JP2005130840A - 冷凍ソフトクリーム抽出方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の業務用ソフトクリームサーバーは大型で動力用電源を必要とし、ソフトクリームの材料の有無にかかわらず一定期間で煩雑な清掃作業をしなければならなかった。又、ソフトクリームの種類も限定された。又、本発明の類似装置は−15℃前後で保冷したアイスクリームをパックから強引に抽出するソフトアイスクリームと呼ばれる種類のものであった。
【解決手段】 ソフトクリームを1食分パックに抽入し冷凍した後、外気温風を熱吸収放熱板に吹き付け半解凍した後、シャーベット状態にする圧縮動作を加え、更に練り動作を行い、パックに抽入前の舌触りの良い、風味あるソフトクリームに蘇生する動作を、ソフトクリームが液状化しない短時間に行い提供することを可能としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチックフィルム等の袋体状容器に充填、冷凍されたソフトクリームを解凍抽出する装置に関する。
従来の業務用ソフトクリーム抽出機は大型の冷凍機を備えた専用フリーザーから少なくとも1回の操業運転に対し20〜30食分の、且つ1〜3種類のソフトクリームを1食分づつ抽出する方式であった。この方式では一定期間の売れ残り材料の処理、装置内部の清掃等、運転は煩雑をきわめていた。
これらの問題を解決する手段として、1食分のソフトクリームをプラスチックフィルム等の袋体容器に充填、冷凍保存し、前記袋体容器からソフトクリームを抽出する際の解凍手段として、ヒーター等により前記袋体容器を加熱していた(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。ヒーターでの加熱により、袋体容器内の冷凍ソフトクリームはヒーターに接する表面のみが液状解凍され中心部は不完全解凍状態となっていた。
その結果、袋体容器よりソフトクリームを抽出した際、液ダレと可塑状のソフトクリームが混合して抽出され、本来充填されているソフトクリームの持つ舌触り、風味を十分に引き出すことは出来なかった。
特開2000−157180号 特開2000−232852号
以上述べた従来のソフトクリーム抽出装置では解凍、練り、抽出の一連の工程機能動作が不十分である。そこで本発明においては、袋体容器に充填、冷凍されたソフトクリームを外部より加熱することなく短時間に解凍し、練り上げ、ソフトクリームの持ち味を損なうことなく抽出するソフトクリーム抽出方式を実現することを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するため冷凍ソフトクリームの解凍手段として、高熱伝導率の金属板を冷凍ソフトクリームの袋体容器の両側面に押し当て、外圧を加え冷熱を金属板に吸収する。
金属板は多数の放熱板を具備し、放熱板に対し外気温の風を小型強力ファンで吹き付ける。金属板の吸収した冷熱は放熱板を通じて外部へ放出される。冷凍ソフトクリームの保存温度は−18℃〜−20℃であり、外気温20℃〜30℃の風を送る事により冷凍ソフトクリームは短時間に−15℃〜−10℃まで解凍が浸透する。
−15℃〜−10℃まで解凍されたソフトクリームを更に−8℃〜−5℃まで解凍すると同時に、練り動作を行う。練り動作手段として、前記袋体容器を両側面より狭持していた金属板のいずれか片方の金属板を、袋体容器に対し短時間に圧縮、後退を繰り返し、更にもう片方の金属板を同様に短時間に圧縮、後退を繰り返す。この間もソフトクリームの冷熱は外部へ放出され続ける。
上記手段による練り動作により、前期袋体容器内のソフトクリームは、冷凍状態から−8℃〜−5℃に解凍され本来ソフトクリームの中に含有されている空気粒子を膨張させ、粘りのある舌触りの良いソフトクリームに蘇生される。
上述のごとく、冷凍ソフトクリームを自然解凍に限りなく近づけ、且つ短時間練り上げることによりソフトクリームの舌触りや食感を消失させない一食分のソフトクリームを提供できる。
発明の実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図1〜図12に基づいて説明する。
図1において1、2は固定板、3は可動板を示し、4は押圧板、5は圧縮板である。可動板3は常時スプリング6で押圧板4に向かって押圧力を受けている。またストッパマグネット10により可動動作の停止と解除の制御をうける。押圧板4はモーター7により駆動回転されるカム8により可動板3に向かって移動する。更に押圧板4はスプリング9により常時カム8に押し付けられている。
