JP2005135609A - カード用コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カードの挿着時にコンタクト端子の接点部が座屈や変形するのを防止でき、接点部の接触信頼性を向上できると共に、コネクタ装置の小型化が図れるカード用コネクタ装置を提供する。
【解決手段】 コネクタ端子4が配設されたハウジング1と、ハウジング1上に装着されるカバー部材11とを備え、ハウジング1は上ケース2及び下ケース3からなり、上ケース2及び下ケース3との間に収納部1aが形成されており、コネクタ端子4は、上ケース2のカード挿入口側から奥方に向かって延設され、接点部4aが上ケース2中央に設けられた窓孔部2aを介して収納部1a内へ屈曲されて上ケース2に一体に形成されており、カバー部材11及び上ケース2には、カード12が挿入される際、接点部4aが押し上げられるのに伴って上ケース2が収納部1a側へ変位するのを規制する規制手段を形成した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、携帯電話、PCなど各種携帯情報端末、デジタルカメラ、デジタルAV機器などのメモリー対応機器に用いられる小型メモリーカードなどに使用される、カード用コネクタ装置の構造に関する。
パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの電子機器の増設記録装置としてカード用コネクタ装置が一般的に使用されている。この従来のカード用コネクタ装置としては、ハウジングなどの筐体内部にカードを挿入する収納部を形成し、この収納部に複数のコネクタ端子(コンタクト)を並設して、このコネクタ端子の接点と、収納部に挿着されるメモリーカードなどの外部接点とを接続して必要な情報の書き込み、及び読み取りを行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図16及び図17に従来のカード用コネクタ装置の構成を示す。図16は従来のカード用コネクタ装置を示す斜視図で、図17は基板に実装されたカード用コネクタ装置にカードを挿着する状態を示す部分断面図である。
図において、従来のカード用コネクタ装置50は、底板54と、底板54の後端に設けられたインシュレータ51と、インシュレータ51の壁部51aに保持された細長い導体からなるコンタクト52と、インシュレータ51を一端で覆うように設けられた金属カバー53とを備えている。また、金属カバー53のコンタクト52を備えたインシュレータ51の壁部51aとは反対側には、カード20を挿着するための開口部56が設けられている。
また、金属カバー53のコンタクト52に対応する位置には、カードが挿入された際に、コンタクト52が押し上げられたときに、金属カバー53に接触しないように、コンタクト52の先端部が通過可能な細長い孔55が設けられている。尚、符号63はカードの挿着の有無を検出するためのスイッチである。

基板60に実装されたカード用コネクタ50にカード20を挿入する際に、底板54と金属カバー53とで形成されたガイド部によってカード20がガイドされて挿入される。カード20の前端には、接点21が設けられており、カード20をコネクタの開口から挿入して後方に移動すると、コンタクト52の接点52aとカード20の接点21とが接触する。その際に、カード20の接点21がコンタクト52を、そのばね力に逆らって、コンタクト52の壁部の固定端部を軸として上方に押し上げ、孔55内に至るように移動させるものとなっている。
特開2003−59557号公報
しかしながら、従来のカード用コネクタ装置の構成においては、インシュレータ(ハウジング)51に保持されたコンタクト(コネクタ端子)52は、その接点52aが形成されている自由端側が、カード20の挿入方向に対して、奥方から前方(カード挿入口方向)へ延出されて形成されているので、何らかの理由により接点52aがカード収納部の下側に偏って取付けられた場合には、カード20が挿入される際に、カード20の先端と接点52aの先端が衝突して、コンタクト52が座屈や変形してしまい、接触不良を起こすという問題があった。
