JP2005144093A - 加熱調理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、調理具合を電気的に制御する加熱調理器において、予め設定された制御情報により調理するだけでなく、任意の調理材料種の調理材料を、任意の加熱調理具合で加熱調理しようとするときは、その制御情報の調整が困難であるという問題点があった。
【解決手段】 温度、加熱量、加熱時間により調理具合を調整できる加熱調理器において、調理開始から調理終了の時間は2つ以上の時間帯に区分され、各時間帯の制御情報は独立して入力することができ、任意の調理材料種の調理材料を、任意の加熱調理具合で加熱調理しようとするときは、任意の調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調理具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報を入力して作動させることを特徴とする加熱調理方法を提供する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法に関する。
ガス火力又は電気ヒータを利用した加熱調理器においては、調理材料の種類によっては火加減の調整により料理具合に大きな差が生じるため、この火加減は、加熱調理を上手に行うための重要な手順となっている。例えば、揚げ物や炒め物、煮炊き物、茹で物、焼き物などでは、それぞれ調理する材料ごとに上手に調理するための固有の火加減があることは一般に知られており、調理人の経験の中で適した火加減が習得されたり、料理専門家や先達等の知識、ノウハウの教示を受けて習得されたりしている。
調理品の「おいしさ」に対する感覚は、一般的にはそれを食する人それぞれで異なっていることが予想されているが、概ね、調理材料によって上手に調理できる火加減の典型的なパターンがあることも知られており、こうした典型的な火加減のパターンを電気的に制御して再現し、誰でも、何度でも同じ程度の調理具合に調理できる加熱調理器が数多く上市されている。
しかし、調理専門家や飲食関連業務での加熱調理においては、調理材料が上手に調理できること以上に、微妙な食味食感を調整して、競合する同業者間等での差別化を図っており、火加減の調整はその大きな調整技術として研究されている。また、一般家庭等においても、同じ調理材料でも、それぞれ微妙な火加減の調整を行い、出来上がり具合を変化させて、さらに「おいしく」料理を楽しみたいという需要が高まってきている。
こうした需要に対応して、例えば、米の炊飯についていえば、出来上がりの硬さ(「硬め」、「普通」、「軟らかめ」など)について、予め設定された火加減のパターン(調理コース、制御コースなど)を微調整する方法に関する技術などが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
特開平6−185736(請求項1乃至請求項7) 特開平9−192012(請求項1乃至請求項2)
さらには、米の銘柄等の調理材料種等に対応した出来上がり具合の調整など、これまで調理人の経験により火加減を微妙に調整してきたものについても、予め定められた火加減のパターンをユーザが選択することで、経験の有無を問わず誰でも、何度でも、好みの調理具合を実現できる技術が開発されている。とりわけ近年では、情報システムの発達を受けて、火加減の調整を電気制御により行う炊飯器において、その制御プログラム及びデータをインターネットなど通信手段により情報提供装置からダウンロードして予め炊飯器に設定される調理コースを追加拡張する技術が登場している(例えば、特許文献3及び特許文献4参照)。
特開2001−087128(請求項1乃至請求項11) 特開2003−174965(請求項1乃至請求項55)
上記の公知の技術によれば、加熱調理器にメーカー等によって予め機器に設定された調理コースの選択だけでなく、外部の情報源から制御ソフトウェアや制御データを導入して、調理方法の選択を拡張することができるものの、いずれの場合も、予め情報提供者により設定された制御コースを選択するものとなっており、選択された制御コースでは好みの調理具合とならない、又はさらに微妙な火加減の調整を行いたい、等の変更を必要とされる場合、ユーザの要望に対応した調整を行うことが困難であった。
この点について、前記特許文献3請求項11及び同明細書
に示される技術では、制御データ加工手段を備え、一端所定の情報源からダウンロードした制御コースの時間、温度、電力(火力)をパラメータとしたプロセスプログラム又はデータについて、ユーザ側で自ら任意に変更できるとされている(図1参照)が、実際には、ユーザ側でのプログラム又はデータの変更のための基準がない、もしくはユーザ側の調整ニーズが、食味食感に関する主観であることが多いために、何を変化させれば好みの調理具合に調整できるのかについて特定されず、ユーザ自身による微妙な調整による好みの調理具合の実現が困難なものであった。
