JP6748741B2 - 締結工具 - Google Patents
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Description
また上記ファスナとは別に、例えば特開2013−248643号公報のように、いわゆるブラインドリベットを用いた電動式の締結工具も知られているが、かかるブラインドリベットは、軸部が破断した状態で締結を完了する形態であるため、上記第1の形態に係るファスナのような加締め作業時における綿密な出力管理の必要性に乏しい。
「目標電流値となるように」とは、モータの駆動電流につき、所定の目標電流値に基づいてフィードバック制御を行う態様をいう。また過大なモータ出力に起因する機材破損を確実に回避するべく、少なくとも、カラーの塑性変形限界が近づく加締め作業完了直前においては、特に過大出力防止の観点から、モータの駆動電流が所定の目標電流値を超えないように駆動制御する態様が好適である。
前記ファスナの加締め作業の開始から当該加締め作業の完了まで、前記モータの駆動電流が所定の目標電流値となるようにフィードバック制御して加締め作業を遂行することにより、モータの駆動電流の過少化に起因する不具合(締結不足)の懸念を払拭し、モータの駆動電流の過大化に起因する不具合(機材破損)の懸念も払拭し、制御システムの複雑化を回避しながら出力最適化が図られる。すなわち当該構成により、シンプルな構成にして、ファスナの締結に必要十分な出力の確保および機材破損可能性の回避が可能な制御が可能となる。
「モータの回転数に基づいて」とは、例えばファスナがこれ以上塑性変形できない状態に置かれることに対応して、モータが所定の低回転数に至った場合、あるいはモータ回転数がゼロとなった場合に、加締め作業を完了する態様が好適に包含される。かかる構成により、モータの回転による慣性力を十分に低減させて、あるいはモータが停止して慣性力がゼロになった上で加締め作業を完了できるので、高速回転するモータを急停止する等の制御が不要となり、制御効率および機材保護の観点で優れる。
またモータの駆動電流供給手段としては、締結工具に取り付けられるDCバッテリが好適であるが、例えばAC電源を用いることも可能である。
図1に、本発明の実施形態に係る作業材Wおよびファスナ1が示される。本実施形態に係る作業材Wは、一例として板状金属製の締結作業部材W1、W2からなる。各締結作業部材W1、W2は、夫々に予め形成された貫通孔W11、W21が互いに合致するように重ね合されている。
本実施形態における後側方向RRは本発明の「第1方向」に対応し、前側方向FRは本発明の「第2方向」に対応し、長軸方向LDは本発明の「長軸方向」に対応する。
アウタハウジング110は、モータ135を収容するモータ収容領域111と、インナハウジング120を収容するインナハウジング収容領域113と、コントローラ131を収容するコントローラ収容領域117を主体として構成されている。インナハウジング120は、遊星ギア減速機構140、ベベルギア減速機構150およびボールネジ機構160の収容部材であり、その詳細については後述する。コントローラ収容領域117の下部には、モータ135の駆動電源となるバッテリ130を締結工具100に取外し自在に接続するためのバッテリ装着部118が設けられている。
また、モータ収容領域111とコントローラ収容領域117の連接領域には、モータ135の駆動電流に関する目標電流値設定用の操作ダイアル132が設けられている。操作ダイアル132の上面表示部には、特に図示しないものの、目標電流値に対応した設定値表示(本実施形態では無段階レベル)が印字されている。作業者の選択および操作ダイアル132の手動操作により、任意の設定値が選択可能とされる。なお目標電流値に関する詳細については後述する。
またアウタハウジング110の上面部には、発光によって締結作業の完了を報知するLED191が設置されている。
上記コントローラ収容領域117、モータ収容領域111、インナハウジング収容領域113(減速ギア収容領域112を含む)、およびグリップ部114は、連続状に配置されてクローズループをなす。
ベベルギア減速機構150は、駆動側中間軸151と、駆動側ベベルギア153と、被動側中間軸154と、被動側ベベルギア156と、ボールナット駆動ギア157を主体として構成されている。駆動側中間軸151は、ベアリング152,152に両端で支持されている。駆動側ベベルギア153は、駆動側中間軸151に設けられている。被動側中間軸154は、ベアリング155,155に両端で支持されている。被動側ベベルギア156およびボールナット駆動ギア157は、被動側中間軸154に設けられている。なお「中間軸」とは、上記モータ出力軸136から、後述するボールネジ機構160(図4参照)へと、モータ135の回転出力を伝達する経路における中間の軸を意味するものである。なお、モータ出力軸136および駆動側中間軸151の延在方向EDは、被動側中間軸154の延在方向、すなわち長軸方向LDと傾斜状に交差する。
