JP2005135694A - ケーブル用コネクタ及びフラットケーブル - Google Patents

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智雄 中川
Hideki Okada
英揮 岡田
Takao Futami
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Abstract


【課題】 センサ側ケーブルの着脱を強い操作力を要することなく軽快に行うことができるとともに、コネクタ内部への液体の浸入を防止でき、またコネクタを繰り返し長期間使用してもセンサ側ケーブルとの電気導通を安定して確実に行うことができ、更に高い加工精度を要することなく製造コストの低減も図れるケーブル接続用コネクタを提供する。
【解決手段】 フラットケーブル1の先端部をケーブル受入ピース14の鞘状部15に差し込み、スライドカバー29を摺動させてケーブル受入ピース14をコネクタ本体5に対して閉じることにより、フラットケーブル1のコンタクトホール4にコンタクトピン9がそれぞれ嵌合し、フラットケーブル1の先端部の抜出がコンタクトピン9にて阻止されるとともに、フラットケーブル1のフラット心線と本器側ケーブル7の心線8とがコンタクトピン9を介して電気導通状態になる。同時にフラットケーブル1は、コネクタ本体5側の下部パッキン12とケーブル受入ピース14側の上部パッキン23とに挟まれる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、生体信号を計測するシステム等において、センサ側のケーブルを本器(計測機器本体)側と着脱自在に接続するためのケーブル接続用コネクタ、及びそれに対して使用されるフラットケーブルに関する。
例えば、心電計等の生体計測機器においては、電極等のセンサを被検者の人体に直接接触させて計測するが、センサと生体計測機器本体との間の電気接続形態として数種のタイプがあり、その一つとして、生体計測機器本体から延長される本器側ケーブルの先端にコネクタを設け、これに、センサと一体となったセンサ側ケーブルを着脱自在に接続して中継するものがある。このタイプのものは、衛生上やセンサ自体の寿命により、センサと共にケーブルも使い捨てられている。
従来、このような用途のコネクタとして、特許文献1(特公平5−12825号公報)に記載のものがある。この従来のコネクタは、コネクタ本体とその底板とで挟んで固定されるプリント基板に、複数本の電極針を植設してプリント基板上で本器側ケーブルであるキャブタイヤ・ケーブルの心線と接続している。コネクタ本体には凹溝が形成されており、この凹溝に、センサ側(電極側)ケーブルである平行電線を受け入れる平行線受入透明口体が、スプリングで上方へ付勢して上下回動自在に嵌装されているとともに、この凹溝を跨ぐカーソルがコネクタ本体の外面に摺動自在に装着されている。平行線受入透明口体の底部には、コネクタ本体の透孔を貫通した電極針の尖端が突入する透孔が設けられている。
このコネクタにセンサ側ケーブルである平行電線を接続する場合、平行電線の先端部を平行線受入透明口体に差し込み、カーソルを前方へ摺動させてこれにて平行線受入透明口体を押し下げると、電極針が平行電線の樹脂被覆に食い込んでその心線とキャブタイヤ・ケーブルの心線とが、電極針を介して電気導通状態となるようになっている。
しかし、これによると次のような問題点があった。
(1)センサ側ケーブルをコネクタに接続するとき、コネクタを掴み、カーソルに親指を掛けてこれを指押しすることにより、平行線受入透明口体をスプリングのバネ力に抗して押し下げ、平行線受入透明口体に差し込んだ平行電線を、更に電極針に向かって押し付けて樹脂被覆に電極針を食い込ませるため、その指押し操作に強い力を必要とする。その操作自体は単純であるが、扱う者が通常は女性看護師でしかも被検者に対して細心の注意を払いながら行わなければならないことから、女性看護師にとってはその操作に苦労することが多く、計測作業の支障になっていた。
(2)センサ側ケーブルをコネクタから外すときは、カーソルを指で引き戻すと、平行線受入透明口体が圧縮されたスプリングのバネ力で浮上して、平行電線がその樹脂被覆に食い込んでいる電極針の尖端から離れなければならない。従って、スプリングには、樹脂被覆に食い込んだ電極針の尖端を樹脂被覆から完全に抜け出させるに充分なバネ力が必要である。このため、カーソルには、平行線受入透明口体を介してこの強いバネ力による押し上げ力が作用するため、カーソルを指で引き戻すときにも、強いバネ力に抗する強い操作力を必要とする。
