JP2005145720A - 炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料 - Google Patents

炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料 Download PDF

Info

Publication number
JP2005145720A
JP2005145720A JP2003380770A JP2003380770A JP2005145720A JP 2005145720 A JP2005145720 A JP 2005145720A JP 2003380770 A JP2003380770 A JP 2003380770A JP 2003380770 A JP2003380770 A JP 2003380770A JP 2005145720 A JP2005145720 A JP 2005145720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon
substrate
thin film
flaky powder
amorphous structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003380770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4189488B2 (ja
Inventor
Tsuguyori Oohana
継頼 大花
Akihiro Tanaka
章浩 田中
Masahiro Suzuki
雅裕 鈴木
Yoshinori Koga
義紀 古賀
Takako Nakamura
挙子 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2003380770A priority Critical patent/JP4189488B2/ja
Publication of JP2005145720A publication Critical patent/JP2005145720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4189488B2 publication Critical patent/JP4189488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

【課題】 基板上に成膜したアモルファス構造を有する炭素系薄膜から作製した、固体潤滑剤などの耐摩擦・摩耗性材料又は電極材料などの電気的特性に関連した材料に適用できる炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料を提供することを課題とする。
【解決手段】 基板上に成膜されたアモルファス構造を有する炭素系薄膜から基板を除去することにより得られた同材料の薄片からなることを特徴とする炭素系薄片状粉末及び金属製等の基板上にアモルファス構造を有する炭素系薄膜を形成し、次に成膜された基板から、該基板を酸により選択的に溶解除去することを特徴とするアモルファス構造を有する炭素系薄片状粉末の製造方法。
【選択図】 図2

