JP2005141577A - 硬貨入出金装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 硬貨収納部内での硬貨詰まりを防止する。
【解決手段】 硬貨投入口から投入された硬貨を硬貨選別部9で金種別に選別して硬貨収納部12に落下させ、この硬貨収納部12に金種別に収納された硬貨を払出指示に基づいて硬貨搬送方向下流側が高くなるように傾斜配置された硬貨払出ベルト13で搬送し分離機構17(例えば、リバースローラ16)により1枚ずつ分離して硬貨払出口に払い出す硬貨入出金装置で、硬貨詰り防止部材51が硬貨払出ベルト13の回転動作に伴い上方に搬送される上昇工程と、分離機構17まで達した硬貨詰り防止部材51が低所に向けて転がり落ちる落下工程とを実行することで、硬貨収納部12内で硬貨詰りが発生している場合、硬貨詰り防止部材51による上昇工程と落下工程との繰り返し動作に伴い硬貨詰りを生じている硬貨を突き崩し、硬貨詰りを解除する。
【選択図】 図14

Description

本発明は、硬貨を金種別に収納して収納された硬貨を払い出すようにした硬貨入出金装置、硬貨入出金装置において生ずることがある硬貨収納部内での硬貨詰りを防止するための硬貨詰り防止部材、及び硬貨詰り防止方法に関する。
近年、商品販売時における作業負担を減少させたり迅速な取引業務を可能としたりする目的で、POS(Point Of Sales)端末やECR(Electronic Cash Register)に硬貨入出金装置が接続されて使用されることが多くなってきている。
この硬貨入出金装置は、従来から知られているように、硬貨投入口から投入された硬貨を硬貨選別部で金種別に選別して硬貨収納部に落下させ、硬貨収納部に金種別に収納した硬貨を払出指示に基づいて硬貨払出口に払い出すようにした構造のものである(特許文献1参照)。硬貨収納部内において、硬貨は、金種別に設けられた硬貨払出ベルト上に載置され、硬貨払出ベルトの回転動作に伴い搬送される。
ここで、硬貨収納部の底部をなす硬貨払出ベルトは、硬貨選別部の下方に位置する硬貨落下位置周辺では低く、この位置から硬貨搬送方向下流側に向かうに従い高くなるように傾斜して配置されていることが多い。硬貨落下領域は低位置にないと硬貨の落下収納動作が妨げられるし、また、硬貨払出位置では硬貨払出口に硬貨を落下させて払い出すという構造上、硬貨払出位置を高位置に位置付けたいからである。このような構造上、硬貨収納部内の硬貨は、硬貨落下位置周辺に集まり易い。
また、硬貨収納部における出口位置では、硬貨払出ベルト上の最下位の硬貨を他の硬貨から分離する分離機構が設けられているのが一般的である。この分離機構には、リバースローラが用いられることが多い。このため、リバースローラによって硬貨払出ベルト上の最下位の硬貨から分離された上位の硬貨は、硬貨落下位置方向へ戻され、これによって、硬貨収納部内の硬貨が硬貨落下位置周辺に集まり易いという傾向が助長される。
特開平09−265555号公報 特開2003−089409公報 特開2003−026322公報 特開2003−113284公報
硬貨入出金装置として、近年、筐体幅が狭い構造のものが出現している。このような硬貨入出金装置では、筐体幅を狭くするために、金種毎の硬貨収納部の幅も狭く形成され、例えば、対応金種の硬貨の直径にプラスαを足した程度の幅に設定されている(特許文献2参照)。
しかしながら、金種毎の硬貨収納部の幅を狭く形成した場合、硬貨収納部内で硬貨詰りが生じ易くなるという問題が生じている。つまり、図17に示すように、硬貨払出ベルト201に対して略平行な状態となっている硬貨CPと硬貨収納部202の側面203との間に直立状態の硬貨CVが挟まることがあり、このような場合には、それらの硬貨CP、CVが硬貨収納部202の両側面203の間に挟まり、硬貨詰まりが発生してしまう。
このような問題は、硬貨の金種という観点からすると、日本円の1円硬貨において頻繁に生じ易い。その理由は、アルミニウムという1円硬貨の材質からして、硬貨を1枚ずつ分離する分離機構、一例としてはリバースローラ204のリバース回転動作によって硬貨表面が削られ、その削られた屑が搬送ベルト201に付着して搬送ベルト201による硬貨搬送力が低下するためであると推定される。
