JP2005137727A - 液状有機ハロゲン化物の移動処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液状PCB等の液状有機ハロゲン化物の処理に際し、保管場所から処理工場に運搬するのではなく、処理装置に機動性を持たせて処理装置を保管場所に移動させ、液状有機ハロゲン化物を保管場所で処理できるようにした液状有機ハロゲン化物の移動処理装置の提供。
【解決手段】 液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合して固体状組成物を得るための一次処理装置2と、一次処理装置から供給された固体状組成物を攪拌させながら120℃以上350℃以下で加熱処理して、固体状組成物を粉体化させると共に、蒸気状有機ハロゲン化物を気化発生させる加熱装置3と、加熱処理により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を導入して1200℃以上で燃焼させるガス燃焼装置4と、が車両1の荷台10上に据え付けられて、車両の移動により移動可能に設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合して固体状組成物を得るための一次処理装置2と、一次処理装置から供給された固体状組成物を攪拌させながら120℃以上350℃以下で加熱処理して、固体状組成物を粉体化させると共に、蒸気状有機ハロゲン化物を気化発生させる加熱装置3と、加熱処理により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を導入して1200℃以上で燃焼させるガス燃焼装置4と、が車両1の荷台10上に据え付けられて、車両の移動により移動可能に設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、PCB等の液状有機ハロゲン化物を無害化するための処理装置に関し、特に、処理対象となる液状有機ハロゲン化物の保管場所に出向いて処理できるようにした移動処理装置に関する。
従来、液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合した固体状組成物を所定の温度条件下で加熱処理し、その加熱によって気化発生させた蒸気状有機ハロゲン化物をさらに燃焼室で燃焼させるようにした液状有機ハロゲン化物の処理方法が知られている(特許文献1参照)。
この処理方法では、液状有機ハロゲン化物を、低廉な設備を利用できる比較的に低い温度条件下で、液状有機ハロゲン化物を溶出しない安定な状態で、安全かつ安価に処理することができるという利点がある。
しかしながら、かかる従来の処理方法では、その処理に使用する処理装置について、これを処理工場等の敷地内に固定状態に据え付け、ここに処理対象となる液状有機ハロゲン化物を運び込んで処理するようになっていた。
ところで、液状PCBは、使用禁止となった当初、暫定的処置としてドラム缶、或いはトランス等に保有のまま保管されてきた。これらは適正な処理がなされないまま、長年月を経て容器の腐食から洩出したり、放置したトランスから洩出したりすることが起きている。
従って、このような状態で保管されている液状PCBを処理工場の処理装置まで運搬するには、流出による汚染に配慮しながら、運搬時の安全性を充分に確保する必要があり、手間及びコスト、それに安全面での問題があった。
特開平10−249187号公報
本発明はかかる従来の問題を解決するためになされたもので、液状PCB等の液状有機ハロゲン化物を処理するに際し、これを保管場所から処理工場に運搬するのではなく、処理装置に機動性を持たせることで、処理装置を保管場所に移動させ、これによって、液状有機ハロゲン化物を、その保管場所で処理できるようにした液状有機ハロゲン化物の移動処理装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の液状有機ハロゲン化物の移動処理装置(請求項1)は、
液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合して得た固体状組成物を所定の温度条件下で加熱処理し、その加熱処理により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を燃焼処理させるための液状有機ハロゲン化物の処理装置であって、
液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合して固体状組成物を得るための一次処理装置と、