圧縮板5は基本動作として、支点11を中心にモーター12の正逆駆動回転により固定板1に向かって圧縮動作と原点復帰の往復動作を行う。
ファン13は固定板1の具備している放熱板に常時外気温空気を吹き付けている。ファン14も同様に圧縮板5の放熱板に常時外気温空気を吹き付けている。
袋体容器可搬部15はモーター16の正逆回転により投入口17と排出口18の間を往復運動し、図2に示す袋体容器19を上下させる。
制御部20は上記一連の動作をあらかじめ設定されたプログラムに従って制御する制御ユニットである。電源21は前記制御部20に必要な電源を供給する。
図2に示す袋体容器19はプラスチックフィルム又はポリエチレン製のフィルムで成形されており、内部にソフトクリーム22が一定量注入されている。この状態で−20℃〜−18℃で冷凍する。抽出口24の先端部は封入されており、装置に投入する前に抽出口の先端をカットするか、又はネジ込み型キャップ式等の場合、キャップを取り外して装置に投入する。本説明においては前記先端カット型袋体容器を例にとり記述する。
更に袋体容器19の抽出口近辺にはソフトクリーム22の注入されない余剰スペース23を設ける。図3に袋体容器の側面図を示す。
以下、本発明の特徴である解凍動作について説明する。
図4において袋体容器19を投入口17より投入する。袋体容器可搬部15、以下可搬部15と記す、はあらかじめ15Aの待機位置から袋体容器19を受け取る15Bの位置までモーター16の駆動により移動している。可搬部15の中心には袋体容器19の抽出口24が入る穴があけられており、投入口17から袋体容器19を差し込むと、抽出口24が可搬部15に収納されるよう工夫されている。
袋体容器19が可搬部15にセットされると、可搬部15はモーターl6を駆動し15Aの位置まで降下する。同時にモーター12を駆動し圧縮板5を平行移動せしめ袋体容器19に一定の圧力を加えた位置で停止させる。前記の状態を図5に示す。
図5において固定板1と圧縮板5に狭持された冷凍袋体容器19は−20℃〜−18℃の冷熱を固定板1と圧縮板5に吸収される。
図5において固定板1と圧縮板5は狭持している袋体容器19の冷熱を吸収すると同時に、前記固定板1と圧縮板5が具備している放熱板を通じて外部へ放出する。更に常時外気温空気をファン13、14により吹き付けられることにより放熱速度は早くなる。
前記放熱状態を数秒間続けることにより袋体容器19内の冷凍ソフトクリーム22は固定板1と圧縮板5に接触している面全体より解凍が中心部へ向けて進行する。
袋体容器19内の冷凍ソフトクリーム22は、前記解凍により袋体容器19の両側面に接している部分のみが液状化する直前まで可塑状態となる。更に中心部の解凍と練り動作を冷凍ソフトクリーム22に加えるため、圧縮板5をモーター12により後退させ図1に示す初期待機状態に戻す。
図6において、可搬部15をモーター16により上昇させ15Cの位置で停止させる。可動板3の後退を可能にするためストッパマグネット10を動作させロック解除する。
図6において、モーター7を駆動しカム8を反時計方向に回転させる。カム8は押圧板4を動作させ袋体容器19を圧縮する。しかしこの時点では袋体容器19内の冷凍ソフトクリーム22の中心部分は半固体状であり、押圧板4で強引に圧縮すると、袋体容器19の袋自体を破損させる可能性がある。
押圧板4の圧縮動作により袋体容器19内の冷凍ソフトクリーム22は、ロック解除された可動板3を押す。可動板3はスプリング6により常時押圧板4側へ押されている。袋体容器19内の冷凍ソフトクリーム22は、押圧板4の加える圧力と可動板3のスプリング圧力により冷熱を放出すると同時に圧縮破砕され軟化される。
カム8はモーター7によって回転駆動されるが、前記解凍破砕動作においては、カム検知センサ25を離脱してから一定時間、即ち一定角度回転した時点で逆転させ、カム8をカム検知センサ25が検出する位置まで戻しておく。
可搬部15を間欠的に上昇させ、袋体容器19に押圧板4により圧縮、後退動作を数回行い、最後は図7に示す状態となる。この時点で袋体容器19内の冷凍ソフトクリーム22の中心部分は半固定状態に屈曲動作を加えられることによりシャーベット状となる。
前記シャーベット状の冷凍ソフトクリーム22を更に練り上げるため、図8に示す練り動作を行う。ストッパマグネット10を動作させ、可動板3の後退を停止させるためのロックをする。図7に示す袋体容器19の位置から可搬部15を駆動し、図6に示す袋体容器19を15Cの位置まで下降させる。その際、既にカム8がカム検知センサ25の位置まで後退しているため押圧板4も定位置まで後退させ下降させる。
前記袋体容器19が15Cの位置においてモーター7を駆動し、カム8を時計方向に一回転させる。押圧板4はカム8に押され、シャーベット状化している袋体容器19内の冷凍ソフトクリーム22の粒子を更に微細化するための圧縮を加える。
