JP2005144625A - 手持ち式電動工具の制御装置 - Google Patents

手持ち式電動工具の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005144625A
JP2005144625A JP2003388182A JP2003388182A JP2005144625A JP 2005144625 A JP2005144625 A JP 2005144625A JP 2003388182 A JP2003388182 A JP 2003388182A JP 2003388182 A JP2003388182 A JP 2003388182A JP 2005144625 A JP2005144625 A JP 2005144625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
tightening
control device
hand
impact force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003388182A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Shinagawa
裕史 品川
Ikuo Itsunoi
幾雄 五ノ井
Yasuaki Kanai
康明 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Daiichi Dentsu KK
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Daiichi Dentsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Daiichi Dentsu KK filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2003388182A priority Critical patent/JP2005144625A/ja
Publication of JP2005144625A publication Critical patent/JP2005144625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 締付作業時に工具本体にかかる反力を軽減して良好な作業性を実現するとともに、作業者の安全を確保し得る手持ち式電動工具の制御装置を提供する。
【解決手段】 駆動モータと本体作動時に該モータの駆動力により回転する出力軸とを備えた手持ち式電動工具を制御する制御装置において、本体作動時に、上記出力軸の回転に伴い生じた反力による作動開始位置からの工具本体の姿勢の変化を検出する姿勢変化検出手段と、上記姿勢変化検出手段により取得された検出信号を受けて、上記工具本体の姿勢の変化が所定以上となった場合に、工具の作動を停止する駆動制御手段とを設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、駆動モータと本体作動時に該モータの駆動力により回転する出力軸とを備えた手持ち式電動工具の制御装置に関する。
従来、手作業によるネジ部材の締付作業においては、油圧発生ユニットで瞬間的な打撃を発生させ反力を振動に変換して締め付ける、作業性の良いピストル型のオイルパルスレンチがよく用いられているが、近年、商品の高性能化および生産方法の多様化から、また、ミスト,騒音,省エネ等の環境問題に対処するために、高性能及びフレキシブルな手持ち式電動締付工具が普及しつつある。この電動手持ち締付工具は、モータの回転力(トルク)をギヤで増幅し、ボルトやナット等の締付体に対して連続的にトルクを伝達する。
ところで、手持ち式電動締付工具を用いた締付作業においては、トルクに相当する反力が工具を介して作業者にかかり、場合によっては、大きな作業負荷や予想以上の工具の振れによって、手首の損傷等につながる惧れがある。これに対処し得る装置又は工具としては、従来、反力受け部材又は工具保持具等を採用した締緩装置(例えば特許文献1)や締付動作をパルス制御する工具(例えば特許文献2)が知られている。
特開平5−42485号公報 特開2002−1676号公報
しかしながら、特許文献1に開示される締緩装置では、反力受け部材を取り付ける手間がかかり、また、締付け箇所が変わると、反力受の調整が必要となり、使い勝手が悪く、更に、その構造上、使用場所や使用範囲が制限されるという問題があった。他方、特許文献2に開示される工具では、制御が一義的であるため、締付体の特性によっては、工具側のトルクが安定して締付体に伝達されないことから、締付け効率の低下は回避し得ず、また、作業者にかかる負荷を小さくする設定が比較的難しかった。
また、更に、反力に対する安全機構としては、従来、工具のスイッチから手を離すことで駆動停止する機能が知られているが、反力が加わった場合、作業者が反射的に工具を握ってしまうことがあり、十分な安全性を確保し得なかった。
本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、締付作業時に工具本体にかかる反力を軽減して良好な作業性を実現するとともに、作業者の安全を確保し得る手持ち式電動工具の制御装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明は、駆動モータと本体作動時に該モータの駆動力により回転する出力軸とを備えた手持ち式電動工具を制御する制御装置において、本体作動時に、上記出力軸の回転に伴い生じた反力による作動開始位置からの工具本体の姿勢の変化を検出する姿勢変化検出手段と、上記姿勢変化検出手段により取得された検出信号を受けて、上記工具本体の姿勢の変化が所定以上となった場合に、工具の作動を停止する駆動制御手段と、を有していることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