JP2005141518A - 口座管理支援方法およびそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】
金融機関の口座における、各種の入出金(個人や団体からの定期、不定期の振込み、自動引き落とし、他口座への振込み等)に伴って発生する残高不足による引き落としの非実行、余剰資金の発生などを少なくすることを目的とする。
【解決手段】
口座情報提供システム230は、ユーザ端末210又は預金情報管理システム220から処理要求を受信し、処理要求送信者の認証を行い、認証結果がOKである場合には、処理要求種別の判定を行い、処理要求種別が口座情報の更新である場合には、口座情報の更新を行い、残高推移の算定を行い、処理結果通知方法を検索し、処理結果通知を作成し、ユーザ端末210又は預金情報管理システム220に送信し、認証結果がNGである場合には、処理結果通知を作成し、ユーザ端末210又は預金情報管理システム220に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが口座(銀行口座、郵便口座、証券口座、保険口座やポイント口座等)を管理するのを支援するための方法およびシステムに関わり、特に、金融機関やユーザが管理する入出金情報を元に、口座残高推移を算定するとともに、予め設定した条件に従って、ユーザに対してアラーム等の通知を行なう方法およびシステムに関する。
金融機関の口座は、各種の入出金(個人や団体からの定期、不定期の振込み、自動引き落とし、他口座への振込み等)に伴い、残高が恒常的に変化しているが、通常その額は、入出金の度に異なることが多い。このため、残高不足により引き落としが実行されず、延滞金を支払う事態を招いたり、口座の月間平均残高が基準額を下回った為に、口座維持手数料の支払いが発生したり、逆に、特定の期間に渡り、一般的に低金利である普通預金口座に余剰資金が発生するなどの問題があった。
また、こうした不具合の発生を軽減する方法の一つに、複数口座間で、預金の振替を行なうスィングサービスと称する金融機関のサービスが存在するが、定期的定額での振替であるために、問題の本質的な解決までには至らないのが実状である。
この様な問題を解決するため、従来は、入出金に関する情報を、利用者端末やバンキングシステム、引き落とし情報サーバより入手し、入出金日における予想残高を算定するとともに、予想残高が所定の額以下である場合には、その旨を通知していた(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2002−230292号公報
特開平10−154260号公報 特開平7−152960号公報
しかしながら、従来の技術では、実際の入出金額・日時等が確定する以前に、口座残高に関する正確な情報の把握が困難であり、残高不足や余剰金の発生に対する対応策の策定、実施には、特に、時間的な余裕の面で、必ずしも、有効な手段とは言い難い。また、従来の技術では、口座残高が、確定情報に基づくものなのか未確定情報を基づくものなのかの区別を、ユーザが認識することができなかった。
本発明の目的は、入出金情報(金額、日時等)に関する確度の変化(=振込先や収納機関からの事前連絡がない状況での過去の入出金額から算定した予想額、振込先や収納機関からの事前連絡による予定額、金融機関側での処理依頼受諾時の確定額等)に応じて、口座での入出金のステータスを変化させると共に、当該ステータスの更新に合わせて残高推移を算定し、必要に応じて、利用者に通知するシステム及びその方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の口座管理支援システムでは、ユーザ端末と、預金情報管理システムと、口座情報提供システムが、通信ネットワークを介して接続された口座管理支援システムにおいて、ユーザ端末は、入力機能から処理要求を入力し、通信ネットワークを介して口座情報提供システムに送信し、処理結果通知を口座情報提供システムから受信し、出力機能から処理結果通知を出力する。一方、預金情報管理システムは、入力機能から預金情報を入力し、預金情報の更新を行い、処理要求を通信ネットワークを介して口座情報提供システムに送信し、処理結果通知を、通信ネットワークを介して口座情報提供システムから受信する。一方、口座情報提供システムは、ユーザ端末、あるいは、預金情報管理システムから処理要求を受信し、処理要求送信者の認証を行い、認証結果がOKである場合には、処理要求種別の判定を行い、処理要求種別が口座情報の更新である場合には、口座情報の更新を行い、残高推移の算定を行い、処理結果通知方法を検索し、処理結果通知を作成し、通信ネットワークを介してユーザ端末、あるいは、預金情報管理システムに送信する。認証結果がNGである場合には、処理結果通知を作成し、通信ネットワークを介してユーザ端末、あるいは、預金情報管理システムに送信する。
