JP2005130262A - 画像閲覧装置及び閲覧方法 - Google Patents

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Tatsu Fujihira
達 藤平
Koichi Terada
光一 寺田
Yukio Fujii
藤井  由紀夫
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Abstract

【課題】
受信した動画コンテンツに伝送誤りが含まれる場合にいても、要約コンテンツを有効に生成することのできる画像閲覧装置を提供する。
【解決手段】
動画コンテンツを受信するコンテンツ受信部11と、受信した動画コンテンツを記憶するデータ記憶部12と、受信した動画コンテンツを構成する各フレームの重要度を表すランク情報を生成するランク計算部15と、前記ランク計算部が計算したランク情報及び前記受信した動画コンテンツを用いて要約した動画コンテンツであるダイジェストを生成するダイジェスト生成部13と、前記動画コンテンツあるいはダイジェストを再生するコンテンツ再生部14を備え、前記コンテンツ再生部14は、受信した動画コンテンツのフレーム毎に、特徴パラメータ及びフレームの誤りを抽出し、前記ランク計算部15は、コンテンツ再生部が抽出した特徴パラメータ、フレームの誤りの情報をもとに誤りを含むフレームの特徴パラメータを除外してランク情報を生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像閲覧装置及び閲覧方法に係り、特に動画コンテンツを蓄積し閲覧することのできる画像閲覧装置及び閲覧方法に関する。
近年、高速ネットワークの整備が進み、インターネットを介した動画コンテンツの配信が始まっている。また、衛星・地上波テレビジョン放送のデジタル化により、放送の多チャンネル化が進んでいる。今後、これらのメディアを通じて配信されるコンテンツの量は増大していくと予想され、視聴者にとって、コンテンツの選択肢がますます広がっていくことが予想される。
このため、視聴者にとって、限られた時間内で、多くのコンテンツの中から、自分の嗜好に合致したコンテンツを効率よく選択できることが重要になる。このような要求に対して、長時間のコンテンツを短く要約したコンテンツ、すなわちダイジェストを作成し、視聴者がはじめにダイジェストを見て、コンテンツ全体を見るべきかを判断する方法が知られている。この場合においては、ダイジェストを人手で作成するには多大な労力と時間が必要である。しかし、最近ではダイジェストを人手によらず、自動的に生成する方法も考案されている。
この例として、非特許文献1に記載のビデオフレームランキング計算処理を挙げることができる。ビデオフレームランキング計算処理は、動画を構成する各画像フレームを内容を理解する上で重要な順にランク付けする。そして、ランクの高い画像フレームを時間順に並べることでダイジェストを生成する。
図7はビデオランキング計算処理を説明する図である。まず、MPEG等の映像音声圧縮技術により圧縮されたコンテンツを入力する(ステップ41)。入力コンテンツの圧縮データを復号化し、画像または音声フレームを特徴付ける特徴パラメータを抽出する(ステップ42)。この特徴パラメータはステップ43における特徴ベクタ生成アルゴリズムに依存し、例えば動きベクタ、DC成分、あるいは復号化データそのもの等である。特徴パラメータから各フレームのn次元特徴ベクタを生成する(ステップ43)。そして、各フレームのn次元特徴ベクタを時系列に並べてできる軌跡を順次単純化していく(ステップ44)。この単純化過程において各フレームのランク情報を生成し、出力する(ステップ45)。
また、ダイジェストの作成においては、個人の嗜好により要約規則を変更することも提案されている。放送・通信等の非蓄積系メディアにおいては、ダイジェストは、送信側が動画コンテンツと同時あるいは別々に配信する場合と、受信側が受信したコンテンツから生成する場合とがある。前者の場合、予め送信側でダイジェストを蓄積しておくかまたは双方向通信が可能であるならば、受信側からの要求に従って動的にダイジェストを生成する。いずれにしても、多数の視聴者の個々の嗜好に対応したダイジェストの供給が難しい。後者の場合には、比較的視聴者の個々の嗜好に対応することが容易であり、配信システムを単純化できる利点がある。この例として、特許文献1記載の画像処理装置及び方法を挙げることができる。