(3)特に、センサとそのケーブルとが一体となったタイプの場合、センサは、人体に比較的長時間(1〜数日間)装着されたままで使用されることが多いため、汗や湿気等の影響を受けやすい。しかし、従来は、センサ側ケーブルが、断面円形の心線を1本毎に樹脂被覆して平行に束ねた平行電線で、その両面が波形となっているため、平行線受入透明口体の受け口を含む内面と平行電線との間にどうしても隙間ができ、汗や湿気等の液体が平行電線を伝わってコネクタ内部に浸入することがあり、計測に支障を来したり、コネクタ自体も使用不能になって、本器側ケーブル(キャブタイヤ・ケーブル)及びその本器接続用プラグと共に廃棄処分を余儀なくされることがあった。
(4)電極針の尖端が、平行電線の束ねられた細い心線まで1本1本正確に食い込むようにしなければならないため、高い加工精度を要し、製造コストが高くなっていた。
(5)センサ側ケーブルである平行電線はセンサ(電極)と共に使い捨てであるが、コネクタは繰り返し使用するため、その使用回数が増えると、電極針の尖端が摩耗や破損を来たして電気接触不良が起き、計測不良や計測誤差という重大が事態になるため、コネクタの使用寿命が短かった。
なお、後述するように本発明は、上記従来例における平行電線に代えて、両面が平らでフレキシブルなフラットケーブルを用い、更にそれとコネクタとの間のシール性の改善を図ることを意図していることから、特許文献1以外の特許文献について、特にフラットケーブルの中継を行うコネクタであって、しかもシール性を考慮したものを対象に先行技術調査をしたところ、特許文献2(実開平2−133876号公報)、特許文献3(実開平3−30387号公報)、特許文献4(特開平5−129046号公報)、特許文献5(特開平8−22870号公報)、特許文献6(特開2003−31296号公報)、特許文献7(特開2003−157928号公報)があった。しかし、本発明は、これらに記載のものと構造や使用形態が著しく相違すること明白であるので、公報番号だけ記してその説明は省略する。
特公平5−12825号公報 実開平2−133876号公報 実開平3−30387号公報 特開平5−129046号公報 特開平8−22870号公報 特開2003−31296号公報 特開2003−157928号公報
本発明の第1の課題は、従来の上記のような問題点を解決し、センサ側ケーブルの着脱を強い操作力を要することなく軽快に行うことができるとともに、コネクタ内部への液体の浸入を防止(防水)でき、またコネクタを繰り返し長期間使用しても、センサ側ケーブルとの電気導通を安定して確実に行うことができ、更に高い加工精度を要することなく製造コストの低減も図れるケーブル接続用コネクタを提供することにある。
本発明の第2の課題は、このようなコネクタに対して接続するのに好適なフラットケーブルを提供することにある。
本発明は、上記第1の課題を解決するため、両面が平らでフレキシブルなセンサ側フラットケーブルを着脱自在に接続するためのケーブル接続用コネクタであって、フラットケーブルの先端部を抜き差し自在に受け入れる偏平な鞘状部を有するケーブル受入ピースが、コネクタ本体に向かって開閉自在にかつスプリングで開く方向に付勢されて枢着されているとともに、このケーブル受入ピースをスプリングに抗して押さえて閉じた状態に保持するためのスライドカバーがコネクタ本体に摺動自在に装着され、またコネクタ本体上には、プリント基板上で本器側の心線と接続された複数本のコンタクトピンが突設されているのに対し、フラットケーブルには、その複数のフラット心線の先端においてコンタクトホールが設けられ、フラットケーブルの先端部をケーブル受入ピースの鞘状部に差し込み、スライドカバーを摺動させてケーブル受入ピースを閉じることにより、フラットケーブルのコンタクトホールにコンタクトピンがそれぞれ嵌合し、フラットケーブルの先端部の抜出がコンタクトピンにて阻止されるとともに、フラット心線がコンタクトピンを介して本器側の心線と電気接続されることを特徴とする。
その具体的態様としては、請求項2〜9でそれぞれ特定しているように、次のような構成が好ましい。
本発明によるコネクタは、本器(計測機器本体)自体に付設してもよいが、本器側ケーブルとセンサ側フラットケーブルとを中継する場合には、プリント基板に本器側ケーブルの心線を接続してコネクタ本体の基端から本器側ケーブルが引き出されており、フラットケーブルの先端部をケーブル受入ピースの鞘状部に差し込み、スライドカバーを摺動させてケーブル受入ピースを閉じることにより、フラットケーブルのコンタクトホールにコンタクトピンがそれぞれ嵌合し、フラットケーブルの先端部の抜出がコンタクトピンにて阻止されるとともに、フラット心線と本器側ケーブルの心線とがコンタクトピンを介して電気導通状態になる。(請求項2)