また、接点52aの先端がカード20の先端と衝突しないように、予め、上方へ屈曲させて突出させた場合には、カード20が挿着された時、接点52aがインシュレータ(ハウジング)51から突出しない様にインシュレータの高さを高く設けなければならず、コネクタ装置が大型化してしまうという問題があった。
このため、インシュレータ(ハウジング)51に保持されたコンタクト(コネクタ端子)52は、接点52aが形成されている自由端側を、カード20の挿入方向に対して、奥方に向かって延出して形成するようにすれば良いが、この場合には、コンタクト52の保持部が反対にカード収納部の挿入口側に位置する様になるので、カード挿入時に、コンタクト52の接点52aがカードに接触すると、インシュレータ51の自由端側であるカード挿入口側が、コンタクト52のばね圧によってカード収納部側に撓んでしまい、カードとの接触圧が保てなくなるという虞があった。
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、カードの挿着時にコンタクト端子の接点部が座屈や変形するのを防止でき、接点部の接触信頼性を向上できると共に、ハウジングの厚さを厚くすることなくコネクタ装置の小型化が図れるカード用コネクタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、カードが挿着される収納部を有するハウジングと、前記収納部に配設され前記カードの外部接触部と接触可能な接点部を有するコネクタ端子と、前記ハウジング上に装着されるカバー部材とを備え、前記ハウジングは上ケース及び下ケースからなり、この上ケース及び下ケースとの間に前記収納部が形成されており、前記コネクタ端子は、前記上ケースのカード挿入口側から奥方に向かって延設され、前記接点部が前記上ケース中央に設けられた窓孔部を介して前記収納部内へ屈曲されて前記上ケースに一体に形成されており、前記カバー部材及び前記上ケースには、前記カードが挿入される際、前記接点部が押し上げられるのに伴って前記上ケースが前記収納部側へ変位するのを規制する規制手段を形成した構成とした。
また、第2の解決手段として、前記カバー部材を金属板で形成し、この金属板に下方へ屈曲した係止段部を形成すると共に、前記上ケースに前記係止段部に係合する係合凹部を形成し、この係合凹部に前記係止段部を係合することにより前記上ケースが前記収納部側へ変位するのを規制した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記係止段部及び前記係合凹部を、前記カバー部材及び前記上ケースの前記カード挿入口側の中央に形成した構成とした。
また、第4の解決手段として、前記係止段部及び前記係合凹部を、前記カード挿入方向に対して直交する方向に長幅状に形成した構成とした。
以上説明したように、本発明のカード用コネクタ装置は、カードが挿着される収納部を有するハウジングと、収納部に配設されカードの外部接触部と接触可能な接点部を有するコネクタ端子と、ハウジング上に装着されるカバー部材とを備え、ハウジングは上ケース及び下ケースからなり、上ケース及び下ケースとの間に収納部が形成されており、コネクタ端子は、上ケースのカード挿入口側から奥方に向かって延設され、接点部が上ケース中央に設けられた窓孔部を介して収納部内へ屈曲されて上ケースに一体に形成されており、カバー部材及び上ケースには、カードが挿入される際、接点部が押し上げられるのに伴って上ケースが収納部側へ変位するのを規制する規制手段を形成したことから、カードの挿着時にコンタクト端子の接点部が座屈や変形するのを防止でき、接点部の接触信頼性を向上できると共に、カバー部材により接点部が押圧された際の上ケースの変位を規制するようにしたので、上ケースの厚さを厚くする必要がなく、ハウジングの高さを高くする必要がないので、コネクタ装置の小型化が図れる。
また、カバー部材を金属板で形成し、金属板に下方へ屈曲した係止段部を形成すると共に、上ケースに係止段部に係合する係合凹部を形成し、係合凹部に係止段部を係合することにより上ケースが収納部側へ変位するのを規制したことから、金属のカバー部材に係止段部を設けるだけの簡単な構造で、上ケースの変位を規制することが可能となる。