図4に示すように、インナハウジング120の後側方向RRには、ガイドフランジ取付アーム122を介して、ガイドフランジ123が連結されている。ガイドフランジ123には、長軸方向LDへと延在する長穴状のガイド穴124が形成されている。
ボールネジ機構160は、ボールナット161およびボールネジシャフト169を主体として構成される。ボールナット161の外周部には、ボールナット駆動ギア157に噛合い係合する被動ギア162が形成されている。当該被動ギア162がボールナット駆動ギア157からモータの回転出力を受けることにより、ボールナット161は長軸LD周りに回動可能とされている。またボールナット161には長軸方向LDに延在するボア163が形成され、当該ボア163には溝部164が設けられている。
アンビル181は、長軸方向LDに延在するアンビルボア183を有する円筒体として構成される。アンビルボア183においては、前側方向FRにおける開口部181Eから長軸方向LDに所定距離分だけテーパー部181Tが設けられている。テーパー部181Tは、後側方向RRに向かうに従って逐次的に狭くなるように角度αの傾斜角が付与されている。
アンビル181は、その外周に形成されたスリーブ係止リブ182を介してスリーブ125およびスリーブボア126に係止され、インナハウジング120に一体状に連結されている。
なおテーパー部181Tは、長軸方向LDにつき、カラー6の高さ寸法よりも長く形成されている。よって、カラー6がアンビルボア183内に最大限入り込んだ場合であっても、当該カラー6は、長軸方向LDについてテーパー部181Tの形成領域内に位置することになる。
また駆動電流検出アンプ133は、モータ135の駆動電流をシャント抵抗によって電圧に変換し、更にアンプによって増幅した信号をコントローラ131に出力する。
図7に示すように、作業者は、締結作業部材W1,W2を重合した状態で、各貫通孔W11、W21にボルト2のボルト軸4を貫通させる。作業者は、ヘッド3が締結作業部材W1に当接するとともに、締結作業部材W2側にボルト軸4が突出した状態で、当該ボルト軸4にカラー6を係合させ、ヘッド3とカラー6とで作業材Wを狭着する(予備組み付け)。
そして当該予備組み付け状態において、作業者が締結工具100を手で保持し、ボルト軸端部領域41に、締結工具100におけるボルト把持爪185を係合させる。このとき、ボルト軸4の略全長に渡って溝5が形成されるとともに、ボルト軸端部領域41の溝は特に大きく形成されているため(図1参照)、ボルト把持爪185はボルト軸端部領域41に容易かつ確実に係合できる。
当該締結作業の初期状態においては、長軸方向LDに関し、ボールネジシャフト169に連結された磁石177が初期位置センサ178に対応した状態に置かれている。
当該目標電流値には、ファスナ1の締結に必要十分な出力の確保、および当該ファスナ1(ないしボルト把持機構180)の破損の可能性回避という双方の要請を充足するのに適した数値が採用される。
ボールナット161に形成されるボール転動溝は、右ネジとしての螺旋方向に形成されている。ボールナット161が正転方向に回転されると、ボールネジシャフト169は、ボールナット161の回転動作を直線運動に変換する形で、後側方向RRへと移動動作する。これによりボールネジシャフト169とともに、ボルト把持爪185も後側方向RRへと一体状に移動動作する。このとき、ボールネジシャフト169に連結された磁石177は、初期位置センサ178から後側方向RRへと移動し、初期位置センサ178の検知可能範囲から離脱する。
加締め作業が開始された後、更なるボルト把持爪185の後側方向RRへの移動動作に伴って、カラー6は、開口部181Eからアンビルボア183のテーパー部181Tへと縮径しながら進入することとなる。カラー6は、テーパー部181Tに進入する際、テーパー部181Tの傾斜角α(図4参照)の長軸方向成分および径方向成分に対応する形で、前側方向FRおよび当該カラー6の径方向内側へと押圧され変形することになる。
なお、本実施形態では、モータ135の回転数が所定の設定値を下回る場合に加締め作業完了としているが、モータ135の回転数がゼロになった場合に加締め作業を完了する態様を採用することも可能である。
本実施形態では、モータ135を所定の目標回転数に基づいて逆転駆動制御する構成を採用している。上記のように、ファスナ1の加締め作業では、モータ135の駆動電流が所定の目標電流値となるように制御することで、ボルト2(ないしボルト把持爪185)の破損を防止しつつ、加締めに必要な出力を確保している。一方、加締めを完了した後で、モータ135を逆転駆動して初期状態に復帰させる場合には、むしろ当該復帰動作を極力迅速化する方が合理的である。この点を考慮して、制御部は、締結作業が完了してトリガ115がオフとなった場合、モータ135を所定の目標回転数で駆動制御しながら逆転動作させる。
