JP2020056415A - ケーブル支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源ケーブルの樹脂被覆を損傷しないための複雑な加工が不要であるケーブル支持具を提供する。【解決手段】 ケーブル支持具10は、架台に固定可能な固定部11と電源ケーブルを支持可能な支持部12とを有する本体部材1と、本体部材1に取り付けられるカバー部材2とを備え、支持部12が、固定部11から延出する延出部121と、固定部11と対向するように延出部121の端部に立設される立ち上がり部122とを備え、延出部121と立ち上がり部122とにより電源ケーブルを支持する支持空間13が形成されており、カバー部材2が、延出部121の延出方向に延在する支持空間13側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する第一被装部21と、立ち上がり部122の立ち上がり方向に延在する支持空間13側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する第二被装部22とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルを支持するためのケーブル支持具に関し、特に、太陽電池モジュールの設置用架台に太陽電池モジュールの電源ケーブルを固定するためのケーブル支持具に関する。
大規模産業用太陽光発電施設では、通常、複数の太陽電池モジュールが、太陽電池モジュールの設置用架台を用いて設置され、使用される。太陽電池モジュールの設置用架台としては、例えば、特許文献1の図1に示されるような、先行して設置された複数の縦材(下桟)の上に複数の横材(上桟)が縦材に直交するように固定され、縦材と横材とが井桁状に組まれる構造のものが一般的である。太陽電池モジュールに接続される電源ケーブルは、通常、このような設置用架台の桟材に沿って配置され、固定される。
上述のような設置用架台に太陽電池モジュールに接続される電源ケーブルを固定する方法としては、従来、結束バンドによる方法が知られているが、最近では、固定作業を効率的に行うために、引用文献2に示されるような形状を有するケーブル支持用金具(ケーブルフック)を用いる方法も用いられている。
結束バンドの代わりにケーブルフックを用いた場合、複数本の電源ケーブルを束ねて一時的にケーブルフックに懸架した後、ケーブルフック上を滑らせて電源ケーブルの位置を調整し、位置が定まった上で電源ケーブルを架台に固定することが可能であることから、ケーブルフックは、太陽電池モジュールの設置用架台に対する電源ケーブルの配線作業を容易にするための部材として、ますます期待が高まっている。
しかしながら、太陽電池モジュールに接続される電源ケーブルは樹脂で被覆されているため、通常、上述のようなケーブルフックには、引用文献2に示されるように金具の両側縁を外側に曲げ加工したり、金具の端面をグラインダー等で面取り加工したり、軟質の塩化ビニル等の樹脂カバーをディップ成形することで金具全体を被覆したり等、電源ケーブルを損傷しないための複雑な加工が施す必要がある。したがって、製造工程が増加することにより、製造時の効率悪化、ひいては製造費の高騰化を招いてしまうという問題がある。
特開2012−186293号公報 特開2007−020285号公報
本発明は上述のような事情に基づいてなされたものであり、電源ケーブルの樹脂被覆を損傷しないための複雑な加工が不要なケーブル支持具の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、第一に本発明は、架台に固定可能な固定部と電源ケーブルを支持可能な支持部とを有する本体部材と、前記本体部材に取り付けられるカバー部材とを備え、前記支持部が、前記固定部から延出する延出部と、前記固定部と対向するように前記延出部の端部に立設される立ち上がり部とを備え、前記延出部と前記立ち上がり部とにより電源ケーブルを支持する支持空間が形成されており、前記カバー部材が、前記延出部の延出方向に延在する前記支持空間側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する第一被装部と、前記立ち上がり部の立ち上がり方向に延在する前記支持空間側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する第二被装部とを備えるケーブル支持具を提供する(発明1)。
