JP2005138688A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブラケットに対し電装品、例えば照明用発光体を合理的に組み込んでブラケットのフランジの大型化を抑えることができる車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】 サンバイザ本体11と、そのサンバイザ本体11を回動可能に支持する横軸部26を有する支持アーム20と、サンバイザ本体11を支持アーム20を介してルーフパネル1に装着しかつサンバイザ本体11を縦軸線回りに回動可能に支持するブラケット30と、を備える。ブラケット30は、フランジ31と、そのフランジ31から縦軸線方向に突出されかつ電装品50に対応する組込部41が形成された縦筒体40とを備える。縦筒体40には、支持アーム20が縦軸線回りに回動可能に組み付けられるとともに、同縦筒体40の組込部41には電装品50が組み込まれている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、サンバイザ本体、支持アーム及びブラケットを備えて構成される車両用サンバイザに関する。
従来、車両用サンバイザの支持アームは縦軸部と横軸部とを有して略L字状に形成され、その支持アームの横軸部の軸回りにサンバイザ本体が回動可能に支持される。
また、支持アームの縦軸部は、車室天井部のルーフパネルに固定されるフランジ状のベース体を一体に有するブラケットのボス部に嵌挿されて縦軸線回りに回動可能に支持されているのが一般的である。
また、車室内を照明するための照明用ランプユニットの設置スペースの削減や、照明ランプユニットの製作、組付工数等の低減を図るために、車両用サンバイザのブラケットのベース体に対し、ボス部から横方向に離れた位置にランプ収納部を形成し、そのランプ収納部に照明用ランプを組み込んで車室内を照明するように構成した車両用サンバイザが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−207564号公報
ところで、車両用サンバイザのブラケットのベース体に対し、ボス部から横方向に離れた位置に照明用ランプを組み込むと、その分だけベース体が横方向に張り出して大型化する。このため、車室天井部のルーフパネルに対しブラケットを、その大型化したベース体において取り付けるための設置スペースを確保することが困難となる場合があった。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、ブラケットに対し電装品(例えば照明用発光体)を合理的に組み込んでブラケットの大型化を抑えることができる車両用サンバイザを提供することである。
前記目的を達成するために、この発明の請求項1に係る車両用サンバイザは、サンバイザ本体と、そのサンバイザ本体を回動可能に支持する横軸部を有する支持アームと、前記サンバイザ本体を前記支持アームを介してルーフパネルに装着するブラケットと、を備えた車両用サンバイザであって、
前記ブラケットの縦軸線上には電装品に対応する組込部が形成された縦筒体が設けられ、
前記縦筒体の組込部には電装品が組み込まれていることを特徴とする。
したがって、サンバイザ本体は、支持アームの横軸部の軸回りに回動操作されることで、車室天井部に沿う格納位置とフロントガラスに沿うフロント遮光位置とに配置切り換えされる。
特に、縦筒体の組込部に電装品を組み込むことができるため、ブラケットが横方向に大型化することを抑えることができる。
この発明の請求項2に係る車両用サンバイザは、サンバイザ本体と、そのサンバイザ本体を回動可能に支持する横軸部を有する支持アームと、前記サンバイザ本体を前記支持アームを介してルーフパネルに装着しかつ前記サンバイザ本体を縦軸線回りに回動可能に支持するブラケットと、を備えた車両用サンバイザであって、
前記ブラケットには、縦軸線方向に突出されかつ電装品に対応する組込部が形成された縦筒体が設けられ、
前記縦筒体には、前記支持アームが縦軸線回りに回動可能に組み付けられるとともに、同縦筒体の組込部には電装品が組み込まれていることを特徴とする。
したがって、サンバイザ本体は、支持アームの横軸部の軸回りに回動操作されることで、車室天井部に沿う格納位置とフロントガラスに沿うフロント遮光位置とに配置切り換えされる。
また、サンバイザ本体は、ブラケットの縦筒体の縦軸線回りに回動操作されることでフロント遮光位置とサイド遮光位置とに配置切り換えされる。
特に、縦筒体の組込部に電装品を組み込むことができるため、ブラケットが横方向に大型化することを抑えることができる。