Description

本発明は、固体潤滑剤などの耐摩擦・摩耗性材料又は電極材料などの電気的特性に関連した材料として適用できる炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料に関する。
これまでダイヤモンドライクカーボン(DLC)やアモルファスカーボンと呼ばれている炭素系薄膜は、プラズマCVD法やスパッタ法によって基板上に作成され、その優れた耐摩耗、低摩擦特性により、固体潤滑材料としての応用が期待されている材料である(非特許文献1参照)。
またその化学的安定性および硬質材料の特性から情報技術の記憶媒体の保護膜として応用されてきた。
しかし、その製法は真空チャンバーを用いたプラズマCVD法やスパッタ法であり、基材の大きさの制限や複雑形状への適応には限界があった。
例えば、炭素系薄膜を固体潤滑膜や保護膜として用いるには基材との密着性が問題であり、これまで成膜技術の改良や中間層による密着性の改善が試みられてきた。そのために基材の種類によって成膜技術や中間層を新たに開発しなくてならないという大きな問題点があった。
また、通常成膜は真空チャンバー内で行われるため、大面積化には大きな真空容器を用意しなくてはならないことや、一度剥がれると補修不可能なことの問題がある。
したがって真空チャンバーを用いずに炭素系薄膜が成膜できる技術が期待されている。
そこで、炭素系薄膜の特性を損なうことなく粉末状にすれば、各種バインダーと混ぜることによって各種基板又は大面積基板へ塗布することが可能となり、炭素系薄膜の利点を失うことなく利用できると考えられる。
また固体潤滑剤として用いるには基材との密着性が大きな問題となっており、成膜法の工夫や中間層を用いるなどの工夫が必要であったが粉末の炭素系材料を用いれば、バインダーの密着性を上げることによって各種基材に対応が可能である。また、粉末化することにより質量当たりの単位面積が増加するので、新たに電極材料などの用途にも適用できる。
しかし、これまで粉末状の炭素系薄膜の製法に関する報告や利用法について言及した報告はない。
鈴木秀人・池永勝著「事例で学ぶDLC成膜技術」9頁〜26頁、日刊工業新聞社発行(2003年5月28日)
本発明は、基板上に成膜したアモルファス構造を有する炭素系薄膜から作製した、固体潤滑剤などの耐摩擦・摩耗性材料又は電極材料などの電気的特性に関連した材料に適用できる炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明では基板上に成膜したアモルファス構造を有する炭素系薄膜から基板を除去するものであり、具体的には、1)基板上に成膜されたアモルファス構造を有する炭素系薄膜から基板を除去することにより得られた同材料の薄片からなることを特徴とする炭素系薄片状粉末、2)アモルファス構造を有する炭素系薄片の厚さが0.1〜50μmであることを特徴とする1記載の炭素系薄片状粉末、3)アモルファス構造を有する炭素系薄片の厚さが0.5〜5μmであることを特徴とする1記載の炭素系薄片状粉末、4)炭素系薄片の四方のサイズが1〜1000μmであることを特徴とする1〜3のいずれかに記載の炭素系薄片状粉末、5)炭素系薄片の四方のサイズが10〜100μmであることを特徴とする1〜3のいずれかに記載の炭素系薄片状粉末、6)固体潤滑剤又は電極材であることを特徴とする1〜5のいずれかに記載の炭素系薄片状粉末、7)金属製等の基板上にアモルファス構造を有する炭素系薄膜を形成し、次に成膜された基板から、該基板を酸により選択的に溶解除去することを特徴とするアモルファス構造を有する炭素系薄片状粉末の製造方法、8)炭素系薄膜自身の持つ内部応力により、自己粉末化することを特徴とする6記載の炭素系薄片状粉末の製造方法、9)基板上に成膜されたアモルファス構造を有する炭素系薄膜から基板を除去することにより得られた同材料の薄片からなる炭素系薄片状粉末とバインダーとを混合し、被着物に塗布したことを特徴とする複合材料に関する。
上記の炭素系薄膜から得られた薄片状の粉末は、各種バインダーなどとの混合が可能となり、多くの基板への塗布も可能になる。