かかる発明(発明1)によれば、電源ケーブルを支持可能な支持部を有する本体部材に対して、支持部の支持空間側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する被装部を備えるカバー部材を取り付けることで、いわゆるアセンブリとして構成していることにより、本体部材に対して電源ケーブルの樹脂被覆を損傷しないための複雑な加工を施す必要がなく、製造性の向上及び費用の低減化の実現が可能となる。
上記発明(発明1)においては、前記本体部材がアルミニウム又はアルミニウム系合金材料の押出し加工により形成されることが好ましい(発明2)。
かかる発明(発明2)によれば、本体部材の断面形状で押出し加工された棒状部材を切断するだけで本体部材を形成でき、その本体部材の切断端面の角部を切りっ放しにしておくことが可能であるため、さらなる製造性の向上及び費用の低減化の実現が図れる。
上記発明(発明1,2)においては、前記延出部及び前記立ち上がり部が延在方向に直線形状を有し、前記カバー部材が、前記延出部に取り付けられる第一カバー部材と、前記立ち上がり部に取り付けられる第二カバー部材とにより構成されることが好ましい(発明3)。
かかる発明(発明3)によれば、支持部を構成する延出部と立ち上がり部という二つの直線形状それぞれに対応するよう、第一カバー部材及び第二カバー部材を直線形状で製造すればよいので、さらなる製造性の向上及び費用の低減化の実現が図れる。
上記発明(発明1−3)においては、前記カバー部材がアルミニウム又はアルミニウム系合金材料の押出し加工により形成されていてもよいし(発明4)、金属板の曲げ加工により形成されていてもよいし(発明5)、樹脂材料で形成されていてもよい(発明6)。
本発明のケーブル支持具によれば、電源ケーブルを支持可能な支持部を有する本体部材に対して、支持部の支持空間側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する被装部を備えるカバー部材を取り付けることで、いわゆるアセンブリとして構成していることにより、本体部材に対して電源ケーブルの樹脂被覆を損傷しないための複雑な加工を施す必要がなく、製造性の向上及び費用の低減化の実現が可能となる。
本発明の一実施形態に係るケーブル支持具を示す模式図であって、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 図1のケーブル支持具が備える本体部材を示す模式図であって、(a)は側面図、(b)は底面図である。 図1のケーブル支持具が備えるカバー部材を示す模式図であって、(a)は断面図、(b)は側面図である。 図1のケーブル支持具を太陽電池モジュールの設置用架台に固定する方法を示す説明図である。
以下、本発明のケーブル支持具の実施の形態について、適宜図面を参照して説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであって、何ら本発明を限定するものではない。
〔ケーブル支持具〕
まず、本発明のケーブル支持具の実施の形態について、図1−図4を参照しながら詳説する。図1は、本発明の一実施形態に係るケーブル支持具10を示す模式図であって、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。ケーブル支持具10は、太陽電池モジュールの設置用架台に太陽電池モジュールの電源ケーブルを固定するために用いられる。
図1に示すケーブル支持具10は、本体部材1、カバー部材2、締結ボルト3を主に備える。本体部材1は、図2に示すように、太陽電池モジュールの設置用架台に固定可能な固定部11と太陽電池モジュールの電源ケーブルを支持可能な支持部12とを有する。カバー部材2は、本体部材1に取り付けられるものである。締結ボルト3は、本体部材1を太陽電池モジュールの設置用架台に締結するためのものである。本実施形態において、ケーブル支持具10は、本体部材1に対してカバー部材2が一体的に取り付けられる、いわゆるアセンブリとして構成されている。
[本体部材]
本体部材1は、図2に示すように、固定部11と支持部12とを有する。支持部12は、固定部11から延出する延出部121と、固定部11と対向するように延出部121の端部に立設される立ち上がり部122とを備える。本実施形態において、支持部12は、延出部121と立ち上がり部122とが直角を成すように設けられており、延出部121と立ち上がり部122とにより、電源ケーブルを支持するための支持空間13が形成されている。
