JP2005137579A - 医療ねじ用滅菌ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】収容した医療用のねじごと滅菌処理可能な医療ねじ用滅菌ケースを提供する。
【解決手段】医療ねじ用滅菌ケース1は、ケース本体10と蓋体50により構成され、これらにより収納空間が形成され、医療用のねじ70が収容される。ケース本体10は、透明又は不透明の部材で構成され、その表面にはねじ70の長さを示す目盛24、26が設けられている。これにより、収容されたねじ70の長さを確認することができる。図1(A)に示すように、収容位置で、シャッタ片58が個々のねじ70の頭部を覆っている。図2(B)に示す矢印方向に、蓋体50を開放位置にスライドすると、シャッタ片58間の間隙が個々のねじ70の頭部上に移動し、ねじ70の頭部を外部に開放する。これにより、ねじ70を取り出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療ねじ用滅菌ケースに関し、特にケース内に医療用のねじを収容し、収容したねじごと滅菌処理される医療ねじ用滅菌ケースに関する。
従来から、骨等の固定に用いられる医療用のねじは、未滅菌の状態で出荷され、手術等の前に滅菌され使用されている。滅菌処理は、未滅菌のねじを滅菌用ケースに収容し、滅菌ケースごとオートクレーブに入れて、 高温、高圧、例えば約135℃の飽和蒸気雰囲気内で3分以上保持して行われる。その後、滅菌されたねじは、滅菌用ケースより取り出されて使用される。
このように、従来においては、ねじの滅菌は病院等の手術で使用する前に行われていた。しかしながら、例えば緊急の手術時には、ねじの滅菌処理の作業自体が負担になる可能性がある。
本発明者らは、このような病院での滅菌処理の負担を軽減するために、滅菌したねじを需要者に供給することを発想した。これに伴って、滅菌済みねじを提供するにあたり、その用途に適したケースを発想するに至った。
すなわち、本発明は上記発想に基づいてなされたものであり、滅菌処理されたねじを供給するために好適な医療ねじ用滅菌ケースを提供することを目的とする。
本発明の医療ねじ用滅菌ケースは、ケース本体と蓋体により医療用のねじを収容し、収容したねじごと滅菌処理される医療ねじ用滅菌ケースであって、ケース本体は、収容する複数本のねじの頭部に係合し、ねじを保持するねじ保持部を有し、蓋体は、ケース本体にスライド可能に係合され、当該蓋体が収容位置にあるときねじの頭部を覆うシャッタ片を有し、蓋体が開放位置にスライドすると、シャッタ片がねじの頭部上から移動し、ねじの頭部を外部に開放して、ねじを取り出し可能となり、ケース本体又は蓋体には、外部から少なくともねじの先端部を視認可能にする透明又は半透明の透視部と、ねじ長さを示す目盛と、が形成されていることを特徴とする。
ここで、本発明の医療ねじ用滅菌ケースには、骨等の固定に用いられる骨ねじ、その他の医療用のねじ、インプラント、ピン等を収容することができ、本明細書において、『医療用のねじ』の用語は、骨等の固定に用いられる骨ねじ、その他の医療用のねじ、インプラント、ピン等を含む概念として使用する。
さらに、本発明の医療ねじ用滅菌ケースは略直方体であり、略直方体の互いに対向する面の一方の大部分がケース本体に属し、他方の大部分が蓋体に属し、ねじは、互いに対向する二面に平行かつスライド方向に対して直交する方向に配置されて保持されることができる。
更に、本発明の医療ねじ用滅菌ケースにおいて、蓋体には、所定距離以上のスライドを規制するストッパが設けられており、シャッタ片は、間隙を空けて複数配置され、間隔を空けて保持される個々のねじの頭部を個別に覆い、開放位置で、ストッパによりそれ以上の移動が規制されると共に、間隙が個々のねじの頭部上に移動してねじの頭部を外部に開放し、ねじを取り出し可能とすることができる。
更に、本発明の医療ねじ用滅菌ケースにおいて、保持部は、当該ケースのねじ収容空間を仕切る保持棚として形成され、保持棚には、ねじが挿入される保持孔が形成されて、この保持孔周縁にて、ねじの頭部と係合して、ねじを保持し、保持孔の周縁にはねじの頭部の収容空間と滅菌ガスが流入された空間とを連通させる溝が形成されていることができる。
更に、本発明の医療ねじ用滅菌ケースは、異なる長さのねじを収容可能な深さを有することができる。