また、硬貨詰りの問題は、硬貨詰りが発生する位置という観点からすると、硬貨収納部における最も低い硬貨落下位置と、硬貨を1枚ずつ分離する分離機構、一例としてはリバースローラ204の近傍位置との二箇所で特に顕著である。硬貨落下位置で硬貨詰りが生じ易い理由は、前述したように、硬貨収納部内の硬貨は、硬貨落下位置周辺に集まり易いことから、この位置に硬貨が次々に堆積されると、硬貨は、図17に例示する硬貨CVのように、直立状態になり易いためであると推定される。また、リバースローラ204の近傍位置で硬貨詰りが生じ易い理由は、リバースローラ204はある程度の押し戻し力によって硬貨を押し戻すため、押し戻された硬貨は、図17に例示する硬貨CVのように、直立状態になり易いためであると推定される。
なお、本出願人は、硬貨収納部内での硬貨詰まりに対して有効と思われる解決策を提供する技術文献として、特許文献2〜4を検索によって得た。
本発明の目的は、硬貨収納部内での硬貨詰まりを防止することである。
本発明は、硬貨投入口から投入された硬貨を硬貨選別部で金種別に選別して硬貨収納部に落下させ、この硬貨収納部に金種別に収納された硬貨を払出指示に基づいて硬貨搬送方向下流側が高くなるように傾斜配置された硬貨払出ベルトで搬送し分離機構により1枚ずつ分離して硬貨払出口に払い出す硬貨入出金装置において硬貨収納部に収納されて用いられ、本体部とこの本体部に設けられたストッパ部とを有し、本体部は、硬貨収納部内で高所から低所に自重によって転がり落ちる基本姿態を有し、ストッパ部は、硬貨払出ベルトにより硬貨収納部内で本体部が転がり落ちることなく上方に搬送され、分離機構まで達した本体部が分離機構に押し戻されて低所に向けて転がり落ちる程度の転がり抵抗を本体部に付与する形状を有する硬貨詰り防止部材を規定する。
本発明は、そのような硬貨詰り防止部材がおいて硬貨収納部に収納された前述の硬貨入出金装置を規定する。
本発明は、上記硬貨詰り防止部材が、硬貨払出ベルトにより硬貨収納部内で本体部がストッパ部に付与された転がり抵抗によって転がり落ちることなく上方に搬送される上昇工程と、分離機構まで達した硬貨詰り防止部材が、分離機構に押し戻され、ストッパ部が付与する転がり抵抗を超えて低所に向けて転がり落ちる落下工程と、を備え、硬貨収納部内で硬貨詰りが発生している場合、硬貨詰り防止部材による上昇工程と落下工程との繰り返し動作に伴い硬貨詰りを解除するようにした硬貨詰り防止方法を規定する。
本発明によれば、硬貨収納部内で硬貨詰りが発生している場合、硬貨詰り防止部材が硬貨払出ベルトにより硬貨収納部内で上方に搬送される上昇工程と分離機構まで達した硬貨詰り部材が低所に向けて転がり落ちる落下工程とを繰り返すことにより、硬貨詰り防止部材によって硬貨詰りを生じている硬貨を突き崩し、これによって硬貨収納部内での硬貨詰まりを防止することができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図16に基づいて説明する。
[基本構成及びその作用]
図1は全体の外観を示す斜視図、図2は内部構造を示す平面図である。
筐体としての本体ケース1の右側手前に硬貨を一括して投入する上方に開口した硬貨投入口2が設けられている。この硬貨投入口2には、光学的に硬貨の有無を検出する複数組の投入口センサ3が設けられている。このような硬貨投入口2には、投入された硬貨を奥に向けて搬送する硬貨導入ベルト4が設けられ、この硬貨導入ベルト4上には硬貨投入口2の一端に位置させて不規則に投入された硬貨を1枚ずつ送り出すための投入口ローラ5が設けられている。
硬貨導入ベルト4の終端部分には、硬貨の搬送方向を直角に変換する湾曲した方向転換部6が配置され、この方向転換部6によって搬送方向を直角に変換された硬貨を硬貨選別位置に搬送する硬貨選別ベルト7が設けられている。
次いで、硬貨選別ベルト7に沿わせて順次穴幅寸法が拡大する金種毎の選別穴8が本体ケース1内後方に設けられ、ここに硬貨選別位置に位置する硬貨選別部9が形成されている。選別穴8は、1円・50円・5円・100円・10円・500円のそれぞれの金種に対応するように6個設けられている。そして、硬貨選別部9には、選別穴8毎に計数センサ10が設けられている。
図3は硬貨収納部の縦断側面図、図4は硬貨収納部の斜視図である。
本体ケース1の内部には、選別穴8のそれぞれに連通させて、仕切板11で硬貨毎に仕切られた上方開口の硬貨収納部12が設けられている。この硬貨収納部12のそれぞれの金種毎の底面部分には、硬貨払出ベルト13が駆動ローラ14と従動ローラ15とに掛け渡されて設けられている。駆動ローラ14は、後述するモータMに駆動機構101(図16参照)を介して連結されて駆動される。したがって、硬貨払出ベルト13は、モータMを駆動源として回転駆動される。