Daniel DeMenthon, Vikrant Kobla, David Doermann,"Video Summarization by Curve Simplification",Proceedings of the sixth ACM international conference on Multimedia 1998, Bristol, United Kingdom, pp.211-218, 1998 特開2002−262230号公報(第2図)
ところで、動画コンテンツを放送・通信等の非蓄積系メディアを介して配信する場合、伝送途中に、ストリーム・データに訂正不可能な誤りが発生することがある。このとき、誤りを含む部分のストリーム・データから再生した画像・音声は視聴に耐えないものとなる。
このような場合、上述のように、受信側が、受信した動画コンテンツの中から自動的に要約コンテンツを生成すると、誤りを含む部分のストリーム・データから再生した画像を要約コンテンツとして選択してしまう可能性がある。この場合、視聴に耐えない画像が要約コンテンツに混入することになる。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、受信した動画コンテンツに伝送誤りが含まれる場合においても、要約コンテンツを有効に生成することのできる画像閲覧装置を提供する。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
動画コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、受信した動画コンテンツを記憶するデータ記憶部と、受信した動画コンテンツを構成する各フレームの重要度を表すランク情報を生成するランク計算部と、前記ランク計算部が計算したランク情報及び前記受信した動画コンテンツを用いて要約した動画コンテンツであるダイジェストを生成するダイジェスト生成部と、前記動画コンテンツあるいはダイジェストを再生するコンテンツ再生部を備え、前記コンテンツ再生部は、受信した動画コンテンツのフレーム毎に、特徴パラメータ及びフレームの誤りを抽出し、前記ランク計算部は、コンテンツ再生部が抽出した特徴パラメータ、フレームの誤りの情報をもとに誤りを含むフレームの特徴パラメータを除外してランク情報を生成する。
本発明は、以上の構成を備えるため、受信した動画コンテンツに伝送誤りが含まれる場合においても、要約コンテンツを有効に生成することのできる画像閲覧装置を提供することができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。本発明の画像閲覧装置は、テレビジョン放送あるいはネットワークにより配信される動画コンテンツを蓄積・再生することができる。また、受信した動画コンテンツのダイジェストすなわち要約したコンテンツを生成し、閲覧することができる。なお、ダイジェストの伝送ストリームは、コンテンツの伝送ストリームのうち、特に重要と思われるいくつかのシーンを抜き出したものである。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像閲覧装置1を説明する図である。画像閲覧装置1は、装置全体を制御する制御部10、テレビジョン放送あるいはネットワークなどを介して動画コンテンツの伝送ストリームを受信するコンテンツ受信部11、受信したコンテンツの伝送ストリームあるいはダイジェスト生成に必要とされるランク情報のデータを記憶するデータ記憶部12、ランク情報をもとにダイジェストの伝送ストリームを生成するダイジェスト生成部13、伝送ストリームを復号再生するコンテンツ再生部14、動画コンテンツを構成する各フレームの重要度の順位を示すランクを決定するランク計算部15、コンテンツを視聴者に表示する表示部16、及び視聴者のキー操作などを入力する操作部17から構成されている。
次に、動画コンテンツの蓄積時の動作について説明する。コンテンツ受信部11は、テレビジョン放送あるいはネットワークにより配信される動画コンテンツを受信し、データ記憶部12はコンテンツ受信部11により受信したコンテンツの伝送ストリームを順次蓄積する。蓄積した動画コンテンツからダイジェスト生成に必要なランク情報を生成する場合、まず、データ記憶部12は蓄積したコンテンツの伝送ストリームを読み出し、ダイジェスト生成部13に出力する。ダイジェスト生成部13は、データ記憶部12から順次出力されるコンテンツの伝送ストリームをそのままコンテンツ再生部14に出力する。