また、前記特許文献4請求項24乃至請求項25及び同明細書
乃至
に示される技術では、使用者による情報提供装置からの質問に対する回答を情報として予め設定された調理コースを選択する、あるいは調理コースを設定するもの(図2参照)であり、前記のような、使用者が期待する調理具合でなかった場合の調整に限界を有するものとなっていた。
さらには、本願発明者らによるユーザのニーズ調査によれば、調理材料の調理具合については、とりわけ業務用等の専門的需要の場面では、先行技術の如く「硬さ」や「こげ具合」だけでなく、調理品の弾力・歯ごたえ、色彩、匂い・香り、粘度、味等の調整を火加減の調整によって行う需要が高く、しかもその調整が、競争的な事業環境の中での他者との差別化要件となるため各ユーザで鋭意研究されているとともに、従業人や弟子等への独自の調整技術の承継・均質化が大きな課題であることが把握されている。しかし、公知の技術では、調理具合を電気的に制御する加熱調理器での上記のような多様な食味食感に関する調理具合の調整への対応は想定されていなかった。
上記の問題点に鑑みると、調理具合を電気的に制御する加熱調理器における微調整については、厖大な制御コース情報からユーザに選択させるのではなく、予め定められた基準となる制御コースを微調整するための調整情報を提供すること、かつ、その調整情報に基づく調整手段の組み合わせにより、利用者が求める調理具合の調整ができること、さらに、専門的需要等で要求される多様な調理具合の調整を行うことができること、が、業務用等の専門的需要に対応するうえでの大きな課題であるといえる。
本願発明者は鋭意研究開発を行い、調理開始から調理完了までの時間を、2つ以上の帯域に区分して、各時間帯域における器内温度、加熱量、加熱時間の調整により調理材料の加熱調理具合を調整し、調理開始から調理完了までの全体の制御パターンは、各時間帯域における制御パターンを組合せてなるようにして、調理具合に係る微調整は、時間帯域の設定及び/又は各時間帯域の器内温度、加熱量、加熱時間のいずれかの調整により行うようし、かつ、この全体の制御パターン及び各時間帯域における制御パターンは、加熱調理器に予め複数種類が記憶されているとともに、情報通信手段等により通知される情報に基づいて、任意に変更又は調整できるようにすることで、前記の課題に対応できることを見出した。なお、本願における区分された時間帯とは、調理材料の加熱調理上の工程となるため、例えば、米の炊飯であれば、炊き上げ、沸騰維持、むらし等の工程に相当するものとなる。実際上の加熱調理では、ほとんどの場合で、調理開始から調理終了までに1回以上は火力を変更するため、これらの火力を変更すべき時点を区分点として時間帯区分するものとなる。
具体的には、本願請求項1の発明のように、加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法であって、加熱調理器は、制御情報に基づき加熱手段を制御する制御装置と情報入出力手段とを具備し、器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報により加熱手段が制御されて調理材料の加熱調理具合を調整できるものであり、調理開始から調理終了の時間は2つ以上の時間帯に区分され、各時間帯の制御情報は独立して入力することができ、任意の調理材料種の調理材料を、任意の加熱調理具合で加熱調理しようとするときは、任意の調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調理具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報を入力して作動させることを特徴とする、加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供するものである。
また、本願請求項2の発明は、加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法であって、加熱調理器は、制御情報に基づき加熱手段を制御する制御装置と情報入出力手段とを具備し、器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報により加熱手段が制御されて調理材料の加熱調理具合を調整できるものであり、調理開始から調理終了の時間は2つ以上の時間帯に区分され、各時間帯の制御情報は独立して入力することができ、加熱調理を行う者は、任意の調理材料種の調理材料を、任意の加熱調理具合で加熱調理しようとするときは、当該の調理材料種及び所望の加熱調理具合の情報を、制御情報提供者に連絡し、連絡を受けた制御情報提供者は、連絡された調理材料種と所望の加熱調理具合の情報から、当該の調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び所望の加熱調理具合で調理するための各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報を特定し、特定された制御情報は、加熱調理を行う者に通知され、加熱調理を行う者は、制御情報提供者より通知された制御情報を入力して作動させることを特徴とする、加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供するものである。