そして、硬貨収納部12の出口には、硬貨を一枚毎に分離するリバースローラ16がすべての金種の出口部分を横断するように配設されている。このリバースローラ16は、後述するモータMに駆動機構101(図16参照)を介して連結され、硬貨払出ベルト13の回転方向と同一方向に回転する。これにより、リバースローラ16は、硬貨払出ベルト13上の最下位の硬貨をその上に積層されて搬送される上位の硬貨から分離する機能を果たす。ここに、硬貨収納部12に金種別に収納された硬貨をその払出しに際して1枚ずつ分離する分離機構17が構成されている。
また、リバースローラ16よりも硬貨払出ベルト13の硬貨搬送方向下流側には、所定枚数の硬貨を一列に整列させて待機させる硬貨待機部18が金種毎に設けられている。硬貨払出ベルト13は、硬貨待機部18にも延出し、本体ケース1内前方に位置する硬貨払出位置まで至っている。このような硬貨待機部18には、硬貨を一時的に停止させるとともに必要枚数の硬貨を送り出すように動作制御がなされる硬貨シャッタ19が設けられている。この硬貨シャッタ19は、払出ソレノイド20に駆動制御され、動作制御されることにより指定された硬貨とその枚数とを払い出す。さらに、払出ソレノイド20の直後には、払出センサ21が設けられている。
硬貨払出ベルト13の終端位置には、図1及び図2に示すように、硬貨払出口22が配置されている。この硬貨払出口22には、払出ソレノイド20に駆動された硬貨シャッタ19が開く動作をすることにより硬貨払出ベルト13に搬送された硬貨が払い出される。
ここで、図3に示すように、硬貨払出ベルト13は、硬貨選別部9から硬貨が落下する硬貨落下位置から硬貨搬送方向下流側に向けてその高さが高くなるように傾斜配置され、この傾斜が、リバースローラ16の近傍位置まで続くように配置されている。そして、硬貨払出ベルト13は、リバースローラ16の近傍位置から硬貨払出ベルト13の終端位置までの間は水平状態に維持されている。このような硬貨払出ベルト13の配置状態を形成するために、駆動ローラ14と従動ローラ15との間には硬貨払出ベルト13を屈曲させる屈曲ローラ23が配置されている。このように硬貨払出ベルト13が傾斜配置されている理由は、硬貨選別部9から硬貨が落下する硬貨落下領域は低位置にないと硬貨の落下収納動作が妨げられ、また、硬貨払出位置では硬貨払出口22に硬貨を落下させて払い出すという構造上、硬貨払出位置を高位置に位置付けたいからである。
次いで、このような構成の硬貨入出金装置の電気的なハードウエア構成について図16を参照して説明する。図16は、硬貨入出金装置の電気的なハードウエア構成を示すブロック図である。
図16に示すように、本実施の形態の硬貨入出金装置は、Microcomputer(以下、マイコンという。)102を内蔵し、このマイコン102が各部を駆動制御する。マイコン102は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)103に、アドレスバス、データバス等のバスライン104を介して、制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)105と、データを書き換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)106と、通信インターフェース107とが接続されて構成されている。
ROM105に格納された制御プログラムは、マイコン102による各部の駆動制御を可能とする。こうしてマイコン102によって駆動制御される各部として、本実施の形態の硬貨入出金装置は、バスライン104を介してマイコン102に接続された操作表示部24(外観態様は図1参照)、モータMを駆動源とする駆動機構101、及び払出ソレノイド20を備える。そして、各種のセンサ類、つまり、投入口センサ3、計数センサ10、及び払出センサ21も、バスライン104を介してマイコン102に接続され、それらのセンシング結果がマイコン102に伝達される。さらに、外観構成を図示しないが、硬貨収納部12の上流側領域には、この上流側領域において硬貨が満杯となったことを検出する満杯センサ25が設けられ、この満杯センサ25もバスライン104を介してマイコン102に接続され、そのセンシング結果がマイコン102に伝達される。なお、各種のセンサ類、つまり、投入口センサ3、計数センサ10、払出センサ21、及び満杯センサ25は、レーザダイオードとフォトトランジスタとの組み合わせによって構成される透過型の光センサである。
