JP2005140554A - 寸法測定方法、寸法測定装置および測定マーク - Google Patents

寸法測定方法、寸法測定装置および測定マーク Download PDF

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Abstract

【課題】 測定マークが1次元のライン・アンド・スペース以外のパターンで構成される場合でも、高精度でかつ迅速にその寸法を測定する。
【解決手段】 測定対象パターンと同一形状の孔パターンHPを測定方向に直交する方向に周期PYで配置して孔パターン列HX1とし、この孔パターン列HX1を測定方向に間隔SXで配置してマトリクスをなすように孔パターン列HX1〜HX4で構成された測定マークMK2Xに、周期PYを与える方向に直交する斜め方向から波長λの白色光を入射させ、その反射回折光の測定値から測定対象パターンの形状パラメータを算出する寸法測定において、PY≦aλ(aは約1/4の定数)が成立するように周期PYと波長λとの値を調整する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、寸法測定方法、寸法測定装置および測定マークに関し、例えば半導体装置の製造工程中に形成されるパターンの形状パラメータのスキャッテロメトリ(scatterometry)を対象とする。
半導体装置の製造工程においてパターンの寸法を測定する技術として、従来は、一次元のライン・アンド・スペースのパターンが形成された測定マークを利用する技術に実質的に限定されており、ホールパターンなど、任意の形状のパターンに適用することができなかった。
従来の技術について図13乃至図17を参照しながら説明する。
図13は、ライン・アンド・スペースの測定マークの一例を示し、同図(a)は平面図であり、同図(b)は(a)の切断線L−Lに沿った断面図である。同図に示す測定マークMK100は、半導体ウェーハWの上面に薄膜を成膜し、フォトリソグラフィおよびエッチング等を用いたプロセスを経てトレンチ溝TG1〜TG4が形成され、平面視において一次元のライン・アンド・スペースのパターンが形成されている。測定マークMK100において、各トレンチ溝TG1〜TG4は、それぞれ幅LX1〜LX4、段差DX1〜DX4で設けられているものとする。
図14は、従来の技術による寸法測定装置の一例を示すブロック図である。同図に示す寸法測定装置100は、光源110と、偏光子112と、ステージ140と、検光子114と、アレイ状の検出器116と、コンピュータ118と、メモリMR100とを備える。光源110は、白色光を発光する。ステージ140は、回転運動(RV方向)および並進運動(TR方向)によりウェーハWを移動する。検出器116は分光器を含む。メモリMR100は、複数の記憶領域を有し、後述する測定波形図を格納するとともに、トレンチ溝TG1〜TG4の幅LX1〜LX4の平均値LXaveの候補となるいくつかの値と、トレンチ溝TG1〜TG4の段差DX1〜DX4の平均値DXaveの候補となるいくつかの値をも格納している。
図14に示す寸法測定装置100を用いた、従来の寸法測定方法の一例について説明する。
まず、ステージ140により、R方向の回転運動およびTR方向の並進運動を組み合わせ、狙いの測定マークMK100に白色光が入射するようにウェーハWを移動する。図14に示す例では、ウェーハWは、そのノッチNTが紙面下側を向くように移動されている。
次に、光源110により白色光を発光させ、偏光子112を介して入射光Liとし、測定マークMK100に入射角θで斜め方向から入射させる。測定マークMK100からは反射回折光Lrが発生するので、検光子114を介して検出器116により、この反射回折光Lrが検出され、検出信号がコンピュータ118に送られる。コンピュータ118は、この検出信号を処理し、図15の破線ML100に示すように横軸が波長λで縦軸が反射光強度Iのグラフに測定波形をプロットし、メモリMR100に記憶させる。コンピュータ118はまた、メモリMR100からライン・アンド・スペースのトレンチパターンの幅の平均値LXaveの候補値と段差の平均値DXaveの候補値とを引き出してこれらの値を、例えばRCWAのような所定の理論モデルに代入し、図15に実線TL100で代表的に示すように、横軸が波長λで縦軸が反射光強度Iのグラフに理論波形を重ねてプロットし、プロットした理論波形のうち、測定波形ML100に最も近似する理論波形を特定し、この特定した理論波形を算出するときに入力した幅の平均値LXaveの候補値および段差の平均値DXaveの候補値を、測定値として出力する。