記駆動制御手段は、上記工具本体の姿勢の変化が所定以上となった場合に、工具の作動を停止し、また、上記工具本体の姿勢の変化が所定以下となった場合には、工具を再起動させる停止及び再起動制御を行うことを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、上記姿勢変化検出手段は、所定の軸まわりに回転する工具本体の作動開始位置に対する回転角度を検出する角速度センサであり、該角速度センサは、上記軸の近傍に軸上から外れて配置されていることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項2又は3に係る発明において、上記停止及び再起動制御による停止期間をタイマ制御するタイマ制御手段を備えていることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項5に係る発明は、請求項2〜4に係る発明のいずれか一において、上記手持ち式電動工具が、ネジ部材締付用の工具であって、締付力を検出する締付力検出センサを備え、上記駆動制御手段は、目標の締付力に達した時点で、上記停止及び再起動制御を終了させることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項6に係る発明は、駆動モータと本体作動時に該モータの駆動力により回転する出力軸とを備えた手持ち式電動工具を制御する制御装置において、本体作動時に、上記出力軸の回転に伴い生じた反力により工具本体が受ける衝撃力を検出する衝撃力検出手段と、該衝撃力検出手段により取得された検出信号を受けて、上記工具本体が受ける衝撃力が所定以上となった場合に、工具の作動を停止する駆動制御手段と、を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明において、上記工具本体が受ける衝撃力が所定以上となった場合に、工具の作動を停止し、また、上記工具本体が受ける衝撃力が所定以下となった場合には、工具を再起動させる停止及び再起動制御を行うことを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項8に係る発明は、請求項6又は7に係る発明において、上記衝撃力検出手段は、本体作動時に、上記出力軸の回転に伴い生じた反力により上記工具本体が回転する加速度を検出する加速度センサであり、該加速度センサは、上記軸の近傍に軸上から外れて配置されていることを特徴としたものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、出力軸の回転に伴い生じた反力による工具本体の姿勢の変化に基づき、工具の作動を停止して、締付作業時に上記出力軸の回転に伴い生じる反力を軽減し、また、作業者の安全を確保することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、停止及び再起動制御により、目標トルクに達するまで締付動作を分割式に制御し、締付トルク及び締付特性,締付速度,作業姿勢に基づき多様に変化する反力を一定にする若しくは軽減することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、角速度センサは、所定の軸の近傍に軸上から外れて配置されるため、例えばねじれ等の軸まわりの回転以外の変位に基づく姿勢の変化を検出することを抑制することができる。
また、更に、本願の請求項4に係る発明によれば、停止及び再起動制御による停止期間をタイマ制御することができる。
また、更に、本願の請求項5に係る発明によれば、駆動制御手段が、目標の締付力に達した時点で、停止及び再起動制御を終了させることで、良好な作業効率を実現することができる。
また、更に、本願の請求項6に係る発明によれば、出力軸の回転に伴い生じた反力により工具本体が受ける衝撃力に基づき、工具の作動を停止して、締付作業時に上記出力軸の回転に伴い生じる反力を軽減し、また、作業者の安全を確保することができる。
また、更に、本願の請求項7に係る発明によれば、停止及び再起動制御により、目標トルクに達するまで締付動作を分割式に制御し、締付トルク及び締付特性,締付速度,作業姿勢に基づき多様に変化する反力を一定にする若しくは軽減することができる。
また、更に、本願の請求項8に係る発明によれば、加速度センサが、所定の軸の近傍に軸上から外れて配置されるため、例えばねじれ等の軸まわりの回転以外の変位に基づく加速度の変化を検出することを抑制することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下では、手持ち式電動工具として、ボルト又はナットの締付に用いる手持ち式電動締付けツールを取り上げるが、本発明は、これに限定されることなく、例えば穴あけに用いる手持ち式電動ドリル等の他のツールにも適用可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る手持ち式電動締付ツール(以下、締付ツールという)及びそれを制御するコントローラを示す説明図である。この締付ツール10は、使用に際し、該締付ツール10を制御するコントローラ30と、接続ケーブル19を介して接続され、コントローラ30との間で、検出信号や制御信号の送受信を行いつつ、六角ボルト又は六角ナット等の締付部材の締付を行うように駆動する。この実施形態において、コントローラ30は、締付ツール10が使用される場所(例えば組立生産ライン)から離れた場所に設置され、締付ツール10を遠隔制御する。特に図示しないが、接続ケーブル19には、検出信号及び制御信号用のケーブルとともに、コントローラ30から締付ツール10へ制御電力を供給するための電源ケーブルも組み込まれる。