この発明の請求項3に係る車両用サンバイザは、サンバイザ本体と、そのサンバイザ本体を回動可能に支持する横軸部を有する支持アームと、前記サンバイザ本体を前記支持アームを介してルーフパネルに装着しかつ前記サンバイザ本体を縦軸線回りに回動可能に支持するブラケットと、を備えた車両用サンバイザであって、
前記支持アームには電装品に対応する組込部が形成された縦筒体が形成され、
前記支持アームは、前記縦筒体において、前記ブラケットに縦軸線回りに回動可能に組み付けられるとともに、前記縦筒体の組込部には電装品が組み込まれていることを特徴とする。
したがって、サンバイザ本体は、支持アームの横軸部の軸回りに回動操作されることで、車室天井部に沿う格納位置とフロントガラスに沿うフロント遮光位置とに配置切り換えされる。
また、サンバイザ本体は、支持アームの縦筒体の縦軸線回りに回動操作されることでフロント遮光位置とサイド遮光位置とに配置切り換えされる。
特に、縦筒体の組込部に電装品を組み込むことができるため、ブラケットが横方向に大型化することを抑えることができる。
この発明の請求項4に係る車両用サンバイザは、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用サンバイザであって、
電装品は、照明用の発光体によって構成され、
縦筒体の先端部には、前記発光体に対応するレンズが設けられていることを特徴とする。
したがって、ブラケットの縦筒体に組み付けられた照明用の発光体によって車室内を照明することができる。
この発明によれば、ブラケットの縦軸線上に設けられた縦筒体に組込部に対し電装品(例えば照明用発光体)を合理的に組み込むことができるため、ブラケットが横方向に大型化するのを抑えることができる。この結果、車室天井部のルーフパネルに対しブラケットに対応する設置スペースを容易に確保することができる。
次に、この発明を実施するための最良の形態について、実施例にしたがって説明する。
図1は車両用サンバイザ全体を示す正面図である。図2はブラケットと支持アームとの組み付け状態を示す斜視図である。図3はブラケットと支持アームとを分解して示す斜視図である。図4はルーフパネルにブラケットを介して支持アームを取り付けた状態を示す平面図である。図5は図4のV−V線に基づく断面図である。図6は図4のVI−VI線に基づく断面図である。図7は図6のVII−VII線に基づく平断面図である。図8は図6のVIII−VIII線に基づく平断面図である。
図1〜図3に示すように、車両用サンバイザ10は、サンバイザ本体11、支持アーム20及びブラケット30を備えて構成されている。
図1に示すように、サンバイザ本体11は、遮光体として機能するものであり、略横長の四角形状に形成され、その一側角部には軸受け部12が設けられ、片側表面には、化粧用ミラーユニット13が装着されている。この化粧用ミラーユニット13は、化粧用のミラー板15を保持するケース体14と、そのケース体14の一側(図1では上側)に軸17を中心として開閉可能に装着された開閉蓋16と、を備えている。
図3に示すように、支持アーム20は、サンバイザ本体11を横軸線回りに回動可能に支持するものであり、その一端の根元部において縦軸線方向の嵌合孔23を有する嵌合筒部22と、その嵌合筒部22の外周面の一部から横方向に延出された横軸部26とをそれぞれ一体に備え、かつ合成樹脂材料の射出成形によって一体成形されている。
そして、支持アーム20の横軸部26には、サンバイザ本体11が軸受け部12において回動可能に装着されている。
支持アーム20の嵌合筒部22に形成された嵌合孔23の開口部には、段差面25aをもって大径孔部25が形成されている。
図1〜図3に示すように、ブラケット30は、支持アーム20を介してサンバイザ本体11をルーフパネル1に装着しかつサンバイザ本体11を縦軸線回りに回動可能に支持するものである。すなわち、ブラケット30は、ルーフパネル1にルーフライニング2を間に挟んで固定されるベース体31と、そのベース体31から縦軸線方向に突出されかつ電装品としての照明用発光体(この実施例1ではランプ51)50が組み込まれる組込部41が形成された縦筒体40とを備えて構成されている。
そして、縦筒体40の外周には、支持アーム20がその嵌合筒部22の嵌合孔23において嵌挿され、これによって支持アーム20が縦軸線回りに回動可能に組み付けられるようになっている。
この実施例1において、ブラケット30は、そのベース体31と、縦筒体40とがそれぞれ合成樹脂材料によって別体に形成されて一体化されることで構成されている。
