JP2005143663A - 小物入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】 非使用時にはシート状であり携帯性に優れ、且つ使用時には二つ以上の異なる態様で使用可能になる小物入れを提供することを課題とする。
【解決手段】 シート状部材と、シート状部材の各隅部に取り付けられる少なくとも一対の着脱自在の係止部材と、を含んで構成されてなる小物入れであって、一対の係止部材は、各隅部の角の二等分線を介して線対称となる位置の各辺縁部にそれぞれ取り付けられ、各隅部の一対の係止部材は、一の隅部において対になる係止部材を係合したり、又は一の隅部と他の隅部において対応する係止部材を係合したりすることが可能に配されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、小物類を入れるのに適した携帯性に優れた小物入れに関し、特に非使用時おいては平面的なシートであり、他方使用時においては立体的なケースである小物入れに関するものである。
従来、一般に小物入れは、小物類を出し入れ可能な開口部を有する立体的なケースによって構成されていた。それ故、従来の小物入れは安易に携帯することが出来なかった。具体的には、従来の小物入れを用いて、旅行先等で有する小物類を確実に旅行者等が管理又は保有することが容易に出来ないといった問題点があった。そこで、この問題点を解決する小物入れとして、様々な物が発明又は考案がされている。
例えば、特許文献1には、考案された小物入れが開示されている(特許文献1参照)。特許文献1には、方形状の柔軟性シート部材100の四隅部の各々に、一対の着脱自在の凹凸嵌合金具200a、200bからなるスナップ200を取り付け固定したことを特徴とする小物入れが示されている。この小物入れは、図5に示すように不使用時においては場所をとらない平面的な柔軟性シート部材100である。一方、図6に示すように使用時においては柔軟性シート部材100の各隅部の凹凸嵌合金具200a、200bを嵌め合わせるのみで極めて容易に立体的なケースとなる。それ故、携帯性に優れた小物入れとなっている。
登録実用新案第3008501号公報、請求項1
しかし、特許文献1に記載の小物入れは、使用時にトレイ状となるのみであり、小物類を分けて収納することが出来ないという問題点がある。また、特許文献1に記載の小物入れは、使用時にトレイ状の小物入れになるのみであり、用途の変化に合わせて他の態様で用いることは出来ない問題点がある。尚、この小物入れは使用時にトレイ状であるため、例えば旅行先のホテルの卓上に置かれ、トレイ状の形態で携帯することには不向きである。
そこで、本発明は、使用時に小物類を分けて収納することが出来る小物入れを提供することを課題とする。また、本発明は、非使用時にはシート状であり携帯性に優れ、且つ使用時にはトレイ状の形態に限らず二つ以上の異なる態様で使用可能になる小物入れを提供することを課題とする。
まず、第一の本発明は、シート状部材と、シート状部材の各隅部に取り付けられる少なくとも一対の着脱自在の係止部材と、を含んで構成されてなる小物入れであって、各隅部の一対の係止部材は、一の隅部において対になる係止部材を係合させることが出来るように配されていて、且つシート状部材の両面又は片面に、小物類を出し入れ可能に収納する一つ又は複数の袋部を備えていることを特徴とする小物入れを提供する。
また、第二の本発明は、シート状部材と、シート状部材の各隅部に取り付けられる少なくとも一対の着脱自在の係止部材と、を含んで構成されてなる小物入れであって、一対の係止部材は、各隅部の角の二等分線を介して線対称となる位置の各辺縁部にそれぞれ取り付けられ、各隅部の一対の係止部材は、一の隅部において対になる係止部材を係合したり、又は一の隅部と他の隅部において対応する係止部材を係合したりすることが可能に配されていることを特徴とする小物入れを提供する。
また、第三の本発明は、上記第二の本発明において、シート状部材の両面又は片面に、小物類を出し入れ可能に収納する一つ又は複数の袋部を備えていることを特徴とする。
また、第四の本発明は、上記第一の本発明から上記第三の本発明のいずれか一つの発明において、シート状部材は、シート状部材を折り畳み可能にする折畳部を少なくとも一つ備え、折畳部を介して、少なくとも一の隅部と他の一の隅部が重なるように折り畳みすることが出来ることを特徴とする。
また、第五の本発明は、上記第一の本発明から上記第四の本発明のいずれか一つの発明において、シート状部材の各隅部に設けられた一対の係止部材は、一対の凹嵌合金具及び凸嵌合金具からなる凹凸嵌合金具であり、シート状部材の片面に時計回りに交互に凹嵌合金具及び凸嵌合金具が配されていることを特徴とする。
