JP2005135378A - 携帯端末装置および表示方法、そのプログラム - Google Patents

携帯端末装置および表示方法、そのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力用のキーにより多彩な情報を表示することができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯電話100の制御を行う制御部101と、デジタルテレビ放送受信アンテナ110で受信した放送信号をストリームデータに変換する受信部102と、ストリームデータを映像信号に復号する復号部103と、文字や映像等の表示を行う表示部104と、通話用アンテナ111で送受信される通話用信号によって、他の携帯電話と通話等を行う通話部105と、数字等の入力を行う複数のキーを有する入力部106と、1つのキーに少なくとも2つが対になって設置され、それぞれ独立して発光、消灯を行う複数の発光素子を有する発光部107と、発光部107の発光制御を行う発光制御部108と、発光部107の発光パターン等の情報等を記憶するメモリ部109とを備えた構成とする。
【選択図】図16

Description

本発明は、多機能型携帯電話や携帯型情報端末等の携帯端末装置およびその表示方法ならびにそのプログラムに関する。
近年、携帯電話に代表される携帯端末が急速に普及してきている。また、これらの携帯端末は、LSI等の集積化技術の進歩に伴い様々な機能を一台の携帯端末に集約して、多機能化、高機能化してきている。このように、携帯端末の多機能化、高機能化が進むにつれ、様々な情報を一台の携帯端末で扱えるようになり、ユーザが携帯端末で扱う情報も複雑化すると同時に大量になってきている。そのため、一度により多くの情報を見たいという要望が生まれ、その要望に応えるように、携帯端末の表示画面の大画面化、高精細化がなされ、一度に表示することができる情報量も増えてきている。
一方で、携帯端末の携帯性に関する要望があり、これらの要望に応えるため、高集積化に関する様々な技術が開発され、携帯端末の更なる小型化がなされている。
このように、情報の表示量に関する要望がある一方で携帯性に関する要望もあるため、携帯端末の表示画面の大画面化は、携帯性を損なわない範囲の中で、という制限があり、自ずとその大きさには限界がある。
そこで、携帯端末の本体および表示画面を大きくすることなく情報の表示量を増やすため、携帯端末の入力手段であるテンキーに情報を表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−77333号公報
携帯端末の多機能化、高機能化はますます進んでおり、また最近では、テレビ受信機能を備えた携帯端末も発売される等、携帯端末が扱う情報はより複雑化してきている。しかしながら、上述した技術では同時に複数の情報を表示できない等、このような複雑化した情報を表示することが難しく、より多彩な表示ができる技術が求められてきている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、複雑な情報もユーザにわかりやすく表示することができる携帯端末装置および表示方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の携帯端末装置は、マトリクス状に配置された複数のキーを有する入力部と、複数のキーの背面に各キーとそれぞれ対になって配置された複数の発光素子を有する発光部と、複数の発光素子の発光状態をそれぞれ発光制御する発光制御部と、情報を検出する情報検出部と、情報検出部において検出された情報を表示するために使用する発光素子を複数の発光素子の中から選択する制御部と、を備え、発光部は、1つのキーと対になって配置された少なくとも2つの発光素子を有し、制御部は、検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子をマトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づいて複数選択し、キャラクタの形状に模して発光素子の発光、消灯を組み合せ、入力部にキャラクを表示する構成である。
このような構成によれば、入力部のキーと対に配置された複数の発光素子を使って情報を表示することができるので、複雑な情報もユーザにわかりやすく表示することができる。
また、キーは、少なくとも2つの発光素子の間に設けられた間仕切りを有する構成であってもよい。このような構成によれば、発光素子の発光がキーの表面でにじむことを防止できるので、より見やすく情報を表示することができる。
また、入力部は、少なくとも4×3のマトリクス状に配置された少なくとも12個のキーを有し、少なくとも12個のキーは、それぞれ2×2のマトリクス状に配置された4個の発光素子を内部に有し、制御部は、マトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づき検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を複数選択して、入力部にキャラクを表示する構成であってもよい。このような構成によれば、入力部により複雑なキャラクタを表示することができる。
また、キャラクタは、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号のうちの少なくとも1つを含む構成であってもよい。このような構成によれば、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号の少なくともいずれかを入力部に表示することができる。
また、制御部は、情報検出部において検出された情報を、類似する情報が同一のグループとなるように複数のグループにグループ分けする構成であってもよい。このような構成によれば、より複雑な情報を入力部に表示することができる。
また、発光素子は、異なる少なくとも2色の発光色で発光する発光素子で構成されるか、または、異なる少なくとも2色の発光色を切り替えて発光可能な発光素子で構成してもよい。このような構成によれば、発光色の違いによって、検出された情報を入力部に表示することができる。
また、複数のグループのグループ数を発光素子の発光色数に基づいたグループ数とし、各グループをそれぞれ発光素子の発光色と関連付け、制御部は、検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を複数の発光素子から選択し、発光制御部は選択された発光素子を検出された情報が分類されたグループに関連する発光色で発光して検出された情報に含まれるキャラクタを入力部に表示する構成であってもよい。このような構成によれば、発光色の違いによってより複雑な情報を入力部に表示することができる。
また、発光制御部は、発光素子の発光輝度を少なくとも2段階に切り替えて発光制御する構成であってもよい。このような構成によれば、発光輝度の違いによって、検出された情報を入力部に表示することができる。
また、複数のグループのグループ数を発光素子の発光輝度の切り替え数に基づいたグループ数とし、各グループをそれぞれ発光素子の発光輝度と関連付け、制御部は、検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を複数の発光素子から選択し、発光制御部は選択された発光素子を検出された情報が分類されたグループに関連する発光輝度で発光して検出された情報に含まれるキャラクタを入力部に表示する構成であってもよい。このような構成によれば、発光輝度の違いによってより複雑な情報を入力部に表示することができる。
また、制御部は、検出された情報に含まれる数値に基づいた数の発光素子を複数の発光素子から選択し、検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にして入力部に表示する構成であってもよい。このような構成によれば、検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にしてわかりやすく入力部に表示することができる。