次いで、作用について説明する。
本実施の形態の硬貨入出金装置では、ROM105に格納された制御プログラムに従いCPU103が各種のセンサ、つまり、投入口センサ3、計数センサ10、払出センサ21、及び満杯センサ25のセンシング結果を利用しながら、駆動機構101や払出ソレノイド20を駆動制御することで、金種別の硬貨入出金動作を実行する。この際、硬貨入出金装置は、通信インターフェース107を介して接続された図示しないPOS端末/ECR等との間で各種の通信を行ない、必要な情報をPOS端末/ECR等に送信し、POS端末/ECR等からの指令に応じて硬貨払出動作を実行する。
硬貨が硬貨投入口2に投入されると、投入口センサ3がその硬貨を検出し、硬貨導入ベルト4が駆動される。そして、投入された硬貨は、投入口ローラ5及び硬貨導入ベルト4で1枚ずつ送り出されて搬送され、方向転換部6で直角に方向転換されて硬貨選別ベルト7に搬送され、硬貨選別部9で金種毎の選別がなされる。すなわち、金種に応じて選別穴8に落され、硬貨収納部12に収納される。選別穴8から落下した硬貨は、計数センサ10によりその数がカウントされる。また、硬貨待機部18に硬貨がない場合には、硬貨払出ベルト13が駆動されて硬貨待機部18に所定枚数の硬貨が常に存在するように動作制御がなされる。
これに対して、POS端末/ECR等からの払出命令があった場合には、硬貨払出ベルト13が駆動されるとともに、金種毎に払出ソレノイド20が動作して必要枚数の硬貨が送り出され、硬貨払出口22に払い出される。
[硬貨詰り防止対策]
本実施の形態では、硬貨収納部12を金種毎に区分する仕切板11の間隔、換言すると金種毎の硬貨収納部12の幅は、対応する金種の硬貨の直径にその硬貨1枚分の厚みを加えた長さよりも広く、かつ、対応する金種の硬貨の直径にその硬貨2枚分の厚みを加えた長さよりも狭く形成されている。そして、ある金種に対応する硬貨収納部12とこれに隣接する硬貨収納部12とは、1枚の仕切板11のみによって仕切られている。これにより、本実施の形態の硬貨入出金装置は、その筐体幅が極めて狭く、省スペースを実現している。
その反面、図17を参照して既に説明したように、硬貨払出ベルト13に対して略平行な状態となっている硬貨と硬貨収納部12の側面をなす仕切板11との間に直立状態の硬貨が挟まることがあり、このような場合には、それらの硬貨が硬貨収納部12の両側面をなす一対の仕切板11の間に挟まり、硬貨詰まりが発生してしまう。
このようなことから、本実施の形態の硬貨入出金装置では、各種の硬貨詰り防止策を採用している。以下、それらの硬貨詰り防止策について紹介する。
(1)硬貨払出ベルト13の硬貨に対する摩擦力
本実施の形態では、アルミニウムを材質とする金種、つまり、本実施の形態では日本円の1円硬貨に対応する硬貨払出ベルト13の硬貨に対する摩擦力を、それ以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13の硬貨に対する摩擦力よりも強く設定している(摩擦力設定手段)。これを実現する手法として、本実施の形態では、1円以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13をクロロプレン等のゴムを材質として成形しているのに対して、1円に対応する硬貨払出ベルト13はポリエーテルウレタンを材質として成形している。
図5は、硬貨払出ベルト13の断面形状を示す縦断正面図である。図5中、(a)は1円以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13、(b)は1円に対応する硬貨払出ベルト13をそれぞれ示している。図5(a)から明らかなように、1円以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13は、クロロプレン等のゴムを材質として成形する都合上、形状維持のためにクロロプレン等のゴムによって成形された基部13aにナイロン等からなる補強材13bが接合されて構成されている。これらの基部13aと補強材13bとは、図示しない型にクロロプレン等のゴムとナイロン等とを加熱充填して成形される。このため、両材料の熱収縮率の相違により、図5(a)に例示するように、どうしも反りが生じてしまう。これに対して、1円に対応する硬貨払出ベルト13はポリエーテルウレタンを材質として成形されていることから、ポリエーテルウレタンの単一材料構成とすることが可能である。