JP2005142245A - 基板処理装置 - Google Patents

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JP2005142245A JP2003375136A JP2003375136A JP2005142245A JP 2005142245 A JP2005142245 A JP 2005142245A JP 2003375136 A JP2003375136 A JP 2003375136A JP 2003375136 A JP2003375136 A JP 2003375136A JP 2005142245 A JP2005142245 A JP 2005142245A
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Norichika Yamagishi
紀睦 山岸
Shigenori Tezuka
重倫 手塚
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

【課題】受光素子によって検出される光量が変化したとしても、基板の保持状態を正確に検知し、基板保持具や基板の破損を防止できる基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板12を多段に保持する基板保持具26と、この基板保持具26に基板12を移載する基板移載機34と、前記基板保持具26に保持された基板12の保持状態を検知する投光器64aと受光器とを有する検知手段60と、前記検知手段60を前記投光器64aと受光器とを結ぶ光軸が基板12を通過する様に移動させる移動手段とを有し、前記移動手段にて前記検知手段60を移動させて前記受光器により検出された光量をもとに基板12の保持状態を検知する基板処理装置であって、前記光量をアナログデータとして検出し、そのピーク値から基板12の保持状態を検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体デバイス等の基板を処理するための基板処理装置に関する。
この種の基板処理装置として、基板を多段に保持する基板保持具と、この基板保持具に
基板を移載する移載機とを有し、基板保持具に多数の基板を保持した状態で処理炉にて基
板を処理するものは公知である。
また、処理炉内にて昇温された時、又は処理炉から取り出され冷却された時、熱応力に
より、基板には割れ、反り等の異常を生じる場合がある。この割れや反りが基板自動搬送
機構により自動搬送できないレベルにある場合、基板を出し入れするツィーザが基板と衝
突して基板保持具を倒し、例えば石英製の部品を破損する等の重大事故につながる。
これを解決するために、特許文献1に示す検知機構が発明された。この検知機構は、例
えば移載機に、一方が投光素子、他方が受光素子からなるフォトセンサを設け、移載機の
上下軸を用いてフォトセンサを移動し、基板保持具の基板を検知する。
基板により光が遮断された部分と基板間に光が透過する部分とを記録し、上下軸の移動
量及びフォトセンサの検知データを用いて、予めわかっている基板保持具のピッチに対し
て基板ピッチが正常であるか確認する。
基板の割れ、又は移載ミスにより、基板が基板保持具の支持溝から落下した場合、上述
のフォトセンサによる光の遮断、透過の記録データにずれが生じ、このずれを生じた支持
溝の基板を異常移載状態とする。
同様に割れ等で基板が支持溝から完全に落下して本来保持されるべき支持溝に基板が存
在しない場合は、光を遮断しないため、基板ロストとして検知可能である。
基板検知機構により、基板状態を検知した後、エラーが生じた支持溝に移載されている
基板は装置内に人が入り、手で回収する。
また、人の目によって、安全と確認された後、基板自動搬送機構により自動移載する。
特願2003−333664号公報
実際、受光素子によって検知される光量は、光の有無の2値情報ではなく、基板の表面
や裏面による反射等の影響により、多数の光量値を持つアナログデータとして検出される
。従来の手法では、このアナログデータに所定の閾値を設けて、アナログデータの光量値
が前記閾値よりも上か下かによって前記光量値を2値化し、例えば前記2値化された光量
が「有(1、又はONとも呼ぶ)から無(0、又はOFFとも呼ぶ)」になった位置を基
板間で比較することにより、基板の保持状態を検出していた。
しかし、受光素子によって検出される光量は、(1)投光素子、受光素子の個体差(性
能差)、(2)投光素子、受光素子の経年劣化による性能変化、(3)基板の膜変化によ
る反射率の変化、などの原因により変化する。
また、投光素子、受光素子を基板処理装置に取り付ける際、作業員の技量によって投光