この一次処理装置から供給された固体状組成物を攪拌させながら120℃以上350℃以下で加熱処理することで、固体状組成物を粉体化させると共に、蒸気状有機ハロゲン化物を気化発生させる加熱装置と、
この加熱処理により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を導入して1200℃以上で燃焼させるガス燃焼装置を備え、
前記一次処理装置と、加熱装置と、ガス燃焼装置とが車両の荷台(トレーラー、4トントラック、大型トラック等)上に据え付けられて、車両の移動により移動可能に設けられていることを特徴とする液状有機ハロゲン化物の移動処理装置。
液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合して得た固体状組成物を所定の温度条件下で加熱処理し、その加熱処理により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を燃焼処理させるための液状有機ハロゲン化物の処理装置であって、
液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合して固体状組成物を得るための一次処理装置と、
この一次処理装置から供給された固体状組成物を攪拌させながら120℃以上350℃以下で加熱処理することで、固体状組成物を粉体化させると共に、蒸気状有機ハロゲン化物を気化発生させる加熱装置と、
この加熱処理により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を導入して1200℃以上で燃焼させるガス燃焼装置を備え、
前記一次処理装置と、加熱装置と、ガス燃焼装置とが車両の荷台(トレーラー、4トントラック、大型トラック等)上に据え付けられて、車両の移動により移動可能に設けられていることを特徴とする液状有機ハロゲン化物の移動処理装置。
なお、前記請求項1記載の液状有機ハロゲン化物の移動処理装置において、固定化処理剤が、活性アルミナ、生石灰、酸化マグネシウム及び酸化マンガンを含有する鉱滓粉塵と、珪酸塩と、水溶性高分子と、有機酸金属塩と、炭酸カルシウムと、モンモリロナイト又は/及びバーミキュライトを主成分として含有する粘土鉱物粉と、イオウ粉末と、を含んでいる態様とした。
本発明の液状有機ハロゲン化物の移動処理装置では、一次処理装置、加熱装置、ガス燃焼装置からなる処理プラントが車両の荷台上に据え付けられているため、処理装置が機動性を持つことになり、この移動処理装置を液状PCB等の液状有機ハロゲン化物の保管場所に移動させて、そこで処理することができるようになる。これにより、液状有機ハロゲン化物を、処理工場等に運搬させる必要が無くなり、その保管場所で処理することができる。
また、固定化処理剤を用いることによって、液状有機ハロゲン化物を溶出しない安定な状態で固定することができるし、固定化処理剤の構成物質の一要素として、鉱滓を用いることができ、これにより、産業廃棄物の有効な利用を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例により説明する。
図1は移動処理装置の実施例を示す全体図である。
この移動処理装置Aは、車両としてのトレーラ1の荷台10上に、一次処理装置2と、加熱装置3と、ガス燃焼装置4とが据え付けられている。
図1は移動処理装置の実施例を示す全体図である。
この移動処理装置Aは、車両としてのトレーラ1の荷台10上に、一次処理装置2と、加熱装置3と、ガス燃焼装置4とが据え付けられている。
前記一次処理装置2は、処理対象となる液状有機ハロゲン化物(液状PCB)に、固定化処理剤と水とを混合して固体状組成物を得るためのもので、処理室20の上部に形成された投入口21と、この投入口21の下方において処理室の内部に設けられた攪拌軸22と、この攪拌軸22の下方において処理室20の底部に設けられた排出スクリュー23と、処理室20の底部に形成された排出口24とを備えている。
従って、処理対象となる液状有機ハロゲン化物(液状PCB)と、固定化処理剤及び水をバキューム吸引によって投入口21から投入すると、これらが攪拌軸22の攪拌羽根22aにより混合、攪拌されて固体状組成物と化し、この固体状組成物が排出スクリュー23によって排出口24から排出されるように形成されている。
前記加熱装置3は、前記一次処理装置2から供給された固体状組成物を攪拌させながら120℃以上350℃以下で加熱処理することで、固体状組成物を粉体化させると共に、蒸気状有機ハロゲン化物を気化発生させるためのものである。