締付ツール10は、モータ11(図2参照)を組み込み、作業者が握るための保持部1と、該保持部1の一端側に接続され、各種回路やモータ11の駆動力を伝達する機構を組み込むヘッド部2とを有している。保持部1の上端近傍及び下端近傍には、作業者が締付ツール10を起動させる起動スイッチ4A,4Bが設けられている。また、保持部1の一端側には、所定重量のバランサウェイト8が組み込まれている。他方、ヘッド部2の一端側には、モータ11の駆動時に回転する出力軸3が、保持部1と直交する方向(図2中の軸C1が延びる方向)にて外方へ突出するように設けられ、ボルトやナット等の締付対象となる部材(以下、締付部材という)に係合するソケット(不図示)が装着される。また、ヘッド部2には、接続ケーブル19が連結される連結部9が設けられている。
図2は、締付ツール10の断面を部分的に示す説明図である。保持部1には、コントローラ30から供給される電源電力を用いて駆動するモータ11が組み込まれている。このモータ11は、ヘッド部2側に延びるモータ回転軸12を備え、該モータ回転軸12は、保持部1の長手方向に沿った軸C0まわりに回転可能に保持されている。モータ回転軸12の一端側には、第1のカサ歯車13が取り付けられ、ヘッド部2内にて、モータ回転軸12と同じ軸C0まわりに回転可能に保持されている。この第1のカサ歯車13に対応して、ヘッド部2内には、また、第1のカサ歯車13に噛み合う第2のカサ歯車14が、軸C0と直交する軸C1まわりに回転可能に保持されている。この第2のカサ歯車14は、軸C1まわりに回転可能に保持された回転軸15の一端側に取り付けられている。
この締付ツール10では、回転軸15と出力軸3との間における駆動力伝達機構として、モータ11の出力トルクから所定以上のトルクを得るために、モータ11の回転を減速させトルクを増大させることができる遊星減速機構が採用されている。かかる遊星減速機構は、従来よく知られるものである。この機構を実現する構成として、まず、回転軸15の他端側には、第1の太陽歯車16が該回転軸15とともに回転可能に取り付けられている。第1の太陽歯車16の周囲には、該第1の太陽歯車16と噛み合い、該第1の太陽歯車16の回転に伴いその周囲で公転する第1の遊星歯車17が複数(図2では1つのみ示す)設けられている。各第1の遊星歯車17は、回転軸15の周囲に延び軸C1まわりに回転可能に保持された支持部材18に対して回転可能に軸支されている。
この支持部材18は、第1の太陽歯車16の前方側(図2中の左側)で軸C1に沿って延びる回転軸18aと一体的に構成されており、支持部材18及び回転軸18aは、第1の遊星歯車17の公転に伴い、軸C1まわりに回転する。
また、回転軸18aの一端側には、第2の太陽歯車20が該回転軸18aとともに回転可能に取り付けられている。第2の太陽歯車20の周囲には、該第2の太陽歯車20と噛み合い、該第2の太陽歯車20の回転に伴いその周囲で公転する第2の遊星歯車21が複数(図2では1つのみ示す)設けられている。各第2の遊星歯車21は、第2の太陽歯車20の前方側で軸C1と直交する平面方向に延び軸C1まわりに回転可能に保持された支持部材22に対して回転可能に軸支されている。この支持部材22は、第2の太陽歯車20の更に前方側で軸C1まわりに回転可能に延びる回転軸23と一体的に構成されており、支持部材22及び回転軸23は、第2の遊星歯車21の公転に伴い、軸C1まわりに回転する。そして、この回転軸23の一端側に、ヘッド部2から外方へ突出する出力軸3が取り付けられている。
なお、第1,第2の太陽歯車16,20及び第1,第2の遊星歯車17,21の周囲には、その内面に歯を備えた円筒状の内歯歯車24が、回転不能に保持されている。第1,第2の遊星歯車17,21は、第1,第2の太陽歯車16,20の回転に伴い、それぞれ、第1,第2の太陽歯車16,20と内歯歯車24との間で公転する。また、回転軸23の近傍には、締付ツール10の締付力(締付トルク)を逐一検出するトルクトランスデューサ26が設けられている。
この締付ツール10は片手持ち式であり、また、モータ回転軸12と出力軸3とが互いに直交する構造が採用されているため、例えばエンジンやミッション等における狭い領域でも良好な作業性を実現することができる。
かかる駆動力伝達機構に加えて、ヘッド部2内には、その表面上に角速度センサ28及び加速度センサ29を含む各種の電子部品及び回路が搭載された基板27が組み込まれている。角速度センサ28は、締付部材の締付作業時に、基準位置となる締付開始位置に対する軸C1まわりの締付ツール10の回転角度(振れ角度)を検出する。参考のため、図3の(a)及び(b)に、それぞれ、締付開始位置にある締付ツール10、及び、締付開始位置に対して振れ角度αをなして位置する締付ツール10を示す。角速度センサ28は、締付部材の締付作業時に、締付ツール10の振れ角度αを逐一検出する。なお、角速度センサ28としては、よく知られるジャイロセンサを用いることが可能である。
他方、加速度センサ29は、締付部材の締付作業時に、出力軸3の回転に伴い生じた反力によりツール本体が回転する加速度を検出する。
この実施形態では、角速度センサ28及び加速度センサ29が、軸C1まわりの回転以外の締付ツール10の変位(例えばヘッド部2のねじれ)を検出しにくいように、軸C1の近傍に軸C1上から外れて配置されている。
更に、図4は、接続ケーブル19を介して接続される締付ツール10及びコントローラ30の構成を示すブロック図である。締付ツール10は、前述した構成に加え、締付ツール10の作動状態等を指示する表示器51と、角速度センサ28から出力される検出信号を増幅する角速度センサ用増幅器52Aと、加速度センサ29から出力される検出信号を増幅する加速度センサ用増幅器52Bと、トランスデューサ26から出力される検出信号を増幅するトランスデューサ用増幅器52Cと、ROM及びRAMを搭載したマイクロプロセッサ(図中のMPU:Micro Processing Unit)53と、マイクロプロセッサ53と接続され、コントローラ30との間で検出信号及び制御信号を送受信する通信ドライバ54と、マイクロプロセッサ53及びトランスデューサ用増幅器52Cと接続される信号変換器55と、モータ11に付随して設けられ、モータ11の回転角度を検出する回転角度検出器56と、を有している。マイクロプロセッサ53には、表示器51,増幅器52A,52B,起動スイッチ4A,4Bが接続されるとともに、トランスデューサ用増幅器52Cが信号変換器55を介して接続されており、マイクロプロセッサ53は、コントローラ30と通信を行いつつ、それに接続される各構成を制御する。
