JP2005133462A - 間仕切りパネルの取付け構造及び取付け金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 壁面に面して起立するスタッドに取付けた金具を介してパネルを引っ掛ける間仕切りパネルの取付け構造であって、パネルを簡単に引っ掛けることが出来ると共にパネル間の目地幅が一定し、又パネルの横ズレを生じないパネルの取り付け構造の提供。
【解決手段】 取付け金具14はコ型を成して、側板1a,1bの先端側上端には係止ツメ3,3を上方へ延ばし、側板1a,1bの下端部には溝4,4を形成すると共に溝側へ突出した凸部6,6を形成し、一方、コ型断面を成したスタッド13の表面板7に形成したスリット溝9a,9bには側板1a,1bを嵌めると共に上記表面板7を側板1a,1bの溝4,4に嵌入する。又表面板7のスリット溝9a,9bの下側に形成した穴11a,11bには上記凸部6,6を嵌合し、パネルの表面材17、17を屈曲して形成した止着片18,18に設けたスリット溝19,19に側板1a,1bを嵌め、係止ツメ3,3に係止してパネル15,15を取付ける。
【選択図】 図4
【解決手段】 取付け金具14はコ型を成して、側板1a,1bの先端側上端には係止ツメ3,3を上方へ延ばし、側板1a,1bの下端部には溝4,4を形成すると共に溝側へ突出した凸部6,6を形成し、一方、コ型断面を成したスタッド13の表面板7に形成したスリット溝9a,9bには側板1a,1bを嵌めると共に上記表面板7を側板1a,1bの溝4,4に嵌入する。又表面板7のスリット溝9a,9bの下側に形成した穴11a,11bには上記凸部6,6を嵌合し、パネルの表面材17、17を屈曲して形成した止着片18,18に設けたスリット溝19,19に側板1a,1bを嵌め、係止ツメ3,3に係止してパネル15,15を取付ける。
【選択図】 図4
Description
本発明は間仕切り装置において、起立するスタッドにパネルを取付ける構造及びパネル取付け金具に関するものである。
間仕切り装置は大きな建物の空間を適当な大きさに仕切る場合に多用されている。間仕切り装置にもその形態は色々あるが、基本的な構造は一定間隔で起立するスタッドにパネルが取付けられて構成される。そして、該パネルの取付け手段としてはネジ止め及び金具を介して引っ掛ける方式が主な方法である。
ネジ止め方式は、表面材を屈曲してパネル側端に止着片を形成し、この止着片をスタッドにネジ止めすることで構成される。そして、隣り合うパネル間に形成される目地空間には目地材が嵌着されて止着片及びネジをカバーすることが出来る。又、引っ掛け方式の金具はスタッドに設けたスリット溝に係止され、該引っ掛け方式の金具にはツメが形成されていて、該ツメはパネル側端の止着片に形成したスリット溝に嵌って引っ掛けられる。
特許第3353726号に係る「掛止具」は、上記引っ掛け方式にてパネルを取付ける間仕切り装置である。すなわち、支柱等に設けたスリットに係合させた位置でパネルに設けたフック孔を引っ掛けて該パネルを支柱に着脱自在に取付ける掛止具であり、スリットに係合する第1の係合部と、この係合位置で前記フック孔に係合する第2の係合部と、これら第1の係合部と第2の係合部とをそれぞれ中間高さ位置で連格する連格部とからなり、パネルを抜脱する際に前記スリットに係合した位置で自身の上動をスリットの上縁に係合して禁止する禁止部を配設している。
従って、掛止具は支柱に設けたスリットに係止して取付けられ、支柱から突出した上係合爪にパネルが係止して取付けられる。ところで、スリットに嵌った掛止具は外れないように成っているが、その向きが左右にズレてパネルを引っ掛ける作業が容易でない。すなわち、スリットに係止しただけの掛止具は支柱面に対して垂直に位置することは出来ない。
支柱には左右のパネル側端が掛止具を介して引っ掛けられるが、パネルが引っ掛けられた状態であっても該掛止具の向きが変化してパネルは横ズレし、隣り合うパネル間の目地幅にバラツキが発生し、それが為に間仕切り装置の外観が損なわれる。
特許第3353726号に係る「掛止具」
このように、間仕切り装置のパネルを引っ掛ける為の掛止具(取付け金具)には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、パネルを引っ掛け易く、又引っ掛けたパネル間の目地幅にバラツキを生じない間仕切りパネルの取付け構造及び取付け金具を提供する。
本発明に係るパネルの取付け金具はコ型を形成し、両側板と背板を有し、側板の先端側上端には係止ツメを上方へ延ばしている。スタットは背面側が開口したコ型断面の長尺材であり、このスタッド表面には細長いスリット溝が対を成して同一高さに設けられ、該スリット溝には側板が嵌って取付けられる。取付け金具はスタッドの正面から取付けることは出来ず、開口されている背面側からスリット溝に側板を挿入して取付けられる。