フラットケーブルのコンタクトホールが、隣接するもの同士においてフラット心線の長さ方向に食い違う配置になっているのに合わせて、コンタクトピンも、隣接するもの同士において食い違う配置になっている。(請求項3)
フラットケーブルとケーブル受入ピースの鞘状部との間をシールするパッキンが設けられている。(請求項4)
このパッキンは、鞘状部の上側でケーブル受入ピースの内部に保持された上部パッキンと、コネクタ本体の上面に保持された下部パッキンとからなり、これら上下のパッキンは、ケーブル受入ピースを閉じたとき鞘状部の受け口近くで上下からフラットケーブルを挟む。(請求項5)
下部パッキンは、ケーブル受入ピースが閉じたとき、鞘状部の下側に設けられたパッキン受け溝に嵌合して、ケーブル受入ピースとコネクタ本体の間もシールする。(請求項6)
プリント基板はコネクタ本体に内蔵され、各コンタクトピンは、コネクタ本体に設けられたピン貫通孔からコネクタ本体上に突出していて、これらコンタクトピンとピン貫通孔との間にOリングが設けられ、ケーブル受入ピースは、鞘状部の下側において各コンタクトピンを挿通させるピン挿通孔を設けている。(請求項7)
コンタクトピンの嵌合突部は断面円形で、コンタクトホールはフラットケーブルの長さ方向に長くなっている。(請求項8)
フラットケーブルのフィルム基板の先端縁が傾斜しているのに合わせて、ケーブル受入ピースの鞘状部の終端縁も傾斜している。(請求項9)
上記第2の課題を達成するため、本発明によるフラットケーブルは、フィルム基板上に複数本のフラット心線を平行に形成するととに、上記のような構造のコネクタのコンタクトピンと嵌合するコンタクトホールをフラット心線の先端において設けている。コンタクトホールは、隣接するもの同士においてフラット心線の長さ方向に食い違う配置になっている。(請求項10)
その好ましい形態では、フラット心線をその先端所要長さ部分を残して覆う防水被覆が施されている。(請求項11)
また、フィルム基板の先端縁は傾斜している。(請求項12)
本発明によれば、両面が平らでフレキシブルなフラットケーブルをセンサ側ケーブルとしており、その先端部をケーブル受入ピースの偏平な鞘状部に差し込み、スライドカバーを摺動させてケーブル受入ピースを閉じると、フラットケーブルのコンタクトホールにコンタクトピンがそれぞれ嵌合し、フラットケーブルの先端部の抜出がコンタクトピンにて阻止されるとともに、フラット心線と本器側の心線とがコンタクトピンを介して電気接続されるので、スライドカバーを前後に摺動させて行うセンサ側ケーブルの着脱を、従来のような強い操作力を必要とせずに軽快に行うことができる。
センサ側ケーブルであるフラットケーブルのフラット心線と、本器側の心線とは、コンタクトピンがフラットケーブルのコンタクトホールに嵌合した状態で電気導通するため、安定した電気導通状態を維持できる。
フラットケーブルの先端部をコネクタに対して固定(抜け止め)するに当たり、コネクタのコンタクトピンをフラットケーブルのコンタクトホールに嵌合させるため、コンタクトピン及びフラットケーブルの損傷はなく、その両方とも繰り返し長期間使用することができるとともに、被検者が就眠中などにフラットケーブルを無意識に引き抜くような状況になっても、引く抜けないため、安全である。
センサ側ケーブルであるフラットケーブルの先端部をケーブル受入ピースの偏平な鞘状部に差し込むので、これらフラットケーブルと鞘状部との隙間は極小であり、そもそも汗や湿気等の液体の浸入は従来ほどには生じない。
請求項3及び請求項10のような態様にすると、フラットケーブルのフラット心線同士の間隔を狭くしても、つまりフラットケーブルの幅員を狭くしても、コンタクトピンによる本器側の心線との接続を支障なく行うことができる。また、フラットケーブルの幅員を狭くできるので、コネクタ自体の大きさが従来よりも大きくなることはない。
請求項4のような態様にすると、フラットケーブルとケーブル受入ピースの鞘状部との間をシールするので、汗や湿気等の液体の浸入を防止(防水)できる。
請求項5のような態様にすると、ケーブル受入ピースを閉じたとき鞘状部の受け口近くで上下からパッキンでフラットケーブルを挟むので、汗や湿気等の液体の浸入を受け口で確実に防止でき、被検者がセンサを装着したままでシャワーを浴びることも可能になる。また、スライドカバーの1回の摺動操作で、フラットケーブル先端部のコネクタへの固定(抜け止め)と受け口での防水効果を同時に実現できる。
請求項6のような態様にすると、ケーブル受入ピースとコネクタ本体の間も下部ピースでシールするので、これらの間でも汗や湿気等の液体の浸入を防止できる。
請求項7のような態様にすると、各コンタクトピンの回りでも、汗や湿気等の液体の浸入を防止して、プリント基板を防水できる。