また、一方、コントローラ30は、基本的な構成として、外部通信部31と、マイクロプロセッサ(図中のMPU)32と、F−ROM33と、RAM34と、外部インターフェース(図中の外部I/F)35と、締付ツール10側の通信ドライバ54と接続される通信ドライバ36と、ツール制御信号取得部37Aと、表示信号取得部37Bと、角速度センサ信号取得部37Cと、加速度センサ信号取得部37Dと、締付ツール10側の信号変換器55と接続される信号処理回路38と、アナログ−デジタル変換器(図中のA/D)39と、ROM及びRAMを搭載したマイクロプロセッサ(図中のMPU)40と、締付ツール10側の回転角度検出器56と接続される信号処理回路41と、電源入力される電源検出回路42と、平滑回路43と、制御電源回路44と、サーボ制御回路45と、インバータ回路46と、電流検出回路47と、モータ出力端子48と、を有している。
以上の構成を備えた締付ツール10及びコントローラ30による反力軽減及び非常停止制御について説明する。締付ツール10では、締付開始と同時に、角速度センサ28,加速度センサ29により、それぞれ、ツール本体の角速度,加速度が検出され、各信号は、MPU53により、ツール本体の締付開始位置からの振れ角度をあらわす信号及びツール本体に加わる衝撃力をあらわす信号に変換された後、通信ドライバ54から接続ケーブル19を介してコントローラ30へ送られる。
他方、コントローラ30では、各種の閾値情報、すなわち、ツール本体の振れ角度に関する閾値(一旦停止閾値,非常停止閾値,再起動閾値),締付作業時にツール本体に加わる衝撃力に関する閾値(一旦停止閾値,非常停止閾値,再起動閾値)、及び、締付ツール10の作動を一旦停止する時間等の各種値が予め設定され、FーROM33やRAM34に格納されている。締付作業時に締付ツール10から送られてくる振れ角度情報及び衝撃力情報は、予め設定された値と比較され、その比較結果に基づき、コントローラ30は、締付ツール10への電源供給が制御される。これにより、締付作業時にツール本体に加わる反力を軽減し、また、ツール本体が所定以上振れた場合に締付ツール10の作動を非常停止して危険を防止するように制御が行われる。
なお、「一旦停止閾値」とは、締付作業時にツール本体に加わる反力を軽減すべく締付ツール10の作動を一旦停止するために設定されるツール本体の振れ角度又はツール本体に加わる衝撃力の値であり、締付作業の間に、振れ角度又は衝撃力がその閾値に達すると、締付ツール10の作動が一旦停止される。また、「非常停止閾値」とは、締付作業時に危険を回避すべくツール本体を非常停止させるために「一旦停止閾値」よりも大きく設定されるツール本体の振れ角度又はツール本体に加わる衝撃力の値であり、締付作業の間に、振れ角度又は衝撃力がその閾値に達すると、締付ツール10が非常停止される。更に、「再起動閾値」とは、一旦停止された締付ツール10の再起動を許可するために設定されるツール本体の振れ角度又はツール本体に加わる衝撃力の値であり、締付ツール10の作動の一旦停止後に、振れ角度又は衝撃力がその閾値に達する(その閾値まで戻る)と、締付ツール10が再起動させられる。
次に、上記の反力軽減及び非常停止制御について、図5のフローチャートを参照しながら詳しく説明する。なお、下記のフローは、コントローラ30に組み込まれた記録媒体(例えばF−ROM33)に格納されるオペレーティングプログラムに基づき実行される。
まず、締付ツール10が締付部材に対してセットされた状態、すなわち、出力軸3に装着されたソケットを締付対象となる部材と係合させた状態で、起動スイッチ4A又は4Bが押し込まれオンされると(ステップS1)、締付が開始される(ステップS2)。締付開始と同時に、ツール本体の振れ角度及びツール本体にかかる衝撃力の演算及びモニタリングが行われ(ステップS3)、締付完了とみなすことができるトルク(以下、目標トルクという)に達したか否かが判断される(ステップS4)。その結果、目標トルクに達したと判断された場合には、直ちに締付が終了され(ステップS5)、処理が終了される。他方、目標トルクに達していないと判断された場合には、締付ツール10の振れ角度が一旦停止閾値(例えば10°)に達したか否かが判断される(ステップS6)。
ステップS6の結果、振れ角度が一旦停止閾値に達したと判断された場合には、ステップS7へ進み、他方、振れ角度が一旦停止閾値に達していないと判断された場合には、ステップS9に進む。
ステップS7では、締付ツール10の振れ角度が非常停止閾値(例えば30°)に達したか否かが判断される。その結果、振れ角度が非常停止閾値に達したと判断された場合には、直ちに締付ツール10が非常停止され(ステップS8)、処理が終了される。他方、振れ角度が非常停止閾値に達していないと判断された場合には、締付ツール10の作動が一旦停止される(ステップS12)。
また、ステップS9では、締付ツール10に加わる衝撃力が一旦停止閾値に達したか否かが判断される。その結果、衝撃力が一旦停止閾値に達していないと判断された場合には、ステップS3へ戻り、それ以降のステップが繰り返される。他方、衝撃力が一旦停止閾値に達したと判断された場合には、引き続き、衝撃力が非常停止閾値に達したか否かが判断される(ステップS10)。
ステップS10の結果、衝撃力が非常停止閾値に達したと判断された場合には、直ちに締付ツール10が非常停止され(ステップS8)、処理が終了される。他方、衝撃力が非常停止閾値に達していないと判断された場合には、締付ツール10の作動が一旦停止される(ステップS12)。