本実施形態において、本体部材1の固定部11及び支持部12は、アルミニウム又はアルミニウム系合金材料を、本体部材1の断面形状で押出し加工した棒状部材を切断することにより一体的に形成されているが、固定部11及び支持部12が一体的に形成され、かつ強度を保持することができればこれに限られるものではなく、例えば、金属板の曲げ加工により形成されていてもよい。
〈固定部〉
本実施形態において、固定部11は、図2に示すように、支持部12の延出部121と同一直線状に形成される締結部111と、締結部111の基端側に立設される嵌合部112とを備える。締結部111には、その先端側に締結ボルト3を螺合するための締結孔113が設けられており、この締結孔113に締結ボルト3を締め付けることにより、本体部材1が桟材Sに締結される。嵌合部112は、支持部12の立ち上がり部122と対向するように設けられている。嵌合部112には、図4に示すように、太陽電池モジュールの設置用架台を構成する桟材Sの長手方向側面の下部に位置する溝部S1に対応する突出部112aと、桟材Sの長手方向側面に当接可能な当接部112bとが設けられており、桟材Sの長手方向側面に当接部112bを当接させると同時に、溝部S1に突出部112aを嵌合させることにより、本体部材1が桟材Sに嵌合される。なお、桟材Sとの関係では、締結部111の上面から突出部112aの下面までの離間距離は、桟材Sの溝部S1の縁部高さよりも大きい必要がある。
〈支持部〉
本実施形態において、支持部12は、図2に示すように、固定部11から延出する延出部121と、固定部11と対向するように延出部121の端部に立設される立ち上がり部122とを備える。上述のように、本体部材1は、その断面形状で押出し加工した棒状部材を切断することにより形成されているため、支持部12を構成する延出部121及び立ち上がり部122は、端面が直角のままである。後述するカバー部材2は、延出部121の延出方向に延在する支持空間13側の端面角部及び、立ち上がり部122の立ち上がり方向に延在する支持空間13側の端面角部を被装するように取り付けられる。なお、立ち上がり部122は、組み付けるカバー部材2が抜け落ちないようにするため、先端部が支持空間13側に向かって鉤状に形成されている。
本実施形態において、本体部材1は、支持部12を構成する延出部121と立ち上がり部122とが略同じ長さかつ均一の厚さを有している。本体部材1の大きさや厚さは、太陽電池モジュールの設置用架台の規模や大きさ、それに伴う太陽電池モジュールの電源ケーブルの本数や荷重等によって適宜設定することができるが、幅(図2において符号Aで示される長さ)が70mm程度、高さ(図2において符号Bで示される長さ)が50mm程度、厚さ(図2において符号Cで示される長さ)が20mm程度であることが好ましい。なお、本体部材1の締結部111に設けられる締結孔113の径は、本体部材1の厚さに応じて、強度を保持できる範囲で適宜設定すればよい。
[カバー部材]
カバー部材2は、図1及び図3に示すように、本体部材1の支持部12の外側面以外の三面を被装可能に構成されており、延出部121の延出方向に延在する支持空間13側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する第一被装部21と、立ち上がり部122の立ち上がり方向に延在する支持空間13側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する第二被装部22とを備える。図3に示すように、第一被装部21(又は第二被装部22)は、支持空間13側の端面角部に対応するよう一対のR面取り形状を有している。
また、カバー部材2は、図3に示すように、支持空間13側の表面が平坦面に形成されており、第一被装部21(又は第二被装部22)を構成する一対のR面取り形状は、この平坦面に連続して設けられている。支持空間13側の表面が平坦面に形成されていることにより、カバー部材2そのものによって電源ケーブルの樹脂被覆が損傷することも回避することができる。なお、カバー部材2の形状は、支持空間13に支持される電源ケーブルの樹脂被覆が損傷するのを防ぐことができれば、上述の形状に限られるものではなく、例えば、R面取り形状を有する第一被装部21(又は第二被装部22)に連続する支持空間13側の表面が曲面である等、角部を有さない形状であればよい。
