JP2005135502A - 信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パケットライト方式で記録されたデータの転送時に、リンク用ブロックをスキップしてユーザーデータブロックのみを連続して転送することができる信号処理装置を提供する。
【解決手段】 パケットを構成する各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、該検出したブロックインジケータの値からリンク用ブロックあるいはユーザーデータブロックであるかを判別し、該判別結果に応じてリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、信号処理装置に関するものであり、特に、データ書き込み可能な光ディスク上のトラックを複数のパケットに分割して書き込んだデータを読み込む信号処理装置に関するものである。
従来、データ書き込み可能な光ディスクにデータを書き込む際に、光ディスクのトラック上にユーザーデータを連続して書き込まず、トラックを複数のパケットに分割してデータを書き込むパケットライト方式を採用した信号処理装置(例えば、特開平7−141660号公報参照)があった。この方式では一連のユーザーデータを複数のパケットのユーザーデータブロックに分割して記録し、各パケット内には各パケットを繋げるためのブロックとして、ユーザーデータブロックの前に1ブロックのリンクブロックと4ブロックのランインブロック、後に2ブロックのランアウトブロックをそれぞれ付加している。また、各ブロックはブロック種別の識別情報(以下、「ブロックインジケータ」と称する)を内包している。
特開平7−141660号公報
しかしながら、上述のような信号処理装置によって光ディスク上にパケットライト方式で記録されたデータを読み込む場合、パケット内の全てのデータを読み取ってバッファに格納し、ユーザーデータブロックのみを抜き出してホスト装置へ転送しなければ、データ転送速度の遅延やホスト装置での取捨選択の負荷増大を招く。
また、図10に示すように、パケットライト方式による記録ではユーザーデータブロック14以外には論理アドレスが割り当てられないことがある。このことから、トラック11の全てのデータブロックに割り当てられるアドレスを物理アドレスとすると、物理アドレスの増加に対して、論理アドレスはリンク用ブロック13では増加せず、ユーザーデータブロック14でだけ増加することになる。したがって、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えられるパケットライト方式では、論理アドレスがずれてしまうという問題があり、ホスト装置に対してリンク用ブロック13を転送しないようにする必要があった。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、データ転送時に、リンク用ブロックをスキップしてユーザーデータブロックのみを連続して転送することができる信号処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る信号処理装置は、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記パケットを構成する各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値から各ブロックの種別を判別し、該判別した各ブロックの種別から上記リンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された位置を基に、該リンク用ブロックをスキップし、パケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に係る信号処理装置は、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記パケットを構成する各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、パケット毎に、前記ユーザーデータブロックの任意の論理アドレスを検出して記憶し、該記憶した論理アドレスを基にして、パケット間の連続性を判定する論理アドレス処理手段と、前記論理アドレス処理手段で連続性が確立されたパケットに対して、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値から各ブロックの種別を判別し、該判別した各ブロックの種別から上記リンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された位置を基に、該リンク用ブロックをスキップし、パケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に係る信号処理装置は、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記リンク用ブロック内の各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出したブロックインジケータの値と連動するカウンタと、前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値とを比較して該両値の一致を検出し、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記ブロックインジケータの値を前記カウンタに設定して、前記ブロックインジケータの値と前記カウンタの値とを一致させる比較制御手段と、前記比較制御手段で設定したカウンタの値を基にリンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された結果によってリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に係る信号処理装置は、複数のパケットを繋げるための複数のクロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記リンク用ブロック内の各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出したブロックインジケータの値と連動するカウンタと、パケット毎にユーザーデータブロックの任意の論理アドレスを