素子と受光素子の光軸合わせの精度が異なり、新しい投光素子、受光素子を用いたとして
も、受光素子により検知される光量は装置毎に変化する。
したがって、単一の閾値を用いて、受光素子により検出された光量を2値化し、前記2
値化した光量が変化する位置(例えば、有→無の位置)から基板の保持状態を検知する手
法では、受光素子により検出される光量が変化すると、前記光量を2値化したときに光量
値が変化する位置が変わるので、実際は正常な位置にある基板を異常と判断したり、逆に
、異常な位置にある基板を正常と判断したりする。特に、異常な位置にある基板を正常と
判断した場合は、ツィーザが基板と衝突して基板保持具を倒し、例えば石英製の部品(例
えば、基板や基板保持具)を破損する等の重大事故につながる。
よって、本発明の目的は、受光素子によって検出される光量が変化したとしても、基板
の保持状態を正確に検知し、基板保持具を倒すことによる基板保持具や基板の破損を未然
に防止することのできる基板処理装置を提供しようとするものである。
本発明の特徴とするところは、基板を多段に保持する基板保持具と、この基板保持具に
基板を移載する基板移載機と、前記基板保持具に保持された基板の保持状態を検知する投
光器と、前記投光器から照射された光を受光する受光器とを有する検知手段と前記検知手
段を前記投光器と受光器とを結ぶ光軸が基板を通過する様に移動させる移動手段とを有し
、前記移動手段にて前記検知手段を移動させて前記受光器により検出された光量をもとに
基板の保持状態を検知する基板処理装置であって、前記光量をアナログデータとして検出
し、少なくとも前記アナログデータのピーク値から基板の保持状態を検出することを特徴
とする基板処理装置にある。
本発明の基板処理装置によれば、
基板を多段に保持する基板保持具と、この基板保持具に基板を移載する基板移載機と、前
記基板保持具に保持された基板の保持状態を検知する投光器と、前記投光器から照射され
た光を受光する受光器とを有する検知手段と前記検知手段を前記投光器と受光器とを結ぶ
光軸が基板を通過する様に移動させる移動手段とを有し、前記移動手段にて前記検知手段
を移動させて前記受光器により検出された光量をもとに基板の保持状態を検知する基板処
理装置であって、前記光量をアナログデータとして検出し、少なくとも前記アナログデー
タのピーク値から基板の保持状態を検出することを特徴とするので、受光素子によって検
出される光量が変化したとしても、基板の保持状態を正確に検知し、基板保持具を倒すこ
とによる基板保持具や基板の破損を未然に防止することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2には、本発明の実施形態に係る基板処理装置10が示されている。基板処
理装置10は、基板に拡散処理やCVD処理などを行う縦型のものである。この基板処理
装置10は、シリコン等からなる基板12を収納したポッド14を、外部から筐体16内
へ挿入するための入出ステージ18が筐体16の前面に付設されている。筐体16内には
、挿入されたポッド14を保管するためのカセット棚22が設けられている。また、筐体
16内には、N2パージ室24が設けられており、このN2パージ室24は、基板12の
搬送エリアであり、基板保持具(ボート)26の搬入、搬出空間となっている。N2パー
ジ室24は、基板12の処理を行う場合、N2ガスなどの不活性ガスで充満され、基板1
2に自然酸化膜が形成されるのを防止するようになっている。
上述したポッド14としてはFOUPが用いられており、ポッド14の一側面に設けら
れた開口部を蓋体(図示せず)で塞ぐことで大気から基板12を隔離して搬送することが
でき、蓋体を取り去ることでポッド14内へ基板12を入出させることができる。このポ
ッド14には例えば25枚の基板12が収納される。このポッド14の蓋体を取外し、ポ
ッド14内の雰囲気とN2パージ室24の雰囲気とを連通させるために、N2パージ室2
4の前面には、ポッドオープナ28が設けられている。ポッドオープナ28、カセット棚
22及び入出ステージ18間のポッド14の搬送は、カセット移載機30によって行われ
る。このカセット移載機30によるポッド14の搬送空間には、筐体16に設けられたク
リーンユニット(図示せず)によって清浄化した空気をフローさせるようにしてある。
N2パージ室24の内部には、複数の基板12を多段に積載する基板保持具26と、基
板12のノッチ(またはオリエンテーションフラット)の位置を任意の位置に合わせる基
板位置合わせ装置32と、ポッドオープナ28上のポッド14と基板位置合わせ装置32
との間で基板12の搬送を行う基板移載機34とが設けられている。また、N2パージ室
24の上部には基板12を処理するための処理炉36が設けられており、基板保持具26