なお、カバー部材2は、図3に示すように、内側に凹凸形状が設けられており、凹部においては第一被装部21(又は第二被装部22)の部材厚が薄くなるように形成されている。部材厚の薄い部分が存在することにより、カバー部材2が全体的に弾性変形し易くなる。これにより、本体部材1に対してカバー部材2を押し付けると、カバー部材2の開口が弾性的に広がり、本体部材1へのカバー部材2の取り付けを容易に行うことが可能となる。
本実施形態において、カバー部材2は、図1に示すように、延出部121に取り付けられ、第一被装部21を有する第一カバー部材2aと、立ち上がり部122に取り付けられ、第二被装部22を有する第二カバー部材2bとにより構成されている。こうすることで、支持部12を構成する延出部121と立ち上がり部122という二つの直線形状それぞれに対応するよう、第一カバー部材2a及び第二カバー部材2bを直線形状で製造すればよいので、さらなる製造性の向上及び費用の低減化の実現が図れる。なお、本実施形態においては、上述のように、延出部121と立ち上がり部122とが略同じ長さを有しているため、第一カバー部材2aと第二カバー部材2bとに、同形状のカバー部材2を適用することができる。
本実施形態において、第一カバー部材2a(又は第二カバー部材2b)は、アルミニウム又はアルミニウム系合金材料の押出し加工によりR面取り形状を有する第一被装部21(又は第二被装部22)が設けられるように形成されているが、本体部材1の支持空間13側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する被装部が設けられていればこれに限られるものではなく、金属板の曲げ加工又は樹脂材料により形成されていてもよい。
カバー部材2の大きさは、取り付ける本体部材1の大きさに合わせて適宜設定すればよい。また、カバー部材2の厚さは、使用する材料に応じて適宜設定することができるが、材料がアルミニウム又はアルミニウム系合金材料であれば0.5−2mm程度、金属板であれば0.1−0.5mm程度、樹脂材料であれば2−4mm程度であることが好ましい。
本発明のケーブル支持具10は、このように、電源ケーブルを支持可能な支持部12を有する本体部材1に対して、支持部12の支持空間13側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有するカバー部材2を取り付けることで、いわゆるアセンブリとして構成しているので、従来のように本体部材1そのものに対して、曲げ加工したり、端面をグラインダー等で面取り加工したり、軟質の塩化ビニル等の樹脂カバーをディップ成形することで全体を被覆したり等、樹脂で被覆されている電源ケーブルを損傷しないための複雑な加工が施す必要がなく、製造性の向上及び費用の低減化の実現が可能となる。
[締結ボルト]
締結ボルト3は、図1又は図4に示すように、本体部材1を太陽電池モジュールの設置用架台の桟材Sに締結するためのものである。締結ボルト3の構成は特に限られるものではなく、例えば、汎用の六角穴付きボルトを好適に用いることができる。締結ボルト3の大きさは、締結孔113の径に合わせて適宜選択すればよい。
〔ケーブル支持具の固定方法〕
以下、上記実施形態におけるケーブル支持具10を太陽電池モジュールの設置用架台に固定する方法について、図4を参照しながら説明する。図4は、ケーブル支持具10を太陽電池モジュールの設置用架台に固定する方法を示す説明図である。なお、以下の説明及び図4では、太陽電池モジュールの設置用架台を構成する桟材Sとして、横材(上桟)を用いているが、これに限られるものではなく、太陽電池モジュールの設置用架台を構成する桟材であれば、例えば、縦材(下桟)であってもよい。
まず、本体部材1に対してカバー部材2を取り付けることにより、アセンブリとしてケーブル支持具10を完成させる。次に、現場において、図4(a)に示すように、桟材Sの長手方向側面の下部に位置する溝部S1に、本体部材1の嵌合部112の突出部112aを嵌合させるため、ケーブル支持具10を桟材Sの方向に水平移動させて、嵌合部112の当接部112bを上桟の側面に当接させる。このとき、本体部材1の締結孔113には、締結ボルト3が挿入されていてもよい。当接部112bが桟材Sの側面に当接したら、図4(b)に示すように、ケーブル支持具10を下方向に垂直移動させて、突出部112aを、桟材Sの溝部S1に嵌合させる。次に、図4(c)に示すように、締結孔113に挿入されている締結ボルト3の先端が桟材Sの下面と当接するまで、締結ボルト3を締め付ける。上記工程により、ケーブル支持具10を太陽電池モジュールの設置用架台に固定することができる。図4(d)は、上記工程を経て、太陽電池モジュールの設置用架台に固定されたケーブル支持具10の支持空間13に、複数本の電源ケーブルを支持させた状態を示している。