本発明の医療ねじ用滅菌ケースによれば、ねじを滅菌した状態で需要者に提供することができる。また、ねじを使用する際の取り扱いが容易である。
以下、本発明を実施をするための形態(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明する。
図1は、医療ねじ用滅菌ケース(以下、ケースという)の斜視図であり、(A)は、ケースが閉塞された状態を示す図であり、(B)は、ケースが開放された状態を示す図である。
図1に示すように、医療ねじ用滅菌ケース1は、ケース本体10と、ケース本体10にスライド可能に係合される蓋体50と、で構成される。このケース本体10は、広い一面(図1では示されていない面)が開放された箱型の形状であり、蓋体50は、このケース本体10の開放された面を覆うコの字の形状であり、こららケース本体10と蓋体により形成される収容空間に医療用のねじが収容される。図1(A)に示すように、蓋体50が収容位置にあるときにケース1が閉塞され、ねじが収容される。図1(B)に示すように、蓋体50が開放位置にスライドすると、ねじ70の頭部が外部に開放され、ねじ70を取り出すことができる。
まず、ケース1の概略構成及び開閉動作に関連する構造を中心に説明する。図2は、ケース1の分解斜視図であり、図3は、ケース1の正面図、図4は、右側面図、図5は、平面図、図6は、図3に示すA−A線における断面図である。
図2、3に示すように、ケース本体10は、略長方形の正面部12と、この正面部12の上側から起立する上面部14と、下側から起立する下面部16と、これらの上面部14と下面部16間に延びる側面部18、18と、を備えて構成されている。本実施形態において、上面部14は、ねじ70を保持する複数の保持孔20が形成された保持棚として構成されている。保持棚14については、後に詳述する。保持棚14、下面部16には、スライド方向に沿ってスライド溝22が形成されており、各スライド溝22には、後述する蓋体50のスライド爪がスライド可能に係合される。
一方、蓋体50は、背面部52と、背面部52の上側から起立した上面部54と、背面部52の下側から起立した下面部56と、で構成され、断面コの字形状に形成されている。本実施形態において、この上面部54は、個々にねじ70の頭部を覆う複数のシャッタ片58から構成されている。シャッタ片58の先端部、下面部56の先端部には、スライド方向に沿ってスライド爪60が形成されている。このスライド爪60がケース本体10のスライド溝22にスライド可能に係合する。なお、スライド爪60は、蓋体50がケース本体10から自然に外れること及び蓋体50のケース本体10への取り付けを容易にするために、鉤形状に形成されている。
蓋体50の背面部52の収容空間側には、その表面から隆起したロック62と、ストッパ64が設けられている。ロック62は、緩やかな斜面で形成された円弧形状をしており、収容位置で所定の力が加わらない限り側面部18をその位置に保持し、蓋体50の閉塞状態を保持する。所定の力が加わると、側面部18は、ロック62を乗り越えて、それ以後、蓋体50はスムーズにスライドする。ストッパ64は、開放位置で、ケース本体10の側面部18に突き当たる壁面を有しており、蓋体50のそれ以上の移動を規制する。
ここで、図1、2を用いて、医療ねじ用滅菌ケース1の開閉動作について説明する。
ケース本体10のスライド溝22に、蓋体50のスライド爪60が係合し、図1に示すように、ケース1が形成される。図1(A)に示すように、収容位置で、シャッタ片58は、個々のねじ70の頭部を覆っている。また、蓋体50のロック62が、ケース本体10の側面部18に当っており、蓋体50の自然なスライドを規制している。このような状態から、ケース本体10を矢印A方向又は蓋体50を矢印B方向に相対的に動かすことによって、ケース本体10の側面部18は蓋体50のロック62の縁を乗り越える。その後、蓋体50は、ロック62の抵抗から解放され、スムーズにスライドされ、開放位置でストッパ64が側面部18に突き当たり、それ以上の蓋体50の移動が規制される。この開放位置において、シャッタ片58間の間隙が個々のねじ70の頭部上に移動しており、ねじ70の頭部が外部に開放される。これにより、ねじ70を取り出すことができる。本実施形態においては、蓋体50にロック62、ストッパ64が設けられているので、常に最適な開閉幅でスライドすることができる。