締付ツール10の作動の一旦停止(ステップS12)後には、まず、締付ツール10の振れ角度が、再起動閾値に達したか(再起動閾値まで戻ったか)否かが判断される(ステップS13)。その結果、振れ角度が再起動閾値に達したと判断された場合には、ステップS2に戻り、それ以降のステップが繰り返される。他方、振れ角度が再起動閾値に達していないと判断された場合には、引き続き、締付ツール10に加わる衝撃力が再起動閾値に達した(再起動閾値まで戻ったか)否かが判断される(ステップS14)。
ステップS14の結果、衝撃力が再起動閾値に達したと判断された場合には、ステップS2に戻り、それ以降のステップが繰り返される。他方、衝撃力が再起動閾値に達していないと判断された場合には、引き続き、締付ツール10の作動が一旦停止される時間が予め設定された時間に達したか否かが判断される(ステップS15)。その結果、一旦停止時間が予め設定された時間に達したと判断された場合には、ステップS2に戻り、それ以降のステップが繰り返される。他方、一旦停止時間が予め設定された時間に達していないと判断された場合には、ステップS12に戻り、それ以降のステップが繰り返される。
更に、締付作業時に行われる反力軽減制御について、時間の経過に伴うトルクの変化をあらわす図6を参照して説明する。まず、締付ツール10が締付部材に対してセットされ、ツール10が起動されて締付が開始された直後には、比較的滑らかにトルクが増大する(点O)。トルクが増大するにつれ、締付開始位置からのツール本体の振れ角度又はツール本体に加わる衝撃力が大きくなり、いずれか一方が所定の閾値(一旦停止閾値)に達すると、コントローラ30から締付ツール10への電源供給が停止され、これに伴い、締付ツール10の作動が一旦停止される(点A)。
締付ツール10の作動の一旦停止後、振れ角度又は衝撃力が所定の閾値(再起動閾値)まで戻ると、若しくは、予め設定された時間が経過すると、コントローラ30から締付ツール10への電源供給が再度開始され、これに伴い、締付ツール10が再起動される(点B)。更にトルクが増大するにつれ、振れ角度又は衝撃力は大きくなり、いずれか一方が所定の閾値(一旦停止閾値)に達すると、締付ツール10が再度一旦停止される(点C)。その後、更にトルクが増大する上で、同様に、再起動(点D及び点F)及び一旦停止(点E)が繰り返される。そして、トルクが目標トルクに達すると、振れ角度や衝撃力の情報より優先的に締付終了として、締付ツール10への電源供給が停止され、締付ツール10が停止される(点G)。
このように、締付ツール10及びコントローラ30を用いることにより、目標トルクに達するまで締付動作を分割式に制御し、締付トルク及び締付特性,締付速度,作業姿勢に基づき多様に変化する反力を一定にする若しくは軽減することができる。例えば角速度センサ28により検出される角速度は、作業者がツール本体を保持する力に影響を受けるが、かかる反力軽減制御によれば、各作業者の力に対応した制御が可能であって、例えば力の弱い作業者に対しては、一旦停止及び再起動を頻繁に行うことで反力を軽減し、良好な作業性を実現することができる。
また、前述したように、締付ツール10の保持部1の一端側には所定重量のバランサウェイト8が設けられるが、このバランサウェイト8は、上記のような反力軽減制御を有効に機能させるためのもので、締付作業時に最も大きく振れる箇所に配設され、バランサウェイト8の慣性力を利用して締付ツール10の振れが抑制され、反力が軽減されることとなる。
更に、角速度センサ28及び加速度センサ29による検出信号に基づき取得された振れ角度及び衝撃力が、予め設定した閾値を越えた場合には、締付ツール10を非常停止することで、作業者の安全を確保することができる。
また、更に、かかる制御によれば、所定以上の反力がかかった場合に、自動的に締付ツール10の作動が停止されるため、反力の負荷に応じて、作業者が反射的にツール本体を握っても危険がない。
なお、本発明は、例示された実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、角速度センサ及び加速度センサの両方が搭載された締付ツールを説明したが、これに限定されることなく、角速度センサのみが搭載された締付ツールを用いても、作業者の安全を確保する上で有効である。
本発明の実施形態に係る手持ち式電動締付ツール及びそれを制御するコントローラを示す説明図である。 上記締付ツールの縦断面説明図である。 (a)締付開始位置にある締付ツールを示す図である。(b)締付開始位置に対して所定の振れ角度をなす締付ツールを示す図である。 上記締付ツール及びコントローラの構成を示すブロック図である。 締付け時の反力軽減及び非常停止制御のフローチャートである。 締付け時の時間の経過に伴うトルクの変化をあらわす図である。
符号の説明
1…保持部
2…ヘッド部
3…出力軸
4A,4B…起動スイッチ
8…バランサウェイト
10…手持ち式電動締付ツール
12…モータ回転軸
19…接続ケーブル
26…トルクトランスデューサ
28…角速度センサ
29…加速度センサ
30…コントローラ
C0,C1…軸

Claims (8)

  1. 駆動モータと本体作動時に該モータの駆動力により回転する出力軸とを備えた手持ち式電動工具を制御する制御装置において、
    本体作動時に、上記出力軸の回転に伴い生じた反力による作動開始位置からの工具本体の姿勢の変化を検出する姿勢変化検出手段と、
    上記姿勢変化検出手段により取得された検出信号を受けて、上記工具本体の姿勢の変化が所定以上となった場合に、工具の作動を停止する駆動制御手段と、を有していることを特徴とする手持ち式電動工具の制御装置。
  2. 上記駆動制御手段は、上記工具本体の姿勢の変化が所定以上となった場合に、工具の作動を停止し、また、上記工具本体の姿勢の変化が所定以下となった場合には、工具を再起動させる停止及び再起動制御を行うことを特徴とする請求項1記載の手持ち式電動工具の制御装置。
  3. 上記姿勢変化検出手段は、所定の軸まわりに回転する工具本体の作動開始位置に対する回転角度を検出する角速度センサであり、該角速度センサは、該軸の近傍に軸上から外れて配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の手持ち式電動工具の制御装置。