また、マトリクス状に配置された複数のキーを有する入力部と、複数のキーの背面に各キーとそれぞれ対になって配置した複数の発光素子を有する発光部と、複数の発光素子をそれぞれ発光、消灯させて発光制御する発光制御部と、情報を検出する情報検出部と、情報検出部において検出された情報を表示するために使用する発光素子を複数の発光素子の中から選択する制御部と、を備え、発光部は、キーとキーとの間に配置された発光素子を有し、制御部は、検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子をマトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づいて複数選択し、キャラクタの形状に模して発光素子の発光、消灯を組み合せ、入力部にキャラクを表示する構成であってもよい。このような構成によっても、入力部にキャラクタをユーザにわかりやすく表示することができる。
また、テレビ放送受信用のアンテナおよび受信部を備え、テレビ受信機能を有する構成であってもよい。このような構成によれば、テレビ受信時の情報に含まれる文字等のキャラクタをユーザにわかりやすく入力部に表示することができる。
次に、本発明の表示方法は、受信した信号に含まれる情報または動作に依存して変化する情報を検出するステップと、情報の表示要求をユーザから受付けるステップと、表示要求があった情報に基づき所定の発光パターンを蓄積データより読み出すステップと、発光パターンに基づき複数の発光素子をそれぞれ発光または消灯するステップとを備えたことを特徴としている。このような方法によれば、入力部のキーを使って検出された情報を表示することができるので、複雑な情報もユーザにわかりやすく表示することができる。
また、検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子をマトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づいて複数選択するステップと、キャラクタの形状に模して発光素子の発光、消灯を組み合せ、入力部にキャラクを表示するステップとを備えた方法であってもよい。このような方法によれば、入力部にキャラクタの形状に模した表示をすることができる。
また、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号のうちの少なくとも1つをキャラクタとして表示するステップを備えた方法であってもよい。このような方法によれば、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号のうちの少なくとも1つを入力部に表示することができる。
また、情報検出部において検出された情報を、類似する情報が同一のグループとなるように複数のグループにグループ分けするステップを備えた方法であってもよい。このような方法によれば、より複雑な情報を入力部に表示することができる。
また、前記発光素子を異なる少なくとも2色の発光色または少なくとも2段階の発光輝度を切り替えて発光するステップを備えた方法であってもよい。このような方法によれば、発光色の違いまたは発光輝度の違いによって、検出された情報を入力部に表示することができる。
また、複数のグループのグループ数を発光素子の発光色数または発光輝度の切り替え数に基づいたグループ数とし、各グループをそれぞれ発光素子の発光色または発光輝度と関連付けるステップと、検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を複数の発光素子から選択するステップと、選択された発光素子を検出された情報が分類されたグループに関連する発光色または発光輝度で発光して検出された情報に含まれるキャラクタを前記入力部に表示するステップとを備えた方法であってもよい。このような方法によれば、発光色の違いまたは発光輝度の違いによって、より複雑な情報を入力部に表示することができる。
また、検出された情報に含まれる数値に基づいた数のキーを複数のキーから選択するステップと、検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にして入力部に表示するステップとを備えた方法であってもよい。このような方法によれば、検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にしてわかりやすく入力部に表示することができる。
次に、本発明のプログラムは、受信した信号に含まれる情報または動作に依存して変化する情報を検出するステップと、情報の表示要求をユーザから受付けるステップと、表示要求があった情報に基づき所定の発光パターンを蓄積データより読み出すステップと、発光パターンに基づき複数の発光素子をそれぞれ発光または消灯するステップとを実行させることを特徴としている。このようなプログラムによれば、入力部のキーを使って、検出された情報を表示することができるので、複雑な情報もユーザにわかりやすく表示するプログラムを実現することができる。
また、検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子をマトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づいて複数選択するステップと、キャラクタの形状に模して発光素子の発光、消灯を組み合せ、入力部にキャラクを表示するステップとを実行させてもよい。このようなプログラムによれば、入力部にキャラクタの形状に模した表示をすることができる。
また、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号のうちの少なくとも1つをキャラクタとして表示するステップを実行させてもよい。このようなプログラムによれば、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号のうちの少なくとも1つを入力部に表示することができる。
また、情報検出部において検出された情報を、類似する情報が同一のグループとなるように複数のグループにグループ分けするステップを実行させてもよい。このようなプログラムによれば、より複雑な情報を入力部に表示することができる。
また、発光素子を異なる少なくとも2色の発光色または少なくとも2段階の発光輝度を切り替えて発光するステップを実行させてもよい。このようなプログラムによれば、発光色の違いまたは発光輝度の違いによって、検出された情報を入力部に表示することができる。
また、複数のグループのグループ数を発光素子の発光色数または発光輝度の切り替え数に基づいたグループ数とし、各グループをそれぞれ発光素子の発光色または発光輝度と関連付けるステップと、検出された情報に含まれる数字を表示するために使用する発光素子を複数の発光素子から選択するステップと、選択された発光素子を検出された情報が分類されたグループに関連する発光色または発光輝度で発光して検出された情報に含まれるキャラクタを入力部に表示するステップとを実行させてもよい。このようなプログラムによれば、発光色の違いまたは発光輝度の違いによって、より複雑な情報を入力部に表示することができる。
また、検出された情報に含まれる数値に基づいた数のキーを複数のキーから選択するステップと、検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にして入力部に表示するステップとを実行させてもよい。このようなプログラムによれば、検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にしてわかりやすく入力部に表示することができる。
本発明の携帯端末装置および表示方法によれば、入力用のキーと対にした複数の発光素子を用いて情報を表示する際に、より多彩に情報を表示できるようにすることができ、複雑な情報をユーザにわかりやすく表示することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるデジタルテレビ放送受信機能付き携帯電話の外観を示した図である。図1において、デジタルテレビ放送受信機能付き携帯電話100(以下、携帯電話100と略記)は、LCDやEL等の公知の表示デバイスで構成された表示部104、入力部106、通話用アンテナ111を備えている。
この携帯電話100の動作の概略をブロック図を用いて説明する。図2は本発明の第1の実施の形態における携帯電話100のブロック図である。