また、係止段部及び係合凹部を、カバー部材及び上ケースのカード挿入口側の中央に形成したことから、上ケースが一番大きく変位する箇所を規制することができるで、確実に上ケースの変位を規制できる。
また、係止段部及び係合凹部を、カード挿入方向に対して直交する方向に長幅状に形成したことから、変位方向に対する規制部の幅が広がるので、強度が強固となり、更に、確実に上ケースの変位を規制できる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図15に示す。図1はカード用コネクタ装置の平面図、図2はカード用コネクタ装置の正面図、図3はカバー部材を外した状態のカード用コネクタ装置の平面図、図4はカード用コネクタ装置の要部断面図、図5はカード排出位置のカード用コネクタ装置の平面図、図6はカード排出位置のカード用コネクタ装置の要部断面図、図7はカード挿入途中のカード用コネクタ装置の平面図、図8はカード挿入途中のカード用コネクタ装置の要部断面図、図9はカード挿着位置のカード用コネクタ装置の平面図、図10はカード挿着位置のカード用コネクタ装置の要部断面図、図11は上ケースの底面図、図12は上ケースの要部断面図、図13は駆動部材と可動接点の底面図、図14は駆動部材と可動接点の側面図、図15は上ケースとカバー部材の係合部を示す部分断面図である。
図1乃至図4において、ハウジング1は、合成樹脂などの絶縁材で前方が開口された方形状の箱形に形成されており、上下に重合された上ケース2と下ケース3とから構成されている。このハウジング1の中央には収納部1aが設けられており、また、前記ハウジング1には、前記収納部1aに連続してハウジング1の前面にはカード挿入口1bが形成されている。また、前記収納部1aには、弾性を有する導電性の金属材からなるコネクタ端子4が複数個並設されている。
上ケース2は、図11及び図12に示すように、合成樹脂などの絶縁材で略平板状に形成されており、中央には複数の窓孔部2aが設けられている。この窓孔部2aには、複数のコネクタ端子4が配設されている。このコネクタ端子4は、一端側が前記上ケース2のカード挿入口側(矢印Aで示す)から奥方に向かって延設され、上ケース2に設けられた前記窓孔部2aを介して前記収納部1a内へ屈曲されて形成されており、この自由端に接点部4aが形成されている。
また、前記コネクタ端子4は、前記上ケース2にインサート成形などの方法で一体的に埋設されており、その中間の導電部4bが、前記上ケース2の前記窓孔部2aの両側縁に沿って屈曲されて延設されている。そして、この導電部4bが、前記上ケース2の後端部まで延設されて、コネクタ端子4の他端側が前記上ケース2の後方外側面から外方へ突出して、複数の接続端子4cが配設されており、この接続端子4cが電子機器などの外部の回路基板上の回路パターンと半田付けされて固着されることで信号の伝送が行われるものとなっている。
前記コネクタ端子4は、前記接点部4aと接続端子4cとが、連続した一枚の金属板から形成されて、その中間の導電部4bが前記上ケース2内に一体に埋設されて形成されており、また、前記上ケース2の窓孔部2aに配設されたコネクタ端子4の接点部4aと、上ケース2の外方へ突出して配設された接続端子4cとは、カード挿入口側からカード挿入方向に延出して形成されている。
このように、コネクタ端子4の接点部4aと接続端子4cとが、連続した一枚の金属板から形成され、中間の導電部4bが上ケース2内に一体に埋設されて形成されていることから、コネクタ端子4の構造が煩雑にならずに簡易なため、生産性の向上が図れると共に、コネクタ端子4から導出された接続端子4cがハウジング1の奥方から外方へ突出されたコネクタ装置においても、コネクタ端子4の接点部4aをカードの挿入方向と同一方向に延出して形成することができる。
また、前記コネクタ端子4の一端側に延出されて形成された前記接点部4aが、前記収納部1a内に突出して配設されたものとなっている。ハウジング1の収納部1aに後述するカード12が挿着された際に、この接点部4aに、カード12の外部接触部12aが接続されるものとなる。
