JP2005138929A - 物品保管設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成の簡素化を図りながら、物品が段積みされている載置体から最上層の物品を切り出す切り出し作業を行うことができる物品保管設備の提供。
【解決手段】 段積みされている物品Bのうち、最上層の物品Bを把持する把持状態とその把持を解除する解除状態とに切換自在な把持装置10が設けられ、移載装置2が、物品Bを載置している物品載置状態の載置体Pを把持装置10にて最上層の物品を把持可能な把持位置に移動可能で、かつ、物品Bを載置していない非物品載置状態の載置体Pを把持装置にて把持されている物品を載置可能な載置位置に移動可能に構成され、把持装置10が、移載装置2にて物品載置状態の載置体Pを把持位置に移動させた状態において、把持状態に切り換え、かつ、移載装置2にて非物品載置状態の載置体Pを載置位置に移動させた状態において、解除状態に切り換えるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品収納部を縦横に複数個並べて構成された物品保管棚と、昇降移動および水平移動自在で各物品収納部に対して物品が段積みされている載置体を移載する移載装置と、段積みされている物品のうち、最上層の物品を把持する把持状態とその把持を解除する解除状態とに切換自在な把持装置とが設けられている物品保管設備に関する。
上記のような物品保管設備は、物品が段積みされている載置体を物品保管棚の各物品収納部に収納し、把持装置にて物品を載置している物品載置状態の載置体から最上層の物品を把持し、物品を載置していない非物品載置状態の載置体にその把持装置にて把持した物品を載置させることにより、物品が段積みされている載置体から最上層の物品を切り出す切り出し作業を行うようにしているものである。
このような物品保管設備として、把持装置が、把持状態と解除状態とに切換自在な一対の把持部材と、その一対の把持部材を一体的に昇降駆動させる昇降装置とを備えて構成され、昇降装置により一対の把持部材を一体的に昇降駆動させることによって、切り出し作業を行うようにしているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−187618号公報
しかしながら、上記従来の物品保管設備では、昇降装置にて一対の把持部材を一体的に昇降駆動させることによって、切り出し作業を行っているので、把持装置として、一対の把持部材を一体的に昇降駆動させる昇降装置を設けなければならず、それだけ構成の複雑化を招くものとなっていた。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、構成の簡素化を図りながら、物品が段積みされている載置体から最上層の物品を切り出す切り出し作業を行うことができる物品保管設備を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる物品保管設備の第1特徴構成は、物品収納部を縦横に複数個並べて構成された物品保管棚と、昇降移動および水平移動自在で各物品収納部に対して物品が段積みされている載置体を移載する移載装置と、段積みされている物品のうち、最上層の物品を把持する把持状態とその把持を解除する解除状態とに切換自在な把持装置とが設けられている物品保管設備において、
前記移載装置が、前記物品を載置している物品載置状態の前記載置体を前記把持装置にて最上層の物品を把持可能な把持位置に移動可能で、かつ、前記物品を載置していない非物品載置状態の前記載置体を前記把持装置にて把持されている物品を載置可能な載置位置に移動可能に構成され、
前記把持装置が、前記移載装置にて物品載置状態の前記載置体を把持位置に移動させた状態において、把持状態に切り換え、かつ、前記移載装置にて非物品載置状態の前記載置体を載置位置に移動させた状態において、解除状態に切り換えるように構成されている点にある。
すなわち、移載装置が、昇降移動することによって物品載置状態の載置体を把持位置に移動させることができ、その物品載置状態の載置体を把持位置に移動させると、把持装置が把持状態に切り換えることになるので、この移載装置による昇降移動および把持装置による物品の把持によって、把持装置にて段積みされている物品のうち、最上層の物品を把持することができることになる。
そして、把持装置にて段積みされている物品のうち、最上層の物品を把持すると、移載装置が、昇降移動することによって非物品載置状態の載置体を載置位置に移動させることができ、その非物品載置状態の載置体を載置位置に移動させると、把持装置が解除状態に切り換えることになるので、この移載装置による昇降移動および把持装置による物品の把持の解除によって、把持装置にて把持している最上層の物品を非物品載置状態の載置体に載置させることができることになる。
