JP2005143163A - インバータ装置の機能設定装置および機能設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パラメータを設定する操作手順を容易にする。
【解決手段】 インバータ装置1は、装置に組み込まれた内部操作器3と、装置に着脱可能な別体型操作器5を具備する。インバータ装置1に別体型操作器5が接続されていなければ、内部操作器3に基本機能メニューを表示させ、接続されていれば高機能メニューを表示させる。これにより、ユーザは、別体型操作器5を装着しない状態では、自動的に基本機能メニューが表示されるので、基本機能メニューに基づく基本機能パラメータの設定を容易に行うことができる。そして、別体型操作器5を装着すれば、自動的に高機能メニューが表示されるので、高機能メニューに基づく高機能パラメータを含む所定のパラメータの設定を容易に行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 インバータ装置1は、装置に組み込まれた内部操作器3と、装置に着脱可能な別体型操作器5を具備する。インバータ装置1に別体型操作器5が接続されていなければ、内部操作器3に基本機能メニューを表示させ、接続されていれば高機能メニューを表示させる。これにより、ユーザは、別体型操作器5を装着しない状態では、自動的に基本機能メニューが表示されるので、基本機能メニューに基づく基本機能パラメータの設定を容易に行うことができる。そして、別体型操作器5を装着すれば、自動的に高機能メニューが表示されるので、高機能メニューに基づく高機能パラメータを含む所定のパラメータの設定を容易に行うことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明はインバータの機能設定装置および機能設定方法に関し、特にインバータ装置の動作を規定するパラメータを表示・設定可能なインバータ装置の機能設定装置および機能設定方法に関する。
従来、汎用のインバータを運転するにあったっては、インバータの種々の運転モードに合わせて各種パラメータを設定し、機能設定を行う必要があった。機能設定のためインバータに搭載される機能設定装置では、多数の機能およびパラメータを効率的に呼び出して参照や設定を行うため、各種機能およびパラメータをメニュー表示し、そこから所望のものを選択するメニュー表示手法が一般的に採用されていた。
このような機能設定装置では、メニュー表示をわかりやすくするため、たとえば、各種パラメータを運転上必要不可欠な基本機能を設定する基本機能と、そのほかの付加的な高機能とに分類し、それぞれの分類ごとにメニューを構成していた(たとえば、特許文献1参照。)。
図10は、従来の分類ごとに表示を行うメニューの一例である。機能設定装置には、基本機能を設定するための簡易メニュー510と、高機能を設定するための高機能メニュー520という2つのメニューが設けられている。簡易メニュー510は、基本機能に関するパラメータを設定するためのパラメータ設定メニュー511と、簡易メニュー510を高機能メニュー520に切り換えるためのメニュー切り換えパラメータCHG(512)から構成される。一方、高機能メニュー520は、基本機能に関するパラメータ設定メニュー521と、その他の機能設定に関するその他メニュー522と、簡易メニュー510への切り換えのためのメニュー切り換えパラメータCHG(523)から構成される。通常は、簡易メニュー510が表示され、各種パラメータの設定が行われている。必要であれば、CHG(512)を選択し、パラメータ設定を行って高機能メニュー520に切り換え、高機能メニューにあるパラメータの設定を行なう。一方、簡易メニュー510への切り換えは、CHG(523)の設定によって行われる。
そのほかに、各種パラメータに選択コード番号を付けて管理し、選択コード番号によって所望のパラメータを呼び出す表示方法もある(たとえば、特許文献2参照。)。
また、近年では、操作性の向上のため、インバータの本体に組み込まれた操作器とは別に着脱可能な別体型操作器を設け、各種パラメータの設定時にのみ、この別体型操作器をインバータに装着して操作を行う構成をとる機能設定装置が増加している。別体型操作器の場合のメニューも上記の説明と同様で、通常は、簡易メニュー510が表示されており、高機能メニュー520に切り換える場合には、CHG(512)を選択し、パラメータ設定を行っていた。
特開平3−60397号公報(図1)
特開平4−251598号公報(段落番号〔0004〕〜〔0007〕、図1)
また、近年では、操作性の向上のため、インバータの本体に組み込まれた操作器とは別に着脱可能な別体型操作器を設け、各種パラメータの設定時にのみ、この別体型操作器をインバータに装着して操作を行う構成をとる機能設定装置が増加している。別体型操作器の場合のメニューも上記の説明と同様で、通常は、簡易メニュー510が表示されており、高機能メニュー520に切り換える場合には、CHG(512)を選択し、パラメータ設定を行っていた。
しかし、従来のインバータの機能設定装置では、所望のパラメータを呼び出すまでの操作が簡単ではないという問題がある。
特に、上記の説明の別体型操作器を具備する機能設定装置の場合、本体に組み込まれた操作器では、基本機能を設定するための簡易メニューのみが利用でき、別体型操作器では、簡易メニューと高機能メニューの双方を利用できるようにしているものがある。しかしながら、従来の機能設定装置では、別体型操作器においても、最初に表示されるメニューは簡易メニューであり、高機能メニューは、切り換えパラメータを操作しなければ呼び出すことができなかった。このため、高機能メニューにのみ存在するパラメータを設定しようとした場合、利用者は、別体型操作器をインバータ本体に接続し、簡易メニューが表示されたら「メニュー切り換えパラメータ」を選択してパラメータ設定を行って高機能メニュー画面に切り換え、所望のパラメータを選択して設定を行うという手順を踏まなければならなかった。