図3に示すように、ベース体31は、支持アーム20の嵌合筒部22の嵌合孔23と略同一の孔径寸法の嵌合孔32を有してリング状をなし、その外周面の一部には張出部31aが一体に形成されている。この張出部31aの上面には、ルーフパネル1に形成された角穴状の貫通孔3に挿通可能な係合突起33が略垂直状に突出されている。
図3と図8に示すように、ベース体31の嵌合孔32の内壁面には、張出部31aが形成される部分において凹部34が形成されている。この凹部34には、次に詳述する縦筒体40を装着状態に回り止めしてロックするためのロック片35がロック並びにアンロック動作可能に形成されている。
すなわち、凹部34の一側に一体に連結された薄肉状の弾性変形部36を根元部に有してロック片35が一体に形成され、そのロック片35の先端部には、縦筒体40のロック溝45に係合して縦筒体40を装着状態に回り止めしてロックする凸部37が形成されている。
また、ロック片35の下面には、ロック状態にあるロック片35を弾性変形部36において弾性変形させながらロック解除するためのロック解除用の操作片38が一体に突設されている。
図3に示すように、縦筒体40は、支持アーム20の嵌合筒部22の嵌合孔23及びブラケット30の嵌合孔32に回動操作可能に嵌合する外形寸法を有しかつ内部に電装品としての照明用発光体(ランプ51)50を組み込み可能な組込部41を有して円筒状に形成されている。この縦筒体40の一端部(下端部)の外周には、支持アーム20の嵌合筒部22をベース体31と協働して挟み込んで回動可能に保持する鍔部49が形成されている。
また、縦筒体40の他端部(上端部)には、小径の装着軸42が同一中心線上に突出されている。
図4〜図7に示すように、装着軸42の根元部には、装着軸42と係合突起33との2点間の距離を変化(この実施例1では2点間の距離が小さくなるように変化)させてルーフパネル1の貫通孔3と取付孔4との間にブラケット30と縦筒体40とを拘束するためのカム体43が形成されている。
すなわち、カム体43は、ルーフパネル1の貫通孔3から所定距離だけ離れた位置に貫設された非円形(図7では略三角形)の取付孔4に嵌挿可能でかつ縦軸線回りに所定方向に所定角度(例えば30度〜60度前後)回動されることで、そのカム体43のカム面が取付孔4の内周面に圧接しながら装着軸42と係合突起33との2点間の距離が小さくなるように変化させる。
言い換えると、カム体43は、取付孔4に嵌挿された状態で縦軸線回りに所定方向に所定角度(例えば30度〜60度前後)回動されることで、そのカム体43のカム面が取付孔4の内周面に圧接しながら回動し、このカム作用によって貫通孔3の一側内面(図7に向かって左側内面)に係合突起33が押圧されて僅かではあるが変形し、これによってルーフパネル1の貫通孔3と取付孔4との間にブラケット30と縦筒体40とを拘束するようになっている。
図4〜図6に示すように、装着軸42の外周面にはそのカム体43の上方に位置して係止体44が形成されている。この係止体44は、取付孔4よりも若干小さい非円形(図4では略三角形)に形成されている。そして、係止体44は、取付孔4の下方から挿通可能で、縦軸線回りに所定方向に所定角度(例えば30度〜60度前後)回動されることで、その下面の係止面が取付孔4の周縁部においてルーフパネル1の上面に当接して係合するようになっている。
図6に示すように、縦筒体40には、その装着軸42の先端部から組込部41にわたって一対の固定電極板48が挿通されて固定されている。これら一対の固定電極板48の先端部には、車載バッテリに接続される接続線の端末コネクタが差し込まれて電気的に接続されるカプラ(コネクタ)47が設けられている。
図3、図5及び図6に示すように、縦筒体40の組込部41の開口部近傍には、ランプホルダ60が嵌込まれかつ縦軸線方向と直交する2本の係止ピン61によって抜け止めされるとともに所定の角度範囲内において縦軸線回りに回動可能に保持されている。
このランプホルダ60の中心部には、照明用発光体50としてのランプ(LED等も含む)51を先端部(下端部)に有するランプケース52がランプホルダ60と一体状に装着されている。
そして、ランプケース52のランプ51とは反対側(上側)の外周面には、固定電極板48に対し接離可能に接触する可動電極板53が取り付けられている。
また、ランプホルダ60の下端部に形成されたレンズ保持部62には、略半球殻状のレンズ63が装着されている。また、レンズ保持部62には、ランプホルダ60を縦軸線回りに回動操作して固定電極板48に対し可動電極板53を接離するための操作部62aが形成されている。
この実施例1に係る車両用サンバイザ10は上述したように構成される。