図2において、制御部101は携帯電話100の全体の制御を行う。受信部102はデジタルテレビ放送受信アンテナ110において受信したデジタルテレビ放送信号をストリームデータに変換する。復号部103は、受信部102において変換されたストリームデータを映像信号に復号する。表示部104は、制御部101からの表示命令により、文字やグラフィックス、または復号部103において復号された映像信号等の表示を行う。通話部105は、通話用アンテナ111において送受信される通話用信号によって、他の携帯電話との通話やメールのやり取り等を行う。入力部106は複数のキーによって構成されており、任意のキーの操作により、携帯電話100への数字、文字等の入力や、携帯電話100が備える複数の機能の切り替え等を行う。発光部107は、入力部106の背面に各キーと対になって設置された複数の発光素子によって構成されており、それぞれ独立して発光、消灯を行う。発光制御部108は、制御部101からの制御によって発光部107の各発光素子の発光、消灯を行う。メモリ部109は、発光部107の発光パターン等のあらかじめ設定された情報や、携帯電話100の動作時に一時的に記憶する情報、電話番号やデジタルテレビ(以下、テレビと略記する)のチャンネル情報等のユーザが蓄積した情報等を記憶する。
このように、本発明の第1の実施の形態においては、携帯電話100はテレビ受信機能や通話機能等を備えた構成であり、また、入力部106の各キーと対になって配置された複数の発光素子を備え、それぞれを独立して発光制御することができる。
次に、入力部106とその周辺部の動作について詳しく説明する。図3は本発明の第1の実施の形態における携帯電話100が備える入力部106とその周辺部を示すブロック図である。
入力部106は、「0」から「9」までの数字を表示したテンキーと「*」、「#」等の記号を表示したキーの合計15個のキーを備えており、これらのキーが、縦方向に5行、横方向に3列の、5×3のマトリクス状に配置されている。また、これらのキーは透光性の素材によって形成されており、キーの背面から投射された光をキーの前面側へと透過する。また、それぞれのキーは、押下等の操作がなされることによって電気信号を発生するように構成されている。
また、制御部101は入力受付部121、情報検出部122、主制御部123を備えており、入力受付部121は、操作されたキーが発生した電気信号により、操作されたキーの入力受付を行う。そして、操作されたキーの種類や操作回数を主制御部123に伝える。主制御部123は、操作されたキーの種類や操作回数および携帯電話100の現在の動作状態に応じて次の動作を決定し、その動作を実行するための制御を各部に対して行う。情報検出部122は、受信した信号に含まれる情報や携帯電話100の動作に依存して変化する情報を検出する。
このように、入力部106の任意のキーがユーザによって操作されることで、携帯電話100へ数字または文字等が入力され、また、任意の機能が選択または実行される。また、情報検出部122で検出された情報の表示要求や、検出された情報が複数であれば任意の情報の選択等が行われ、これら情報の選択や表示要求に基づいて、制御部101から発光制御部108へ発光制御命令が出力される。なお、本発明の第1の実施の形態では、情報の中に数字を含むもの、または数字によって表すことができる情報を表示要求の対象とし、情報に含まれる数字、または情報を表す数字を表示の対象とする。例えば、この情報として、テレビ受信機能におけるチャンネル情報や視聴時間等、あるいは通話機能における通話時間等がある。
発光制御部108は、制御部101からの発光制御命令に基づき、発光部107の各発光素子をそれぞれ独立して制御して各発光素子の発光、消灯を行う。このとき、実行中の機能および表示要求された情報の種類等に応じてメモリ部109から発光部107の発光パターンを読み出し、読み出した発光パターンに基づいて各発光素子の発光、消灯の制御を行う。
発光部107は入力部106のキーと同数の発光素子を備えており、各発光素子は各キーの背面にそれぞれ対になって設置されている。それぞれの発光素子は独立して発光、消灯の制御が可能であり、同時に複数の発光素子が発光することも可能である。そして、発光によって透光性のキーを背面から照射することで、キーを発光させる。なお、第1の実施の形態においては、発光素子はLEDやEL等の公知のものでかまわない。
本実施の形態では、このように入力部106とその周辺部を構成し、例えば、現在視聴中のテレビのチャンネル番号が「4」であれば、表面に「4」を表示したキーと対になった発光素子を発光させて、「4」のキーを発光させる。こうして、現在受信中のチャンネル番号が「4」であることを入力部106に表示する。
本実施の形態では、上述したように、情報検出部122において検出された情報に含まれる数字とテンキーとを関連付け、表示すべき数字を表示したキーを発光させることで入力部106にその数字を表示する。
次に、情報の検出から表示までの基本的な動作を説明する。図4は、第1の実施の形態における基本的な動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS401において、ユーザが操作したキーに応じて機能の選択がなされる。ここで、携帯電話100は、通話機能、メール送受信機能、インターネット接続機能等の携帯電話として一般的な機能に加えてテレビ受信機能を備えており、ステップS401ではこれらの機能の中から任意の1つを選択する。
次に、ステップS402において、制御部101は受信部102、復号部103、表示部104、メモリ部109等を制御し、選択された機能を実行すると同時に、選択された機能に基づいた文字やグラフィック等の表示情報をメモリ部109から読み出し、表示部104に表示する。
次に、ステップS403において、情報検出部122は、受信した信号に含まれる情報や携帯電話100の動作に依存して変化する情報を検出する。この情報の検出は、メモリ部109に記憶された情報を読み出すことによって行う。
次に、ステップS404において、情報の選択や情報の表示要求をユーザから受付けるための制御命令が主制御部123から出され、ユーザによって操作されたキーが入力受付部121によって入力受付され、情報の選択および情報の表示要求が受付けられる。
次に、ステップS405において、主制御部123は、表示要求があった情報に含まれた数字に対応した数字が表示されたキーを入力部106から選択し、そのキーを選択的に発光させるための発光パターンをメモリ部109より読み出す。
次に、ステップS406において、主制御部123は、メモリ部109から読み出した発光パターンに基づいて、発光制御部108に制御命令を出力する。
次に、ステップS407において、発光制御部108は、主制御部123からの制御命令に基づき発光部107を発光制御して、メモリ部109から読み出した発光パターンで各発光素子をそれぞれ発光または消灯する。
以上が、本発明の第1の実施の形態における、検出した情報をキーに表示するまでの基本的な動作を示すフローチャートである。
次に、情報の中に数字を含むものの表示に関する一例を、テレビ受信時におけるチャンネル番号の表示を例として説明する。図5は、テレビ受信時にチャンネル番号を入力部106に表示する動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS501において、テレビ受信機能の選択または任意の放送局を選局するためのキーがユーザによって操作されると、テレビ受信機能の選択要求または放送局の選局要求が受付けられる。このとき、選局要求されたチャンネル番号はメモリ部109に記憶される。
次に、ステップS502において、制御部101は、受信部102へはテレビ放送信号の受信に関する制御命令を、復号部103へは受信した信号を映像信号へ復号するための制御命令を、表示部104へは映像信号を表示するための制御命令をそれぞれ出力し、テレビ信号の受信およびテレビ映像の表示を行う。
次に、ステップS503において、主制御部123は、現在受信中のチャンネル番号をメモリ部109から読み出す。
次に、ステップS504において、主制御部123は、メモリ部109から読み出されたチャンネル番号の中から所定の位の数字を取り出す。
次に、ステップS505において、主制御部123は、ステップS504にて取り出した数字に対応する数字を表示したキーを入力部106から選択し、そのキーを発光させるための発光パターンをメモリ部109から読み出す。例えば、その数字が「7」であれば、テンキーの中の「7」を表示したキーを選択的に発光させるために、「7」を表示したキーと対になった発光素子のみを発光するような発光パターンを読み出す。
次に、ステップS506において、主制御部123は、メモリ部109より読み出した発光パターンに応じて発光制御部108に発光命令を出力する。
次に、ステップS507において、発光制御部108は、主制御部123からの制御命令に基づき発光部107を発光制御して、メモリ部109から読み出した発光パターンで各発光素子をそれぞれ発光または消灯する。こうして、発光部107は、メモリ部109から読み出された発光パターンで発光する。