特に、上記の説明の別体型操作器を具備する機能設定装置の場合、本体に組み込まれた操作器では、基本機能を設定するための簡易メニューのみが利用でき、別体型操作器では、簡易メニューと高機能メニューの双方を利用できるようにしているものがある。しかしながら、従来の機能設定装置では、別体型操作器においても、最初に表示されるメニューは簡易メニューであり、高機能メニューは、切り換えパラメータを操作しなければ呼び出すことができなかった。このため、高機能メニューにのみ存在するパラメータを設定しようとした場合、利用者は、別体型操作器をインバータ本体に接続し、簡易メニューが表示されたら「メニュー切り換えパラメータ」を選択してパラメータ設定を行って高機能メニュー画面に切り換え、所望のパラメータを選択して設定を行うという手順を踏まなければならなかった。
特に、表示部に一度に表示できるメニュー項目が少なく、UPキーやDOWNキーによってメニュー項目の表示を移動させるような操作器では、切り換えパラメータに移動するまでに何度もUPキーまたはDOWNキーを操作しなければならず、煩わしかった。
このように、別体型操作器を具備する機能設定装置では、別体型操作器は、別体型操作器でのみ利用可能な機能設定を行う際に本体に装着される場合があるにも関わらず、別体型操作器でのみ利用できるパラメータを選択し、パラメータの設定画面を呼び出すまでには、多くの操作手順を踏まなければならなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、パラメータを設定する操作手順を容易にするインバータの機能設定装置および機能設定方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、インバータ装置に搭載される表示部を有する第1の操作器と、インバータ装置に着脱可能な表示部を有する第2の操作器とを備え、着脱可能な第2の操作器が接続されたか否かに応じてパラメータを表示・設定するためのメニュー構成の表示を可変にするインバータ装置の機能設定装置、が提供される。
第1および第2の操作器は、インバータ装置の動作を規定するパラメータに関する設定操作を行うための操作部と、各種情報を表示する表示部を具備しており、第1の操作器はインバータ装置に搭載されて常時接続され、第2の操作器は操作時のみインバータ装置に接続される。インバータ装置に第2の操作器が接続されていない場合、基本機能を規定する基本機能パラメータに関する基本機能メニューを第1の操作器に表示させる。また、第2の操作器が接続された場合、基本機能以外の所定のパラメータに関する機能メニュー(以下では、高機能メニューともいう)を第2の操作器に表示させる。
このような構成のインバータ装置の機能設定装置では、インバータ装置に第2の操作器が接続されていなければ基本機能メニューを表示させ、接続されていれば高機能メニューを表示させる。これにより、ユーザは、第2の操作器を装着しない状態では、自動的に基本機能メニューが表示されるので、基本機能メニューに基づく基本機能パラメータの設定を容易に行うことができる。そして、第2の操作器を装着すれば、自動的に高機能メニューが表示されるので、高機能メニューに基づいて、基本機能以外の所定のパラメータの設定を容易に行うことができる。
また、上記課題を解決するために、インバータ装置に搭載される表示部を有する第1の操作器と、インバータ装置に着脱可能な表示部を有する第2の操作器を用いて、第2の操作器がインバータ装置に接続されているかどうかを判定し、第2の操作器が接続されていない場合には基本機能を規定する基本機能パラメータに関する基本機能メニューを第1の操作器に表示し、第2の操作器が接続された場合には基本機能以外の所定のパラメータに関する機能メニューを第2の操作器に表示する手順を有するインバータ装置の機能設定方法、が提供される。
このような手順のインバータ装置の機能設定方法によれば、インバータ装置の機能設定のため、第2の操作器の接続状況が判定され、第2の操作器が接続されていない場合には基本機能メニューが表示され、第2の操作器が接続されている場合には基本機能以外の所定のパラメータに関する機能メニューが表示される。これにより、基本機能以外の所定のパラメータの表示・設定を行いたい場合、ユーザが第2の操作器をインバータ装置に装着すれば、自動的に所定のパラメータの表示・設定が可能な機能メニューが表示され、容易に所望のパラメータを設定することができる。
本発明のインバータ装置の機能設定装置およびその機能設定方法には、インバータ装置に着脱可能な第2の操作器が接続された場合と、接続されていない場合とに応じてパラメータの設定のためのメニュー構成を自動的に変更して表示することにより、パラメータ設定のための操作を容易にすることが可能となるという利点がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、実施の形態に適用される発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、本発明を適用したインバータ装置の動作原理を示す説明図である。
図1は、本発明を適用したインバータ装置の動作原理を示す説明図である。
