム3と縦フレーム2との連結は、それらの形状に応じて適宜変更することができる。また、図4(a)〜(c)における縦フレーム2の壁体2aは、壁面から前面に渡るどのような位置にずらせてもよい。
(8)実施例1では、アームは、上面4aで溝4b及び補強板4fを介して合わせる形状に板金加工を行っているが、アーム自体が、壁面側から前面に向かうにつれて、上下方向における長さが短くなる中空形状を構成する壁体によって構成されているかぎり、例えば、図9に示したように、アーム123は、下面124cで、その両端を重ね合わせることにより中空形状とし、上面124aには長孔状の溝124bを設ける形状としてもよい。
本発明の壁面置台は、空気調和機を載置するのみならず、壁面、屋内の内壁面、特に屋外の外壁面に載置することができる全ての装置に対して幅広い分野で利用することができる。
本発明の壁面置台の実施例1を示す斜視図である。 図1の壁面置台のアームの上面図(a)、側面図(b)及び断面図(c)である。 図1の壁面置台におけるアームの展開図である。 図1の壁面置台における縦フレームとアームとの連結部を示す断面図である。 締結部材を示す断面図である。 電着工程を示すフローチャート図である。 締結部材の別の例を示す断面図である。 本発明の壁面置台の変形性を斜視図である。 アームの変形例を示す斜視図である。 従来の壁面置台を示す斜視図である。
符号の説明
9 製壁面置台
1、11 横フレーム
1a、11a 対面部
1b、11b 突出部
2、12 縦フレーム
2a 壁体
3、13、123 アーム
3a 孔
3b スリット
4、14 壁体
4a、14a、124a 上面
4b、14b、124b 溝
4c、124c 下面
4d 支持片
4f 補強板
5 切欠部
18、20、37 締結部材
19 孔
22 頭部
23 螺子
24 螺子孔
26 丸頭根角ボルト
27 皿ばねナット
28 被膜
30 ボルト
31 ブッシュ
31a 突部
32 頭部
33 ナット
34、35、36 キャップ又はカバー
38 防振ゴム

Claims (4)

  1. 壁面に固定される横フレームと、該横フレームに連結され、壁面に沿って左右に配置される一対の縦フレームと、該縦フレームに連結され、壁面側から前面に向かって延びる一対のアームとからなる壁面置台において、
    前記アームは、壁面側から前面に向かうにつれて、上下方向における長さが短くなる中空形状を構成する壁体によって構成されていることを特徴とする壁面置台。
  2. アームが、板金の屈曲加工により形成されてなる請求項1に記載の壁面置台。
  3. アームの壁体の側面側に、ドレン配管を貫通し得る孔が形成されてなる請求項1又は2に記載の壁面置台。
  4. アームの縦フレーム側端部が、縦フレームと連結するための一対の支持片を有し、アームの支持片に縦フレームを重ね、該支持片が縦フレームに締結部材によって固定されることによりアームが縦フレームに連結されてなり、該縦フレーム及び/又はアームが前記締結部材に直接接触しないように、締結部材、縦フレーム及び/又はアームの一部又は全部の表面が絶縁又は防食性材料により覆われてなる請求項1〜3のいずれか1つに記載の壁面置台。
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