検出して記憶し、該記憶した論理アドレスによって、パケット間の連続性を判定する論理アドレス処理手段と、前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値とを比較して該両値の一致を検出し、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記ブロックインジケータの値を前記カウンタに設定して、前記ブロックインジケータの値と前記カウンタの値とを一致させる比較制御手段と、前記論理アドレス処理手段で連続性が確立されたパケットに対して、前記比較制御手段で設定したカウンタの値を基にリンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された結果によってリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に係る信号処理装置は、請求項4に記載の信号処理装置において、前記カウンタは、固定パケット長を1周期としてリンク用ブロック内のブロックインジケータの値と連動するものとし、前記論理アドレス処理手段は、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、該記憶した論理アドレスの次のアドレスに相当するブロックに対して再アクセスするように処理するものであり、前記比較制御部は、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記カウンタの値をリンク用ブロック内のブロックインジケータの値に固定するとともに、前記論理アドレス処理部で記憶された論理アドレスを基準にした再アクセスで得られたブロックインジケータの値の検出結果と前記カウンタの値とを一致させることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に係る信号処理装置は、請求項3または4に記載の信号処理装置において、前記比較制御部は、前記リンク用ブロック内のブロックインジケータ値の検出結果が「0」の場合は、ブロックインジケータの値と連動するカウンタの値を変更しないことを特徴とするものである。
以上のように、本発明の請求項1に係る信号処理装置によれば、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記パケットを構成する各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値から各ブロックの種別を判別し、該判別した各ブロックの種別から上記リンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された位置を基に、該リンク用ブロックをスキップし、パケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたので、データ転送速度を遅延させることなく、ホスト装置での負荷を軽減することができ、また、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えれられるパケットライト方式において、論理アドレスがずれることなくデータ転送を行うことができる効果がある。
また、本発明の請求項2に係る信号処理装置によれば、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記パケットを構成する各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、パケット毎に、前記ユーザーデータブロックの任意の論理アドレスを検出して記憶し、該記憶した論理アドレスを基にして、パケット間の連続性を判定する論理アドレス処理手段と、前記論理アドレス処理手段で連続性が確立されたパケットに対して、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値から各ブロックの種別を判別し、該判別した各ブロックの種別から上記リンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された位置を基に、該リンク用ブロックをスキップし、パケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたので、データ転送速度を遅延させることなく、ホスト装置での負荷を軽減することができ、また、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えれられるパケットライト方式において、論理アドレスがずれることなくデータ転送を行うことができる効果がある。
さらに、パケットの不連続性を回避することができ、データの信頼性を向上させることができる効果がある。
また、本発明の請求項3に係る信号処理装置によれば、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記リンク用ブロック内の各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出したブロックインジケータの値と連動するカウンタと、前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値とを比較して該両値の一致を検出し、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記ブロックインジケータの値を前記カウンタに設定して、前記ブロックインジケータの値と前記カウンタの値とを一致させる比較制御手段と、前記比較制御手段で設定したカウンタの値を基にリンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された結果によってリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたので、データ転送速度を遅延させることなく、ホスト装置での負荷を軽減することができ、また、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えれられるパケットライト方式において、論理アドレスがずれることなくデータ転送を行うことができる効果がある。
さらに、リンク用ブロックの長さが不正規であった場合にも、ユーザーデータブロックの転送に異常は発生せず、データ転送の停止を防ぐことができる効果がある。