ステップS14において、締結作業の完了、または停止位置が検出された場合、ステップS15において、モータ135の出力停止が行われる。また、特にフローには表示しないものの、コントローラ131を介してLED191が発光し、締結作業の完了を作業者に報知する。
こうして得られた出力リミッタ処理部211で調整された電圧出力は、加合せ点213において、電源電圧(V)との比率計算処理がなされ、さらに増幅器215において百分率換算がなされることで、モータ135を駆動するためのDuty比が算出され、PWM信号が生成されることとなる。
図12は、締結作業時(すなわちモータ正転駆動時)における、モータ135の駆動電流、回転数、および出力Dutyの経時的変化を複合的に示したグラフである。最上段のグラフ(モータ135の駆動電流の経時的変化を示すグラフ)の縦軸におけるTHIは、モータ135の駆動電流の目標電流値である。一方、グラフ横軸におけるTM1は、実際に加締め作業が開始される時間、具体的には、図8に示すようにカラー6がアンビル181に当接して制止され、その後、テーパー部181Tへと縮径しながら進入するに至るという、一連のカラー6の押圧動作が開始されるロードスタート時間に該当する。また、TM2は、締結完了時間、すなわちモータ回転数が設定値を下回り、締結完了として、モータ135が出力停止される時間を示す(併せて図10のステップS15参照)。
そして、図10のステップS14に示すように、モータ135の回転数が所定の設定値を下回ると判断された場合、すなわち図12の中段のグラフに示すように、モータ135の回転数がR4領域において設定値THRを下回る状態に至った場合、締結作業が完了したものとして、時間TM2においてモータ135の出力停止がなされる。
図13の最上段のグラフでは、モータ逆転駆動時においてモータ回転数が目標回転数へと立ち上がっていくとともに、フィードバック制御により当該目標回転数へとオーバーシュート部分が収束変化していく状態がRR1領域に示され、更に目標回転数にて安定的に逆転駆動される状態がRR2領域に示される。また図13の中段のグラフでは、かかる目標回転数に対応したモータ駆動電流の変化態様がRI1領域およびRI2領域として示される。さらに図13の最下段のグラフでは、かかる目標回転数に対応した出力Dutyの変化態様がRD1領域およびRD2領域として示される。
「前記制御部は、前記モータの回転数の変化量に基づいて、前記ボルト把持部の駆動を停止することで前記ファスナの加締めを完了する」
モータの回転数の変化量に基づくことで、制御の迅速性を増すことが可能となる。
「前記ファスナの加締め完了を報知する報知部が設けられている」
締結工具作業者への締結完了の報知を行うことで、作業効率の更なる向上に資する。報知態様としては、本実施形態のようにLED発光の他、画像表示等による視覚的報知、音による報知、振動などの触覚による報知等、各種の報知態様が採用可能である。
あるいは報知部の報知タイミングにつき、締結完了に加えて、あるいは締結完了に代えて、操作の投入操作時、および/または、ロードスタート時、および/または、締結作業後の初期位置への復帰時、あるいは他の任意のタイミングにおいて、作業者に報知を行う態様も適宜に採用可能である。
「少なくとも前記ファスナの加締め完了直前に、前記モータの駆動電流が所定の目標電流値となるように制御して前記ボルト把持部を前記第1方向に駆動する」
特に出力が増大し易い加締め作業完了直前に目標電流値に基づく制御を行うことで、機材保護の万全を期しつつ、締結作業の更なる合理化が図れる。
「前記制御部は、前記モータの駆動電流値と値前記目標電流値との差に基づいて電圧出力を算出し、前記モータの電源電圧との対比に基づいて前記モータの駆動制御を行う」
電源電圧の変動を考慮しながらモータ駆動制御を行うことができるので、締結作業時の外乱による制御支障リスクを低減することができる。
W1,W2 締結作業部材
W11、W21 貫通孔
1 ファスナ
2 ボルト
3 ヘッド
4 ボルト軸
41 ボルト軸端部領域
5 溝
6 カラー
7 カラー中空部
100 締結工具
101 モータ駆動制御機構
110 アウタハウジング
111 モータ収容領域
112 減速ギア収容領域
113 インナハウジング収容領域
114 グリップ部
115 トリガ
116 電気スイッチアセンブリ
117 コントローラ収容領域
118 バッテリ装着部
120 インナハウジング
120H 孔部
121 ボールネジ機構収容領域
122 ガイドフランジ取付アーム
123 ガイドフランジ
124 ガイド穴
125 スリーブ
126 スリーブボア
127 ジョイントスリーブ
130 バッテリ
131 コントローラ
132 操作ダイアル
133 駆動電流検出アンプ
134 3相インバータ
135 モータ
136 モータ出力軸
137 ベアリング
138 冷却ファン
139 ホールセンサ
140 遊星ギア減速機構
141A 第1サン・ギア
142A 第1遊星ギア
143A 第1インターナルギア
