JP2005137497A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【目的】 固着部材を予め制御基板ボックスに保持しておく構成において、制御基板ボックスを構成するカバー体をベース体にスムーズにスライドして装着することができる遊技機を提供する。
【構成】 制御基板ボックス100は、ベース体101と、主基板31が取り付けられると共にベース体101に対してスライドして装着されるカバー体102と、ベース体101とカバー体102とを固着する複数の固着部材103と、該複数の固着部材103をベース体101に保持する保持部材104と、を備え、保持部材104は、ベース体101に取り付けられた状態で、カバー体102をスライドしたときに固着部材103がカバー体102と干渉しない位置に固着部材103を保持する。これにより、カバー体102をベース体101にスムーズにスライドして装着することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技の進行を制御するマイクロコンピュータが搭載された制御基板と、該制御基板を収容する制御基板ボックスと、を備え、遊技媒体を用いて遊技者が所定の遊技を行うことが可能であると共に所定の払出条件が成立したことに基づいて遊技媒体の払い出しを行う遊技機に関するものである。
従来、一般に、遊技機の一例としてのパチンコ遊技機には、遊技動作を制御する遊技制御基板等の制御基板が設けられ、該制御基板は、制御基板ボックス内に収容されてパチンコ遊技機の裏面側に取り付けられていた。このような制御基板ボックスとしては、カバー体に対してケース体をスライドして装着可能に設けると共に、制御基板を収容したカバー体とケース体とを挿入ピン(固着部材)によって固着する構成とすることで、不正に固着を解除して制御基板ボックスを開封しようとしても容易に開封できないもの、言い換えれば、パチンコ遊技機に取り付けられた状態での制御基板ボックスの開封を困難にして、開封する手間を多くすることで不正開封を防止するようにしたもの(例えば、特許文献1参照)が提案されている。また、制御基板ボックスを固着部材によって固着する構成としては、固着作業の効率を向上するために、固着部材としての封止ピンを制御基板ボックスの所定部分に予め保持しておくもの(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開2003−38805号公報(第6−9頁、図3) 特開2002−224396号公報(第5−8頁、図6)
ところで、上記特許文献1の構成では、特許文献2の構成のように、固着部材を予め制御基板ボックスに保持しておく構成とはなっていなかったので、固着作業の効率が低下していた。但し、特許文献2の固着部材を保持する構成をそのまま特許文献1の構成に組み合わせようとしても、特許文献1の制御基板ボックスは、カバー体に対してケース体をスライドして装着する構成となっているため、カバー体又はケース体のいずれか一方の部材に保持する固着部材の先端部分が他方の部材と干渉してしまい、結果として、ケース体のスライドに支障をきたしてしまう。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、固着部材を予め制御基板ボックスに保持しておく構成において、制御基板ボックスを構成するカバー体をベース体にスムーズにスライドして装着することができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明においては、遊技の進行を制御するマイクロコンピュータが搭載された制御基板(例えば、ROM54、RAM55、CPU56が搭載された主基板31)と、該制御基板を収容する制御基板ボックス(100)と、を備え、遊技媒体(例えば、遊技球)を用いて遊技者が所定の遊技を行うことが可能であると共に所定の払出条件(例えば、所定の入賞口に遊技球が入賞する)が成立したことに基づいて遊技媒体の払い出しを行う遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)において、前記制御基板ボックスは、該制御基板ボックスの基体を構成するベース体(101)と、前記制御基板が取り付けられると共に前記ベース体に対してスライドさせることにより装着されるカバー体(102)と、前記ベース体と前記カバー体とを固着すると共に一部を破壊しない限り固着状態を解除できない複数(例えば、4個)の固着部材(103)と、該複数の固着部材を前記ベース体に保持するための保持部材(104)と、を備え、前記ベース体に、前記保持部材を取り付けるための取付開口部(116,117)を設け、前記保持部材は、該保持部材が前記ベース体に取り付けられた状態で前記カバー体がスライドされるときに、前記固着部材がカバー体と干渉しない位置(例えば、係合爪部151の先端を係合基部137から所定間隔空けた位置)に固着部材を保持し、前記固着部材は、前記カバー体が前記取付開口部を閉鎖した状態(例えば、取付開口部116と取付開口部117との間のスペースにカバー体102の固着係合部136がスライド装着によって収容された状態)で、前記ベース体とカバー体とを固着することを特徴とする。
また、請求項2の発明においては、前記固着部材による前記ベース体と前記カバー体との固着状態は、固着部材を破断することで解除されることを特徴とする。