本実施例によれば、金融機関の口座における、残高不足による引き落としの非実行や、余剰資金の発生を少なくすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例を示す処理フロー図である。図2は、本実施例を実現するための装置構成を含む口座管理支援システムの全体イメージ図である。
まず、図2に示す口座管理支援システムの全体イメージ図に関して説明する。口座管理支援システムは、ユーザ端末210と、預金情報管理システム220と、口座情報提供システム230とが、通信ネットワーク240で接続されたシステムである。
(1)ユーザ端末210の装置構成
ユーザ端末210とは、預金口座に関する各種情報の入力や取得、閲覧等を、ネットワーク経由で行う際にユーザが利用する機器である。その例としては、パーソナルコンピュータやメール送受信機能付き携帯電話、PDA(携帯情報端末)、金融機関やコンビニなどに設置されるATM等であり、設置型、携帯型の別は問わない。
ユーザ端末210は、制御機能2101に、入力機能2102、出力機能2103、通信機能2104等の機能で構成される。各機能は、ユーザ端末210の処理内容に応じ、適宜、連携して処理を行う。入力機能2102は、ユーザが、各種の情報の入力(数字や文字の入力、画面上のボタンの選択等)を行なう際に利用するキーボード、ポインティングデバイス等で構成される。ユーザ端末210は、さらに、各種データやファイル、プログラムを格納する記憶機能(例えば、記憶装置)を有する。制御機能2101が、その記憶機能から各種データやファイルを読み出し、プログラムに従って処理を実行する。
(2)預金情報管理システム220の装置構成
預金情報管理システム220は、制御機能2201、入力機能2202、預金情報管理機能2203、預金情報記憶機能2204(例えば、記憶装置)、通信機能2205等で構成される。預金情報記憶機能2204には、入出金予約DB22041、口座元帳DB22042が含まれる。各機能は、預金情報管理システム220の処理内容に応じ、適宜、連携して処理を行う。
なお、預金情報管理システム220は、金融機関の決済センタ等に設置され、預金口座の管理を行うシステムであり、大型計算機やサーバで構成される勘定系システムと称されるコンピュータシステムに機能を付加したものと捉えることができる。
(3)口座情報提供システム230の装置構成
口座情報提供システム230とは、ユーザ端末210や預金情報管理システム220の処理要求に応じ、預金口座に関する各種の情報を管理、提供する機能を具備するシステムである。
口座情報提供システム230は、制御機能2301、口座情報管理機能2302、残高推移算定機能2303、処理結果通知機能2304、口座情報記憶機能2305、通信機能2306等の機能で構成される。口座情報記憶機能2305は、ユーザ管理DB23051、入出金予定DB23052、入出金履歴DB23053、口座残高DB23054、定期入出金管理DB23055、残高推移算定ルールDB23056、処理結果通知ルールDB23057、カレンダDB23058等が含まれる。各機能は、口座情報提供システム230の処理内容に応じ、適宜、連携して処理を行う。
(4)通信ネットワーク240の装置構成
通信ネットワーク240は、専用線やインターネット等の通信回線等であり、有線、無線の別は特に問わない。
次に、図2を引用しながら、図1の処理フローに従い、本実施例における処理動作を説明する。
(1)ユーザ端末210の処理動作
入力機能2102から、処理要求(ログイン情報、処理種別等)を入力する(ステップ111)。入力した処理要求を、通信ネットワーク240を介して、口座情報提供システム230に送信する(ステップ112)。口座情報提供システム230における処理の結果を示す処理結果通知(口座残高の推移、処理の正常終了等)を、通信ネットワーク240を介して、口座情報提供システム230から受信する(ステップ113)。出力機能2103から、受信した処理結果通知を出力する(ステップ114)。
(2)預金情報管理システム220の処理動作
入力機能2202から、預金情報(入出金により変化した口座残高、引き落とし予約内容、振込み予約内容等)を入力する(ステップ121)。預金情報を更新する(ステップ122)。処理要求を、通信ネットワーク240を介して、口座情報提供システム230に送信する(ステップ123)。処理結果通知を、通信ネットワーク240を介して、口座情報提供システム230から受信する(ステップ124)。なお、入力機能2202から定期的に入力される情報の代表として、引き落とし請求元や振込み依頼元等からMT等の大容量媒体に格納されて送付され、月次や年次等のバッチ処理により実行される情報をあげることができる。
(3)口座情報提供システム230の処理動作
