JP2004194215A - コンテンツ受信装置とコンテンツ受信方法 - Google Patents

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康久 中嶋
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Abstract

【課題】配信されたコンテンツを良好に再生する。
【解決手段】ストリーム処理部23は、ネットワークインタフェース21を介して受信したビットストリームからコンテンツのビットストリームを分離するとともに、分離したビットストリームからフレーム内符号化画像のビットストリームを検出する。記憶部24では、分離したビットストリームを記憶する。また、ストリーム処理部23は、記憶部24における検出したフレーム内符号化画像のビットストリーム記憶位置と、このフレーム内符号化画像のビットストリームを検出したとき受信したビットストリームに含まれていたPCRとを関係付けて位置時間情報とし、この位置時間情報を用いてインデックス情報を生成する。制御部30は、早送り再生等の特殊再生時に、記憶部24に記憶されているビットストリームの読み出しを、再生速度とインデックス情報に基づいて行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツ受信装置とコンテンツ受信方法に関する。詳しくは、受信したビットストリームからコンテンツのビットストリームを分離して記憶するとともに、分離したビットストリームからフレーム内符号化画像のビットストリームを検出し、検出したフレーム内符号化画像のビットストリーム記憶位置と、このフレーム内符号化画像のビットストリームを検出したとき受信したビットストリームに含まれていた時間基準情報とを関係付けて位置時間情報として、この位置時間情報を用いてインデックス情報を生成し、記憶されているビットストリームの読み出しを、再生速度とインデックス情報に基づいて制御するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、映画等のコンテンツの提供は、映画館での上映やテレビジョン放送あるいはパッケージメディアの販売等によって行われている。また、近年のネットワークの普及および高速化により、ネットワークを介したコンテンツの配信も開始されている。
【0003】
ここで、放送されたコンテンツをリアルタイムで視聴する場合、MPEG(Moving Picture Experts Group)規格に基づいたビットストリームの復号再生では、このビットストリームに埋め込まれている時刻基準情報や再生出力の時刻管理情報を用いることで、コンテンツの画像信号や音声信号を正しく得ることができる。
【0004】
また、いわゆるタイムシフトと呼ばれるように、再生タイミングを遅延させて時間順に再生する場合、放送されたコンテンツのビットストリームをデータ蓄積媒体に蓄積したのち、蓄積したビットストリームの読み出しを所望のタイミングで開始するとともに、この読み出したビットストリームの復号化を行って、所望の時間だけ遅延されたコンテンツの画像信号や音声信号を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ネットワークを介してコンテンツのデータを配信する場合、伝送路の伝送速度やトラフィック量によって配信に要する時間が変動する。このため、配信されたコンテンツのデータをハード・ディスク・ドライブ等の記憶装置に記憶させて、その後、記憶されているデータを再生することでコンテンツの視聴が行われる。また、コンテンツのデータを記憶装置に蓄積させる場合、供給されたコンテンツのデータは、デマルチプレクサを介することなくそのままハード・ディスク・ドライブに記憶される。
【0006】
このように、ネットワークを介してコンテンツのデータが配信されたとき、1倍速でコンテンツの再生を行う場合、ハード・ディスク・ドライブに記憶されているコンテンツのデータを順次読み出すことで、1倍速の再生画像を表示できる。しかし、早送り再生や巻き戻し再生等の特殊再生を行うものとした場合、所望の再生速度の画像を表示させるために必要とされるデータは、ハード・ディスク・ドライブのいずれの位置に記憶されているか判別できない。このため、再生速度に応じて読み出し位置を推定してコンテンツのデータが読み出されるので、必ずしも再生速度に応じた画像表示が行われるとは限らず、動きのぎこちない画像が表示されてしまうおそれがある。
【0007】
そこで、この発明では、配信されたコンテンツを良好に再生できるコンテンツ受信装置およびコンテンツ受信方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るコンテンツ受信装置は、受信したビットストリームからコンテンツのビットストリームを分離するとともに、前記分離したビットストリームからフレーム内符号化画像のビットストリームを検出するストリーム処理手段と、前記分離したビットストリームを記憶する記憶手段と、前記記憶手段における前記検出したフレーム内符号化画像のビットストリーム記憶位置と、該フレーム内符号化画像のビットストリームを検出したとき前記受信したビットストリームに含まれていた時間基準情報とを関係付けて位置時間情報とし、該位置時間情報を用いてインデックス情報を生成するインデックス情報生成手段と、前記記憶手段に記憶されているビットストリームの読み出しを、再生速度と前記インデックス情報に基づいて制御する制御手段とを有するものである。