したがって、把持装置に一対の把持部材を昇降駆動させる昇降装置を備えなくても、移載装置の昇降移動により、物品が段積みされている載置体から最上層の物品を切り出す切り出し作業を行うことができることとなって、構成の簡素化を図りながら、切り出し作業を行うことができる物品保管設備を提供できるに至った。
ちなみに、例えば、物品が1段だけ載置されている載置体については、移載装置の昇降移動および把持装置の把持によって、その物品を載置する載置体を別の載置体に変更する移し替え作業を行うことができるので、構成の簡素化を図りながら、移し替え作業も行うことができることになる。
本発明にかかる物品保管設備の第2特徴構成は、前記把持装置の下方には、物品載置状態の前記載置体を載置可能な仮置き部が設けられている点にある。
すなわち、把持装置にて物品載置状態の載置体から最上層の物品を把持すると、移載装置にて非物品載置状態の載置体を載置位置に移動させるために、最上層の物品が把持された載置体を把持位置から退避させることが必要となる。
本発明にかかる物品保管設備の第2特徴構成によれば、仮置き部が把持位置に近い把持装置の下方に設けられているので、最上層の物品が把持された載置体を移載装置にて把持位置から近い仮置き部まで移動させて載置させることによって、最上層の物品が把持された載置体を把持位置から退避させることができることになる。
したがって、最上層の物品が把持された載置体を把持位置から退避させる作業を迅速に行うことができることとなって、切り出し作業の迅速化を図ることができることになる。
本発明にかかる物品保管設備の第3特徴構成は、前記把持装置が、前記複数の物品収納部の一部に備えられている点にある。
すなわち、把持装置が、複数の物品収納部の一部に備えられているので、把持装置を設置するためのスペースを物品保管棚内に設けることができ、物品保管棚とは別に把持装置を設置するためのスペースを設けなくてもよく、設備のコンパクト化を図ることができることになる。
本発明にかかる物品保管設備の第4特徴構成は、前記移載装置が、前記物品収納部と入出庫口との間で物品を移載するように構成され、前記把持装置が、前記物品収納部のうち、前記入出庫口に近いものに備えられている点にある。
すなわち、把持装置が、物品収納部のうち、入出庫口に近いものに備えられているので、入出庫口に近い物品収納部において、物品が段積みされている載置体から最上層の物品を切り出す切り出し作業を行うことができることになる。
したがって、切り出し作業を行った物品を入出庫口まで出庫させる出庫作業の迅速化を図ることができることになる。
本発明にかかる物品保管設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
この物品保管設備は、図1および図2に示すように、間口を相対向させた状態で物品保管棚1が配設され、その相対向する物品保管棚1の間に、物品保管棚1の間口に沿う搬送通路を移動可能な移載装置としてのスタッカークレーン2が設けられ、物品保管設備における作動を管理する管理手段Hなどが設けられている。
前記物品保管棚1は、上下方向ならびに横方向に縦横に並列する状態で複数設けられている物品収納部3を備え、夫々の物品収納部3の物品出し入れ側が向かいあう状態に配置されている。
そして、各物品収納部3は、物品Bが段積みされている載置体としてのパレットPごと収納可能に構成されている。
前記スタッカークレーン2には、上下一対のレール7,8に沿って水平移動自在な走行台車4が設けられ、その走行台車4に昇降移動自在な昇降台5が設けられ、昇降台5に物品Bが段積みされているパレットPを移載するためのフォーク6が設けられている。
前記スタッカークレーン2は、走行台車4による水平移動、昇降台5による昇降移動、および、フォーク6による出退作動によって、物品保管棚1の各物品収納部3と物品保管棚1の入出庫口9との間で物品Bが載置されている物品載置状態のパレットPや物品Bが載置されていない非物品載置状態のパレットPの移載を行うように構成されている。
前記入出庫口9には、荷受台9aなどが設けられ、その荷受台9aに物品収納棚1に入庫する物品Bを載置しているパレットPや、物品収納棚1から出庫された物品Bを載置しているパレットPを載置するように構成されている。
前記物品保管棚1における物品収納部3のうち、入出庫口9に近い物品収納部3には、段積みされている物品Bのうち、最上層の物品Bを把持する把持状態とその把持を解除する解除状態とに切換自在な把持装置10が備えられている。
また、把持装置10の下方には、物品Bを載置している物品載置状態のパレットPを載置可能な仮置き部11が設けられている。
前記仮置き部11は、物品収納棚1の支柱に設けられた一対の腕部から構成され、パレットPの両端側のみを載置支持するように構成されている。