したがって、ルーフパネル1に車両用サンバイザ10を装着する場合、まず、ルーフパネル1の貫通孔3並びに取付孔4に対しその下方からベース体31の係合突起33と、縦筒体40の装着軸(カム体43及び係止体44)42とがそれぞれ挿入された後、縦筒体40が縦軸線回りに所定方向に所定角度(例えば30度〜60度前後)だけ回動される。
すると、カム体43のカム面が取付孔4の内周面に圧接しながら回動し、このカム作用によって貫通孔3の一側内面(図7に向かって左側内面)に係合突起33が押圧されて僅かではあるが変形し、これによってルーフパネル1の貫通孔3と取付孔4との間にブラケット30と縦筒体40とが拘束される。
また、図4と図5に示すように、係止体44下面の係止面が取付孔4の周縁部においてルーフパネル1の上面に当接して係合する。これによって、ルーフパネル1に車両用サンバイザ10が装着される。なお、縦筒体40を縦軸線回りに回動操作する場合、支持アーム20の嵌合筒部22と縦筒体40との間にトルク伝達用の係合部(図示しない)を相互に設けることで、縦筒体40の回動操作を容易に行うことができる。
前記したように車両用サンバイザ10が装着された状態において、ブラケット30のロック片35先端部の凸部37が縦筒体40のロック溝45に係合する(図8参照)。これによって、縦筒体40が装着状態に回り止めされてロックされる。
したがって、この実施例1に係る車両用サンバイザ10は、上述したように操作することでルーフパネル1に容易に装着することができる。
ルーフパネル1に車両用サンバイザ10が装着された状態において、サンバイザ本体11は、車室の天井面に沿う格納位置から支持アーム20の横軸部26を中心としかつフロントガラスに向けて回動操作されることで、フロント遮光位置に配置される。また、フロント遮光位置に配置されたサンバイザ本体11は、支持アーム20とともに、ブラケット30の縦筒体40の縦軸線を中心としかつサイドガラス向けて回動操作されることで、サイド遮光位置に配置切換される。
照明が必要な場合、縦筒体40の組込部41に設けられたランプホルダ60を、そのレンズ保持部62の操作部62aにおいて縦軸線回りに所定角度だけ回動操作することで、固定電極板48に対し可動電極板53が接触し、これによってランプ51が点灯する。
また、ランプホルダ60を逆方向に回動操作することで、固定電極板48に対し可動電極板53が非接触状態となり、これによってランプ51が消灯する。
前記したように、縦筒体40の組込部41に電装品としての照明用発光体50、この実施例ではランプ51を組み付けることができるため、ベース体31が大型化することを抑えることができる。この結果、車室天井部のルーフパネル1に対しベース体31に対応する設置スペースを容易に確保することができる。
次に、この発明の実施例2を図9にしたがって説明する。
この実施例2においては、車室天井部のルーフパネル101にビスやクリップ等によって取り付けられるベース体131を備えたブラケット130に対し縦筒体140を縦軸線回りに回動可能に支持する筒状の支持部132が形成されている。そして、支持部132の先端(下端)の外周面にはスリット状の割溝(図示しない)を有して弾性的に縮開可能な係止部133が形成されている。
一方、サンバイザ本体(図示しない)を回動可能に支持する横軸部126を有する支持アーム120の根元部近傍には、ブラケット130の支持部132に対し縦軸線回りに回動可能に支持される縦筒体140が一体に形成されている。この縦筒体140の上部内周面には、ブラケット130の支持部132の係止部133に対し押し込み操作によって弾性的に係合されて装着される突部143が突設されている。
また、縦筒体140の内部に設けられた組込部141には電装品としての照明用発光体(ランプ151)150を有するランプホルダ160が組み込まれ、同縦筒体140の下端部にはレンズ163が装着されている。
なお、照明用発光体(ランプ151)150を点滅するためのスイッチは、車室内の所定位置、例えば、ブラケット130の近傍やインスツルメントパネルの所定位置に配設される。
上述したように構成されるこの実施例2において、サンバイザ本体(図示しない)は、支持アーム120の横軸部126の軸回りに回動操作されることで、車室天井部に沿う格納位置とフロントガラスに沿うフロント遮光位置とに配置切り換えされる。
また、サンバイザ本体は、支持アーム120の縦筒体140の縦軸線回りに回動操作されることでフロント遮光位置とサイド遮光位置とに配置切り換えされる。