コ型をした取付け金具の両側板には係止ツメが先端側上端に設けられ、そして側板の下端部にはスタッドの表面板が嵌る溝が形成されている。すなわち、側板の溝に表面板が嵌入することで取付け金具がスタッドに安定して取付けられ、側板の先端側及び係止ツメは表面から突出する。そして、側板の下端部に形成した上記溝には凸部を該溝側へ突出して形成し、該凸部はスタッド面に設けた穴に嵌合することが出来、パネルを取外す際に、取付け金具が同時に持ち上がらないようにしている。
本発明に係る取付け金具はコ型をなしている為に、スタッドに取付けられた取付け金具は安定し、スタッド面から突出する側板及び係止ツメは垂直をなしてその向きが変化することはない。又、両側板及び係止ツメの間隔が変わることもない。従って、パネルを係止ツメに引っ掛ける場合、向きが変わらないために引っ掛け易く、取付けられたパネルは横移動することなく安定する。
そして、両係止ツメの間隔及び向きが変化しないために、隣り合うパネル間の目地幅は一定し、間仕切り装置の外観が損なわれることもない。一方、取付け金具はスタッド表面板に形成したスリット溝に嵌入して取付けられるが、取付け金具側板の下端部には溝が形成されてスタッド表面板が嵌入し、又溝側へ突出した凸部がスタッド表面板に設けた穴に嵌ることで、パネルを取外す際に取付け金具が同時に持ち上がらないようになる。
本発明の間仕切り装置は壁面に面してコ型断面のスタッドを据え付けて、該スタッドに係止した取付け金具を介してパネルを引っ掛ける場合だけでなく、コ型断面のスタッドに取付け金具を係止したものを対にして組み合わせるならば、スタッド両面にパネルを引っ掛ける間仕切り装置として構成することも出来る。
図1は本発明に係る取付け金具を示す実施例である。両側板1a,1bと背板2から成る概略コ型形状をしていて、金属板が所定形状に打ち抜かれた後で曲げ成形して製作される。両側板1a,1bは背板2に対して垂直をなして延び、背板1a,1bの先端側には上方へ突出した係止ツメ3が形成され、また側板1の下端部には溝4が設けられている。
係止ツメ3は側板1の上方へ突出しているが、上記溝4との位置関係は係止ツメ3の係止面5と溝4との間には寸法aが介在している。そして、溝4を挟んで側板1には小さな凸部6を有している。ところで、該取付け金具はスタッドに取り付けられ、スタッドの正面から突出する側板1の先端部がパネルの止着片に形成したスリット溝に嵌入して係止ツメ3が係止する。
図2はスタッドを示している具体例であり、スタッドは概略コ型断面の金属製の長尺材であり、表面板7と両側板8a,8bを有している。そしてスタッドの表面板7には、上端部と下端部にはスリット溝9a,9b及び10a,10bが設けられ、これらスリット溝9a,9b、10a,10bと対を成して下側には小さな穴11a,11b及び12a,12bが貫通している。このスタッドのスリット溝9a,9b及び10a,10bに側板1a,1bが嵌って取付け金具が係止される。
図3はスタッド13に取付け金具14を介してパネル15,15が取付けられている横断面を示している。スタッド13は壁面16に面して垂直に起立し、このスタッド13の表面板7には取付け金具14が取付けられ、側板1a,1bの先端側約1/2が表面板7から突出している。そして、この突出した側板1a,1bがパネル15,15の止着片18,18に形成しているスリット溝に嵌っている。
図4はスタッド13に取付けられた取付け金具14にパネル15を引っ掛けて取付けられている縦断面を示している。取付け金具14の側板1a,1bはスタッド13の表面板7に設けているスリット溝9a,9bに嵌入し、側板1a,1bに設けている溝4、4には表面板7が嵌合する。そして、凸部6、6は穴11a、11bに嵌ることになる。
そして、スタッド13に取付けられた取付け金具14の側板1a,1bにパネル15が引っ掛けられる。パネル15の表面材17はパネル側端にて屈曲し、裏面側に止着片18を形成し、該止着片18にはスリット溝19を設けている。スタッド13の表面から突出した側板1は止着片18のスリット溝19に嵌り、係止ツメ3に係止する。すなわち、スリット溝19に側板1を嵌めてパネル15を放すならば、図4に示すように、止着片18は係止ツメ3に係止して外れないようになる。
ところで、本発明に係る間仕切り装置は図3に示しているように、壁面16に面して据え付けられる。スタッド13がコ型断面である為に、背面側から表面板7に設けているスリット溝9a,9b,10a,10bに取付け金具14の側板1a,1bが嵌って取付けられる。そこで、スタッド両面にパネル15,15を取付ける場合には、取付け金具を取付けた状態のコ型断面のスタッドを対にして組み合わせることが出来る。勿論、組合せ構造は限定しない。