通信ネットワーク240を介して、ユーザ端末210、もしくは、預金情報管理システム220から送信された処理要求を受信する(ステップ131)。受信した処理要求に対して、処理要求送信者の認証を行ない(ステップ132)、認証結果がOKの場合(認証に成功した場合)には、処理要求種別を判定し(ステップ133)、NGの場合(認証に失敗した場合)には、ステップ138に状態を移す。処理要求種別の判定結果が、「口座情報の更新」である場合には(ステップ134)、口座情報の更新を行い(ステップ135)、そうでない場合には、ステップ136に状態を移す。入出金予定情報、入出金履歴情報、口座残高情報等を元に、当該預金口座における残高推移を算定する(ステップ136)。処理結果の通知先やその条件等に関する処理結果通知方法を検索する(ステップ137)。処理結果通知を作成する(ステップ138)。通信ネットワーク240を介して、処理結果通知を送信する(ステップ139)。
以下、図1および図2に示したユーザ端末210、預金情報管理システム220、口座情報提供システム230の各DBに関し、詳細に説明する。なお各DBは、簡明な図面にするために、少数のエントリを図示して説明するが、多くのエントリが存在することは説明を必要としないであろう。
図4に、口座元帳DB22042の論理構造を示す。預金口座を特定するための識別子である口座ID401、当該預金口座の残高を示す金額402等を含む。
図5に、入出金予約DB22041の論理構造を示す。入出金予約を行う対象である預金口座を特定するための識別子である口座ID501、入払種別を特定するための識別子である入払ID502、入出金処理予約日を特定するための処理予約日503、入出金予約金額を示す金額504、入出金予約DBの更新日を示す更新日505等を含む。入出金予約DB22041は、当該口座に対する入出金処理の実行のために設けられ、入出金処理予約日に達した時点で、処理予約がなされている入出金処理が実行される。当然のことながら、入出金に伴い、口座元帳DB22042に記憶される情報も更新されることとなる。一方、入出金予約DB22042に記憶されていない入出金が発生した場合には、口座元帳DB22042に記憶される情報のみが更新されることとなる。
図6に、ユーザ管理DB23051の論理構造を示す。ユーザを特定するための識別子であるユーザID601、口座を特定するための識別子である口座ID602、当該ユーザIDに対応するパスワード602等を含む。
図7に、入出金予定DB23052の論理構造を示す。入出金予定を更新する対象である預金口座を特定するための識別子である口座ID701、入払種別を特定するための識別子である入払ID702、入出金処理予定日を特定するための入出金処理予定日703、入出金予定金額を示す金額704、入出金予定のステータスを示すステータス705を含む。ここで、ステータス705とは、入出金処理の実行の確度を示しており、金融機関側で実行が確定した状態、ユーザ入力による実行見込みの状態、実行が未確定の状態(金額は、システムが算定したものを記憶してある状態)等を示す。例えば、定期的に出金が発生するものでは、そのステータスは、システム算定のデフォルト値が入力されている状態、金融機関側で出金が確定した状態と推移し、預金情報管理システム220側での出金処理の実行に伴い、出金済みと推移する。
図8に、入出金履歴DB23053の論理構造を示す。口座を特定するための識別子である口座ID801、入払種別を特定するための識別子である入払ID802、入出金処理日を特定するための処理日803、入出金金額を示す金額804等を含む。なお、入出金履歴DB23053に記憶される情報には、定期的に入出金がなされる対象のみならず、不定期の入出金の情報も記憶される。
図9に、口座残高DB23054の論理構造を示す。口座を特定するための識別子である口座ID901、口座残高を示す金額902等を含む。
図10に、定期入出金管理DB23055の論理構造を示す。預金口座を特定するための識別子である口座ID1001、入払種別を特定するための識別子である入払ID1002、取引区分を特定するための取引区分1003、取引の種別を示す種別1004、定期入出金処理予定の月日を示す定期処理予定月日1005、初期設定金額を示す初期設定金額1006等を含む。なお、定期処理予定月日1005には、処理予定月日が営業日の場合(10051)と、非営業日の場合(10052)の2種類の情報が登録されている。
図11に、残高推移算定ルールDB23056の論理構造を示す。口座を特定するための識別子である口座ID1101、残高推移算定の開始日を示す開始日1102、残高算定期間を示す期間1103等を含む。
図12に、処理結果通知ルールDB23057の論理構造を示す。口座を特定するための識別子である口座ID1201、通知先の情報(電子メールのアドレス、FAX番号等)を示す通知先1202、処理結果を通知するタイミングや条件を示すルールA1203、ルールB1204等を含む。なお、各ルールには、処理結果通知の際の詳細情報を記憶しており、図の例では、タイミングや期間、金額等を登録している。また、同一エントリに対して、複数のルールを登録してある場合には、通知の条件として、各々のルールの組み合わせ(AND、OR等の処理)を行なうことも考えられる。