また、請求項3の発明においては、前記固着部材は、弾性変形による係合によって前記ベース体と前記カバー体とを固着すると共に、前記ベース体と前記カバー体とを固着するときに受ける力を緩衝するための緩衝部材(160)を備えたことを特徴とする。
また、請求項4の発明においては、前記固着部材の先端に係合爪部(151)を設ける一方、前記カバー体に前記係合爪部と係合する係合穴(138)を設け、該係合穴の近傍に開口部(139)を設けることで、前記カバー体における前記係合穴と前記開口部との間に位置する部分を隣接片部(例えば、弾性変形部分140)として形成し、該隣接片部を弾性変形可能に設けたことを特徴とする。
請求項1の発明においては、固着部材を予め制御基板ボックスに保持しておく構成において、制御基板ボックスを構成するカバー体をベース体にスムーズにスライドして装着することができる。また、制御基板ボックスの組み付けをスライド装着によって行う構成とすることで、制御基板ボックスの開封作業の手間を増やすことができ、ひいては不正に固着を解除して制御基板ボックスを開封しようとしても容易に開封できないようにでき、然も固着作業の効率を向上することができる。また、この構成によれば、制御基板ボックス内に制御基板を収容した状態で、カバー体がベース体に設けられた保持部材の取付開口部を閉鎖するので、取付開口部から不正に制御基板ボックスを開封することを防止することができる。
また、請求項2の発明においては、制御基板ボックスを開封する際に固着部材が破断されるので、制御基板ボックスの不正開封時に、廃棄された固着部材を使いまわして不正開封の跡を隠滅する行為を防止することができる。
また、請求項3の発明においては、ベース体とカバー体とを固着するときに、その固着によって生じる力を緩衝部材で緩和することができ、ひいては固着時に固着部材が破断されることを防止することができる。
また、請求項4の発明においては、ベース体とカバー体とを固着するときに、その固着によって生じる力を係合穴と開口部との間に位置するカバー体部分の弾性変形によって緩和することができ、ひいては固着時に固着部材が破断されることを防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。先ず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機の全体構成について説明する。図1はパチンコ遊技機を示す正面図であり、図2は遊技盤を示す正面図であり、図3はパチンコ遊技機を裏面から見た背面図である。
パチンコ遊技機1は、図1及び図3に示すように、縦長方形状に形成された外枠11と、該外枠11の内側に開閉可能に取り付けられる遊技枠とを備える。遊技枠は、外枠11に対して開閉自在に設置される前面枠12と、機構部品等が取り付けられる機構板13と、前面枠12及び機構板13に取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤を除く)とを含む構造体である。また、パチンコ遊技機1は、額縁形状に形成されて遊技枠に開閉可能に設けられるガラス扉枠2を有する。
図1に示すように、ガラス扉枠2は額縁状に形成され、ガラス扉枠2の下方には打球供給皿3が設けられている。打球供給皿3の下方には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4と、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5とが設けられている。遊技盤6は、該遊技盤6を構成する板状体と、該板状体に取り付けられる種々の部品とを含む構造体である。遊技盤6の前面には、図2に示すように、遊技領域7が形成されている。遊技領域7の中央付近には、特別図柄を個々に可変表示する「左」「中」「右」の可変表示部8a〜8cを含む可変表示装置9が設けられている。本実施形態では、「左」「中」「右」の3つの可変表示部8a〜8cにおいて、図柄が全て同一図柄で揃うと大当りとなるように制御され、このうち予め定めた確変図柄(例えば、奇数数字の図柄)で揃うと確変大当りとなるように制御される。
可変表示装置9の上部には、左右一対のランプにより構成された普通図柄表示器10が設けられている。一方、可変表示装置9の下部には、始動入賞口14に入った有効入賞球の数、即ち始動記憶数を表示する特別図柄始動記憶表示器41(4つのLED)が設けられている。特別図柄の始動記憶は、4個を上限数として記憶可能である。そして、特別図柄始動記憶表示器41は、始動入賞口14への入賞がある毎に点灯するLEDを1個増やす一方、可変表示装置9の可変表示が開始される毎に点灯するLEDを1個減らす。
可変表示装置9の下方には、始動入賞口14を備えた可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16の駆動によって始動入賞口14の開閉動作を行い(但し、閉鎖状態でも始動入賞口14への入賞が可能である)、始動入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれて始動口スイッチ14aで検出される。
可変入賞球装置15の下方には、特定遊技状態においてソレノイド21によって開放状態とされる開閉板20が設けられている。開閉板20は大入賞口を開閉する手段である。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち一方(V入賞領域)に入った入賞球はV入賞スイッチ22で検出され、開閉板20からの入賞球はカウントスイッチ23で検出される。遊技盤6の背面には、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド21A(図4参照)が設けられている。