【0009】
また、コンテンツ受信方法は、受信したビットストリームからコンテンツのビットストリームを分離して記憶するとともに、前記分離したビットストリームからフレーム内符号化画像のビットストリームを検出し、前記検出したフレーム内符号化画像のビットストリーム記憶位置と、該フレーム内符号化画像のビットストリームを検出したとき前記受信したビットストリームに含まれていた時間基準情報とを関係付けて位置時間情報として、該位置時間情報を用いてインデックス情報を生成し、前記記憶されているビットストリームの読み出しを、再生速度と前記インデックス情報に基づいて制御するものである。
【0010】
この発明においては、受信したビットストリームからコンテンツのビットストリームが分離されて記憶装置に記憶されるとともに、分離したビットストリームからフレーム内符号化画像のビットストリームが検出される。この検出されたフレーム内符号化画像のビットストリーム記憶位置と、このフレーム内符号化画像のビットストリームを検出したときに受信したビットストリームに含まれていた時間基準情報とが関係付けられて位置時間情報とされるとともに、この位置時間情報を用いてインデックス情報が生成される。記憶されているビットストリームを読み出す場合、例えば、再生速度に応じて次に読み出すビットストリームの時間値を算出し、インデックス情報から算出した時間値と最も近い時間基準情報が検出されて、この検出された時間基準情報と関係付けられているビットストリーム記憶位置が、次に読み出すビットストリームの読み出し基準位置とされる。また、コンテンツのビットストリームのビットレートが推定されて、この推定されたビットレートと再生速度に応じて、次に読み出すビットストリームの時間値が算出される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は、コンテンツ受信装置の構成を示している。
配信コンテンツの画像や音声のビットストリーム(データ列)等から成る多重化ストリームTSは、伝送信号TDとされて伝送路例えばネットワーク10を介してコンテンツ受信装置20のネットワークインタフェース21に供給される。ネットワークインタフェース21は、伝送信号TDを受信して多重化ストリームTSを生成して、バス22を介してビットストリーム処理部23に供給する。
【0012】
ビットストリーム処理部23は、多重化ストリームから画像のビットストリームVSや音声のストリームASを分離する。また、分離した画像のビットストリームVSからフレーム内符号化画像(以下「Iピクチャ」という)のビットストリームを検出して、Iピクチャのビットストリームが検出されたとき、多重化ストリームに含まれている時間基準情報を抽出する。さらに、多重化ストリームTSにコンテンツ等に関する情報のビットストリームDSが含まれているとき、このコンテンツ等に関する情報をコンテンツ付加情報とする。ビットストリーム処理部23で分離された画像のビットストリームVSや音声のビットストリームASは、バス22を介して記憶部24に供給される。
【0013】
また、ビットストリーム処理部23は、記憶部24から通知されたIピクチャのビットストリーム記憶位置と、このIピクチャが検出されたときの時間基準情報とを関係付けて位置時間情報とし、この位置時間情報やコンテンツ付加情報で構成されるインデックス情報DIを生成して記憶部24に供給する。
【0014】
記憶部24は、例えばHDD(ハード・ディスク・ドライブ)24aとHDDインタフェース24bで構成されている。HDDインタフェース24bは、HDD24aにビットストリームやインデックス情報を記憶させる処理や要求に応じてHDD24aに記憶されているビットストリームVS,ASやインデックス情報DIの読み出しを行う。また、HDD24aにIピクチャのビットストリームを記憶したとき、このIピクチャのビットストリームのHDD24aにおけるビットストリーム記憶位置をビットストリーム処理部23に通知する。
【0015】
なお、インデックス情報DIの生成および記憶は、後述する制御部30で行うものとしても良い。この場合、時間基準情報とコンテンツ付加情報をビットストリーム処理部23から制御部30に供給する。また、Iピクチャのビットストリーム記憶位置をHDDインタフェース24bから制御部30に通知する。
【0016】
記憶部24のHDD24aから読み出された画像のビットストリームVSや音声のビットストリームASは、バス22を介して出力処理部25に供給する。出力処理部25のデコーダ25aは、画像のビットストリームVSや音声のビットストリームASの復号化処理を行い、画像のビットストリームVSから画像データDVを生成して表示重畳回路25bに供給する。また、音声のビットストリームASから音声データを生成して、音声出力信号DAoutとしてコンテンツ受信装置20から出力する。表示重畳回路25bは、デコーダ25aから供給された画像データDVに対して種々の情報を表示するための情報データDHを重畳し、画像出力信号DVoutとしてコンテンツ受信装置20から出力する。
【0017】
制御部30に接続されているユーザインタフェース部31は、コンテンツ受信装置20を使用するユーザの操作に応じて操作信号PSを生成して制御部30に供給する。あるいはユーザの操作に応じたリモートコントロール信号を受信して、この受信した信号を操作信号PSとして制御部30に供給する。