次に、ステップS508において、主制御部123は、ユーザから新たな選局要求がなされたかどうか確認する。新たな選局要求がある場合は、一連の処理を終了し、開始に戻って新たな処理を始める。新たな選局要求がない場合は、ステップS509に進む。
次に、ステップS509において、表示中の数字がチャンネル番号の一の位かどうかを判断する。一の位であると判断した場合は、ステップS503に戻り最大の位からの表示を行う。このとき、全てのキーを消灯あるいは発光する等して、表示の区切りを示してもよい。一の位ではないと判断した場合は、ステップS510に進む。
次に、ステップS510において、次に表示する数字を現在表示中の位から1つ下げた位とし、一定の待ち時間後、ステップS504に戻る。このようにして、例えばチャンネル番号が「157」であれば、百の位を示す「1」のキー、十の位を示す「5」のキー、一の位を示す「7」のキーを一定の時間をおいて順に発光させ、受信中のチャンネル番号が157であることを入力部106を用いて表示する。また、チャンネル番号が1桁であれば、そのチャンネル番号を継続して表示してもよい。そして、新たな選局要求によってチャンネル番号が変わるまで、上述した処理を繰り返す。
このように、テレビ受信時のチャンネル番号表示の例では、受信中のチャンネル番号に相当する数字が表示されたキーが発光しているので、どのチャンネルを受信中であるのかが一目でわかるようになる。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、情報検出部が検出した情報に含まれる数字または情報を表す数字に対応する数字を表示したキーを入力部から選択し、そのキーを選択的に発光することで入力部にその数字を表示するので、携帯電話の本体および表示部を大きくすることなく情報の表示量を増やすことができる。
なお、第1の実施の形態では、複数桁の数値を上位桁から順に表示する例を示したが、これは一実施の形態に過ぎず、例えば、「12」を表示するために、「1」のキーと「2」のキーを同時に発光させる等、数字に含まれる全てのキーを同時に発光して表示するようにしてもよい。また、この表示では、例えば、「122」のように異なる位に同じ数字がある場合、「1」のキーは発光を継続し、「2」のキーは発光と消灯を繰り返す等、重なった数字に該当するキーのみ発光、消灯を繰り返して、数字が重なっていることを表示してもよい。
また、本実施の形態においては、入力部106のうち入力受付可能なキーのみを発光させるように構成してもよい。図6は、入力部106の表示の一例を示した図である。図6では、テレビ受信機能を選択した時点において、「1」、「2」、「3」、「5」、「8」、「9」のキーに割り当てられたチャンネルのみが受信可能であることを、それらのキーのみを発光させることで示している。ユーザはチャンネルを切り替える際、発光しているキーのいずれかを操作するだけで受信可能なチャンネルを視聴することができ、むやみにキーを操作して受信可能なチャンネルを探す必要がなくなり、手間を省くことができる。このように、テレビ受信機能を選択した時点で、受信可能なチャンネル番号に相当するキーのみを発光すれば、ユーザはどのチャンネルが受信可能なチャンネルかを一目で知ることができ、チャンネル選択時におけるユーザの負荷を軽減することができる。また、発光していないキーの入力を受付けないように構成してもよい。こうすることで、例えば、発光していないキーを誤って操作しても、キーの入力が受付けられないので、受信できないチャンネルに替わってしまうようなことがなくなり、さらにユーザの負荷を軽減することができる。この構成は、テレビ受信機能におけるチャンネルの表示に限らず、例えば、音楽の再生機能を備えている場合に選択可能な曲番号を表示する等、複数の選択対象を同時に表示するような場合に適用することができる。
(第2の実施の形態)
次に、図7から図10を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、発光部107の発光素子をそれぞれ独立して複数の発光色で発光できるように構成した点である。それ以外は第1の実施の形態に示した例と同様の構成であり、同様の動作を行う。
ここでは、第1の実施の形態と同様、テレビ受信機能付き携帯電話においてテレビ受信を行う場合の表示を例にして説明を行う。
図7(a)は本第2の実施の形態における携帯電話100を示した図であり、図7(b)は各キーに割り当てられたチャンネルの電波状態および各キーの発光色をまとめた図である。本第2の実施の形態では、各キーと対をなす発光部107を、それぞれ、緑、黄、赤の3色を切り替えて発光可能な発光素子で構成している。したがって、発光部107は発光状態として、3色の発光色での発光に消灯を加えた4つの状態を有することになる。そこで、電波状態によるグループ分けを行うために、電波状態が良好の3から不良の0までの4つのグループをつくり、各チャンネルの電波状態に応じてそれぞれ4つのグループのいずれかに割り振る。
図7(b)では、「1」、「2」、「8」のキーに割り当てられたチャンネルを電波状態3のグループに、「5」、「9」のキーに割り当てられたチャンネルを電波状態2のグループに、「3」のキーに割り当てられたチャンネルを電波状態1のグループに、「6」のキーに割り当てられたチャンネルを電波状態0のグループにそれぞれ割り振っている。なお、「――」は、元々のチャンネル設定がないことを示す。
そして、チャンネル番号をキーに表示する場合に、グループによって発光色を変えてキーを発光するように構成する。すなわち、電波状態3のグループである「1」、「2」、「8」のキーを緑色で、電波状態2のグループである「5」、「9」のキーを黄色で、電波状態1のグループである「3」のキーを赤色でそれぞれ発光させる。また、電波状態0およびチャンネル設定がないキーは消灯する。このように、チャンネル番号をキーに表示する場合では、発光部107の発光色に基づいてグループ数を決め、電波状態に基づいて各チャンネルをそれぞれグループ分けし、グループによって発光色を変える構成とすることで、ユーザはどのチャンネルが良好な電波状態で受信可能なチャンネルかを一目で知ることができるようになる。
図8は、図7に示した携帯電話100のブロック図であり、図2に示したブロック図に、さらにスキャン部112を加えた構成となっている。図8において、スキャン部112は、主制御部123からの命令により、受信部102および復号部103を制御して受信チャンネルを順次切り替え、各チャンネルの電波状態を検出すると同時に入力部106の各キーにチャンネルを割り振り、それらの情報をメモリ部109に記憶する(以下、この一連の処理をスキャンと呼ぶ)。
このスキャン動作について説明する。図9は、スキャン動作を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、ステップS901において、ユーザからのスキャン要求により、主制御部123からスキャン部112にスキャン動作の命令が出力される。
次に、ステップS902において、スキャン部112は受信部102および復号部103を制御し、最初のチャンネルの選局動作を行う。
次に、ステップS903において、主制御部123は、受信部102より受信チャンネルの電波状態に関する情報を取得し、この電波状態によって受信チャンネルを所定のグループに割り振る。この動作については後述する。
次に、ステップS904において、主制御部123は、受信チャンネルと受信チャンネルが割り振られたグループをメモリ部109に記憶する。
次に、ステップS905において、現在受信中のチャンネルが選局範囲における最後のチャンネルであるかどうかを判断する。ここで、最後のチャンネルではないと判断した場合、ステップS906に進む。
次に、ステップS906において、スキャン部112は受信部102および復号部103を制御し、次のチャンネルを選局して、ステップS903に戻る。
ステップS905にて、現在選局中のチャンネルが最後のチャンネルであると判断した場合には、処理を終了する。
以上が本第2の実施の形態におけるスキャン動作の説明である。