その構造は、処理室30の内部に回転可能に横架されたロータリキルン31と、このロータリキルンの内部に前記固体状組成物を供給するための供給用スクリュー32と、処理室30の内部で燃料を燃焼させるバーナ群33と、このバーナ群33によって燃焼した燃焼ガスをロータリキルン31の内部に導入させるガス供給管34と、ロータリキルン31の内部で気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を排気するための排気管35を備えている。なお、36は点検口、37は空気取入口、38は燃料供給口、39は排出口である。
その構造は、処理室30の内部に回転可能に横架されたロータリキルン31と、このロータリキルンの内部に前記固体状組成物を供給するための供給用スクリュー32と、処理室30の内部で燃料を燃焼させるバーナ群33と、このバーナ群33によって燃焼した燃焼ガスをロータリキルン31の内部に導入させるガス供給管34と、ロータリキルン31の内部で気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を排気するための排気管35を備えている。なお、36は点検口、37は空気取入口、38は燃料供給口、39は排出口である。
従って、前記一次処理装置2の排出口24から排出した固体状組成物が供給用スクリュー32を介してロータリキルン31の内部に供給される。又、処理室30の内部でバーナ群33によって燃焼された燃焼ガスがガス供給管34を介してロータリキルン31の内部に供給される。
このようにしてロータリキルン31の内部に供給された固体状組成物は、このロータリキルン31の内部において回転しながら攪拌羽根31aにより攪拌されつつ、燃焼ガスによって120℃以上350℃以下で加熱処理される。
そして、この加熱処理によって、固体状組成物が粉体化され、この粉体化された処理物は、ロータリキルン31を逆回転させることで排出口39から無害化物質として排出され、再資源として用いることができる。
又、加熱処理によって、粉体化された固体状組成物に反応残留する塩素化合物と揮発炭水化物から蒸気状有機ハロゲン化物が気化発生し、この蒸気状有機ハロゲン化物が排気管35から排気される。
このようにしてロータリキルン31の内部に供給された固体状組成物は、このロータリキルン31の内部において回転しながら攪拌羽根31aにより攪拌されつつ、燃焼ガスによって120℃以上350℃以下で加熱処理される。
そして、この加熱処理によって、固体状組成物が粉体化され、この粉体化された処理物は、ロータリキルン31を逆回転させることで排出口39から無害化物質として排出され、再資源として用いることができる。
又、加熱処理によって、粉体化された固体状組成物に反応残留する塩素化合物と揮発炭水化物から蒸気状有機ハロゲン化物が気化発生し、この蒸気状有機ハロゲン化物が排気管35から排気される。
なお、前記固体化処理剤としては、活性アルミナ、生石灰、酸化マグネシウム及び酸化マンガンを含有する鉱滓粉塵と、珪酸塩と、水溶性高分子と、有機酸金属塩と、炭酸カルシウムと、モンモリロナイト又は/及びバーミキュライトを主成分として含有する粘土鉱物粉と、イオウ粉末と、を含んだものを用いている。
そして、上記したように、一次処理装置2によって、この固体化処理剤を水と共に液状有機ハロゲン化物に混合して固体状組成物を得るもので、さらに、この固体状組成物を加熱装置3によって120℃以上350℃以下の温度条件下で加熱処理する。
そして、上記したように、一次処理装置2によって、この固体化処理剤を水と共に液状有機ハロゲン化物に混合して固体状組成物を得るもので、さらに、この固体状組成物を加熱装置3によって120℃以上350℃以下の温度条件下で加熱処理する。
この加熱処理に際し、混合物のいずれについても、120℃以上350℃以下の加熱処理を施こすことにより、これらの混合物中に含まれる有機ハロゲン化物をより効率的に無害化処理することができる。
この加熱処理時の温度が120℃未満であると、その分解率の低下を招き、特にイオウ粉末を含む混合物について、イオウ粉末の溶融が不十分となり、その作用を十分に発揮させることができない。また、この加熱温度が350℃を超えると、有機ハロゲン化物が分解される前に気化してしまい、それに基因する有毒ガスの発生のおそれがある。これらの点から、有機ハロゲン化物に対する処理を安定的にかつ安全に実行するために、160℃〜300℃の温度条件下で加熱処理するのが好ましい。
この加熱処理時の温度が120℃未満であると、その分解率の低下を招き、特にイオウ粉末を含む混合物について、イオウ粉末の溶融が不十分となり、その作用を十分に発揮させることができない。また、この加熱温度が350℃を超えると、有機ハロゲン化物が分解される前に気化してしまい、それに基因する有毒ガスの発生のおそれがある。これらの点から、有機ハロゲン化物に対する処理を安定的にかつ安全に実行するために、160℃〜300℃の温度条件下で加熱処理するのが好ましい。