本願請求項3の発明は、前記情報入出力手段は、情報通信手段により制御情報提供者のコンピュータと接続されて、制御情報提供者への調理材料種及び所望の加熱調理具合の情報の通知と、制御情報提供者からの特定された時間帯の区分方法及び制御情報の通知と、のいずれか又は両方が、情報通信手段を利用して行われることを特徴とする、請求項2に記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供するものである。
本願請求項4の発明は、前記制御情報提供者による時間帯の区分方法及び制御情報の特定は、制御情報データベースを具備するコンピュータにより自動に行われることを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供する。
本願請求項5の発明は、前記情報入出力手段は、時間帯の区分方法及び制御情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、加熱調理を行う者が、記憶された任意の制御情報により加熱調理することができることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供する。
本願請求項6の発明は、前記加熱調理具合は、加熱調理後の調理品の硬さ、弾力・歯ごたえ、色彩、匂い・香り、粘度、味の評価項目のいずれか又は全部の程度によって数値化されており、それぞれの評価項目の数値により指定される加熱調理具合は、調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調理具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報による加熱手段の制御により調整できるものであることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供する。
本願請求項7の発明は、前記制御情報提供者から通知される制御情報は、制御情報提供者が、前記加熱調理器により調理材料種ごとの加熱調理試験を行い、調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調理具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報と、加熱調理後の調理品の硬さ、弾力・歯ごたえ、色彩、匂い・香り、粘度、味の評価項目のいずれか又は全部の程度について数値化された加熱調理具合の情報との相関関係に基づき生成される複数の調理材料種と加熱調理具合に関する制御情報データベースから、加熱調理を行う者から連絡又は通知された調理材料種と所望の加熱調理具合の情報をもとに検索され特定されるものであることを特徴とする、請求項2から請求項6のいずれかに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供する。
本願請求項8の発明は、前記時間帯の区分方法及び制御情報は、加熱調理する調理材料の量、加熱調理のための水、油その他の副材料の量、調理材料の加熱前の予備調理の有無を情報入出力手段に入力することで自動に調整されることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供する。
本願請求項9の発明は、前記制御情報による加熱調理具合をさらに調整するときは、加熱調理者自らで各時間帯の制御情報を任意に変更して加熱調理具合をさらに調整することを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれかに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供する。
本願請求項10の発明は、前記制御情報による加熱調理具合をさらに調整するときは、加熱調理者がさらに所望する加熱調理具合の情報を制御情報提供者に連絡し、連絡を受けた制御情報提供者は、さらに所望する加熱調理具合の情報から、加熱調理具合に応じて各時間帯の制御情報を調整する調整情報を特定し、特定された調整情報は、加熱調理を行う者に通知され、加熱調理を行う者は、制御情報提供者より通知された調整情報を入力して各時間帯の制御情報を調整変更して加熱調理具合をさらに調整することを特徴とする、請求項2から請求項8のいずれかに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法を提供する。
