JP2005134625A - 電子写真感光体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 樹脂フランジが、感光ドラムを回転可能に支持するためにシャフトが挿入される中心軸孔と、前記ドラムと前記シャフト間の電気的導通のためにフランジの内側端面に取り付けられるアース板を備え、該アース板が平板部と、この平板部の外周に設けられる外周接触部と、前記中心軸孔の周辺にあって前記シャフトの挟持部とを有してなる電子写真感光体において、前記アース板が変形を防止するために前記平板部の補強のため配列される凸部を備える電子写真感光体とする。
【選択図】 図1
Description
図1、2はそれぞれ本発明にかかるアース板8、9である。それらの材料としては0.3mm厚のステンレス鋼(SUS304)板を用い、挟持部2、42の折り曲げ前の平板状に型材を用いて打ち抜き、外周接触部3、43、樹脂フランジ端面への固定部4、44、中心軸孔5、45等をそれぞれ形成した後、平板部1、41内に符号6、46で示すような形状および配列の凸部をそれぞれ型材の押圧により形成して、2枚の接触板からなる挟持部を前記各図のように折り曲げたものである。前記凸部の配列は挟持部2、42と外周接触部3、43にフランジの圧入時またはシャフトの挿入時に加わる外力による影響により平板部1、41が変形しないような配列にすることが好ましい。図1、2に示す凸部の配列はその一例であり、例えば、平板部において、外周接触部3、43と中心軸孔の中心を結ぶ線上に凸部を配列することにより前記平板部の変形を防ぎ、フランジの圧入時での挟持部の接触点間隔が拡がることまたはシャフト挿入時での外周接触部の接触力低下をそれぞれ防止することができる。以上の説明では凸部としたが、くぼみまたはへこみ部であってもよい。すなわち、樹脂フランジ側のアース板の固定面である端面には前記くぼみまたはへこみ部に対応する凹部が通常設けられておりアース板の固定には問題ないので、前述の機能を有するかぎり、凸部またはへこみ部はいずれであってもよい。アース板はステンレス鋼板の場合、単に機械的な強度を増すために例えば板の厚さを増し過ぎると、感光ドラム基体はアルミニウム合金材で肉厚は通常0.75〜1.5mm程度と薄いので、ドラムの端部に圧入嵌合させる際に、ドラムの外形に影響がおよぶような変形を生じさせ、画像不良の原因となる問題があり、あまり厚くできない。アース板の材料としては、ステンレス鋼が好ましいがこれに限定されない。
樹脂フランジの材料としては、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂を用いることができる。フランジの形状としては、電子写真装置側から回転駆動力を感光ドラムに伝達するためのギヤ部をフランジの一部として一体成形により設ける形状であってよい。この樹脂フランジと前記アース板との固定方法は、樹脂フランジの嵌合部側端面に予め設けられた樹脂突起にアース板の固定用孔4、44を挿入し、樹脂突起を加熱押圧して固着させる方法とすることができる。また、樹脂突起に、アース板の固定用孔の形状の工夫することにより、圧入による機械的(物理的)な固定としてもよい。またさらに、別の固定方法であってよい。
円筒状導電性基体100は、感光体の電極としての役目と同時に感光層の支持体となっている。材質的にはアルミニウムおよびその合金(JIS3000系またはJIS6000系合金)が最も一般的である。基体の厚みは価格的観点から、1.5mm以下、好ましくは1mm以下にされる。さらに基体の外周面における軸方向の真直度は、15μm以下に切削加工される。必要に応じて圧入嵌合したフランジの軸とドラムの軸との同軸度や真円度を高めるために、インロー部が形成されることもある。この円筒状導電性基体100の外周面上には感光層が形成される。
前記感光層は、基体側から電荷発生層、電荷輸送層を備える積層感光層または主成分として電荷発生物質、正孔輸送性物質、電子輸送性物質および結着樹脂を単層に含有させた単層感光層のいずれでもよい。
感光体の各層を塗布によって形成する場合は、上記構成材料を適当な溶剤とともに、サンドグラインドミル、ペイントシェーカー、ボールミル、超音波分散等の公知の方法により、溶解、分散させ、塗布液を作製し、浸漬塗布、スプレー塗布、ブレード塗布、ロール塗布、スパイラル塗布、スライドホッパ塗布等の公知の塗布方法により形成したのち、乾燥すればよい。感光層の膜厚のバラツキは、通常数μm以下である。
感光ドラムとして、JIS6000系のアルミニウム合金からなる直径30mm、肉厚1mm、長さ254mmの円筒状基体の外周面に前記公知の有機材料から適宜選ばれた材料を主成分とする感光層を浸漬塗布法により形成した。
実施例1の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.2mmに変更した以外は実施例1と同じ製作仕様とした。
実施例1の電子写真感光体について、アース板の最大外径D1を28.3mmに変更した以外は実施例1と同じ製作仕様とした。
実施例1に電子写真感光体における、アース板の板厚を0.2mmに変え、アース板の最大外径D1を28.1mmに変えた以外は実施例1と同じ製作仕様とした。
実施例4の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.2mmに変更した以外は実施例4と同じ製作仕様とした。
実施例4の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.3mmに変更した以外は実施例4と同じ製作仕様とした。
実施例1に電子写真感光体における、アース板の板厚を0.4mmに変え、アース板の最大外径D1を28.1mmに変えた以外は実施例1と同じ製作仕様とした。