請求項8のような態様にすると、コンタクトピンとコンタクトホールとの嵌合において、フラットケーブルの長さ方向に余裕があるため、フラットケーブルの先端部をケーブル受入ピースの鞘状部に必ず正確に差し込まないと、コンタクトピンとコンタクトホールとの嵌合ができないということはなく、加工精度にも余裕ができる。
請求項9及び請求項12のような態様にすると、フラットケーブルの先端部をケーブル受入ピースの鞘状部へ差し込み易いとともに、差し込む際のフラットケーブルの表裏の向きを規定できる。
請求項11のように、フラットケーブルの構造として、フラット心線をその先端所要長さ部分を残して防水被覆で覆うと、フラットケーブル側でも防水効果が得られる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明では、センサ側ケーブルとして、図1に示すように、両面が平らでフレキシブルなフラットケーブルBを用いるもので、先にこのフラットケーブルBについて説明する。
フラットケーブルBは、帯状のフィルム基板1上に、金属箔や導電塗料等による複数本(本例では5本)のフラット心線2を一定の間隔で平行にプリント配線し、更にその上に、先端所要長さ部分、つまり被覆境界線L−Lから先の部分を残して薄い防水被覆3を施したもので、図に示した側とは反対側の端部に、図示しない電極等のセンサが接続されている。
フラット心線2は、被覆境界線L−Lから先の部分が防水被覆3で覆われずに露呈し、それぞれが、フィルム基板1に設けられたコンタクトホール4に達している。コンタクトホール4は、本例の場合、フラット心線2が5本であることから5個有るが、その5個全てが同一線上に配列しているのではなく、左右に隣接するもの同士において、フラット心線2の長さ方向に交互に食い違う配置になっている。コンタクトホール4はフラット心線2の長さ方向に長い楕円形状で、各フラット心線2の先端部分2aは、コンタクトホール4の周縁に沿った楕円環状になっている。
フィルム基板1は、先端縁1aが傾斜しているとともに、被覆境界線L−Lに達する少し手前のところから先端縁1aまでの先端所定長さ部分の幅員が少し狭くなっており、その狭くなる両側の段部1bに円みをもたせてあるとともに、先端縁1aの両側の角部も円くなっている。
フラットケーブルBは、先端縁1aから段部1bまでの幅が狭くなっている長さ部分を、後述するようにコネクタAに差し込むことができるようになっていて、段部1bはその際のストッパとなる。
次に、このようなフラットケーブル1の受け側となる本実施例のコネクタAについて説明する。図2から図8図までがその組立図、図9以降は部品図で、図4の断面図を元にして各部の構造を他の図も参照しながら解説する。
コネクタAは、図4に示すように、樹脂成形されたコネクタ本体5の内部にプリント基板6を埋設し、このプリント基板6上で本器側ケーブル7の心線8を接続して、コネクタ本体5の後端面中央からこの本器側ケーブル7を引き出すことにより、本器側ケーブル7の先端に固定した形態になっている。本器側ケーブル7の反対側の端部には、生体計測機器本体に着脱自在に接続するための図示しない本器接続用プラグが接続されている。
図9〜図14にコネクタ本体5を示す。
コネクタ本体5上には、フラットケーブル1の5個のコンタクトホール4に対応して、断面円形の5個のコンタクトピン9が垂直に突設されている。各コンタクトピン9は、図14に示すように、その径細な下端部9aをプリント基板6に植設してプリント基板6上で本器側ケーブル7の心線8とそれぞれ接続されているとともに、コネクタ本体5に設けられたピン貫通孔10をそれぞれ貫通してコネクタ本体5の上面より突出している。コンタクトピン9とピン貫通孔10との間は、Oリング11でシールされている。
5個のコンタクトピン9は、全てが同一線上に一列に配列しているのではなく、図9に示すように5個のコンタクトホール4の配置に合わせて、左右に隣接するもの同士において交互に前後に食い違う配置になっている。
各コンタクトピン9の上端面9bの中央には、断面円形で先端を円くした嵌合突部9cが一体に突設されている。この嵌合突部9cは、フラットケーブル1のコンタクトホール4中に嵌合する太さであるが、嵌合突部9cは断面円形であるのに対し、コンタクトホール4は楕円形状であるため、楕円形状により長くなっている分だけ嵌合に余裕がある。
また、コネクタ本体5上には、左右に長い横長の下部パッキン12が、コネクタ本体5の下部パッキン溝13に一部分を嵌め込んで突設されている。その位置は、コンタクトピン9の位置よりも前方になっている。下部パッキン12の左右の長さは、5個のコンタクトピン9の配置領域の左右の幅よりも、左右両方に長くなっている。
下部パッキン12は、図15〜図17に示すように、幅員が異なる4つの部分、つまり断面台形の峰部12aと、これよりも幅員が大きい断面矩形の中間座部12bと、峰部12aよりも幅員が小さい断面矩形の基部12cと、逆台形の抜け止め下端部12dとを有する。