また、本発明の請求項4に係る信号処理装置によれば、複数のパケットを繋げるための複数のクロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記リンク用ブロック内の各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出したブロックインジケータの値と連動するカウンタと、パケット毎にユーザーデータブロックの任意の論理アドレスを検出して記憶し、該記憶した論理アドレスによって、パケット間の連続性を判定する論理アドレス処理手段と、前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値とを比較して該両値の一致を検出し、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記ブロックインジケータの値を前記カウンタに設定して、前記ブロックインジケータの値と前記カウンタの値とを一致させる比較制御手段と、前記論理アドレス処理手段で連続性が確立されたパケットに対して、前記比較制御手段で設定したカウンタの値を基にリンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された結果によってリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたので、データ転送速度を遅延させることなく、ホスト装置での負荷を軽減することができ、また、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えれられるパケットライト方式において、論理アドレスがずれることなくデータ転送を行うことができる効果がある。
さらに、リンク用ブロックの長さが不正規であった場合にも、ユーザーデータブロックの転送に異常は発生せず、データ転送の停止を防ぐことができ、また、パケットの不連続性を回避することで、データの信頼性を向上させることができる効果がある。
また、本発明の請求項5に係る信号処理装置によれば、請求項4に記載の信号処理装置において、前記カウンタは、固定パケット長を1周期としてリンク用ブロック内のブロックインジケータの値と連動するものとし、前記論理アドレス処理手段は、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、該記憶した論理アドレスの次のアドレスに相当するブロックに対して再アクセスするように処理するものであり、前記比較制御部は、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記カウンタの値をリンク用ブロック内のブロックインジケータの値に固定するとともに、前記論理アドレス処理部で記憶された論理アドレスを基準にした再アクセスで得られたブロックインジケータの値の検出結果と前記カウンタの値とを一致させるものであるので、ユーザーデータブロックの長さが不正規であった場合にも、ユーザーデータブロックの転送に異常は発生せず、パケット内のどのブロックで異常が発生しても素早く復帰処理が行える。
また、本発明の請求項6に係る信号処理装置によれば、請求項3または4に記載の信号処理装置において、前記比較制御部は、前記リンク用ブロック内のブロックインジケータ値の検出結果が「0」の場合は、ブロックインジケータの値と連動するカウンタの値を変更しないので、リンク用ブロックにおいて、ブロックインジケータが「0」になることに過敏に反応して復帰処理が頻発することを回避できる効果がある。
以下、本発明の実施の形態に係る信号処理装置を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る信号処理装置として構成された光ディスク装置のブロック図である。この光ディスク装置は、コンパクトディスク等の螺旋状にデータ信号を記録してある円盤状の光ディスクのブロックと呼ばれるデータ単位を読み取る装置である。
図において、101は光ディスク、102は光ディスク101を回転させるモータ、103は光ディスク101からデータを読み取るピックアップ、104はモータ102とピックアップ103とを制御する駆動制御部、105はピックアップ103によって読み取ったデータを復号・訂正する信号処理部、106は信号処理部105によって復号・訂正されたデータから上記ブロック毎の識別情報であるブロックインジケータを検出するブロックインジケータ検出部、107は信号処理部105から復号・訂正されたデータの格納等の一時記憶領域として使用するバッファ、108はユーザーデータブロックを利用するホスト装置、109はブロックインジケータ検出部106の動作の制御を行うとともに、ブロックインジケータ検出部106の結果に基づいて、バッファ107に読み書きするデータとホスト装置108に転送するデータを制御するデータ制御部である。
図2は、図1に示した光ディスク装置におけるパケットライト方式によるトラック及びパケットのフォーマットの説明図である。パケットライト方式は光ディスク101上にトラック201を形成し、トラック201内を複数のパケット202に分割し、パケット毎にデータを一括して記録する方式である。
パケット202は、一つ以上の再生可能なユーザーデータブロック208と、ユーザーデータブロック208の前に設けたリンクブロック203、ランインブロック1(204)、ランインブロック2(205)、ランインブロック3(206)、ランインブロック4(207)、及びユーザーデータブロック208の後に設けたランアウトブロック1(209)、ランアウトブロック2(210)からなるリンク用ブロックとを備えている。
図3は、図2に示したパケットのフォーマットにおけるブロックインジケータの内容の説明図である。ブロックインジケータは各ブロックのヘッダ領域にあるモードバイトに配置される。
モードバイトは8ビットで構成され、最上位ビットから順番に、ビット301、ビット302、ビット303の3ビットがブロックインジケータである。図において、ブロックインジケータの値「0」を示す304がユーザーデータブロック208、ブロックインジケータの値「1」を示す305がランアウトブロック1(209)、ブロックインジケータの値「2」を示す306がランアウトブロック2(210)、ブロックインジケータの値「3」を示す307がリンクブロック203、ブロックインジケータの値「4」を示す308がランインブロック1(204)、ブロックインジケータの値「5」を示す309がランインブロック2(205)、ブロックインジケータの値「6」を示す310がランインブロック3(206)、ブロックインジケータの値「7」を示す311がランインブロック4(207)を示す。
