JP2005139455A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005139455A5 JP2005139455A5 JP2004323343A JP2004323343A JP2005139455A5 JP 2005139455 A5 JP2005139455 A5 JP 2005139455A5 JP 2004323343 A JP2004323343 A JP 2004323343A JP 2004323343 A JP2004323343 A JP 2004323343A JP 2005139455 A5 JP2005139455 A5 JP 2005139455A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- polyurethane foam
- polyol component
- catalyst
- oxypropylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
発明の分野
本発明は、一般にポリウレタンフォーム、とりわけ高い振動緩衝(又は振動減衰)、低いレジリエンスおよび高い耐久性を示す成形軟質ポリウレタンフォームに関する。本発明のフォームは、主として複金属シアン化物(DMC)をベースとするポリオール成分から製造される。
本発明は、一般にポリウレタンフォーム、とりわけ高い振動緩衝(又は振動減衰)、低いレジリエンスおよび高い耐久性を示す成形軟質ポリウレタンフォームに関する。本発明のフォームは、主として複金属シアン化物(DMC)をベースとするポリオール成分から製造される。
振動緩衝、低レジリエンスおよび良好な耐久性の組合せは、普通の製造技術の枠内において得ることが困難となっている。これは、より低い見掛け密度(例えば60kg/m3未満)で製造されたより高い(例えば20kgf/314cm2 25%IFDを超える)耐力フォームが考慮される場合に、特にあてはまる。「押込力たわみ(indentation force deflection)」(IFD)は、ポリウレタンフォーム硬さの尺度である。良好な振動緩衝性を達成することは、より薄いフォーム(例えば100mm未満)において、より高い硬さおよびより低い密度で特に興味深い。
ポリエーテルポリオールは、塩基触媒開環重合、例えば水酸化カリウムを触媒としてオキシプロピレンを適当な水素出発化合物に付加することにより、典型的に製造される。強塩基性化合物の存在は、不飽和モノオールを生ずる周知のオキシプロピレン異性化を含む。出発化合物(例えば300〜800Daのトリオール)から最終生成物分子量(例えば5,000Daのトリオール)へのポリオール分子量の構築の際に、ヒドロキシル基濃度は、相対的に低くなる。この条件下、例えば56mg KOH/g未満で、追加のオキシプロピレンは、ポリオールに付加するよりもむしろ異性化し得ることが、ますます起こり得る。副反応がついに支配的になり、そうして典型的な加工条件下で約28mg KOH/g未満のヒドロキシル価を達成することが実行できなくなる。この事実上の下限は、ポリオール当量の最も好ましい範囲に近づくことを制限する。高いモノオール含有量は、フォーム製造におけるそのようなポリオールの加工性も低下させる場合があり、それは、しばしば気泡構造に影響する。
穏やかな反応条件下でのKOH触媒法は、米国特許第5,010,177号または欧州特許出願公開第0 677 543 A1号で議論されているように、より低い不飽和含有量を生ずることができる。これらの方法はモノオール含有量を幾分減少させるが、不飽和度は、DMC触媒作用(0.02meq/g未満)に比べてまだ高い(約0.02〜0.04meq/g)。より高い当量およびこの中間不飽和度の組合せは、いくつかの利益を提供するが、物性全体の最も好ましい組合せには達しない。
動的屈曲中のクリープの特性決定は、シートフォーム品質を特性決定する追加の手段を提供する。よって「良好な耐久性」は、クリープだけでなく、透過率性能における比較的小さい変化も組み込んだ、動的耐久性試験における品質性能を含めることも意味する。良好な耐久性は、部分的に、以下の方法により試験されるような約20%未満のヒステリシス損失を意味する。
直径8インチのデフレクタフートおよび2インチ/分のたわみ速度を使用して、フォームを、元の高さの75%にたわませた。これらのたわみサイクルを、各サイクルの間に1分の休止期間をもって、3回繰り返した。第3サイクルからの荷重-たわみデータを使用して、荷重および未荷重曲線間の面積を、荷重曲線の割合(%)として計算した。これは、ヒステリシス損失の推定値を提供した。
直径8インチのデフレクタフートおよび2インチ/分のたわみ速度を使用して、フォームを、元の高さの75%にたわませた。これらのたわみサイクルを、各サイクルの間に1分の休止期間をもって、3回繰り返した。第3サイクルからの荷重-たわみデータを使用して、荷重および未荷重曲線間の面積を、荷重曲線の割合(%)として計算した。これは、ヒステリシス損失の推定値を提供した。
図4に示されるように、実施例5からの本発明のフォーム(最下方、実線)は、この疲労管理中で、横切って一定のピーク透過率を持続したのに対して、比較例C6(標準TDI-最上方、点線)および比較例C7(標準MDI-破線)からの他の2つのフォームは、増加するピーク振動透過率の典型的な傾向を示した。この利益は、図5により示されるように、疲労中において優れたクリープ耐性を有したフォームにおいても提供された。
イソシアネート成分は、最も好ましくはTDI、MDIまたはTDIおよびMDIの混合物を含有し、その中でMDIは、純粋モノマーまたはポリマー形態を含み得る。当業者に知られているように、イソシアネートインデックスは、ポリオール成分、水、架橋剤などに含有される全ての活性水素基に対するイソシアネート基の比に100を掛けることにより計算される。従って100インデックスは化学量論比を表す。イソシアネート成分は、70〜120のイソシアネートインデックスを提供するために有効な量で供給される。TDIに対してこのインデックスは、好ましくは90〜110、より好ましくは95〜105である。MDIに対してこのインデックスは、好ましくは80〜100、より好ましくは80〜90である。
本発明およびその好ましい態様は以下のとおりである。
〔1〕イソシアネート、および
少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分
の反応生成物、
任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分
を含み、