可変入賞球装置15の左側方には、ゲート32が設けられている。ゲート32に遊技球が入賞し、その遊技球がゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄始動記憶が上限に達していなければ、所定の乱数値が抽出される。そして、普通図柄表示器10において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態であれば、普通図柄表示器10による可変表示が開始される。普通図柄表示器10において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態でなければ、普通図柄の始動記憶数が1個増やされる。なお、普通図柄の始動記憶数は、4個を上限値として記憶可能であり、その始動記憶数が普通図柄始動記憶表示器(図示しない)に表示される。
本実施形態では、普通図柄表示器10を構成する左右一対のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって普通図柄の可変表示が行われ、可変表示は所定時間(例えば29.2秒)継続する。そして、可変表示の終了時に左側のランプが点灯すれば当りとなる。当りとするか否かは、ゲート32に遊技球が入賞したときに抽出された乱数の値が所定の当り判定値と一致したか否かによって決定される。普通図柄表示器10における可変表示の表示結果が当りである場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開放状態になって遊技球が入賞し易い状態になる。即ち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態に変化する。
さらに、特別遊技状態としての確変状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められると共に、可変入賞球装置15の開放時間及び開放回数のうちの一方又は双方が高められ、遊技者にとってさらに有利になる。また、確変状態等の所定の状態では、普通図柄表示器10における可変表示期間(変動時間)が短縮されることによって、遊技者にとってさらに有利になるようにしてもよい。
また、遊技領域7には、複数の入賞口29,30,33,39が設けられ、これらの入賞口29,30,33,39への遊技球の入賞は、それぞれ入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aによって検出される。遊技領域7の左右両端には、遊技中に点滅表示される飾りランプ25が設けられ、遊技領域7の下端には、入賞しなかった打球を吸収するアウト口26が設けられている。さらに、遊技領域7の外周となるガラス扉枠2の前面には、効果音や音声を発生させる左右一対のスピーカ27と、光装飾用の天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、及び右枠ランプ28cと、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ51と、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ52と、が設けられている。また、本実施形態のパチンコ遊技機1には、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするカードユニット50(図3及び図4参照)が隣接して設置されている。
また、パチンコ遊技機1には、駆動モータ94(図3及び図4参照)の回転力を利用して打球を遊技領域7に発射する打球発射装置93(図3参照)が設けられている。打球発射装置93から発射された遊技球は、打球レールを通って遊技領域7に入った後に遊技領域7を流下する。特別図柄の可変表示を開始できる状態において、打球が始動入賞口14に入り始動口スイッチ14aで検出されると、可変表示部8a〜8cにおいて特別図柄の可変表示を開始する。特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、特別図柄の始動記憶数を1個増やす。
可変表示部8a〜8cにおける特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の特別図柄の組み合わせが大当り図柄であると、特定遊技状態に移行する。即ち、一定時間が経過するまで又は所定個数(例えば10個)の打球が入賞するまで開閉板20が開放する。そして、開閉板20の開放中に打球がV入賞領域に入賞してV入賞スイッチ22で検出されると、継続権が発生して開閉板20の開放が再度行われる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)許容される。停止時の可変表示部8a〜8cにおける表示結果が確率変動を伴う大当り図柄(確変図柄)である場合には、次に大当りとなる確率が高くなる。即ち、確変状態という遊技者にとってさらに有利な状態(特別遊技状態)となる。