また、上ケース2には、カード挿入口側とは反対側の奥方に、カード12の挿着を検出する検出手段である一対の接点部、第1及び第2の固定接点5a、5bが形成されている。この第1及び第2の固定接点5a、5bは、導電性の金属材から形成されており、この第1及び第2の固定接点5a、5bは、前記上ケース2の後端部まで延設された前記接続端子4cの一部を導出して、同じくインサート成形などの方法で一体的に形成されている。
このように、カード12の挿着を検出する検出手段である一対の接点部、第1及び第2の固定接点5a、5bを、上ケース2の奥方まで延設された接続端子4cの一部を導出して形成したので、部品点数を増やすことなく、カード12の挿着を検出する検出スイッチを備えたカード用コネクタ装置を簡単に形成することができる。
また、上ケース2の一側部には、切り欠き部2bが設けられており、この切り欠き部2b上に後述するカバー部材11に設けられた押圧片11bが配置されて、この押圧片11bが切り欠き部2bを介して下方に配置された下ケース3に軸支されている後述するロック部材7を付勢するものとなっている。
また、上ケース2のカード挿入口側の中央部には、凹状の係合凹部2cが形成されている。また、この係合凹部2cはカード挿入方向に対して直交する方向へ長幅状に形成されている。この係合凹部2cに、後述するカバー部材11の同じくカード挿入口側の中央部に形成されたフック状の係止段部11cが係合されることにより、上ケース2がハウジング1の収納部1a側へ変位(撓む)するのを規制するようになっている。
また、上ケース2には、前記コネクタ端子4の中間の導電部4bが、前記上ケース2内に一体に埋設されて形成されている部分の複数箇所に、上下方向に貫通する貫通孔2dが形成されている。この貫通孔2dは、上ケース2にコネクタ端子4を一体にインサート成形した後に、それぞれのコネクタ端子4を個々に独立させるための切断ポンチの加工跡である。
下ケース3は、同じく合成樹脂などの絶縁材で上面及び前面が開口状の箱型に形成されている。この開口部の上側に上ケース2が重合されてこの開口部内に前記ハウジング1の収納部1aが構成されるものとなっている。また、この下ケース3の一側部には、後述するスライド部材10をカード排出方向へ付勢するコイルばねからなる付勢部材6を収容するばね収容部3aが形成されている。
また、ばね収容部3aの軸線上で前面のカード挿入口側には、後述するスライド部材10の一端側に形成されたハート型カム溝10bに摺接される金属の線材からなるロック部材7の一端が回動可能に軸支される軸孔3bが形成されている。また、前記下ケース3の後方端部には、後述する駆動部材8を回動可能に軸支する支持孔3cが設けられている。この支持孔3cに回動可能に軸支された駆動部材8がカード12の挿入に伴って回動されるものとなっている。
駆動部材8は、図13及び図14に示すように、合成樹脂などの絶縁材からなり、長細状のアーム部8aと、このアーム部8aの一端側に突出して設けられた作動部8bと、この作動部8bの他端側に設けられた円柱状の支軸からなる第1の保持部8cと、前記アーム部の略中央に設けられた中空の立壁状の第2の保持部8dを有している。
この駆動部材8には、導電性の金属線材からなり、二つの座巻き部を有する一本の捻りコイルばねから形成された可動接点9が取付けられている。この可動接点9には、二つの座巻き部からそれぞれ延出する第1の接点ばね9a、及び第2の接点ばね9bが形成されている。可動接点9は、第1の接点ばね9aが延出された座巻き部が、駆動部材8の第1の保持部8cの支軸に保持され、第2の接点ばね9bが延出された座巻き部が、駆動部材8の第2の保持部8dの中空立壁内に保持されて取り付けられている。
この駆動部材8の第1の保持部8cの支軸の先端が、前記下ケース3の後方端部に設けられた支持孔3cに回動可能に支持されており、この支持孔3cに回動可能に軸支された駆動部材8が、カード12が挿入される際に、カード12の一端部と当接して回動されることにより、駆動部材8の回動に伴って可動接点9の第1及び第2の接点ばね9a、9bが前記上ケース2に形成された第1及び第2の固定接点5a、5bと接触するものとなっている。