次に、本実施の形態1に係る信号処理装置おけるデータ再生処理動作を、図1〜図3を用いて説明する。まず、データ制御部109は、光ディスク101上の複数のパケットを連続して読み込む際に、ブロックインジケータ検出部106でブロックインジケータの値を検出する。そして、前記ブロックインジケータ検出部106で検出されたブロックインジケータがランアウトブロック1(209)を示す305の値を示していれば、データ制御部109は、該ブロックをリンク用ブロックの開始位置と判断して、ホスト装置108へ転送するデータとせず、また、前記ブロックインジケータ検出部106で検出されたブロックインジケータがランインブロック4(207)を示す311の値を示していれば、データ制御部109は、該ブロックをリンク用ブロックの終了位置と判断して次ブロックからホスト装置108へ転送するデータとする。また、上述のデータ制御部109によるホスト装置108へのデータ転送はバッファ107を利用して行われるため、途切れることのない連続したデータ転送が可能になる。
以上のような本発明の実施の形態1に係る信号処理装置は、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記パケットを構成する各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値から各ブロックの種別を判別し、該判別した各ブロックの種別から上記リンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された位置を基に、該リンク用ブロックをスキップし、パケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたので、データ転送速度を向上させ、かつホスト装置での付加を軽減することができ、また、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えられるパケットライト方式では、論理アドレスがずれることなく、データ転送ができる効果がある。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る信号処理装置は、上記実施の形態1の信号処理装置において、パケット間の不連続性を回避し、データの信頼性を向上させるために、ユーザーデータブロックに割り当てられた論理アドレスを検出して、パケット間の連続性を判定するようにしたものである。
図4は、本発明の実施の形態2に係る信号処理装置として構成された光ディスク装置のブロック図であり、実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
図において、410は信号処理部405によって復号・訂正されたデータから論理アドレスを検出して記録し、かつデータの連続性を判定する論理アドレス処理部、409はブロックインジケータ検出部406及び論理アドレス処理部410の動作の制御を行うとともに、ブロックインジケータ検出部406と論理アドレス処理部410との結果に基づいて、バッファ407に読み書きするデータとホスト装置408に転送するデータとを制御するデータ制御部である。
次に、本発明の実施の形態2に係る信号処理装置の再生処理動作を説明する。
本発明の実施の形態2に係る信号処理装置においてデータ制御部409は、光ディスク401上の複数のパケットを連続して読み込む際に、論理アドレス処理部410でユーザーデータブロック208に割り当てられる論理アドレスを検出する。また、前記検出された論理アドレスは論理アドレス処理部410で記憶され、さらに次のパケットで検出される論理アドレスと比較される。そして、前記比較結果から両論理アドレス間の連続性を考慮して次のパケットの論理アドレスが正しいと判断される場合は、次のパケットの論理アドレスが論理アドレス処理部410で記憶され、データ制御部409によるホスト装置408へのデータ転送が行われる。さらに以降のパケットでも同様の処理が行われることにより、各パケット間の連続性が維持される。一方、前記比較結果から次のパケットの論理アドレスが正しくないと判断される場合は、次のパケットの論理アドレスは論理アドレス処理部410に記憶されず、データ制御部409によるホスト装置408へのデータ転送も行われない。代わりに、光ディスク401への再アクセスを行うように駆動制御部404に働きかけ、パケット間の連続性を確立した後に、ホスト装置408へのデータ転送を再開する。
以上のような本発明の実施の形態2に係る信号処理装置は、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記パケットを構成する各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、パケット毎に、前記ユーザーデータブロックの任意の論理アドレスを検出して記憶し、該記憶した論理アドレスを基にして、パケット間の連続性を判定する論理アドレス処理手段と、前記論理アドレス処理手段で連続性が確立されたパケットに対して、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値から各ブロックの種別を判別し、該判別した各ブロックの種別から上記リンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された位置を基に、該リンク用ブロックをスキップし、パケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたので、データ転送速度を向上させ、かつホスト装置での付加を軽減することができ、また、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えられるパケットライト方式では、論理アドレスがずれることなく、データ転送ができる。さらに、パケットの不連続性を回避し、データの信頼性を向上させることができる効果がある。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る信号処理装置は、リンク用ブロックの長さが不正規であった場合にも、ユーザーデータブロックデータの転送を行うために、ブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出部と、該ブロックインジケータ検出部で検出した値と連動するカウンタと、該ブロックインジケータの検出値とカウンタの値との一致を検出、及びカウンタの値の制御を行う比較制御部とを備えたものである。
