JP2005140246A - 水栓器具へのサプライ管の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】水栓器具に水,湯を供給するサプライ管を水栓器具に対してねじ込接続によらないで簡単な作業で接続できるとともに、接続したサプライ管を取り外す必要が生じたときに簡単これをなし得るサプライ管の接続構造を提供する。
【解決手段】水栓器具の嵌入孔42内にサプライ管16の嵌入部44を水密に嵌入させるとともに、サプライ管16を挿通させ保持する保持孔62及び水栓器具の掛止凹部64に弾性的に掛止する掛止突部60を有する抜止部材56を水栓器具に固定してサプライ管16の鍔部46を支持するようになす。またその掛止突部60には掛止凹部64への掛止を解除する力を加えるための解除操作部66を設けておく。
【選択図】 図4

Description

この発明は水栓器具に対して水又は湯を供給するサプライ管の水栓器具への接続構造に関する。
水栓器具に対して水又は湯を供給するサプライ管の接続構造として、従来図11に示すようなねじ結合による接続構造が用いられていた。
同図において200は水栓器具、202は水又は湯を水栓器具200に供給するためのサプライ管で上端部に雄ねじ部204と環状溝206が設けてあり、その環状溝206にシール材としてのOリング208が装着されている。
この接続構造では、サプライ管202を水栓器具200の嵌入孔210に嵌入し、雄ねじ部204を水栓器具200に形成した雌ねじ部212にねじ込んで、水栓器具200に接続する。
この接続構造においては、雄ねじ部204若しくは雌ねじ部212に接着剤を塗った上でサプライ管202を水栓器具200に対してねじ込接続する。
その接続状態ではOリング208が嵌入孔210の内面に弾性接触して、サプライ管202と水栓器具200との間を水密にシールする。
この種のねじ込式によるサプライ管の水栓器具への接続構造については、例えば下記特許文献1に開示されている。
しかしながらこのねじ込式による接続構造の場合、接着剤を雄ねじ部204又は雌ねじ部212に塗る作業が必要であるとともに、接続の際にサプライ管202全体を何回も回転操作しなければならず、接続作業が面倒である上に、一旦サプライ管202を水栓器具200に接続してしまうと、組付け直しの必要が生じた場合等においてサプライ管202を水栓器具200から取り外すことが難しいといった問題があった。
このようなことから、ねじ結合によらないでサプライ管を水栓器具に接続するための接続構造が従来種々提案されている。
例えば下記特許文献2には、水栓器具への配管接続構造の発明が示され、そこにおいて水栓器具の嵌入孔内にサプライ管の嵌入部を嵌入させ、その状態で抜止部材を水栓器具に固定してサプライ管を水栓器具から抜止めし、サプライ管と水栓器具とを接続するようになした点が開示されている。
ここで抜止部材には、サプライ管を挿通させ保持する保持孔及び水栓器具の内部に形成した掛止凹部に弾性的に掛止する掛止突部とを設け、サプライ管に形成した外向きの鍔部を抜止部材により嵌入部とは反対側で支持しつつ、その抜止部材に設けた掛止突部を水栓器具の掛止凹部に掛止させて抜止部材自身を水栓器具に固定し、以ってサプライ管の水栓器具からの抜けを防止するようにしている。
また下記特許文献3にも、同じく保持部材(抜止部材)にてサプライ管の鍔部を支持し且つその保持部材を水栓器具に固定状態とすることによって、サプライ管を水栓器具に対し抜止状態に接続するようになした点が開示されている。
しかしながらこれら特許文献2,特許文献3に開示の接続構造では、一旦水栓器具に接続したサプライ管を水栓器具から取り外すことについては考えられておらず、サプライ管を取り外す必要が生じたときにその取外しが困難である問題がある。
例えばサプライ管の組付け直しやサプライ管と水栓器具との接続部分を水密にシールするOリング等のシール部材が劣化したりしてシール機能が低下し、そのシール部材の取換えが必要となったとき、或いはサプライ管自体の取換えが必要となったりしたとき、また廃却に際してサプライ管と水栓器具とを分解する必要が生じたとき、水栓器具からのサプライ管の取外しが困難であるためにそれらの作業が困難である問題がある。
特許第3363310号公報 実開平6−73558号公報 特開2000−193118号公報