また、厚膜化も容易にできる。すなわち炭素系薄膜の特徴を生かしたまま、多くの材料への応用が可能となる。
粉末化による単位面積の増加は電極材料などへの応用も可能であり、これまで膜としての利用に限られてきた炭素系材料の応用範囲を大きく広げることができるという優れた効果を有する。
本発明の基本は、基板上に成膜されたアモルファス構造を有する炭素系薄膜から基板を除去することにより同材料の薄片からなる炭素系薄片状粉末を得るものである。
これまで、炭素系薄膜は基板上に密着した状態で用いられ、固体潤滑膜や保護膜としての応用が検討されてきた。しかし、薄膜として利用するには基板との密着性などの問題があり、膜の成膜技術の開発や中間層の導入など技術を用いる必要があった。また、通常アモルファス炭素膜は比較的大きな内部応力(−1GPa〜−3GPa程度の圧縮応力)を持ち、厚膜では剥離や亀裂が生じるため、10μm以上の厚膜化が困難であった。
本発明は、このような成膜されたアモルファス炭素膜においては、本来問題となる内部応力を利用して薄片化するものであり、著しい意外性と特徴を有するものである。
アモルファス構造を有する炭素系薄膜を成膜するための基板としては、特に制限はないが、基板を酸による溶解を行う都合上、アルミニウム、鉄、銅、マグネシウム、ニッケルなどの金属、又はシリコン等の金属性非金属などが望ましいが、その他の材料を使用でき、特に制限されない。
また、基板の厚さにも制限がない。ある程度の厚さ(数μm程度)があれば、基板としての役目を有する。基板の厚さが厚い場合には溶解に、それなりの時間がかかるだけである。
基板を溶解する酸については、塩酸、硫酸、硝酸、フッ酸等の基板の溶解に合った酸溶液を選択することができ、この酸の選択にも特に制限はない。
成膜方法としては、マイクロ波CVD法、マグネトロンスパッタリング法、レーザーアブレーション法など、アモルファス構造を有する炭素系薄膜の成膜方法を任意に使用することができる。
アモルファス構造を有する炭素系薄膜としては、炭素と結合してsp及びsp結合をもつアモルファス炭素の膜、窒素、珪素などの典型元素又はクロム、鉄、ニッケル、コバルトなどの遷移金属元素を含む同炭素膜などがあるが、その材料にも特に制限がない。
本発明は、このような異種元素を含むものを包含するが、混合比率等にも特に制限がなく、アモルファス構造を持つものであれば良い。
炭素源としては、炭素のみ、又は酸素、水素を有している炭化物、例えば、二酸化炭素、一酸化炭素、アセチレン、メタン、エタン、メタノール、エタノール、ベンゼン、フラーレン等を用いることができる。
金属製等の基板上にアモルファス構造を有する炭素系薄膜を形成し、次に成膜された基板から、該基板を酸により選択的に溶解除去するのであるが、基板上の薄膜自身は内部応力を持ち、基板の除去により、この内部応力が開放され、薄膜は自己粉末化する。内部応力は−0.5GPa〜−4GPa程度である。応力が小さい場合には薄片化しないので、−0.5GPa程度は必要である。
基板を除去した後のアモルファス構造を有する炭素系薄片の厚さは0.1〜50μmとすることができる。通常、0.1〜30μm程度の厚さとする。成膜された中に応力が原因で亀裂や剥離が生じても特に問題とならない。最終的には薄片化することが目標であるからである。
通常、アモルファス構造を有する炭素系薄片の使用上の目的から、薄片の厚さが0.5〜5μmである粉末を使用する。
炭素系薄片の四方のサイズは、炭素源、厚さ及び成膜条件によって変動するが、通常1〜1000μmの薄片を得ることができる。さらに、炭素系薄片の四方のサイズが10〜100μmである粉末が後述する用途のために有効である。このような本発明の薄片からなる粉末をさらに粉砕して、微細な薄片の粉末とすることができる。
本発明のアモルファス構造を有する炭素系薄片は、二硫化モリブデン、グラファイト等の固体潤滑剤に替えて使用することができる。また、電極材として使用することも可能である。
基板上に成膜されたアモルファス構造を有する炭素系薄膜から基板を除去することにより得られた同材料の薄片からなる炭素系薄片状粉末とバインダーとを混合し、被着物に塗布し、それを前記固体潤滑材、電極材等の複合材料として使用することができる。