は、昇降手段であるボートエレベータ38によって処理炉36へロードされ、又は処理炉
36からアンロードされる。処理炉36は、基板12の処理中以外は、炉口シャッタ40
によって炉口が閉鎖されている。
次に上記実施形態に係る基板処理装置10の動作について説明する。
まず、AGVやOHTなどにより筐体16の外部から搬送されたポッド14は、入出ス
テージ18に載置される。入出ステージ18に載置されたポッド14は、カセット移載機
30によって、直接ポッドオープナ28上に搬送されるか、又は一旦カセット棚22にス
トックされた後にポッドオープナ28上に搬送される。ポッドオープナ28上に搬送され
たポッド14は、ポッドオープナ28によってポッド14の蓋体が取外され、ポッド14
の内部雰囲気がN2パージ室24の雰囲気と連通される。
次に、基板移載機34によって、N2パージ室24の雰囲気と連通した状態のポッド1
4内から基板12を取出す。取出された基板12は、基板位置合わせ装置32によって任
意の位置にノッチ又はオリエンテーションフラットが定まるように位置合わせが行われ、
位置合わせ後、基板保持具26へ搬送される。
基板保持具26への基板12の搬送が完了したならば、処理炉36の炉口シャッタ40
を開けて、ボートエレベータ38により基板12を搭載した基板保持具26を処理炉36
内にロードする。
ロード後は、処理炉36にて基板12に所定の処理が実施され、処理後は上述の逆の手
順で、基板12及びポッド14は筐体16の外部へ払出される。
図3において、上記処理炉36の周辺構成が示されている。処理炉36は、例えば石英
(SiO2)等の耐熱性材料からなるアウターチューブ42を有する。このアウターチュ
ーブ42は、上端が閉鎖され、下端に開口を有する円筒状の形態である。このアウターチ
ューブ42内には同心円状にインナーチューブ44が配置されている。また、アウターチ
ューブ42の外周には、加熱手段としてのヒータ46が同心円状に配置されている。この
ヒータ46は、ヒータベース48を介して筐体16上に保持されている。
図4及び図5にも示すように、基板保持具26は、例えば石英、炭化珪素等からなる例
えば3本の支柱50が垂直方向に平行に配置され、これら支柱50に形成された支持溝5
2に基板12を保持する。基板移載機34は、上下方向に移動する移載機本体54と、こ
の移載機本体54上で往復動及び回動する主ツィーザ本体56とを有する。この主ツィー
ザ本体56には例えば4つのツィーザ58a,58b,58c,58dが平行に延びるよ
うに固定されている。また、移載機本体54上には副ツィーザ本体59が主ツィーザ本体
56とは一体に往復動及び回動できると共に、主ツィーザ本体56とは独立して往復動及
び回動できるように設けられている。この副ツィーザ本体59には、ツィーザ58eが前
述した4つのツィーザ58a〜58dの下位置で平行に固定されている。このため、図4
に示すように、基板移載機34は、5つのツィーザ58a〜58eにより5枚の基板12
を一括移載することができるし、最下段のツィーザ58eを用いて1枚のモニタ基板を移
載(枚葉移載)することもできる。モニタ基板を移載する場合は、図5に示すように、一
括移載した5枚の基板12との間を1スロット分開け、通常の基板12とは異なるポッド
からモニタ基板59を取出し、5枚の基板セットの間に挿入する。
ポッド14には、例えば25枚の基板12が収納されており、基板移載機34により基
板12を基板保持具26へ移載又は基板支持具26から回収する場合、5つのスロット(
スロット群)の中に異常状態の基板が無いときは、5つのツィーザ58a〜58eにより
5枚の基板12を一括移載又は回収し、スロット群の中に異常状態の基板があるときは、
正常状態の基板のみを最下段のツィーザ58eを用いて回収する。
検知手段としての検知部60は、移載機本体54に設けられている。この検知部60は
、平行な2つのアーム62a,62bを有し、該アーム62a,62bが移載機本体54
の側面で回動できるように設けられている。該アーム62a,62bの先端付近には、一
方が投光素子、他方が受光素子からなる透過型のフォトセンサ64a,64bが設けられ
ている。基板保持具26に移載された基板12の保持状態を検知する場合は、アーム62
a,62bを基板保持具26側に回動固定し、フォトセンサ64a,64bの光軸が基板
12を通過するようにし、基板移載機34を基板保持具26下端から上端まで一定の速度
で移動し、フォトセンサ64a,64bの検知出力をモニタする。一方、基板移載機34
により基板12を基板保持具26に移載する場合は、アーム62a,62bを反基板保持
具側に回動し、アーム62a,62bが基板12又は基板保持具26と干渉するのを防止
するようになっている。