本発明はこのような事情を背景とし、サプライ管を水栓器具に対してねじ込接続によらないで簡単な作業で接続することができるとともに、水栓器具に接続したサプライ管を取り外す必要が生じたときに簡単これをなすことのできるサプライ管の接続構造を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、水栓器具の嵌入孔内に、該水栓器具に対して水又は湯を供給するサプライ管の嵌入部を水密に嵌入させるとともに、該サプライ管を挿通させ保持する保持孔及び該水栓器具の内部に形成した掛止凹部に弾性的に掛止する掛止突部を有し、該サプライ管の外向きの鍔部を前記嵌入部とは反対側で支持する抜止部材を該掛止突部において該水栓器具に固定し、該サプライ管を該水栓器具に接続するようになした水栓器具へのサプライ管の接続構造において、前記掛止突部には、前記掛止凹部への掛止を解除する力を加えるための解除操作部が設けてあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記保持孔は前記抜止部材の外周面で開口する切欠形状をなしており、前記サプライ管を該抜止部材に対して側方から該保持孔内に挿入可能となしてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記抜止部材が、前記サプライ管の鍔部を支持する支持部材と、前記掛止突部を有する該支持部材とは別体をなす掛止部材とを含んで構成してあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、抜止部材における掛止突部に水栓器具の掛止凹部への掛止を解除する力を加える解除操作部を設けたもので、本発明によれば、水栓器具に接続したサプライ管を組み付け直す必要が生じたとき、或いはシール部材の交換その他接続部分のメンテナンスが必要となったり、サプライ管を取り換える必要が生じたとき、更には水栓器具とサプライ管とを分解する必要が生じたとき等において、簡単にサプライ管を水栓器具から取り外すことができ、サプライ管の組付け直しやメンテナンス作業、分解作業を容易に行うことができる。
本発明においては、上記抜止部材における保持孔を抜止部材の外周面で開口する切欠形状となし、サプライ管を抜止部材に対し側方から挿通孔内に挿入可能となしておくことができる(請求項2)。
このようにすれば、サプライ管を容易に抜止部材の保持孔に挿通状態とすることができ、ひいては水栓器具へのサプライ管の接続作業或いは取外しの際の作業をより容易なものとなすことができる。
本発明においてはまた、サプライ管の鍔部を支持する支持部材と、支持部材とは別体で上記掛止突部を有する掛止部材とを含んで上記抜止部材を構成しておくことができる(請求項3)。
このように抜止部材を互いに別体をなす支持部材と掛止部材とで構成して、機能分担させるようしておけば、抜止部材におけるサプライ管の鍔部の支持機能と、水栓器具への掛止機能の各機能をより高めることができる。
尚上記請求項1〜請求項3のそれぞれにおいて、上記の解除操作部は掛止突部の先端側に一体に形成しておくことができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1〜図3において、10はキッチンのカウンターで、12は取付穴14においてこのカウンター10上に設置されたシングルレバー式の水栓器具(この例ではキッチン用の水栓器具)である。
16はこの水栓器具12に対して水,湯をそれぞれ供給するサプライ管で、それぞれの上端部が水栓器具12に水密に接続されている。
水栓器具12は水栓本体18を有しており、この水栓本体18から吐水管20が延び出している。
また水栓本体18の上部には操作レバー22が上下及び左右に回動可能に設けられている。
吐水管20はその基端が水栓本体18の一部を成す円筒部23に固定されている。
円筒部23は水栓本体18におけるボデー24に対し回転可能に嵌合されており、吐水管20がこの円筒部23と一体に回転可能とされている。
図3において26は水栓本体18をカウンター10に取付固定するための取付器具で、円筒状をなす台座金具28と、リテーナ30と、取付穴14を挿通してそれらを連結するボルト32とを含んでいる。
