JP2005132161A - 車両用フロア - Google Patents

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Mitsumasa Takeda
光正 武田
Fumihiro Fukatsu
史浩 深津
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2002/247Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles to support passengers in a half-standing position

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Abstract

【課題】部品点数を増やすことなく運転席に対する乗降性を向上させるほか、頻繁に乗降を繰り返す車両であっても、乗降による疲労を軽減することができ、乗降に対する支障が殆どない車両用フロアの提供にある。
【解決手段】運転席14を有する車両に備えられる車両用フロア21であって、車両における運転席14の床面を構成する平坦部22と、平坦部22の端部から車両端へ向って下方へ傾斜する勾配部23とから形成される。これにより、勾配部23の地上高が平坦部22の地上高よりも低くなる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、車両用フロアに関し、特に運転席を有する車両に備えられる車両用フロアに関する。
従来、リーチ式フォークリフトや小型牽引車等の車両では、運転手が着座しない状態で車両を操縦する立席型運転席を有するものが存在するが、こうした立席型運転席は、頻繁に乗降を繰り返す場合に好都合となっている。
立席型運転席を備えた車両では、例えば、図6に示される車両用フロア51(以下単に「フロア」と呼ぶ)により立席型運転席の床面が形成されていた。
この床面を形成するフロア51は、方形状であり大部分が平坦面により構成されるものであった(例えば、特許文献1、特許文献2を参照。)。
実公平6−50293号公報(第2−3頁、図1−図3) 実公平8−8947号公報(第2頁、図1−図4)
しかしながら、上記した従来の技術では、運転席の床面はフロアの平坦面により形成されることから、フロアの地上高が高くなると乗降性が低下するという問題がある。
乗降性を向上を図るために、フロアを階段状としたり、あるいはフロアにステップを付加して段差を設けることも考えられるが、こうした対策は段差を設けるための一定のスペースを必要としたり、あるいは、部品点数が多くなる等の問題があるほか、頻繁に乗降を繰り返す車両では、段差自体が乗降の支障となる場合もある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、部品点数を増やすことなく運転席に対する乗降性を向上させるほか、頻繁に乗降を繰り返す車両であっても、乗降による疲労を軽減することができ、乗降に対する支障が殆どない車両用フロアの提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、運転席を有する車両に備えられる車両用フロアであって、車両における運転席の床面を構成する平坦部と、平坦部の端部から車両端へ向って下方へ傾斜する勾配部とから形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、車両用フロアが、車両における運転席の床面を構成する平坦部と、平坦部の端部から車両端へ向って下方へ傾斜する勾配部とから形成されていることから、勾配部の地上高が平坦部の地上高よりも低くなり、運転席に対する乗降性が向上し、運転席への乗降が頻繁に繰り返されても、乗降による疲労が軽減されるほか、乗降に対する支障が生じることは殆どない。
また、平坦部と勾配部を一体化すれば、部品点数が増加することがない。
以上詳述したように本発明によれば、部品点数を増やすことなく運転席に対する乗降性を向上させるほか、頻繁に乗降を繰り返す車両であっても、乗降による疲労を軽減することができ、乗降に対する支障が殆どない車両用フロアを提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態の車両における車両用フロア(以下、単に「フロア」と呼ぶ)を図1〜図4に基づいて説明する。
この実施形態の車両用フロアは、図1に示される小型牽引車10に適用した例であり、まず、この小型牽引車10の概要について説明する。
この小型牽引車10は前輪1輪、後輪2輪を備える所謂3輪式のバッテリ式走行車両であり、図1においては前輪12と一方の後輪13のみが示されている。
小型牽引車10の車両本体11の中央部には立席型運転席14(以下、単に「運転席14」と呼ぶ。)が配置されており、運転席14の前方の前部車体15にはステアリングホイール16が備えられている。