本発明にかかるインバータ装置1は、運転動作を規定する各種パラメータの設定に関する処理を制御する機能設定装置2、パラメータ設定操作を行う内部操作器3、インバータ制御を実行するインバータ制御部4およびインバータ装置1に着脱可能な別体型操作器5を具備し、インバータ運転を行っている。
機能設定装置2は、ユーザが各種パラメータの設定や変更、読み出しなどを行うためのユーザインタフェースとして、インバータ装置1に搭載される第1の操作器である内部操作器3と、インバータ装置1に着脱可能な第2の操作器である別体型操作器5を具備し、これらを用いて各種パラメータに関する設定処理を制御する。なお、各種パラメータは、運転上必要不可欠な基本機能を規定する基本機能パラメータと、この基本機能以外の機能を規定する機能パラメータ(以下、基本機能パラメータと区別するため高機能パラメータとする)とに分けることができる。
この機能設定装置2は、別体型操作器5との間のデータ交換を行う通信手段21、別体型操作器5が接続したかどうかを検出する接続検出手段22、パラメータに関する設定処理を実行する制御手段23、設定されたパラメータを記憶するパラメータ記憶手段24を具備する。
通信手段21は、別体型操作器5との間で交換されるデータの通信を制御する。制御手段23からは、別体型操作器5において表示するメニューの指示などの指示情報や、別体型操作器5から要求のあったパラメータに関する情報などの送信が要求される。また、別体型操作器5が送信する入力された操作に関する操作情報を受信し、制御手段23へ伝える。
接続検出手段22は、別体型操作器5が接続されたかどうかを監視し、接続しているか否かの検出結果を制御手段23へ伝える。別体型操作器5の接続状態は、たとえば、通信手段21による通信が可能かどうかの状態を通信手段21より取得することによって検出する。また、別体型操作器5がインバータ装置1に装着されたら発生する信号を設けておき、その信号を検出することによって判定してもよい。
制御手段23は、接続検出手段22からの接続状態を示す情報によって、パラメータ設定のためのメニュー構成を可変にする。接続検出手段22によって別体型操作器5の接続が検出されなかった場合、すなわち、内部操作器3のみが接続されている状態では、メニュー構成を基本機能パラメータ設定のための基本機能メニューのみとし、内部操作器3に基本機能メニューを表示させる。また、接続検出手段22によって別体型操作器5の接続が検出された場合、すなわち、内部操作器3と別体型操作器5の双方が接続され利用可能である状態では、メニュー構成を基本機能以外の所定のパラメータ設定のための機能メニュー(以下、基本機能メニューと区別するため高機能メニューとする)構成とし、別体型操作器5に高機能メニューを表示させる。高機能メニューでは、基本機能メニューに、基本機能パラメータ以外の任意の高機能パラメータの設定を可能にするメニューを追加する。たとえば、基本機能パラメータおよび高機能パラメータのすべてのパラメータの設定を行うことができるメニュー構成、あるいは基本機能パラメータと個別に選択して設定されている選択パラメータの設定を行うことができるメニュー構成をとる。また、基本機能パラメータとともに任意の高機能パラメータを固定的に設定してもよい。さらに、高機能メニューでは、基本機能パラメータをメニュー構成に加えないようにすることもできる。このような高機能メニューを構成するパラメータ項目の構成は、適用されるインバータ装置に合わせて適宜設定される。
パラメータ記憶手段24は、インバータ制御部4において実際に設定されている各種パラメータの値や、インバータ制御部4に転送される前に内部操作器3あるいは別体型操作器5において設定されたパラメータの値を一時的に格納する記憶手段である。
次に、インバータ装置1に常時接続する内部操作器3について説明する。
内部操作器3は、機能設定装置2との間でデータを交換する処理を制御する入出力インタフェース31、表示部32および入力部33を具備する。
内部操作器3は、機能設定装置2との間でデータを交換する処理を制御する入出力インタフェース31、表示部32および入力部33を具備する。
入出力インタフェース31は、機能設定装置2から送られてくるデータの入力処理と、機能設定装置2へ送るデータの出力処理を行う。たとえば、機能設定装置2の制御手段23から送られてくるメニュー表示の指示を入力し、表示部32へ出力する。また、入力部33から入力されるユーザの指示を制御手段23へ出力する。
表示部32は、入出力インタフェース31経由で入力する制御手段23の指示に従って、所定のメニューを表示する。また、パラメータ値の現在値など、パラメータに関する各種情報も表示する。
入力部33は、キースイッチなど、ユーザが行った操作をデータに変更して入出力インタフェース31を介して制御手段23へ出力する。
次に、必要時にインバータ装置1に接続される別体型操作器5について説明する。
次に、必要時にインバータ装置1に接続される別体型操作器5について説明する。
別体型操作器5は、機能設定装置2との間で交換する通信データの送受信を制御する通信制御手段51、表示部52および入力部53を具備する。
通信制御手段51は、通信経路を介して接続する機能設定装置2から送信されたデータを表示部523に伝え、入力部53より入力されるユーザの指示を制御手段23へ出力する。
通信制御手段51は、通信経路を介して接続する機能設定装置2から送信されたデータを表示部523に伝え、入力部53より入力されるユーザの指示を制御手段23へ出力する。
表示部52および入力部53は、内部操作器3の表示部32および入力部33と同様である。
このような構成のインバータ装置1の動作について説明する。
このような構成のインバータ装置1の動作について説明する。