この時、駆動部材8は、第1の保持部8cを前記下ケース3の支持孔3cに軸支することで、前記第1の接点ばね9aを前記第1の固定接点5aに接触した状態で付勢させるように形成されており、前記第2の保持部8dを前記第1の保持部8cを支点として回動可能に保持することにより前記第2の接点ばね9bと前記第2の固定接点5bとが接離可能に配置されている。
このように、駆動部材8には、可動接点9の第1の接点ばね9aの座巻き部を保持する第1の保持部8cと、第2の接点ばね9bの座巻き部を保持する第2の保持部8dを設け、第1の保持部8cをハウジング1に軸支して、第1の接点ばね9aを第1の固定接点5aに接触した状態で付勢させると共に、第2の保持部8dを第1の保持部8cを支点として回動可能に保持して、第2の接点ばね9bと第2の固定接点5bとを接離可能に配置するようにしたので、可動接点9を確実に駆動部材8に保持できると共に、第1の接点ばね9aと第2の接点ばね9bをそれぞれ独立して付勢動作させることが可能となっている。
また、第2の接点ばね9bが第2の固定接点5bと接触した時に、駆動部材8の回動に伴って、前記第2の接点ばね9bの座巻き部が捻られることになり、この座巻き部の捻り作用によって、前記第2の接点ばね9bが前記第2の固定接点5bの接触面上を摺接するものとなっている。
このように、第2の接点ばね9bは、駆動部材8の回動に伴って、第2の接点ばね9bの座巻き部が捻られることにより、前記第2の固定接点5bの接触面上を摺接することから、互いの接点部が接触する際には、互いが擦れ合うセルフクリーニング作用が得られるので、接触の信頼性の向上が図れるものとなる。
また、可動接点9を、二つの座巻き部を有する第1及び第2の接点ばね9a、9bで形成するようにしてあり、第1の接点ばね9aで前記駆動部材8の回動動作後の復帰用のばねを構成して、前記第2の接点ばね9bで前記第2の固定接点5bとの接点圧付与用のばねを構成するようになっている。
このように、第1の接点ばね9aが駆動部材8の復帰用のばねを構成して、第2の接点ばね9bが第2の固定接点5bとの接点圧付与用のばねを構成していることから、復帰用のばねと接点圧付与用のばねとを異なる接点ばねで形成してあるので、接点圧を確実に付与させることができ、接触の信頼性が向上できるものとなる。
スライド部材10は、合成樹脂などの絶縁材から略逆L字状に形成されており、前記ハウジング1の収納部1aにカード12の挿入及び排出に伴ってカード12の挿入及び排出方向に移動可能に収納されている。このスライド部材10の基部の一端側には、下ケース3のばね収容部3aに収容されたコイルばねからなる前記付勢部材6の一端部が係止される、ばね係止部10aが形成されている。
また、基部の上面の一端側には、下ケース3の軸孔3bに一端側が回動可能に軸支された前記ロック部材7と協働して、前記付勢部材6の付勢力に抗してスライド部材10をカード12の挿着位置に保持するハート型カム溝10bが形成されている。また、スライド部材10の一端側には、基部からカード挿入方向と直交する方向に突出して設けられ、カード12の一端部(前端部)と当接するカード当接部10cが形成されている。
前記上ケース2の上面側には、金属板からなるカバー部材11が、上、下ケース2、3を覆うように取り付けられている。また、このカバー部材11は、前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記コネクタ端子4の上面を覆うように形成されており、外部からの輻射ノイズ等の侵入を防止するシールド板の役目も果たしている。
また、カバー部材11の一側部には、切り窓部11aが形成されており、この切り窓部11aの一辺から片持ち梁状に延出して、ばね性を有する押圧片11bが形成されている。この押圧片11bが上ケース2の切り欠き部2bを介して、下ケース3に軸支されたロック部材7をスライド部材10のハート型カム溝10bへ付勢するものとなっている。
また、図15に示すように、カバー部材11のカード挿入口側の中央部には下方へ屈曲したフック状の係止段部11cが設けられている。また、この係止段部11cは、カード挿入方向に対して直交する方向に長幅状に形成されている。カバー部材11がハウジング1を覆うように取付けられた際には、この係止段部11cと、上ケース2の同じくカード挿入口側の中央部に設けられた係合凹部2cとが係合されることにより、上ケース2がハウジング1の収納部1a側へ変位(撓む)するのを規制するようになっている。