このように、従来の技術によれば、測定マークMK100を構成するようなライン・アンド・スペースのパターンを用いるため、これらのパターンから一次元のパターンの周期特性による回折光のみが生じ、RCWAのような従来の理論モデルで迅速にパターン寸法を算出することができた。
特開平9−203615号公報 特開平9−218018号公報 特開2000−304507号公報 特開平9−237812号公報 特開2002−116011号公報 特許−3361153号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ライン・アンド・スペース以外のパターンを測定マークに用いる場合には適用することができなかった。
例えば図16に示す測定マークMK120を構成する円柱状の孔パターンでは、測定する方向によって幅および段差の値が異なることがあり、これは、例えばX方向では幅LHX1〜LHX8、段差DHX1〜DHX8となり、例えばY方向では幅LHY1〜LHY8、段差DHY1〜DHY8となるように、X方向とY方向の双方、即ち、2次元の周期特性による回折光が生じるからである。このため、X方向の幅の平均値LHXave、X方向の段差の平均値DHXave,Y方向の幅の平均値LHYave、およびY方向の段差の平均値DHYaveの各候補値をRCWA法のような従来の理論モデルに入力しても理論モデルTLの候補波形を迅速に計算することができなかった。
また、限定された時間内で理論波形を計算しようとすると、図17に示す理論波形TL120のように測定波形ML120から大きくかけ離れたものになり、その結果、測定精度が著しく悪化するという問題があった。
この一方、測定精度を高めるためには、2次元の理論モデルを使用しなければならず、この場合は、その計算のために1次元の理論モデルの2乗の測定ステップが必要となるので、実用性に欠けていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、1次元のライン・アンド・スペース以外のパターンに対しても、その形状パラメータ(幅、段差等)を高い精度で迅速かつ簡単に測定できる寸法測定方法および寸法測定装置、並びにこのような寸法測定に使用できる測定マークを提供することにある。
本発明は、以下の手段により上記課題の解決を図る。
即ち、本発明によれば、
試料に形成された測定対象パターンの測定対象である寸法を与える任意の測定方向に直交する方向に、上記測定対象パターンの少なくとも一部と同一形状の測定用パターンを所定の周期で配置して形成された測定用パターン列が上記測定方向に所定の間隔で繰り返し配置されてマトリクスをなすように上記試料に形成された測定マークに、上記測定用パターン列の方向に直交する方向から光を入射させる手順と、
上記測定マークからの反射回折光を検出してその強度を測定する手順と、
上記測定対象寸法の候補となる複数の候補値から反射回折光の強度の理論値を算出する手順と、
上記複数の候補値のうち、測定された反射回折光の強度に最も近似する理論値を与える上記候補値を上記測定対象寸法の測定値として出力する手順と、
を備え、
上記測定マークに入射する光の波長と上記周期との関係は、上記パターン列が連続したラインパターンであると仮定した場合に発生する反射回折光と実質的に同一の反射回折光が上記測定マークから発生するように調整される、
寸法測定方法が提供される。
また、本発明によれば、
光を発光させる光源と、
試料に形成された測定対象パターンの測定対象である寸法を与える任意の測定方向に直交する方向に、上記測定対象パターンの少なくとも一部と同一形状の測定用パターンを所定の周期で配置して形成された測定用パターン列が上記測定方向に所定の間隔で繰り返し配置されてマトリクスをなすように上記試料に形成された測定マークに、上記測定用パターン列の方向に直交する方向から上記光を入射させる偏光手段と、
上記測定マークからの反射回折光を検出してその強度を測定する検出手段と、
上記測定対象寸法の候補となる複数の候補値の入力を受けて上記測定マークからの反射回折光の強度の理論値を算出し、測定された反射回折光の強度に最も近似する理論値を与える上記候補値を上記測定対象寸法の測定値として出力する演算手段と、