よって、図5(b)に例示するように、1円以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13に生ずるような反りが生じない。その結果、硬貨払出ベルト13に対する硬貨の接合面積に関して、図5(a)に例示する1円以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13よりも図5(b)に例示する1円に対応する硬貨払出ベルト13の方が、硬貨の接合面積が広くなる。その結果、1円硬貨に対応する硬貨払出ベルト13の硬貨に対する摩擦力の方がそれ以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13の硬貨に対する摩擦力よりも強く設定されることになる。
ここで、1円以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13は、クロロプレン等のゴムを材質として成形し、硬貨との間の摩擦力を増大させすぎないことが好ましい。1円以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13と硬貨との間の摩擦力が大きすぎると、リバースローラ16の回転動作に伴い、硬貨払出ベルト13とリバースローラ16との間に硬貨が挟まるような現象が生じ、硬貨詰りが生じることがあるからである。これに対して、1円硬貨はアルミニウムを材質としていることから重量が軽く、硬貨払出ベルト13との間の摩擦力が強くなってもリバースローラ16の回転動作に伴い硬貨払出ベルト13とリバースローラ16との間に挟まってしまうようなことがない。
むしろ、1円硬貨の場合、前述したように、リバースローラ204のリバース回転動作によって硬貨表面が削られ、その削られた屑が硬貨払出ベルト201に付着して硬貨払出ベルト201による硬貨搬送力が低下するため、硬貨払出ベルト201との間の摩擦力が弱いほど硬貨詰りが生じ易くなる。これに対して、本実施の形態では、1円に対応する硬貨払出ベルト13はポリエーテルウレタンを材質として成形されていることから、硬貨払出ベルト13と1円硬貨との間の摩擦力が強くなり、その結果、硬貨払出ベルト13は1円硬貨に対して十分な搬送力を付与する。これにより、硬貨払出ベルト13に対して略平行な状態となっている硬貨と硬貨収納部12の側面をなす仕切板11との間に直立状態の硬貨が挟まって硬貨詰りが発生しそうな場合に、硬貨払出ベルト13は1円硬貨に対して強力な搬送力を付与するため、そのような硬貨詰りが抑制される。
既に述べた通り、硬貨詰りの問題は、硬貨詰りが発生する位置という観点からすると、硬貨収納部12における最も低い硬貨落下位置と、硬貨を1枚ずつ分離する分離機構17、本実施の形態ではリバースローラ16の近傍位置との二箇所で特に顕著である。1円硬貨に対応する硬貨払出ベルト13の硬貨に対する摩擦力をそれ以外の金種に対応する硬貨払出ベルト13の硬貨に対する摩擦力よりも強く設定するという本実施の形態の硬貨詰り防止策は、いずれの個所においても有効である。
(2)仕切板11に形成された拡開部
図6は仕切板11の斜視図、図7は硬貨収納部12の正面図である。
図6に示すように、1円に対応する硬貨収納部12を構成する一方の仕切板11には、一対の仕切板11の間の間隔を拡張する拡開部11aが形成されている。この拡開部11aは、図7より明らかなように、硬貨払出ベルト13からの高さが、1円の直径(図7中のh)よりも低くなるように、硬貨収納部12の全体に渡り形成されている。また、拡開部11aが形成されているのは、図7に示すように、1円に隣接する50円用の硬貨収納部12とは反対側の仕切板11である。そして、拡開部11aが形成された位置では、一対の仕切板11の間の間隔、換言すると1円に対応する硬貨収納部12の幅は、1円の直径にその1円2枚分の厚みを加えた長さよりも広く、かつ、1円の直径に1円3枚分の厚みを加えた長さよりも狭く形成されている。
以上のような構成の拡開部11aは、硬貨収納部12内での硬貨詰りを抑制する役割を果たす。つまり、拡開部11aは、1円の直径よりも硬貨払出ベルト13からの高さが低く形成されていることにより、拡開部11aの位置で直立しようとする1円硬貨を垂直に直立させずに傾斜状態に維持させる。その結果、硬貨払出ベルト13に対して略平行な状態となっている硬貨と硬貨収納部12の側面をなす仕切板11との間に硬貨が挟まり難くなり、硬貨収納部12内での硬貨詰まりを防止することができる。