ちなみに、この実施形態では、入出庫口9に近い物品収納部3として、入出庫口9に隣接する物品収納部3が定められており、スタッカークレーン2にて把持装置10に対して作業する際に、把持装置10や物品収納棚1の支柱などが邪魔にならないように、上下方向に2つおよび水平方向に2つの合計4つ分の物品収納部3に1つの把持装置10が備えられている。
また、図示はしないが、把持装置10は、例えば、ブラケットを介して物品収納棚1の支柱にボルトにて締結することにより、物品収納棚1の支柱に固定状態に支持されている。
そして、スタッカークレーン2が、物品Bを載置している物品載置状態のパレットPを把持装置10にて最上層の物品Bを把持可能な把持位置に移動可能で、かつ、物品Bを載置していない非物品載置状態のパレットPを把持装置10にて把持されている物品Bを載置可能な載置位置に移動可能に構成されている。
また、把持装置10が、スタッカークレーン2にて物品載置状態のパレットPを把持位置に移動させた状態において、把持状態に切り換え、かつ、スタッカークレーン2にて非物品載置状態のパレットPを載置位置に移動させた状態において、解除状態に切り換えるように構成されている。
説明を加えると、スタッカークレーン2が、昇降移動することによって物品載置状態のパレットPを把持位置に移動させ、その状態において、把持装置10が把持状態に切り換えることにより、把持装置10にてパレットPに段積みされている物品Bのうち、最上層の物品Bを把持するように構成されている。
そして、把持装置10にて段積みされている物品Bのうち、最上層の物品Bを把持すると、スタッカークレーン2が、昇降移動することによって非物品載置状態のパレットPを載置位置に移動させ、その状態において、把持装置10が解除状態に切り換えることにより、把持装置10にて把持している最上層の物品Bを非物品載置状態の載置体に載置させるように構成されている。
このようにして、スタッカークレーン2による昇降移動および把持装置10による物品の把持によって、物品Bが段積みされているパレットPから最上層の物品Bを切り出す切り出し作業を行うように構成されている。
前記把持装置10について説明を加えると、把持装置10は、図3〜図5に示すように、水平方向に互いに対向する一対の把持部材12とその一対の把持部材12を接近離間方向に移動させる空圧シリンダ13を備えて構成され、空圧シリンダ13の作動状態を切り換えることにより、把持状態と解除状態とに切り換えるように構成されている。
そして、把持部材12は、一対の把持部材1の接近離間方向を互いに直交させるように4個設けられ、それらの4個の把持部材12にて物品Bをその四側方から押圧して把持するように構成されている。
ちなみに、図3は、把持装置10の平面図であり、把持装置10の一部を切り欠いた状態での右側面図であり、図4は、把持装置10の一部を切り欠いた状態での正面図である。
前記把持部材12を接近離間方向に移動させるための構成について説明を加えるが、基本的には、一対の把持部材12が、連結部材14にて一体的に連結した一対の空圧シリンダ13のシリンダロッド先端部とシリンダチューブ後端部とに振り分ける状態で設けられ、接近離間方向に各別に移動自在にフレーム15に支持されている。
そして、一体的に連結された一対の空圧シリンダ13も接近離間方向に移動自在なようにフレーム15に支持され、一対の把持部材12が、一対の空圧シリンダ13による収縮作動によって接近離間方向に移動されるように連係されている。
また、各把持部材12の長手方向の両端部は、接近離間方向が直交するように接近する把持部材12と交差させることが可能なように凹凸状に形成されている。
ちなみに、4つの把持部材12のうち、1個の把持部材12が、他の把持部材12と同高さに位置する作動位置とそれよりも上方の退避位置とに昇降可能に構成され、把持装置10にて把持した物品Bを水平方向に取り出すときに、把持部材12が邪魔にならないように退避位置に上昇させるように構成されており、作動位置と退避位置とに昇降可能な把持部材12bが、スタッカークレーン2によるフォーク6の挿入箇所に位置するように、把持装置10が配置されている。
まず、図3中前後方向であるY方向に移動する把持部材12aについて説明を加えると、一体的に組み付けた一対の空圧シリンダ13aが、図3および図5に示すように、フレーム15に付設した一対のガイドレール16に前後方向(Y方向)にスライド自在なように支持されている。
すなわち、ガイドレール16は、横断面形状が概ねコの字形状に形成され、開口側を内側に向けて互いに間隔を隔て並べた状態でフレーム15に付設され、連結部材14にガイドローラ18が設けられ、そのガイドローラ18が一対のガイドレール16にスライド案内されるように支持されている。