図5は、本発明の実施の形態3に係る信号処理装置として構成された光ディスク装置を示すブロック図である。
図において、501は光ディスク、502は光ディスク501を回転させるモータ、503は光ディスク501からデータを読み取るピックアップ、504はモータ502とピックアップ503とを制御する駆動制御部、505はピックアップ503によって読み取ったデータを復号・訂正する信号処理部、506は信号処理部505によって復号・訂正されたデータからブロックインジケータを検出するブロックインジケータ検出部、510はブロックインジケータ検出部506で検出される値に連動して動作するカウンタ、511はブロックインジケータ検出部506で検出される値とカウンタ510のカウント値との一致の検出とカウンタ510の制御とを行い、リンク用ブロックを特定する比較制御部、507は信号処理部505から復号・訂正されたデータの格納等の一時記憶領域として使用するバッファ、508はユーザーデータブロックを利用するホスト装置、509はブロックインジケータ検出部506の動作の制御を行うとともに、比較制御部511で一致の検出、及び制御されたカウンタの値に基づいて、バッファ507に読み書きするデータとホスト装置508に転送するデータを制御するデータ制御部である。
次に、図5の光ディスク装置におけるデータ再生処理動作を説明する。まず、データ制御部509は、光ディスク501上の複数のパケットを連続して読み込む際に、ブロックインジケータ検出部506でブロックインジケータの値を検出する。ブロックインジケータ検出部506の検出値がリンク用ブロックを示している際には、比較制御部511により、ブロックインジケータ検出部506の検出値とカウンタ510の値とが一致するようにカウンタ510の値を設定する。カウンタ510はリンク用ブロックにおいてブロック毎にカウントを進め、その都度、比較制御部511によってブロックインジケータ検出部506の検出値と一致検出がなされる。また、読み込んだブロックのカウンタの値がランアウトブロック1(305)を示す「1」の際、データ制御部509は、カウンタ510が動作を開始して該ブロックをリンク用ブロックの開始位置と判断して、該ブロックをホスト装置508へ転送するデータにはしない。以降、ブロック毎にカウンタ510はカウントを進め、読み込んだデータのカウント値がランインブロック4(207)を示す「7」の際、比較制御部511がカウンタ510の動作を停止し、データ制御部509は該ブロックをリンク用ブロックの終了位置と判断して、次ブロックからホスト装置508へ転送するデータとする。また、上述のホスト装置508へのデータ転送はバッファ507を利用して行われるため、途切れることのない連続したデータ転送になる。
図6は、図5に示した光ディスク装置における再生処理動作を示すタイミングチャートである。上から順に、ブロックインジケータ検出部506の検出値61、カウンタ510の値62である。なお、本実施の形態3はパケット内のユーザーデータブロック64が4ブロックの場合の例である。以降、リンク用ブロック63でブロックインジケータの検出値61とカウンタの値62との不一致が発生した場合について説明する。ブロックインジケータの検出値61が本来であれば「4」であるべきタイミング65で何らかの理由により「6」が検出されたとすると、このとき、カウンタの値62は「4」であるから、比較制御部511で不一致が検出される。このままカウンタ510を動作させるだけではカウンタの値62が示すランインブロック4(207)の位置である「7」とブロックインジケータの検出値61が示すランインブロック4の位置である「7」とがずれてしまい、データ制御部509によるホスト装置508へのユーザーデータブロック64のデータ転送を誤ってしまうことになる。したがって、前記不一致を検出した際に、タイミング66で、ブロックインジケータの検出値61である「6」をカウンタ510に設定して両値を一致させた後に、データ制御部509によるホスト装置508へのユーザーデータブロック64のデータ転送制御を行い、前記データ転送誤りを防ぐ。
また、図7は、図5に示した光ディスク装置におけるリンク用ブロック63でのエラー処理動作を示すタイミングチャートである。上から順に、ブロックインジケータ検出部506の検出値71、カウンタ510の値72である。本実施の形態3では、ブロックインジケータの検出値71がリンク用ブロック63において「0」になった場合を説明する。タイミング73でブロックインジケータの検出値71が誤って「2」になったとすると、上述したように、比較制御部511によって、タイミング75でブロックインジケータの検出値506がカウンタ510に設定される。一方、タイミング74でブロックインジケータの検出値71が誤って「0」になったとすると、比較制御部511は、カウンタの値72とは不一致であるが、ブロックインジケータの検出値71をカウンタ510に設定せずに、そのままカウントを続行する。
このようにして、本実施の形態3における信号処理装置は、光ディスクへのパケットライト方式での記録時に、リンク用ブロック63のブロックインジケータの値にユーザーデータブロック64のブロックインジケータの値が誤って書き込まれたような場合においても、ブロックインジケータの値によるリンク用ブロック63とユーザーデータブロック64の判別の精度低下を緩和できる。