図13に、カレンダDB23058の論理構造を示す。カレンダの日付を示す日付1301、当該日付における金融機関の営業/非営業を示す営業日区分1302を含む。
以下に、実施例の各処理ステップの一部に関し、詳細に説明する。
[ユーザ端末210:ステップ111]
図3は、ユーザ端末2102からの入力方法を示すイメージ図である。出力装置2103上の画面は、4つのエリア(ログイン情報の入力を受け付けるためのログイン情報入力エリア301、処理種別の入力を受け付けるための処理種別入力エリア302、処理種別詳細情報の入力を受け付けるための処理種別詳細情報入力エリア303、コマンドの入力を受け付けるためのコマンドエリア304)に分割されている。ユーザは、処理種別入力エリア302内の処理種別(入出金予定登録、定期入出金情報登録、処理結果通知ルール登録、残高推移算定等)を選択するとともに、処理種別詳細情報入力エリア303に、処理種別に応じて必要となる各種の情報を入力し、ログイン情報(口座情報提供システム230を利用するユーザを識別するためのユーザID、パスワード)を入力した上で、コマンドエリア304内のボタンを押下する。ユーザ端末210は、このとき入力された情報(ログイン情報、処理種別、処理種別詳細情報)を、処理要求とみなす。
[預金情報管理システム220:ステップ121]
入力機能2202から、預金情報(預金口座に対する入出金情報、引き落とし予約情報、振込み予約情報等)を入力する。ここで、引き落とし予約情報とは、金融機関が、公共機関やクレジットカード会社等からの引き落とし処理請求を受け付け、予め決められた日(将来)に、当該口座からの引き落としを実行するための情報である。また、振込み予約情報とは、ユーザの勤務先からの給与振込み依頼、証券会社からの分配金振込み依頼を受け付け、予め決められた日(将来)に、当該口座への振込み処理を実行するための情報である。一般に、前述の引き落とし処理請求や給与振込み依頼、分配金振込み依頼等は、実際に口座に対する入出金が実行される数週間から数日前までに、請求元や依頼元から、金融機関に対してMT等の形態で届けられ、金融機関側では、これに基づき、バッチ処理等の準備が行なわれる。つまり、入出金予約情報とは、金融機関側で管理する預金口座(一般的に、勘定系システム)において、入出金予約日に達した時点で入金、もしくは、出金処理を実行することが確定している情報を指す。
[預金情報管理システム220:ステップ122]
図14に、預金情報の更新処理フローを示す。ステップ121で入力された預金情報(預金口座に対する入出金情報、引き落とし予約情報、振込み予約情報等)から、預金情報更新処理種別を判定する(ステップ1221)。預金情報更新処理種別の判定結果が、「口座元帳情報の更新」である場合には(ステップ1222)、口座元帳情報の更新を行い(ステップ1223)、入出金予約情報の更新を行い(ステップ1224)、処理要求を作成する(ステップ1225)。ステップ1222で、「口座元帳情報の更新」でない場合には、ステップ1224に状態を移す。処理要求を作成する(ステップ1225)。
ここで、処理要求とは、口座元帳DB22042や入出金予約DB22041の更新に伴い、口座情報提供システム230内の口座残高DB23054、あるいは、入出金予定DB23052等への更新処理要求を送信するためのものである。
[口座情報提供システム230:ステップ132]
ステップ131で受信した処理要求に関し、処理要求送信者が口座情報提供システムを利用可能であるか否かを判断するために、処理要求送信者(ユーザ、あるいは、預金情報管理システム220)の認証を行なう。
処理要求送信者から送信されたユーザID、口座ID、パスワードと、ユーザ管理DB23051に記憶されているユーザID、口座ID、パスワードの組が一致するか否かを判定して、一致する場合には、処理要求送信者が、口座情報提供システムを利用可能であるとする。
[口座情報提供システム230:ステップ134]
受信した処理要求種別が、「口座情報の更新」であるか否かの判定を行なう。ここで、「口座情報の更新」には、ユーザ情報、入出金予定情報、入出金履歴情報、口座残高情報、定期入出金情報、残高推移算定ルール、処理結果通知ルールのうち、少なくともひとつ以上の情報の更新を指す。
[口座情報提供システム230:ステップ135]
図15に、口座情報の更新処理フローを示す。ステップ131で受信した処理要求を元に、口座情報更新処理要求送信者を判定する(ステップ1351)。口座情報更新処理要求送信者が、預金情報管理システム220である場合には、ステップ1353に状態を移し、そうでない場合には、ステップ1357に状態を移す(ステップ1352)。