また、一対の把持部材12aの夫々は、図3および図4に示すように、フレーム15に付設したリニアガイド17に前後方向(Y方向)にスライド自在なように支持されている。
次に、図3中左右方向であるX方向に移動する把持部材12bについて説明を加えると、一体的に組み付けた一対の空圧シリンダ13bが、図3および図4に示すように、フレーム15に付設した一対のガイドレール19に左右方向(X方向)にスライド自在なように支持されている。
すなわち、ガイドレール19は、横断面形状が概ねコの字形状に形成され、開口側を内側に向けて互いに間隔を隔て並べた状態でフレーム15に付設され、連結部材14にガイドローラ20が設けられ、そのガイドローラ20が一対のガイドレール19にスライド案内されるように支持されている。
そして、一対の把持部材12bのうち、シリンダチューブ後端側に配設されている把持部材12bは、フレーム15に付設したリニアガイド21に左右方向(X方向)にスライド自在なように支持されている。
また、シリンダロッド先端側に配設されている把持部材12bについては、移動架台22が、フレーム15に付設したリニアガイド21に左右方向(X方向)に移動自在に支持され、その移動架台22にリニアガイド27にて上下方向に移動自在に支持されている。
そして、一対の空圧シリンダ13bのシリンダチューブの後端部に、移動架台22を接続し、シリンダロッドの先端部に把持部材12bを接続して、一対の空圧シリンダ13bを収縮作動させることにより、一対の把持部材13bを接近離間させるように構成されている。
前記移動架台22は、把持部材12bを、他方の把持部材12bと同高さに位置する作動位置と、その上方の退避位置とにわたって昇降させるように構成されている。
説明を加えると、把持装置10にて把持した物品Bを水平方向に取り出すときに、把持部材12が邪魔にならないように退避位置に上昇させるように構成されている。
そして、把持部材12bに上下方向に沿わせてラック23を取り付けて、そのラック23にかみ合わせたピニオン24と、そのピニオン24にベルト25にて連動連結されてピニオン24を回転駆動する昇降用モータ26とを備えて構成されている。
このようにして、空圧シリンダ13を収縮させると、一対の把持部材12を接近側に移動させて、物品Bをその四側方から押圧して把持する把持状態に切り換え、かつ、空圧シリンダ13を伸長させると、一対の把持部材12を離間側に移動させて、物品Bの把持を解除する解除状態に切り換えるように構成されている。
そして、空圧シリンダ13のシリンダロッドを収縮させると、シリンダロッド先端側の把持部材12が先に物品群に当接して、そのシリンダロッド先端側の把持部材12が静止した状態で、空圧シリンダ13のシリンダチューブがガイドレール16,19の案内にて移動してシリンダチューブ側の把持部材12が物品群に近づくように移動させて、一対の把持部材12にて物品Bをその両側方から押圧するように構成されている。
以下、物品Bが段積みされているパレットPから最上層の物品Bを切り出す切り出し作業における動作について説明を加える。
まず、フォーク6にて物品載置状態のパレットPを載置した状態でスタッカークレーン2を水平移動および昇降移動させることにより、図6の(イ)に示すように、スタッカークレーン2にて物品載置状態のパレットPを把持位置に移動させる。
そして、物品載置状態のパレットPを把持位置に移動させた状態において、把持装置10を把持状態に切り換えて、物品載置状態のパレットPから最上層の物品Bを把持装置10にて把持する。
その後、スタッカークレーン2を下降移動させることにより、図6の(ロ)に示すように、把持装置10にて最上層の物品Bを把持した状態で、最上層の物品Bが把持されたパレットPを仮置き部11に載置させる。
また、フォーク6にて非物品載置状態のパレットPを載置した状態でスタッカークレーン2を水平移動および昇降移動させることにより、図6の(ハ)に示すように、スタッカークレーン2にて非物品載置状態のパレットPを載置位置に移動させる。
そして、非物品載置状態のパレットPを載置位置に移動させた状態において、把持装置10を解除状態に切り換えて、非物品載置状態のパレットPに把持装置10にて把持していた物品Bを載置させる。
このようにして、非物品載置状態のパレットPに把持装置10にて把持していた物品Bを載置させて、物品Bが段積みされているパレットPから最上層の物品Bを切り出す切り出し作業を行い、その切り出した物品Bを載置したパレットPをそのままスタッカークレーン2にて入出庫口9などに搬送するようにしている。
ちなみに、切り出した物品Bを載置したパレットPをスタッカークレーン2にて載置位置から移動させる際には、把持部材12を退避位置に移動させることにより、把持部材12が邪魔にならずにパレットPを水平方向に移動可能となるので、パレットPを載置位置に位置させた状態からそのままフォーク6を引退作動させるようにしている。