これに対して下部パッキン溝13は、図14に示すように、下部パッキン12の中間座部12bと基部12cと抜け止め下端部2dに合わせて、幅員が3段に異なっており、下部パッキン溝13の溝上部13aに下部パッキン12の中間座部12bが嵌合し、溝中間部13bに基部12cが嵌合し、溝下部13cに抜け止め下端部2dが嵌合して、図4に示すように、中間座部12bは、下部パッキン溝13の上面開口から僅かに突出するが、峰部12aは、その全体が下部パッキン溝13の上面開口から突出する寸法になっている。しかも、峰部12aの左右の長さは、5個のコンタクトピン9の配置領域の左右の幅よりも長くなっている。
図4に示すように、コネクタ本体5上には、ケーブル受入ピース14が、その基端(後端)の軸ピン14cをコネクタ本体5の後端部に上下回動自在に枢支することにより、コネクタ本体5に向かって開閉するように枢着されている。
ケーブル受入ピース14は、樹脂成形された透明又は半透明な上部ピース14Aと、これとは別に樹脂成形された不透明な下部ピース14Bとを合わせて構成されている。図18〜図25に上部ピース14A、図28〜図28に下部ピース14Bを示す。そして、これら上部ピース14Aと下部ピース14Bとの間に、上部ピース14Aの下面の浅い凹部14aによる偏平な鞘状部15(図4)を形成している。この鞘状部15は、上側に口を拡げながらケーブル受入ピース14の遊端面(前端面)で開口するケーブル受け口15aを形成している。鞘状部15の終端縁15bは、上部ピース14Aの凹部14aの端縁14bが図22に示すように傾斜していることから、フラットケーブルBの傾斜した先端縁1aに合わせて傾斜している。
上部ピース14Aの基端部の下面とコネクタ本体5の上面とには、互いに対向する円形のバネ受け凹部16・17が形成され、これらに上下を収容されるコイル状スプリング18によって、ケーブル受入ピース14は上方、つまりコネクタ本体5に対して開く方向に付勢されている。
下部ピース14Bには、5個のコンタクトピン9をそれぞれ余裕をもって図8のように挿通させることができる5個のピン挿通孔19(図26及び図28参照)と、下部パッキン12の峰部12aを挿通させる横長の下部パッキン挿通溝20が設けられている。
上部ピース14Aの下面には、鞘状部15を挟んでピン挿通孔19とそれぞれ対向する5個のピン上端受入穴21(図22、図23及び図24参照)と、鞘状部15を挟んで下部パッキン挿通溝20と対向する横長の上部パッキン溝22が設けられ、この上部パッキン溝22に、図4に示すように断面円形の上部パッキン23が嵌め込まれている。
下部ピース14Bの前端には、図4、図24及び図27に示すように、案内凸部24が下向きに一体に突設されている。これに対応してコネクタ本体5の前端面には、図4、図9、図12及び図14に示すように、案内凸部24と嵌合する案内凹部25が形成されている。
図19及び図23に示すように、上部ピース14Aの前部は、上面に段部26を形成して後部の上面よりも高くなっているとともに、左右幅も大きくなっていて、フラットケーブル1の先端部を鞘状部15のケーブル受け口15aへ挿入し易くするため、上部ピース14Aの前部の左右両側には、ケーブル受け口15aよりも前方へ突出する左右の挿入案内壁27が形成されている。
上部ピース14Aの段部26より後側の上面は、平らな高面部分28aに続いて、中間が後側へ徐々に低くなる斜面部分28b、これより後端までが平らな低面部分28cとなっている。
コネクタ本体5の外側には、樹脂成形されたスライドカバー29が、ケーブル受入ピース14上を跨いで前後摺動するように装着されている。図29〜図34にこのスライドカバー29を示す。
スライドカバー29は、天井部30と左右の側壁部31とを有する門形で、左右の側壁部31の内面に、前後に長い案内溝32を形成している。天井部30は、上部ピース14Aの段部26より後側の上面形状に合わせて、高くなっている水平な前部30aから中間部30bが後側へ徐々に低くなって傾斜し、低い水平な後部30cへと続いており、天井部30の下面もそのようになっている。スライドカバー29は、指を掛けて摺動操作することから、中間部30bの傾斜した上面に、左右に長い滑り止め用突部33が複数本平行に形成されている。
一方、コネクタ本体5の左右の側面には、図10〜図13に示すように、前後に長いレール凸部34が、コネクタ本体5の前端部と後端部とを除いた範囲に突出形成されている。そして、これら左右のレール凸部34とスライドカバー29の左右の案内溝32とを摺動自在に嵌合させることにより、スライドカバー29は、コネクタ本体5に対して所定の長さ範囲内で前後に摺動自在となっている。