次に、受信チャンネルの電波状態に基づいて発光部107を発光制御する動作について説明する。図10は、本第2の実施の形態における受信チャンネルの電波状態の検出および発光部107を発光制御する動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、ステップS1001において、主制御部123からの命令によりスキャン部112が受信部102および復号部103を制御して、テレビ放送信号を受信し、受信チャンネルにおける電波状態を検出する。そして、検出した電波状態に基づき、受信チャンネルを電波状態が良好の3から不良の0までの4つのグループのいずれかに割り振る。
次に、ステップS1002において、情報検出部122は、受信チャンネルが割り振られたグループが電波状態1以上のグループかどうかの確認を行う。ここで、電波状態1以上と判断した場合は、ステップS1003に進む。
次に、ステップS1003において、主制御部123は、受信チャンネルのチャンネル番号および受信チャンネルが割り振られたグループに基づいてメモリ部109より発光パターンを読み出す。
次に、ステップS1004において、主制御部123は、読み出した発光パターンに基づいて、発光制御部108に制御命令を出力する。
次に、ステップS1005において、発光部107は、発光制御部108からの制御命令に基づき発光部107の発光素子をそれぞれ発光または消灯して、発光部107をメモリ部109から読み出した発光パターンで発光して処理を終了する。
ステップS1002において電波状態が0と判断された場合はフローを終了する。
このように、本第2の実施の形態によれば、例えば、発光部107の発光色に基づいてグループ数を決め、スキャン動作によって各チャンネルの電波状態を検出し、各チャンネルをそれぞれ電波状態に基づいてグループ分けし、複数のチャンネル番号をグループによって発光色を変えて同時にキーに表示する構成とすることで、ユーザはどのチャンネルが良好な電波状態で受信可能なチャンネルかを一目で知ることができるようになり、チャンネルを切り替える際、電波状態の良好なチャンネルのみを簡単に選択することができるようになる。特に、本実施の形態に示したテレビ受信機能付き携帯電話のような場合は、ユーザの移動によって電波状態が変化するので、このような構成とすることで、移動の度毎にユーザが全部のチャンネルを切り替えて電波状態が良好なチャンネルを探すといった手間が省け、ユーザの負担を軽くすることができる。
なお、本実施の形態では、受信チャンネルの電波状態によって発光色を変えてチャンネル番号をキーに表示する例を示したが、これ以外にも、例えば、テレビ放送で信号中に付加されているジャンル識別コードを情報検出部122で判別し、主制御部123に判別出力を与え、発光制御部108を制御する等して番組のジャンルによって発光色を分け、どのチャンネルでどのジャンルの放送を行っているかを一目でわかるように表示する、またテレビ受信に限らず、バッテリーやメモリカードの残量を数字で表し、残量が十分か否かで発光色を変える、通話時間を数字で表し時間の長さによって発光色を変える等、入力部106に表示する数字を複数のグループに割り振りできるような場合には、同様の効果を得ることができる。
また、複数桁の数字を入力部106に発光表示する場合に位によって発光色を変えるように構成してもよい。また、異なる位に同じ数字が重なっている場合には、重なった数字のキーを一定時間毎に発光色を切り替えて発光し、数字が重なっていることがわかるように表示する構成としてもよい。
また、発光色の代わりに発光輝度を変えて表示する構成としても同様の効果を得ることができる。例えば、発光輝度を強、中、弱の3段階に切り替える構成であれば、上述した3色の発光色で発光を切り替える構成と同様に構成することができる。また、発光色の代わりに発光のパターンを変えて表示する構成としても同様の効果が得られる。例えば、発光パターンを、継続発光と、発光と消灯の時間比を2:1とした発光パターンAと、発光と消灯の時間比を1:2とした発光パターンBの3通りとすれば、上述した3色の発光色で発光を切り替える構成と同様に構成することができる。
(第3の実施の形態)
次に、図11から図15を用いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、入力部106を構成するマトリクス状に配置されたキーの配置位置に基づき、キーの組み合せが数字または文字または記号等のキャラクタの形状に模した形となるように複数のキーを選択し、それらのキーを発光させることでそのキャラクタを入力部106に表示するように構成した点である。このように、本第3の実施の形態は、第1の実施の形態と表示の形態が異なるだけであり、それ以外のブロック構成やフローチャート等は、第1の実施の形態と同様である。
図11は本第3の実施の形態における携帯電話100を示した図である。図11では、入力部106に数字の5を表示した例を示している。このように、本第3の実施の形態では、情報に含まれるキャラクタを、そのキャラクタの形状に模した形となるように複数のキーを組み合わせて発光することで、そのキャラクタを入力部106に大きく表示する構成としている。
図12は、「0」から「9」までの数字、および「*」、「#」の記号を入力部106に表示した例を示した図である。図12に示すように、入力部106は、縦方向に5行、横方向に3列の、5×3のマトリクス状にキーを配置しているので、発光させるキーの組み合せによって、数字や記号等をその形状を模して大きく表示することができる。
表示する記号としては、上述した以外に、例えばMP3やMPEG等のデータ再生機能を備えている場合は、データ再生の状態を示す記号であってもよい。図13は、入力部106にデータ再生の状態を示す記号を表示した例を示した図である。例えば、図13(a)はデータの標準再生を、図13(b)はデータの早送り再生を、図13(c)はデータの巻き戻しを、図13(d)はデータの一時停止を表している。
また、上述した以外に、例えば情報検出部122において検出された情報の中に「緊急」に関する情報が含まれている場合、ユーザに「緊急」の情報を受信したことをユーザに知らせるための記号を表示するように構成してもよい。例えば、緊急のメールを受信した場合、あるいは、テレビ放送またはラジオ放送で緊急放送が開始された場合に、「緊急」のメールまたは放送信号を受信したことを、ユーザに知らせるための、「緊急」を表す記号を表示する。この場合、「緊急」という特定の条件に基づく記号であるので、通常の表示とは異なる、目立ちやすい表示であることが望ましい。図14は、「緊急」を表す記号の例を示した図である。図14(a)に示した記号は、通常、強調や注意を促したい場合によく使用されるエクスプラメーションマークを模した記号であり、また、図14(b)、図14(c)は、さらに目立つように、最初のパターンとそれを反転したパターンとを繰り返し表示した例である。このように、通常の表示とは異なる、目立ちやすい表示にして、「緊急」であることを示すように構成してもよい。あるいは、「緊急」以外であっても、バッテリーやメモリカード等の残量が少ない、通話時間が一定の時間を超えた、設定した時刻になった、等の場合に上記したような目立ちやすい記号を表示して、ユーザに注意を促すように構成してもよい。
また、本実施の形態においては、入力部106の有するキーが5×3のマトリクス状に配置されているので、ローマ字を表示することも可能である。図15は、入力部106に「A」から「F」までのローマ字を表示した例を示した図である。このように、少なくとも5×3に配置されたキーによって入力部106を構成すれば、ローマ字の表示が可能である。したがって、情報検出部122が検出した情報をローマ字によって表示することが可能となる。
また、入力部106を構成するキーの数が多ければ、ひらがなや漢字等の複雑な文字の表示も可能となる。例えば、少なくとも6×5にキーが配置してあれば、ひらがな、またはカタカナの表示が可能である。また、少なくとも9×9にキーが配置してあれば、漢字の表示も可能である。
以上説明したように、本第3の実施の形態によれば、入力部106を構成するマトリクス状に配置されたキーの配置位置に基づき、キーの組み合せが数字または文字または記号等のキャラクタの形状に模した形となるように複数のキーを選択し、それらのキーを発光させることでそのキャラクタを入力部106に表示することができ、ユーザにより見やすく表示することが可能となるばかりでなく、さらに第1の実施の形態および第2の実施の形態で示したような数字の表示に加えて、文字や記号の表示が可能となり、より多くの情報を表示することが可能となる。また、異なる発光色や発光輝度との組み合せにより、より多くの情報を表示できることは第2の実施の形態で述べたとおりである。
なお、入力部106に表示する記号は上述した記号に限定するものではなく、本第3の実施の形態に示した効果が得られる範囲で適用される。