以上のような、本発明の実施の形態3に係る信号処理装置は、複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記リンク用ブロック内の各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出したブロックインジケータの値と連動するカウンタと、前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値とを比較して該両値の一致を検出し、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記ブロックインジケータの値を前記カウンタに設定して、前記ブロックインジケータの値と前記カウンタの値とを一致させる比較制御手段と、前記比較制御手段で設定したカウンタの値を基にリンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された結果によってリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたので、データ転送速度を向上させ、かつホスト装置での付加を軽減することができ、また、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えられるパケットライト方式では、論理アドレスがずれることなく、データ転送ができる。さらに、リンク用ブロックの長さが不正規であった場合にも、ユーザーデータブロックの転送に異常は発生せず、データ転送の停止を防ぐことができる効果がある。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る信号処理装置は、上記実施の形態3の信号処理装置において、ユーザーデータブロックにおける不正規なブロックインジケータを有するパケットに対してデータ転送誤りを防ぐために、ユーザーデータブロックにおけるブロックインジケータの検出値とカウンタ値とが不一致の場合に、カウンタの値をリンク用ブロックのブロックインジケータの値に固定し、論理アドレスを基準にした再アクセスを行い、該再アクセスしたパケットのブロックインジケータの検出値とカウンタの値とを一致させるものである。
図8は、本発明の実施の形態4に係る信号処理装置として構成された光ディスク装置を示すブロック図であり、実施の形態3と異なる部分のみ説明を行う。
図において、810は固定パケット長を1周期として、ブロックインジケータ検出部806で検出される値に連動して動作するカウンタ、811はブロックインジケータ検出部806で検出される値とカウンタ810のカウント値との一致の検出とカウンタ810の制御とを行い、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記カウンタの値をリンク用ブロック内のブロックインジケータの値に固定するとともに、後述する論理アドレス処理部で記憶された論理アドレスを基準にした再アクセスで得られた前記ブロックインジケータの値の検出結果と前記カウンタの値とを一致させる比較制御部、812は信号処理部805によって復号・訂正されたデータから論理アドレスを検出して記録し、かつ連続性を判定し、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、該記憶した論理アドレスの次のアドレスに相当するブロックに対して再アクセスするように駆動制御部804を制御する論理アドレス処理部、809はブロックインジケータ検出部806及び論理アドレス処理部812の動作の制御を行うとともに、比較制御部811で一致の検出、及び制御されたカウンタの値及び、論理アドレス処理部812の結果に基づいて、バッファ807に読み書きするデータとホスト装置808に転送するデータを制御するデータ制御部である。
次に、本発明の実施の形態4における信号処理装置のデータ再生処理動作を、図8を用いて説明する。
データ制御部809は、光ディスク801上の複数のパケットを連続して読み込む際に、ブロックインジケータ検出部806でブロックインジケータの値を検出する。ブロックインジケータ検出部806の検出値がリンク用ブロックのいずれかを示している際には、比較制御部811がブロックインジケータ検出部806の検出値とカウンタ810の値とが一致するようにカウンタ810の値を設定し、その都度、比較制御部811によってブロックインジケータ検出部806の検出値とカウンタ810の値とを一致検出しながら、カウンタ810はブロック毎にカウントを進める。ブロックインジケータ検出部806の検出値がユーザーデータブロックを示している際には、比較制御部811によりブロックインジケータ検出部806の検出値が「0」であることを確認しながら、カウンタ810はブロック毎にカウントを進める。カウンタ810がランアウトブロック1(305)の値である「1」を示す際、データ制御部809は該ブロックをリンク用ブロックの開始位置と判断して、ホスト装置808へ転送するデータとせず、また、カウンタ810がランインブロック4(311)の値である「7」を示す際、データ制御部809は該ブロックをリンク用ブロックの終了位置と判断して、データ制御部809にて次ブロックからホスト装置808へ転送するデータとする。さらに、論理アドレス処理部812はデータ制御部809の制御によりカウンタ810の値がユーザーデータブロックの終了を示した際の論理アドレスを記憶する。また、上述のホスト装置808へのデータ転送はバッファ807を利用して行われるため、途切れることのない連続したデータ転送になる。
図9は、図8に示した光ディスク装置における再生処理動作を示すタイミングチャートである。上から順に、ブロックインジケータ検出部806の検出値91、カウンタ810の値92、論理アドレス処理部812に記憶される論理アドレス93である。なお、本実施の形態4はパケット内のユーザーデータブロック64が4ブロックの場合の例である。以降、ブロックインジケータの検出値91とカウンタの値92の関係について説明する。リンク用ブロック63を示すタイミング94でブロックインジケータの検出値91とカウンタの値92の不一致が発生したとすると、比較制御部811により、タイミング95でブロックインジケータの検出値91をカウンタ92に設定して両値を一致させる。一方、ユーザーデータブロック64を示すタイミング96でブロックインジケータの検出値91がユーザーデータブロックを示す「0」でない場合、カウンタ810にリンクブロック307を示すブロックインジケータの値である「3」を比較制御部811により設定し、論理アドレス処理部812に記憶された論理アドレスの次のアドレスに相当するブロックを再アクセスすることによって次ブロックをサーチして接続する。以上のように、前記不正規なブロックインジケータの検出値91に対して復帰動作を行うことによって、データ制御部809によるホスト装置808への信頼性の高いユーザーデータブロック64のデータ転送制御を行うことができる。
また、実施の形態3にて図7を用いて説明したように、リンク用ブロック63において、ブロックインジケータの検出値91が「0」になった場合、カウンタの値92とは不一致であるが、ブロックインジケータの検出値91をカウンタ92に設定せずに、そのままカウントを続行する。
