JP2005135463A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005135463A JP2005135463A JP2003368289A JP2003368289A JP2005135463A JP 2005135463 A JP2005135463 A JP 2005135463A JP 2003368289 A JP2003368289 A JP 2003368289A JP 2003368289 A JP2003368289 A JP 2003368289A JP 2005135463 A JP2005135463 A JP 2005135463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide shaft
- disk
- recording medium
- disc
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
【解決手段】ピックアップ22が搭載されるスライド部材24には2つの軸受部2402と係合部2404が設けられている。メインガイド軸2406は2つの軸受部2402にスライド可能に挿通されている。サブガイド軸2408は係合部2404にスライド可能に係合されている。付勢部材32の第1の板ばね28は、サブガイド軸2408の周面に弾接することにより、係合部2404を前記フォーカス方向に向けて付勢する。第2の板ばね30は、サブガイド軸2408の周面に弾接することにより、係合部2404をフォーカス方向と直交する方向に向けて付勢する。
【選択図】 図1
Description
例えば光ディスクを用いるディスク装置においては、スピンドルモータの回転軸に取着されたターンテーブル上に光ディスクを装着して回転駆動するとともに、光ピックアップによって光ディスクの記録面に出射光を当てるとともに、前記記録面からの反射光を検出するようになっている。
光ピックアップはスライド部材に搭載されており、該スライド部材は案内機構によって光ディスクの半径方向に案内された状態で半径方向に移動されるように構成されている。そして、光ピックアップを半径方向に移動させつつ、前記記録面に対して情報信号の記録および/または再生を行なうようにしている。
そして、このような案内機構では、スライド部材の移動を円滑に行なわせるため、前記係合部とサブガイド軸の周面との間に若干の隙間が形成されている。
そのため、この隙間分だけスライド部材および光ピックアップがフォーカス方向にがたつき、これにより光ピックアップのフォーカス方向の位置が不安定になって情報の記録および再生の性能低下を招くおそれがある。
このような不具合を解消するため、前記係合部にフォーカス方向でサブガイド軸に圧接する弾性押圧部材を取付け、この弾性押圧部材によって係合部をフォーカス方向に向けて付勢することで、前記がたつきを防止するディスク装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
このため、前記スライド部材がメインガイド軸に沿って移動しある位置で停止した瞬間、前記隙間分だけスライド部材がフォーカス方向と直交する平面内で揺動し、これにより光ピックアップのトラッキング方向(光ディスクの半径方向)の位置が不安定になって情報の記録および再生の性能の向上を図る上で不利となる。
特に近年の光ディスクの記録密度の高密度化に伴い、光ディスクの記録面に形成される光スポットの径はより小さくなる傾向にあり、光ピックアップのフォーカス方向のがたつきおよびトラッキング方向のがたつきの双方が情報の記録および再生の性能に及ぼす影響がより大きくなってきている。
また、ディスク装置がノート型パーソナルコンピュータや撮像装置などのポータブル機器に組み込まれた場合、ディスク装置の姿勢や動きによって光ピックアップには種々の方向からの力が作用するため、光ピックアップのフォーカス方向のがたつきおよびトラッキング方向のがたつきがあると、情報の記録および再生の性能の向上を図る上で不利となる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的はピックアップのフォーカス方向およびトラッキング方向の双方のがたつきを防止でき、ディスク状記録媒体に対する記録および再生の性能の向上を図る上で有利なディスク装置を提供することにある。
このため、ピックアップのフォーカス方向およびトラッキング方向の双方のがたつきを防止でき、ディスク状記録媒体に対する記録および再生の性能の向上を図る上で有利となる。
図1は実施例1のディスク装置が組み込まれた撮像装置の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、撮像装置10はデジタルカメラでありケース12を有している。
ケース12は矩形板状に形成され、その厚さ方向の一方に位置する前面には撮影レンズを保持する鏡筒14が設けられ、前記前面に対向する後面には不図示の液晶表示器などからなるディスプレイが設けられ、上面にはシャッタボタン15が設けられている。