この取付器具26は、ボルト32の締込みによって、カウンター10の上面に着座状態に設置される台座金具28と、カウンター10の下面に配置されるリテーナ30とでカウンター10を上下両側から挟み付け、カウンター10に固定状態となる。
水栓本体18は、その下部を取付器具26の台座金具28に外嵌させた状態で、その下部を挿通して台座金具28の雌ねじ孔34にねじ込まれた止ビス36により、かかる台座金具28を介しカウンター10に回止め状態で固定される。
尚、38は止ビス36を内側に隠蔽する化粧リングである。
図4〜図6にサプライ管16の水栓器具12、具体的には水栓本体18への接続構造が具体的に示してある。
これらの図において水栓本体18、詳しくはボデー24には水,湯の通路40と、それらに連通して嵌入孔42が形成されている。
一方、一対のサプライ管16のそれぞれの上端部には嵌入部44と、フランジ状の外向きの鍔部46とが設けられており、その嵌入部44が水栓本体18の嵌入孔42内に図中上向きに嵌入されている。
嵌入部44には環状溝48が設けられていて、そこにシール部材としてのOリング50が装着されており、このOリング50によって嵌入部44と嵌入孔42との間が水密にシールされている。
尚、水栓本体18には図5にも示しているように座ぐり状の凹部52が設けられており、そこにサプライ管16の鍔部46が収容されている。
尚、各鍔部46には図4(B),図5に明らかに示しているように、外周部を一部切り欠いて成るストレート面状の係合面54が形成されており、一対のサプライ管16はそれら係合面54を互いに係合させる状態で、後述の抜止部材56により抜止状態に保持されている。
この結果、各サプライ管16はそれぞれの軸心回りに回転不能な状態で水栓本体12に接続されている。
抜止部材56は、平面形状が円形をなすプレート状の支持部58と、その外周部の3箇所から外向きに突出した弾性を有する掛止突部60とを有している。
支持部58には、これを板厚方向に貫通する一対の保持孔62が設けられており、そこに一対のサプライ管16のそれぞれが挿通状態に保持されている。
ここで各保持孔62は、それぞれが支持部58の外周面で開口するU字状の切欠形状とされている。
上記掛止突部60は、図4(A),図6(B)に示しているようにくの字状に突曲しており、抜止部材56はこれら掛止突部60を水栓本体18の内周面に形成した環状の掛止凹部64に弾性的に掛止させることによって、水栓本体18に固定され抜止めされる。
この掛止突部60は、図6(B)の部分拡大図に示しているように互いに逆向きをなす傾斜形状のカム面68,70を有しており、抜止部材56を水栓本体18に固定し、また取り外す際にそれらカム面68,70の作用で円滑にこれをなし得るようになっている。
本実施形態において、抜止部材56には各掛止突部60の先端側に、それら掛止突部60から更に折れ曲がって延びる解除操作部66が各掛止突部60に一体に形成されている。
これら解除操作部66は、掛止凹部64に対する掛止突部60の掛止を解除するための操作力を加える部分である。
次に本実施形態の作用を説明する。
この例の接続構造では、図5に示しているように抜止部材56のU字切欠形状の保持孔62に対して、一対のサプライ管16のそれぞれを側方から挿入して保持孔62を上下方向に挿通状態とし、その状態でサプライ管16の嵌入部44を水栓本体18の嵌入孔42に挿入するとともに、抜止部材56を水栓本体18に対して上向きに押し込む。
このとき3つの掛止突部60がカム面68の案内の下に一旦内方に弾性変形した後、掛止凹部64に対向する位置に到ったところで再び弾性力で外方に広がって、それぞれが掛止凹部64に対し軸方向、即ち上下方向に掛止した状態となる。
ここにおいて抜止部材56が水栓本体18に固定された状態となり、かかる抜止部材56によって一対のサプライ管16のそれぞれが水栓本体18から抜止めされる。
このとき一対のサプライ管16は、図4(A)に示しているようにそれぞれのフランジ状の鍔部46の下面が抜止部材56の支持部58によって下側から支持された状態、即ち鍔部46が嵌入部44とは反対側で支持された状態となり、水栓本体18に対して抜止状態に固定される。
ここにおいて一対のサプライ管16が水栓本体18に対し水密に接続された状態となる。