ここで、本実施の形態においては、1円に対応する仕切板11の一方にのみ拡開部11aが形成されている。これは、前述したように、硬貨の金種という観点からすると、日本円の1円硬貨において硬貨収納部12内での硬貨詰りが頻繁に生じ易いことに対応させたものである。
しかも、拡開部11aが形成されているのは、図7に示すように、1円に隣接する50円用の硬貨収納部12とは反対側の仕切板11である。つまり、他の金種に対応する硬貨収納部12の形成に寄与しない方の仕切板11に拡開部11aが形成されている。これにより、拡開部11aを設けることで、硬貨収納部12全体の幅を拡大させ、ひいては金銭入出金装置の筐体幅を拡大させてしまうような不都合が生じない。
既に述べた通り、硬貨詰りの問題は、硬貨詰りが発生する位置という観点からすると、硬貨収納部12における最も低い硬貨落下位置と、硬貨を1枚ずつ分離する分離機構17、本実施の形態ではリバースローラ16の近傍位置との二箇所で特に顕著である。仕切板11に拡開部11aを形成するという本実施の形態の硬貨詰り防止策は、硬貨収納部12における最も低い硬貨落下位置において特に有効である。
(3)仕切板11の鏡面加工
図8は、仕切板11に施す鏡面処理を例示する模式図である。
仕切板11における硬貨が接触する表面は、鏡面加工を施さない状態では、図8(a)に例示するように、鋭利な荒れが各所に点在しているような状態である。これに対して、図8(b)中に実線aで示す部分まで鏡面加工、例えばバフ仕上げをする。すると、図8(c)に示すように、仕切板11における硬貨が接触する表面に点在していた鋭利な荒れが平坦になり、仕切板11の表面をスライド移動する硬貨との間の抵抗が減少する。これにより、硬貨払出ベルト13に対して略平行な状態となっている硬貨と硬貨収納部12の側面をなす仕切板11との間に直立状態の硬貨が挟まって硬貨詰りが発生しそうな場合に、仕切板11は硬貨に対する摩擦抵抗を減少させるため、そのような硬貨詰りが抑制される。
既に述べた通り、硬貨詰りの問題は、硬貨詰りが発生する位置という観点からすると、硬貨収納部12における最も低い硬貨落下位置と、硬貨を1枚ずつ分離する分離機構17、本実施の形態ではリバースローラ16の近傍位置との二箇所で特に顕著である。仕切板11における硬貨が接触する表面に鏡面加工を施すという本実施の形態の硬貨詰り防止策は、いずれの個所においても有効である。
ここで、本実施の形態においては、鏡面加工を施す仕切板11は、全金種に対応する仕切板11を想定している。これに対して、仕切板11のうち拡開部11aが形成されている個所、とりわけリバースローラ16の近傍にのみ鏡面加工を施しても、極めて有効な硬貨詰り防止策を提供することができる。つまり、拡開部11aを形成した場合には、前述した理由から硬貨詰りの抑制が図られる。但し、リバースローラ16の近傍においては、硬貨払出ベルト13上に多くの硬貨が積み重なることから、積み重なった硬貨が拡開部11aの空間を狭め、狭まった拡開部11aの空間において硬貨詰りが生じてしまうことがある。これに対して、リバースローラ16の近傍位置で仕切板11における拡開部11aが形成されている個所に鏡面加工を施しておけば、仕切板11とその表面をスライド移動する硬貨との間の抵抗が減少し、狭まった拡開部11aの空間における硬貨詰りを生じさせにくくすることが可能となる。
(4)硬貨詰り防止部材
図9は硬貨詰り防止部材の斜視図、図10はその分解斜視図である。
硬貨詰り防止部材51は、本体部52とこの本体部52に設けられたストッパ部53とを有する。本体部52及びストッパ部53は、高さが同一で直径が大きく異なる二つの円柱状部材によって構成され、互いの外周面が接触するようにして接合されている。そのための構造として、大径の本体部52には、その外周面の一部から中心部を通り過ぎるように取付孔54が穿孔され、この取付孔54の底部には反対側の外周面に抜ける一対のネジ挿通孔55が形成されている。そして、小径のストッパ部53には、その外周面に一対のネジ孔56が形成されている。本体部52に形成された一対のネジ挿通孔55の形成間隔とストッパ部53に形成された一対のネジ孔56の形成間隔とは、一致するように形成されている。そこで、本体部52に形成された取付孔54からネジ挿通孔55に一対のネジ57を挿通させ、これらのネジ57をストッパ部53に形成された一対のネジ孔56に螺合させて締め付けることで、本体部52とストッパ部53とが互いの外周面を接触させるようにして接合され、硬貨詰り防止部材51が構成される。