ケース12の左右の側面および後面には、不図示の電源スイッチ、撮影スイッチ、再生スイッチ、モード切り替えスイッチなどを含む操作手段が設けられている。
ケース12の内部には、不図示の撮像素子、撮像信号処理回路、サーボ回路などが設けられ、該撮像素子は、前記撮影レンズの光路上に配設され、撮影レンズによって結像された被写体像を撮像して撮像信号を生成するように構成され、撮像信号処理回路は前記撮像信号を処理することにより画像情報を生成するように構成され、サーボ回路は後述する光ピックアップ22から供給されるRF信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づいて光ピックアップ22のサーボ制御を行なう。
図9に示すように、ディスク装置20は、スピンドルモータ21、光ピックアップ22、スライド部材24、案内機構26、送り機構27などを備えている。
スピンドルモータ21は、その回転軸に設けられたターンテーブル2102上に光ディスク2を装着して回転駆動するように構成されており、本実施例では、ターンテーブル2102に装着された光ディスク2の記録面がケース12の前面および後面とほぼ平行した状態となるように配設されている。したがって、ケース12の上面と下面がそれぞれ鉛直方向上側と下側にそれぞれ位置した状態では、光ディスク2の記録面は鉛直方向とほぼ平行した状態となる。
光ピックアップ22は、レーザー半導体からなる光源、光源から出射される出射光を光ディスク2の記録面に照射するとともに記録面からの反射光が入射される対物レンズ2202、対物レンズ2202によって収束された反射光を検出する検出器、前記検出器から供給される検出信号に基づいてRF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などを生成し前記サーボ回路に供給する信号処理回路、前記サーボ回路によるサーボ制御によって対物レンズ2202をフォーカス方向およびトラッキング方向に動かすアクチュエータなどを含んでいる。
前記半径方向と直交する方向でスライド部材24を挟む2箇所には、メインガイド軸2406と、サブガイド軸2408とが配設されている。
メインガイド軸2406は、光ディスク2の半径方向と平行な方向に延在し2つの軸受部2402にスライド可能に挿通されている。
スライド部材24の移動を円滑に行なわせるため、2つの軸受部2402とメインガイド軸2406の周面との間には隙間が形成されている。
サブガイド軸2408は、メインガイド軸2406と平行な方向に延在し係合部2404にスライド可能に係合されている。
スライド部材24の移動を円滑に行なわせるため、係合部2404とサブガイド軸2408の周面との間には隙間が形成されている。
本実施例では、メインガイド軸2406とサブガイド軸2408は光ディスク2の記録面と平行する平面上を延在しており、メインガイド軸2406が鉛直方向上側にサブガイド軸2408が鉛直方向下側に配置されている。
したがって、光ピックアップ22が搭載されたスライド部材24は、2つの軸受部2402がメインガイド軸2406に挿通されるとともに、係合部2404がサブガイド軸2408に係合された状態で、光ディスク2の半径方向に案内される。すなわち、これら2つの軸受部2402、係合部2404、メインガイド軸2406、サブガイド軸2408によって、スライド部材24および光ピックアップ22を光ディスク2の半径方向に案内する案内機構26が構成されている。
また、メインガイド軸2406はスライド部材24が高精度に移動できるようにその形状および寸法が高精度に形成されているが、サブガイド軸2408は係合部2404が係合することでスライド部材24がメインガイド軸2406を中心にして回転することを防止する作用を果たすものであり、メインガイド軸2406に比較して形状や寸法の精度はさほど要求されていない。
送り機構27は、不図示の送りモータによって回転駆動されるギア2701によって回転される送りねじ2702と、送りねじ2702に螺合しスライド部材24に一体的に設けられた雌ねじ部材2704とで構成され、送りねじ2702が正逆方向に回転されることで雌ねじ部材2704およびスライド部材24が動かされ上述した案内機構26によってスライドされるように構成されている。なお、送り機構27は本実施例の構成に限定されるものではなく従来公知の種々の構造によって実現可能である。
図2は案内機構26の要部の構成を示す斜視図、図3は図2のA矢視図、図4は案内機構26の平面図である。
図1、図2に示すように、係合部2404は、サブガイド軸2408の軸方向から見てコ字状に形成された凹溝2404Aを有し、該凹溝2404Aは、光ディスク2の厚さ方向(フォーカス方向)でサブガイド軸2408の周面を挟む2つの当接壁2404Bとこれら2つの当接壁2404Bを接続する連結壁2404Cとで構成されている。
スライド部材24の移動を円滑に行なわせるための前記隙間は2つの当接壁2404Bとサブガイド軸2408の周面との間に形成されている。
係合部2404には第1の板ばね28(第1付勢部材)および第2の板ばね30(第2付勢部材)からなる付勢部材32が設けられている。