また、第六の本発明は、上記第一の本発明から上記第五の本発明のいずれか一つの発明において、隅部が円弧状又は多角形状になっていることを特徴とする。
さらに、第七の本発明は、上記第一の本発明から上記第六の本発明のいずれか一つの発明において、隅部の各々に二つ以上の一対の係止部材を有していて、一の隅部において、異なる一対の係止部材を係合させることにより、側壁となるシート状部材の側部の高さを変化可能にすることを特徴とする。
さらに、第八の本発明は、上記第一の本発明から上記第七の本発明のいずれか一つの発明において、シート状部材は方形状であり、四つの隅部のそれぞれに少なくとも一つずつ取り付けられている一対の係止部材を、それぞれ一の隅部において係合させることによりトレイ状とすることができることを特徴とする。
第一の本発明によれば、非使用時にはシート状であり携帯性に優れ、且つ各隅部の種々の一対の係止部材を係合させることで、使用時には形態を変化させて小物類を分けて収納可能にする小物入れを提供することが可能になる。また、小物類を分けて収納することが出来るので、混在させると他の小物類の中に埋没等してしまっていたものを、個別に分けて判別可能に収納することが可能になる。
第二の本発明によれば、非使用時にはシート状であり携帯性に優れ、且つ使用時には二つ以上の異なる態様で使用可能になる小物入れを提供することが可能になる。
第三の本発明によれば、第二の本発明の効果に加えて、使用時に小物類を分けて収納することが出来る小物入れを提供することが可能になる。また、小物類を分けて収納することが出来るので、混在させると他の小物類の中に埋没等してしまっていたものを、個別に分けて判別可能に収納することが可能になる。
第四の本発明によれば、第一の本発明から第三の本発明のいずれかの効果に加えて、折畳部に沿ってシート部材を折り畳むことにより、きれいに且つ適切な形状に小物入れを変化させることが可能になる。尚、一の隅部と他の隅部の係止部材を係合させるようにすることも出来るようになる。
第五の本発明によれば、第一の本発明から第四の本発明のいずれかの効果に加えて、簡易に一の隅部と他の隅部の係止部材を係合させる小物入れを提供することが可能になる。
第六の本発明によれば、第一の本発明から第五の本発明のいずれかの効果に加えて、デザインの優れた小物入れを提供することができるようになる効果を有する。
第七の本発明によれば、第一の本発明から第六の本発明のいずれかの効果に加えて、例えば、小物入れをトレイ状としたときに、小物入れの側壁の高さを、収納する小物類の多きさや量に応じて調節することが出来るようになる効果を有する。
第八の本発明によれば、第一の本発明から第七の本発明のいずれかの効果に加えて、使用時に小物入れをトレイ状に変化させて、中に小物類を収納することが出来る効果を有する。
本発明に係る小物入れに関して、実施の形態に基づいて、更に詳しく説明する。
まず、本願発明の第一の実施形態(以下、「本第一の実施例」と呼ぶ)について説明する。
図1は、本第一の実施例の小物入れ1の非使用時の状態を表した模式図である。また、図2は、本第一の実施例の小物入れ1の使用時の一態様を表した模式図である。さらに、図3は、本第一の実施例の小物入れ1の使用時の他の態様を表した模式図である。
小物入れ1は、シート状部材10と、シート状部材10に取り付けられている四対の凸係合部材11a及び凹係合部材11bと、シート状部材10に設けられている袋部12、13、14と、を備えて構成されている。
シート状部材10は、長方形の張りのある合成皮革からなっている。また、シート状部材10は、正方形である。さらに、シート状部材10の隅部の4つの角は、直角では無く円弧状になっている。そして、シート状部材10は、隅部16a、16b、16c、16dのそれぞれの折部15a、15a、15a、15a、で折曲げ可能になっている。また、シート状部材10は、折部15b、15b及び折部15c、15cで折曲げ可能になっている。さらに、シート状部材10の中心点を通る折畳部15dにより、シート状部材10は二つに折り畳み可能になっている。そして、折畳部15dでシート状部材10を折り畳むことにより、隅部16aは隅部16bに、また隅部16cは隅部16dに重なるようになっている。尚、図中において点線で示した折部15a、15b、15c及び折畳部15dは、それぞれ合成皮革を縫い合わせるときの縫合線となっていて、これらを境に容易に折れるようになっている。
凸係合部材11a及び凹係合部材11bは、金属製のボタンであり、着脱可能な一対の係止部材となっている。四対の凸係合部材11a及び凹係合部材11bは、それぞれ一対毎にシート状部材10の各隅部16a、16b、16c、16dに取り付け固定されている。そして、各一対の係止部材は、各隅部16a、16b、16c、16dの角の二等分線でもある折部15a、15a、15a、15aを介して線対称となる位置の各辺縁部にそれぞれ分離取り付けされている。尚、異なる隅部の凸係合部材11aと凹係合部材11bは、互いに着脱可能である。