  4. 上記停止及び再起動制御による停止期間をタイマ制御するタイマ制御手段を備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載の手持ち式電動工具の制御装置。
  5. 上記手持ち式電動工具が、ネジ部材締付用の工具であって、締付力を検出する締付力検出センサを備え、上記駆動制御手段は、目標の締付力に達した時点で、上記停止及び再起動制御を終了させることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一に記載の手持ち式電動工具の制御装置。
  6. 駆動モータと本体作動時に該モータの駆動力により回転する出力軸とを備えた手持ち式電動工具を制御する制御装置において、
    本体作動時に、上記出力軸の回転に伴い生じた反力により工具本体が受ける衝撃力を検出する衝撃力検出手段と、
    上記衝撃力検出手段により取得された検出信号を受けて、上記工具本体が受ける衝撃力が所定以上となった場合に、工具の作動を停止する駆動制御手段と、を有していることを特徴とする手持ち式電動工具の制御装置。
  7. 上記工具本体が受ける衝撃力が所定以上となった場合に、工具の作動を停止し、また、上記工具本体が受ける衝撃力が所定以下となった場合には、工具を再起動させる停止及び再起動制御を行うことを特徴とする請求項6記載の手持ち式電動工具の制御装置。
  8. 上記衝撃力検出手段は、本体作動時に、上記出力軸の回転に伴い生じた反力により上記工具本体が回転する加速度を検出する加速度センサであり、該加速度センサは、上記軸の近傍に軸上から外れて配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の手持ち式電動工具の制御装置。
JP2003388182A 2003-11-18 2003-11-18 手持ち式電動工具の制御装置 Pending JP2005144625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003388182A JP2005144625A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 手持ち式電動工具の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003388182A JP2005144625A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 手持ち式電動工具の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005144625A true JP2005144625A (ja) 2005-06-09

Family

ID=34695333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003388182A Pending JP2005144625A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 手持ち式電動工具の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005144625A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006019036A1 (ja) * 2004-08-18 2008-05-08 瓜生製作株式会社 アングル形ナットランナー
JP2011519742A (ja) * 2008-05-08 2011-07-14 アトラス・コプコ・ツールス・アクチボラグ ジョイントの締め付け方法及び装置
JP2012030326A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2012086342A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Makita Corp 動力工具
US8286723B2 (en) 2010-01-07 2012-10-16 Black & Decker Inc. Power screwdriver having rotary input control
US8418778B2 (en) 2010-01-07 2013-04-16 Black & Decker Inc. Power screwdriver having rotary input control
USRE44311E1 (en) 2004-10-20 2013-06-25 Black & Decker Inc. Power tool anti-kickback system with rotational rate sensor
USD703017S1 (en) 2011-01-07 2014-04-22 Black & Decker Inc. Screwdriver
JP2015169582A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 リコーエレメックス株式会社 姿勢検出装置
US9266178B2 (en) 2010-01-07 2016-02-23 Black & Decker Inc. Power tool having rotary input control
JP2016078161A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 多摩川精機株式会社 ナットランナーの反力測定装置
US9475180B2 (en) 2010-01-07 2016-10-25 Black & Decker Inc. Power tool having rotary input control