図4は、パチンコ遊技機1に設けられる主基板31の回路構成を示すブロック図である。なお、図4には、ランプ・LED制御基板35、払出制御基板37、音制御基板70、図柄制御基板80、及び発射制御基板91も示されている。また、主基板31は、図3に示すように、制御基板ボックス100内に収容されてパチンコ遊技機1の裏面側(機構板13)に取り付けられ、制御基板ボックス100の左右両側方には、パチンコ遊技機1の裏面側に突出する構成部材81,82が配置される。
主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する基本回路53と、ゲートスイッチ32a、始動口スイッチ14a、V入賞スイッチ22、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39a、満タンスイッチ48、球切れスイッチ95、賞球カウントスイッチ96、及びクリアスイッチ97からの信号を基本回路53に与えるスイッチ回路58と、各ソレノイド16,21,21Aを基本回路53からの指令に従って駆動するソレノイド回路59と、基本回路53から与えられるデータに従って大当り情報等の情報出力信号を外部装置(ホールコンピュータ等)に出力する情報出力回路64と、主基板31に記憶されたシステム内容をリセットするためのシステムリセット回路65と、が搭載されている。基本回路53は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM54と、ワークメモリとして使用されるRAM55と、プログラムに従って制御動作を行うCPU56と、該CPU56と外部との間で情報をやり取りするためのI/Oポート部57とを含む。
ランプ・LED制御基板35に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、主基板31から受信するランプ制御用のコマンド信号に応じて、遊技盤6に設けられている特別図柄始動記憶表示器41及び飾りランプ25の表示制御を行うと共に、枠側に設けられている天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、右枠ランプ28c、賞球ランプ51、球切れランプ52の表示制御を行う。
払出制御基板37に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、各種入賞口への遊技球の入賞に基づいて主基板31から受信する払出制御用のコマンド信号に応じて、球払出装置98を駆動制御して遊技球の払い出しを制御する。なお、球払出装置97に供給する遊技球は、パチンコ遊技機1の裏面側上部に設けられた貯留タンク99に貯留される。
音制御基板70に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、主基板31から受信する音制御用のコマンド信号に応じて、スピーカ27からの音発生を制御する。
図柄制御基板80に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、主基板31から受信する図柄制御用のコマンド信号に応じて、特別図柄を可変表示する可変表示装置9と普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10の表示制御を行う。
発射制御基板91に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、打球発射装置93の駆動モータ94を駆動制御することで、遊技球の発射を制御する。なお、駆動モータ94の駆動力は、操作ノブ5の操作量に従って調整される。即ち、発射制御基板91のマイクロコンピュータによって、操作ノブ5の操作量に応じた速度で打球が発射されるように制御される。
次に、主基板31を収容する制御基板ボックス100について図5乃至図13を参照して説明する。制御基板ボックス100は、図5に示すように、制御基板ボックス100の基体を構成するベース体101と、主基板31が取り付けられると共にベース体101に対してスライドして装着されるカバー体102と、ベース体101とカバー体102とを弾性変形による係合によって固着する(カシメる)ための複数(実施形態中では4つであり、このうちの1つが実際の固着用として用いられ、他の3つは予備用に設けられる)の固着部材103と、該複数の固着部材103をベース体101に保持するための保持部材104と、を備えている。
ベース体101は、アクリル等の合成樹脂材料によって形成され、図6にも示すように、長方形状の底壁110を有している。ベース体101(底壁110)の長手方向に沿った両側端には、長手方向の全長に亘って側壁111が立設されている。側壁111の上端部分には、スライド溝112がほぼ全長に亘って条設されている。スライド溝112は、カバー体102に設けられる後述するスライド係合突起132を挿入状態でスライドさせる溝である。スライド溝112内には、所定間隔を置いて3つの係止部113が形成されている。係止部113は、カバー体102をスライド装着したときに、スライド係合突起132との係合によってカバー体102を係止する。