口座残高情報の更新が必要か否かを判定し(ステップ1353)、必要である場合には、口座残高情報を更新する(ステップ1354)。ここで、口座残高情報の更新が必要な場合とは、預金情報管理システム220の口座元帳DB22042の更新に伴い、処理要求を受信した場合であり、また、入出金履歴情報の更新が必要な場合とは、預金情報管理システム220の入出金予約DB22041の更新に伴い、処理要求を受信した場合である。入出金履歴情報を更新し(ステップ1355)、ステップ1356に状態を移す。
定期入出金管理DB23055、および、入出金履歴DB23053から、当該入出金に関する情報を読み込むと共に、入出金予定DB23052を更新し(ステップ1356)、処理を終了する。
ステップ1352で、口座情報更新処理要求送信者が、預金管理システム220でない(送信者が、ユーザ端末210である)場合は、入出金予定情報23052の更新が必要か否かを判定する(ステップ1357)。入出金予定情報23052の更新が必要な場合には、ステップ1356に状態を移す。更新が不要な場合には、処理要求に従い、定期入出金管理DB23055、残高推移算定ルールDB23056、処理結果通知ルールDB23057の少なくともひとつ以上のDBで管理される情報に関し、情報の更新を行ない(ステップ1358)、処理を終了する。
[口座情報提供システム230:ステップ136]
図16に、残高推移の算定処理フローを示す。口座残高DB23054から、当該口座における口座残高情報を取得する(ステップ1361)。残高推移算定ルールDB23056から、残高算定期間を取得する(ステップ1362)。入出金予定DB23052から、残高算定期間における入出金予定情報を取得する(ステップ1363)。入出金予定情報を日別に並び替え(ステップ1364)、口座残高情報から取得した残高を初期値として、各入出金発生日における残高を算定し、残高予定ファイルに格納し、残高推移を作成したのち、処理を終了する(ステップ1365)。図18に残高予定ファイルのイメージ図を示す。入払ID1801、入出金処理予定日1802、金額1803、ステータス1804、残高予定1805等を含む。なお、当然のことながら、本残高推移算定の処理結果は、ファイルへの入出力を行なわずにメモリ上で展開されても良い。
[ユーザ端末210:ステップ114]
図17は、ユーザ端末2102での出力方法を示すイメージ図である。出力装置2103上の画面は、4つのエリア(口座IDを表示するためのエリア1701、残高推移算定ルールを表示するためのエリア1702、コマンドの入力を受け付けるためのエリア1703、残高推移算定結果を表示するためのエリア1704)に分割されている。図17では、ユーザ端末210から処理要求を入力した場合の出力例を示しており、入出金額(銀行側で確定したもの、ユーザが見込み額を入力したもの、システムによるデフォルト値等)が棒グラフで、残高推移が折れ線グラフで、それぞれ表示されている。図17では、確定値を白抜き(入金)と黒抜き(出金)で、また、デフォルト値をハッチングで示している。
なお、本実施例において、入出金予定DB23052の更新は、ユーザ端末210からのユーザ見込み情報(入出金額)の入力と送信、もしくは、預金情報管理システム220からの入出金予約情報の入力と送信がトリガとなり実行されているが、口座情報提供システム230からトリガを掛ける方法も考えられる。これは、例えば、ユーザ端末210、もしくは、預金情報管理システム220、以外のシステムに対し、入出金予定金額・日付等の情報を問合せするための機能を、口座情報提供システム230に付加することで実現可能である。具体的には、口座情報提供システム230に、カード会社の運営するWebサイト等へアクセスする情報(タイミング、情報を入手するためのID、パスワード等)を登録するとともに、当該Webサイトに掲載される引き落とし情報等を入手する機能により実現する。この場合、預金情報管理システム220に対して「確定情報」が送付される以前に、口座情報提供システム230では、引き落とし見込み額を入手することが可能となる。確定値と未確定値(デフォルト値や引き落とし見込み額等)を区別して表示することにより、ユーザは所定期間先までの口座残高を適切に把握できる。
また、本実施例では、ユーザ端末210、預金情報管理システム220、口座情報提供システム230は、各々、通信ネットワーク240を介して接続する例を示したが、口座情報提供システム230内に具備される各機能を、ユーザ端末210、あるいは、預金情報管理システム220内に実装することによっても、目的を達成することが可能である。
以上、説明したように、本実施例によれば、入出金情報(金額、日時等)に関する確度の変化に応じて、口座残高での入出金のステータスを変化させると共に、当該ステータスの更新に合わせて残高推移を算定し、必要に応じて、利用者に通知することにより、残高不足による引き落としの非実行や、余剰資金の発生を少なくすることができる。
本発明は、ユーザが銀行口座等の残高を確認するのに利用できる。