本願請求項1から請求項10の発明によれば、加熱調理を行う者は、調理具合を電気的に制御する加熱調理器において、予め設定された基準となる制御情報により加熱調理できるだけでなく、任意の調理材料種の調理材料を、任意の加熱調理具合で加熱調理しようとするときは、自ら又は加熱調理情報提供者から通知される制御情報により調整を行うことができ、従来技術の問題を克服して極めて有効な効果を発揮するものである。
以下に、本願発明の実施の形態について説明する。
本願発明では、加熱調理器の熱源としては、電力によるヒータ(抵抗加熱や誘導加熱等)又は都市ガス、液化石油ガス(LPG)、その他ガス体燃料の燃焼ヒータが想定されているが、加熱量を物理的に制御できるものであれば任意の加熱手段を用いることができる。
まず、第1の手順として、加熱調理器で調理する調理材料が決定され、加熱調理器には調理材料と調理方法(例えば、煮る、焼く、揚げる、炊く、等)の情報が制御装置への情報インプットにより決定される。このとき、調理材料と調理方法は、予め加熱料理器の制御装置にメニューとしてプリセットされていて選択する形式でもよいし、別に定める制御マニュアルなどに記載された調理材料及び調理方法の分類情報に基づき記号番号などによって入力する形式でもよい。
このとき、加熱調理器によっては、予め調理材料の特定(例えば、炊飯器など)や、調理方法の特定(例えば、フライヤーや蒸し器など)がなされた専用機器であってもよい。実用的には、調理材料又は調理方法が特定された専用機器であるほうが、機器の周辺部材を専用設計し設置できるために望ましい。
次の手順として、任意の調理材料の任意の調理方法による調理時間の設定を行う。調理時間は、調理開始から調理終了までの時間を指し、火加減の調整が前提となるため、時間によって制御条件を変化させるため、調理時間は2つ以上の時間帯に区分される。原則として、区分された時間帯ごとに固有の加熱制御を行うため、各時間帯を工程又はプロセスということもできる。このとき、調理手順に従って調理開始から順に時間帯が設定され、全体の調理時間は調理の工程又はプロセスによって決定される場合が多いが、業務用での使用等においては全体の時間を確定し、その内訳として各時間帯を区分設定してもよい。
各時間帯の制御は、器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報に基づいて、加熱手段の火力が制御されるものとなっている。電気ヒータ式であれば、制御情報に基づいて電力量を調整する方式となり、ガス体燃焼式であれば燃料供給量や空気量を調整する方式となる。器内温度、加熱量、加熱時間は、センサーやタイマーによって電気的な情報として制御装置で把握され、制御プログラムによって加熱手段が制御されている。
さらに次の手順として、調理方法に対応して、その調理具合に関する制御情報を入力する。調理具合に関しては、本願請求項6及び請求項7の発明に示すとおり、調理後の調理品の硬さ、弾力・歯ごたえ、色彩、匂い・香り、粘度、味の評価項目のいずれか又は全部の程度について数値化されており、この調理具合の選択に応じて、各時間帯での器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報が入力される。このとき、調理具合による各時間帯の制御情報は、予め加熱料理器の制御装置にメニューとしてプリセットされていて選択する形式でもよいし、別に定める制御マニュアルなどに記載された調理具合による各時間帯の制御情報に基づき記号番号あるいは数値などによって入力する形式でもよい。
本願発明では、前記手順により、加熱調理器を、任意の調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調理具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報を入力して作動させることを基本手順とする加熱調理方法である。
次に、前記の基本手順について調理される調理品の調理具合を調整する方法について説明する。図3は、本願発明における調理具合の調整の基本手順を示すフロー図である。
一般的には、加熱調理器を使用する場合は、プリセットされた制御情報による調理による調理具合を試すことが多い。この試行によって、その選択設定した制御によって、どのような調理具合になるかを確認することとなり、満足のいくものであればその設定を利用して加熱調理器を作動させることとなる。しかし、満足のいかないときは、制御情報を変更し、再び調理具合の確認を行い、これを繰り返して、ユーザが納得する調理具合の制御情報を特定することとなる。このため、本願発明では、前述の調理の試行についてのユーザの利便を向上するために、本願請求項2の発明に示すように、制御情報提供者を介在させて、制御情報の特定を行えるものとなっている。これは、使用の最初に行う場合もあるし、本願請求項10の発明に示すように、プリセットされた制御情報や、試行した制御情報を調整変更するために行う場合もある。