袋部12、13、14は、シート状部材10と同じ材質である合成皮革からなっている。袋部12、13は、シート状部材10の一片面に縫合により設けられていて、もう一方の片面に袋部14は縫合により設けられている。袋部12、13、14は、開口部12a、13a、14aを有している。この開口部12a、13a、14aより袋部12、13、14の中に小物類を出し入れ可能に収納することが出来る。
小物入れ1は、非使用時には、一枚のシートになっている(図1参照)。そのため、容易に携帯して持ち運ぶことが可能である。例えば、ビジネス用鞄の中にはばをとらずに収納可能である。また、鞄等の中又は外に凸係合部材11a及び凹係合部材11bをシート状部材10のそれらに対応する位置に設け、鞄のそれらと小物入れのそれらとを互いに係合させることで鞄の仕切り、間仕切り等として小物入れ1を持ち運ぶことが可能である。
これに対して、小物入れ1は、使用時には、図2のようにトレイ状になる。トレイ状にするためには、それぞれの隅部の凸係合部材11a及び凹係合部材11bを係合させる。この過程で、折部15a、15b、15cでシート状部材10は折れ曲がり、隅部16a、16b、16c、16dは外側に突出した形状になる(図2参照)。その結果、袋部14は開口部14aを上部に有するようになり、開口部14aから小物類を出し入れ可能に収納することが出来るようになる。図2では、ホテルの部屋の鍵であるカードキー51がおさめられている。また、ホテル等では、身に着けている時計52や小銭入れ53を管理収納するために小物入れ1の中に入れることが出来る。尚、これら以外にホテルの部屋等において、図示しないがミールクーポン等のホテルでの生活に有用であり無くしては困るもの等を、袋部14等に入れて管理収納することもできる。
図2のトレイ状の小物入れは、部屋の中等で例えばくつろいでいるときには小物類を収納管理することに適している。しかし、例えばホテル内やホテルから外出する時等の移動時等には、持ち運びに不向きである。このような時には、図3に示すように、二つに折り畳んで平面状として、カード等の小物類を管理収納しながら携帯することが出来るようになる。図3では、折畳部15dを境に小物入れ1を折り畳むことにより、隅部16aと隅部16bが重なるようになり、異なる隅部の凸係合部材11a及び凹係合部材11bを互いに係合させることが出来る。もちろん、隅部16cと隅部16dも重なるようになり、凸係合部材11a及び凹係合部材11bを互いに係合させることが出来るようになる。図3では、カードキー51が袋部12の開口部12aから挿入され、持ち運び可能にされている。
以上のように、本第一の実施例における小物入れ1は、非使用時に一枚のシート状の形態になり、携帯及び持ち運びが容易である。一方、使用時には、使用に適したトレイ状や平面状の形態に変化可能であり、最も適した一の態様で使用可能である。
上記本第一の実施例では、シート状部材10は長方形の張りのある合成皮革からなっている。しかし、本発明は、長方形以外に、円形、多角形の形状を排除するものではない。また、本発明は、合成皮革以外に本皮や合成樹脂等の素材を排除するものではない。すなわち、本発明において「シート状部材」という語は、素材にかかわらず、非使用時にシート状に広げられる部材をさすものである。さらに、本発明は、張りのない素材を排除するものではない。また、上記本第一の実施例では、シート状部材10の隅部の角は直角では無く円弧状としたが、本発明は直角や多角形状を排除するものではない。さらに、上記本第一の実施例では、折畳部を設けているが、折畳部のない小物入れを本発明は排除するものではない。それ故、本発明は、使用時にトレイ状になり、トレイ状の小物入れのトレイと袋部を使って、小物類を分けて収納することを排除するものではない。
上記本第一の実施例では、凸係合部材11a及び凹係合部材11bを金属製のボタンとしたが、本発明はマジックテープやファスナー等の汎用の係止部材を用いることを排除するものではない。また、本第一の実施例では凸係合部材及び凹係合部材等の係止部材を隅部に配置するとしたが、本発明は隅部以外に配置することを排除するものではない。これは、円形のシート状部材10には角が無いこと、すなわち隅部がないことに対応するものである。さらに、上記本第一の実施例では、各隅部に一対の係止部材を配置することとしたが、一の隅部に複数の係止部材を配置することを排除するものではない。複数の係止部材を配置して異なる一対の係止部材を係合させることで、例えばトレイ状としたときに側部の高さを変化させることが出来るようになる。さらに、上記本第一の実施例では、一対の係止部材を分離してシート状部材10に配しているが、本発明は接したり、重ねたり、互いに囲むようにして一対の係止部材を配することを排除するものではない。これらのため、本発明は、一対の係止部材を各隅部の角の二等分線を介して線対称となる位置の各辺縁部にそれぞれ取り付けられることに限定しない。すなわち、本発明は、シート状部材の縁部以外に、中央付近等、様々な位置に係止部材を配することを排除するものではない。さらに、本発明は、各隅部に配される係止部材を、隅部毎に異なる係止部材とすることを排除するものではない。