コンテンツ再生部14は、コンテンツの伝送ストリームを復号化し、ランキング計算に使用するための特徴パラメータを抽出し、ランク計算部15に出力する。また、コンテンツ再生部14は、伝送ストリームの復号化においてストリームの誤りを検出し、フレームの誤り情報とフレームタイプの情報をランク計算部15に出力する。ランク計算部15は、コンテンツの各フレームの特徴パラメータ、誤り情報、及びフレームタイプの情報をもとにランク情報を生成し、データ記憶部12に格納する。なお、ランク情報の生成は動画コンテンツの受信時に同時に行ってもよいし、別の機会に行ってもよい。
次に、蓄積した動画コンテンツあるいは蓄積した動画コンテンツのダイジェストを視聴する場合の動作について説明する。蓄積した動画コンテンツを視聴する場合、視聴者は、操作部17を介してコンテンツを選択する。制御部10は操作部からの指示にしたがってデータ記憶部12、ダイジェスト生成部13、コンテンツ再生部14、及び表示部16を動作させる。データ記憶部12は選択したコンテンツの伝送ストリームを読み出し出力する。ダイジェスト生成部13はデータ記憶部12から順次出力されるコンテンツの伝送ストリームをそのままコンテンツ再生部14に出力する。コンテンツ再生部14はコンテンツの伝送ストリームを復号再生し、映像信号及び音声信号を出力する。表示部16は再生した映像と音声を視聴者に提示する。
動画コンテンツのダイジェストを視聴する場合には、上記動作と若干異なっている。視聴者は、操作部17を介してコンテンツを選択する。制御部10は操作部からの指示にしたがってデータ記憶部12、ダイジェスト生成部13、コンテンツ再生部14、表示部16を動作させる。データ記憶部12は選択したコンテンツのランク情報を読み出しダイジェスト生成部13に出力する。ダイジェスト生成部13は、ランク情報を参照してランクの高い順から所定の割合になるように再生するフレームを選択決定する。そして、ダイジェスト生成部13は選択したフレームの伝送ストリームをデータ記憶部12から時刻順に読み出し、順次コンテンツ再生部14に出力する。これらの伝送ストリームは、コンテンツのダイジェストとなっている。
コンテンツ再生部14は、ダイジェストの伝送ストリームを復号再生し、映像信号及び音声信号を出力する。表示部16は、再生した映像と音声を視聴者に提示する。なお、ダイジェストとして選択するフレームの割合は、固定値としてもよいが、視聴者が操作部を介して設定するようにすることもできる。
ところで、放送・ネットワークで配信される動画コンテンツのストリームは、一般に、ビデオの基本ストリームとオーディオの基本ストリームを多重化したシステム・ストリームであり、伝送に適するように、パケット形式で構成される。一例としては、MPEG2システム規格(ISO/IEC13818-1)に規定されるトランスポート・ストリームが挙げられる。前述のように、ストリームの伝送過程においては、電波障害やネットワーク障害等の外乱がしばしば発生し、受信ストリームに誤りが生じて、コンテンツ再生に支障をきたす場合がある。一般のコンテンツ再生においては、ストリームを復号する過程において、ストリームの文法上の誤りを検出し、再生画像への影響を最小限に抑えるような工夫がなされている。本実施形態に係るコンテンツ再生部13は、ストリームの誤りを検出するとともに、フレームの誤り情報、フレームタイプの情報、及びランク情報の生成に必要な特徴パラメータを出力する。
図2は、コンテンツ再生部14を説明する図である。コンテンツ再生部14は、伝送ストリーム分離部21、映像復号化部22、音声復号化部23、映像出力部24、音声出力部25から構成される。コンテンツ再生部14に入力された伝送ストリームは、伝送ストリーム分離部21により映像および音声の基本ストリームに分離される。伝送ストリーム分離部21は、映像の基本ストリームを映像復号化部22に出力し、音声の基本ストリームを音声復号化部23に出力する。また、伝送ストリームに含まれる映像および音声の表示時刻情報を抽出し、各々映像出力部24、音声出力部25に出力する。
映像復号化部22は、伝送ストリーム分離部21から出力される映像の基本ストリームを復号化して再生し、再生した映像信号を映像出力部24に出力する。また、映像復号化部22は、復号化の過程において、ランク情報の計算に必要とされる映像の特徴パラメータを抽出するとともに映像基本ストリームの誤りを検出し、前記映像の特徴パラメータ、誤り情報及びフレームタイプの情報を出力する。映像出力部24は、伝送ストリーム分離部21により抽出された映像表示時刻情報にしたがって映像復号化部22からの映像信号を出力する。