まず、加熱調理を行う者は、任意の調理材料種の調理材料を、任意の加熱調理具合で加熱調理しようとするときは、当該の調理材料種及び所望の加熱調理具合の情報を、制御情報提供者に連絡する。調理材料種及び所望の加熱料理具合の情報は、制御マニュアルなどで予め区分されており記号番号で連絡されることが望ましいが、需要の内容によっては、連絡窓口に対して口頭あるいは任意の通信手段によって詳細な説明を行うこともできる。
次に、前記情報の連絡を受けた制御情報提供者は、連絡された調理材料種と所望の加熱調理具合の情報から、当該の調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び所望の加熱調理具合で調理するための各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報を特定して、特定された制御情報は、ユーザに対して通知される。
このとき、ユーザに通知される制御情報は、加熱調理器の制御装置に入力するための形式となっている。具体的には、情報入出力手段の情報入力インターフェイスに応じて、数値データとして入力する形式であってもよいし、区分された記号番号によって入力する形式でもよい。また、連絡される情報は、各時間帯の制御情報を特定するものでもよいし、予め制御装置内に複数個が記憶された各時間帯の制御情報の全体を指定する行列データの選択のための数値データあるいは記号番号でもよい。
さらに、上記通知される制御データは、プリセットされた制御情報の調整を指示する調整データでもよいし、完全な制御情報として新規に構成されたものでもよい。
上記の調理具合の調整のための制御情報又は加熱調理器にプリセットされた制御情報の調整を指示する調整データは、本願請求項7の発明に示すように、制御情報提供者が、加熱調理器により調理材料種ごとの加熱調理試験を行い、調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調理具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報と、加熱調理後の調理品の硬さ、弾力・歯ごたえ、色彩、匂い・香り、粘度、味の評価項目のいずれか又は全部の程度について数値化された加熱調理具合の情報との相関関係に基づき生成される。このとき、上記各情報間の相関関係は、数量化理論及び多変量解析技術など統計学的な分析を経て制御情報提供者により関数式として設定されてもよい。
前記により生成された複数の調理材料種と加熱調理具合に関する制御情報データベースから、加熱調理を行う者から連絡又は通知された調理材料種と所望の加熱調理具合の情報をもとに該当する制御情報又は調整データが検索され特定されて、加熱調理を行うものに通知される。
下記の表1にプリセットされた制御情報の調整を指示する調整データの例を示す。この例では、調理材料Aの加熱調理において、出来上がり具合(例えば、弾力・歯ごたえ、匂い・香り、等)を、調理材料Aについてプリセットされた出来上がり具合を0として、高める調整を+、低める調整を−として、相対尺度により数値化されている。このときの、出来上がり具合の調整を行うときの、各時間帯(例では、最初の時間帯を時間帯Iとし、最後の時間帯を時間帯nとしている。)の器内温度、加熱量、加熱時間の調理材料Aについてプリセットされた制御程度を0として、高める・長くする制御方向を+、低める・短くする制御方向を−として、相対尺度により数値化されている。
Figure 2005144093
また、本願請求項10の発明のように、前記の調整は、加熱調理を行う者から連絡された調理材料種と所望の加熱調理具合の情報をもとに該当する制御情報が特定され、制御情報提供者が通知する調理材料種と所望の加熱調理具合のための制御情報を、さらに微調整するために、該通知された制御情報を基準として(前記表1の0とする)調整変更を行うこともできる。
制御情報提供者から通知される制御データは、情報入出力手段で制御装置に入力され制御装置に記憶された制御データを調整するものとなっている。このとき、制御装置では、本願請求項5の発明のように、情報入出力手段で入力された制御情報を記憶して、以後も繰り返し同じ制御データによって加熱調理器を制御することもできる。
また、前記のユーザと制御情報者との間での連絡は、面会や電話など人的手段で行うこともできるし、本願請求項3及び/又は請求項4の発明のように、それぞれの準備設置する情報通信手段やコンピュータ機器によって行うこともできる。
加熱調理を行う場合、その制御は、加熱調理する調理材料の量、加熱調理のための水、油その他の副材料の量、調理材料の加熱前の予備調理の有無によって異なるものとなる。このため、本願請求項8の発明のように、加熱調理器の制御手段に予め上述の加熱調理する調理材料の量、加熱調理のための水、油その他の副材料の量、調理材料の加熱前の予備調理の有無の情報を情報入出力手段に入力することで制御装置によって自動に調整することもできる。
また、本願の発明による加熱調理方法では、本願請求項9の発明のように、ユーザ自身によって各時間帯の制御情報ごとに任意に変更することができるが、このためには当然に、加熱調理器の各時間帯での器内温度、加熱量、加熱時間の制御と、調理品の調理具合についての十分な経験ノウハウを要するものである。