インバータ装置1の動作は、機能設定装置2によって設定される各種パラメータによって規定される。ユーザは、機能設定装置2に接続する内部操作器3、または、別体型操作器5を用いて各種パラメータの設定を行うことによって、インバータ装置1の機能設定を行う。
機能設定装置2では、接続検出手段22は、別体型操作器5がインバータ装置1に接続しているかどうかを監視しており、別体型操作器5が接続されると、これを制御手段23へ通知する。接続検出手段22は、たとえば、別体型操作器5が装着されると発生する信号を監視するなどして、別体型操作器5が接続されたことを検出する。また、接続検出手段22は、制御手段23からの要求によって、別体型操作器5の接続有無を判定し、判定結果を制御手段23へ返すようにしてもよい。
パラメータ設定処理が開始されると、制御手段23は、接続検出手段22より取得した別体型操作器5の接続状態に応じて、操作器に表示するメニューを可変にする。
別体型操作器5が接続されていない状態では、必要最小限の基本機能を規定する基本パラメータを設定するための基本機能メニューを内部操作器3に表示させる指示を行う。入出力インタフェース31経由で基本機能メニューの表示指示を受けた内部操作器3は、表示部32に基本機能メニューを表示する。ユーザは、基本機能メニューに従って、設定するパラメータを選択し、キースイッチなどによる設定操作を行う。設定操作は、入力部33より入出力インタフェース31へ伝えられ、制御手段23へ送られる。制御手段23は、内部操作器3から入力した情報に基づいて、対象のパラメータの設定情報を変更し、パラメータ記憶手段24へ一時保存する。そして、最終的なパラメータ変更の指示が内部操作器3を介して入力されたら、パラメータ記憶手段24に一時格納されたパラメータ値をインバータ制御部4の具備するパラメータ値記憶手段に書き込む。以降、インバータ制御部4は、設定された新しいパラメータで動作を行うことになる。
別体型操作器5が接続されていない状態では、必要最小限の基本機能を規定する基本パラメータを設定するための基本機能メニューを内部操作器3に表示させる指示を行う。入出力インタフェース31経由で基本機能メニューの表示指示を受けた内部操作器3は、表示部32に基本機能メニューを表示する。ユーザは、基本機能メニューに従って、設定するパラメータを選択し、キースイッチなどによる設定操作を行う。設定操作は、入力部33より入出力インタフェース31へ伝えられ、制御手段23へ送られる。制御手段23は、内部操作器3から入力した情報に基づいて、対象のパラメータの設定情報を変更し、パラメータ記憶手段24へ一時保存する。そして、最終的なパラメータ変更の指示が内部操作器3を介して入力されたら、パラメータ記憶手段24に一時格納されたパラメータ値をインバータ制御部4の具備するパラメータ値記憶手段に書き込む。以降、インバータ制御部4は、設定された新しいパラメータで動作を行うことになる。
一方、別体型操作器5が接続されている状態では、別体型操作器5に基本機能パラメータ以外の高機能パラメータおよび基本機能パラメータから選択された所定のパラメータの設定を可能にする高機能メニューを別体型操作器5に表示させる指示を行う。高機能メニューの表示指示は、通信手段21経由で別体型操作器5の通信制御手段51へ送られ、指示に従った高機能メニューが表示部52に表示される。以降の処理動作は、別体型操作器5が接続されていない状態の場合と同様で、対象となる高機能パラメータに関する設定が行われ、インバータ制御部4は設定された新しいパラメータで動作を行うようになる。
以上のように、本発明によれば、別体型操作器5がインバータ装置1に接続されたか否かに応じて、パラメータ設定時に表示されるメニュー構成が変わり、別体型操作器5が接続されていない場合は基本機能メニューが表示され、別体型操作器5が接続されている場合は高機能メニューが表示される。
このため、基本機能パラメータの設定をインバータ装置1に固着の内部操作器3で行い、様々な種類の高機能パラメータの設定は別体型操作器5で行うようにすれば、基本機能メニューと高機能メニューとを切り換えるための専用パラメータを操作する必要がなくなり、パラメータの設定操作を容易にすることが可能となる。特に、内部操作器3と別体型操作器5とで、同じように基本機能メニューが初期画面として表示されていたような場合、別体型操作器5を装着すれば、自動的に高機能メニューが表示されるようになり、別体型操作器5による操作が容易になり、操作性が向上する。
また、高機能メニューに表示されるパラメータ項目を予め選択して設定しておけば、所望のパラメータによるメニュー構成が可能となり、インバータ装置1の動作状況あるいは利用状況に合わせてメニュー構成をカスタマイズすることにより、操作性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、パラメータを設定する表示器とキースイッチにより構成される操作器を具備するインバータ装置に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。また、以下、固定的な基本機能メニューを簡易メニューとして説明する。
図2は、操作器の外観を示す図である。
本発明の実施の形態のインバータ装置1aは、装置に搭載される内部操作器3aと、装置に着脱可能な別体型操作器5aを具備する。別体型操作器5aは、通信線7aをインバータ装置1aに設けられた接続部6aに接続することによって、インバータ装置1aに装着される。
本発明の実施の形態のインバータ装置1aは、装置に搭載される内部操作器3aと、装置に着脱可能な別体型操作器5aを具備する。別体型操作器5aは、通信線7aをインバータ装置1aに設けられた接続部6aに接続することによって、インバータ装置1aに装着される。