音声復号化部23は、伝送ストリーム分離部21から出力される音声の基本ストリームを復号化し、再生した音声信号を音声出力部25に出力する。また、音声復号化部23は、復号化の過程において、ランク情報の計算に必要となる音声の特徴パラメータを抽出するとともに音声基本ストリームの誤りを検出し、音声特徴パラメータ、及び誤り情報を出力する。音声出力部25は、伝送ストリーム分離部21により抽出された音声表示時刻情報にしたがって音声復号化部23からの音声信号を出力する。
図3は、ランク計算部15の動作を説明する図である。ランク計算部15は、まず、誤りフレーム及び誤りフレームを参照するフレームの特徴パラメータ除外処理を行う。すなわち、コンテンツ再生部14から映像及び音声フレームの特徴パラメータ、フレームタイプの情報及び誤り情報を順次入力する(ステップ51)。次いで、前記誤り情報をもとに入力したフレームに誤りが含まれるか否かを判定し、誤りがある場合には、特徴パラメータ除外情報テーブル(図5)にフレームタイプの情報とともに、特徴パラメータを使用するか除外するか否かの情報(特徴パラメータ使用フラグ)を「除外」として書き込み、ステップ55に移る。なお、誤り情報は、少なくとも誤りの有無の情報を含むが、例えば、誤りの種類の情報を含むことができる。また、ステップ52おいて、誤りの種類が致命的(視聴に耐えない)であるか否かによって誤りの有無を判別してもよい(ステップ52)。
前記フレームに誤りが無い場合には、前記フレームのフレームタイプの情報から前記フレームが参照するフレームタイプを決定し、前記特徴パラメータ除外情報テーブル内で前記フレームが参照するフレームを検索し、参照するフレームの特徴パラメータを使用するか除外するかの情報を読み出す。参照するフレームの特徴パラメータを使用するか除外するかの情報が「除外」である場合(参照フレームにエラーが存在する場合)には、特徴パラメータ除外情報テーブルにフレームタイプの情報とともに、特徴パラメータを使用するか除外するかの情報を「除外」として書き込み、特徴パラメータを蓄積せずにステップ55に移る。
前記フレームが参照するフレームの特徴パラメータを使用するか除外するかの情報が「使用」である場合(参照フレームにエラーが存在しない場合)には、特徴パラメータ除外情報テーブルにフレームタイプの情報とともに、特徴パラメータを使用するか除外するかの情報を「使用」として書き込む(ステップ53)。また、前記特徴パラメータを「使用」として書き込んだ場合(参照フレームにエラーが存在しない場合)は、前記フレームの特徴パラメータ及びフレーム番号をランク情報計算に使用するために蓄積する (ステップ54)。以上のステップを、コンテンツの終わりまで繰り返す(ステップ55)。
次に、従来のランク情報計算と同様の処理を行う。すなわち、コンテンツを通して蓄積された各フレームの特徴パラメータを用いて、各フレームのn次元特徴ベクタを生成する(ステップ56)。そして、各フレームのn次元特徴ベクタを時系列に並べてできる軌跡を順次単純化して行く(ステップ57)。この単純化過程において各フレームのランク情報を生成し、出力する(ステップ58)。
図4は、動画コンテンツの伝送ストリームに含まれる映像基本ストリームの例を説明する図である。映像基本ストリームはMPEG2ビデオの基本ストリームであるとして説明するが、これに限られるものではない。
原映像は、6フレーム毎にGOP(Group of Picture)として符号化している。GOP内では、各フレームが表示順序でBIBPBPの順で符号化してある。ここでIフレームはフレーム内符号化したフレーム、Pフレームは過去のフレームを参照してフレーム間予測符号化したフレーム、Bフレームは過去と未来のフレームを参照して双方向にフレーム間予測符号化したフレームである。
Pフレーム及びBフレームで参照するフレームはIフレームまたはPフレームである。Bフレームは未来のフレームを参照する為、符号化においてはフレーム順序の変更が行われ、基本ストリーム中の符号化フレームの順序はフレーム1、フレーム0、フレーム3、フレーム2、フレーム5、フレーム4・・・の順になる。
ここで、あるフレームに伝送誤りが発生したとすると、そのフレームを正常に復号化することはできない。この誤りの影響は、更にそのフレームを参照するフレームにも及ぶことになる。したがって、ランク計算部15においては、誤りを含むフレーム、及び誤りを含むフレームを参照するフレームのそれぞれの特徴パラメータを除外してランク計算を行わなければならない。