141B 第2サン・ギア
142B 第2遊星ギア
143B 第2インターナルギア
144 キャリア
150 ベベルギア減速機構
151 駆動側中間軸
152 ベアリング
153 駆動側ベベルギア
154 被動側中間軸
155 ベアリング
156 被動側ベベルギア
157 ボールナット駆動ギア
160 ボールネジ機構
161 ボールナット
161F 前方側端部
161R 後方側端部
162 被動ギア
163 ボア
164 溝部
165 スラストワッシャ
166 スラストボールベアリング
167 スラストニードルベアリング
168 ラジアルニードルベアリング
169 ボールネジシャフト
169L 回転軸
171 螺合部
172 ローラシャフト
173 ローラ
174 エンドキャップ
175 アーム取付ネジ
176 アーム
177 磁石
178 初期位置センサ
179 最後端位置センサ
180 ボルト把持機構
181 アンビル
181T テーパー部
182 スリーブ係止リブ
183 アンビルボア
185 ボルト把持爪
186 ボルト把持爪基部
187A 第1連結部
187B 第2連結部
187C 係止フランジ
188 係止部
188A 係止端部
189 第3連結部
190 スペース
191 LED
201 加合せ点
203 増幅器
205 積分処理部
207 増幅器
209 加合せ点
211 出力リミッタ処理部
213 加合せ点
215 増幅器
Claims (7)
- 溝が形成された軸部にヘッド部が一体形成されたボルトと、当該ボルトに係合可能な中空筒状のカラーを備えたファスナを介して、前記ヘッド部と前記カラー間に配された作業材を締結する締結工具であって、
前記軸部の端部領域を把持可能なボルト把持部と、前記カラーに係合可能なアンビルと、前記ボルト把持部を駆動して、前記アンビルに対し所定の長軸方向に相対移動させるモータと、前記モータの駆動制御を行う制御部と、を有し、
前記軸部の端部領域を把持した状態の前記ボルト把持部が、前記アンビルに対して、前記長軸方向のうちの所定の第1方向へと相対移動することにより、前記アンビルが、前記軸部に嵌合された状態の前記カラーを、前記長軸方向のうちの前記第1方向とは反対の第2方向、および前記カラーの径方向内側へと押圧することで前記ファスナの加締めが開始され、
前記締結工具は、前記カラーと前記ヘッド部とで前記作業材を挟着するとともに、前記カラーの中空部を前記溝に圧着することで、前記端部領域が前記軸部と一体となった状態を維持しつつ前記ファスナの加締めを完了可能に構成され、
前記制御部は、前記ファスナの加締め作業の開始から当該加締め作業の完了まで、前記モータの駆動電流が所定の目標電流値となるようにフィードバック制御して前記ボルト把持部を前記第1方向に駆動することで、前記ファスナの加締めを遂行するとともに、前記モータの回転数に基づいて前記ボルト把持部の駆動を停止することで前記端部領域が前記軸部と一体となった状態を維持して前記ファスナの加締めを完了することを特徴とする締結工具。 - 請求項1に記載の締結工具であって、
作業者の手動による投入操作が可能な、前記モータ駆動のための操作部材を有し、
前記制御部は、前記操作部材の投入操作から前記ファスナの加締め完了まで、前記モータの駆動電流が前記目標電流値となるように制御して前記ボルト把持部を駆動することを特徴とする締結工具。 - 請求項1または2に記載の締結工具であって、
前記制御部は、前記モータの前記回転数が所定の回転数まで低下した場合に、前記ボルト把持部の駆動を停止して、前記ファスナの加締めを完了することを特徴とする締結工具。 - 請求項1または2に記載の締結工具であって、
前記制御部は、前記モータが回転停止した場合に、前記ボルト把持部の駆動を停止して、前記ファスナの加締めを完了することを特徴とする締結工具。 - 請求項1から4までのいずれか1項に記載の締結工具であって、
前記目標電流値は変更調節可能に構成されていることを特徴とする締結工具。 - 請求項1から5までのいずれか1項に記載の締結工具であって、
前記ボルト把持部が前記アンビルに対して所定の相対位置に置かれる初期位置が設定されており、
前記制御部は、前記ファスナの加締めが完了した場合に、前記モータを所定の目標回転数で駆動制御することで、前記ボルト把持部を前記アンビルに対して前記第2方向に相対移動させて前記初期位置に復帰させることを特徴とする締結工具。 - 請求項1から6までのいずれか1項に記載の締結工具であって、
前記ボルト把持部が前記アンビルに対して所定の相対位置に置かれる初期位置が設定されており、
前記制御部は、前記モータの前記回転数に基づいて、前記アンビルに対する前記ボルト把持部の前記第1方向への相対移動を停止した後、前記ボルト把持部を前記アンビルに対して前記第2方向に相対移動させて前記初期位置に復帰させることを特徴とする締結工具。
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