なお、本実施例は、本発明を容易に理解できるようにするためのものであり、本発明は以下の実施例に制限されるものではない。すなわち、本発明の技術思想の範囲での変形、他の実施例又は態様は、全て本発明に包含されるものである。
(実施例1)
基板としてアルミニウム基板(厚み20μm)を用い、5×13cmのホルダーに固定した。真空チャンバー内にてトルエンを原料ガスとし、熱電子励起CVD法により炭素膜を、3時間成膜を行ない約3.5μmの炭素膜を得た。このとき基板にはDCバイアスとして−3kVを印加した。基板温度は成膜中に室温から130°C程度に上昇した。
得られた炭素膜は塩酸水溶液(約20%)を用いて基板のアルミニウムを除去した。このとき炭素膜自身が待つ内部応力により自己粉末化した。(なお、別途シリコン基板を用いて成膜した炭素膜の内部応力は−1.3GPaであった。)
得られた粉末を濾別し、十分に水洗を行ない、乾燥させることにより、28mgの粉末を得た。アルミニウム基板上に成膜した炭素膜および得られた粉末のラマンスペクトルを図1に示す。
アルミニウム基板上に成膜された膜は、アモルファス炭素膜の特徴であるGバンドおよびDバンドとよばれる1600cm−1、1400cm−1付近のピークがそれぞれ観察され、アモルファス構造を持つことが言える。
また、粉末のラマンスペクトルにおいても同様なピークが観測され、構造はアモルファス構造を持つことが明らかになった。
図2に、得られた粉末の電子顕微鏡観察の結果を示す。図2に示す各薄片の膜厚は、約3.4μmの薄片状の粉末であり、内部応力により若干の曲率をもつ。粉末の大きさは、およそ50μm四方程度であり、比較的大きな薄片も、内部に亀裂を持ち、50μm四方程度に容易に細分化できることがわかった。
このように、基板から開放することにより薄膜の内部応力により、薄片化することは、本発明の大きな特徴であり、本実施例でそれが確認できた。
(実施例2)
アルミニウム基板上に成膜した炭素膜をパルスバイアスした。基板および成膜条件はバイアスの条件を除いて実施例1と同様とした。
基板には−3kVのパルスバイアスを印加した。パルスバイアスは1kHzでduty比(バイアスのかかっている時間とかかっていないときの時間の比)を10%とした。
成膜温度は、成膜中に自然上昇し成膜終了時には約130°Cとなった。3時間の成膜において厚みがおよそ1μmの炭素膜が得られた。(なお、別途シリコン基板を用いて同じ条件で成膜した炭素膜は−1.2GPaの内部応力を持つ。
実施例1と同様の処理法によってアルミニウム基板を除去した結果、同様に炭素系膜の粉末を得た。このときの収量は16mgであった。
アルミニウム基板上の炭素膜および粉末のラマンスペクトルを図3に示す。実施例1同様にそれぞれのスペクトルに特徴的なDバンド、Gバンドが見られ、アモルファス構造を持つことがわかる。
得られた粉末の電子顕微鏡の写真を図4に示す。DCバイアスを用いて作成された粉末とは違い、若干大きな薄片状であることがわかる。
同様に内部応力によって曲率をもち、およそ100〜200μm程度の大きさの薄片であった。厚みは約1.4μmであった。実施例1と比較して、より滑らかな表面であり、これは成膜法の違いによるものと考えられた。
本発明は、アモルファス構造を有する炭素系薄膜を薄片化した粉末に関する技術であり、これまで固体潤滑剤として幅広く用いられてきた二硫化モリブデンやグラファイトに変わる新しい材料としての可能性を持つ。
これらの固体潤滑剤は、さまざまな産業に幅広く使用されているので、産業への波及効果は極めて大きい。具体的は自動車産業や宇宙産業などが考えられる。また粉末化させることによる表面積の増大は、電気的特性の発現なども期待でき、電極材料等への広範囲な応用が期待できる。
実施例1に記載するDCバイアスで作製されたアルミニウム基板上の膜と粉末のラマンスペクトルを示す図である。 実施例1のDCバイアスで作製されたアモルファス炭素粉末の電子顕微鏡写真である。 実施例2に記載するパルスバイアスで作製されたアルミニウム基板上の膜と粉末のラマンスペクトルを示す図である。 実施例2のパルスバイアスで作製されたアモルファス炭素粉末の電子顕微鏡写真である。