約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A 0 未満の共振での透過率を有するポリウレタンフォーム。
〔2〕フォームの透過エネルギーが、約3.8Hz×A/A 0 未満である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔3〕フォームの減衰周波数が、約5.2Hz未満である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔4〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.010meq/g未満の不飽和を有する前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔5〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.008meq/g未満の不飽和を有する前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔6〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約50質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔7〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約65質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔8〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約70質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔9〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約80%である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔10〕イソシアネート成分が、2,4-および2,6-トルエンジイソシアネートの混合物である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔11〕イソシアネート成分が、2,2'-、2,4'-および4,4'-メチレンジフェニレンジイソシアネートの混合物である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔12〕ポリオール成分が、1種若しくはそれ以上のポリマーポリオールまたはポリマー変性ポリオールをさらに含む前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔13〕ポリオール成分が、スチレン/アクリロニトリル(SAN)ランダムコポリマーの分散体をさらに含む前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔14〕触媒が、ビス(2-ジメチルアミノエチル)エーテルおよびトリエチレンジアミンから選ばれている前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔15〕発泡剤が、水である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔16〕架橋剤が、ジエタノールアミンである前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔17〕前記〔1〕に記載のポリウレタンフォームを含めることを含んでなる、車両用のシートクッションにおける改良。
〔18〕イソシアネート、および
少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分、
任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分
を約65℃で反応させることを含む、ポリウレタンフォームの製造方法であって、
ポリウレタンフォームが、約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A 0 未満の共振での透過率を有する方法。
〔19〕フォームの透過エネルギーが、約3.8Hz×A/A 0 未満である前記〔18〕に記載の方法。
〔20〕フォームの減衰周波数が、約5.2Hz未満である前記〔18〕に記載の方法。
〔21〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.010meq/g未満の不飽和を有する前記〔18〕に記載の方法。
〔22〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.008meq/g未満の不飽和を有する前記〔18〕に記載の方法。
〔23〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約50質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔18〕に記載の方法。
〔24〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約65質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔18〕に記載の方法。
〔25〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約70%である前記〔18〕に記載の方法。
〔26〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約80%である前記〔18〕に記載の方法。
〔27〕イソシアネート成分が、2,4-および2,6-トルエンジイソシアネートの混合物である前記〔18〕に記載の方法。
〔28〕イソシアネート成分が、2,2'-、2,4'-および4,4'-メチレンジフェニレンジイソシアネートの混合物である前記〔18〕に記載の方法。
〔29〕ポリオール成分が、1種若しくはそれ以上のポリマーポリオールまたはポリマー変性ポリオールをさらに含む前記〔18〕に記載の方法。
〔30〕ポリオール成分が、スチレン/アクリロニトリル(SAN)ランダムコポリマーの分散体をさらに含む前記〔18〕に記載の方法。
〔31〕触媒が、ビス(2-ジメチルアミノエチル)エーテルおよびトリエチレンジアミンから選ばれている前記〔18〕に記載の方法。