上記パターン列が連続したラインパターンであると仮定した場合に発生する反射回折光と実質的に同一の反射回折光が上記測定マークから発生するように、上記周期との間で上記入射光の波長を調整する波長制御手段と、
を備える、寸法測定装置が提供される。
さらに、本発明によれば、
試料に形成された測定対象パターンの少なくとも一部と同一形状の測定用パターンを含むように上記試料に形成され、光の入射を受けて反射回折光を発生させ、この反射回折光を用いた測定対象パターンの寸法測定に用いられる測定マークであって、
上記測定用パターンは、測定対象である寸法を与える任意の測定方向に直交する方向に所定の周期で配置されて測定用パターン列をなし、この測定用パターン列が上記測定方向に所定の間隔で繰り返し配置され、
上記周期の値は、上記パターン列が連続したラインパターンであると仮定した場合に発生する反射回折光と実質的に同一の反射回折光が上記測定マークから発生するように、上記入射光の波長との間で調整される、
測定マークが提供される。
以上詳述したとおり、本発明は、以下の効果を奏する。
即ち、本発明によれば、1次元のライン・アンド・スペース以外のパターンで構成される測定マークについても、高精度でかつ迅速にその寸法を測定することができる。
また、本発明によれば、1次元のライン・アンド・スペース以外のパターンで構成される場合でも、高精度でかつ迅速な寸法測定を可能にする測定マークが提供される。
以下、本発明の実施の形態のいくつかについて図面を参照しながら説明する。
(1)第1の実施の形態
図1(a)は、本実施形態による測定マークの一部の平面図であり、同図(b)は、(a)のA−A線に沿った断面図である。また、図2は、本実施形態による寸法測定装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す測定マークMK2Xは、半導体ウェーハWの上に膜材料で薄膜を成膜し、孔パターンHPをマトリクス状に配置したものである。孔パターンHPは、まずY方向に周期PYでライン状に孔パターン列HX1として配置され、この孔パターン列HX1が間隔SXでX方向に繰り返し並ぶように配置されて4列の孔パターン列HX1〜HX4でなるマトリクスをなす。これらの孔パターンHPのX方向の幅はそれぞれLHX1,HX2、LHX3,LHX4,…であり、X方向の段差はそれぞれDHX1,DHX2、DHX3,LHX4,…である。
X方向における孔パターン列2間の間隔SXは、これらの孔パターンHPと例えば同時に形成された本来の評価対象であるデバイスパターンの間隔に合致するよう設定される。また、Y方向の周期PYは本実施形態における特徴点であり、図2に示す寸法測定装置1による入射光Liの波長λの1/4以下に設定される。
図2に示す寸法測定装置1は、光源10と、偏光子12と、ステージ20と、検光子14と、分光器を含むアレイ状の検出器16と、コンピュータ18と、メモリMR2とを備える。光源10は、波長λの白色光を発光する。ステージ20は、図示しない駆動装置に駆動されて回転運動(RV)および並進運動(TR)によりウェーハWを移動する。メモリMR2は、コンピュータ18により作成された測定波形図を格納するとともに、孔パターンHPのX方向の幅LHX1,HX2、LHX3,LHX4,…の平均値LHXaveの候補となる複数の値と、孔パターンHPのX方向の段差DHX1,DHX2、DHX3,LHX4,…の平均値DHXaveの候補となる複数の値をも格納している。
次に、図1に示す測定マークMK2Xと図2に示す寸法測定装置1とを用いた寸法測定方法について説明する。
まず、ステージ20を用いて回転運動(RV)と並進運動(TR)により測定マークMK2Xに白色光が入射するようにウェーハWを移動する。図2に示す例では、ウェーハWは、そのノッチNTが紙面下側を向くように移動されている。
次に、光源10により波長λの白色光を発光させ、偏光子12を介して入射光Liとし、測定マークMK2Xに入射角θで斜め方向から入射させる。