ベース体101の長手方向の一端は、カバー体102をスライド装着するための装着入り口114として形成されている。一方、ベース体101の長手方向の他端には、保持部材104を取り付けるための取付部115が形成されている。取付部115は、保持部材104を被覆する箱型形状をなし、取付部115の下側には、取付開口部116が形成されている。また、取付開口部116の下方に位置する底壁110部分には、取付開口部117が形成されている。これら取付開口部116,117は、保持部材104をベース体101の下面側から取付部115内に取り付けるための開口部である。なお、取付部115下側の取付開口部116と底壁110の取付開口部117との間のスペースには、カバー体102の固着係合部136がスライド装着によって収容される。即ち、固着部材103によってベース体101とカバー体102とを固着するときには、カバー体102によってベース体101の取付開口部116,117が閉鎖されるようになっている。
ベース体101の長手方向の末端となる取付部115の側壁118には、4つの固着部材103をそれぞれ部分的に露出する固着操作部120が形成されている。固着操作部120は、図7に示すように、固着時に固着部材103の後述する押込部150を下方に押し込むための押込開口部121と、押込部150を押し込む前の状態、言い換えれば固着部材103がベース体101とカバー体102とを固着しない位置にあるときに固着部材103の後述する破断部152を隠蔽(厳密には、破断部152が破断されないように破断部152の左右側面を隠蔽)する破断隠蔽部122と、押込部150を押し込んだ状態、言い換えれば固着部材103がベース体101とカバー体102とを固着する位置にあるときに破断部152の左右側面を露出する破断露出部123と、から構成されている。破断露出部123は、破断部152がニッパー等の切断手段で切断できるように内面部分がテーパー状に形成された凹部となっている。
また、ベース体101の側壁111外面には、制御基板ボックス100をパチンコ遊技機1の裏面側(機構板13)にビス119(図3参照)止めするための取付穴125を穿設した取付片部124が設けられており、ベース体101の取付部115内には、保持部材104をビス177止めするための取付ボス部126が設けられている。
カバー体102は、ベース体101と同様にアクリル等の合成樹脂材料によって形成され、主基板31を取り付けるための取付開口(図示しない)を下端側に備えると共に長方形の上面130を備えた箱型形状をなしている。カバー体102の長手方向に沿った両側端には、カバー体102の上面130に対して下段となる段差部131が形成され、該段差部131の側端には、前記スライド溝112内に形成された3つの係止部113と個々に係合する3つのスライド係合突起132が下方に突設されている。また、カバー体102の内側には、主基板31の取付穴31bをビス143止めするための取付ボス部144が設けられており、段差部131には、カバー体102にビス143止めされた主基板31のコネクタ31aを外部に挿通するためのコネクタ挿通口133が穿設されている。主基板31は、コネクタ31aに各種電気装置の配線が差し込まれることで、個々に接続された電気装置に関わる制御を可能にする。
カバー体102の長手方向一端における両側端部分には、スライド規制突起134が突設されている。スライド規制突起134は、カバー体102をベース体101にスライド装着する際、前記装着入り口114側となる左右の側壁111の末端部分に当接することで、カバー体102のスライドを規制する。なお、スライド規制突起134によってカバー体102がスライド規制される位置は、ベース体101に保持される固着部材103が後述する係合穴138と対応する位置に設定されている。
一方、カバー体102の長手方向の他端には、前記段差部131よりも下側となる位置に鍔状フランジ部135が形成され、該鍔状フランジ部135の上面には、前記4つの固着操作部120(固着部材103)と個々に対応する4つの固着係合部136が形成されている。固着係合部136は、鍔状フランジ部135から所定間隔を置いた位置に設けられる鍔状の係合基部137を備え、該係合基部137には、係合穴138と、該係合穴138の左右近傍に位置する開口部139と、が穿設されている。係合穴138は、固着部材103の係合爪部151との係合によってベース体101とカバー体102とを固着するための穴である。開口部139は、該開口部139と係合穴138との間に位置するカバー体102の薄肉状に形成された部分(以下これを弾性変形部分140(図9参照)ともいう)を弾性変形可能にするための穴である。そして、弾性変形部分140は、ベース体101とカバー体102とを固着するときに、その固着によって生じる力を弾性変形によって緩和して、固着時に固着部材103が破断されることを防止するようになっている。
なお、係合基部137と鍔状フランジ部135との間のスペースには、固着時の力によって係合基部137が下方に押し潰されることを防止するための支柱部141が形成されている。また、係合穴138の上側となるカバー体102の側壁面には、カバー体102をスライド装着したときに、ベース体101に保持された固着部材103の一側面と当接する当接片部142が形成されている。当接片部142は、固着部材103との当接によって固着部材103の押し込み方向(下側への移動方向)を規制する。