第2の板ばね30は、基板部3202から延在しその先端がサブガイド軸2408の周面のうち、前記フォーカス方向と直交する方向の一方に位置する部分に弾接するように形成されている。したがって、第2の板ばね30は、サブガイド軸2408の周面に弾接することにより、係合部2404を前記フォーカス方向と直交する方向(光ディスク2の記録面に対して平行する第2方向)に向けて付勢する。
また、第2の板ばね30により、係合部2404および2つの軸受部2402は、メインガイド軸2406の周面に向けて押圧され該軸受部2402とメインガイド軸2406の間で光ディスク2の記録面と平行方向でのがたつきが無い状態とされる。なお、本実施例では、図4に示すように、光ディスク2の記録面と直交する方向から見た場合に、係合部2404の位置は、メインガイド軸2406の延在方向に沿った2つの軸受部2402の間の内側に位置しており、第2の板ばね30がサブガイド軸2408に弾接する位置は、メインガイド軸2406の延在方向に沿った2つの軸受部2402の位置の間の内側で、かつ、メインガイド軸2406に面した位置であるので、2つの軸受部2402は、サブガイド軸2408に近い側の箇所がメインガイド軸2406に接触することになる。
なお、第1、第2の板ばね28、30の付勢力は、各板ばねを構成する部材の厚さ方向の寸法、長さ方向の寸法、幅方向の寸法、板ばねがサブガイド軸2408の周面に当たる角度などで適宜調整することができる。
図1に示すように、前記ターンテーブルに光ディスク2が装着され該光ディスク2がスピンドルモータによって回転駆動された状態で、光ピックアップ22から光ディスク2に対して出射光が照射された状態で記録または再生がなされる。
記録時または再生時には、前記送り機構によってスライド部材24がトラッキング方向に移動され記録または再生すべき位置で停止されるが、当接面2404Bとサブガイド軸2408の間で前記フォーカス方向のがたつきが無い状態とされ、かつ、軸受部2402とメインガイド軸2406の間で光ディスク2の記録面と平行な面内でのがたつきが無い状態とされているので、光ピックアップ22は、フォーカス方向およびトラッキング方向の双方の位置が安定する。
このため、光ディスクの記録密度の高密度化に伴い、光ディスクの記録面に形成される光スポットの径はより小さくなっても、光ピックアップのフォーカス方向のがたつきおよびトラッキング方向のがたつきの双方を確実に抑制することができるので、情報の記録および再生の性能、例えばRF信号のジッターなどの向上を図る上で有利となる。
また、撮像装置10が持ち運ばれ光ピックアップ22に種々の方向からの力が作用したとしても、光ピックアップのフォーカス方向のがたつきおよびトラッキング方向のがたつきの双方を確実に抑制することができるので、情報の記録および再生の性能の向上を図る上で有利となる。
変形例が実施例1と異なるのは、係合部2404の位置と該第2の板ばね30がサブガイド軸2408に弾接する位置である。なお、以下の変形例の説明について、第1のばね部材28は前記実施例1と同様であるため省略し、また、図5、図6においても省略している。
図5(A)、(B)に示す変形例では、光ディスク2の記録面と直交する方向から見た場合に、係合部2404の位置は、メインガイド軸2406の延在方向に沿った2つの軸受部2402の間の外側に位置している。また、第2の板ばね30がサブガイド軸2408に弾接する位置は、メインガイド軸2406の延在方向に沿った2つの軸受部2402の間の外側の位置で、かつ、メインガイド軸2406に面した位置である。
したがって、第2の板ばね30により、係合部2404および2つの軸受部2402がメインガイド軸2406の周面に向けて押圧されることによって、2つの軸受部2402のうち係合部2404に近い方の軸受部2402はサブガイド軸2408に近い側の箇所がメインガイド軸2406に接触し、2つの軸受部2402のうち係合部2404から遠い方の軸受部2402はサブガイド軸2408に遠い側の箇所がメインガイド軸2406に接触している。
したがって、第2の板ばね30により、係合部2404および2つの軸受部2402がメインガイド軸2406の周面に向けて押圧されることによって、2つの軸受部2402のうち係合部2404に近い方の軸受部2402はサブガイド軸2408に遠い側の箇所がメインガイド軸2406に接触し、2つの軸受部2402のうち係合部2404から遠い方の軸受部2402はサブガイド軸2408に近い側の箇所がメインガイド軸2406に接触している。
また、係合部2404の位置と第2のばね部材30がサブガイド軸2408に弾接する位置がメインガイド軸2406の延在方向に沿った2つの軸受部2402の間の外側に位置するように構成したので、第2の板ばね30の付勢力がそれほど大きくなくても、2つの軸受部2402をそれぞれメインガイド軸2406に接触させるために必要な回転モーメントを得ることができ、第2のばね部材30の小型化やコスト低減を図る上で有利となる。
実施例2が実施例1と異なる点は、付勢部材32が単一の板ばね31で構成されている点である。