内部操作器3aは、インバータ装置1aの前面に、英数字表示器によって構成される表示部32aと、キースイッチ33a、33b、33c、33dが設けられている。符号が付されていない他のキーは本発明の説明には特に関係しないため、その説明は省略する。表示部32aは、インバータ装置1aに内蔵された機能設定装置に従って、メニュー、選択されたパラメータ項目、設定されたパラメータ値などの情報を表示する。キースイッチ33a、33bは、メニューより所望のパラメータを選択する選択操作に用いられ、UPキー33aは、表示されるパラメータを予め決められたメニューの配列の上方向に移動させる。また、DOWNキー33bは、表示されるパラメータをメニュー配列の下方向に移動させる。RUNキー33cを操作することにより、インバータ装置1aが始動され、設定されたパラメータに応じてインバータ制御が行われる。STOPキー33dを操作することによりインバータ装置1aは停止する。
別体型操作器5aは、装置前面に、内部操作器3aと同様の表示部52aと、キースイッチ53a、53b、53c、53dが設けられている。表示部52aは、表示部32aと同様に、インバータ装置1aに内蔵された機能設定装置に従って、メニュー、選択されたパラメータ項目、設定されたパラメータ値などの情報を表示する。また、UPキー53a、DOWNキー53b、RUNキー53c、STOPキー53dも、UPキー33a、DOWNキー33b、RUNキー33c、STOPキー33dと同様の機能を有する。
なお、別体型操作器5aは、表示部52aを内部操作器3aの表示部32aよりも大きくしたり、キースイッチ53a〜dの数を内部操作器3aよりも増やすことにより、高機能パラメータの設定を一層容易にすることが可能である。
次に、本発明の実施の形態で、内部操作器3aあるいは別体型操作器5aに表示されるパラメータ設定のためのメニューについて説明する。図3は、本発明の実施の形態のインバータの機能設定装置におけるメニューの一例である。
上記の説明のように、パラメータは、基本的な機能である運転モードを規定する基本機能パラメータと、基本機能パラメータ以外の高機能パラメータとがある。本発明の実施の形態では、このようなパラメータの種別に対応して、基本機能パラメータを設定するための固定的な簡易メニュー101と、カスタマイズ可能で高機能パラメータを設定するための高機能メニュー111とが設けられている。
簡易メニュー101は、運転に際して最低限必要な機能設定のためのパラメータを選択するメニュー群であり、基本パラメータ設定(F_)102、端子割付パラメータ設定(E_)103、制御機能パラメータ設定(C_)104、モータパラメータ設定(P_)105およびアプリケーションパラメータ設定(H_)106の詳細メニュー項目より構成される。
ここで、基本パラメータ設定(F_)102は、運転モードを設定する基本機能パラメータ群を選択するメニューである。同様に、端子割付パラメータ設定(E_)103は、インバータが具備するAI端子やDO端子の割付を設定するパラメータ群、制御機能パラメータ設定(C_)104は、周波数に関する設定を行うパラメータ群、モータパラメータ設定(P_)105は、モータ抵抗値やリアクタンス値などモータに関する設定を行うパラメータ群、アプリケーションパラメータ設定(H_)106は、PID制御や通信制御などのアプリケーションに関する設定を行うパラメータ群、を選択するメニューである。
高機能メニュー111は、基本機能以外の機能を設定するためのパラメータ群を選択するメニューであり、繰り返し入力パラメータ設定(rEP)112、運転データモニタパラメータ設定(oPE)113、I/Oモニタパラメータ設定(i_o)114、メンテナンスパラメータ設定(CHE)115、アラーム履歴パラメータ設定(AL)116および複写制御パラメータ設定(CPy)117の詳細メニュー項目より構成される。
ここで、複写制御パラメータ設定(CPy)117は、設定された所定のパラメータの値を複写する機能を設定するための複写制御パラメータ群を選択するメニューである。複写制御パラメータを設定することにより、任意の所定のパラメータの複写機能が実行される。また、他の高機能メニュー項目は、各種データモニタや、メンテナンスに関する設定を行うためのパラメータ群を選択するメニューである。詳細については、省略する。
以下、本発明の実施の形態の機能設定装置において、このようなメニュー群から内部操作器3aおよび別体型操作器5aに表示されるメニューを構成する動作について説明する。
機能設定装置は、パラメータの設定処理が開始されると、別体型操作器5aが接続されているか否かを判定し、別体型操作器5aが接続されていなかった場合、内部操作器3aの表示部32aに簡易メニューを表示させる。図4は、本発明の実施の形態における簡易メニューを示した図である。
簡易メニューは、図3の示した基本パラメータ設定(F_)102、端子割付パラメータ設定(E_)103、制御機能パラメータ設定(C_)104、モータパラメータ設定(P_)105およびアプリケーションパラメータ設定(H_)106より構成され、簡易メニュー画面200には、それぞれのメニューに対応して、文字列「F_」201、「E_」202、「C_」203、「P_」204、「H_」205が表示される。なお、内部操作器3aの表示部32aに表示できる文字列が簡易メニューのメニュー項目数(図の例では5)より少ない場合、たとえば、上位のメニュー項目「F_」201から順にメニュー項目を表示し、DOWNキーを操作することによって、以下のメニュー項目を表示させる。ユーザが、表示されたメニュー項目を選択すると、そのメニュー項目に関連付けられたパラメータを設定するための画面に遷移する。たとえば、「F_」201が選択されると、基本パラメータ設定(F_)102に含まれる周波数指令の選択パラメータ、運転方法の選択パラメータなどの運転モードを規定するパラメータ群が表示され、所望のパラメータを選択することにより、このパラメータを設定する設定画面に遷移することができる。