図3に示すように、受光素子64bに入射した光量はアナログの電圧信号に変換され、
アナログアンプによって増幅されたあとAD変換器によりAD変換され、例えばコンピュ
ータからなる制御部66に入力される。制御部66は、例えばモータ等からなる駆動部6
8を介して基板移載機34を制御する。
次に基板12の異常状態の検知について説明する。
図6(a)に示すように、基板保持具26の上面から見て投光素子64aが右側にあり
、受光素子64bが左側にあるとし、これら投光素子64aと受光素子64bは基板保持
具26の前面側に配置されているとする。図6(b)に示すように、基板12は、基板保
持具26に保持された状態で割れたり、基板保持具26の支持溝52から落下して異常状
態となる。図6(c),(d)に示すように、基板12の異常状態には次のようなものが
ある。
A.落下/2枚重なり
B.落下/投光側落下(左面落下)
C.落下/受光側落下(右面落下)
D.落下/後方落下(背面落下)
E.落下/前方落下(前面落下)
F.割れ/真中割れ
G.割れ/前方割れ
H.割れ/後方割れ
J.基板無し
K.基板反り
なお、基板12が正常状態にある場合は、一つの基板12が一つの支持溝52に平行に
支持されている。
図8において、基板が基板保持具に正常に支持された状態(正常状態とも呼ぶ。図6(
c)の(ア)の部分に対応)に対して、検知手段が設けられた移載機34を基板保持具2
6の下端から上端まで速度一定で移動した時のフォトセンサ64a、64bの検出出力を
示す。尚、基板保持具26とフォトセンサ64a、64bとの位置関係は図7に示すとお
り、フォトセンサ64a、64b側が前面、反フォトセンサ側が背面としている。図8を
見ると、基板12の保持状態は正常なので、フォトセンサ64a,64bから出力される
波形は規則正しくなっている。また、制御部は受光素子64bから入力される光量値を一
定時間毎にサンプリングし、時間情報とその時の光量値とを記憶する。移載機34の移動
速度は、ある基板からその1つ上の基板までの(基板間の)光量測定値が50ポイントに
なるような速度である。即ち、基板間の時間的距離が50である。図8(b)は時間と受
光素子によって検出されたアナログの受光量の関係を示している。図8(b)を見ても分
かるように受光量はフォトセンサ64a、64bが基板のある位置を通過しているときは
、投光素子64aから照射された光が基板によって遮られるので、受光素子64bにて受
光される光量は減り、正常位置にて指示された3枚の基板に対応して、受光量のデータに
3つの谷が検出される。また、図8(c)は、図8(b)のアナログの受光量のデータに
おいて、ある閾値により2値化したデジタルの受光量のデータを示している。ここで、閾
値による2値化は、測定された光量値が閾値を下回る直前(図8(b)のA点、a点、C
点に相当)のポイント、測定された光量値が閾値を上回る直前(図8(b)のB点、b点
に相当)のポイントを境界にしている。また、図8(b)のP点、p点はアナログの受光
量の下限値(下限値ピーク)を示している。また、本明細書でいう「アナログデータ」と
は、2値情報であるデジタルデータに対応して、複数の値をとり得るデータのことをいう
(この値は、上記AD変換器や制御部66の分解能により異なるが、本明細書では400
0点の分解能を持つ値をアナログデータとして用いる)。
上述したように、図8は基板が正常状態でのフォトセンサ64a、64bの検出出力な
ので、図8(c)におけるデジタルデータにおいて、A点からa点までの時間的距離は5
0であり、a点からC点までの時間的距離も50である。同様に、B点からb点までの時
間的距離も50である。従って、A点の時間からB点の時間を引いたものは、a点の時間
からb点の時間を引いたものと等しく、この関係式を用いて、基板の保持位置の正常・異
常を検知する。この様に、閾値を用いたデジタルデータでは、1枚の基板に対して、例え
ばA、Bの2点の情報を用い基板状態の検知が行われる。一方、図8(b)におけるアナ
ログデータにおいては、閾値との関係で設定したA点、B点などのポイント以外にも、ア
ナログデータの下限値ピークのP点やp点をも用いて基板状態を検知したり、また複数の
閾値を設けて、例えばA’点、B’点をも含めて基板状態の検出を行うことができる。こ
こで、P点とp点との時間的距離は50となるのは云うまでもない。さらに、時間軸での
受光量のデータ値を見た場合、デジタルではON又はOFFの2値での判定となるが、ア
ナログでは数値の変化量を知ることができる。比較の仕方としては、仮に時間軸が50の
時の光量値が120だとすれば、時間軸が100の時の光量値が120付近であれば、基
板は基板保持具に正常に保持されていると判断することができる。また、複数の時間軸の
光量値の差分同士の比較で判断することもできる(具体例を示してご説明下さい)。
