JP2005146982A - 始動検出装置 - Google Patents
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- F02N11/0848—Circuits or control means specially adapted for starting of engines with means for detecting successful engine start, e.g. to stop starter actuation
Abstract
【課題】簡単にエンジンの始動を検出できる始動検出装置を得る。
【解決手段】車両に搭載されたエンジンによる振動を検出する振動センサ1と、振動センサ1による検出信号に基づいてエンジンの始動を検出する検出回路とを備えた。検出回路は、振動センサ1からの検出信号の低周波成分を通過させるローパスフィルタ4を備える。更に、エンジンの始動を検出したときには、セルモータ24の駆動を停止させるスイッチング回路26を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】車両に搭載されたエンジンによる振動を検出する振動センサ1と、振動センサ1による検出信号に基づいてエンジンの始動を検出する検出回路とを備えた。検出回路は、振動センサ1からの検出信号の低周波成分を通過させるローパスフィルタ4を備える。更に、エンジンの始動を検出したときには、セルモータ24の駆動を停止させるスイッチング回路26を備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両の搭載されたエンジンの始動を検出する始動検出装置に関する。
従来より、無線式あるいはタイマー式のエンジン始動装置によりエンジンを始動し、エンジンが始動したことを判定してセルモータの駆動を停止する始動検出装置が知られている。このような始動検出装置として、特許文献1にあるように、バッテリ電圧を所定のサンプリング周期で検出して、前回のサンプリング電圧が今回のサンプリング電圧を連続して所定回以上上回ったときにエンジン始動と判定したり、あるいは、今回のサンプリング電圧と所定回前のサンプリング電圧との差が所定値を上回ったときにエンジン始動と判定していた。
特開2000−179394
しかしながら、こうした従来のものでは、バッテリ電圧を所定周期で連続してサンプリングして、エンジンの始動を判定しなければならず、煩雑であるという問題があった。
本発明の課題は、簡単にエンジンの始動を検出できる始動検出装置を提供することにある。
本発明の課題は、簡単にエンジンの始動を検出できる始動検出装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
車両に搭載されたエンジンによる振動を検出する振動センサと、
該振動センサによる検出信号に基づいて前記エンジンの始動を検出する検出回路とを備えたことを特徴とする始動検出装置がそれである。前記検出回路は、前記振動センサからの検出信号の低周波成分を通過させるローパスフィルタを備えてもよい。更に、前記エンジンの始動を検出したときには、セルモータの駆動を停止させるスイッチング回路を備えた構成としてもよい。また、前記振動センサは、前記車両の乗車室内のダッシュボード上に設けられた構成でもよい。
車両に搭載されたエンジンによる振動を検出する振動センサと、
該振動センサによる検出信号に基づいて前記エンジンの始動を検出する検出回路とを備えたことを特徴とする始動検出装置がそれである。前記検出回路は、前記振動センサからの検出信号の低周波成分を通過させるローパスフィルタを備えてもよい。更に、前記エンジンの始動を検出したときには、セルモータの駆動を停止させるスイッチング回路を備えた構成としてもよい。また、前記振動センサは、前記車両の乗車室内のダッシュボード上に設けられた構成でもよい。
本発明の始動検出装置は、簡単な構成で、エンジンの始動を検出できるという効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、1は振動センサで、本実施形態では、半導体加速度センサ等が用いられている。振動センサ1は車両に搭載された図示しないエンジンや後述するセルモータ24に直接取り付けたり、あるいは、車両の乗車室内のダッシュボード上等に設けてもよい。振動センサ1からの検出信号は、アンプ2に入力されるように接続されている。アンプ2は、振動センサ1からの検出信号を増幅して、ローパスフィルタ4に出力するように接続されている。
図1に示すように、1は振動センサで、本実施形態では、半導体加速度センサ等が用いられている。振動センサ1は車両に搭載された図示しないエンジンや後述するセルモータ24に直接取り付けたり、あるいは、車両の乗車室内のダッシュボード上等に設けてもよい。振動センサ1からの検出信号は、アンプ2に入力されるように接続されている。アンプ2は、振動センサ1からの検出信号を増幅して、ローパスフィルタ4に出力するように接続されている。
ローパスフィルタ4は、アンプ2からの出力信号のうち、低周波成分を通過させるフィルタである。ローパスフィルタ4からの出力信号は、ダイオード6を介して検出回路10に入力されるように接続されている。また、ダイオード6を介して検出回路10に入力される電圧信号は、抵抗8とコンデンサ9とにより構成される尖頭値保持回路により、入力信号の振幅に比例した直流へ変換される。
検出回路10は、周知のCPU12、ROM14、RAM16を論理演算回路の中心として構成され、外部と入出力を行なう入出力回路18をコモンバス20を介して相互に接続されている。ローパスフィルタ4からの信号は、ダイオード6を介してアナログ−デジタル変換回路22に入力され、アナログ−デジタル変換回路22でデジタル信号に変換された後、入出力回路18に入力される。
一方、図示しないエンジンを始動するセルモータ24は、スイッチング回路26を介して、バッテリ28に接続されている。スイッチング回路26は、バッテリ28とセルモータ24との間のスイッチングを行う回路で、入出力回路18からの信号に応じて、セルモータ24の駆動・停止を行なう。