一方、別体型操作器5aが接続されていた場合、機能設定装置は、別体型操作器5aの表示部52aに高機能メニューを表示させる。高機能メニュー表示は、図3に示した高機能メニュー111を構成するメニュー群、繰り返し入力パラメータ設定(rEP)112、運転データモニタパラメータ設定(oPE)113、I/Oモニタパラメータ設定(i_o)114、メンテナンスパラメータ設定(CHE)115、アラーム履歴パラメータ設定(AL)116および複写制御パラメータ設定(CPy)117と、簡易メニュー101の中から任意に選択されたメニュー項目から構成される。メニュー構成は、予め装置で決められていても、ユーザによって任意に選択できるようにされてもよい。また、何らかの条件によって、構成するメニュー項目が可変にされてもよい。
以下、高機能メニューのメニュー構成を、具体例を用いて説明する。
第1の高機能メニューは、図3に示した簡易メニュー101と、高機能メニュー111を含むすべてメニュー項目から構成される。図5は、本発明の実施の形態における第1の高機能メニューの一例を示した図である。
第1の高機能メニューは、図3に示した簡易メニュー101と、高機能メニュー111を含むすべてメニュー項目から構成される。図5は、本発明の実施の形態における第1の高機能メニューの一例を示した図である。
第1の高機能メニュー画面300には、それぞれのメニュー項目に対応して、文字列「1.F_」、「1.E_」、「1.C_」、「1.P_」、「1.H_」から構成される簡易メニュー表示301と、繰り返し入力パラメータ設定(rEP)112に対応する文字列「2.rEP」302、運転データモニタパラメータ設定(oPE)113に対応する文字列「3.oPE」303、I/Oモニタパラメータ設定(i_o)114に対応する文字列「4.i_o」304、メンテナンスパラメータ設定(CHE)115に対応する文字列「5.CHE」305、アラーム履歴パラメータ設定(AL)116に対応する文字列「6.AL」306および複写制御パラメータ設定(CPy)117に対応する文字列「7.CPy」307が表示される。なお、別体型操作器5aの表示部52aに表示できる文字列が簡易メニューのメニュー項目数(図の例では11)より少ない場合、たとえば、上位のメニュー項目である簡易メニュー表示301から順に表示し、DOWNキーを操作することによって、以下のメニュー項目を表示させる。また、内部操作器3aと同様、ユーザが、表示されたメニュー項目を選択すると、そのメニュー項目に関連付けられたパラメータを設定するための画面に遷移する。
このように、別体型操作器5aを装着すれば、自動的にすべてのメニュー項目から成る第1の高機能メニュー画面300が表示される。このため、ユーザは、高機能メニューを表示させるためのパラメータを設定することなく、すぐに高機能パラメータの設定操作を行うことができる。
次に、第2の高機能メニューについて説明する。第2の高機能メニューは、図3に示した簡易メニュー101と、高機能メニュー111の複写制御パラメータ設定(CPy)117のメニュー項目から構成される。図6は、本発明の実施の形態における第2の高機能メニューの一例を示した図である。図5と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。また、メニュー項目の表示およびメニュー項目選択後についても図5の場合と同様の処理が行われる。
第2の高機能メニュー画面310には、簡易メニュー表示301と、複写制御パラメータ設定(CPy)117に対応する文字列「7.CPy」307が表示される。第2の高機能メニュー画面310では、別体型操作器5aを装着すれば、自動的に簡易メニューと複写機能メニューの2つのメニュー項目が表示される。このように、別体型操作器5aを装着すれば、自動的に簡易メニューと複写機能メニューというメニュー構成をとる第2の高機能メニュー画面310が表示される。このため、別体型操作器5aを用いて行う機能設定は、主として複写機能であるような場合、別体型操作器5aを装着するだけで複写機能の設定操作を行うことができ、操作性が向上する。
次に、第3の高機能メニューについて説明する。第3の高機能メニューは、図3に示した簡易メニュー101と、高機能メニュー111のうちユーザによって選択設定されたメニュー項目から構成される。図7は、本発明の実施の形態における第3の高機能メニューの一例を示した図である。図5と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。また、メニュー項目の表示およびメニュー項目選択後についても図5の場合と同様の処理が行われる。
第3の高機能メニュー画面320には、簡易メニュー表示301と、予めユーザが任意に選択して設定したメニュー項目(図の例では、I/Oモニタパラメータ設定(i_o)114)に対応する文字列「4.i_o」304が表示される。このように、別体型操作器5aを装着すれば、自動的に簡易メニューと選択設定されたメニュー(I/Oモニタ)というメニュー構成をとる第3の高機能メニュー画面320が表示される。このため、別体型操作器5aを装着して行うことに多いメニュー項目を予め選択し、設定しておけば、別体型操作器5aを装着するだけで、よく使用する所望のメニュー項目の設定操作を行うことができ、操作性を向上させることができる。