また、上ケース2に、カバー部材11を取付ける際には、カバー部材11をスライド移動することにより簡単に、カバー部材11のフック状の係止段部11cと上ケース2の係合凹部2cとを係合させることができるものとなっており、製造が容易に行なえるものとなっている。
このように、カバー部材11及び上ケース2には、カード12が挿入される際、接点部4aが押し上げられるのに伴って(コネクタ端子4の有するばね性による反作用により)、上ケース2が収納部1a側へ変位(撓む)するのを規制するための係止段部11c及び係合凹部2cを形成したことから、カバー部材11により接点部4aが押圧された際の上ケース2の変位が規制されるので、上ケース2の厚さを厚くする必要がなく、ハウジング1の高さを高くする必要がないので、コネクタ装置の小型化が図れるものとなる。
また、カバー部材11は金属板で形成されており、この金属板に下方へ屈曲した係止段部11cを形成したことから、金属のカバー部材11に係止段部11cを設けるだけの簡単な構造で、上ケース2の変位を規制することが可能となる。
また、係止段部11c及び係合凹部2cを、カバー部材11及び上ケース2のカード挿入口側の中央に形成したことから、上ケース2が一番大きく変位する箇所を規制することができるで、確実に上ケース2の変位を規制できるものとなる。また、係止段部11c及び係合凹部2cを、カード挿入方向に対して直交する方向に長幅状に形成したことから、変位方向に対する規制部の幅が広がるので、強度が強固となり、更に、確実に上ケース2の変位を規制できるものとなっている。
カード12は、例えば、RS−MMCカード(レデュースサイズ−マルチメディアカード)で、内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として使用されるものである。このカード12の一表面には、その一端側に複数の外部接触部12aが形成されており、この外部接触部12aが前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記コネクタ端子4の接点部4aと接触することにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
前記カード12が前記ハウジング1の収納部1aに挿入された時、カード12の前端部がスライド部材10のカード当接部10cに当接することによって、スライド部材10がカード12の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となるように形成されている。
次に、図5乃至図10を用いて前記カード12をコネクタ装置に挿入する場合の動作を説明する。
前記カード12を挿入する場合には、まず、図3及び図4に示す初期の状態、すなわち前記カード12の未挿入時には、前記スライド部材10は前記付勢部材6の付勢力によりカード排出方向へ付勢されている。
次に、前記カード12が、前記ハウジング1の収容部1aに挿入されると、前記カード12の前端部が、前記スライド部材10のカード当接部10cに当接されて保持されるものとなる。この時、前記カード12の外部接触部12aは前記コネクタ端子4の接点部4aとは離間している。また、カード12の挿着を検出する検出手段である可動接点9は、駆動部材8の復帰用のばねとしての第1の接点ばね9aの付勢力によって駆動部材8がカードの排出方向へ付勢されており、第1の接点ばね9aと第1の固定接点5aとは接触しているが、第2の接点ばね9bと第2の固定接点5bとが離間した状態となっている(図5、図6参照)。
次に、前記カード12をカード挿入方向へ押圧してやると、前記スライド部材10がカード12の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となり、前記付勢部材6の付勢力に抗してスライド部材10がカード挿入方向へ移動する。そして、カード12の前端部が、ハウジング1の収納部1aに回動可能に軸支された駆動部材8の作動部8bに当接して、駆動部材8を第1の接点ばね9aの付勢力に抗してカード挿入方向へ回動させる。この時、スライド部材10の移動に伴ってロック部材7の一端部がスライド部材10に設けられたハート型カム溝10bをトレースする(図7、図8参照)。