上記本第一の実施例では、袋部12、13、14はシート状部材10と同じ材質である合成皮革からなっている。しかし、本発明は、シート状部材10と異なる素材からなることを排除するものではない。そして、シート状部材10と同様に、合成皮革以外に本皮や合成樹脂等の素材を排除するものではない。さらに、本発明は、張りのない素材を排除するものではない。また、上記本第一の実施例では、袋部12、13、14はシート状部材10に縫合により取り付けることとした。しかし、縫合以外に接着等の手段により取り付けることを本発明は排除するものではない。さらに、本発明は、袋部とシート状部材を一体として作製することを排除するものではない。尚、袋部を全く設けない小物入れも本発明は含んでいる。さらに、本発明において、袋部は小物類を収納可能にするものであり、小物類が収納されるのであれば袋部は単なるベルト等でもよく、もちろん袋部の底が貫通していても良い。また、袋部をシート状部材の片面にのみ設けることを排除するものではない。
さらに、上記第一の実施例では小物入れ1の大きさを明記していない。これは、本発明に係る小物入れを、使用する用途等により任意に大きさを設定し、且つ生産するためである。すなわち、本発明に係る小物入れの大きさ等は、任意である。しかし、図3の形態及び用途で小物入れ1を用いるのであれば、例えば背広の内ポケット等に収納可能な大きさであることが望ましい。具体的には、シート状部材10の一辺の長さが15センチメートル程度であることが望ましい。尚、上記第一の実施例では、シート状部材10は正方形であるが、これは長方形であることを排除するものではない。
次に、本願発明の第二の実施形態(以下、「本第二の実施例」と呼ぶ)について説明する。
図4は、本第二の実施例の小物入れ2を表した模式図である。
小物入れ2は、シート状部材20と、シート状部材20に取り付け固定されている四対の凸係合部材21a及び凹係合部材21bと、シート状部材20に設けられている袋部22と、を備えて構成されている。
シート状部材20は、長方形の張りのない合成樹脂からなっている。それ故、容易に折曲げ可能になっている。しかし、全く張りがないわけではなく、変形した形状を維持することが出来る程度の弾性を有している。図4において、小物入れ2を折り畳み可能にする折畳部23をシート状部材20は有している。しかし、この折畳部23は点線で示されているが、この点線の周囲で折り畳みをすることを示しているにすぎない。つまり、折畳部23は縫合線や折れ目でもない。尚、折畳部23で折り畳むことを繰り返すことにより、折畳部23は折れ目になることがある。
凸係合部材21a及び凹係合部材21bは、金属製のボタンであり、着脱可能な一対の係止部材となっている。四対の凸係合部材21a及び凹係合部材21bは、それぞれ一対毎にシート状部材20の各隅部24a、24b、24c、24dに取り付け固定されている。そして、各一対の係止部材は、各隅部24a、24b、24c、24dの角の二等分線を介して線対称となる位置の各辺縁部にそれぞれ分離取り付けされている。尚、異なる隅部の凸係合部材21aと凹係合部材21bは、互いに着脱可能である。
袋部22は、シート状部材20と異なる材質であるソフトタッチの布からなっている。袋部22は、シート状部材20の一片面の隅に接着により設けられている。袋部22は、開口部22aを有している。この開口部22aより袋部22の中に小物類を出し入れ可能にすることが出来る。
図4では、小物類としてメガネ54が開口部22aから袋部22の中に挿入されている。この状態で、折畳部23を境に小物入れ2を二つに折り畳むことにより、図示しないがメガネケースとなる。この結果、容易に小物類であるメガネ54を携帯し、持ち運ぶことが可能になる。尚、折畳部23を境に小物入れ2を二つに折り畳むことにより、隅部24aと隅部24dが、また隅部24bと隅部24cが重なるようになり、異なる隅部の係止部材を係合させてとめることが出来るようになる。
一方、係止部材である凸係合部材21a及び凹係合部材21bを各隅部で係合させることにより、図示しないが上記本第一の実施例の小物入れ1の使用例(図2参照)のようにトレイ状にすることが出来る。これにより、ホテルの一室等で小物類を確実に収納保管することが出来るようになる。