次に、第4の高機能メニューについて説明する。第4の高機能メニューは、図3に示した高機能メニュー111のうちユーザによって選択設定されたメニュー項目のみから構成される。図8は、本発明の実施の形態における第4の高機能メニューの一例を示した図である。図5と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。また、メニュー項目の表示およびメニュー項目選択後についても図5の場合と同様の処理が行われる。
第4の高機能メニュー画面330には、予めユーザが任意に選択して設定したメニュー項目(図の例では、運転データモニタパラメータ設定(oPE)113、メンテナンスパラメータ設定(CHE)115、および複写制御パラメータ設定(CPy)117)に対応する文字列「3.oPE」303、「5.CHE」305、「7.CPy」307が表示される。図8の例では、簡易メニュー表示301は表示されない。このように、別体型操作器5aを装着すれば、自動的に選択設定されたメニュー(運転データモニタ、メンテナンス、複写機能)というメニュー構成をとる第4の高機能メニュー画面330が表示される。このため、簡易メニューを用いた設定は内部操作器3aで行い、別体型操作器5aでその他のパラメータを設定するとした場合、別体型操作器5a装着時に実行するメニュー項目を予め選択し、設定しておけば、別体型操作器5aを装着するだけでよく使用する所望のメニュー項目の設定操作を行うことができ、操作性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記の説明のメニュー構成に限定されず、高機能メニューとして任意のメニュー構成をとることができる。
以上の説明のように、本発明では、別体型操作器5a装着時に別体型操作器5aに表示されるメニュー構成を任意に設定することができる。別体型操作器5aの利用状況に合わせて、表示するメニューの構成を決めれば、複雑なメニュー項目の選択操作を行う必要なく、容易に所望のパラメータ設定を実行することが可能となる。この結果、ユーザの操作性を向上させることができる。
以上の説明のように、本発明では、別体型操作器5a装着時に別体型操作器5aに表示されるメニュー構成を任意に設定することができる。別体型操作器5aの利用状況に合わせて、表示するメニューの構成を決めれば、複雑なメニュー項目の選択操作を行う必要なく、容易に所望のパラメータ設定を実行することが可能となる。この結果、ユーザの操作性を向上させることができる。
次に、本発明のインバータの機能設定方法について説明する。図9は、本発明の実施の形態のインバータの機能設定方法の手順を示したフローチャートである。以下では、パラメータ設定処理が開始されて最初に初期メニュー画面が表示されるまでの処理手順について説明する。初期メニュー画面が表示された後、パラメータを選択して設定する手順については、本発明には特に関係しないため、その説明は省略する。
インバータ装置の操作器が操作されるなどして、パラメータ設定処理が起動され、処理が開始される。
[ステップS1] 別体型操作器が接続されているかどうかの判定を行う。判定は、たとえば、別体型操作器との間のデータ通信が可能かどうか、あるいは、別体型操作器の接続有無に応じて変化する信号を参照するなどして行う。
[ステップS1] 別体型操作器が接続されているかどうかの判定を行う。判定は、たとえば、別体型操作器との間のデータ通信が可能かどうか、あるいは、別体型操作器の接続有無に応じて変化する信号を参照するなどして行う。
[ステップS2] ステップS1の別体型操作器接続判定の結果、接続が検出されたか否かに応じて処理を分岐する。接続されていなければ処理をステップS3へ進め、接続されていれば処理をステップS4へ進める。
[ステップS3] 別体型操作器が接続されていない場合、基本機能パラメータを設定するための簡易メニューにより構成される初期メニュー画面を内部操作器に表示し、処理を終了する。
[ステップS4] 別体型操作器が接続されている場合、メニュー構成に加えるメニュー項目が設定された構成設定情報を読み出す。構成設定情報には、たとえば、ユーザによって予め選択され設定された、高機能メニューで表示すべき任意のメニュー項目が登録されている。また、高機能メニューとして表示されるメニュー構成が予め決められている場合、ステップS4の処理を省くこともできる。
[ステップS5] ステップS4までの処理で得られたメニュー構成により構成される初期メニュー画面を別体型操作器に表示し、処理を終了する。
このように、本発明にかかるインバータの機能設定方法では、別体型操作器が接続されているか否かに応じて、パラメータ設定のためのメニュー構成を可変にすることができる。別体型操作器が接続されている場合には、ユーザが別体型操作器で設定操作を行う可能性の高いメニュー項目が優先されたメニュー構成となるので、所望のパラメータが属するメニュー項目を選択するまでの操作を容易にすることができ、この結果、操作性を向上させることが可能となる。
このように、本発明にかかるインバータの機能設定方法では、別体型操作器が接続されているか否かに応じて、パラメータ設定のためのメニュー構成を可変にすることができる。別体型操作器が接続されている場合には、ユーザが別体型操作器で設定操作を行う可能性の高いメニュー項目が優先されたメニュー構成となるので、所望のパラメータが属するメニュー項目を選択するまでの操作を容易にすることができ、この結果、操作性を向上させることが可能となる。
1、1a インバータ装置
2 機能設定装置
3、3a 内部操作器
4 インバータ制御部
5 別体型操作器
21 通信手段
22 接続検出手段
23 制御手段
24 パラメータ記憶手段