また、複数の文字を表示する際には、一定の時間毎に表示する文字を切り替える、あるいは、スクロールして表示する等してもよい。
(第4の実施の形態)
次に、図16から図21を用いて、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図16は、本発明の第4の実施の形態における携帯電話100のブロック図である。本発明の第4の実施の形態では、第1の実施の形態の図2に示した構成から、さらに発光部107の発光素子の数を増やし、入力部106の各キーと対にする発光素子の数を複数にした構成としている。
図17は本第4の実施の形態における携帯電話100が備える入力部106のうちの1つのキー106(3)およびそのキーと対になった複数の発光素子107(3)の構成を示す図である。また、図18は本第4の実施の形態における携帯電話100が備える入力部106とその周辺部を示すブロック図である。図18に示すように、入力部106は、「0」から「9」までの数字を表示したテンキーと「*」、「#」等の記号を表示したキーの合計15個のキーを備えており、これらのキーが、縦方向に5行、横方向に3列の、5×3のマトリクス状に配置されている。そして、図17、図18に示すように、各キーはそれぞれ4つの独立した発光素子と対になって構成されている。したがって、図18に示すように、発光部107は、10×6のマトリクス状に配置された発光素子を備えた構成となっている。第4の実施の形態が第3の実施の形態と異なる点は、このように、入力部106の各キーがそれぞれ複数の発光素子を備えた構成とした点である。したがって、このように構成することで、携帯電話100の限られたスペースの中、入力部106のキーの総数を増やすことなく発光部107の発光素子の数をキーの数以上にすることができ、第3の実施の形態と比較して、より複雑な形状のキャラクタを入力部106に表示することが可能になる。
なお、本第4の実施の形態では、1つのキーの内部に複数の発光素子を備えた構成としているので、キーの表面に発光のにじみが生じないような工夫を施すことが望ましい。図19は、キー106(3)の内部に間仕切り116を設けた構成を示す斜視図である。図19に示すように、各キーの内部にそれぞれ間仕切り116を設けてもよい。このような構成とすることで、1つの発光素子の発光がその隣の発光素子の領域まで広がることを防止でき、キーの表面での発光のにじみを抑制することができる。
図20は本第4の実施の形態における携帯電話100を示した図である。図20では、入力部106にひらがなの「お」を表示した例を示している。このように、本第4の実施の形態では、1つのキーに複数の発光素子を備えた構成とすることで、より複雑なキャラクタを入力部106に表示することが可能となる。
図21は、本第4の実施の形態における携帯電話100の入力部106に「あ」から「え」までのひらがな、および「ア」から「オ」までのカタカナを表示した例を示した図である。図21に示すように、5×3に配置した入力部106のキーにそれぞれ4つの発光素子を対にして配置することで、10×6のマトリクスで表現可能なキャラクタ、例えばひらがなやカタカナを、入力部106に表示することが可能となる。
なお、本第4の実施の形態では、キー内部に間仕切り116を設けた構成を説明したが、特にこの構成に限定するものではなく、例えば、発光素子と発光素子との間に既に間仕切り116を設けておく等、発光素子の発光がキー表面でにじまないような構成であればどのような構成であってもかまわない。また、間仕切り116は、板状のものを含め、どのような形状のものであってもかまわない。
1つのキーと4つの発光素子とを対にした構成を説明したが、1つのキーと対にする発光素子の数を何ら限定するものではなく、1つのキーと2つまたは3つの発光素子とを対にした構成でもよく、あるいは4つ以上にしてもかまわない。また、1つのキーと対にする発光素子の数を増やすことで、配列させるキーの数が少ない場合であっても、発光素子の配列数さえ十分であれば漢字等の複雑なキャラクタの表示も可能になる。
以上説明したように、本第4の実施の形態は、第3の実施の形態に加えて、入力部106の各キーにそれぞれ複数の発光素子を対にした構成とすることで、入力部106のキーの総数を増やすことなく、より複雑なキャラクタを入力部106に表示することが可能となる。また、異なる発光色や発光輝度との組み合せにより、より多くの情報を表示できることは第2の実施の形態で述べたとおりである。
なお、1つのキーの内部に複数の発光素子を備えた構成とするだけでなく、キーとキーとの間に発光素子を配置した構成とすることでも、発光素子の配列数を増やすことが可能である。図22は、本発明の第4の実施の形態における別の例として携帯電話100のキーとキーとの間に発光素子を配置した構成を示した図であり、図23は本発明の第4の実施の形態における別の例としての携帯電話100を示した図である。図22、図23に示すように、1つのキーと対になる発光素子が例え1つであったとしても、キーとキーとの間に発光素子を配置することで、キーが5×3の配列の場合では少なくとも9×5の発光素子を配列することが可能となる。図23ではひらがなの「お」を表示した例を示しているが、発光素子が9×5に配列してあればひらがなおよびカタカナの表示は可能である。なお、このような構成の場合、発光素子が等間隔に配列されるようにキーを所定の間隔で配置することが望ましい。
(第5の実施の形態)
次に、図24、図25を用いて、本発明の第5の実施の形態について説明する。
本第4の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、入力部106を構成するキーが複数であることを利用し、表示の対象とする情報または情報に含まれる数字が表す量と発光させるキーの数とを関連付け、情報または情報に含まれる数字が表す量の大きさで発光させるキーの数を決定し、情報を入力部106にバーグラフ状に表示するように構成した点である。このように、バーグラフ状に情報を表示する構成とすることで、表示されている情報が表す量がどれくらいの量なのかをユーザに直感的にわかりやすく表示することが可能となる。
図24は本第5の実施の形態における携帯電話100を示した図である。図24では、表示の対象である情報を入力部106にバーグラフ状に表示した例を示している。このように、本第5の実施の形態は、第1の実施の形態と表示の形態が異なるだけであり、それ以外のブロック構成やフローチャート等は、第1の実施の形態と同様である。
図25は、本第5の実施の形態における携帯電話100のさらに具体的な表示の例を示した図である。図25(a)は、左から順に、表示の対象である情報が表す量が小、中、大の場合を示している。図25(a)では、入力部106のキーが5×3のマトリクス状に配置されていることを利用し、下から順に1行ずつキーを発光してバーグラフ状に表示するように構成しているので、全消灯を含めて6段階でのバーグラフ表示が可能である。図25(b)は、第4の実施の形態に示したように、1つのキーが4つの発光素子と対になった場合のバーグラフ表示の例を示した図である。図25(b)では入力部106のキーと対になった発光素子が10×6のマトリクス状に配置されていることを利用し、下から順に1行ずつ発光素子を発光してバーグラフ状に表示するように構成しているので、全消灯を含めて11段階でのバーグラフ表示が可能である。また、図25(c)では、図25(a)と同様に、左から順に、表示の対象である情報が表す量が小、中、大の場合を示している。また、入力部106の15個のキーがそれぞれ4つずつの発光素子を有していることを利用し、左から順に1個ずつ発光素子を発光してバーグラフ状に表示するように構成しているので、全消灯を含めて61段階でのバーグラフ表示が可能である。
このように、本第5の実施の形態では、表示の対象とする情報が表す量によって発光させるキーの数を決定し、バーグラフ表示する構成とすることで、例えば、バッテリーの残量や、テレビ受信時の電波状態等、表示されている情報が表す量を一目で把握することができるようになる。
なお、本第5の実施の形態では、情報が表す量または情報に含まれる数字が表す量を表示の対象としているので、第1の実施の形態や第2の実施の形態で示したような数字によって表示可能な情報であれば、表示することが可能であるが、特に、バッテリーやメモリカード等の残量、音量、電波状態等、概算表示でもかまわないような情報が表示対象としては好適である。