ここで、前述したとおり、各孔パターン列HXにおける孔パターンHP間の周期PYが入射光Liの波長λの1/4以下に設定されているので、孔パターンHPのY方向における周期特性は反射回折光Lrにほとんど影響しない。即ち、本実施形態の測定マークMK2Xにおいて、Y方向における孔パターン列HXの孔パターン同士は光学的に分離されず、Y方向孔パターン列HXは、光学上、実質的にラインパターンと同様に機能する。従って、測定マークMK2Xからは、実質的に1次元のX方向の周期特性、即ち、幅LHX1,LHX2,LHX3,LHX4,…、段差DHX1,DHX2,DHX3,DHX4,…のラインパターンの反射回折光と実質的に同一の反射回折光Lrが発生する。
この反射回折光Lrを検光子14を介して検出器16が検出し、検出信号をコンピュータ18に供給する。コンピュータ18は、この検出信号を処理し、図3の破線に示すように、横軸が波長λで縦軸が反射光強度Iのグラフに測定波形ML2Xをプロットし、メモリMR2に記憶させる。コンピュータ18はまた、メモリMR2から孔パターンHPのX方向の幅LHX1,HX2、LHX3,LHX4,…の平均値LHXaveの複数の候補値とX方向の段差のDHX1,DHX2、DHX3,LHX4,…の平均値DHXaveの複数の候補値とを引き出してこれらの値を、例えばRCWAの理論モデルに代入し、横軸が波長λで縦軸が反射光強度Iのグラフに理論波形を測定波形ML2Xに重ねてプロットし、プロットした理論波形のうち、図3に実線で示すように、測定波形ML2Xに最も近似する理論波形TL2Xを特定し、この特定した理論波形を算出するときに入力した幅および段差の平均値LHXave,DHXaveの候補値を測定値として出力する。
このように、本実施形態によれば、孔パターンHPのX方向の幅および段差の形状パラメータを測定する場合には、孔パターンHPをY方向に周期PYで列をなすように配置し、かつ、この孔パターン列HXが間隔SXでX方向に繰り返し並ぶように配置して形成した測定マークMK2Xを用い、さらに周期PYを入射光の波長λの1/4以下の値に設定するので、光学上は上記マトリクス状の孔パターンHPが一次元のX方向のライン・アンド・スペースと同様に機能する。これにより、RCWA法のような従来の理論モデルでX方向の幅の平均値およびX方向の段差の平均値を簡単かつ迅速に算出でき、この結果、本来の評価対象パターンの寸法を高い精度でかつ迅速に測定することが可能になる。
以上の測定方法では、測定マークを構成する孔パターンHPの幅および段差をX方向において測定する場合について説明したが、これらの幅および段差をY方向において測定したい場合も、上記方法に準じて測定することができる。
即ち、図4に示すように、X方向に周期PXで配置された孔パターンHP2で構成される孔パターン列HY1がY方向に間隔SYでHY2,HY3,HY4,…と繰り返し配置された測定マークMK2Yを予め測定対象のウェーハW上に形成しておく。ここで、測定しようとする各孔パターンのY方向の幅は、図4(a)に示すように、LHY1,LHY2、LHY3,LHY4,…であり、Y方向の段差は、図4(b)に示すように、DHY1,DHY2、DHY3,DHY4,…である。さらに、上述した測定マークMK2Xと同様に、測定マークMK2Yにおける孔パターンHP2のY方向の間隔SYは、本来の評価対象であるデバイスパターンの間隔に合致する距離であり、測定マークMK2Yにおける孔パターンHPのX方向の周期PXは入射光Liの波長λの1/4以下に設定される。
測定時においては、まず、各孔パターン列HYのY方向の幅LHY1,LHY2、LHY3,LHY4,…の平均値LHYaveのいくつかの候補値および、各孔パターン列HYのY方向の段差DHY1,DHY2、DHY3,DHY4,…の平均値DHYaveのいくつかの候補値を予めメモリMR2に格納しておく。次に、孔パターン列HY1〜HY4が入射光Liの入射方向に対して所定の角度と位置関係になるようにウェーハWと測定装置1の光学系との相対位置を調整する。図5に示す例では、ステージ20の回転運動(RV)と並進運動(TR)により、ウェーハWのノッチNTが紙面右側を向くようにウェーハWを移動させることにより、上記相対関係を調整する。これにより、光源10から発光した白色光は、各孔パターン列HY内で孔パターンHPを互いに結ぶ方向、即ち、周期PXを与える方向に直交する方向から入射角θで測定マークMK2Yに入射する。