次に、本願発明による加熱調理器での加熱調理の例を説明する。ここでは、米の炊飯を行う加熱調理器(炊飯器)での実施の例を示す。ユーザは炊飯専門業者で、米種Aの米を、炊き具合を「硬め・甘み」で炊飯したいとする。制御情報提供者は炊飯機器メーカーであり、ユーザは、メーカー担当者に米種と炊き具合を通知した。
ユーザから通知を受けたメーカー担当者は、該メーカが予め調理試験により、多数の米種について、工程の設定と各工程での器内温度、加熱量、加熱時間の制御による炊き具合の結果に基づいて統計的に抽出した制御情報データベースから、ユーザの指定の米種と所望の炊き具合に対応した制御情報を特定し、当該制御情報をユーザに通知した。
メーカーから制御情報の通知を受けたユーザは、当該制御情報に基づき、まず、調理開始から調理終了までを5つの時間帯(工程)に区分した。次に、各時間帯の、器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報を加熱調理器(炊飯器)の情報入出力手段に入力した。
ユーザは、上記により制御情報の入力を完了し、予め水に浸漬された米種Aの米と、所定量の水を加熱調理器(炊飯器)に入れ、加熱調理を開始した。加熱調理器(炊飯器)は、ユーザにより入力された制御情報により加熱手段を制御して加熱調理(炊飯)を終了した。
ユーザは、炊き上がった米種Aの米飯を試食したところ、さらにもう少しの「甘み」の必要を感じ、メーカーにその要望を連絡した。連絡を受けたメーカー担当者は、制御情報データベースから、「甘み(味)」をもう少し強めるための制御情報の特定を行った。その結果、3番目の時間帯での器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報の調整を行うための調整データを特定し、ユーザに通知した。
調整データの通知を受けたユーザは、先に入力した指定の米種と所望の炊き具合に対応した制御情報の調整を、調整データに基づいて調整し、再度炊飯を行った。その結果、ユーザの所望する炊き具合となったため、制御データを確定し情報入出力手段に具備された記憶手段に記憶した。
ユーザでは、確定した米種Aを所望の調理具合で調理する制御データを、複数の加熱調理器(炊飯器)に入力し、あるいは遠方の炊飯工場に通知して該工場の加熱調理機器(炊飯器)に入力して、全ての加熱調理器(炊飯器)で同様の炊き具合による米種Aの炊飯を繰り返し行うことができた。
本願発明は、上述の説明に限定されることなく、本願請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されることはいうまでもない。
先行技術例の制御情報の変更手順を示す図。 先行技術例の制御パターンの特定手順を示す図。 本願発明での調理具合の調整の基本手順を示す図。
符号の説明
10 元の制御情報
20 実行する制御情報
30 調整情報

Claims (10)

  1. 加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法であって、
    加熱調理器は、制御情報に基づき加熱手段を制御する制御装置と情報入出力手段とを具備し、器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報により加熱手段が制御されて調理材料の加熱調理具合を調整できるものであり、
    調理開始から調理終了までの時間は二つ以上の時間帯に区分され、各時間帯の制御情報は独立して入力することができ、
    任意の調理材料種の調理材料を、任意の加熱調理具合で加熱調理しようとするときは、任意の調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調埋具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報を入力して作動させることを特徴とする、
    加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  2. 加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法であって、
    加熱調理器は、制御情報に基づき加熱手段を制御する制御装置と情報入出力手段とを具備し、器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報により加熱手段が制御されて調理材料の加熱調理具合を調整できるものであり、
    調理開始から調理終了までの時間は二つ以上の時間帯に区分され、各時間帯の制御情報は独立して入力することができ、
    加熱調理を行う者は、任意の調理材料種の調理材料を、任意の加熱調理具合で加熱調理しようとするときは、当該調理材料種及び所望の加熱調理具合の情報を、制御情報提供者に連絡し、