次に、医療ねじ用滅菌ケース1の構造について詳細に説明する。
この医療ねじ用滅菌ケース1は、小型な大きさに構成されており、例えば片手で開閉動作可能な大ききに構成されている。本実施形態においては、図1(A)に示すように、横幅Wは例えば55mmであり、奥行き幅Dは例えば8mmであり、高さHは例えば24mmである。ケース本体10の保持棚14には、所定の間隔で、例えば10mm間隔で5つの保持孔20が形成されている。この保持孔20は、直径約1.9mmの孔がテーパ状に広がる周縁を有している。この保持孔20に個別にねじ70が挿入され、保持孔20の周縁にてねじ70の頭部と係合して、ねじ70を保持する。周縁にてねじ70の頭部の一部と係合してねじ70を保持するので、ねじの頭部の形状や大きさが異なる種々のねじ70を保持することができる。図3に示すように、ねじ70は、ケース本体10の正面部12と蓋体50の背面部52の二面に平行かつスライド方向に対して直交する方向に保持されている。
本実施形態においては、このようなねじ70の保持形態に対応して、蓋体50には、間隙を空けて複数のシャッタ片58が形成されている。シャッタ片58は、収容位置において、個々にねじ70の頭部を覆い、開放位置において、間隙がねじ70の頭部を開放する。これにより、ねじ70の保持位置に関わらず、常に同じスライド幅でねじ70の頭部を開放することができる。
なお、医療ねじ用滅菌ケース1の大きさや収容するねじ70の本数は、ねじの70の大きさや一回の手術等に使用される単位に基づいて任意に決めることができる。本実施形態においては、在庫管理がし易く、手術等に使用される単位に基づいて決められている。
本実施形態において、ケース本体10、蓋体50は、例えばポリカーボネートで構成されており、ケース本体10は透明又は半透明であり、蓋体50は不透明となっている。これにより、ケース本体10側から収容されたねじ70を視認することができ、更に、不透明な蓋体50が背景となるので、見やすいものとなっている。
また、正面部12の表側には、保持孔20に保持されたねじの長さを示す目盛24が設けられている。本実施形態においては、図5に示すように、目盛24は表面から隆起した凸部で形成されている。図5に示すように、3,4,5mm、10mm、15mmを示す目盛が設けられている。細かく3,4,5mmで目盛を刻んでいるのは、3〜5mmの長さのねじ70が使用頻度が高く多く流通するからである。また、正面部12の右端には、数字で5,10,15の目盛26が設けられている。これにより、収容されたねじ70は、透明な正面部12から視認され、目盛24、26によりねじ70の長さを視認することができる。本実施形態においては、ねじ70の長さは4mmと確認することができる。また、ケース1には、約19mmまでの長さのねじ70を収容可能であるので、図5に示された例と異なり、異なる長さのねじ70を収容しても、透明な正面部12と目盛24、26により、個々のねじ70の長さを確認することができる。
なお、本実施形態において、ケース1はポリカーボネートで構成されているが、ある程度強度があり、後述する滅菌処理に耐えうる材料であれば他の材料で構成しても良い。また、ケース本体10の全部が、透明又は半透明となっているが、外部から少なくともねじ70の先端部を視認可能であればよく、よって正面部12のねじ70の先端部周辺のみを透明又は半透明の部材で構成しても良い。
図3及び図6に示すように、ケース本体10には、正面部12の裏側に突設し、保持棚14と下面部16間に延びるリブ28が設けられている。本実施形態においては、リブ28は、ケース本体10の二箇所に設けられている。これにより、ねじ70を取り出す際に、ドライバをねじ70の頭部に押し付けた際のケース1の歪みを防止することができる。なお、後述するようにケース1内部にガスを流入し滅菌するため、リブ28の縁と蓋体50の背面部52との間に約1mm程度の隙間が設けられる(図6参照)。
正面部12の表面の左下には、滑り止め30が設けられている。滑り止め30は、スライド方向に直交する線状のライン凸部が複数設けられて形成されている。これにより、スライド時の滑りを防止し、操作性を向上させることができる。また、この滑り止め30は、開放位置へのスライド方向に向かって徐々に短くなっており、全体として矢印の形状で形成されている。これにより、開放位置のスライド方向を確認することができる。なお、図5、図6に示すように、蓋体50の背面部52の表側にも同様の滑り止め30が設けられている。