その後は、上述した測定マークMK2Xでの測定と同様に、測定マークMK2Yからの反射光Lrの反射回折光強度を測定してその測定波形ML2Yを求め、この一方、孔パターン列HYのY方向の幅の平均値LHYaveのいくつかの候補値および、孔パターン列HYのY方向の段差の平均値DHYaveのいくつかの候補値から、例えば従来のRCWA法の理論モデルを用いて理論波形のいくつかの候補を算出し、例えば図6に示すように、候補の理論波形のうちで最も測定波形ML2Yに近似する理論波形TL2Yを特定し、この理論波形TL2Yを与える平均値LHYave,DHYaveの候補値を測定値として出力する。
このように、本実施形態によれば、孔パターンHPのY方向の幅および段差の形状パラメータを測定する場合、孔パターンHPをX方向に周期PXで列をなすように配置し、かつ、この孔パターン列HYが間隔SYでY方向に繰り返し並ぶように配置して形成した測定マークMK2Yを用い、さらに周期PXを入射光の波長λの1/4以下の値に設定するので、光学上は上記マトリクス状の孔パターンが一次元のY方向のライン・アンド・スペースと同様に機能する。これにより、RCWA法のような従来の理論モデルでY方向の幅の平均値およびY方向の段差の平均値を簡単かつ迅速に算出でき、この結果、本来の評価対象パターンの寸法を高い精度でかつ迅速に測定することが可能になる。
(2)第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について図7および図8を参照しながら説明する。
図7は、本実施形態の測定マークの概略構成の説明図であり、図8は、図7に示す測定マークを用いた寸法測定方法の説明図である。
まず、図7に示すように、本実施形態において、測定マークMKP1,MKP2,…,MKPnは、任意の測定方向R1,R2,…,Rnに対応して半導体ウェーハWの周辺領域に設けられる。図7に示す例において、測定方向R1,R2,…,Rnは、ウェーハWの径方向に合致する。各測定マークMKP1,MKP2,…,MKPnは、各測定方向R1,R2,…,Rnにそれぞれ直交する方向T1,T2,…,Tnに周期PT1,PT2,…,PTnでそれぞれ配置された孔パターンHPがそれぞれの孔パターン列を構成し、これらの孔パターン列はそれぞれR1,R2,…,Rn方向に間隔SR1,SR2,…,SRnでそれぞれ繰り返し配置されることにより、測定マークMKP1,MKP2,…,MKPnをそれぞれ構成する。上述した第1の実施の形態と同様に、各測定マークの孔パターン列内のパターン周期PT1,PT2,…,PTnは、入射光の波長λの1/4以下の値にそれぞれ設定され、また、各測定マークにおける孔パターン列間の間隔SR1,SR2,…,SRnは、評価対象であるデバイスパターンの間隔に合致するようそれぞれ設定される。従って、光学的見地から見るといずれの測定マークについても孔パターン列はライン・アンド・スペースの各ラインパターンとみなすことができる。
図7に示す測定マークMKP1,MKP2,…,MKPnを用いた寸法測定方法は、以下の通りである。
まず、寸法測定装置1(図8参照)のメモリMR2に、各測定マーク毎に形状パラメータの候補値を予め格納しておく。例えば、測定マークMKP2であれば、測定方向R2における孔パターンHPの幅LHR21〜LHR24および段差DHR21〜DHR24(図示せず)の各平均値LHR2aveおよびDHR2aveに対する候補値をいくつか格納しておく。
測定に際しては、例えばここで測定マークMKP2を取り上げると、(T2方向の)孔パターン列HR21〜HR24が入射光Liの入射方向に対して所定の角度と位置関係になるようにウェーハWと測定装置1の光学系との相対位置を調整する。図8に示す例では、ステージ20の回転運動(RV)と並進運動(TR)により、ウェーハWのノッチNTが紙面右下側を向くようにウェーハWを移動させることにより、上記相対関係を調整する。これにより、光源10から発光した白色光は、例えば孔パターン群HR21内の孔パターンHPを互いに結ぶ方向、即ち、周期PT2を与える方向に直交する方向から入射角θで測定マークMKP2に入射する。
その後は、上述した測定マークMK2X,MK2Yでの各測定と同様に、測定マークMKP2からの反射光Lrの反射回折光強度を測定してその測定波形を求め、この一方、孔パターン列HR21〜HR24のR2方向の幅の平均値LHR2aveのいくつかの候補値および、孔パターン列HR21〜HR24のR2方向の段差の平均値DHR2aveのいくつかの候補値から、例えば従来のRCWA法の理論モデルを用いて理論波形のいくつかの候補を算出し、算出した候補理論波形のうちで測定波形に最も近似する理論波形を特定し、この特定した理論波形を与える平均値LHR2ave,DHR2aveの候補値を測定値として出力する。