JP2017205824A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動工具、及びそれを備える電動工具管理システム
KR20190021263A (ko) * 2016-06-30 2019-03-05 아틀라스 콥코 인더스트리얼 테크니크 에이비 제어된 반작용력을 갖는 전기 펄스 공구
KR20190025548A (ko) * 2016-06-30 2019-03-11 아틀라스 콥코 인더스트리얼 테크니크 에이비 펄스 전동 공구
US10589413B2 (en) 2016-06-20 2020-03-17 Black & Decker Inc. Power tool with anti-kickback control system
JP2022027228A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 インパクト工具、インパクト工具の制御方法及びプログラム
JP2022134899A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 本田技研工業株式会社 締付工具制御システム、及び締付工具

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006019036A1 (ja) * 2004-08-18 2008-05-08 瓜生製作株式会社 アングル形ナットランナー
JP5025265B2 (ja) * 2004-08-18 2012-09-12 瓜生製作株式会社 アングル形ナットランナー
USRE44311E1 (en) 2004-10-20 2013-06-25 Black & Decker Inc. Power tool anti-kickback system with rotational rate sensor
USRE45112E1 (en) 2004-10-20 2014-09-09 Black & Decker Inc. Power tool anti-kickback system with rotational rate sensor
USRE44993E1 (en) 2004-10-20 2014-07-08 Black & Decker Inc. Power tool anti-kickback system with rotational rate sensor
JP2011519742A (ja) * 2008-05-08 2011-07-14 アトラス・コプコ・ツールス・アクチボラグ ジョイントの締め付け方法及び装置
US8286723B2 (en) 2010-01-07 2012-10-16 Black & Decker Inc. Power screwdriver having rotary input control
US9199362B2 (en) 2010-01-07 2015-12-01 Black & Decker Inc. Power tool having rotary input control
US8418778B2 (en) 2010-01-07 2013-04-16 Black & Decker Inc. Power screwdriver having rotary input control
US9475180B2 (en) 2010-01-07 2016-10-25 Black & Decker Inc. Power tool having rotary input control
US10160049B2 (en) 2010-01-07 2018-12-25 Black & Decker Inc. Power tool having rotary input control
US9321156B2 (en) 2010-01-07 2016-04-26 Black & Decker Inc. Power tool having rotary input control
US9321155B2 (en) 2010-01-07 2016-04-26 Black & Decker Inc. Power tool having switch and rotary input control
JP2013516335A (ja) * 2010-01-07 2013-05-13 ブラック アンド デッカー インク 回転入力制御機能を有する動力スクリュードライバ
US9211636B2 (en) 2010-01-07 2015-12-15 Black & Decker Inc. Power tool having rotary input control
US9266178B2 (en) 2010-01-07 2016-02-23 Black & Decker Inc. Power tool having rotary input control
JP2012030326A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2012086342A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Makita Corp 動力工具
USD703017S1 (en) 2011-01-07 2014-04-22 Black & Decker Inc. Screwdriver
JP2015169582A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 リコーエレメックス株式会社 姿勢検出装置
JP2016078161A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 多摩川精機株式会社 ナットランナーの反力測定装置
JP2017205824A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動工具、及びそれを備える電動工具管理システム