〔32〕発泡剤が、水である前記〔18〕に記載の方法。
〔33〕架橋剤が、ジエタノールアミンである前記〔18〕に記載の方法。
〔34〕イソシアネート、および少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分、任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分を含むポリウレタンフォームを含めることを含んでなる、シートクッションの製造方法であって、ポリウレタンフォームが、約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A 0 未満の共振での透過率を有する方法。
〔35〕フォームの透過エネルギーが、約3.8Hz×A/A 0 未満である前記〔34〕に記載の方法。
〔36〕フォームの減衰周波数が、約5.2Hz未満である前記〔34〕に記載の方法。
〔37〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.010meq/g未満の不飽和を有する前記〔34〕に記載の方法。
〔38〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.008meq/g未満の不飽和を有する前記〔34〕に記載の方法。
〔39〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約50質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔34〕に記載の方法。
〔40〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約65質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔34〕に記載の方法。
〔41〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約70%である前記〔34〕に記載の方法。
〔42〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約80%である前記〔34〕に記載の方法。
〔43〕イソシアネート成分が、2,4-および2,6-トルエンジイソシアネートの混合物である前記〔34〕に記載の方法。
〔44〕イソシアネート成分が、2,2'-、2,4'-および4,4'-メチレンジフェニレンジイソシアネートの混合物である前記〔34〕に記載の方法。
〔45〕ポリオール成分が、1種若しくはそれ以上のポリマーポリオールまたはポリマー変性ポリオールをさらに含む前記〔34〕に記載の方法。
〔46〕ポリオール成分が、スチレン/アクリロニトリル(SAN)ランダムコポリマーの分散体をさらに含む前記〔34〕に記載の方法。
〔47〕触媒が、ビス(2-ジメチルアミノエチル)エーテルおよびトリエチレンジアミンから選ばれている前記〔34〕に記載の方法。
〔48〕発泡剤が、水である前記〔34〕に記載の方法。
〔49〕架橋剤が、ジエタノールアミンである前記〔34〕に記載の方法。
〔50〕前記〔34〕に記載の方法により製造されたシートクッション。
本発明およびその好ましい態様は以下のとおりである。
〔1〕イソシアネート、および
少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分
の反応生成物、
任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分
を含み、
約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A 0 未満の共振での透過率を有するポリウレタンフォーム。
〔2〕フォームの透過エネルギーが、約3.8Hz×A/A 0 未満である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔3〕フォームの減衰周波数が、約5.2Hz未満である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔4〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.010meq/g未満の不飽和を有する前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔5〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.008meq/g未満の不飽和を有する前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔6〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約50質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔7〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約65質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔8〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約70質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔9〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約80%である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔10〕イソシアネート成分が、2,4-および2,6-トルエンジイソシアネートの混合物である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔11〕イソシアネート成分が、2,2'-、2,4'-および4,4'-メチレンジフェニレンジイソシアネートの混合物である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔12〕ポリオール成分が、1種若しくはそれ以上のポリマーポリオールまたはポリマー変性ポリオールをさらに含む前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔13〕ポリオール成分が、スチレン/アクリロニトリル(SAN)ランダムコポリマーの分散体をさらに含む前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔14〕触媒が、ビス(2-ジメチルアミノエチル)エーテルおよびトリエチレンジアミンから選ばれている前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔15〕発泡剤が、水である前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔16〕架橋剤が、ジエタノールアミンである前記〔1〕に記載のポリウレタンフォーム。