次に、図9を用いて、正常状態で保持された基板に対して、性能変化した投光素子、受
光素子を用いたときの受光量の変化について説明する。上述したように、本発明で使用し
ているフォトセンサなどの電子機器等は、製品誤差や年月による劣化(経年劣化)、周囲
の使用環境などによる電気抵抗の増加などにより、受光素子によって受光される光量や制
御器に入力される光量値が変化する。図9(a)は、電子機器などが劣化していない状態
の受光量(基準データ)と、電子機器が劣化した場合の受光量(劣化データ)が示されて
いる。アナログデータの光量値の上限は4000とし、下限は0とした。また、基板間の
時間的距離は50とした。閾値は2000とし、光量値が閾値を下回った最初のポイント
をA点(基準データ)、a点(劣化データ)とし、閾値を上回った最初のポイントをB点
(基準データ)、b点(劣化データ)とする。P点、p点はそれぞれ基準データ、劣化デ
ータの下限値ピークのポイントを示している。図9(b)は基準データを先述のA点、B
点で2値のデジタルデータに変換したものである。図9(b)は劣化データを先述のa点
、b点で2値のデジタルデータに変換したものである。その他の測定条件は図8と同じで
ある。
検知手段を一定速度で移動させた場合、制御部は受光素子64bから入力される光量値
を一定時間毎にサンプリングしているので、時間軸は距離を示すこととなり、図9(a)
、図9(b)、図9(c)の横軸(時間軸)のズレは、距離のズレと等価である。これを
踏まえて、図9(b)、図9(c)を見ると、正常状態で保持された基板であっても、電
子機器などの製品誤差や経年劣化、周囲の使用環境などでの電気抵抗の増加による光量値
の変化によって、基板の位置が基準データからズレたと誤判断する虞がある。即ち、(1
)A点とa点のみの比較から基板の位置ズレを計ろうとした場合、a点はA点よりも早くOF
F状態になっている為、基板が位置的に下にズレたと誤判断する恐れがある。(2)B点と
b点のみの比較から基板の位置ズレを計ろうとした場合、b点はB点よりも遅くON状態にな
っている為、基板が位置的に上にズレたと誤判断する恐れがある。(3)A点-B点間の時
間的距離とa点-b点間の時間的距離の比較で基板の位置ズレを計ろうとした場合、a点-b点
間の時間的距離はA点-B点間の時間的距離よりも長時間OFF状態にあるため、基板の厚さが
増大したと誤判断してしまう恐れがある。一方、図9(a)のアナログデータを見ると、
下限値ピークのP点とp点は、時間軸のズレはない。これは電子機器等の製品誤差や経年
劣化、周囲の使用環境等による電気抵抗の増加などにより、光量値の変化が生じアナログ
値が変化したとしても下限値ピークの時間軸(距離)の位置のズレはないことが示されてい
る。これにより、アナログデータの下限値のピーク点を使用することにより基板の位置検
知はデジタルデータによるものより正確に検知できる。
次に、図10を用いて、正常状態で保持された基板に対して、基板表面(裏面も含む)
の附着膜の変化による受光量の変化について説明する。図9は、成膜前の基板と成膜後(
PYRO処理)の基板の受光量のデータである。尚。基板間の時間的距離を100とした
以外の光量測定の条件は、図10と同様なので説明を省略する。また、光量値が閾値(2
000)を下回った最初のポイントをA点(成膜前データ)、a点(成膜後データ)とし
、閾値を上回った最初のポイントをB点(成膜前データ)、b点(成膜後データ)とする
。P点、p点はそれぞれ成膜前データ、成膜後データの下限値ピークのポイントを示して
いる。
前述したように、検知手段を一定速度で移動させた場合、制御部は受光素子64bから入
力される光量値を一定時間毎にサンプリングしているので、時間軸は距離を示すこととな
り、図10(a)、図10(b)、図10(c)の横軸(時間軸)のズレは、距離のズレ
と等価である。これを踏まえて、図10(b)、図10(c)を見ると、正常状態で保持
された基板であっても、基板への成膜などにより基板表面の反射率が変化すると光量値が
変化し、基板の位置が成膜前データからズレたと誤判断する虞がある。即ち、(1)A点
とa点のみの比較から基板の位置ズレを計ろうとした場合、a点はA点よりも遅くOFF状態
になっている為、基板が位置的に上にズレたと誤判断する恐れがある。(2)B点とb点の
みの比較から基板の位置ズレを計ろうとした場合、b点はB点よりも早くON状態になってい
る為、基板が位置的に下にズレたと誤判断する恐れがある。(3)A点-B点間の時間的距
離とa点-b点間の時間的距離の比較で基板の位置ズレを計ろうとした場合、a点-b点間の時
間的距離はA点-B点間の時間的距離よりも短時間OFF状態にあるため、基板の厚さが減少し