固着部材103は、図8に示すように、該固着部材103を押し込み操作(固着操作)するための押込部150と、前記係合穴138との係合によって固着を行う係合爪部151と、破断によって固着を解除する破断部152と、を備え、全体がプラスチック等の合成樹脂によって一体成形されている。押込部150は、立方体形状をなして固着部材103の上側部分を形成する一方、係合爪部151は、矢印形状をなして固着部材103の下側部分を形成している。破断部152は、「く」の字状に折曲した形状をなして上側の押込部150と下側の係合爪部151とを連結している。即ち、押込部150と係合爪部151との間には隙間が設けられており、該隙間は、押込部150と係合爪部151との間、言い換えれば破断部152の近接部分に緩衝部材160を一体的に取り付けるための取付溝部153となっている。また、押込部150の下側の左右側面(後述する保持部材104の固着取付部173における左右一対の規制突起175と対応する側面)には、保持部材104の規制突起175との係合によって固着部材103の押し込み方向(下側への移動方向)を規制する規制溝部154が形成されている。
緩衝部材160は、固着部材103と同様にプラスチック等の合成樹脂によって形成され、凹状開口161aを有した断面凹形状の基体部161と、凹状開口161aを下側に向けた基体部161の上部前端から突設された凸部162と、を有している。そして、緩衝部材160は、基体部161の凹状開口161aを下側(係合爪部151側)に向けた状態で、基体部161と凸部162とが固着部材103の取付溝部153内に嵌入して取り付けられる。これにより、緩衝部材160は、押込部150と係合爪部151との間のスペース(取付溝部153)を完全に埋めた状態で固着部材103に一体的に取り付けられ、ベース体101とカバー体102とを固着するときに、その固着によって生じる力を緩和することで、固着時に固着部材103が破断されることを防止するようになっている。
ところで、固着部材103がベース体101に取り付けられた状態において、立方体形状をなす押込部150は、前記固着操作部120の押込開口部121内に嵌入して配置され、押し込み前の状態では、押込部150の上端面が前記取付部115の上壁面と面一となる位置に配置される。係合爪部151は、固着操作部120から外部に露出することなく取付部115内に配置される。破断部152は、押し込み前の状態では、固着操作部120の破断隠蔽部122で左右側面が隠蔽される位置に配置され、押し込まれた状態では、固着操作部120の破断露出部123から左右側面が露出する位置に配置される。
保持部材104は、ベース体101及びカバー体102と同様にアクリル等の合成樹脂材料によって形成され、長板形状の基板部170を有している。基板部170には、保持部材104をベース体101の取付部115内(取付ボス部126)にビス177止めするための取付穴171が穿設されており、基板部170の上面には、保持部材104自体の強度を高めるための補強フランジ部172と、基板部170の長手方向に沿って並設されて4つの固着部材103を個々に取り付けるための4つの固着取付部173と、が形成されている。固着取付部173は、図9に示すように、左右一対の取付フランジ片174と、該左右一対の取付フランジ片174の各内壁に突設された規制突起175と、左右一対の取付フランジ片174の間に位置する基板部170に穿設された挿通口176と、から構成されている。また、固着部材103が保持部材104(固着取付部173)に取り付けられた状態において、規制突起175は、前記規制溝部154との係合によって固着部材103の押し込み方向(下側への移動方向)を規制し、挿通口176は、固着部材103の規制溝部154よりも下側の部分(係合爪部151、取付溝部153に取り付けられた緩衝部材160)を基板部170の下方に挿通する。
そして、固着部材103を取り付けた保持部材104は、ベース体101の各取付開口部116,117を通して下方から取付部115内に配置され、4つの固着部材103が個々に4つの固着操作部120に臨設された状態でベース体101にビス177止めされる。なお、このようにして固着部材103をベース体101に保持する保持部材104は、カバー体102をスライド装着するときに4つの固着部材103がカバー体102と干渉しない位置(具体的には、係合爪部151が固着係合部136と干渉しないように、係合爪部151の先端を係合基部137から所定間隔空けた位置)に4つの固着部材103を保持している。
以上説明した制御基板ボックス100の構成において、該制御基板ボックス100内に主基板31を収容し、制御基板ボックス100をパチンコ遊技機1に取り付ける手順について説明する。先ず、図10に示すように、主基板31をカバー体102内にビス143止め固定し、その後、カバー体102をベース体101にスライド装着する。このとき、カバー体102の固着係合部136をベース体101の取付部115に対向させた状態でスライド係合突起132をスライド溝112内に挿入し、スライド規制突起134が装着入り口114側となる左右の側壁111の末端部分に当接する位置、即ちベース体101に保持された固着部材103が係合穴138と対応する位置までカバー体102をスライドさせる。また、このようなスライド装着状態では、スライド係合突起132がスライド溝112内の係止部113と係合することで、カバー体102がベース体101に保持される。