このように、前記コネクタ端子4は、一端側が上ケース2のカード挿入口側から奥方に向かって延設されて、接点部4aが上ケース2に設けられた窓孔部2aを介して収納部1a内へ屈曲されて形成されており、また、他端側は上ケース2の窓孔部2aの両側縁に沿って上ケース2の奥方まで延設されて、ハウジング1の外方へ突出して接続端子4cを形成しているため、コネクタ端子4の接点部4aをカード挿入口側から奥方に向かって延出して形成できるので、収納部1aにカード12を挿着する際に、カード12の先端がコンタクト端子4に当接したとしても無理なく上方へ撓む(逃げる)ので、コンタクト端子4の接点部4aが座屈や変形するのを防止でき、接点部4aの接触信頼性を向上できるものとなっている。
また、前記コネクタ端子4の接点部4a側が、上ケース2のカード挿入口側から奥方に向かって延設されていることから、接点部4aの先端に座屈防止用としてのガイド片などを延設する必要がなくなるため、カード12の挿着時にガイド片などがハウジング1の上面から突出する心配がないので、ハウジング1の高さを高くする必要がなく、コネクタ装置の小型化が図れるものとなる。
次に、更に、前記カード12をカードの挿入方向へ押圧してやると、ロック部材7の一端部がスライド部材10に設けられたハート型カム溝10bをトレースしてロック位置にロックされ、前記カード12が前記ハウジング1の収納部1aのカード挿着位置に挿着される。この時、前記カード12の外部接触部12aは前記コネクタ端子4の接点部4aと接触するものとなる。この時、駆動部材8はカード12の挿着と共にカード挿入方向へ回動されることにより、接点圧付与用の第2の接点ばね9bが第2の固定接点5bと接触して、可動接点9を介して第1及び第2の固定接点5a、5b間が電気的に接続されてカード12の挿着が検出される(図9、図10参照)。
図9及び図10に示す状態から、前記カード12を排出するには、更にカード12を一旦挿入方向に押圧することにより、前記ロック部材7が前記ハートカム溝10bのロック位置から外れ、前記付勢部材6の付勢力によって前記スライド部材10がカード排出方向へ移動して、このスライド部材10と共に前記カード12が排出位置まで排出されるものとなる。
このように、前記ハウジング1に、前記スライド部材10をカード排出方向へ付勢する前記付勢部材6と、前記スライド部材10を前記付勢部材6の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するロック部材7を設けるようにしたので、前記カード12を排出する際には、前記付勢部材6の付勢力を利用することにより前記カード12を容易に排出することができる。
また、前記カード12の一端部により駆動されカード12の挿着を検出する検出手段を、前記ハウジング1に設けられた第1及び第2の固定接点5a、5bと、この第1及び第2の固定接点5a、6b間を接続する可動接点9で形成し、この可動接点9を、二つの座巻き部を有する一本の捻りコイルばねで形成すると共に、この捻りコイルばねに前記第1の固定接点5aと当接する第1の接点ばね9aと、前記第2の固定接点5bと当接する第2の接点ばね9bを形成して、前記第1の接点ばね9a及び第2の接点ばね9bを、それぞれ異なる座巻き部から延設したことから、カード12の挿着を検出する検出スイッチの接点部を、接点ばねの自己復帰用のばね圧と、接点部の接点圧とを異なる接点ばねで得るようにしているので、長い間使用したとしても、接点部の接点ばねがへたってしまい、接点圧が低下することがなくなり接触信頼性が向上できるものとなる。また、接点圧を上げるために、接点ばねの形状を大きくする必要がなくなり、コネクタ装置の小型化が図れるものとなっている。