また水栓本体18に接続された一対のサプライ管16のそれぞれは、各鍔部46に形成された係合面54の係合作用によって互いに回転方向に拘束され、回転不能な状態となる。
本実施形態では、水栓本体18に固定した抜止部材56を容易に水栓本体18から取り外すことができる。
具体的には、解除操作部66に対して内向きの力を加えることで、掛止突部60のそれぞれを強制的に内向きに弾性変形させ、掛止凹部64に対する掛止を解除することができる。
そして掛止を解除した状態で抜止部材56全体を、水栓本体18から下向きに取り出すことができる。
このとき、掛止突部60は下側のカム面70の作用で円滑に掛止凹部64から下向きに抜き出される。
このようにして抜止部材56を水栓本体18から取り外した後、水栓本体18に接続状態の一対のサプライ管16を下向きに引くことで、容易に一対のサプライ管16を水栓本体18から取り出すことができる。
以上のような本実施形態によれば、水栓器具12に接続したサプライ管16を取外す必要が生じたとき、これを容易に行うことができる。
また本例においては、抜止部材56の保持孔62を切欠形状としてサプライ管を側方から挿入可能としてあるため、抜止部材56の保持孔62に容易にサプライ管16を挿通状態に保持させることができ、ひいては水栓器具12へのサプライ管16の接続作業或いは取外しの際の作業を更に容易なものとすることができる。
図7は本発明の他の実施形態を示したもので、この実施形態は抜止部材56全体を樹脂で構成し、そして支持部58から弾性アーム74を下向きに垂下させて、その弾性アーム74の先端側にくの字状の掛止突部60を設けた例である。
尚、掛止突部60の更に先端側に解除操作部66を一体に形成している点は上記実施形態と同様である。
図8は本発明の更に他の実施形態を示している。
この実施形態では、抜止部材56を樹脂製且つ厚肉となし、その外周部に掛止凹部64に弾性的に掛止する掛止突部60を設けた上、更にその先端側に解除操作力を加えるための解除操作部66を一体に形成している。
この実施形態では、抜止部材56の下面が取付器具26における台座金具28の上面に近接した位置にあって、サプライ管16を抜止部材56にて水栓本体18に固定し、その状態で水栓本体18を取付器具26にてカウンター10に設置した後においては、抜止部材56が取付器具26の台座金具28により下側から支えられる状態となるため、仮に掛止突部60が掛止凹部64から外れた場合であっても、抜止部材56が台座金具28を介してカウンター10により支持されることによってサプライ管16が水栓本体18から外れることはない。
図8(B)は本発明の更に他の実施形態を示したもので、この実施形態では、上記実施形態と同じく樹脂製の抜止部材56の掛止突部60の更に先端側に、掛止突部60の形状をそのまま延長した形態の解除操作部66が、掛止凹部64から下向きにはみ出す形態で一体に形成されている。
この実施形態では、解除操作部66に工具等にて内向きの力を加えることで、掛止凹部64に対する掛止突部60の掛止を解除でき、抜止部材56を水栓本体18から取り出すことができる。
図9は本発明の更に他の実施形態を示している。
この実施形態では、抜止部材56がサプライ管16の鍔部46を下側から支持する板状の支持部材76と、掛止部材78との分割構成とされている。
ここで支持部材76には組付孔79が形成されており、そこに掛止部材78が弾性嵌合状態に組み付けられている。
掛止部材78は、基板80とこの基板80から図中上向きに起立する複数の弾性アーム82を有しており、そして各弾性アーム82の先端側にくの字状に突曲した掛止突部84が一体に形成されている。
各掛止部材78は、支持部材76への組付状態において水栓本体18に形成した環状の掛止凹部78に掛止し、これによって支持部材76が掛止部材64とともに水栓本体18に固定されている。
尚、掛止部材78の各掛止突部84からは更に軸心方向に平行に延出部86が延び出しており、これら延出部86が、水栓本体18に形成された掛止凹部64よりも小径の凹部90内に挿入されている。
本実施形態において、掛止部材78の基板80からは下向きに短い棒状の摘みが解除操作部66として突出形成されている。
本実施形態では、この解除操作部66を下向きに引張ると弾性アーム82が内向きに弾性変形して掛止凹部64に対する掛止突部84の掛止が解除され、抜止部材78が支持部材76から下向きに抜き出される。ここにおいて支持部材76によるサプライ管16の鍔部46の支持も解除され、サプライ管16を水栓本体18から外すことができる。