1 側板
2 背板
3 係止ツメ
4 溝
5 係止面
6 凸部
7 表面板
8 側板
9 スリット溝
10 スリット溝
11 穴
12 穴
13 スタッド
14 取付け金具
15 パネル
16 壁面
17 表面材
18 止着片
19 スリット溝
2 背板
3 係止ツメ
4 溝
5 係止面
6 凸部
7 表面板
8 側板
9 スリット溝
10 スリット溝
11 穴
12 穴
13 スタッド
14 取付け金具
15 パネル
16 壁面
17 表面材
18 止着片
19 スリット溝
Claims (3)
- 壁面に面して起立するスタッドに取付けた金具を介してパネルを引っ掛ける間仕切りパネルの取付け構造において、上記取付け金具はコ型を成して背板の両側には側板を垂直に延ばした形状とし、そして側板の先端側上端には係止ツメを上方へ延ばし、側板の下端部には溝を形成すると共に溝側へ突出した凸部を形成し、一方、コ型断面を成したスタッドの表面板に形成したスリット溝には側板を嵌めると共に上記表面板を側板の溝に嵌入し、又表面板のスリット溝の下側に形成した穴には上記凸部を嵌合し、パネルの表面材を屈曲して形成した止着片に設けたスリット溝に側板を嵌め、係止ツメに係止してパネルを取付けたことを特徴とする間仕切りパネルの取付け構造。
- 2ピースから成る組合せ構造のスタッド両側に取付けた金具を介してパネルを引っ掛ける間仕切りパネルの取付け構造において、上記取付け金具はコ型を成して背板の両側には側板を垂直に延ばした形状とし、そして側板の先端側上端には係止ツメを上方へ延ばし、側板の下端部には溝を形成すると共に溝側へ突出した凸部を形成し、一方、コ型断面を成したスタッドの表面板に形成したスリット溝には側板を嵌めると共に上記表面板を側板の溝に嵌入し、又表面板のスリット溝の下側に形成した穴には上記凸部を嵌合し、上記取付け金具を取付けたコ型断面のスタッドを対にして組合せ、パネルの表面材を屈曲して形成した止着片に設けたスリット溝に側板を嵌め、係止ツメに係止してパネルを取付けたことを特徴とする間仕切りパネルの取付け構造。
- スタッドの同じ高さに対を成して設けたスリット溝に嵌めて取付けられる取付け金具において、該取付け金具は背板と両側板を有すコ型を成し、側板の先端側上端には係止ツメを上方へ延ばし、又側板の下端部にはスタットの表面板が嵌入する幅を有す溝を形成すると共に、該溝側へ突出する凸部を形成したことを特徴とする間仕切りパネルの取付け金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003371954A JP2005133462A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 間仕切りパネルの取付け構造及び取付け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003371954A JP2005133462A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 間仕切りパネルの取付け構造及び取付け金具 |
Publications (1)
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JP2005133462A true JP2005133462A (ja) | 2005-05-26 |
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JP2003371954A Pending JP2005133462A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 間仕切りパネルの取付け構造及び取付け金具 |
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JP (1) | JP2005133462A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014051860A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Itoki Corp | 耐震性間仕切パネル |
-
2003
- 2003-10-31 JP JP2003371954A patent/JP2005133462A/ja active Pending
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