JP2005140260A - 真空比例開閉弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ポート22に連通したバルブボディ21の内壁面に弁座面24が形成され、そのバルブボディ21と駆動部10とが一体になって、その駆動部10の動作によって弁体25を弁座面24に対して当接・離間させるものであって、弁体25は、弁座面24に対してOリング26を当接させてシールするものであり、そのOリング26が当接する弁座面24の塗料30がコーティングされた真空比例開閉弁1。
【選択図】 図3
Description
しかしながら、PTFEでOリングをコーティングした場合、シール効果が落ちてしまい閉弁時の漏れ量が許容量を超えてしまった。一方、固着防止のためだけにヒータを設けるのはコストの面で好ましいものではなかった。
また、本発明の真空比例開閉弁は、前記弁座面にフッ素樹脂が配合された塗料がコーティングされたものであることを特徴とする。
このとき、弁座面には塗料がコーティングされているため、表面の凹凸が例えば摩擦係数が低いフッ素樹脂配合の塗料によって埋められ、そこにゴムのOリングが押し当てられても物理的な固着が防止される。そして、弁体のOリングはゴムそのままの弾性を有しているため、閉弁時には弁座面に気密に当接して流体の漏れを高いレベルで抑えるシール性を有する。
真空比例開閉弁1は、駆動部10と弁部20とから構成されている。駆動部10は、シリンダチューブ11内にベロフラム12と一体のピストン13が挿入され、そのピストン13は、復帰バネ14によって下向に付勢され、逆に作動エアのエア圧が復帰バネ14の付勢力に抗してピストン13を上昇させるように加圧室15が形成されている。そして、ピストン13にはスライドレバー18を介してポテンショメータ19が連結され、上下の移動位置が計測できるようになっている。
そして、駆動部10のピストン13には、その中心を貫通してピストンロッド16が固定され、ボディ21内にまで延びた下端に弁体25が固定されている。弁体25には、弁座面24に対して気密に当接するシール部材としてOリング26が保持されている。
弁座面24は、前述したように旋盤によって平らな面が形成されているが、そこには極めて細かい溝などの凹凸が生じている。Oリング26の固着は、この溝にゴムからなるOリング表面が弾性を失うことにより入り込んでならってしまい、吸着状態になってしまうことにより起きると考えられる。そこで、Oリング26にPTFEをコーティングして表面を非粘着性にすることは従来からの案であるが、これでは後述する実験結果にも現れているようにシール性が十分でなかった。その原因は、表面のコーティングに微細な亀裂のようなものが入ってしまい、そこから僅かでも漏れが生じてしまっていると考えられる。
先ず図1に示すようにピストン13が復帰バネ14によって押さえ付けられ、Oリング26が弁座24に当接して閉弁状態になっている。そして、これにシリンダチューブ11へ作動エアが供給されてピストン13が押し上げられると、それに伴ってピストンロッド16が引き上げられて弁体25が持ち上げられ、真空比例開閉弁1が開弁状態になる。
真空チャンバ110内を真空引きする場合には、一気に弁を開けてしまったのでは真空チャンバ110内のパーティクルを巻き上げてしまうため、先ずは弁開度を小さくし、狭い流路をつくって流体圧力を安定させる。このとき、Oリング26は弁座面24に固着することはないため、弁の開度を微小量変化させることができる。
また、コーティングによる固着防止によって真空比例開閉弁1にヒータを装着する必要がなくなり、コストを抑えることにもなった。
10 駆動部
13 ピストン
20 弁部
21 バルブボディ
22 入力ポート
23 出力ポート
24 弁座面
25 弁体
26 Oリング
30 塗料
Claims (2)
- ポートに連通したバルブボディの内壁面に弁座面が形成され、そのバルブボディと駆動部とが一体になって、その駆動部の動作によって弁体を弁座面に対して当接・離間させる真空比例開閉弁において、
前記弁体は、弁座面に対してOリングを当接させてシールするものであり、そのOリングが当接する弁座面は、塗料がコーティングされたものであることを特徴とする真空比例開閉弁。 - 請求項1に記載する真空比例開閉弁において、
前記弁座面には、フッ素樹脂が配合された塗料がコーティングされたものであることを特徴とする真空比例開閉弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378236A JP2005140260A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 真空比例開閉弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378236A JP2005140260A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 真空比例開閉弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005140260A true JP2005140260A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34688687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003378236A Pending JP2005140260A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 真空比例開閉弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005140260A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006132318A1 (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-14 | Tokyo Electron Limited | 弁体、バルブ、切替えバルブおよびトラップ装置 |
JP2011087734A (ja) * | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Nohmi Bosai Ltd | フォームチャンバ |
JP2011241882A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Ckd Corp | 真空制御バルブ及び真空制御システム |
JP2012160168A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-23 | Ckd Corp | 真空圧力制御装置 |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003378236A patent/JP2005140260A/ja active Pending
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