図5は、図4に示した映像基本ストリームに対する特徴パラメータ除外情報テーブルの例を説明する図である。図3に示したランク計算部15の処理において入力されるフレーム501、参照フレーム502、及び入力されるフレームの特徴パラメータの使用の有無を表す特徴パラメータ使用フラグ503の対応関係を示している。なお、参照フレーム502については、説明の便宜上設けたものであり、特徴パラメータ除外情報テーブルにl含まれるものではない。
例えば、図4に示す映像基本ストリームのうち、Pフレーム3に伝送誤りが発生し、図3のステップ52において、Pフレーム3に誤りがあると判断した場合、まず、Pフレーム3の特徴パラメータの使用フラグを「除外」に設定する。これによりPフレーム3は、ステップ56のランク情報生成処理における使用から除外される。また、その後に続くBフレーム2、Pフレーム5及びBフレーム4はPフレーム3を参照する。このため、図3のステップ53ににおいて、Bフレーム2、Pフレーム5及びBフレーム4の特徴パラメータ使用フラグ503も「除外」に設定される。同様に、その後に続くPフレーム5を参照するBフレーム6の特徴パラメータも図3のステップ53において特徴パラメータの使用フラグが「除外」に設定される。
一方、Iフレーム1、Bフレーム0、Iフレーム7、Pフレーム9、Bフレーム8、Pフレーム11及びBフレーム10では、誤りが含まれず、参照するフレームの特徴パラメータ使用フラグ503も「除外」でないので、図3のステップ54により特徴パラメータの使用の有無が「使用」とされる。以上のようにして、特徴パラメータ除外情報テーブルにおける特徴パラメータの使用の有無を決定し、誤りフレーム及び誤りフレームを参照するフレームを除外してランク計算を行う。
以上説明したように、本実施形態の画像閲覧装置は受信したコンテンツのダイジェストを生成する際、予め誤りを含むフレームの特徴パラメータを除去するので、ダイジェスト内に視聴に堪えない画像・音声が混入するのを防ぐことができる
図6は、前記実施形態の変形例を説明する図である。この例では、前記画像閲覧装置1を半導体チップ内に集積回路化するとともに各部の処理をソフトウェアにより構成する。画像閲覧装置3をソフトウェアで構成する際、システムバス30に中央演算処理部31、主記憶部32及び入出力部33を接続する。入出力部33には、補助記憶部34、コンテンツ受信部35、操作部36、及び表示部37を接続する。
補助記憶部34には、画像閲覧装置3全体の処理を行うプログラムとデータ、及びコンテンツ受信部35によって受信した動画コンテンツの伝送ストリームのデータを記憶する。主記憶部32には、補助記憶部34から読み出された中央演算処理部31に与える処理手順を記述したプログラム及び処理途中のデータを逐次記憶する。中央演算処理部31は主記憶部32内のプログラムに従って処理を行う。
中央演算処理部31の処理により、コンテンツ受信部35で受信した動画コンテンツの伝送ストリームを補助記憶部34に記憶する。また、ランク情報を生成し補助記憶部34に記憶する。これらは同時に行ってもよいし、また別々に行ってもよい。
再生時には、中央演算処理部31の処理により、補助記憶部34内のランク情報を参照して、動画コンテンツ中の表示するフレームを決定する。そして、その決定に基づいて、補助記憶部34内に記憶された動画コンテンツの伝送ストリームのデータを復号し、表示部37に表示する。視聴者は操作部36を介して、各々の処理の指示を行うことにより、中央演算処理部31は、各々の処理に応じたプログラムを補助記憶部34から読み出し、実行する。
以上の構成により、本実施の形態の画像閲覧装置は、第1の実施形態の画像閲覧装置と同様の効果を得ることができる。また、視聴者の好みに応じた長さのダイジェストを生成することが可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、コンテンツ受信部で受信したコンテンツのストリームに対して、伝送誤りの検出を行い、誤りの含まれる部分のデータを除外してダイジェストを生成する。このため、地上波あるいは衛星テレビジョン放送あるいはネットワーク等を介して配信される動画コンテンツを蓄積・再生する際、動画コンテンツに伝送誤りが含まれる場合においても正常な動画コンテンツのダイジェストを生成し、閲覧することが可能となる。