なお、上記実施形態においては、締結部111及び嵌合部112を有する固定部11によって、ケーブル支持具10を太陽電池モジュールの設置用架台に固定しているが、固定部11の構造は本体部材1を桟材Sに固定することができればこれに限られるものではなく、太陽電池モジュールの設置用架台の桟材Sの形状によって種々の構造が採用できる。
以上、本発明について図面を参照にして説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更実施が可能である。上記実施形態においては、支持部材1の延出部121と立ち上がり部122とが直角を成すように設けられているが、これに限られるものではなく、例えば鋭角を成すように設けられていてもよい。また、上記実施形態においては、カバー部材2は、第一カバー部材2aと第二カバー部材2bの二つの部材により構成されるものであるが、これに限られるものではなく、延出部121及び立ち上がり部122の長さに応じて、例えば三つ以上の部材により構成されるものであってもよい。なお、本発明のケーブル支持具によれば、本体部材に対して電源ケーブルの樹脂被覆を損傷しないための複雑な加工を施す必要がないので、上記実施形態に示すような太陽電池モジュールの設置用架台に限らず、樹脂で被覆された電源ケーブルとともに使用される種々の架台に適用することができる。
本発明は、大規模産業用太陽光発電の分野において用いられる太陽電池モジュールの設置用架台に、太陽電池モジュールの電源ケーブルを固定するのに特に有用である。
10 ケーブル支持具
1 本体部材
11 固定部
111 締結部
112 嵌合部
112a 突出部
112b 当接部
113 締結孔
12 支持部
121 延出部
122 立ち上がり部
13 支持空間
2 カバー部材
21 第一被装部
22 第二被装部
2a 第一カバー部材
2b 第二カバー部材
3 締結ボルト
S 桟材
S1 溝部

Claims (6)

  1. 架台に固定可能な固定部と電源ケーブルを支持可能な支持部とを有する本体部材と、
    前記本体部材に取り付けられるカバー部材とを備え、
    前記支持部が、前記固定部から延出する延出部と、前記固定部と対向するように前記延出部の端部に立設される立ち上がり部とを備え、前記延出部と前記立ち上がり部とにより電源ケーブルを支持する支持空間が形成されており、
    前記カバー部材が、前記延出部の延出方向に延在する前記支持空間側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する第一被装部と、前記立ち上がり部の立ち上がり方向に延在する前記支持空間側の端面角部に対応する部分にR面取り形状を有する第二被装部とを備えるケーブル支持具。
  2. 前記本体部材がアルミニウム又はアルミニウム系合金材料の押出し加工により形成される請求項1に記載のケーブル支持具。
  3. 前記延出部及び前記立ち上がり部が延在方向に直線形状を有し、前記カバー部材が、前記延出部に取り付けられる第一カバー部材と、前記立ち上がり部に取り付けられる第二カバー部材とにより構成される請求項1又は請求項2に記載のケーブル支持具。
  4. 前記カバー部材がアルミニウム又はアルミニウム系合金材料の押出し加工により形成される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のケーブル支持具。
  5. 前記カバー部材が金属板の曲げ加工により形成される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のケーブル支持具。
  6. 前記カバー部材が樹脂材料で形成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のケーブル支持具。
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