【0018】
制御部30は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等を有しており、ROMに記憶されているソフトウェアを実行して、ユーザインタフェース部31からの操作信号PSに基づいた制御信号CTを生成して各部に供給することで、ユーザ操作に応じた動作が行われるように各部を制御する。また、ユーザ操作に応じた動作となるように各部を制御する場合、インデックス情報DIを利用することで、コンテンツの特殊再生を良好に行う。RAMは、制御部30でソフトウェアの実行中に用いる種々のデータを記憶する。なお、制御部30でインデックス情報を生成して記憶する場合、例えば書き換え可能なROMにインデックス情報DIを記憶する。
【0019】
次に、動作について説明する。ネットワーク10を介して、配信コンテンツの伝送信号TDがコンテンツ受信装置20に供給されると、ネットワークインタフェース21は、伝送信号TDから多重化ストリームTS例えばトランスポートストリーム(Transport Stream)抽出して、ビットストリーム処理部23に供給する。
【0020】
ビットストリーム処理部23は、トランスポートストリームTSから画像のビットストリームVSと音声のビットストリームASを分離する。図2Aは、トランスポートストリームの構成を示している。ISO(International Organization for Standardization)/IEC(International Electrotechnical Commission)13818−1で規格化されているトランスポートストリームは、TSパケットで構成されている。TSパケットは、図2Bに示すように188バイトの固定長のパケットとされており、TSヘッダとTSペイロードおよび/またはアダプテーションフィールドで構成されている。TSパケットのTSヘッダは、TSパケットの先頭を検出するための同期バイト、パケット中のビットエラーの有無を示す誤り表示、パケット識別のためのPID(Packet Identification)等で構成される。アダプテーションフィールドは、TSペイロードのデータに関する情報を示すことができるものである。例えば、アダプテーションフィールドのコンディショナルコーディングによって時間基準情報であるPCR(Program Clock Reference)を示すことができる。このPCRは、符号化されているビットストリームを復号化する際に、符号化したときの基準時間を再現するための参照値である。TSペイロードは、画像や音声のビットストリームであるPES(Packetized Elementary Stream)のパケットデータで構成される。
【0021】
図3は、PESパケットの構成を示している。PESパケットは、パケットの開始を示すパケット開始コード、パケット長、再生出力の時間管理情報であるPTS(Presentation Time Stamp)や復号の時間管理情報であるDTS(Decoding Time Stamp)を設けることができるヘッダオプション、スタッフィングバイト、および画像や音声のビットストリーム(ES:Elementary Stream)からなるパケットデータで構成される。
【0022】
図4は画像のデータ構成の一部を示している。図4Aはシーケンス層を示している。シーケンス層は、複数画面のまとまりであるGOP(Group Of Pictures)層と各GOP層の頭出しのためのシーケンスヘッダで構成されている。シーケンスヘッダは、シーケンス層の開始を示す開始同期コード、画像の横方向の画素数、画像の縦方向のライン数、アスペクト比、ビットレート等の情報で構成されている。
【0023】
図4BはGOP層を示している。GOP層は、GOPヘッダとIピクチャやPピクチャ(順方向予測符号化画像)、Bピクチャ(双方向予測符号化画像)のピクチャ層のデータで構成される。GOPヘッダは、GOPの開始同期コードやシーケンスの先頭からの時間を示すタイムコード等で構成される。
【0024】
図4Cはピクチャ層を示している。ピクチャ層は、ピクチャヘッダとピクチャ内の各スライス層のデータで構成される。ピクチャヘッダは、ピクチャ層の開始同期コードやIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャのいずれのデータであるかを示すピクチャタイプ等のデータで構成される。
【0025】
ここで、トランスポートストリームから画像データのパケットと音声データのパケットを分離する場合、ビットストリーム処理部23は、TSヘッダで設けられているパケット識別用のPIDを利用することで、画像データのパケットと音声データのパケットを分離できる。また、TSパケットが複数のコンテンツのデータで構成されているときであっても、PIDに基づいて所望のコンテンツの画像や音声のパケットを分離できる。具体的には、PID=「0x000」であるPAT(Program Association Table)を受信する。このPATは、トランスポートストリームに含まれるチャネルの構成や、チャネルの詳細情報を示すPMT(Program Mapped Table)のPIDを示すものである。このため、PATで示されたPMTのPIDを用いて所望のチャネルのPMTを示すTSパケットを選択できる。
【0026】