たと誤判断してしまう恐れがある。一方、図10(a)のアナログデータを見ると、下限
値ピークのP点とp点は、時間軸のズレはない。これは基板への成膜などにより基板表面
の反射率が変化し、受光量のアナログ値が変化したとしても下限値ピークの時間軸(距離)
の位置のズレはないことが示されている。これにより、アナログデータの下限値のピーク
点を使用することにより基板の位置検知はデジタルデータによるものより正確に検知でき
る。即ち、デジタルデータでは、上記(1)〜(3)の理由により、製膜前と製膜後の基
板の位置のズレの比較はできないが、アナログデータの下限値ピークを使用すると、製膜
前と製膜後の基板の位置のズレを検出することができる。
次に、図11〜図15を用いて、正常状態で保持された基板と、図6にて示した異常状
態で保持された基板に対して検出されたアナログの光量データを示し、前記アナログの光
量データから基板の異常状態を検知する手法を説明する。アナログデータの光量値の上限
は4000とし、下限は0とした。また、基板間の時間的距離は50とした。閾値は20
00とし、光量値が閾値を下回った最初のポイントをA点(正常データ)、a点(異常デ
ータ)とし、閾値を上回った最初のポイントをB点(正常データ)、b点(異常データ)
とする。P点、p点はそれぞれ正常データ、異常データの下限値ピークのポイントを示し
ている。
前述したように、検知手段を一定速度で移動させた場合、制御部は受光素子64bから入
力される光量値を一定時間毎にサンプリングしているので、時間軸は距離を示すこととな
る。換言すれば、アナログデータの下限値のピーク1点のみを使用した場合は基板位置の
情報(ズレなど)を検知することはできるが、基板自身の表面状態や変形、重なり等の状
態変化を検知することは困難である。そこでアナログデータ値の任意の値を閾値として設
定し、ピーク下限値と共に、この閾値をも利用することで基板の状態を正確に検知するこ
とができる。例えば、下限値のピーク1点と閾値に達した位置の2点(例えばA点、B点)
の計3点を利用して比較し、この3点のいずれか1つでも正常状態の値に比べて異常であれ
ば、基板状態が異常であると判定するものとする。
尚、基板状態の判定方法は、検出された光量データの1枚目と2枚目の検出データを相対
比較させる方法や、正常状態で保持された基板に対する検出データをマスターデータとし
て記憶させておき、そのマスターデータと検出された光量データとを比較させる方法など
、データの比較の仕方は種々あるが、本説明では例として後者、即ち、マスターデータと
の時間軸のズレを比較する形式で基板の保持状態の正常・異常の判定をするもの説明する
。また、図6に示す異常状態以外の異常状態が発生し、正常状態のデータと異なる値が出
た場合、全て異常状態と判断する。又、センサーの検知範囲に入らなかったもの、即ち、
投光器と受光器とを結ぶ光軸上に基板の一部分が存在しなかったものは当然、検知されな
いので、基板無しと判断する。また、下限値ピーク(P点やp点)と閾値の通過点(A点
やa点、B点、b点)の両方を検出できないものも基板無しと判断する。
はじめに、図11を用いて、正常状態での光量のアナログデータと、図6(c)の(イ
)に示す異常状態F、割れ/真中割れので時の光量のアナログデータを用いて、正常状態
、異常状態の判定手法を説明する。異常状態Fでは、基板の中央が割れて下に落ちている
のて、割れた基板により投光器から照射される光は遮光される。また、異常状態の基板が
1段下の基板に干渉しているので、本来正常である1段下の基板も異常と判定する。
(1)A点−a点比較: 正常状態であれば本来検出されるはずのa点が、1段下の基板の
光量データとつながる為、検出されない。従って、A点との比較ができないので、異常と
判定する。
(2)B点−b点比較: 図6(c)に示されるように、割れた基板は斜めの状態で基板
保持具に保持されるので、基板による遮光時間が増大し、b点が時間軸に対して後の方に
ズレるので異常と判定する。なお、場合によってはB点とb点の位置が同じになるが、前述
の(1)又は後述の(3)の点で異常と判定する。
(3)P点−p点比較: 正常状態であれば本来検出されるはずのp点が、1段下の基板の
光量データとつながるので検出されず、異常と判定する。もしくは、下限値ピークp点の
範囲が図11に示される矢印の間のいずれかの所になり、異常と判定する。尚、p点が検
出されることもあるが、P点からの位置ズレにより異常と判定できる。これは、図11(
a)に示すp点の範囲(矢印の間)は直線的に見えるが、前記p点の範囲の拡大図である
図11(b)を見ると、実際はp点の光量値は細かく変動しているため、ピーク値を検出
してしまうことが原因である。
次に、図12を用いて、正常状態での光量のアナログデータと、図6(c)の(ウ)に