次に、医療ねじ用滅菌ケース1の滅菌処理及び滅菌処理に関する構造について説明する。
図7は、ケース1の拡大断面図であり、(A)は断面図、(B)は左側面図を示し、滅菌処理時に使用される酸化エチレンガスの流れを示している。ケース1内にねじ70を収容した状態で、ねじ70を滅菌するためには、ケース1内に酸化エチレンガスを流入させる必要がある。本実施形態においては、保持棚14は実質的に収容空間を仕切り、言い換えると、ねじ70の頭部が保持棚14の上方に、ねじ70の軸部が保持棚14の下方に収容されているので、ねじ70の頭部、軸部それぞれに酸化エチレンガスを流入させる構造が必要になる。本実施形態においては、図7に示すように、ケース本体10の両側面部18に酸化エチレンガスを通気させる通気孔32が設けられている。この通気孔32は、直径2mmの孔で形成されている。この通気孔32により酸化エチレンガスがねじ70の軸部の収容空間に流入され、特にねじ70の軸部を滅菌することができる。また、図2、図7に示すように、保持棚14には、複数の保持孔20を横断するガス導路溝34が形成されている。これにより、シャッタ片58に塞がれた保持孔20の空間が外部と連通される。これにより、酸化エチレンガスがガス導路溝34に沿ってねじ70の頭部の収容空間に流入し、特にねじ70の頭部を滅菌することができる。
なお、本実施形態においては、製造上のコストの観点からガス導路溝34を形成しているが、例えば、保持孔20の周縁を一部削る若しくは形状を変えて、ねじ70の軸部の収容空間からガスを流入するように構成しても良い。
次に、図1〜図7を用いて、この医療ねじ用滅菌ケースの作用について説明する。
医療ねじ用滅菌ケース1は、ケース1にねじ70を収容した状態で、出荷前に収容したねじ70ごと滅菌処理され、需要者に供給することができる。
例えば、滅菌処理は以下のような手順で行われる。ねじ70をケース本体10の保持棚14の保持孔20に挿入し、図1(A)に示すように、シャッタ片58を収容位置にスライドさせ、ケース1を閉塞状態にする。ねじ70が収容されたケース1を包装体に入れ、熱溶着して密閉する。包装体は、例えば、表面をポリエチレンテレフタレート・ポリエチレン(PET/PE)の複合透明フィルムで、裏面をタイベック(登録商標)で構成することができる。タイベック(登録商標)は、例えば極細のポリエチレン繊維からなるシートであって、酸化エチレンガスを通気させ、バクテリア等の菌を通過させない性質を有している。従って、ケース1は、包装体に入れられた状態で、酸化エチレンガスが包装体の裏面のタイベック(登録商標)側からその内部に通気し、滅菌することができる。また、包装体に入れられたケース1は、表面の複合透明フィルムを通して確認することができる。
包装体に酸化エチレンガスを充満させると、酸化エチレンガスは裏面のタイベック(登録商標)から通気し、包装体内へ流入する。包装体内へ流入した酸化エチレンガスは、図7に示すように、ケース1内に流入する。すなわち、酸化エチレンガスは通気孔32からねじ70の軸部の収容空間に流入する。これにより、特にねじ70の軸部を滅菌することができる。また、酸化エチレンガスは保持棚14に形成されたガス導路溝34に沿って流入する。これにより、特にねじ70の頭部を滅菌することができる。
このように、ねじ70は医療ねじ用滅菌ケース1と共に滅菌される。タイベック(登録商標)はバクテリア等の菌を通過させないので、この滅菌状態を維持し、出荷される。
滅菌された70は、手術等の使用時において、ケース1から直接取り出され、使用される。