図7は実施例2における案内機構26の要部の構成を示す斜視図、図8は図7のA矢視図である。以下では実施例1と同一または同様の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、付勢部材32は、連結壁2404Cに取着される基板部3202を有し、板ばね31は、基板部3202から延在しその先端がサブガイド軸2408の周面のうち、前記フォーカス方向の一方に位置する部分と、前記フォーカス方向と直交する方向の一方に位置する部分との中間の位置に弾接するように形成されている。言い換えると、図8に示すように、板ばね31は、係合部2404を前記フォーカス方向(光ディスク2の記録面に対して直交する第1方向)と前記フォーカス方向と直交する方向(光ディスク2の記録面に対して平行する第2方向)との中間の方向に向けて付勢し、これにより、係合部2404を前記フォーカス方向(光ディスク2の記録面に対して直交する第1方向)と前記フォーカス方向と直交する方向(光ディスク2の記録面に対して平行する第2方向)との双方に付勢することになる。
板ばね31の付勢力が作用する方向で、フォーカス方向(光ディスク2の記録面に対して直交する第1方向)に対する傾斜角度θは、板ばね31によって生じる付勢力のうちフォーカス方向(第1方向)に作用させる力と、該フォーカス方向と直交する方向(第2方向)に作用させる力との配分に応じて適宜設定すればよい。例えば、第1、第2方向の力を同一とするならば傾斜角度θは45度に設定する。第1方向の力を第2方向の力よりも大とするならば、傾斜角度θは0度よりも大きく45度よりも小さい範囲に設定する。第2方向の力を第1方向の力よりも大とするならば、傾斜角度θは45度よりも大きく90度よりも小さい範囲に設定する。
なお、板ばね31が弾接するサブガイド軸2408の周面の周方向の位置は、係合部2404を第1方向および第2方向の双方に向けて付勢できる位置であればよい。
なお、本実施例でも、光ディスク2の記録面と直交する方向から見た場合に、係合部2404の位置は、メインガイド軸2406の延在方向に沿った2つの軸受部2402の間の内側に位置しており、板ばね31がサブガイド軸2408に弾接する位置は、メインガイド軸2406の延在方向に沿った2つの軸受部2402の位置の間の内側で、かつ、メインガイド軸2406に面した位置であるので、図4と同様に、2つの軸受部2402は、サブガイド軸2408に近い側の箇所がメインガイド軸2406に接触することになる。
また、実施例2では、付勢部材32が単一の板ばね31で構成できるので、部品点数を削減することができ、小型化や低コスト化を図る上でも有利となる。
なお、各実施例では、付勢部材32を板ばねによって構成したが、付勢部材32はコイルばねなど板ばね以外の部材で構成してもよいことは無論である。
光ピックアップ22の対物レンズ2202をフォーカス方向およびトラッキング方向に動かすアクチュエータにおいては、フォーカス方向へ対物レンズ2202を移動させる力とトラッキング方向に対物レンズ2202を動かす力とが同一ではなく異なっている場合が多い。言い換えると、光ピックアップ22のフォーカス方向のサーボ能力とトラッキング方向のサーボ能力とは同一ではなく異なっている場合が多い。
したがって、フォーカス方向のサーボ能力がトラッキング方向のサーボ能力よりも大であれば、スライド部材24のがたつきのうち、フォーカス方向のがたつきよりも、フォーカス方向と直交する方向のがたつきを防止することが好ましく、具体的には付勢部材32の付勢力として該フォーカス方向と直交する方向(第2方向)の付勢力をフォーカス方向(第1方向)付勢力よりも大きく設定することが好ましい。
また、これとは逆に、フォーカス方向のサーボ能力がトラッキング方向のサーボ能力よりも小であれば、スライド部材24のがたつきのうち、フォーカス方向と直交する方向のがたつきよりも、フォーカス方向のがたつきを防止することが好ましく、具体的には付勢部材32の付勢力としてフォーカス方向の付勢力を該フォーカス方向と直交する方向の付勢力よりも大きく設定することが好ましい。
例えば、光ディスク2の記録面が鉛直方向と平行に延在している場合、つまり、光ピックアップ22のフォーカス方向が鉛直方向と一致していれば、光ピックアップ22とスライド部材24は、それらの自重がフォーカス方向でメインガイド軸2406およびサブガイド軸2408に掛ることになるため、スライド部材24とメインガイド軸2406およびサブガイド軸2408との間のフォーカス方向のがたつきは少なくなる。
したがって、スライド部材24のがたつきのうち、フォーカス方向のがたつきよりも、フォーカス方向と直交する方向のがたつきを防止することが好ましく、具体的には付勢部材32の付勢力として該フォーカス方向と直交する方向の付勢力をフォーカス方向の付勢力よりも大きく設定することが好ましい。