また、前記ハウジング1には、カード12の一端部と当接して回動される前記駆動部材8を備えており、この駆動部材8に前記可動接点9が保持されて、前記ハウジング1の収納部1aに回動可能に軸支するようにしてあるので、カード12の挿着を前記駆動部材8を介して確実に可動接点9に伝動することができ、カード12の挿着検出を確実に行なうことができるものとなっている。
本発明のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード用コネクタ装置を示す正面図である。 本発明のカバー部材を外した状態のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード用コネクタ装置を示す要部断面図である。 本発明のカード排出位置のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード排出位置のカード用コネクタ装置を示す要部断面図である。 本発明のカード挿入途中のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード挿入途中のカード用コネクタ装置を示す要部断面図である。 本発明のカード挿着位置のカード用コネクタ装置を示す平面図である。 本発明のカード挿着位置のカード用コネクタ装置を示す要部断面図である。 本発明の上ケースを示す底面図である。 本発明の上ケースを示す要部断面図である。 本発明の駆動部材と可動接点を示す底面図である。 本発明の駆動部材と可動接点を示す側面図である。 本発明の上ケースとカバー部材の係合部を示す部分断面図である。 従来のカード用コネクタ装置を示す斜視図である。 従来の基板に実装されたカード用コネクタ装置にカードを挿着する状態を示す部分断面図である。
符号の説明
1:ハウジング
1a:収納部
1b:カード挿入口
2:上ケース
2a:窓孔部
2b:切り欠き部
2c:係合凹部(規制手段)
2d:貫通孔
3:下ケース
3a:ばね収容部
3b:軸孔
3c:支持孔
4:コネクタ端子
4a:接点部
4b:導電部
4c:接続端子
5a:第1の固定接点(検出手段)
5b:第2の固定接点(検出手段)
6:付勢部材
7:ロック部材
8:駆動部材
8a:アーム部
8b:作動部
8c:第1の保持部
8d:第2の保持部
9:可動接点(検出手段)
9a:第1の接点ばね
9b:第2の接点ばね
10:スライド部材
10a:ばね係止部
10b:ハート型カム溝
10c:カード当接部
11:カバー部材
11a:切り窓部
11b:押圧片
11c:係止段部(規制手段)
12:カード(RS−MMC)
12a:外部接触部

Claims (4)

  1. カードが挿着される収納部を有するハウジングと、前記収納部に配設され前記カードの外部接触部と接触可能な接点部を有するコネクタ端子と、前記ハウジング上に装着されるカバー部材とを備え、前記ハウジングは上ケース及び下ケースからなり、この上ケース及び下ケースとの間に前記収納部が形成されており、前記コネクタ端子は、前記上ケースのカード挿入口側から奥方に向かって延設され、前記接点部が前記上ケース中央に設けられた窓孔部を介して前記収納部内へ屈曲されて前記上ケースに一体に形成されており、前記カバー部材及び前記上ケースには、前記カードが挿入される際、前記接点部が押し上げられるのに伴って前記上ケースが前記収納部側へ変位するのを規制する規制手段を形成したことを特徴とするカード用コネクタ装置。
  2. 前記カバー部材を金属板で形成し、この金属板に下方へ屈曲した係止段部を形成すると共に、前記上ケースに前記係止段部に係合する係合凹部を形成し、この係合凹部に前記係止段部を係合することにより前記上ケースが前記収納部側へ変位するのを規制したことを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ装置。
  3. 前記係止段部及び前記係合凹部を、前記カバー部材及び前記上ケースの前記カード挿入口側の中央に形成したことを特徴とする請求項2記載のカード用コネクタ装置。
  4. 前記係止段部及び前記係合凹部を、前記カード挿入方向に対して直交する方向に長幅状に形成したことを特徴とする請求項2、又は3記載のカード用コネクタ装置。
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