上記本第二の実施例においても、上記本第一の実施例と同様に、非使用時に一枚のシート状になり、携帯及び持ち運びが容易である。一方、使用時には、使用に適したトレイ状等の形状に変化可能であり、最も適した態様で使用可能である。
上記本第一の実施例及び上記本第二の実施例では、小物類として、カードキー51、時計52、小銭入れ53、メガネ54の小物類を示した。しかし、本発明に係る小物入れの対象となる小物類は、これらの小物類以外の小物類を含むものである。すなわち、本発明に係る小物入れは、種々の物品を扱うために用いられるのであり、小物入れの対象となる物品は上記実施例に限定されない。
本第一の実施例の小物入れの非使用時の状態を表した模式図である。 本第一の実施例の小物入れの使用時の一態様を表した模式図である。 本第一の実施例の小物入れの使用時の図2とは異なる態様を表した模式図である。 本第二の実施例の小物入れを表した模式図である。 従来の小物入れの非使用時を表した模式図である。 従来の小物入れの使用時を表した模式図である。
符号の説明
1、2 小物入れ
10、20 シート状部材
11a、21a 凸係合部材
11b、21b 凹係合部材
12、13、14、22 袋部
15d、23 折畳部

Claims (8)

  1. シート状部材と、当該シート状部材の各隅部に取り付けられる少なくとも一対の着脱自在の係止部材と、を含んで構成されてなる小物入れであって、
    各隅部の一対の前記係止部材は、一の隅部において対になる係止部材を係合させることが出来るように配されていて、且つ当該シート状部材の両面又は片面に、小物類を出し入れ可能に収納する一つ又は複数の袋部を備えていることを特徴とする小物入れ。
  2. シート状部材と、当該シート状部材の各隅部に取り付けられる少なくとも一対の着脱自在の係止部材と、を含んで構成されてなる小物入れであって、
    一対の前記係止部材は、前記各隅部の角の二等分線を介して線対称となる位置の各辺縁部にそれぞれ取り付けられ、
    各隅部の一対の前記係止部材は、一の隅部において対になる係止部材を係合したり、又は一の隅部と他の隅部において対応する係止部材を係合したりすることが可能に配されていることを特徴とする小物入れ。
  3. 請求項2に記載の小物入れにおいて、
    前記シート状部材の両面又は片面に、小物類を出し入れ可能に収納する一つ又は複数の袋部を備えていることを特徴とする小物入れ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の小物入れにおいて、
    前記シート状部材は、前記シート状部材を折り畳み可能にする折畳部を少なくとも一つ備え、
    前記折畳部を介して、少なくとも一の隅部と他の一の隅部が重なるように折り畳みすることが出来ることを特徴とする小物入れ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の小物入れにおいて、
    前記シート状部材の各隅部に設けられた一対の前記係止部材は、一対の凹嵌合金具及び凸嵌合金具からなる凹凸嵌合金具であり、前記シート状部材の片面に時計回りに交互に凹嵌合金具及び凸嵌合金具が配されていることを特徴とする小物入れ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の小物入れにおいて、
    前記隅部が円弧状又は多角形状になっていることを特徴とする小物入れ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の小物入れにおいて、
    前記隅部の各々に二つ以上の一対の前記係止部材を有していて、
    一の隅部において、異なる一対の係止部材を係合させることにより、側壁となる前記シート状部材の側部の高さを変化可能にすることを特徴とする小物入れ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の小物入れにおいて、
    前記シート状部材は方形状であり、四つの隅部のそれぞれに少なくとも一つずつ取り付けられている一対の係止部材を、それぞれ一の隅部において係合させることによりトレイ状とすることができることを特徴とする小物入れ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200493152Y1 (ko) * 2019-09-17 2021-02-08 박영은 다기능 안경케이스

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