そして、運転席14を臨む後部車体17の前面には、オペレータの腰付近を補助的に支えるシートが備えられ、後部車体17の後面の下部には牽引用の係止具(図示せず)が備えられている。
この係止具は、牽引すべき台車等の被牽引車両を連結することができるものとなっている。
一方、前部車体15と後部車体17の間に運転席14が配置されていることを述べたが、前部車体15と後部車体17は、図3に示される車体フレーム19及びサイドプレート20により接続されており、この運転席14における床面は、車体フレーム19及びサイドプレート20上に固定されるフロア21により構成されている。
次に、この実施形態のフロア21について説明する。
この実施形態のフロア21は、図2に示されるように、運転席14の床面の一部を構成する平坦部22と、平坦部22の端部から車両の側方へ向かって下方へ傾斜する勾配部23とから主に構成されている。
そして、この実施形態のフロア21は、方形状の金属板を屈曲させて平坦部22と勾配部23を一体的に形成したものとなっている。
フロア21における平坦部22は方形状であって、運転席14の床面の一部を構成することから、この実施形態ではフロア21全体のおよそ3分の2程度の面積を占めている。
そして、平坦部22の前端付近には、略十字架状に打ち抜かれたペダル挿通部24が形成されており、ペダル挿通部24にブレーキペダル25を挿通させることにより、車体フレーム19に取り付けられるブレーキペダル25をフロア21上に配置させることが可能となっている。
一方、フロア21における勾配部23は、運転席14への乗降性を向上させるためのものである。
この実施形態の勾配部23は方形状であり、平坦部22の両側に夫々備えられており、この勾配部23は平坦部22の端部から車両端である側方へ向かって下方へ傾斜するスロープ状のものとなっている。
従って、このように構成されたフロア21が車体フレーム19及びサイドプレート20に固定された状態では、図3に示されるとおり、車両を正面から見たときに両側の勾配部23が中央の平坦部22に向かって上方へ傾斜しており、フロア21の中央付近が隆起した状態とも言える。
そして、フロア21の下方の空間おいては、ブレーキペダル25(図3においては図示省略)の固定に必要なブラケットや電気配線等の収容物(図示せず)が収容され、これらの収容物は車体フレーム19に取り付けられている。
この実施形態では、図3に示されるとおり、フロア21が車両本体11に取り付けられた状態において、車両本体11の側端における勾配部23の地上高h1は、平坦部22の地上高さh2の4分の3程度に押えられており、勾配部23の傾斜角度Aも乗降の際に足が勾配部23に引っ掛かる等の支障をきたさない程度の角度に設定されている。
因みに、この実施形態における勾配部23の傾斜角度Aは、車両本体11の幅寸法、車両の側端における勾配部23の地上高h1、平坦部22の地上高さh2が予め設定されるとき、平坦部22の幅方向の寸法Lにより決定される。
また、この実施形態では、図4に示されるように、フロア21の平坦部22及び勾配部23の上面にクッション部材26が貼着されているほか、クッション部材26の表面に滑り止めとしての凹凸部材27が貼着されている。
クッション部材26はゴム等の弾性材料から構成されるものであり、ここでは、シート状に形成されたクッション部材26が接着剤によりフロア21の上面に全面的に貼着されている。
また、凹凸部材27は、滑り止めのための多数の突条と溝が互いに平行に配置されるシート状のものであり、接着剤を介してクッション部材26の上面に亘って貼着されている。
従って、乗降の際にオペレータの足裏へ伝わる衝撃をクッション部材26により抑制することができるほか、フロア21上での足の滑りを凹凸部材27により防止することが可能となっている。
ここでは、フロア21全体に亘ってクッション部材26を貼着するようにしているが、クッション部材26はフロア21の一部に貼着してもよく、凹凸部材27も選択的に適宜の部位に対して貼着するようにしてもよい。
次に、この実施形態のフロア21の作用について説明する。
オペレータが運転席14に乗り込む場合、運転席14に対して始めに踏み出すオペレータの足は、通常であれば勾配部23に置かれることになる。
勾配部23は平坦部22の端部から車両端である側方へ向かって下方へ傾斜していることから、勾配部23に置かれた足は、平坦部22の地上高h2よりも低い位置にあり、始めに踏み出す時に足を高く上げる必要がない。
また、踏み出す足裏の面及び勾配部23の上面の傾斜角度が夫々接近した状態にあることから、勾配部23に対して踏み出された足は無理なく勾配部23に置かれることになる。
この実施形態に係るフロア21によれば以下の効果を奏する。
(1)勾配部23と地上高が平坦部22の地上高よりも低くなることから、運転席14に対する乗降性が向上し、例えば、オペレータが運転席14に乗り込む際、フロア21に対して踏み出す足の高さを比較的低くすることができる。その結果、運転席14への乗降が頻繁に繰り返されても、乗降による疲労が軽減されるほか、乗降に対する支障が生じることは殆どない。また、身長が小さいオペレータも車両に対する乗降が容易となる。