US10589413B2 (en) 2016-06-20 2020-03-17 Black & Decker Inc. Power tool with anti-kickback control system
US11192232B2 (en) 2016-06-20 2021-12-07 Black & Decker Inc. Power tool with anti-kickback control system
US11273542B2 (en) 2016-06-30 2022-03-15 Atlas Copco Industrial Technique Ab Electric pulse tool with controlled reaction force
JP7265358B2 (ja) 2016-06-30 2023-04-26 アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ 反力が制御された電気パルス工具
JP2019519388A (ja) * 2016-06-30 2019-07-11 アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ 反力が制御された電気パルス工具
KR20190025548A (ko) * 2016-06-30 2019-03-11 아틀라스 콥코 인더스트리얼 테크니크 에이비 펄스 전동 공구
JP2019520226A (ja) * 2016-06-30 2019-07-18 アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ 電気パルス工具
KR20190021263A (ko) * 2016-06-30 2019-03-05 아틀라스 콥코 인더스트리얼 테크니크 에이비 제어된 반작용력을 갖는 전기 펄스 공구
KR102407362B1 (ko) * 2016-06-30 2022-06-10 아틀라스 콥코 인더스트리얼 테크니크 에이비 펄스 전동 공구
JP7088851B2 (ja) 2016-06-30 2022-06-21 アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ 電気パルス工具
US11364604B2 (en) 2016-06-30 2022-06-21 Atlas Copco Industrial Technique Ab Electric pulse tool
KR102437922B1 (ko) * 2016-06-30 2022-08-29 아틀라스 콥코 인더스트리얼 테크니크 에이비 제어된 반작용력을 갖는 전기 펄스 공구
JP2022027228A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 インパクト工具、インパクト工具の制御方法及びプログラム
JP7442139B2 (ja) 2020-07-31 2024-03-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 インパクト工具、インパクト工具の制御方法及びプログラム
JP7217304B2 (ja) 2021-03-04 2023-02-02 本田技研工業株式会社 締付工具制御システム
JP2022134899A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 本田技研工業株式会社 締付工具制御システム、及び締付工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005144625A (ja) 手持ち式電動工具の制御装置
US8485273B2 (en) Method and device for tightening joints
JP4339275B2 (ja) インパクト式のネジ締め装置の制御方法および装置
JP4211675B2 (ja) インパクト回転工具
WO2001098034A1 (fr) Procede de commande et commande pour tournevis
JP4484447B2 (ja) インパクト式のネジ締め装置の制御方法および装置
WO2012025820A1 (en) Impact tightening tool
JP6748741B2 (ja) 締結工具
JP2002331428A (ja) 力制御ロボットによる螺子の締付方法および装置
EP3478451B1 (en) Electric pulse tool with controlled reaction force
JP2006263832A (ja) ロボットの制御装置
KR102315045B1 (ko) 펄스 스크루 드라이버 장치 제어 방법, 대응하는 제어 장치 및 스크루 드라이버 장치
JP2002283248A (ja) 締付工具
JP2012086284A (ja) 締め付け工具
JP4108370B2 (ja) 手持ち式電動工具
JP3505175B2 (ja) ねじ継手締付方法および装置
JP2007245284A (ja) 回転締付工具
JP5443782B2 (ja) ロボット、電流制限装置及び電流制限方法
JP4924823B2 (ja) ボルト又はナットの緩め方法及び装置
JP5301244B2 (ja) 締付装置
JP2006102826A (ja) 電動工具
CN102256748A (zh) 具有手动操作动力控制装置的便携式动力扳手
JP2019076987A (ja) 締付工具の制御装置
JP4903369B2 (ja) ねじ締め付け装置
JP2008114303A (ja) ねじ部品締結機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051109

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090811