これにより、本実施の形態4における信号処理装置は、光ディスクへのパケットライト方式での記録時にリンク用ブロック63のブロックインジケータの値にユーザーデータブロック64のブロックインジケータの値が誤って書き込まれたような場合においても、ブロックインジケータの値によるリンク用ブロック63とユーザーデータブロック64の判別の精度低下を緩和できる。
以上のような、本発明の実施の形態4に係る信号処理装置は、複数のパケットを繋げるための複数のクロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、前記リンク用ブロック内の各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、前記ブロックインジケータ検出手段で検出したブロックインジケータの値と連動するカウンタと、パケット毎にユーザーデータブロックの任意の論理アドレスを検出して記憶し、該記憶した論理アドレスによって、パケット間の連続性を判定する論理アドレス処理手段と、前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値とを比較して該両値の一致を検出し、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記ブロックインジケータの値を前記カウンタに設定して、前記ブロックインジケータの値と前記カウンタの値とを一致させる比較制御手段と、前記論理アドレス処理手段で連続性が確立されたパケットに対して、前記比較制御手段で設定したカウンタの値を基にリンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された結果によってリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えたので、データ転送速度を向上させ、かつホスト装置での付加を軽減することができ、また、ユーザーデータブロックにのみ論理アドレスが与えられるパケットライト方式では、論理アドレスがずれることなく、データ転送ができる。さらに、パケットの不連続性を回避し、データの信頼性を向上させることができる。
さらに、前記カウンタを、固定パケット長を1周期としてリンク用ブロック内のブロックインジケータの値と連動するものとし、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記論理アドレス処理手段が、該記憶した論理アドレスの次のアドレスに相当するブロックに対して再アクセスするように処理し、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記比較制御部が、前記カウンタの値をリンク用ブロック内のブロックインジケータの値に固定するとともに、前記論理アドレス処理部で記憶された論理アドレスを基準にした再アクセスで得られたブロックインジケータの値の検出結果と前記カウンタの値とを一致させるようにしたので、ユーザーデータブロックの長さが不正規であった場合にも、ユーザーデータブロックの転送に異常は発生せず、パケット内のどのブロックで異常が発生しても素早く復帰処理が行える効果がある。
本発明はUDF(Universal Disk Format)規格等パケットライト方式でデータが記録された光ディスクの再生装置等として有用である。
本発明の実施の形態1に係る信号処理装置である光ディスク装置の構成を示すブロック図 光ディスク装置におけるパケットライト方式によるトラック及びパケットのフォーマットの説明図 図2に示したパケットのフォーマットにおけるブロックインジケータの内容の説明図 本発明の実施の形態2に係る信号処理装置である光ディスク装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る信号処理装置である光ディスク装置の構成を示すブロック図 図5に示した光ディスク装置における再生処理動作を示すタイミングチャート 図5に示した光ディスク装置におけるリンク用ブロックでのエラー処理動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態4に係る信号処理装置である光ディスク装置の構成を示すブロック図 図8に示した光ディスク装置における再生処理動作を示すタイミングチャート 光ディスク装置におけるパケットライト方式による論理アドレスの説明図
符号の説明
13、63 リンク用ブロック
14、64 ユーザーデータブロック
61、71、91 ブロックインジケータの検出値
62、72、92 カウンタの値
65、66、73、74、75、94、95、96 タイミング
93 論理アドレス
101、401、501、801 光ディスク
102、402、502、802 モータ
103、403、503、803 ピックアップ
104、404、504、804 駆動制御部
105、405、505、805 信号処理部
106、406、506、806 ブロックインジケータ検出部
107、407、507、807 バッファ
108、408、508、808 ホスト装置
109、409、509、809 データ制御部
201 トラック
202 パケット
203 リンクブロック
204 ランインブロック1
205 ランインブロック2
206 ランインブロック3
207 ランインブロック4
208 ユーザーデータブロック
209 ランアウトブロック1
210 ランアウトブロック2
301 モードバイトのビット7
302 モードバイトのビット6
303 モードバイトのビット5
304 ブロックインジケータの値「0」
305 ブロックインジケータの値「1」
306 ブロックインジケータの値「2」
307 ブロックインジケータの値「3」
308 ブロックインジケータの値「4」
309 ブロックインジケータの値「5」
310 ブロックインジケータの値「6」
311 ブロックインジケータの値「7」
410、812 論理アドレス処理部
510、810 カウンタ
511、811 比較制御部

Claims (6)

  1. 複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、
    前記パケットを構成する各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、