袋体容器19に対する前記圧縮動作は押圧板4と可動板3との間に冷凍ソフトクリーム22が上方向あるいは下方向へ移動可能なだけの隙間ができるようカム8の長さが工夫されている。
図8に示す練り工程の第1段階から数回の圧縮、後退の練り動作を行った後、最後は図9に示す状態となる。袋体容器19にあらかじめ設けられた余剰スペース23は、圧縮、後退動作の繰り返しにより前記段階においてソフトクリーム22が流入している。
図9に示す袋体容器19内の冷凍ソフトクリーム22は−8℃〜−5℃まで解凍され抽入時と同等なソフトクリームに蘇生されている。
図9に示す袋体容器19が15Bの位置の状態より下降させるためモーター7を駆動しカム8を回転させ、カム検知センサ25の定位置へ戻す。これに従い押圧板4も定位置まで後退する。
図9に示す袋体容器19の位置を、可搬部15を駆動し15Aの抽出位置まで下降させる。その状態を図10に示す。抽出動作の第1段階としてモーター12を駆動し圧縮板5の可動支点11を平行リンクにより図12の位置まで移動させる。
更にモーター12を駆動することにより圧縮板5は支点11を中心に袋体容器19の上部より下部に向けて圧縮していく。袋体容器19の圧縮に伴い、内部のソフトクリー厶22は袋体容器19の抽出口24より外部へ抽出される。抽出完了状態を図12に示す。
ソフトクリーム22の抽出完了後、モーター16を駆動し可搬部15を下降させ、袋体容器19の抽出口24を可搬部15より解放し、袋体容器19の取り出しに支障のない位置まで退避させる。
袋体容器19を取り出すためモーター12を駆動し圧縮板5を元の位置まで後退させることにより前記袋体容器19は圧縮から解放され下部へ落下し一連の動作を終了し図1に示す待機状態となる。
本発明の実施方式形態を示す全体断面図 袋体容器全体外観図を示す 袋体容器側面図を示す 袋体容器の解凍移動図を示す 袋体容器の解凍熱吸収放出状態を示す 第1段階冷凍破砕開始状態を示す 第1段階冷凍破砕完了状態を示す 第2段階練り動作開始状態を示す 第2段階練り動作完了状態を示す ソフトクリーム抽出セット状態を示す ソフトクリーム抽出開始状態を示す ソフトクリーム抽出完了状態を示す
符号の説明
1 固定板
2 固定板
3 可動板
4 押圧板
5 圧縮板
6 スプリング
7 モーター
8 カム
9 スプリング
10 ストッパマグネット
11 支点
12 モーター
13 ファン
14 ファン
15 袋体容器可搬部
16 モーター
17 投入口
18 排出口
19 袋体容器
20 制御部
21 電源
22 ソフトクリーム
23 余剰スペース
24 抽出口
25 カム検知センサ

Claims (3)

  1. 冷凍ソフトクリーム抽出装置において、ソフトクリームが充填、冷凍された袋体容器を、放熱板を具備した高熱伝導率材の板で両側より挟持圧縮し、前記放熱板に送風機で外気温を吹き付け、前記袋体容器内の冷凍ソフトクリームを解凍することを特徴とした冷凍ソフトクリーム抽出方式。
  2. 半解凍した袋体容器内のソフトクリームを適温まで上昇させ且つ練り上げるため、袋体容器の全長にわたり部分的に屈曲動作を加え、前記袋体容器内の半解凍されたソフトクリームの冷凍状態を分断破砕し、練り動作を加えることを特徴とした特許請求項1記載の冷凍ソフトクリーム抽出方式。
  3. 半解凍されたソフトクリームに練り工程を加え、シャーベット状から更に微粒子化する圧縮動作を加えた後、本体にセット固定された抽出台に前記ソフトクリー厶の充填された袋体容器をセット固定する。しかる後に抽出口よりも遠い部位に回転支点を持つ1枚の抽出押圧板を、前記回転支点を中心に押し下げることにより、前記袋体容器の遠い部位に充填されているソフトクリームから前記袋体容器の抽出口へ向けて挟持抽出することを特徴とする、特許請求項1記載の冷凍ソフトクリーム抽出方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007236367A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Sanwa Seiki Kogyo Kk 冷凍菓子の軟化・抽出装置
EP3459355A4 (en) * 2016-05-18 2019-12-25 Lotte Co., Ltd. TEMPERATURE ADJUSTING DEVICE FOR FROZEN FOODS, AND PACKAGING CONTAINER

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