その他の測定マークについても、上述した測定マークMKP2に準じて測定すれば良い。
このように、本実施形態によれば、任意の測定方向R1,R2,…,Rnに対応する方向に形成された測定マークMKP1,MKP2,…,MKPnを半導体ウェーハW上に設けるので、評価対象のデバイスパターンの配置方向に対応する測定マークを選択することにより、その形状パラメータを迅速かつ高精度で測定することができる。
(3)第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について図9〜図11を参照しながら説明する。上述した実施形態では、円柱状の孔パターンHPを測定する場合について説明したが、本発明はこれらの形状に限ることなく、任意の形状のパターンに適用することができる。
図9は、評価対象のデバイスパターンの一例を示す平面図である。同図に示すパターンPmkは、3つのパターンP2,P4およびP6を連ねて配置したものである。このような形状の評価対象パターンに対して、パターンP2の短手方向の幅HS1を測定したい場合は、図10に示すように、幅HS1のパターンP2を、幅HS1を与える方向に直交する方向に入射光の波長λの1/4以下の周期Phs1で配置したパターン列を幅HS1の方向に繰り返し配置して構成した測定マークを準備すればよい。
また、図9に示すパターンPmkにおいて、幅HS1と平行な方向における最大幅HS2を測定したい場合には、図11の平面図に示すように、パターンPmkを幅HS2を与える方向に直交する方向に入射光の波長λの1/4以下の周期Phs2で配置してパターン列とし、このパターン列を幅HS2の方向に繰り返し配置して構成した測定マークを準備すればよい。
図10および図11のいずれの測定マークについても、上述した第1および第2の実施の形態で用いた測定方法を適用できるので、従来の理論モデルで理論波形の候補を簡単に算出することができる。これにより、任意の形状のパターンについても、迅速かつ高精度でその寸法を測定することが可能になる。
(4)第4の実施の形態
上述した実施形態では、測定マークに対して斜め方向から光を入射させるエリプソ配置の光学系を用いてパターン寸法を測定する形態について説明した。しかしながら、本発明はこれらの形態に限ることなく垂直入射の分光反射光学系を用いる場合にも適用可能である。このような分光反射光学系を用いてパターン寸法を測定する形態について図12を参照しながら説明する。
図12は、垂直入射の分光反射光学系を備える寸法測定装置の実施の一形態のブロック図である。同図に示す寸法測定装置3は、光源30と、偏光子32と、偏光子回転駆動機構42と、ハーフミラーHMと、駆動装置(図示せず)に駆動されるステージ40と、検光子34と、検光子回転駆動機構44と、分光器を含むアレイ状の検出器36と、コンピュータ38と、メモリMR4とを備える。光源10は、波長λの白色光を発光する。ハーフミラーHMは、偏光子32を通過した白色光を反射させて測定マークに垂直に(θ=0)入射させる。この一方、ハーフミラーHMは測定マークからの反射回折光をそのまま通過させて検光子34を介して検出器36に検出させる。偏光子回転駆動機構42は、光源30からハーフミラーHMに至る光路を中心軸として偏光子32を回転運動により回転させ、これにより、測定マークのパターン列と平行または垂直な電場が測定対象上に形成されるように、一次光学系と測定対象との相対的位置関係を調整する。この調整は、偏光子32の回転に限ることなく、検光子回転駆動機構44により反射回折光の光路を中心軸として検光子34を回転させることによっても実現可能である。メモリMR4は、前述したメモリMR2と同様に、コンピュータ38により作成された測定波形図を格納するとともに、測定マークを構成するパターンの所望の測定方向における形状パラメータの候補値をも格納する。
図12に示す寸法測定装置3を用いた寸法測定方法は、上述した実施形態と実質的に同一であるため、その説明は省略する。
図12に示すような垂直入射の分光反射光学系を備える寸法測定装置を用いても、測定方向に直交する方向の周期が入射光λの1/4以下であるパターン列を測定方向に繰り返し配置した測定マークを使用すれば、従来の理論モデルで理論波形の候補を簡単かつ迅速に算出することができる。これにより、評価対象のデバイスパターンの形状パラメータを高い精度でかつ迅速に測定することが可能になる。