特に、この実施例2においても、実施例1と略同様にして、縦筒体140の組込部141に電装品としての照明用発光体(ランプ151)150を組み込むことができるため、ブラケット130が横方向に大型化することを抑えることができる。
次に、この発明の実施例3を図10〜図12にしたがって説明する。
この実施例3においては、支持アーム220は、サンバイザ本体(図示しない)を回動可能に支持する横軸部226と縦筒体240とを一体に備えた1つの合成樹脂成形品によって形成されている。
また、ブラケット230は、そのベース体231と、支持体242aとがそれぞれ合成樹脂材料によって別体に形成されて一体化されることで構成されている。
すなわち、図10に示すように、ベース体231は、実施例1と略同様にして、その外周面の一部には張出部231aが一体に形成され、その張出部231aの上面には、ルーフパネル1に形成された角穴状の貫通孔203に挿通可能な係合突起233が略垂直状に突出されている。
また、図10と図12に示すように、ベース体231の嵌合孔232の内壁面には、張出部231aが形成される部分において凹部234が形成されている。この凹部234には、次に詳述する装着軸242を装着状態に回り止めしてロックするためのロック片235がロック並びにアンロック動作可能に形成されている。なお、このロック機構は前記実施例1を略同様である。
図10と図11に示すように、支持体242aは、支持アーム220の縦筒体240の内孔及びベース体231の嵌合孔232にわたって嵌挿され、その下端部外周縁には、支持アーム220の縦筒体240の内孔の上端部内周縁に突設された係合部240aをベース体231と協働して回動可能に狭持するための鍔部249が形成されている。
また、支持体242aの上端部には、小径の装着軸242が同一中心線上に突出されている。この装着軸242の根元部には、実施例1と略同様にして、装着軸242と係合突起233との2点間の距離を変化させてルーフパネル201の貫通孔203と取付孔204との間にベース体231と支持体242aとを拘束するためのカム体243が形成されている。
また、装着軸242の外周面にはそのカム体243の上方に位置して実施例1と略同様にして係止体244が形成されている。この係止体244は、取付孔204よりも若干小さい非円形(図では略三角形)に形成されている。そして、係止体244は、取付孔204の下方から挿通可能で、縦軸線回りに所定方向に所定角度(例えば30度〜60度前後)回動されることで、その下面の係止面が取付孔204の周縁部においてルーフパネル201の上面に当接して係合するようになっている。
一方、サンバイザ本体(図示しない)を回動可能に支持する横軸部226を有する支持アーム220の縦筒体240はその内孔を組込部241としている。そして、縦筒体240の組込部241には電装品としての照明用発光体(ランプ251)250を有するランプホルダ260が組み込まれ、同縦筒体240の下端部にはレンズ263が装着されている。
なお、照明用発光体(ランプ251)250を点滅するためのスイッチは、車室内の所定位置、例えば、ブラケット230の近傍やインスツルメントパネルの所定位置に配設することもでき、前記実施例1と同様にして構成することもできる。
上述したように構成されるこの実施例3において、サンバイザ本体(図示しない)は、支持アーム220の横軸部226の軸回りに回動操作されることで、車室天井部に沿う格納位置とフロントガラスに沿うフロント遮光位置とに配置切り換えされる。
また、サンバイザ本体は、支持アーム220の縦筒体240の縦軸線回りに回動操作されることでフロント遮光位置とサイド遮光位置とに配置切り換えされる。
特に、この実施例3においても、縦筒体240の組込部241に電装品としての照明用発光体(ランプ251)250を組み込むことができるため、ブラケット230が横方向に大型化することを抑えることができる。
次に、この発明の実施例4を図13にしたがって説明する。
この実施例4に係る車両用サンバイザおいて、図13に示すように、サンバイザ本体311は、左右一対の横軸部326を有する支持アーム320によって車室天井部に沿う格納位置とフロントガラスに沿うフロント遮光位置とに配置切り換えされるようになっている。
一対の支持アーム320の根元部には、ブラケット330がそれぞれ一体に形成され、そのブラケット330の縦軸線上に対し縦筒体340が一体に形成されている。
また、縦筒体340の上端部には、車室天井部のルーフパネル101にビスやクリップ等によって取り付けられるベース体331が一体に形成されている。
縦筒体340の内部には組込部341が形成され、その組込部241には電装品としての照明用発光体(ランプ351)350を有するランプホルダ360が組み込まれ、同縦筒体240の下端部にはレンズ363が装着されている。