示す異常状態B、落下/投光側落下の時での光量のアナログデータを用いて、正常状態、
異常状態の判定手法を説明する。異常状態では、基板が下に落ちているので、落ちた基板
により投光器から照射される光は遮光される。また、落ちた基板が1段下の基板の受光デ
ータに異常が発生する虞がある。
(1)A点−a点比較: a点がA点より大幅に早い時間で検出されるため異常と判定
される。
(2)B点−b点比較: b点はB点と同じような位置に検出されるのでこの場合は正常
となる(大体の場合、ズレが生じるので異常となる)。
(3)P点−p点比較: p点の範囲が大きく出る場合がある。また、p点の位置がP点の
位置よりも早く検出されるので異常と判定される。
尚、図6(c)の異常状態C、落下受光側落下の場合であっても、図11と類似したデ
ータとなるため、上述の判定法により異常状態を検知できる。
次に、図13を用いて、正常状態での光量のアナログデータと、図6(c)の(エ)に
示す異常状態D、落下/後方落下の時の光量のアナログデータを用いて、正常状態、異常
状態の判定手法を説明する。異常状態では、基板の後方が落下しているので、前方は上が
った状態となる。また、異常状態の基板が、1段下の基板及び、1段上の基板に干渉するの
で、1段下又は/及び1段上の受光データに異常が発生する場合がある。
(1)A点−a点比較: a点がA点より遅い時間で検出されるため異常と判定される

(2)B点−b点比較: b点はB点より遅い時間で検出されるため異常と判定される
。場合によっては、b点が1段上の基板による遮光部分につながりb点が検出できない場
合がある。この場合も、比較不可能なので異常と判定される。
(3)P点−p点比較: p点がP点より遅い時間で検出されるため異常と判定される
次に、図示はしないが、正常状態での光量のアナログデータと、図6(c)の(オ)に
示す異常状態E、落下/前方落下の時の光量のアナログデータを用いて、正常状態、異常
状態の判定手法を説明する。異常状態では、基板の前方が落下しているので、後方は上が
った状態となる。また、異常状態の基板が、1段下の基板及び、1段上の基板に干渉するの
で、1段下又は/及び1段上の受光データに異常が発生する場合がある。
(1)A点−a点比較: a点がA点より早い時間で検出されるため異常と判定される
。場合によっては、a点が1段下の基板による遮光部分につながりa点が検出できない場
合がある。この場合も、比較不可能なので異常と判定される。
(2)B点−b点比較: b点はB点より早い時間で検出されるため異常と判定される

(3)P点−p点比較: p点がP点より早い時間で検出されるため異常と判定される
次に、図14を用いて、正常状態での光量のアナログデータと、図6(c)の(カ)に
示す異常状態A、落下/2枚重なりが2段連続して起こった時の光量のアナログデータを
用いて、正常状態、異常状態の判定手法を説明する。この異常状態では、他の段の検出デ
ータの異常はない。また、上の段の基板が落下してきた場合、同じ現象が生じる虞がある
(もう少し詳細説明を補充下さい)。
(1)A点−a点比較: a点はA点とほぼ同じ時期に検出されるため正常と判定され
る。
(2)B点−b点比較: b点はB点より遅い時間で検出されるため異常と判定される

(3)P点−p点比較: p点がP点より遅い時間で検出されるため異常と判定される
。希に、p点とP点が同じ位置で検出される場合があり、この場合は正常と判断される。
次に、図15(a)を用いて、正常状態での光量のアナログデータと、図6(c)の(
キ)に示す異常状態K、反りの時の光量のアナログデータを用いて、正常状態、異常状態
の判定手法を説明する。この異常状態では、他の段の検出データの異常はない。
(1)A点−a点比較: a点はA点より早い時間で検出されるため異常と判定される

(2)B点−b点比較: b点はB点より早い時間で検出されるため異常と判定される
。(場合によっては、図15(b)に示すように、b点とB点がほぼ同じ時間に検出され、
正常と判断されることもある)。
(3)P点−p点比較: p点がP点より早い時間で検出されるため異常と判定される
以上示した如く本発明によれば、以下の効果が期待できる。即ち、デジタルデータでは時
間変化によるデータの値はONとOFFの2値のみだが、アナログデータの場合、制御器又は
フォトセンサで取り扱うことができる複数の値を用いて、データ処理を行い基板状態の判
断を行うので、基板間の複数の任意時間値でのデータ値(光量値)で比較判定ができ、逆
に任意のデータ値に対し、その値になった時間値を算出することも可能である。又、アナ
ログデータの下限値ピークをとることにより、検出手段の経年劣化や基板の反射率の変化
などによる検出データ値の変化の影響を回避できるので、基板の位置ズレを正確に検出す