〔17〕前記〔1〕に記載のポリウレタンフォームを含めることを含んでなる、車両用のシートクッションにおける改良。
〔18〕イソシアネート、および
少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分、
任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分
を約65℃で反応させることを含む、ポリウレタンフォームの製造方法であって、
ポリウレタンフォームが、約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A 0 未満の共振での透過率を有する方法。
〔19〕フォームの透過エネルギーが、約3.8Hz×A/A 0 未満である前記〔18〕に記載の方法。
〔20〕フォームの減衰周波数が、約5.2Hz未満である前記〔18〕に記載の方法。
〔21〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.010meq/g未満の不飽和を有する前記〔18〕に記載の方法。
〔22〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.008meq/g未満の不飽和を有する前記〔18〕に記載の方法。
〔23〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約50質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔18〕に記載の方法。
〔24〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約65質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔18〕に記載の方法。
〔25〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約70%である前記〔18〕に記載の方法。
〔26〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約80%である前記〔18〕に記載の方法。
〔27〕イソシアネート成分が、2,4-および2,6-トルエンジイソシアネートの混合物である前記〔18〕に記載の方法。
〔28〕イソシアネート成分が、2,2'-、2,4'-および4,4'-メチレンジフェニレンジイソシアネートの混合物である前記〔18〕に記載の方法。
〔29〕ポリオール成分が、1種若しくはそれ以上のポリマーポリオールまたはポリマー変性ポリオールをさらに含む前記〔18〕に記載の方法。
〔30〕ポリオール成分が、スチレン/アクリロニトリル(SAN)ランダムコポリマーの分散体をさらに含む前記〔18〕に記載の方法。
〔31〕触媒が、ビス(2-ジメチルアミノエチル)エーテルおよびトリエチレンジアミンから選ばれている前記〔18〕に記載の方法。
〔32〕発泡剤が、水である前記〔18〕に記載の方法。
〔33〕架橋剤が、ジエタノールアミンである前記〔18〕に記載の方法。
〔34〕イソシアネート、および少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分、任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分を含むポリウレタンフォームを含めることを含んでなる、シートクッションの製造方法であって、ポリウレタンフォームが、約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A 0 未満の共振での透過率を有する方法。
〔35〕フォームの透過エネルギーが、約3.8Hz×A/A 0 未満である前記〔34〕に記載の方法。
〔36〕フォームの減衰周波数が、約5.2Hz未満である前記〔34〕に記載の方法。
〔37〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.010meq/g未満の不飽和を有する前記〔34〕に記載の方法。
〔38〕1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーが、約0.008meq/g未満の不飽和を有する前記〔34〕に記載の方法。
〔39〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約50質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔34〕に記載の方法。
〔40〕ポリオールにより含まれるフィラーを除いて、ポリオール成分の少なくとも約65質量%が、複金属シアン化物(DMC)触媒ベースである前記〔34〕に記載の方法。
〔41〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約70%である前記〔34〕に記載の方法。
〔42〕ポリオール成分の第1級ヒドロキシル含有量が、少なくとも約80%である前記〔34〕に記載の方法。
〔43〕イソシアネート成分が、2,4-および2,6-トルエンジイソシアネートの混合物である前記〔34〕に記載の方法。
〔44〕イソシアネート成分が、2,2'-、2,4'-および4,4'-メチレンジフェニレンジイソシアネートの混合物である前記〔34〕に記載の方法。
〔45〕ポリオール成分が、1種若しくはそれ以上のポリマーポリオールまたはポリマー変性ポリオールをさらに含む前記〔34〕に記載の方法。
〔46〕ポリオール成分が、スチレン/アクリロニトリル(SAN)ランダムコポリマーの分散体をさらに含む前記〔34〕に記載の方法。
〔47〕触媒が、ビス(2-ジメチルアミノエチル)エーテルおよびトリエチレンジアミンから選ばれている前記〔34〕に記載の方法。
〔48〕発泡剤が、水である前記〔34〕に記載の方法。
〔49〕架橋剤が、ジエタノールアミンである前記〔34〕に記載の方法。
〔50〕前記〔34〕に記載の方法により製造されたシートクッション。