まず、包装体からケース1を取り出し、例えば、ケース1の互いに対向する二面、ケース本体の正面部12と蓋体の背面部52の滑り止め30を、例えば親指と人指し指で把持し、それぞれ指を図1(B)に示す矢印方向に動かす。ロック62により自然なスライドを規制されていた蓋体50は、側面部18がロック62を乗り越えて、スムーズなスライドに移行する。開放位置でストッパ64が側面部18に突き当たり、それ以上の蓋体50の移動を規制する。この開放位置において、シャッタ片58間の間隙が個々のねじ70の頭部上に移動し、ねじ70の頭部が外部に開放される。ねじ70の頭部が開放されたら、ねじ70の頭部にドライバを押し付けて、ねじ70を取り出すことができる。なお、本実施形態においては、ねじ70は、保持孔20及び保持棚14、リブにより支えられているので、容易にねじ70を取り出すことができる。また、ねじ70の取り出し前に、正面部12及び目盛24、26を視認することにより、ねじ70の長さを確認することができる。更に、シャッタ片58が個別にねじ70を覆っているので、ねじ70を取り出し、一度蓋体50を閉鎖しても、再度同じスライド幅でねじ70を取り出すことができる。また、このような繰り返しの開閉動作において、蓋体50にロック62、ストッパ64が設けられているので、常に最適な開閉幅で規制されることになり、取り出し動作が容易になる。
実施形態の医療ねじ用滅菌ケースの斜視図であり、(A)は、ケースが閉塞された状態を示す図であり、(B)は、ケースが開放された状態を示す図である。 実施形態の医療ねじ用滅菌ケースの分解斜視図である。 実施形態の医療ねじ用滅菌ケースの正面図である。 実施形態の医療ねじ用滅菌ケースの右側面図である。 実施形態の医療ねじ用滅菌ケースの平面図である。 図3に示すA−A線における断面図である。 本実施形態の医療ねじ用滅菌ケースの拡大断面図である。
符号の説明
1 医療ねじ用滅菌ケース、10 ケース本体、12 正面部、14 保持棚(上面部)、16 下面部、18 側面部、20 保持孔、22 スライド溝、24,26 目盛、28 リブ、30 滑り止め、32 通気孔、34 ガス導路溝、50 蓋体、52 背面部、54 上面部、56 下面部、58 シャッタ片、60 スライド爪、62 ロック、64 ストッパ、70 ねじ。

Claims (5)

  1. ケース本体と蓋体により医療用のねじを収容し、収容したねじごと滅菌処理される医療ねじ用滅菌ケースであって、
    前記ケース本体は、収容する複数本のねじの頭部に係合し、ねじを保持するねじ保持部を有し、
    前記蓋体は、前記ケース本体にスライド可能に係合され、当該蓋体が収容位置にあるときねじの頭部を覆うシャッタ片を有し、
    前記蓋体が開放位置にスライドすると、前記シャッタ片がねじの頭部上から移動し、ねじの頭部を外部に開放して、ねじを取り出し可能となり、
    前記ケース本体又は前記蓋体には、外部から少なくともねじの先端部を視認可能にする透明又は半透明の透視部と、ねじ長さを示す目盛と、が形成されていることを特徴とする医療ねじ用滅菌ケース。
  2. 請求項1に記載の医療ねじ用滅菌ケースであって、
    前記医療ねじ用滅菌ケースは略直方体であり、前記略直方体の互いに対向する面の一方の大部分がケース本体に属し、他方の大部分が蓋体に属し、
    前記ねじは、前記互いに対向する二面に平行かつスライド方向に対して直交する方向に配置されて保持されていることを特徴とする医療ねじ用滅菌ケース。
  3. 請求項1又は2に記載の医療ねじ用滅菌ケースであって、
    前記蓋体には、所定距離以上のスライドを規制するストッパが設けられており、
    前記シャッタ片は、間隙を空けて複数配置され、間隔を空けて保持される個々のねじの頭部を個別に覆い、
    前記開放位置で、ストッパによりそれ以上の移動が規制されると共に、前記間隙が個々のねじの頭部上に移動してねじの頭部を外部に開放し、ねじを取り出し可能とすることを特徴とする医療ねじ用滅菌ケース。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の医療ねじ用滅菌ケースであって、
    前記保持部は、当該ケースのねじ収容空間を仕切る保持棚として形成され、前記保持棚には、ねじが挿入される保持孔が形成されて、この保持孔周縁にて、ねじの頭部と係合して、ねじを保持し、
    前記保持孔の周縁にはねじの頭部の収容空間と滅菌ガスが流入された空間とを連通させる溝が形成されていることを特徴とする医療ねじ用滅菌ケース。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の医療ねじ用滅菌ケースであって、
    異なる長さのねじを収容可能な深さを有することを特徴とする医療ねじ用滅菌ケース。
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