そして、切り出し作業を終えた状態で、仮置き部11に載置されているパレットPについては、そのパレットPから再度最上層の物品Bを切り出す必要がある場合には、上述の動作を繰り返して切り出し作業を行い、再度最上層の物品Bを切り出す必要がない場合には、スタッカークレーン2にて物品収納部3に収納するように構成されている。
ちなみに、仮置き部11については、物品Bが段積みされているパレットPを収納可能に構成されているので、物品収納部3として利用することも可能である。
上述のようにして、切り出し作業における動作を説明したが、例えば、物品Bが1段だけ載置されているパレットPについて、物品Bを載置するパレットPを別のパレットPに変更する移し替え作業を行う場合でも、上述の切り出し作業と同様の動作を行うことによって、移し替え作業も行うようにしている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、把持装置10が、物品収納部3のうち、入出庫口9に近いものに備えられている例を示したが、どの物品収納部3に把持装置10を備えるかは適宜変更が可能である。
また、把持装置10を、物品収納棚1の側脇などに設けて、物品収納部3とは別に把持装置を設けて実施することも可能である。
(2)上記実施形態では、把持装置10の下方に仮置き部11を設けているが、この仮置き部11を設けずに実施することも可能である。
(3)上記実施形態では、把持装置10として、4個の把持部材12のうち、把持部材12を作動位置と退避位置とに昇降可能としているものを例示したが、4個の把持部材12とも昇降させないように構成して実施することも可能である。
この場合には、切り出した物品Bを載置したパレットPをスタッカークレーン2にて載置位置から移動させる際には、パレットPを載置位置に位置させた状態からそのままフォーク6を引退作動させると、把持部材12が邪魔になるので、スタッカークレーン2にてパレットPを載置位置から下降移動させたのち、フォーク6を引退作動させるようにしている。
(4)上記実施形態では、把持装置10として、物品Bをその四側方から押圧して把持するように、4個の把持部材12を備えたものを例示したが、把持部材12の数については2個や6個など適宜変更が可能である。
(5)上記実施形態では、把持装置10を備えるために、4つ分の物品収納部3を確保するようにしているが、1つ分の物品収納部3に把持装置10を備えるように構成して実施することも可能であり、把持装置10を設置するために確保する物品収納部3の数については適宜変更が可能である。
(6)上記実施形態では、入出庫口9として、入庫口と出庫口とを兼用するようにしているが、入庫口と出庫口とを別々に設けてもよい。
この場合には、出庫口に近い物品収納部3に把持装置10を設けるようにしている。
物品保管設備の斜視図 物品保管設備の側面図 把持装置の平面図 把持装置の一部を切り欠いた右側面図 把持装置の一部を切り欠いた正面図 切り出し作業における動作を示す図
符号の説明
1 物品保管棚
2 移載装置
3 物品収納部
9 入出庫口
11 仮置き部
B 物品
P 載置体

Claims (4)

  1. 物品収納部を縦横に複数個並べて構成された物品保管棚と、昇降移動および水平移動自在で各物品収納部に対して物品が段積みされている載置体を移載する移載装置と、段積みされている物品のうち、最上層の物品を把持する把持状態とその把持を解除する解除状態とに切換自在な把持装置とが設けられている物品保管設備であって、
    前記移載装置が、前記物品を載置している物品載置状態の前記載置体を前記把持装置にて最上層の物品を把持可能な把持位置に移動可能で、かつ、前記物品を載置していない非物品載置状態の前記載置体を前記把持装置にて把持されている物品を載置可能な載置位置に移動可能に構成され、
    前記把持装置が、前記移載装置にて物品載置状態の前記載置体を把持位置に移動させた状態において、把持状態に切り換え、かつ、前記移載装置にて非物品載置状態の前記載置体を載置位置に移動させた状態において、解除状態に切り換えるように構成されている物品保管設備。
  2. 前記把持装置の下方には、物品載置状態の前記載置体を載置可能な仮置き部が設けられている請求項1に記載の物品保管設備。
  3. 前記把持装置が、前記複数の物品収納部の一部に備えられている請求項1または2に記載の物品保管設備。
  4. 前記移載装置が、前記物品収納部と入出庫口との間で物品を移載するように構成され、
    前記把持装置が、前記物品収納部のうち、前記入出庫口に近いものに備えられている請求項3に記載の物品保管設備。
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