入出力回路18には、車両に搭載される受信機30が接続されており、受信機30は使用者の手元に置かれた送信機32からの始動信号を受信すると、入出力回路18に始動信号を出力する。入出力回路18に始動信号が入力されると、CPU12は、入出力回路18を介して、スイッチング回路26に接続信号を出力して、バッテリ28とセルモータ24とを接続して、セルモータ24を駆動させてエンジンを始動する。
エンジンの始動時に、セルモータ24が駆動されてエンジンが始動すると、低周波成分の比較的大きな振幅の振動が発生してから、エンジンが自力で回転を始めると、エンジンの回転数に応じた振動が発生する。
振動センサ1によりエンジンに基づく振動を検出すると、図2(イ)に示すように、振動センサ1からの検出信号は、エンジンが始動されたときに、低周波成分の比較的大きな振動を含んでいる。エンジンが自力で回転を始めると、エンジンの回転数に応じた高周波成分の振動が中心になる。この振動センサ1からの検出信号をアンプ2により増幅した後、ローパスフィルタ4を通すことにより、高周波成分の振動が除去され、図2(ロ)に示すように、低周波成分のみの検出信号となる。
この入力信号は、ダイオード6、抵抗8、コンデンサ9により、入力信号の振幅に比例した直流へ変換され、図2(ハ)に示すように、低周波成分の検出信号の各ピークを結んだピークホールド信号となる。ローパスフィルタ4を通過して高周波成分が除去された検出信号は、ダイオード6を介してアナログ−デジタル変換回路22に入力される。
CPU22は、この検出信号が予め設定された閾値を超えたとき、または検出信号が上昇から下降に転じたとき、エンジンが始動されたと判定して、入出力回路18を介してスイッチング回路26にセルモータ24の停止信号を出力する。スイッチング回路26では、この停止信号によって、バッテリ28とセルモータ24との接続を遮断して、セルモータ24の駆動を停止する。
このように、振動センサ1によりエンジンの始動に基づく振動を検出することにより、簡単に、しかも、確実にエンジンの始動を検出できる。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
1…振動センサ 2…アンプ
4…ローパスフィルタ 6…ダイオード
8…抵抗 9…コンデンサ
10…検出回路 24…セルモータ
26…スイッチング回路
28…バッテリ 30…受信機
32…送信機
4…ローパスフィルタ 6…ダイオード
8…抵抗 9…コンデンサ
10…検出回路 24…セルモータ
26…スイッチング回路
28…バッテリ 30…受信機
32…送信機
Claims (4)
- 車両に搭載されたエンジンによる振動を検出する振動センサと、
該振動センサによる検出信号に基づいて前記エンジンの始動を検出する検出回路とを備えたことを特徴とする始動検出装置。 - 前記検出回路は、前記振動センサからの検出信号の低周波成分を通過させるローパスフィルタを備えたことを特徴とする請求項1記載の始動検出装置。
- 更に、前記エンジンの始動を検出したときには、セルモータの駆動を停止させるスイッチング回路を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の始動検出装置。
- 前記振動センサは、前記車両の乗車室内のダッシュボード上に設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の始動検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003385398A JP2005146982A (ja) | 2003-11-14 | 2003-11-14 | 始動検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2003385398A JP2005146982A (ja) | 2003-11-14 | 2003-11-14 | 始動検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005146982A true JP2005146982A (ja) | 2005-06-09 |
Family
ID=34693476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003385398A Pending JP2005146982A (ja) | 2003-11-14 | 2003-11-14 | 始動検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005146982A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103946536A (zh) * | 2011-11-18 | 2014-07-23 | 法雷奥电机设备公司 | 用于内燃机的具有集成的电子滤波器的电起动器 |
WO2016031124A1 (ja) * | 2014-08-25 | 2016-03-03 | 株式会社デンソー | 内燃機関の始動制御装置 |
-
2003
- 2003-11-14 JP JP2003385398A patent/JP2005146982A/ja active Pending
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CN103946536A (zh) * | 2011-11-18 | 2014-07-23 | 法雷奥电机设备公司 | 用于内燃机的具有集成的电子滤波器的电起动器 |
CN103946536B (zh) * | 2011-11-18 | 2017-05-31 | 法雷奥电机设备公司 | 用于内燃机的具有集成的电子滤波器的电起动器 |
WO2016031124A1 (ja) * | 2014-08-25 | 2016-03-03 | 株式会社デンソー | 内燃機関の始動制御装置 |
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