次に、図7及び図9に示すように、4つの固着操作部120に個々に臨設された4つの固着部材103のうち1つの固着部材103に対して、押込部150を上方から押し込み操作する。これにより、押し込まれた固着部材103の係合爪部151が係合穴138に挿入され、係合爪部151と係合穴138との係合によってベース体101とカバー体102とが固着される。このとき、係合穴138の左右両側に設けられる弾性変形部分140は、固着によって生じる力を弾性変形によって緩和して固着部材103が破断されるのを防止しており、押し込まれた固着部材103の破断部152が固着操作部120の破断隠蔽部122から破断露出部123に移動することで、破断部152の左右側面は、隠蔽された状態から露出した状態に移行する。また、このような固着部材103によるベース体101とカバー体102との固着によってカバー体102はスライド不能となり、図11に示すように、主基板31は制御基板ボックス100内に封止される。
そして、図3に示すように、取付片部124(取付穴125)を機構板13にビス119止めすることで、主基板31を封止状態で収容した制御基板ボックス100がパチンコ遊技機1の裏面側に取り付けられる。ところで、このような制御基板ボックス100の取り付け状態において、制御基板ボックス100の左右側方には、前述したようにパチンコ遊技機1の裏面側に突出する構成部材81,82が配置されている。このため、制御基板ボックス100をパチンコ遊技機1に取り付けた状態で制御基板ボックス100を開封しようとしても、左側の構成部材81が固着部材103を破断する作業を妨害すると共に右側の構成部材82がカバー体102のスライドを妨害して、制御基板ボックス100が開封できないようになっている。即ち、不正に固着を解除して制御基板ボックス100を開封しようとしても容易に開封できないようになっている。
一方、主基板31のROM54の検査やメンテナス等の正当な理由で制御基板ボックス100を開封する場合には、先ず、制御基板ボックス100のビス119止めを解除して、機構板13から制御基板ボックス100を取り外す。 次に、図12に示すように、破断露出部123から露出する破断部152を切断手段(同図中には、ニッパーNを例示)で切断して(固着部材103を破断して)、固着部材103によるベース体101とカバー体102との固着状態を解除する。そして、図13に示すように、カバー体102をスライドしてベース体101から取り外すことで制御基板ボックス100を開封することができる。このとき、破断された固着部材103のうち破断部分から上側の部分(破断部152の一部、押込部150)は、ベース体101の固着操作部120に取り付いた状態にあり、破断部分から下側の部分(破断部152の一部、係合爪部151、緩衝部材160)は、カバー体102の固着係合部136に取り付いた状態にある。
その後、ROM54の検査やメンテナス等を終えて再び制御基板ボックス100を封止するときには、主基板31がビス143止めされたカバー体102をベース体101にスライド装着した状態で、予備用に設けられた3つの固着部材103のうち1つの固着部材103(押込部150)を押し込み操作することで、再び主基板31を制御基板ボックス100内に封止することができる。なお、このような正当な理由による制御基板ボックス100の開封・封止は、ベース体101に保持された固着部材103の個数に対応した回数(実施形態中では4回)まで行うことができる。そして、主基板31を再び封止状態で収容した制御基板ボックス100をパチンコ遊技機1の裏面側(機構板13)にビス119止めする。
以上のように、本実施形態に係る制御基板ボックス100の構成によれば、固着部材103を予め制御基板ボックス100に保持しておく構成において、制御基板ボックス100を構成するカバー体102をベース体101にスムーズにスライドして装着することができる。また、制御基板ボックス100の組み付けをスライド装着によって行う構成とすることで、制御基板ボックス100の開封作業の手間を増やすことができ、ひいては不正に固着を解除して制御基板ボックス100を開封しようとしても容易に開封できないようにでき、然も固着作業の効率を向上することができる。また、制御基板ボックス100の構成によれば、制御基板ボックス100内に制御基板(主基板31)を収容した状態で、カバー体102がベース体101に設けられた保持部材104の取付開口部116,117を閉鎖するので、取付開口部116,117から不正に制御基板ボックス100を開封することを防止することができる。
また、制御基板ボックス100を開封する際に固着部材103が破断されるので、制御基板ボックス100の不正開封時に、廃棄された固着部材103を使いまわして不正開封の跡を隠滅する行為を防止することができる。
また、ベース体101とカバー体102とを固着するときに、その固着によって生じる力を緩衝部材160で緩和することができ、ひいては固着時に固着部材103が破断されることを防止することができる。
また、ベース体101とカバー体102とを固着するときに、その固着によって生じる力を係合穴138と開口部139との間に位置するカバー体102の部分(弾性変形部分140)の弾性変形によって緩和することができ、ひいては固着時に固着部材103が破断されることを防止することができる。
なお、上記した実施形態では、本発明に係る制御基板ボックス内に収容する制御基板を、遊技機の遊技内容を制御するメインの制御基板となる主基板としているが、これに限定するものではなく、遊技機に設けられる主基板以外の制御基板(例えば、払出制御基板等)を制御基板ボックス内に収容した構成としてもよい。また、制御基板ボックスを構成する各種構成部材の材質は、特に限定するものではない。例えば、緩衝部材をゴム等の弾性材料によって形成してもよい。また、ベース体に保持される固着部材の個数は、4個に限定せず、複数個の固着部材が保持される構成であればいずれの個数であってもよい。さらには、複数個の固着部材に対して「1」から順番に番号を付けることで(例えば、固着部材が取り付けられるベース体の部分に番号を刻印する等)、正当な理由による制御基板ボックスの開封・封止において、使用される固着部材に順番を付けるようにしてもよい。