    連絡を受けた制御情報提供者は、連絡された調理材料種と所望の加熱調理具合の情報から、当該調理材料種に応じで時間帯の区分方法及び所望の加熱調理具合で調理するための各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報を特定し、
    特定された制御情報は、加熱調理を行う者に通知され、
    加熱調理を行う者は、制御情報提供者より通知された制御情報を入力して作動させることを特徴とする、
    加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  3. 前記情報入出力手段は、情報通信手段により制御情報提供者のコンピュータと接続されて、
    制御情報提供者への調理材料種及び所望の加熱調理具合の情報の通知と、制御情報提供者からの特定された時間帯の区分方法及び制御情報の通知との、いずれか一方又は両方が、情報通信手段を利用して行われることを特徴とする、
    請求項2に記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  4. 前記制御情報提供者による時間帯の区分方法及び制御情報の特定は、制御情報データベースを具備するコンピュータにより自動的に行われることを特徴とする、
    請求項2又は請求項3に記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  5. 前記情報入出力手段は、時間帯の区分方法及び制御情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、加熱調理を行う者が、記憶された任意の時間帯の区分方法及び制御情報により加熱調理することができることを特徴とする、
    請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  6. 前記加熱調理具合は、加熱調理後の調理品の硬さ、弾力・歯ごたえ、色彩、匂い・香り、粘度、味の評価項目のいずれか一つ乃至全部の程度によって数値化されており、それぞれの評価項目の数値により指定される加熱調理具合は、調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調理具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報による加熱手段の制御により調整できるものであることを特徴とする、
    請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  7. 前記制御情報提供者から通知される制御情報は、制御情報提供者が、前記加熱調理器により調理材料種ごとの加熱調理試験を行い、調理材料種に応じた時間帯の区分方法及び加熱調理具合を調整する各時間帯の器内温度、加熱量、加熱時間の制御情報と、加熱調理後の調理品の硬さ、弾力・歯ごたえ、色彩、匂い・香り、粘度、味の評価項目のいずれか一つ乃至全部の程度について数値化された加熱調理具合の情報との相関関係に基づき生成される複数の調理材料種と加熱調理具合に関する制御情報データベースから、加熱調理を行う者から連絡又は通知された調理材料種と所望の加熱調理具合の情報をもとに検索され特定されるものであることを特徴とする、
    請求項2から請求項6のいずれか一つに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  8. 前記時間帯の区分方法及び制御情報は、加熱調理する調理材料の量、加熱調理のための水、油その他の副材料の量、調理材料の加熱前の予備調理の有無を情報入出力手段に入力することで自動的に調整されることを特徴とする、
    請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  9. 前記制御情報による加熱調理具合をさらに調整するときは、加熱調理者自らで各時間帯の制御情報を任意に変更して加熱調理具合をさらに調整することを特徴とする、
    請求項1から請求項8のいずれか一つに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
  10. 前記制御情報による加熱調理具合をさらに調整するときは、加熱調理者がさらに所望する加熱調理具合の情報を制御情報提供者に連絡し、
    連絡を受けた制御情報提供者は、さらに所望する加熱調理具合の情報から、加熱調理具合に応じて各時間帯の制御情報を調整する調整情報を特定し、
    特定された調整情報は、加熱調理を行う者に通知され、
    加熱調理を行う者は、制御情報提供者より通知された調整情報を人力して各時間帯の制御情報を調整変更して加熱調理具合をさらに調整することを特徴とする、
    請求項2から請求項8のいずれか一つに記載の加熱調理器で任意の加熱調理具合に調理材料を加熱調理する方法。
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