(5)半導体装置の製造方法
上述した寸法測定方法を半導体装置の製造工程に用いることにより、評価対象パターンの寸法を高い精度でかつ迅速に測定できるので、高い歩留まりで半導体装置を製造することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記形態に限ることなく、その技術的範囲内で種々変形して適用することができる。例えば、第1および第2の実施形態ではステージの回転運動および並進運動によりウェーハWを移動することにより、測定装置の光学系と測定マークとの相対的位置関係を調整したが、この態様に限ることなく、第4の実施形態と同様に、発光から入射までの一次光学系および反射回折光の発生からその検出までの二次光学系のうちの少なくともいずれかを回転させることにより、上記相対的位置関係を調整しても良い。また、上述した実施形態では、測定マークのパターン列と平行または垂直な電場が測定対象上に形成されるように、上記相対的位置関係を調整することとしたが、入射光の電場面とパターン列との角度はこれら平行および垂直な場合に限るものでなく、本願発明は分光エリプソメトリで適用される寸法測定にも適用可能である。この場合は、例えば所定の範囲の角度ψa〜ψbを設定し、電場面がパターン列との間でこの角度ψa〜ψbをなすように入射光をパターン列に順次照射し、それぞれの反射回折光強度Ia〜Ibを測定し、得られた反射回折光強度Ia〜Ibから、パターン列に対して平行および垂直に入射光を照射した場合の反射回折光の位相差Δおよび振幅比Φを検出すればよい。さらに、上述した実施形態では波長選択手段として分光器を用いる場合を取り上げたが、これに限ることなく、分光器に代えて例えば波長フィルタを用いても良い。
(a)は、本発明の第1の実施の形態による測定マークの一部の平面図であり、同図(b)は、(a)のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施の形態による寸法測定装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による寸法測定方法により得られた測定波形および理論波形 の一例を示すグラフである。 (a)は、本発明の第1の実施の形態による測定マークの他の一部の平面図であり、同図(b)は、(a)のB−B線に沿った断面図である。 図4に示す測定マークと入射光の入射方向との位置関係の調整方法を示すブロック図である。 図4に示す測定マークと図2に示す寸法測定装置により得られた測定波形および理論波形の一例を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態による測定マークの概略構成の説明図である。 図7に示す測定マークを用いた寸法測定方法の説明図である。 評価対象のデバイスパターンの一例を示す平面図である。 任意の形状のパターンで構成される測定マークの一例を示す平面図である。 任意の形状のパターンで構成される測定マークの他の一例を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態による寸法測定装置の概略構成を示すブロック図である。 従来の技術による測定マークの一例を示す図である。 従来の技術による寸法測定装置の一例を示すブロック図である。 従来の技術による寸法測定方法の一例を説明する波形図である (a)は、円柱状の孔パターンで構成される測定マークの一例の平面図であり、同図(b)は、(a)のM−M線に沿った断面図であり、同図(c)は(a)のN−N線に沿った断面図である。 従来の技術による寸法測定方法の問題点を説明する波形図である。
符号の説明
1,3 寸法測定装置
10,30 光源
12,32 偏光子
14,34 検光子
16,36 検出器
18,38 コンピュータ
20,40 ステージ
42 偏光子回転駆動機構
44 検光子回転駆動機構
HP 孔パターン
HX1〜HX4,HY1〜HY4,HR21〜HR24 孔パターン列
Li 入射光
Lr 反射回折光
NT ノッチ
MK2X,MK2Y,MKP1〜MKP4 測定マーク
MR2,MR4 メモリ
PX X方向の孔パターン列の周期
PY Y方向の孔パターン列の周期
R1,R2,R3,R4,…,Rn 測定方向(評価対象であるデバイスパターンの間隔を与える方向)