なお、ステップ54において、入力されたフレームの特徴パラメータを使用するか否かに係わらず特徴パラメータを蓄積し、ステップ56において、図5に示す特徴パラメータ使用フラグの有無に応じて蓄積された特徴パラメータをランク情報の計算に使用するか否かを判断してもよい。また、特徴パラメータの蓄積を制御することなく、使用フラグの有無を参照するだけで、本来のコンテンツ内容とは関係のない視聴に耐えない画像を含まないダイジェスト画像を生成することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る画像閲覧装置1を説明する図である。 コンテンツ再生部14を説明する図である。 ランク計算部15の動作を説明する図である。 動画コンテンツの伝送ストリームに含まれる映像基本ストリームの例を説明する図である。 特徴パラメータ除外情報テーブルの例を説明する図である。 変形例を説明する図である。 ビデオランキング計算処理を説明する図である。
符号の説明
1,3 画像閲覧装置
10 制御部
11 コンテンツ受信部
12 データ記憶部
13 ダイジェスト生成部
14 コンテンツ再生部
15 ランク計算部
16 表示部
17 操作部
21 伝送ストリーム分離部
22 映像復号化部
23 音声復号化部
24 映像出力部
25 音声出力部
30 システムバス
31 中央演算処理部
32 主記憶部
33 入出力部
34 補助記憶部
35 コンテンツ受信部
36 操作部
37 表示部

Claims (20)

  1. 動画コンテンツを記憶するデータ記憶部と、
    データ記憶部に記憶した動画コンテンツを再生すると共に、動画コンテンツに含まれるフレームの誤り情報及び特徴パラメータを抽出するコンテンツ再生部と、
    前記コンテンツ再生部が抽出したフレームの誤り情報及び特徴パラメータをもとにフレームの重要度を示すランク情報を計算するランク計算部を備え、
    前記ランク情報をもとに前記データ記憶部に記憶したコンテンツを読み出して、前記動画コンテンツのダイジェストを生成することを特徴とする画像閲覧装置。
  2. 請求項1記載の画像閲覧装置において、
    前記コンテンツ再生部は、フレームタイプの情報を抽出し、前記ランク計算部は、前記フレームの誤り情報及び特徴パラメータに加えて、フレームタイプの情報をもとにフレームの重要度を示すランク情報を計算することを特徴とする画像閲覧装置。
  3. 請求項1記載の画像閲覧装置において、
    前記ランク計算部は、フレームの誤り情報をもとに該フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には該フレームの特徴パラメータを蓄積することを特徴とする画像閲覧装置。
  4. 請求項3記載の画像閲覧装置において、
    前記ランク計算部は、処理対象フレームが参照する参照フレームの情報をもとに、参照フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には該フレームの特徴パラメータを蓄積することを特徴とする画像閲覧装置。
  5. 請求項3記載の画像閲覧装置において、
    前記ランク計算部は、処理対象フレームが参照する参照フレームの情報及びフレームタイプ情報をもとに、参照フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には当該フレームの特徴パラメータを蓄積することを特徴とする画像閲覧装置。
  6. データ記憶部に記憶した動画コンテンツを再生すると共に、動画コンテンツに含まれるフレームの誤り情報及び特徴パラメータを抽出し、
    抽出したフレームの誤り情報及び特徴パラメータをもとにフレームの重要度を示すランク情報を計算し、
    この計算したランク情報をもとに前記データ記憶部に記憶したコンテンツのフレームを読み出して、前記動画コンテンツのダイジェストを生成することを特徴とする画像閲覧方法。
  7. 請求項6記載の画像閲覧方法において、
    動画コンテンツに含まれるフレームの誤り情報及び特徴パラメータに加えてフレームタイプの情報を抽出し、抽出した前記フレームの誤り情報、特徴パラメータ及びフレームタイプの情報をもとにフレームの重要度を示すランク情報を計算することを特徴とする画像閲覧方法。
  8. 請求項6記載の画像閲覧方法において、
    フレームの誤り情報をもとに該フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には該フレームの特徴パラメータを蓄積することを特徴とする画像閲覧方法。
  9. 請求項8記載の画像閲覧方法において、
    処理対象フレームが参照する参照フレームの情報をもとに、参照フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には該フレームの特徴パラメータを蓄積することを特徴とする画像閲覧方法。