実施例7の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.2mmに変更した以外は実施例7と同じ製作仕様とした。
実施例7の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.3mmに変更した以外は実施例7と同じ製作仕様とした。
実施例1の凸部の高さを1mmに変更した以外は実施例1と同じ製作仕様とした。
実施例10の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.2mmに変更した以外は実施例10と同じ製作仕様とした。
実施例10の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.3mmに変更した以外は実施例10と同じ製作仕様とした。
実施例10の電子写真感光体における、アース板の板厚を0.2mmに変え、アース板の最大外径D1を28.1mmに変えた以外は実施例10と同じ製作仕様とした。
実施例13の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.2mmに変更した以外は実施例13と同じ製作仕様とした。
実施例13の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.3mmに変更した以外は実施例13と同じ製作仕様とした。
実施例10の電子写真感光体における、アース板の板厚を0.4mmに変え、アース板の最大外径D1を28.1mmに変えた以外は実施例10と同じ製作仕様とした。
実施例16の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.2mmに変更した以外は実施例16と同じ製作仕様とした。
実施例16の電子写真感光体における、アース板の最大外径D1を28.3mmに変更した以外は実施例16と同じ製作仕様とした。
実施例1〜9の凸部の高さを0.5mmに変えた以外はそれぞれ実施例1〜9と同じ仕様で作製した。
実施例1〜3の電子写真感光体において、アース板の平板部に凸部を設けない以外はそれぞれ実施例1〜3と同じ仕様で作製した。
2、42 挟持部
3、43 外周接触部
4、44 固定部
5、45 中心軸孔
6、46 凸部
7 樹脂フランジ
8、9 アース板
22 中心軸孔
31 シャフト
100 感光ドラム
300 電子写真感光体
Claims (6)
- 感光ドラムと該ドラムの端部に嵌合される樹脂フランジとを備える電子写真感光体であって、前記樹脂フランジが、前記ドラムを回転可能に支持するためにシャフトが挿入される中心軸孔と、前記ドラムと前記シャフト間の電気的導通のために前記フランジの内側端面に取り付けられるアース板を備え、該アース板が中心軸孔を有する平板部と、この平板部の外周に設けられる前記ドラム内面との外周接触部と、前記中心軸孔の周辺にあって挿入される前記シャフトを挟持する挟持部とを有し、該挟持部はシャフトを前記感光体の回転と共に回転させる機能を有する電子写真感光体において、前記アース板が変形を防止するために前記平板部の補強のため配列される凸部を備えていることを特徴とする電子写真感光体。
- アース板の挟持部が、平板部に形成された中心軸孔の周辺に打ち抜きにより形成された少なくとも2枚の舌状部の折り曲げにより形成されることを特徴とする請求項1記載の電子写真感光体。
- アース板がステンレス鋼を主成分とすることを特徴とする請求項1または2記載の電子写真感光体。
- アース板の厚さが0.2mm乃至0.4mmであることを特徴とする請求項3記載の電子写真感光体。
- アース板の最大直径D1と感光ドラム端部の嵌合部内径D2が、0.1mm≦D1−D2≦0.3mmの関係にあることを特徴とする請求項4記載の電子写真感光体。
- 変形を防止するためにアース板の平板部に設けられる凸部の補強配列が、外周接触部とアース板の中心軸孔の中心を結ぶ線上への凸部の配列を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子写真感光体。
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JP2003370310A JP2005134625A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 電子写真感光体 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011197541A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Kyocera Mita Corp | ドラムユニットおよびそれを備えた画像形成装置 |
JP2016070997A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体ユニット、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
JP2019040157A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 像保持体、画像形成ユニット、画像形成装置 |
JP2019049651A (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 像保持体、画像形成ユニット、画像形成装置 |
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