これに対して、光ディスク2の記録面が鉛直方向と直交して延在している場合、つまり、光ピックアップ22のフォーカス方向が鉛直方向と直交し、図1に示すように、スライド部材24は、2つの軸受部2402が上側、係合部2404が下側に位置し、スライド部材24が2つの軸受部2402を介してメインガイド軸2406からぶら下がった状態では、光ピックアップ22とスライド部材24は、それらの自重がフォーカス方向と直交する方向でメインガイド軸2406およびサブガイド軸2408に掛ることになるため、スライド部材24とメインガイド軸2406およびサブガイド軸2408との間のフォーカス方向と直交する方向のがたつきは少なくなる。
したがって、スライド部材24のがたつきのうち、フォーカス方向と直交する方向のがたつきよりも、フォーカス方向のがたつきを防止することが好ましく、具体的には付勢部材32の付勢力としてフォーカス方向の付勢力を該フォーカス方向と直交する方向の付勢力よりも大きく設定することが好ましい。
ただし、携帯型の撮像装置などのように装置自体の姿勢が様々な方向に変化されるものは、その姿勢変化に拘わらずスライド部材24のがたつきを確実に防止できるように付勢部材32の付勢力の配分および大きさを設定すればよいことはもちろんである。
また、各実施例では、ディスク状記録媒体として光ディスクを用いるディスク装置について示したが、本発明はディスク状記録媒体として光磁気ディスク、磁気ディスクを用いるディスク装置に広く適用可能である。
Claims (7)
- ディスク状記録媒体に対して情報の記録および/または再生を行なうピックアップと、
前記ピックアップが搭載されるスライド部材と、
前記スライド部材を前記光ディスクの半径方向に案内する案内機構と、
これらスライド部材と案内機構を収容するケースとを備え、
前記案内機構は、前記ディスク状記録媒体の半径方向と直交する方向における前記スライド部材の両端のうちの一端に前記ディスク状記録媒体の半径方向に間隔をおいて設けられた2つの軸受部と、前記スライド部材の両端のうちの他端に設けられた係合部と、前記ディスク状記録媒体の半径方向と平行な方向に延在し前記2つの軸受部にスライド可能に挿通されたメインガイド軸と、前記メインガイド軸と平行な方向に延在し前記係合部にスライド可能に係合されたサブガイド軸とを有するディスク装置であって、
前記係合部に、前記サブガイド軸の周面に弾接し前記係合部を前記ディスク状記録媒体の記録面に対して直交する第1方向と、前記記録面に対して平行する第2方向との双方に向けて付勢する付勢部材を設けた、
ことを特徴とするディスク装置。 - 前記メインガイド軸とサブガイド軸は前記ディスク状記録媒体の記録面と平行する平面上を延在し、前記ディスク状記録媒体の記録面と直交する方向から見た場合に、前記サブガイド軸の延在方向に沿った前記係合部の位置は、前記メインガイド軸の延在方向に沿った前記2つの軸受部の間の内側に位置していることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 前記メインガイド軸とサブガイド軸は前記ディスク状記録媒体の記録面と平行する平面上を延在し、前記ディスク状記録媒体の記録面と直交する方向から見た場合に、前記サブガイド軸の延在方向に沿った前記係合部の位置は、前記メインガイド軸の延在方向に沿った前記2つの軸受部の間の外側に位置していることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 前記メインガイド軸とサブガイド軸は前記ディスク状記録媒体の記録面と平行する平面上を延在し、前記ディスク状記録媒体の記録面と直交する方向から見た場合に、前記サブガイド軸の延在方向に沿った前記係合部の位置と、前記サブガイド軸の延在方向に沿った位置で前記付勢部材が前記サブガイド軸に弾接する位置は、前記メインガイド軸の延在方向に沿った前記2つの軸受部の間の外側に位置していることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 前記付勢部材は、第1付勢部材と第2付勢部材との2つの部材で構成され、前記第1付勢部材は前記係合部を前記第1方向に付勢するように構成され、前記第2付勢部材は前記係合部を前記第2方向に付勢するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 前記付勢部材は、単一の付勢部材で構成され、前記付勢部材は前記係合部に対して前記第1方向と第2方向との中間の方向に向けて弾接していることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 前記ディスク状記録媒体は光ディスク、光磁気ディスクまたは磁気ディスクであることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003368289A JP4196807B2 (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | ディスク装置及びディスク装置を備えた撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003368289A JP4196807B2 (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | ディスク装置及びディスク装置を備えた撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005135463A true JP2005135463A (ja) | 2005-05-26 |