以上説明したように、本第5の実施の形態によれば、入力部106を構成するキーが複数であることを利用し、表示の対象とする情報または情報に含まれる数字が表す量で発光させるキーの数を決定し、入力部106にバーグラフ状に表示するように構成することで、情報が表す量がどれくらいの量なのかをユーザに直感的にわかりやすく表示することが可能となる。また、異なる発光色や発光輝度との組み合せにより、より多くの情報を表示できることは第2の実施の形態で述べたとおりである。
なお、上述した実施の形態では、デジタルテレビ受信機能を備えた構成を説明したが、アナログテレビ受信機能であってもよく、またテレビ受信機能を備えていなくともかまわない。また、テレビ受信中のチャンネル番号を表示する例を示したが、これ以外にも、例えば、バッテリー残量、通話時間、インターネット接続機能を備えている場合の接続時間、ラジオ受信機能を備えている場合のラジオのチャンネル番号、メモリカードへの書込み機能を備えている場合のメモリカードの残量、MP3やMPEG等の音楽または映像のデータ再生機能を備えている場合の再生中のデータ番号(曲番号や映像のチャプター番号)や再生モード(例えば、1を標準再生、2を倍速再生、3を逆再生、4を一時停止として表示する)等、数字による表示が可能な情報であれば、本発明の第1の実施の形態による構成を用いて表示することができる。また、情報に含まれる数字に限らず、例えば情報をグループ分けし、それぞれのグループに数字を割り当て、その数字を表示することで、その情報が分類されたグループを表示することも可能である。
また、上述した実施の形態では入力部に0から9までのテンキーを含む構成を説明したが、特にテンキーに限定するものではなく、マトリクス状に配置されたものであればそれ以外のキーであってもかまわない。
本発明に係る携帯端末装置および表示方法は、入力用のキーを用いて情報を表示する際に、より多彩に情報を表示できるようにすることで、複雑な情報をユーザにわかりやすく表示することができ、多機能型の携帯電話等の携帯端末装置およびその表示方法として有用である。
本発明の第1の実施の形態におけるデジタルテレビ放送受信機能付き携帯電話の外観を示した図 同携帯電話のブロック図 同携帯電話が備える入力部とその周辺部を示すブロック図 同携帯電話の基本的な動作を示すフローチャート 同携帯電話のテレビ受信時にチャンネル番号を入力部に表示する動作を示すフローチャート 同携帯電話が備えた入力部の表示の一例を示した図 (a)は本発明の第2の実施の形態における携帯電話を示した図、(b)は各キーに割り当てられたチャンネルの電波状態および各キーの発光色をまとめた図 図7に示した携帯電話のブロック図 スキャン動作を示すフローチャート 同携帯電話における受信チャンネルの電波状態の検出および発光部を発光制御する動作を示すフローチャート 本発明の第3の実施の形態における携帯電話を示した図 同携帯電話における「0」から「9」までの数字、および「*」、「#」の記号を入力部に表示した例を示した図 同携帯電話の入力部にデータ再生の状態を示す記号を表示した例を示した図 同携帯電話の入力部に「緊急」を表す記号の例を示した図 同携帯電話の入力部に「A」から「F」までのローマ字を表示した例を示した図 本発明の第4の実施の形態における携帯電話のブロック図 同携帯電話が備える入力部のうちの1つのキーおよびそのキーと対になった複数の発光素子の構成を示す図 同携帯電話が備える入力部とその周辺部を示すブロック図 同携帯電話のキーの内部に間仕切りを設けた構成を示す斜視図 同携帯電話を示した図 同携帯電話の入力部にひらがなおよびカタカナを表示した例を示した図 本発明の第4の実施の形態における別の例として携帯電話のキーとキーとの間に発光素子を配置した構成を示した図 本発明の第4の実施の形態における別の例としての携帯電話を示した図 本発明の第5の実施の形態における携帯電話を示した図 同携帯電話のさらに具体的な表示の例を示した図
符号の説明
100 デジタルテレビ放送受信機能付き携帯電話
101 制御部
102 受信部
103 復号部
104 表示部
105 通話部
106 入力部
107 発光部
108 発光制御部
109 メモリ部
110 デジタルテレビ放送受信アンテナ
111 通話用アンテナ
116 間仕切り
121 入力受付部
122 情報検出部
123 主制御部

Claims (26)

  1. マトリクス状に配置された複数のキーを有する入力部と、
    前記複数のキーの背面に各キーとそれぞれ対になって配置された複数の発光素子を有する発光部と、
    前記複数の発光素子の発光状態をそれぞれ発光制御する発光制御部と、
    情報を検出する情報検出部と、
    前記情報検出部において検出された情報を表示するために使用する発光素子を前記複数の発光素子の中から選択する制御部と、
    を備え、
    前記発光部は、1つのキーと対になって配置された少なくとも2つの発光素子を有し、
    前記制御部は、前記検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を前記マトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づいて複数選択し、前記キャラクタの形状に模して前記発光素子の発光、消灯を組み合せ、前記入力部に前記キャラクを表示することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記キーは、少なくとも2つの発光素子の間に設けられた間仕切りを有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記入力部は、少なくとも4×3のマトリクス状に配置された少なくとも12個のキーを有し、
    前記少なくとも12個のキーは、それぞれ2×2のマトリクス状に配置された4個の発光素子を内部に有し、
    前記制御部は、マトリクス状に配置された前記キーおよび前記発光素子の配置位置に基づき前記検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を複数選択して、前記入力部に前記キャラクを表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記キャラクタは、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の携帯端末装置。
  5. 前記制御部は、前記情報検出部において検出された情報を、類似する情報が同一のグループとなるように複数のグループにグループ分けすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯端末装置。
  6. 前記発光素子は、異なる少なくとも2色の発光色で発光する発光素子で構成されるか、または、異なる少なくとも2色の発光色を切り替えて発光可能な発光素子であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯端末装置。
  7. 前記複数のグループのグループ数を前記発光素子の発光色数に基づいたグループ数とし、各グループをそれぞれ前記発光素子の発光色と関連付け、
    前記制御部は、前記検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を前記複数の発光素子から選択し、
    前記発光制御部は前記選択された発光素子を前記検出された情報が分類されたグループに関連する発光色で発光して前記検出された情報に含まれるキャラクタを前記入力部に表示することを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
  8. 前記発光制御部は、前記発光素子の発光輝度を少なくとも2段階に切り替えて発光制御することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯端末装置。
  9. 前記複数のグループのグループ数を前記発光素子の発光輝度の切り替え数に基づいたグループ数とし、各グループをそれぞれ前記発光素子の発光輝度と関連付け、
    前記制御部は、前記検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を前記複数の発光素子から選択し、
    前記発光制御部は前記選択された発光素子を前記検出された情報が分類されたグループに関連する発光輝度で発光して前記検出された情報に含まれるキャラクタを前記入力部に表示することを特徴とする請求項8記載の携帯端末装置。