Claims (9)

  1. 基板上に成膜されたアモルファス構造を有する炭素系薄膜から基板を除去することにより得られた同材料の薄片からなることを特徴とする炭素系薄片状粉末。
  2. アモルファス構造を有する炭素系薄片の厚さが0.1〜50μmであることを特徴とする請求項1記載の炭素系薄片状粉末。
  3. アモルファス構造を有する炭素系薄片の厚さが0.5〜5μmであることを特徴とする請求項1記載の炭素系薄片状粉末。
  4. 炭素系薄片の四方のサイズが1〜1000μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の炭素系薄片状粉末。
  5. 炭素系薄片の四方のサイズが10〜100μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の炭素系薄片状粉末。
  6. 固体潤滑剤又は電極材であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の炭素系薄片状粉末。
  7. 金属製等の基板上にアモルファス構造を有する炭素系薄膜を形成し、次に成膜された基板から、該基板を酸により選択的に溶解除去することを特徴とするアモルファス構造を有する炭素系薄片状粉末の製造方法。
  8. 炭素系薄膜自身の持つ内部応力により、自己粉末化することを特徴とする請求項6記載の炭素系薄片状粉末の製造方法。
  9. 基板上に成膜されたアモルファス構造を有する炭素系薄膜から基板を除去することにより得られた同材料の薄片からなる炭素系薄片状粉末とバインダーとを混合し、被着物に塗布したことを特徴とする複合材料。
JP2003380770A 2003-11-11 2003-11-11 炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料 Expired - Lifetime JP4189488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380770A JP4189488B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380770A JP4189488B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005145720A true JP2005145720A (ja) 2005-06-09
JP4189488B2 JP4189488B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=34690343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380770A Expired - Lifetime JP4189488B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4189488B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518022A (ja) * 2010-01-27 2013-05-20 ヘレーウス クヴァルツグラース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 多孔質炭素製品並びにその製造方法
WO2016121937A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 株式会社ジェイテクト 低摩擦被膜製造方法および摺動方法
US20170362711A1 (en) 2015-01-29 2017-12-21 Jtekt Corporation Low-friction coating production method and sliding method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518022A (ja) * 2010-01-27 2013-05-20 ヘレーウス クヴァルツグラース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 多孔質炭素製品並びにその製造方法
JP2016028008A (ja) * 2010-01-27 2016-02-25 ヘレーウス クヴァルツグラース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトHeraeus Quarzglas GmbH & Co. KG 多孔質炭素製品並びにその製造方法
WO2016121937A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 株式会社ジェイテクト 低摩擦被膜製造方法および摺動方法
WO2016121936A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 株式会社ジェイテクト 非晶質炭化水素系膜、ならびにそれを備えた摺動部材および摺動システム
US20170362711A1 (en) 2015-01-29 2017-12-21 Jtekt Corporation Low-friction coating production method and sliding method
US20180023016A1 (en) 2015-01-29 2018-01-25 Jtekt Corporation Amorphous hydrocarbon based film, and sliding member and sliding system provided with said film
US10329509B2 (en) 2015-01-29 2019-06-25 Jtekt Corporation Amorphous hydrocarbon based film, and sliding member and sliding system with said film
US10450527B2 (en) 2015-01-29 2019-10-22 Jtekt Corporation Low-friction coating production method and sliding method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4189488B2 (ja) 2008-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lin et al. Synthesis of tungsten carbide and tungsten disulfide on vertically aligned multi-walled carbon nanotube forests and their application as non-Pt electrocatalysts for the hydrogen evolution reaction
JP4730753B2 (ja) ダイヤモンドライクカーボン硬質多層膜および耐摩耗性、耐摺動性に優れた部材
Soin et al. Sputter deposition of highly dispersed platinum nanoparticles on carbon nanotube arrays for fuel cell electrode material
WO2012108371A1 (ja) 多層グラフェン被覆基板の製造方法
TWI363742B (en) Diamond-like carbon film
Xiao et al. Synthesis of a Self‐Assembled Hybrid of Ultrananocrystalline Diamond and Carbon Nanotubes
JP2002327271A (ja) 導電性硬質炭素皮膜
JP2014084272A (ja) 銅基板上のカーボンナノチューブ成長
Zhang et al. Dendritic growth of monolayer ternary WS 2 (1− x) Se 2x flakes for enhanced hydrogen evolution reaction
JP4997561B2 (ja) 高硬度皮膜形成用硬質合金上に硬質皮膜を形成した工具あるいは金型材料及びその製造方法
CN114196914B (zh) 一种碳化物高熵陶瓷材料、碳化物陶瓷层及其制备方法和应用
Hsu et al. Diamond nanowire–a challenge from extremes
JP2004323345A (ja) 炭素粒子およびその製造方法
JP4189488B2 (ja) 炭素系薄片状粉末及びその製造方法並びに複合材料
JP2007099601A (ja) ナノカーボン材料の積層基板及びその製造方法
KR100794386B1 (ko) 질소를 매개로 한 전이금속-탄소나노튜브 혼성재료의제조방법
JP2003147508A (ja) 炭素膜、炭素膜の成膜方法、および炭素膜被覆部材
WO2003057620A1 (fr) Agregat radial de nanotubes en carbone multicouche a extremite pointue et procede de fabrication associe
Yamamoto et al. Modification of surface energy, dry etching, and organic film removal using atmospheric-pressure pulsed-corona plasma
KR101888557B1 (ko) ta-C 복합 코팅층, ta-C 복합 코팅층 제조 장치 및 이를 이용한 제조방법
JP4374593B2 (ja) カーボンナノチューブ摺動部材及びその製造方法
Wang et al. Different growth mechanisms of vertical carbon nanotubes by rf-or dc-plasma enhanced chemical vapor deposition at low temperature
WO2004089821A1 (ja) 炭素粒子およびその製造方法
JP2005036275A (ja) Dlc微粒子及びその製造方法
JP4354264B2 (ja) 耐熱性炭素膜を有する成形用部材、及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050502

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4189488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term