なお、照明用発光体(ランプ351)350を点滅するためのスイッチは、前記実施例1と同様にして構成することもできるが、車室内の所定位置、例えば、ブラケット330の近傍やインスツルメントパネルの所定位置に配設してもよい。
上述したように構成されるこの実施例4において、サンバイザ本体311は、左右一対の横軸部326の軸回りに回動操作されることで、車室天井部に沿う格納位置とフロントガラスに沿うフロント遮光位置とに配置切り換えされる。
特に、この実施例4においても、縦筒体340の組込部341に電装品としての照明用発光体(ランプ351)350を組み込むことができるため、ブラケット330が横方向に大型化することを抑えることができる。
なお、この発明は前記実施例1〜4に限定するものではない。
例えば、前記実施例11〜4においては、縦筒体40、140、240、340の組込部41、141、241、341に照明用発光体50、150、250、350としてのランプ51、151、251、351が組み込まれる場合を例示したが、それ以外にスピーカ等の電装品を組み付けることもできる。
この発明の実施例1に係る車両用サンバイザ全体を示す正面図である。 同じくブラケットと支持アームとの組み付け状態を示す斜視図である。 同じくブラケットと支持アームとを分解して示す斜視図である。 同じくルーフパネルにブラケットを介して支持アームを取り付けた状態を示す平面図である。 同じく図4のV−V線に基づく断面図である。 同じく図4のVI−VI線に基づく断面図である。 同じく図6のVII−VII線に基づく平断面図である。 同じく図6のVIII−VIII線に基づく平断面図である。 この発明の実施例2に係る車両用サンバイザのブラケットと支持アームとの関係を示す縦断面図である。 この発明の実施例3に係る車両用サンバイザのブラケットと支持アームとの関係を示す縦断面図である。 同じく図10のXI−XI線に基づく断面図である。 同じく図10のXII−XII線に基づく平断面図である。 この発明の実施例4に係る車両用サンバイザ全体を示す正面図である。
符号の説明
1 ルーフパネル
4 取付孔
10 車両用サンバイザ
11 サンバイザ本体
13 化粧用ミラーユニット
20 支持アーム
26 横軸部
30 ブラケット
31 ベース体
40 縦筒体
41 組込部

Claims (4)

  1. サンバイザ本体と、そのサンバイザ本体を回動可能に支持する横軸部を有する支持アームと、前記サンバイザ本体を前記支持アームを介してルーフパネルに装着するブラケットと、を備えた車両用サンバイザであって、
    前記ブラケットの縦軸線上には電装品に対応する組込部が形成された縦筒体が設けられ、
    前記縦筒体の組込部には電装品が組み込まれていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. サンバイザ本体と、そのサンバイザ本体を回動可能に支持する横軸部を有する支持アームと、前記サンバイザ本体を前記支持アームを介してルーフパネルに装着しかつ前記サンバイザ本体を縦軸線回りに回動可能に支持するブラケットと、を備えた車両用サンバイザであって、
    前記ブラケットには、縦軸線方向に突出されかつ電装品に対応する組込部が形成された縦筒体が設けられ、
    前記縦筒体には、前記支持アームが縦軸線回りに回動可能に組み付けられるとともに、同縦筒体の組込部には電装品が組み込まれていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  3. サンバイザ本体と、そのサンバイザ本体を回動可能に支持する横軸部を有する支持アームと、前記サンバイザ本体を前記支持アームを介してルーフパネルに装着しかつ前記サンバイザ本体を縦軸線回りに回動可能に支持するブラケットと、を備えた車両用サンバイザであって、
    前記支持アームには電装品に対応する組込部が形成された縦筒体が形成され、
    前記支持アームは、前記縦筒体において、前記ブラケットに縦軸線回りに回動可能に組み付けられるとともに、前記縦筒体の組込部には電装品が組み込まれていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用サンバイザであって、
    電装品は、照明用の発光体によって構成され、
    縦筒体の先端部には、前記発光体に対応するレンズが設けられていることを特徴とする車両用サンバイザ。
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