尚、掛止部材78と支持部材76とを一緒に下向きに引いてサプライ管16の支持、即ち固定を解除するようにしても良い。
このように支持部材76と掛止部材78とを別体に構成して抜止部材56を構成し、それぞれで必要な機能を役割分担させるようにすれば、抜止部材56におけるサプライ管16の鍔部46の支持機能と、水栓器具12への掛止機能の各機能をより高めることができる。
図10は本発明の更に他の実施形態示している。
この実施形態においても、抜止部材56を板状の支持部材94と掛止部材96との分割構成となしている。
この実施形態において、掛止部材96は金属ばね線材を略円形に回曲させた弾性リングから成っており、図10(B)に示しているように内向きに屈曲した一対の摘みを解除操作部66としている。
そしてこれら解除操作部66を除いた本体98全体が、水栓本体18に形成した環状の掛止凹部64に弾性的に掛止し、水栓本体18に固定されるようになっている。上記板状の支持部材94は、この弾性リング状の掛止部材96がその下側で水栓本体18に固定されることによって、水栓本体18に固定状態となる。
そしてこの支持部材94が水栓本体18に固定されることによって、サプライ管16が鍔部46において下側から支持された状態で水栓本体18に接続状態となる。
この実施形態においては、解除操作部66に互いに接近方向の力を加えることで、弾性リング状をなす掛止部材96全体が弾性的に縮径変形し、水栓本体の掛止凹部64に対する掛止が解除される。
ここにおいて掛止部材96と支持部材94とが水栓本体10から取り外され、サプライ管16が水栓本体18から抜出可能となる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示であり、本発明は上例以外の他の様々な形態で抜止部材及び解除操作部等を構成することが可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の適用対象である水栓器具の一例を示す正面図である。 図1の水栓器具の一部切欠側面図である。 図1の水栓器具を設置前の状態で示す一部切欠側面図である。 本発明の一実施形態のサプライ管の接続構造を、サプライ管接続状態で示す図である。 同実施形態の接続構造をサプライ管接続前の状態で示す分解斜視図である。 同実施形態の接続構造における抜止部材の単品図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 従来のサプライ管の接続構造の一例を示す図である。
符号の説明
12 水栓器具
16 サプライ管
42 嵌入孔
44 嵌入部
56 抜止部材
60,84 掛止突部
62 保持孔
64 掛止凹部
66 解除操作部
76,94 支持部材
78,96 掛止部材

Claims (3)

  1. 水栓器具の嵌入孔内に、該水栓器具に対して水又は湯を供給するサプライ管の嵌入部を水密に嵌入させるとともに、該サプライ管を挿通させ保持する保持孔及び該水栓器具の内部に形成した掛止凹部に弾性的に掛止する掛止突部を有し、該サプライ管の外向きの鍔部を前記嵌入部とは反対側で支持する抜止部材を該掛止突部において該水栓器具に固定し、該サプライ管を該水栓器具に接続するようになした水栓器具へのサプライ管の接続構造において、
    前記掛止突部には、前記掛止凹部への掛止を解除する力を加えるための解除操作部が設けてあることを特徴とする水栓器具へのサプライ管の接続構造。
  2. 請求項1において、前記保持孔は前記抜止部材の外周面で開口する切欠形状をなしており、前記サプライ管を該抜止部材に対して側方から該保持孔内に挿入可能となしてあることを特徴とする水栓器具へのサプライ管の接続構造。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記抜止部材が、前記サプライ管の鍔部を支持する支持部材と、前記掛止突部を有する該支持部材とは別体をなす掛止部材とを含んで構成してあることを特徴とする水栓器具へのサプライ管の接続構造。
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