ここで、本体部52における大径円柱状という形状は、硬貨収納部12内で高所から低所に自重によって転がり落ちる基本姿態を具現化したものである。また、ストッパ部53における小径円柱状という形状は、硬貨払出ベルト13の回転動作に伴い硬貨収納部12内で本体部52が転がり落ちることなく上方に搬送され、分離機構17を構成するリバースローラ16まで達した本体部52がリバースローラ16に押し戻されて低所に向けて転がり落ちる程度の転がり抵抗を本体部52に付与する形状を具現化したものである。その意味では、本体部52及びストッパ部53としては、図10及び図11に例示する形状のものに限らず、各種の形状のものを採用し得る。図11ないし図13は、本体部52及びストッパ部53について、そのような各種の形状のものを個々に例示している。つまり、図11に例示するのは円柱状のストッパ部53の外周面の一部が滑らかに突出してストッパ部53となる涙型の硬貨詰り防止部材51であり、図12に例示するには円柱状のストッパ部53の一部がその軸方向に切り取られてストッパ部53となる蒲鉾型の硬貨詰り防止部材51であり、図13に例示するのは角部がストッパ部53となる多角形状の硬貨詰り防止部材51である。
図9ないし図13に例示する硬貨詰り防止部材51の高さ、つまり軸方向の長さとしては、硬貨詰り防止部材51を硬貨収納部12に金種毎に収納した場合、金種毎の硬貨収納部12を形成する一対の仕切板11との間に、対応する金種の硬貨3枚分プラスα、あるいは4枚分プラスαの厚みが空く程度であることが望ましい。
図14は硬貨詰り防止部材51の上昇動作を説明するための硬貨収納部12の縦断側面図、図15は硬貨詰り防止部材51の落下動作を説明するための硬貨収納部12の縦断側面図である。図14及び図15に示すように、硬貨詰り防止部材51は、硬貨収納部12に収納して使用する。この場合、全金種の硬貨収納部12に硬貨詰り防止部材51を収納しても良いが、本実施の形態では、1円に対応する硬貨収納部12にのみ硬貨詰り防止部材51を収納して使用する例を示す。これは、前述したように、硬貨の金種という観点からすると、日本円の1円硬貨において硬貨収納部12内での硬貨詰りが頻繁に生じ易いことに対応させたものである。
1円に対応する硬貨収納部12に硬貨詰り防止部材51を収納した状態で硬貨払出ベルト13が回転動作すると、この回転動作に伴い硬貨収納部12内で硬貨詰り防止部材51が上方に搬送される(上昇工程)。これは、本来的に自重により落下しようとする本体部52がストッパ部53に付与された転がり抵抗によって転がり落ちることなく上方に搬送されるからである。この状態を図14に例示する。
次いで、リバースローラ16まで達した硬貨詰り防止部材51は、リバースローラ16に押し戻され、ストッパ部53が付与する転がり抵抗を超えて低所に向けて転がり落ちる(落下工程)。この状態を図15に例示する。
そして、図14に示す例では、リバースローラ16の近傍であって硬貨払出ベルト13の上方位置で硬貨詰りが生じている。このような場合、硬貨詰り防止部材51による上昇工程と落下工程との繰り返し動作に伴い、硬貨詰りを生じている硬貨が硬貨詰り防止部材51によって突き崩され、硬貨詰りが解除される。図示しないが、硬貨収納部12内における硬貨詰り防止部材51の移動軌跡上に発生している硬貨詰りである限り、そのような硬貨詰りは硬貨詰り防止部材51による上昇工程と落下工程との繰り返し動作に伴い必ず突き崩され、硬貨詰りが解除されることになる。
既に述べた通り、硬貨詰りの問題は、硬貨詰りが発生する位置という観点からすると、硬貨収納部12における最も低い硬貨落下位置と、硬貨を1枚ずつ分離する分離機構17、本実施の形態ではリバースローラ16の近傍位置との二箇所で特に顕著である。硬貨詰り防止部材51による上昇工程と落下工程との繰り返し動作に伴い硬貨詰りを生じている硬貨を突き崩すという本実施の形態の硬貨詰り防止策は、いずれの個所においても有効である。
全体の斜視図である。 内部構造を示す平面図である。 硬貨収納部の縦断側面図である。 硬貨収納部の斜視図である。 硬貨払出ベルトの断面形状を示す縦断正面図である。 仕切板の斜視図である。 硬貨収納部の正面図である。 仕切板に施す鏡面処理を例示する模式図である。 硬貨詰り防止部材の斜視図である。 硬貨詰り防止部材の分解斜視図である。 硬貨詰り防止部材の別の一例を示す斜視図である。 硬貨詰り防止部材の更に別の一例を示す斜視図である。 硬貨詰り防止部材の更に別の一例を示す斜視図である。 硬貨詰り防止部材の上昇動作を説明するための硬貨収納部の縦断側面図である。 硬貨詰り防止部材の落下動作を説明するための硬貨収納部の縦断側面図である。 電気的なハードウエア構成を示すブロック図である。 硬貨収納部内で硬貨詰りが生じている状態を例示する斜視図である。