このようにしてコネクタ本体5に装着されたスライドカバー29は、その天井部30が図4に示すようにケーブル受入ピース14上に乗り掛っており、このスライドカバー29を同図に示す後端の限界位置まで後退させたときには、天井部30の前端が、ケーブル受入ピース14(上部ピース14A)の上面の低面部分28c上に当接することにより、ケーブル受入ピース14は、スプリング18によりコネクタ本体5に対して所定角度の開いた状態に保持される。
フラットケーブルBは、その先端部分をこの状態で図4に示すようにケーブル受入ピース14の鞘状部15に差し込むもので、その際、フラットケーブルBの表裏の向き、つまりその先端縁1aの傾斜の向きが鞘状部15の終端縁15bの傾斜の向きと同じになるように、鞘状部15のケーブル受け口15aから挿入する。その挿入は、フラットケーブルBの先端縁1aが傾斜していること、ケーブル受け口15aが上側に拡がっていること、ケーブル受け口15aの左右両側に挿入案内壁27が形成されていることにより、スムーズに行うことができる。
フラットケーブルBは、段部1bよりの先の先端部分の幅を狭くしてその幅員を鞘状部15の幅員に合わせてあるため、この部分しか鞘状部15に差し込むことができないようになっているが、更に先端縁1aが鞘状部15の終端縁15bに達するため、差し込まれた先端部分は鞘状部15内に正確に位置決めされ、フラットケーブルBの5個のコンタクトホール4が、ケーブル受入ピース14の5個のピン挿通孔19にそれぞれ対向する。その様子は、ケーブル受入ピース14の上部ピース14Aが透明又は半透明であることにより、ケーブル受入ピース14の上側から透視確認できる。なお、フラットケーブルBの先端部を上記のように鞘状部15内に正確に位置決め挿入できる構造になっているので、上部ピース14Aを不透明としても構わない。
そこで、スライドカバー29の天井部30に例えば親指を掛けてスライドカバー29を前方へ摺動させると、スライドカバー29の天井部30の前端がケーブル受入ピース14の上面の斜面部分28b上に乗り掛かっていくため、ケーブル受入ピース14はスプリング18に抗して押し下げられる。これに伴い、ケーブル受入ピース14のピン挿通孔19及び下部パッキン挿通溝20、更に鞘状部15に差し込まれたフラットケーブルBの先端部分も下降するため、コネクタ本体5上の5個のコンタクトピン9は、その上端の嵌合突部9cがピン挿通孔19を通じて5個のコンタクトホール4にそれぞれ嵌合するとともに、下部パッキン12は、その峰部12aが下部パッキン挿通溝20を通じてフラットケーブルBの下面に当接する。
スライドカバー29を更に前方へ摺動させると、その前端が、ケーブル受入ピース14の上面の斜面部分28bを越えて高面部分28aに乗り掛かるため、ケーブル受入ピース14は、その下部ピース14Bの下面がコネクタ本体5の上面に密着し、コネクタ本体5に対して完全に閉じた状態となる。そして、スライドカバー29は、その前端が、図5、図6及び図8に示すようにケーブル受入ピース14の段部26に達したところで行き止まりとなる。この状態で、ケーブル受入ピース14には、圧縮されたスプリング18による浮上力が加わるとともに、ケーブル受入ピース14の上面の平らな高面部分28aと、スライドカバー29の天井部30の下面の平らな前部とが密着し、しかもケーブル受入ピース14の案内凸部24がコネクタ本体5の前端面の案内凹部25に嵌合するため、ケーブル受入ピース14は、全方向について微動を拘束されて図8に示すような閉じた状態を安定して保持される。
図8に示すような完全に閉じた状態では、5個のコンタクトピン9の嵌合突部9cが、5個のコンタクトホール4に嵌合するとともに、更に鞘状部15の上側のピン上端受入穴21へ突入して、コンタクトピン9の上端面9bが、フラット心線2の先端部2aをピン上端受入穴21内へ向かって押し上げるようにこれに圧接するので、コンタクトピン9とフラット心線2との電気導通は確実に安定して行われる。そして、ケーブル受入ピース14は、鞘状部15からの抜脱を5個のコンタクトピン9にて阻止される。
また、下部パッキン12の峰部12aが、ケーブル受入ピース14の下部パッキン挿通溝20を通じてフラットケーブル1の下面に圧接するため、フラットケーブル1は、上部パッキン23と下部パッキン12とにより、鞘状部15のケーブル受け口15a近くで上下から挟まれた状態になる。従って、フラットケーブル1と鞘状部15との間は、ケーブル受け口15a近くでシールされるので、汗や湿気等の液体の浸入を確実に防止できる。
更に、下部パッキン12は、下部パッキン溝13の上面開口から僅かに突出していた中間座部12bがケーブル受入ピース14の下面で圧縮されるため、ケーブル受入ピース14の下面とコネクタ本体5の上面との間も、下部パッキン12によりコンタクトピン9の前方でシールされる。