  10. 前記制御部は、前記検出された情報に含まれる数値に基づいた数の発光素子を前記複数の発光素子から選択し、
    前記検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にして前記入力部に表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末装置。
  11. マトリクス状に配置された複数のキーを有する入力部と、
    前記複数のキーの背面に各キーとそれぞれ対になって配置した複数の発光素子を有する発光部と、
    前記複数の発光素子をそれぞれ発光、消灯させて発光制御する発光制御部と、
    情報を検出する情報検出部と、
    前記情報検出部において検出された情報を表示するために使用する発光素子を前記複数の発光素子の中から選択する制御部と、
    を備え、
    前記発光部は、キーとキーとの間に配置された発光素子を有し、
    前記制御部は、前記検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を前記マトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づいて複数選択し、前記キャラクタの形状に模して前記発光素子の発光、消灯を組み合せ、前記入力部に前記キャラクを表示することを特徴とする携帯端末装置。
  12. テレビ放送受信用のアンテナおよび受信部を備え、テレビ受信機能を有することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の携帯端末装置。
  13. 受信した信号に含まれる情報または動作に依存して変化する情報を検出するステップと、
    情報の表示要求をユーザから受付けるステップと、
    表示要求があった情報に基づき所定の発光パターンを蓄積データより読み出すステップと、
    前記発光パターンに基づき前記複数の発光素子をそれぞれ発光または消灯するステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末装置の表示方法。
  14. 請求項3記載の携帯端末装置において、
    前記検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を前記マトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づいて複数選択するステップと、
    前記キャラクタの形状に模して前記発光素子の発光、消灯を組み合せ、前記入力部に前記キャラクを表示するステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項13記載の表示方法。
  15. 請求項4記載の携帯端末装置において、
    ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号のうちの少なくとも1つを前記キャラクタとして表示するステップを備えたことを特徴とする請求項14記載の携帯端末装置の表示方法。
  16. 請求項5記載の携帯端末装置において、
    前記情報検出部において検出された情報を、類似する情報が同一のグループとなるように複数のグループにグループ分けするステップを備えたことを特徴とする請求項13から請求項15のいずれかに記載の携帯端末装置の表示方法。
  17. 請求項6または請求項8に記載の携帯端末装置において、
    前記発光素子を異なる少なくとも2色の発光色または少なくとも2段階の発光輝度を切り替えて発光するステップを備えたことを特徴とする請求項13から請求項16のいずれかに記載の携帯端末装置の表示方法。
  18. 請求項7または請求項9に記載の携帯端末装置において、
    前記複数のグループのグループ数を前記発光素子の発光色数または発光輝度の切り替え数に基づいたグループ数とし、各グループをそれぞれ前記発光素子の発光色または発光輝度と関連付けるステップと、
    前記検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を前記複数の発光素子から選択するステップと、
    前記選択された発光素子を前記検出された情報が分類されたグループに関連する発光色または発光輝度で発光して前記検出された情報に含まれるキャラクタを前記入力部に表示するステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項17記載の携帯端末装置の表示方法。
  19. 請求項10記載の携帯端末装置において、
    前記検出された情報に含まれる数値に基づいた数のキーを前記複数のキーから選択するステップと、
    前記検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にして前記入力部に表示するステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項13記載の携帯端末装置の表示方法。
  20. 受信した信号に含まれる情報または動作に依存して変化する情報を検出するステップと、
    情報の表示要求をユーザから受付けるステップと、
    表示要求があった情報に基づき所定の発光パターンを蓄積データより読み出すステップと、
    前記発光パターンに基づき前記複数の発光素子をそれぞれ発光または消灯するステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末装置用プログラム。
  21. 請求項3記載の携帯端末装置のプログラムであって、
    前記検出された情報に含まれるキャラクタを表示するために使用する発光素子を前記マトリクス状に配置されたキーおよび発光素子の配置位置に基づいて複数選択するステップと、
    前記キャラクタの形状に模して前記発光素子の発光、消灯を組み合せ、前記入力部に前記キャラクを表示するステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項20記載の携帯端末装置用プログラム。
  22. 請求項4記載の携帯端末装置のプログラムであって、
    ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字、記号のうちの少なくとも1つを前記キャラクタとして表示するステップを実行させることを特徴とする請求項21記載の携帯端末装置用プログラム。
  23. 請求項5記載の携帯端末装置のプログラムであって、
    前記情報検出部において検出された情報を、類似する情報が同一のグループとなるように複数のグループにグループ分けするステップを実行させることを特徴とする請求項20から請求項22のいずれかに記載の携帯端末装置用プログラム。
  24. 請求項6または請求項8に記載の携帯端末装置のプログラムであって、
    前記発光素子を異なる少なくとも2色の発光色または少なくとも2段階の発光輝度を切り替えて発光するステップを実行させることを特徴とする請求項20から請求項23のいずれかに記載の携帯端末装置用プログラム。
  25. 請求項7または請求項9に記載の携帯端末装置のプログラムであって、
    前記複数のグループのグループ数を前記発光素子の発光色数または発光輝度の切り替え数に基づいたグループ数とし、各グループをそれぞれ前記発光素子の発光色または発光輝度と関連付けるステップと、
    前記検出された情報に含まれる数字を表示するために使用する発光素子を前記複数の発光素子から選択するステップと、
    前記選択された発光素子を前記検出された情報が分類されたグループに関連する発光色または発光輝度で発光して前記検出された情報に含まれるキャラクタを前記入力部に表示するステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項24記載の携帯端末装置用プログラム。
  26. 請求項10記載の携帯端末装置のプログラムであって、
    前記検出された情報に含まれる数値に基づいた数のキーを前記複数のキーから選択するステップと、
    前記検出された情報に含まれる数値をバーグラフ状にして前記入力部に表示するステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項20記載の携帯端末装置用プログラム。
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