Claims (4)
- イソシアネート、および
少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分
の反応生成物、
任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分
を含み、
約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A0未満の共振での透過率を有するポリウレタンフォーム。 - イソシアネート、および
少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分、
任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分
を約65℃で反応させることを含む、ポリウレタンフォームの製造方法であって、
ポリウレタンフォームが、約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A 0 未満の共振での透過率を有する方法。 - イソシアネート、および少なくとも約40質量%が複金属シアン化物(DMC)触媒ベースであり、少なくとも約65%の第1級ヒドロキシル含有量を有し、約0.020meq/g未満の不飽和を有する1種またはそれ以上のオキシプロピレン/オキシエチレンコポリマーを実質的に含んでなるポリオール成分、任意に触媒、添加剤、界面活性剤、フィラー、架橋剤および発泡剤から選ばれる1種またはそれ以上の成分を含むポリウレタンフォームを含めることを含んでなる、シートクッションの製造方法であって、ポリウレタンフォームが、約6Hz未満の減衰周波数、および約4.0A/A 0 未満の共振での透過率を有する方法。
- 請求項3に記載の方法により製造されたシートクッション。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/703,251 US20050101681A1 (en) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | Molded polyurethane foam with property enhancements for improved comfort and greater durability |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005139455A JP2005139455A (ja) | 2005-06-02 |
JP2005139455A5 true JP2005139455A5 (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=34522944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004323343A Pending JP2005139455A (ja) | 2003-11-07 | 2004-11-08 | 向上した快適さのための特性強化および大きな耐久性を有する成形ポリウレタンフォーム |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050101681A1 (ja) |
EP (1) | EP1544228A3 (ja) |
JP (1) | JP2005139455A (ja) |
KR (1) | KR20050044274A (ja) |
CN (1) | CN1629204A (ja) |
BR (1) | BRPI0404900A (ja) |
CA (1) | CA2486508A1 (ja) |
MX (1) | MXPA04010981A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101631810B (zh) | 2006-12-29 | 2013-07-24 | 江森自控科技公司 | 聚氨酯泡沫组成、产品及方法 |
US20090012195A1 (en) * | 2007-07-05 | 2009-01-08 | Neff Raymond A | Resin composition for use in forming a polyurethane article with increased comfort |
US8901187B1 (en) | 2008-12-19 | 2014-12-02 | Hickory Springs Manufacturing Company | High resilience flexible polyurethane foam using MDI |
US20100160470A1 (en) * | 2008-12-23 | 2010-06-24 | Smiecinski Theodore M | Flexible Polyurethane Foam |
US8604094B2 (en) | 2008-12-23 | 2013-12-10 | Basf Se | Flexible polyurethane foam and method of producing same |
US8906975B1 (en) | 2009-02-09 | 2014-12-09 | Hickory Springs Manufacturing Company | Conventional flexible polyurethane foam using MDI |
ES2404734B2 (es) | 2011-10-05 | 2014-01-29 | Centro Tecnológico De Grupo Copo, S.L.U. | Composición química para obtención de poliuretano. |
US8946313B2 (en) * | 2011-12-16 | 2015-02-03 | Bayer Materialscience Llc | Hybrid PHD/PMPO polyols for polyurethane foam applications |
EP3216919B1 (en) * | 2016-03-11 | 2020-04-29 | Polytex Sportbeläge Produktions-GmbH | Method, apparatus and system for producing a polyurethane sports flooring |