更にまた、外側では、スライドカバー29がケーブル受入ピース14に覆い被さるため、フラット心線2と本器側ケーブル7の心線8との、コンタクトピン9を介した電気接続は、何重にも保護され、安全であるとともに信頼性が高いものとなる。しかも、このような保護と上記のような防水効果とをスライドカバー29の1回の摺動操作で、同時に簡単に実現できる。
図4の開いた状態から図8の閉じた状態にするまでの操作、つまりスライドカバー29を前端の限界位置まで摺動させる操作に対して抵抗となるのは、ほとんどがスプリング18を圧縮させる力だけであるため、その操作を軽快に行うことができる。
フラットケーブルBをコネクタAから外す場合には、スライドカバー29を後退摺動させるが、このときコンタクトピン9と下部パッキン12とは、上記のように嵌合しているだけあるので、その後退操作に対して抵抗となるのは、圧縮されていたスプリング18が、ケーブル受入ピース14をスライドカバー29に押し付けたまま押し上げようとする力のみであるため、このときは、閉じるときよりも一層軽快に行うことができる。
図4に示す状態まで戻すと、ケーブル受入ピース14が自動的に開くことにより、コンタクトピン9の嵌合突部9cが、フラットケーブル1のコンタクトホール4から抜出するとともに、下部パッキン12の峰部12aもケーブル受入ピース14の下部パッキン挿通溝20から抜出し、フラットケーブル1の先端部分には拘束するものが全くなくなるので、これを鞘状部15から容易に引き抜くことができる。
上述した実施例では、コネクタAを本器側ケーブル7の先端に接続してこのケブル7と一体化したが、このケーブル7を使用せずにコネクタAを本器自体(計測機器本体)に付設してもよい。この場合には、本器内部からの心線とコンタクトピン9とをプリント基板6上で接続し、本器側ケーブル7を介さずにフラットケーブル1を本器と電気接続する態様になる。また、コネクタ本体5は、上述した実施例のようなプリント基板内蔵形態とは逆に、本器内に設置されたプリント基板に固定されていてもよい。
また、コンタクトホール4及びコンタクトピン9を5個としたが、これらの数に限定はない。
本発明において用いるフラットケーブルの一例の水平断面図である。 本発明のコネクタの一例をフラットケーブルの一部と共に示す平面図で、ケーブル受入ピースを開いた状態である。 その側面図である。 その断面図である。 ケーブル受入ピースを閉じた状態の平面図である。 その側面図である。 その前面図である。 その断面図である。 部品であるコネクタ本体の平面図である。 その側面図である。 その前面図である。 その底面図である。 その幅員方向の断面図である。 その長さ方向の断面図である。 部品である下部パッキンの端面図である。 その平面図である。 その正面図である。 ケーブル受入ピースを構成する上部ピースの平面図である。 その側面図である。 その前面図である。 その後面図である。 その底面図である。 その長さ方向の断面図である。 その幅員方向の中間部の断面図である。 同じ方向の前端部の断面図である。 ケーブル受入ピースを構成する下部ピースの平面図である。 その側面図である。 その底面図である。 部品であるスライドカバーの平面図である。 その側面図である。 その前面図である。 その後面図である。 その底面図である。 その長さ方向の断面図である。
符号の説明
A コネクタ
B フラットケーブル
1 フィルム基板
1a 先端縁
1b 段部
2 フラット心線
2a 先端部分
3 防水被覆
4 コンタクトホール
5 コネクタ本体
6 プリント基板
7 本器側ケーブル
8 心線
9 コンタクトピン
9a 下端部
9b 上端面
9c 嵌合突部
10 ピン貫通孔
11 Oリング
12 下部パッキン
12a 峰部
12b 中間座部
12c 基部
12d 抜け止め下端部
13 下部パッキン溝
13a 溝上部
13b 溝中間部
13c 溝下部
14 ケーブル受入ピース
14A 上部ピース
14B 下部ピース
14a 凹部
14b 端縁
14c 軸ピン
15 鞘状部
15a ケーブル受け口
15b 終端縁
16・17 バネ受け凹部
18 スプリング
19 ピン挿通孔
20 下部パッキン挿通溝
21 ピン上端受入穴
22 上部パッキン溝
23 上部パッキン
24 案内凸部
25 案内凹部
26 段部
27 挿入案内壁
28a 高面部分
28b 斜面部分
28c 低面部分
29 スライドカバー
30 天井部
30a 前部
30b 中間部
30c 後部
31 側壁部
32 案内溝
33 滑り止め用突部
34 レール凸部

Claims (12)