JP4196807B2 JP4196807B2 (ja) | 2008-12-17 |
Family
ID=34646001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003368289A Expired - Fee Related JP4196807B2 (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | ディスク装置及びディスク装置を備えた撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4196807B2 (ja) |
-
2003
- 2003-10-29 JP JP2003368289A patent/JP4196807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4196807B2 (ja) | 2008-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5225922B2 (ja) | 光ピックアップ装置及び光ディスク装置 | |
US7339859B2 (en) | Optical disk apparatus and optical pickup device equipped with spherical aberration mechanism | |
WO2003007295A1 (fr) | Dispositif de capture optique et dispositif d'enregistrement et/ou de reproduction | |
US20080013413A1 (en) | Optical pickup and optical disk device | |
JP4196807B2 (ja) | ディスク装置及びディスク装置を備えた撮像装置 | |
JPH04351785A (ja) | ディスク記録及び/又は再生装置 | |
JP3731445B2 (ja) | ディスク再生装置および初期調整方法 | |
KR100624626B1 (ko) | 광디스크 장치 및 그 광픽업의 미끄럼 이동 구동 기구 | |
JP2004326938A (ja) | メディア駆動装置 | |
JP2006323922A (ja) | ディスク装置 | |
JP2004272945A (ja) | 光ピックアップ装置および光ディスク装置 | |
US20060218568A1 (en) | Optical disc loading apparatus and optical disc apparatus | |
JP2005116010A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP3421866B2 (ja) | 軸の支持機構及び光ディスク装置。 | |
JP2003346351A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2005122859A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP4654282B2 (ja) | 光ピックアップ及びそれを搭載した光ディスク装置 | |
KR100245964B1 (ko) | 기록 및 재생장치 | |
JP2007052867A (ja) | ディスク装置 | |
JP2008165877A (ja) | 記録媒体駆動装置、ディスク装置、および撮像装置 | |
JPH11161987A (ja) | スキュー検出装置 | |
WO2000022616A1 (fr) | Appareil d'enregistrement et/ou de reproduction | |
JP2000331443A (ja) | 光学ピックアップの送り装置 | |
JP2003030882A (ja) | 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置 | |
JP2007018672A (ja) | ディスクドライブ装置及びそれを備えた光ディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080430 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080909 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20080922 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |