JP2005140342A - 密閉形スラスト動圧軸受 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ハウジング2内に回転体3のフランジ1を密封状態で収納する。上記フランジ1の上下両端面5,6にV字形の動圧発生溝8を設けると共に、上記フランジ1には動圧発生溝8より径方向内側に軸方向に貫通する複数の孔11を設ける。また、上記孔11の断面積の総和が環状領域7面積の少なくとも1/30とする。さらに、上記フランジ1の下側の端面6に対向するハウジング2の受面12には油溜まり13を設ける。
【選択図】図1
Description
上記フランジは、上記スラスト動圧軸受部の動圧発生溝が設けられた環状領域よりも径方向内側に軸方向に貫通する少なくとも1つの孔を備え、上記孔は上記軸体側のフランジの端面に形成されるスラスト軸受部と上記ラジアル動圧軸受部との間に開孔することを特徴としている。
上記フランジは、上記スラスト動圧軸受部の動圧発生溝が設けられた環状領域よりも径方向内側に軸方向に貫通する少なくとも1つの孔を備え、上記孔は上記軸体側のフランジの端面に形成されるスラスト軸受部と上記ラジアル動圧軸受部との間に開孔しているので、回転体の軸が鉛直状態で回転体が回転すると、上記フランジの上側の端面とハウジングの受面との間の作動流体が、上記フランジを貫通する孔を通ってフランジの下側の端面とハウジングの受面との間に補給されるので、動圧発生溝に十分な作動流体を供給できる。したがって、フランジの軸方向の支持を行う動圧が十分に発生して、スラスト動圧軸受としての機能を果たすことができ、また、フランジの下側の端面とそれに対向するハウジングの受面とが損傷することがない。
5…フランジの上側の端面、 6…フランジの下側の端面、 7…環状領域、
8…動圧発生溝、 11…孔、 12…ハウジングの受面、
13…油溜まり。
Claims (7)
- 軸体とこの軸体の一端に設けられたフランジとから成る回転体と、この回転体のフランジを密閉状態で収納するハウジングとを備え、上記フランジの端面またはこの端面に対向する上記ハウジングの受面に動圧発生溝が設けられている密閉形スラスト動圧軸受において、
上記フランジは、上記動圧発生溝が設けられた環状領域よりも径方向内側に軸方向に貫通する少なくとも1つの孔を備えていることを特徴とする密閉形スラスト動圧軸受。 - 請求項1に記載の密閉形スラスト動圧軸受において、
上記孔の断面積の総和が上記環状領域の少なくとも1/30であることを特徴とする密閉形スラスト動圧軸受。 - 請求項1または2に記載の密閉形スラスト動圧軸受において、
上記フランジの端面に対向するハウジングの受面に、上記環状領域に少なくとも部分的に対向あるいは重なる油溜まりを備えていることを特徴とする密閉形スラスト動圧軸受。 - 軸体とこの軸体の一端に設けられたフランジとから成る回転体と、この回転体のフランジを密閉状態で収納するハウジングとを備え、
上記フランジの両側の端面またはこの端面に対向する上記ハウジングの両側の受面に軸側から作動流体を引き込む形状のスラスト動圧軸受部の動圧発生溝が設けられ、上記軸体と上記軸体に対向する上記ハウジングの内周面との間にはラジアル動圧軸受部を備え、
上記フランジ及び上記フランジから連なる上記ラジアル動圧軸受部までの軸体は上記ハウジングと上記ラジアル動圧軸受部によって密閉された空間内にあり、
上記密閉された空間及び上記ラジアル動圧軸受部には作動流体が連続して充填され、
上記ラジアル動圧軸受部は回転体の回転時にフランジ側から作動流体を引き込む形状の動圧流体溝を備えている密閉形スラスト動圧軸受において、
上記フランジは、上記スラスト動圧軸受部の動圧発生溝が設けられた環状領域よりも径方向内側に軸方向に貫通する少なくとも1つの孔を備え、上記孔は上記軸体側のフランジの端面に形成されるスラスト軸受部と上記ラジアル動圧軸受部との間に開孔することを特徴とする密閉形スラスト動圧軸受。 - 請求項4に記載の密閉形スラスト動圧軸受において、
上記孔の断面積の総和が上記環状領域の少なくとも1/30であることを特徴とする密閉形スラスト動圧軸受。 - 請求項4または5に記載の密閉形スラスト動圧軸受において、
上記フランジの端面に対向するハウジングの受面に、上記環状領域に少なくとも部分的に対向あるいは重なる油溜まりを備えていることを特徴とする密閉形スラスト動圧軸受。 - 請求項4乃至6のいずれか1つに記載の密閉形スラスト動圧軸受において、
上記スラスト動圧軸受部の動圧発生溝がV字形の動圧発生溝であることを特徴とする密閉形スラスト軸受。
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JP2005044751A JP2005140342A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 密閉形スラスト動圧軸受 |
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JP2005044751A JP2005140342A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 密閉形スラスト動圧軸受 |
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JP00018097A Division JP3732605B2 (ja) | 1997-01-06 | 1997-01-06 | 密閉形スラスト動圧軸受 |
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JP2005140342A true JP2005140342A (ja) | 2005-06-02 |
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Family Applications (1)
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JP2005044751A Pending JP2005140342A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 密閉形スラスト動圧軸受 |
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2005
- 2005-02-21 JP JP2005044751A patent/JP2005140342A/ja active Pending
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