31 入出力インタフェース
32 表示部
33 入力部
51 通信制御手段
52 表示部
53 入力部
2 機能設定装置
3、3a 内部操作器
4 インバータ制御部
5 別体型操作器
21 通信手段
22 接続検出手段
23 制御手段
24 パラメータ記憶手段
31 入出力インタフェース
32 表示部
33 入力部
51 通信制御手段
52 表示部
53 入力部
Claims (7)
- インバータ装置の動作を規定するパラメータを表示・設定可能な前記インバータ装置の機能設定装置において、
前記インバータ装置に搭載される表示部を有する第1の操作器と、
前記インバータ装置に着脱可能な表示部を有する第2の操作器とを備え、
前記第2の操作器が接続されていない場合には基本機能を規定する基本機能パラメータに関する基本機能メニューを前記第1の操作器に表示させ、前記第2の操作器が接続された場合には前記基本機能以外の所定のパラメータに関する機能メニューを前記第2の操作器に表示させることを特徴とするインバータ装置の機能設定装置。 - 請求項1に記載のインバータ装置の機能設定装置において、前記第2の操作器が接続された場合に表示される前記所定のパラメータに関する機能メニューは、前記基本機能メニュー以外の全ての機能メニューであることを特徴とするインバータ装置の機能設定装置。
- 請求項1に記載のインバータ装置の機能設定装置において、前記第2の操作器が接続された場合に表示される前記所定のパラメータに関する機能メニューは、予め選択された機能メニューであることを特徴とするインバータ装置の機能設定装置。
- 請求項1に記載のインバータ装置の機能設定装置において、前記基本機能以外の前記所定のパラメータに関する機能メニューとして前記所定のパラメータの複写機能を設定する複写制御パラメータを有し、前記第2の操作器が接続された場合には前記機能メニューに前記複写制御パラメータを加えたメニュー構成とすることを特徴とするインバータ装置の機能設定装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のインバータ装置の機能設定装置において、前記第2の操作器が接続された場合には前記基本機能メニューも含めて前記第2の操作器に表示させることを特徴とするインバータ装置の機能設定装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のインバータ装置の機能設定装置において、前記第2の操作器が前記インバータ装置に接続されているかどうかを検出する接続検出手段を備えたことを特徴とするインバータ装置の機能設定装置。
- インバータ装置の動作を規定するパラメータを表示・設定可能な前記インバータ装置の機能設定方法において、
前記インバータ装置に搭載される表示部を有する第1の操作器と、前記インバータ装置に着脱可能な表示部を有する第2の操作器を用いて、
前記第2の操作器が前記インバータ装置に接続されているかどうかを判定し、
前記第2の操作器が接続されていない場合には基本機能を規定する基本機能パラメータに関する基本機能メニューを前記第1の操作器に表示し、
前記第2の操作器が接続された場合には前記基本機能以外の所定のパラメータに関する機能メニューを前記第2の操作器に表示する、
手順を有することを特徴とするインバータ装置の機能設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003374746A JP2005143163A (ja) | 2003-11-04 | 2003-11-04 | インバータ装置の機能設定装置および機能設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005143163A true JP2005143163A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34686369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003374746A Pending JP2005143163A (ja) | 2003-11-04 | 2003-11-04 | インバータ装置の機能設定装置および機能設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005143163A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010063282A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Toshiba Schneider Inverter Corp | インバータ装置及び延長パネル装置 |
JP2014003782A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 電力変換装置 |
JP6044747B1 (ja) * | 2015-09-18 | 2016-12-14 | 株式会社安川電機 | 産業機械の状態表示装置、及び電力変換装置 |
JP2020205702A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 三菱電機株式会社 | 半導体モジュールおよび半導体パッケージ |
-
2003
- 2003-11-04 JP JP2003374746A patent/JP2005143163A/ja active Pending
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