  1. 両面が平らでフレキシブルなセンサ側フラットケーブルを着脱自在に接続するためのケーブル接続用コネクタであって、前記フラットケーブルの先端部を抜き差し自在に受け入れる偏平な鞘状部を有するケーブル受入ピースが、コネクタ本体に向かって開閉自在にかつスプリングで開く方向に付勢されて枢着されているとともに、このケーブル受入ピースを前記スプリングに抗して押さえて閉じた状態に保持するためのスライドカバーが前記コネクタ本体に摺動自在に装着され、また前記コネクタ本体上には、プリント基板上で本器側の心線と接続された複数本のコンタクトピンが突設されているのに対し、前記フラットケーブルには、その複数のフラット心線の先端においてコンタクトホールが設けられ、前記フラットケーブルの先端部をケーブル受入ピースの鞘状部に差し込み、スライドカバーを摺動させてケーブル受入ピースを閉じることにより、フラットケーブルのコンタクトホールにコンタクトピンがそれぞれ嵌合し、フラットケーブルの先端部の抜出がコンタクトピンにて阻止されるとともに、フラット心線がコンタクトピンを介して本器側の心線と電気接続されることを特徴とするケーブル接続用コネクタ。
  2. プリント基板に本器側ケーブルの心線を接続してコネクタ本体の基端から本器側ケーブルが引き出されており、フラットケーブルの先端部をケーブル受入ピースの鞘状部に差し込み、スライドカバーを摺動させてケーブル受入ピースを閉じることにより、フラットケーブルのコンタクトホールにコンタクトピンがそれぞれ嵌合し、フラットケーブルの先端部の抜出がコンタクトピンにて阻止されるとともに、フラット心線と本器側ケーブルの心線とがコンタクトピンを介して電気導通状態になることを特徴とする請求項1に記載のケーブル接続用コネクタ。
  3. フラットケーブルのコンタクトホールが、隣接するもの同士においてフラット心線の長さ方向に食い違う配置になっているのに合わせて、コンタクトピンも、隣接するもの同士において食い違う配置になっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル接続用コネクタ。
  4. フラットケーブルとケーブル受入ピースの鞘状部との間をシールするパッキンが設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のケーブル接続用コネクタ。
  5. パッキンは、鞘状部の上側でケーブル受入ピースの内部に保持された上部パッキンと、コネクタ本体の上面に保持された下部パッキンとからなり、これら上下のパッキンは、ケーブル受入ピースを閉じたとき鞘状部の受け口近くで上下からフラットケーブルを挟むことを特徴とする請求項4に記載のケーブル接続用コネクタ。
  6. 下部パッキンは、ケーブル受入ピースが閉じたとき、鞘状部の下側に設けられたパッキン受け溝に嵌合して、ケーブル受入ピースとコネクタ本体の間もシールすることを特徴とする請求項5に記載のケーブル接続用コネクタ。
  7. プリント基板はコネクタ本体に内蔵され、各コンタクトピンは、コネクタ本体に設けられたピン貫通孔からコネクタ本体上に突出していて、これらコンタクトピンとピン貫通孔との間にOリングが設けられ、ケーブル受入ピースは、鞘状部の下側において各コンタクトピンを挿通させるピン挿通孔を設けていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のケーブル接続用コネクタ。
  8. コンタクトピンの嵌合突部は断面円形で、コンタクトホールはフラットケーブルの長さ方向に長くなっていることを特徴とする請求項7に記載のケーブル接続用コネクタ。
  9. フラットケーブルのフィルム基板の先端縁が傾斜しているのに合わせて、ケーブル受入ピースの鞘状部の終端縁も傾斜していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のケーブル接続用コネクタ。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載のコネクタに対して使用されるフラットケーブルであって、フィルム基板上に複数本のフラット心線を平行に形成するととに、コネクタのコンタクトピンと嵌合するコンタクトホールを、前記フラット心線の先端であってしかも隣接するコンタクトホール同士においてフラット心線の長さ方向に食い違う配置にして設けていることを特徴とするフラットケーブル。
  11. フラット心線をその先端所要長さ部分を残して覆う防水被覆が施されていることを特徴とする請求項10に記載のフラットケーブル。
  12. フィルム基板の先端縁が傾斜していることを特徴とする請求項10又は11に記載のフラットケーブル。
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