T1,T2,T3,T4,…,Tn 測定方向に直交する方向
SX 孔パターン列のX方向における間隔
SY 孔パターン列のY方向における間隔
W ウェーハ

Claims (7)

  1. 試料に形成された測定対象パターンの測定対象である寸法を与える任意の測定方向に直交する方向に、前記測定対象パターンの少なくとも一部と同一形状の測定用パターンを所定の周期で配置して形成された測定用パターン列が前記測定方向に所定の間隔で繰り返し配置されてマトリクスをなすように前記試料に形成された測定マークに、前記測定用パターン列の方向に直交する方向から光を入射させる手順と、
    前記測定マークからの反射回折光を検出してその強度を測定する手順と、
    前記測定対象寸法の候補となる複数の候補値から反射回折光の強度の理論値を算出する手順と、
    前記複数の候補値のうち、測定された反射回折光の強度に最も近似する理論値を与える前記候補値を前記測定対象寸法の測定値として出力する手順と、
    を備え、
    前記測定マークに入射する光の波長と前記周期との関係は、前記パターン列が連続したラインパターンであると仮定した場合に発生する反射回折光と実質的に同一の反射回折光が前記測定マークから発生するように調整される、
    寸法測定方法。
  2. 前記入射光の波長をλとし、前記周期をPとすると、これらの間には関係式
    P≦aλ (aは約1/4の定数)
    が成り立つことを特徴とする請求項1に記載の寸法測定方法。
  3. 前記周期をPとし、前記入射光の波長をλとすると、関係式
    P≦aλ (aは約1/4の定数)
    が成り立つように、波長λの値が選択されることを特徴とする請求項1に記載の寸法測定方法。
  4. 光を発光させる光源と、
    試料に形成された測定対象パターンの測定対象である寸法を与える任意の測定方向に直交する方向に、前記測定対象パターンの少なくとも一部と同一形状の測定用パターンを所定の周期で配置して形成された測定用パターン列が前記測定方向に所定の間隔で繰り返し配置されてマトリクスをなすように前記試料に形成された測定マークに、前記測定用パターン列の方向に直交する方向から前記光を入射させる偏光手段と、
    前記測定マークからの反射回折光を検出してその強度を測定する検出手段と、
    前記測定対象寸法の候補となる複数の候補値の入力を受けて前記測定マークからの反射回折光の強度の理論値を算出し、測定された反射回折光の強度に最も近似する理論値を与える前記候補値を前記測定対象寸法の測定値として出力する演算手段と、
    前記パターン列が連続したラインパターンであると仮定した場合に発生する反射回折光と実質的に同一の反射回折光が前記測定マークから発生するように、前記周期との間で前記入射光の波長を調整する波長制御手段と、
    を備える、寸法測定装置。
  5. 前記入射光の電場面が前記測定用パターン列の方向との間で所定の角度をなすことにより、前記測定マークから一次元の反射回折光が得られるように、前記偏光手段および前記検出手段の少なくとも一つと前記測定マークとの相対的位置関係を調整する位置調整手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項4に記載の寸法測定装置。
  6. 試料に形成された測定対象パターンの少なくとも一部と同一形状の測定用パターンを含むように前記試料に形成され、光の入射を受けて反射回折光を発生させ、この反射回折光を用いた測定対象パターンの寸法測定に用いられる測定マークであって、
    前記測定用パターンは、測定対象である寸法を与える任意の測定方向に直交する方向に所定の周期で配置されて測定用パターン列をなし、この測定用パターン列が前記測定方向に所定の間隔で繰り返し配置され、
    前記周期の値は、前記パターン列が連続したラインパターンであると仮定した場合に発生する反射回折光と実質的に同一の反射回折光が前記測定マークから発生するように、前記入射光の波長との間で調整される、
    測定マーク。
  7. 前記入射光の波長をλとし、前記周期の値をPとすると、関係式
    P≦aλ (aは約1/4の定数)
    が成り立つように、周期Pの値が選択されることを特徴とする請求項6に記載の測定マーク。
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