JP7126451B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2022-08-26 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 半硬質ポリウレタン発泡体及び作製プロセス |
KR101916508B1 (ko) | 2016-04-07 | 2018-11-07 | 현대자동차주식회사 | 폴리우레탄 폼 제조용 조성물 및 이의 성형품 |
US11312811B2 (en) | 2016-04-26 | 2022-04-26 | Covestro Llc | Flexible foam using polymer polyols produced via DMC catalyzed polyols |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4754567A (en) * | 1987-01-09 | 1988-07-05 | Lehfeldt Carl R | Double set trigger mechanism |
US5010177A (en) * | 1989-12-26 | 1991-04-23 | The B. F. Goodrich Company | Process for the preparation of an azonitrile dicarboxylic acid initiator in acetone having a low salt and low water content |
JP3044261B2 (ja) * | 1990-04-11 | 2000-05-22 | 東ソー株式会社 | 通気性に優れた軟質ポリウレタンフォ−ムの製造法 |
KR0145350B1 (ko) * | 1993-09-07 | 1998-07-15 | 사또오 아키오 | 폴리옥시알킬렌폴리올의 제조방법 |
US5470813A (en) * | 1993-11-23 | 1995-11-28 | Arco Chemical Technology, L.P. | Double metal cyanide complex catalysts |
EP0677543B2 (en) * | 1994-04-12 | 2006-11-15 | Mitsui Chemicals, Inc. | Preparation of polyoxyalkylene polyols, polymer polyols and flexible polyurethane foams |
US5700847A (en) * | 1995-12-04 | 1997-12-23 | Arco Chemical Technology, L.P. | Molded polyurethane foam with enhanced physical properties |
US5605939A (en) * | 1996-01-26 | 1997-02-25 | Arco Chemical Technology, L.P. | Poly(oxypropylene/oxyethylene) random polyols useful in preparing flexible high resilience foam with reduced tendencies toward shrinkage and foam prepared therewith |
US5777177A (en) * | 1996-02-07 | 1998-07-07 | Arco Chemical Technology, L.P. | Preparation of double metal cyanide-catalyzed polyols by continuous addition of starter |
US5689012A (en) * | 1996-07-18 | 1997-11-18 | Arco Chemical Technology, L.P. | Continuous preparation of low unsaturation polyoxyalkylene polyether polyols with continuous additon of starter |
US5958994A (en) * | 1997-02-25 | 1999-09-28 | Arco Chemical Technology, L.P. | Method for decreasing the propensity for phase-out of the high molecular weight component of double metal cyanide-catalyzed high secondary hydroxyl polyoxypropylene polyols |
US6066683A (en) * | 1998-04-03 | 2000-05-23 | Lyondell Chemical Worldwide, Inc. | Molded and slab polyurethane foam prepared from double metal cyanide complex-catalyzed polyoxyalkylene polyols and polyols suitable for the preparation thereof |
US6008263A (en) * | 1998-04-03 | 1999-12-28 | Lyondell Chemical Worldwide, Inc. | Molded and slab polyurethane foam prepared from double metal cyanide complex-catalyzed polyoxyalkylene polyols and polyols suitable for the preparation thereof |
EP1022300B1 (en) * | 1998-07-10 | 2004-09-29 | Asahi Glass Company Ltd. | Catalyst for ring-opening polymerization of alkylene oxide, method for preparation thereof and use thereof |
US6063309A (en) * | 1998-07-13 | 2000-05-16 | Arco Chemical Technology L.P. | Dispersion polyols for hypersoft polyurethane foam |