符号の説明
2 硬貨投入口、9 硬貨選別部、12 硬貨収納部、13 硬貨払出ベルト、17 分離機構(リバースローラ)、22 硬貨払出口、51 硬貨詰り防止部材、52 本体部、53 ストッパ部

Claims (7)

  1. 硬貨投入口から投入された硬貨を硬貨選別部で金種別に選別して硬貨収納部に落下させ、この硬貨収納部に金種別に収納された硬貨を払出指示に基づいて硬貨搬送方向下流側が高くなるように傾斜配置された硬貨払出ベルトで搬送し分離機構により1枚ずつ分離して硬貨払出口に払い出す硬貨入出金装置において前記硬貨収納部に収納されて用いられ、
    本体部とこの本体部に設けられたストッパ部とを有し、
    前記本体部は、前記硬貨収納部内で高所から低所に自重によって転がり落ちる基本姿態を有し、
    前記ストッパ部は、前記硬貨払出ベルトにより前記硬貨収納部内で前記本体部が転がり落ちることなく上方に搬送され、前記分離機構まで達した前記本体部が前記分離機構に押し戻されて低所に向けて転がり落ちる程度の転がり抵抗を前記本体部に付与する形状を有する、
    ことを特徴とする硬貨詰り防止部材。
  2. 硬貨投入口から投入された硬貨を硬貨選別部で金種別に選別して硬貨収納部に落下させ、この硬貨収納部に金種別に収納された硬貨を払出指示に基づいて分離機構により1枚ずつ分離して硬貨払出口に払い出す硬貨入出金装置において、
    前記硬貨収納部の底部に設けられて硬貨を金種別に搬送し、硬貨搬送方向下流側が高くなるように傾斜配置された硬貨払出ベルトと、
    前記硬貨収納部に収納された硬貨詰り防止部材と、
    を備え、前記硬貨詰り防止部材は、
    本体部とこの本体部に設けられたストッパ部とを有し、
    前記本体部は、前記硬貨収納部内で高所から低所に自重によって転がり落ちる基本姿態を有し、
    前記ストッパ部は、前記硬貨払出ベルトにより前記硬貨収納部内で前記本体部が転がり落ちることなく上方に搬送され、前記分離機構まで達した前記本体部が前記分離機構に押し戻されて低所に向けて転がり落ちる程度の転がり抵抗を前記本体部に付与する形状を有する、
    ことを特徴とする硬貨入出金装置。
  3. 前記硬貨詰り防止部材は、アルミニウムを材質とする金種に対応する前記硬貨収納部に収納されていることを特徴とする請求項2記載の硬貨入出金装置。
  4. 前記アルミニウムを材質とする金種は、日本円の1円であることを特徴とする請求項4記載の硬貨入出金装置。
  5. 硬貨投入口から投入された硬貨を硬貨選別部で金種別に選別して硬貨収納部に落下させ、この硬貨収納部に金種別に収納された硬貨を払出指示に基づいて硬貨搬送方向下流側が高くなるように傾斜配置された硬貨払出ベルトで搬送し分離機構により1枚ずつ分離して硬貨払出口に払い出す硬貨入出金装置において実行され、
    前記硬貨収納部内で高所から低所に自重によって転がり落ちる基本姿態を有する本体部とこの本体部に設けられたストッパ部とを有する硬貨詰り防止部材が、前記硬貨払出ベルトにより前記硬貨収納部内で前記本体部が前記ストッパ部に付与された転がり抵抗によって転がり落ちることなく上方に搬送される上昇工程と、
    前記分離機構まで達した前記硬貨詰り防止部材が、前記分離機構に押し戻され、前記ストッパ部が付与する転がり抵抗を超えて低所に向けて転がり落ちる落下工程と、
    を備え、前記硬貨収納部内で硬貨詰りが発生している場合、前記硬貨詰り防止部材による前記上昇工程と前記落下工程との繰り返し動作に伴い硬貨詰りを解除するようにしたことを特徴とする硬貨詰り防止方法。
  6. 前記上昇工程と前記落下工程とは、アルミニウムを材質とする金種に対応する前記硬貨収納部内で実行されることを特徴とする請求項5記載の硬貨詰り防止方法。
  7. 前記アルミニウムを材質とする金種は、日本円の1円であることを特徴とする請求項6記載の硬貨詰り防止方法。













































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