  10. 請求項8記載の画像閲覧方法において、
    処理対象フレームが参照する参照フレームの情報及びフレームタイプ情報をもとに、参照フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には当該フレームの特徴パラメータを蓄積することを特徴とする画像閲覧方法。
  11. 動画コンテンツを記憶するデータ記憶部、データ記憶部に記憶した動画コンテンツを再生すると共に、動画コンテンツに含まれるフレームの誤り情報及び特徴パラメータを抽出するコンテンツ再生部、前記コンテンツ再生部が抽出したフレームの誤り情報及び特徴パラメータをもとにフレームの重要度を示すランク情報を計算するランク情報計算部、及びこれら各部を制御する制御部を半導体チップ内に集積化し前記各部の処理をソフトウエアにより構成し、前記ランク情報をもとに前記データ記憶部に記憶したコンテンツを読み出して、前記動画コンテンツのダイジェストを生成することを特徴とする画像閲覧装置用の半導体集積回路。
  12. 請求項11記載の半導体集積回路において、
    前記集積化したコンテンツ再生部は、フレームタイプの情報を抽出し、前記ランク計算部は、前記フレームの誤り情報及び特徴パラメータに加えて、フレームタイプの情報をもとにフレームの重要度を示すランク情報を計算する計算部を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  13. 請求項11記載の半導体集積回路において、
    前記集積化したランク計算部は、フレームの誤り情報をもとに該フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には該フレームの特徴パラメータを蓄積する処理部を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  14. 請求項13記載の半導体集積回路において、
    前記集積化したランク計算部は、処理対象フレームが参照する参照フレームの情報をもとに、参照フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には該フレームの特徴パラメータを蓄積する処理部を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  15. 請求項3記載の半導体集積回路において、
    前記集積化したランク計算部は、処理対象フレームが参照する参照フレームの情報及びフレームタイプ情報をもとに、参照フレームに誤りが含まれているか否かを判断し、誤りが含まれていない場合には当該フレームの特徴パラメータを蓄積する処理部を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  16. 請求項1記載の画像閲覧装置において、
    特徴パラメータは、符号化した動画コンテンツを構成する動きベクトル、符号化した画素ブロックの直流成分及び画素値のうちの少なくとも1つからなることを特徴とする画像閲覧装置。
  17. 請求項1記載の画像閲覧装置において、
    コンテンツ受信部は動画コンテンツを非蓄積系メディアから受信することを特徴とする画像閲覧装置。
  18. 請求項1記載の画像閲覧装置において、
    ランク計算部は、コンテンツ再生部が抽出した特徴パラメータ、フレームの誤り及びフレームタイプの情報をもとに誤りを含むフレームの特徴パラメータの使用の可否を表すフラグを蓄積し、該フラグをもとに使用不可のフレームの特徴パラメータを除外してランク情報を生成することを特徴とする画像閲覧装置。
  19. 請求項11記載の半導体集積回路において、
    前記特徴パラメータは、符号化した動画コンテンツを構成する動きベクトル、符号化した画素ブロックの直流成分及び画素値のうちの少なくとも1つからなることを特徴とする半導体集積回路。
  20. 請求項6記載の画像閲覧方法において、
    前記ランク情報は、コンテンツ再生部が抽出した特徴パラメータ、フレームの誤り及びフレームタイプの情報をもとに誤りを含むフレームの特徴パラメータの使用の可否を表すフラグを蓄積し、該フラグをもとに使用不可のフレームの特徴パラメータを除外して計算することを特徴とする画像閲覧方法。



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