本発明を実施するための基本的な流れを示す処理フロー図である。 口座管理支援システムの全体イメージ図である。 ユーザ端末2102からの入力方法を示すイメージ図である。 口座元帳DBの論理構造を示す図である。 入出金予約DBの論理構造を示す図である。 ユーザ管理DB23051の論理構造を示す図である。 入出金予定DB23052の論理構造を示す図である。 入出金履歴情報DB23053の論理構造を示す図である。 口座残高DB23054の論理構造を示す図である。 定期入出金管理DB23055の論理構造を示す図である。 残高推移算定ルールDB23056の論理構造を示す図である。 処理結果通知ルールDB23057の論理構造を示す図である。 カレンダDB23058の論理構造を示す図である。 預金情報の更新処理フローを示す図である。 口座情報の更新処理フローを示す図である。 残高推移の算定処理フローを示す図である。 ユーザ端末での出力方法のイメージを示す図である。 残高予定ファイルのイメージを示す図である。
符号の説明
210 ユーザ端末
220 預金情報管理システム
230 口座情報提供システム
240 通信ネットワーク
2101、2201、2301 制御機能
2102、2202 入力機能
2103 出力機能
2104、2205、2306 通信機能
2203 預金情報管理機能
2204 預金情報記憶機能
2302 口座情報管理機能
2303 残高推移算定機能
2304 処理結果通知機能
2305 口座情報記憶機能

Claims (8)

  1. ユーザの口座を管理するための口座管理支援システムにおいて、
    ユーザの口座の残高を記憶する記憶装置と、
    口座情報の更新、提供に関する処理要求を受ける受付手段と、
    前記処理要求に応答して、前記記憶装置内の前記残高に基づいて処理結果通知を作成する処理手段と、
    通信ネットワークを介して前記処理要求の送信元へ処理結果通知を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする口座管理支援システム。
  2. 請求項1に記載の口座管理支援システムにおいて、
    前記受付手段は、前記処理要求をユーザ端末から受け付け、
    前記ユーザ端末から受け付ける前記処理要求は、入出金予定情報の更新、定期的入出金情報の登録、処理結果の通知ルールの登録、残高推移の算定の少なくとも1つを含むことを特徴とする口座管理支援システム。
  3. 請求項1又は2に記載の口座管理支援システムにおいて、
    前記受付手段は、前記処理要求を預金情報管理システムから受け付け、
    前記預金情報管理システムから受け付ける前記処理要求は、金融機関で管理される口座残高情報、もしくは、入出金予約情報等の更新に伴う、入出金予定情報の更新、口座残高座残高に関する情報の更新の少なくとも1つを含むことを特徴とする口座管理支援システム。
  4. 請求項1に記載の口座管理支援システムにおいて、
    前記処理手段は、入出金予定情報、口座残高情報、定期的入出金情報、残高推移算定ルール、処理結果通知ルール、カレンダ情報の少なくとも1つを登録又は更新することを特徴とする口座管理支援システム。
  5. 請求項1に記載の口座管理支援システムにおいて、
    前記処理手段は、一定期間における残高推移を算定することを特徴とする口座管理支援システム。
  6. 請求項1に記載の口座管理支援システムにおいて、
    前記処理手段は、一定期間における残高の平均値を算定することを特徴とする口座管理支援システム。
  7. 請求項1に記載の口座管理支援システムにおいて、
    前記処理手段は、一定期間における残高推移算定結果、一定期間における残高の平均値の少なくともつを元に、予めユーザが設定した条件に合致するか否かを判定し、
    前記送信手段は、前記処理手段の判定結果に応じて、前記処理結果を送信することを特徴とする口座管理支援システム。
  8. 請求項7に記載の口座管理支援システムにおいて、
    前記処理結果は、予め設定した残高の上限値、下限値等と、残高の差異に基づいて算定される情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする口座管理支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010113485A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Hitachi Ltd インターネットバンキングシステムの管理サーバ
JP2021064235A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 株式会社マネーフォワード 情報処理装置及びプログラム

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