又、イオウ粉末は、前記した加熱処理に際して有機ハロゲン化物と反応し、有機ハロゲン化物のハロゲン原子がイオウ原子と置換することによって、有機ハロゲン化物は無害なフェニレン−サルフィッド樹脂に変化するものと考えられる。この結果、有機ハロゲン化物は無害化処理されるが、これは前記した鉱物による作用と相乗的な効果として得られる。
この場合、各混合成分は常温下で混合でき、またその混合する順序は問わない。
なお、このイオウ粉末の混合量は前記固体状組成物100部に対し10部以上50部以下としている。このイオウ粉末の混合量がl0部未満であると、その処理が不十分となり、また50部を超えると、イオウ粉末の溶解物が混合物表面を覆ってしまい、有機ハロゲン化物の気化を阻害し、処理が不完全となることがある。
従って、イオウ粉末に基づく処理効果を確実に発揮させるためには、イオウ粉末の混合量が25部〜35部であることが望ましい。
この場合、各混合成分は常温下で混合でき、またその混合する順序は問わない。
なお、このイオウ粉末の混合量は前記固体状組成物100部に対し10部以上50部以下としている。このイオウ粉末の混合量がl0部未満であると、その処理が不十分となり、また50部を超えると、イオウ粉末の溶解物が混合物表面を覆ってしまい、有機ハロゲン化物の気化を阻害し、処理が不完全となることがある。
従って、イオウ粉末に基づく処理効果を確実に発揮させるためには、イオウ粉末の混合量が25部〜35部であることが望ましい。
なお、表1に金属精練に伴う鉱滓粉塵の成分を示し、又、表2に固体化処理剤の成分及び配合量を示す。
そして、液状有機ハロゲン化物100部に対し、固体化処理剤50〜200部及び水5〜100部の範囲で混合する。
この量的範囲内での各配合物の混合であれば、液状有機ハロゲン化物を安定的に固体化することができる。
そして、液状有機ハロゲン化物100部に対し、固体化処理剤50〜200部及び水5〜100部の範囲で混合する。
この量的範囲内での各配合物の混合であれば、液状有機ハロゲン化物を安定的に固体化することができる。
前記ガス燃焼装置4は、前記加熱処理3により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を導入して1200℃以上で燃焼させるもので、プラズマ燃融炉(混合ガス燃融炉)が用いられ、炉の内部が絞り部40を境にして下部燃焼室41と上部燃焼室42とに区画され、前記絞り部40に粒状耐火物43が堆積されている。
そして、下部燃焼室41内に前記加熱装置3からの蒸気状有機ハロゲン化物を導入し、ここでバーナ44によって1200℃以上で一次燃焼させ、さらに、その燃焼ガスを絞り部40に堆積させた粒状耐火物43の隙間を上昇して上部燃焼室42に導き、ここでさらにバーナ45によって1200℃以上で二次燃焼させることで、蒸気状有機ハロゲン化物を無害化させて排気させるようになっている。
この場合、一次燃焼後の燃焼ガスは、粒状耐火物43の隙間を上昇するため、この粒状耐火物43が上昇抵抗になって通過に時間がかかる。従って、下部燃焼室41に導入された蒸気状有機ハロゲン化物は、下部燃焼室41内での滞留時間が長くなり、じっくりと一次燃焼及び二次燃焼させることができる。
この場合、一次燃焼後の燃焼ガスは、粒状耐火物43の隙間を上昇するため、この粒状耐火物43が上昇抵抗になって通過に時間がかかる。従って、下部燃焼室41に導入された蒸気状有機ハロゲン化物は、下部燃焼室41内での滞留時間が長くなり、じっくりと一次燃焼及び二次燃焼させることができる。
なお、二次燃焼された燃焼ガスを循環配管によって再び上部燃焼室に戻して燃焼させるようにしてもよく、このように循環させれば、排気ガスの大気放出をゼロにすることができる。
従って、本発明の移動処理装置Aを使用するに際しては、この移動処理装置Aを液状PCB等の液状有機ハロゲン化物の保管場所に移動させ、そこで、一次処理装置2、加熱装置3、ガス燃焼装置4からなる処理プラントで処理するもので、これによって、液状有機ハロゲン化物を、その保管場所で処理することができる。
1 トレーラ(車両)
10 荷台
2 一次処理装置
20 処理室
21 投入口
22 攪拌軸
23 排出スクリュー
24 排出口
3 加熱装置
30 処理室
31 ロータリキルン
32 供給用スクリュー
33 バーナ群
34 ガス供給管
35 排気管
39 排出口
4 ガス燃焼装置
40 絞り部
41 下部燃焼室
42 上部燃焼室
43 粒状耐火物
44 バーナ
45 バーナ
A 移動処理装置
10 荷台
2 一次処理装置
20 処理室