US6051622A (en) * | 1998-09-17 | 2000-04-18 | Arco Chemical Technology, L.P. | Low resilience, low frequency molded polyurethane foam |
TWI262930B (en) * | 1999-02-10 | 2006-10-01 | Mitsui Chemicals Inc | High-durability flexible polyurethane cold molded foam and process for producing the same |
CN1257928C (zh) * | 2001-07-18 | 2006-05-31 | 旭硝子株式会社 | 多元醇和聚合物分散多元醇的制造方法 |
JP4122874B2 (ja) * | 2001-07-18 | 2008-07-23 | 旭硝子株式会社 | ポリオールおよびポリマー分散ポリオールの製造方法 |
US20040064001A1 (en) * | 2002-09-30 | 2004-04-01 | Stephan Ehlers | Processes for preparing ethylene oxide-capped polyols |
KR101231506B1 (ko) * | 2003-06-04 | 2013-02-07 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 복합 금속 시안화물 착물 촉매, 그 제조방법 및 그 이용 |
US6884826B2 (en) * | 2003-06-09 | 2005-04-26 | Bayer Antwerp, N.V. | Process for preparing double metal cyanide catalyzed polyols |
-
2003
- 2003-11-07 US US10/703,251 patent/US20050101681A1/en not_active Abandoned
-
2004
- 2004-10-26 EP EP04025431A patent/EP1544228A3/en not_active Withdrawn
- 2004-11-01 CA CA002486508A patent/CA2486508A1/en not_active Abandoned
- 2004-11-05 KR KR1020040089609A patent/KR20050044274A/ko not_active Application Discontinuation
- 2004-11-05 MX MXPA04010981A patent/MXPA04010981A/es active IP Right Grant
- 2004-11-08 BR BR0404900-4A patent/BRPI0404900A/pt not_active Application Discontinuation
- 2004-11-08 CN CNA2004100883839A patent/CN1629204A/zh active Pending
- 2004-11-08 JP JP2004323343A patent/JP2005139455A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4910703B2 (ja) | 軟質ポリウレタンフォーム、その製造方法、および自動車用シート | |
CN101180336B (zh) | 软质聚氨酯泡沫塑料及其制造方法、利用该软质聚氨酯泡沫塑料的汽车用座垫 | |
KR100541314B1 (ko) | 저탄력, 저주파수의 성형 폴리우레탄 발포체 | |
JPH0314812A (ja) | ポリウレタン弾性フォーム,およびその製造方法 | |
CN1423669A (zh) | 软质聚氨酯泡沫体的制造方法 | |
US20080300335A1 (en) | Process For Producing Viscoelastic Polyurethane Foams | |
KR101029225B1 (ko) | 연질 폴리우레탄 폼, 그 제조 방법 및 그것을 사용한자동차용 시트 | |
JPWO2011125951A1 (ja) | 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法 | |
CN1079805C (zh) | 具有改进湿变定性能的泡沫的制造方法 | |
JP2005139455A5 (ja) | ||
JP4736538B2 (ja) | 自動車シート用軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法 | |
JP3880699B2 (ja) | 軟質ポリウレタンフォームの製造方法 | |
JP2005139455A (ja) | 向上した快適さのための特性強化および大きな耐久性を有する成形ポリウレタンフォーム | |
WO2018235515A1 (ja) | 軟質ポリウレタンフォーム用組成物、軟質ポリウレタンフォーム並びに車両用シートパッド | |
JP4595675B2 (ja) | 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法、該軟質ポリウレタンフォームを用いた自動車用シート | |
JP2003221427A (ja) | 軟質ポリウレタンフォーム | |
JP2001329042A (ja) | 高反発高振動吸収性軟質ポリウレタンフォームの製造方法 | |
JPH03244620A (ja) | ポリウレタンフォームの製造方法 | |
JPH03128915A (ja) | ポリウレタン弾性フォームの製造方法 | |
JP4548220B2 (ja) | 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法、該軟質ポリウレタンフォームを用いた自動車用シート | |
JP4736539B2 (ja) | 自動車シート用軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法 | |
JPH0381314A (ja) | 高弾性ポリウレタンフォームの製法 | |
JP2004043811A (ja) | 軟質ポリウレタンモールドフォーム | |
JPH04136017A (ja) | ポリウレタンフォームの製造方法 | |
JP2003119240A (ja) | 軟質ポリウレタンフォーム、その製造方法およびその製造用原料システム液 |