ることが可能である。また、ある一定のデータ値に閾値を設定することによりアナログデ
ータのデジタル化も可能である。さらに、これらを組合わせた比較判定法を使用すれば、
異常状態の基板は異常であると判断され、その時点でインターロック等で基板の搬送機構
を一時停止させるか、他の正常状態の基板のみを搬送させれば、ツィーザが異常状態の基
板に衝突し基板保持具を倒す等の物的被害を出さずに済む。
本発明の実施形態に係る基板処理装置全体を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置全体を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置に用いた処理炉及びその周辺を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置に用いた基板移載機の側面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置に用いた基板保持具の側面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の異常状態を説明する図であり、(a)は正常状態を示す平面図、(b)は基板に割れを生じた状態を示す正面図、(c)は基板保持具を示す正面図、(d)は基板保持具の側面図である。 基板移載機の平面図である 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の正常状態において、フォトセンサによって検出される光量データを示す図であり、(a)は光量のアナログデータ、(b)は光量のデジタルデータを示している。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の正常状態において、フォトセンサが正常な場合と劣化した場合に検出される光量データを説明する図であり、(a)は光量のアナログデータ、(b)(c)は光量のデジタルデータを示している。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の正常状態において、基板成膜前と成膜後にフォトセンサから検出される光量データを説明する図であり、(a)は光量のアナログデータ、(b)(c)は光量のデジタルデータを示している。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の正常状態と異常状態(割れ/真中割れ)において、フォトセンサから検出される光量データを説明する図であり、(a)は光量のアナログデータ、(b)はp点付近の拡大図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の正常状態と異常状態(落下/投光側落下)において、フォトセンサから検出される光量データのアナログデータである。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の正常状態と異常状態(落下/後方落下)において、フォトセンサから検出される光量データのアナログデータである。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の正常状態と異常状態(落下/2枚重なり)において、フォトセンサから検出される光量データのアナログデータである。 本発明の実施形態に係る基板処理装置における基板保持の正常状態と異常状態(反り)において、フォトセンサから検出される光量データを示すアナログデータであり、(a)は反りの例1、(b)は反りの例2である。
符号の説明
10 基板処理装置
12 基板
14 ポッド
26 基板保持具
34 基板移載機
36 処理炉
50 支柱
52 支持溝
58a〜58e ツィーザ
60 検知部
62a,62b アーム
64a,64b フォトセンサ
66 制御部

Claims (1)

  1. 基板を多段に保持する基板保持具と、
    この基板保持具に基板を移載する基板移載機と、
    前記基板保持具に保持された基板の保持状態を検知する投光器と、前記投光器から照射さ
    れた光を受光する受光器とを有する検知手段と
    前記検知手段を前記投光器と受光器とを結ぶ光軸が基板を通過する様に移動させる移動手
    段とを有し、
    前記移動手段にて前記検知手段を移動させて前記受光器により検出された光量をもとに基
    板の保持状態を検知する基板処理装置であって、
    前記光量をアナログデータとして検出し、少なくとも前記アナログデータのピーク値から
    基板の保持状態を検出すること
    を特徴とする基板処理装置。
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