また、実施形態中では、遊技機の構成として、遊技媒体としての遊技球を遊技領域に発射して、少なくとも遊技球が所定の領域に入賞したことを条件成立に含み特定遊技状態を発生させるパチンコ遊技機を例示しているが、特にこれに限定するものではない。例えば、コインを遊技媒体として遊技を行うスロットマシンやコインゲーム等の遊技機であってもよい。
また、実施形態中では、保持部材をベース体に取り付ける構成としているが、これに限らず、保持部材をカバー体に取り付けるようにしてもよい。即ち、遊技の進行を制御するマイクロコンピュータが搭載された制御基板と、該制御基板を収容する制御基板ボックスと、を備え、遊技媒体を用いて遊技者が所定の遊技を行うことが可能であると共に所定の払出条件が成立したことに基づいて遊技媒体の払い出しを行う遊技機において、前記制御基板ボックスは、該制御基板ボックスの基体を構成するベース体と、前記制御基板が取り付けられると共に前記ベース体に対してスライドさせることにより装着されるカバー体と、前記ベース体と前記カバー体とを固着すると共に一部を破壊しない限り固着状態を解除できない複数の固着部材と、該複数の固着部材を前記カバー体に保持するための保持部材と、を備え、前記カバー体に、前記保持部材を取り付けるための取付開口部を設け、前記保持部材は、前記カバー体に取り付けられた状態で、前記カバー体をスライドさせるときに前記固着部材がベース体と干渉しない位置に固着部材を保持し、前記固着部材は、前記ベース体が前記取付開口部を閉鎖した状態で、前記ベース体とカバー体とを固着することを特徴とする構成であってもよい。
パチンコ遊技機を示す正面図である。 遊技盤を示す正面図である。 パチンコ遊技機を裏面から見た背面図である。 主基板の回路構成を示すブロック図である。 主基板を収容する制御基板ボックスを示す分解斜視図である。 ベース体を示す斜視図である。 ベース体に形成された固着操作部を示す部分拡大斜視図である。 固着部材と緩衝部材とを示す斜視図である。 保持部材に取り付けられた固着部材を示す部分拡大斜視図である。 制御基板ボックスの組み付け手順を説明するための斜視図である。 制御基板ボックスの組み付け状態を示す斜視図である。 制御基板ボックスの開封手順を説明するための斜視図である。 制御基板ボックスの開封手順を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 遊技盤
9 可変表示装置
14 始動入賞口
15 可変入賞球装置
31 主基板
54 ROM
56 CPU
100 制御基板ボックス
101 ベース体
102 カバー体
103 固着部材
104 保持部材
116,117 取付開口部
122 破断隠蔽部
123 破断露出部
136 固着係合部
138 係合穴
139 開口部
140 弾性変形部分
150 押込部
151 係合爪部
152 破断部
160 緩衝部材

Claims (4)

  1. 遊技の進行を制御するマイクロコンピュータが搭載された制御基板と、該制御基板を収容する制御基板ボックスと、を備え、遊技媒体を用いて遊技者が所定の遊技を行うことが可能であると共に所定の払出条件が成立したことに基づいて遊技媒体の払い出しを行う遊技機において、
    前記制御基板ボックスは、該制御基板ボックスの基体を構成するベース体と、前記制御基板が取り付けられると共に前記ベース体に対してスライドさせることにより装着されるカバー体と、前記ベース体と前記カバー体とを固着すると共に一部を破壊しない限り固着状態を解除できない複数の固着部材と、該複数の固着部材を前記ベース体に保持するための保持部材と、を備え、
    前記ベース体に、前記保持部材を取り付けるための取付開口部を設け、
    前記保持部材は、該保持部材が前記ベース体に取り付けられた状態で前記カバー体がスライドされるときに、前記固着部材がカバー体と干渉しない位置に固着部材を保持し、
    前記固着部材は、前記カバー体が前記取付開口部を閉鎖した状態で、前記ベース体とカバー体とを固着することを特徴とする遊技機。
  2. 前記固着部材による前記ベース体と前記カバー体との固着状態は、固着部材を破断することで解除されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記固着部材は、弾性変形による係合によって前記ベース体と前記カバー体とを固着すると共に、前記ベース体と前記カバー体とを固着するときに受ける力を緩衝するための緩衝部材を備えたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記固着部材の先端に係合爪部を設ける一方、前記カバー体に前記係合爪部と係合する係合穴を設け、該係合穴の近傍に開口部を設けることで、前記カバー体における前記係合穴と前記開口部との間に位置する部分を隣接片部として形成し、該隣接片部を弾性変形可能に設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の遊技機。

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