21 投入口
22 攪拌軸
23 排出スクリュー
24 排出口
3 加熱装置
30 処理室
31 ロータリキルン
32 供給用スクリュー
33 バーナ群
34 ガス供給管
35 排気管
39 排出口
4 ガス燃焼装置
40 絞り部
41 下部燃焼室
42 上部燃焼室
43 粒状耐火物
44 バーナ
45 バーナ
A 移動処理装置
Claims (2)
- 液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合して得た固体状組成物を所定の温度条件下で加熱処理し、その加熱処理により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を燃焼処理させるための液状有機ハロゲン化物の処理装置であって、
液状有機ハロゲン化物に、固定化処理剤と水とを混合して固体状組成物を得るための一次処理装置と、
この一次処理装置から供給された固体状組成物を攪拌させながら120℃以上350℃以下で加熱処理することで、固体状組成物を粉体化させると共に、蒸気状有機ハロゲン化物を気化発生させる加熱装置と、
この加熱処理により気化発生した蒸気状有機ハロゲン化物を導入して1200℃以上で燃焼させるガス燃焼装置を備え、
前記一次処理装置と、加熱装置と、ガス燃焼装置とが車両の荷台上に据え付けられて、車両の移動により移動可能に設けられていることを特徴とする液状有機ハロゲン化物の移動処理装置。 - 請求項1記載の液状有機ハロゲン化物の移動処理装置において、固定化処理剤が、活性アルミナ、生石灰、酸化マグネシウム及び酸化マンガンを含有する鉱滓粉塵と、珪酸塩と、水溶性高分子と、有機酸金属塩と、炭酸カルシウムと、モンモリロナイト又は/及びバーミキュライトを主成分として含有する粘土鉱物粉と、イオウ粉末と、を含んでいる液状有機ハロゲン化物の移動処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003379186A JP2005137727A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 液状有機ハロゲン化物の移動処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003379186A JP2005137727A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 液状有機ハロゲン化物の移動処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005137727A true JP2005137727A (ja) | 2005-06-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003379186A Pending JP2005137727A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 液状有機ハロゲン化物の移動処理装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005137727A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2446412C2 (ru) * | 2006-12-28 | 2012-03-27 | Сентр Насьональ Д'Этюд Спатьяль (С.Н.Е.С) | Способ и устройство для приема радионавигационного сигнала с модуляцией с бинарной смещенной несущей |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003379186A patent/JP2005137727A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2446412C2 (ru) * | 2006-12-28 | 2012-03-27 | Сентр Насьональ Д'Этюд Спатьяль (С.Н.Е.С) | Способ и устройство для приема радионавигационного сигнала с модуляцией с бинарной смещенной несущей |
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