(2)フロア21の平坦部22と勾配部23が一体的に形成されていることから、部品点数が増加することがなく、製造コストの増加を招くことがないほか、煩雑な組立作業を必要としない。
(3)フロア21の上面にはクッション部材26が貼着され、クッション材26の上面には滑り止めとしての凹凸部材27が設けられることから、オペレータの足裏への衝撃が抑制されるほか、フロア21上で滑ることがなく乗降を図ることができる。
(4)フロア21の平坦部22の両側に勾配部が23夫々備えられていることから、勾配部23を通じて水の排出が容易となり、フロア21に水が溜りにくくなるほか、勾配部23を介したフロア21上から異物や粉塵の除去が容易となる。
(5)フロア21を固定する車体フレーム19は、前部車体15と後部車体17との間を接続する車両本体11の中央寄りに通され、さらにサイドプレート20がフロア21を支持するから、フロア21の強度が向上する。
(その他の実施形態)
次に、その他の実施形態に係るフロアについて図5に基づき説明する。
この実施形態では、説明の便宜上、先に説明した第1の実施形態で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、第1の実施形態の説明を援用する。
まず、図5(a)に示されるフロア30について説明すると、このフロア30では、やや下方へ湾曲した勾配部32が平坦部31に備えられている。
次に、図5(b)に示されるフロア33について説明すると、フロア33はやや上方へ湾曲した勾配部35が平坦部34に備えられているものである。
これにより、運転席14に対する乗降性を向上させるとともに、フロア33下方の空間部の容積を増大させることが可能となる。
さらに、図5(c)に示されるフロア36は、傾斜角度の異なる複数の勾配部38a、38bが平坦部37に備えられているものである。
最後に、図5(d)に示されるフロア40は、平坦部41と勾配部42との境界を円弧状に面取りしたものである。
これによりフロア40における平坦部41と勾配部42との境界付近における足の引っ掛かりといった乗降に対する支障を解消することができる。
なお、上記の各フロア30、33、36、40は方形状であって、先に説明した第1の実施形態に係るフロア21とほぼ同等の効果を有する。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、平坦部の両側に勾配部を備えるようにしたが、勾配部を平坦部の片側のみ設けてもよく、勾配部を平坦部のを片側にのみ設ける場合、勾配部を設けた側から乗降することが好ましい。
○ 上記の実施形態では、車両の幅方向から乗降するようなフロアとしたが、車両の種類に応じて車両の前方又は後方からの乗降性を向上させるように平坦部の前方又は後方に位置するように勾配部を設けてもよい。
○ 上記の実施形態では、フロアの平坦部及び勾配部を方形状としたが、運転席の床面としての機能を有する平坦部や乗降性を向上させる勾配部であれば、平坦部や勾配部の形状は特に制限されず、また、フロアの形状も自由である。
○ 上記の実施形態では、フロアにおける平坦部と勾配部を一体的に形成したが、平坦部と勾配部を互いに別とし、平坦部と勾配部を連結するようにしてもよく、この場合、部品点数は増加するものの、運転席に対する乗降性を向上させることは可能である。
○ 上記の実施形態では、立席式の小型牽引車に適用した例を説明したが、リーチ式フォークリフトやオーダーピッキングリフト等の産業車両に本発明を適用することができる。
小型牽引車を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る車両用フロアを示す斜視図である。 第1の実施形態に係る車両用フロアの取付状態を示す正面図である。 フロアに貼着されるクッション材と凹凸部材を示す要部斜視図である。 その他の実施形態に係る車両用フロアを示す概略正面図である。 従来の車両用フロアを示す斜視図である。
符号の説明
10 小型牽引車
11 車両本体
14 運転席
21、30、33、36、40、51 フロア
22、31、34、37、41 平坦部
23、32、35、38a、38b、42 勾配部
26 クッションシート
27 凹凸部材

Claims (1)

  1. 運転席を有する車両に備えられる車両用フロアであって、
    車両における運転席の床面を構成する平坦部と、平坦部の端部から車両端へ向って下方へ傾斜する勾配部とから形成されていることを特徴とする車両用フロア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009241666A (ja) * 2008-03-29 2009-10-22 Atex Co Ltd ハンド作業機のリヤステップ

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