    前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値から各ブロックの種別を判別し、該判別した各ブロックの種別から上記リンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された位置を基に、該リンク用ブロックをスキップし、パケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えた、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  2. 複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、
    前記パケットを構成する各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、
    パケット毎に、前記ユーザーデータブロックの任意の論理アドレスを検出して記憶し、該記憶した論理アドレスを基にして、パケット間の連続性を判定する論理アドレス処理手段と、
    前記論理アドレス処理手段で連続性が確立されたパケットに対して、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値から各ブロックの種別を判別し、該判別した各ブロックの種別から上記リンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された位置を基に、該リンク用ブロックをスキップし、パケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えた、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  3. 複数のパケットを繋げるための複数のブロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、
    前記リンク用ブロック内の各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、
    前記ブロックインジケータ検出手段で検出したブロックインジケータの値と連動するカウンタと、
    前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値とを比較して該両値の一致を検出し、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記ブロックインジケータの値を前記カウンタに設定して、前記ブロックインジケータの値と前記カウンタの値とを一致させる比較制御手段と、
    前記比較制御手段で設定したカウンタの値を基にリンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された結果によってリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えた、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  4. 複数のパケットを繋げるための複数のクロックからなるリンク用ブロックと、少なくとも1つのユーザーデータブロックとからなるパケット単位でデータを記録する信号処理装置において、
    前記リンク用ブロック内の各ブロックに内包し、各ブロックの種別の識別情報であるブロックインジケータの値を検出するブロックインジケータ検出手段と、
    前記ブロックインジケータ検出手段で検出したブロックインジケータの値と連動するカウンタと、
    パケット毎にユーザーデータブロックの任意の論理アドレスを検出して記憶し、該記憶した論理アドレスによって、パケット間の連続性を判定する論理アドレス処理手段と、
    前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値とを比較して該両値の一致を検出し、前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記ブロックインジケータの値を前記カウンタに設定して、前記ブロックインジケータの値と前記カウンタの値とを一致させる比較制御手段と、
    前記論理アドレス処理手段で連続性が確立されたパケットに対して、前記比較制御手段で設定したカウンタの値を基にリンク用ブロックの開始位置と終了位置とをそれぞれ特定し、該特定された結果によってリンク用ブロックをスキップしてパケットからユーザーデータブロックのみを転送するデータ転送制御手段とを備えた、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  5. 請求項4に記載の信号処理装置において、
    前記カウンタは、固定パケット長を1周期としてリンク用ブロック内のブロックインジケータの値と連動するものとし、
    前記論理アドレス処理手段は、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータ検出手段で検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、該記憶した論理アドレスの次のアドレスに相当するブロックに対して再アクセスするように処理するものであり、
    前記比較制御部は、ユーザーデータブロックにおいて前記ブロックインジケータで検出した値と前記カウンタの値との不一致が発生した場合に、前記カウンタの値をリンク用ブロック内のブロックインジケータの値に固定するとともに、前記論理アドレス処理部で記憶された論理アドレスを基準にした再アクセスで得られたブロックインジケータの値の検出結果と前記カウンタの値とを一致させるものである、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  6. 請求項3または4に記載の信号処理装置において、
    前記比較制御部は、前記リンク用ブロック内のブロックインジケータ値の検出結果が「0」の場合は、ブロックインジケータの値と連動するカウンタの値を変更しない、
    ことを特徴とする信号処理装置。
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