PMTは、番組を構成する画像や音声のビットストリームがどのような規格に応じたものであるかを示すストリーム形式識別子や、画像や音声のビットストリームのPIDを有しており、このPMTで示されたPIDを利用して、所望のチャネルの画像や音声のパケットを分離できる。また、コンテンツ等に関する情報を示すパケットがトランスポートストリームに含まれているとき、例えば現在伝送されている番組の番組名、番組の開始時刻、番組の時間長、番組内容、番組のジャンル等を示すEIT(Event Information Table)セッションが含まれているとき、PIDに基づいてEITセッションを分離する。
【0027】
ビットストリーム処理部23は、分離した画像のパケットや音声のパケットから、画像や音声のPES(Packetized Elementary Stream)パケットのデータやES(Elementary Stream)を取り出して、画像のビットストリームVSや音声のビットストリームASとしてHDDインタフェース24bに供給する。さらに、ビットストリーム処理部23は、ピクチャヘッダに設けられているピクチャタイプの情報から例えばIピクチャを検出して、Iピクチャが検出されたときのTSパケットに含まれているPCRを抽出する。さらに、コンテンツに関する情報を示すパケットが分離されているとき、この分離されたパケットで示された情報をコンテンツ付加情報とする。
【0028】
また、上述したように、PMTのストリーム形式識別子は、ビットストリームがどのような規格に応じたものであるかを示している。例えばISO/IEC11172の規格に沿った画像や音声、ISO/IEC13818−2(ITU−T勧告H.262)の規格に沿った画像、ISO/IEC13818−3の規格に沿った音声等のビットストリームであることが示されている。このため、ビットストリーム処理部23は、どのような規格に応じたビットストリームであるかを示す情報をコンテンツ付加情報に含めることができる。また、上述のシーケンス層のシーケンスヘッダに含まれているビットレートの情報もコンテンツ付加情報に含めることもできる。
【0029】
さらに、ビットストリーム処理部23は、抽出したPCRとビットストリーム記憶位置を関係付けて位置時間情報を生成する。さらに、位置時間情報やコンテンツ付加情報で構成されるインデックス情報DIを生成する。なお、インデックス情報は、上述したように制御部30で生成して保持するものとしても良い。
【0030】
図5はインデックス情報の構成を示している。インデックス情報DIは、ヘッダ部DIaとIピクチャデータ部DIbを有しており、ヘッダ部DIaはコンテンツ付加情報で構成する。Iピクチャデータ部DIbは、位置時間情報で構成する。この位置時間情報におけるビットストリーム記憶位置としては、HDD24aにおける例えばクラスタ値とクラスタ内におけるオフセット値を用いる。
【0031】
次に、HDD24aに記憶されているビットストリームを読み出してコンテンツの再生を行う場合について説明する。制御部30は、再生動作の操作信号PSに基づいて生成した制御信号CTをHDDインタフェース24bに供給して、HDD24aから所望のコンテンツのビットストリームを順次読み出すとともに、この読み出したビットストリームをデコーダ25aに供給させる。デコーダ25aは、復号化処理を行い、表示重畳回路25bを介して画像出力信号DVoutを出力する。また音声出力信号DAoutの出力を行う。
【0032】
また、早送り再生や巻き戻し再生等の特殊再生を行う場合、記憶されているビットストリームの読み出しを、再生速度とインデックス情報に基づいて制御することで、所望の再生速度の画像表示を可能とする。例えば、再生速度に応じて次に読み出すビットストリームの時間値を算出する。この時間値の算出は、再生速度とヘッダ部DIaのビットレートの情報から読み出し位置の移動量を算出し、この算出した移動量と現在の読み出し基準位置のPCRとを加算して行う。このようにして時間値の算出を行い、Iピクチャデータ部DIbの位置時間情報から算出した時間値と最も近いPCRの位置時間情報を検出して、検出した位置時間情報のビットストリーム記憶位置を、次に読み出すビットストリームの読み出し基準位置とする。さらに、この読み出し基準位置が含まれているクラスタから、次のIピクチャのビットストリーム記憶位置で示されたクラスタまで、ビットストリームを読み出す。
【0033】
このように、ビットストリームの読み出し基準位置を特殊再生動作に応じて順次移動して、所望の再生画像を表示するためのビットストリームの読み出しを、時間情報を利用して精度良く行う。例えば2倍速再生時には、読み出し位置の移動量を1倍速再生時の2倍として、現在の読み出し基準位置のPCRに加算することで時間値を算出する。また、この時間値に基づいて読み出し基準位置を設定する。この場合、GOP単位で間引きが行われるとともに、この読み出したビットストリームに基づいて画像出力信号DVoutを生成することで、動きの滑らかな再生画像を表示できる。
【0034】
なお、GOPは1あるいは複数のピクチャで構成されるとともに、GOPは1つのIピクチャを含むものとされている。このため、ビットレートが固定されているとき、検出したIピクチャのPCRと次に検出したIピクチャのPCRとの差分値は、GOPのピクチャ数が等しければ等しくなる。また差分値は、ピクチャ数に応じた値となる。このため、再生速度と差分値に応じて移動量を算出することもできる。
【0035】
次に、ビットレートが可変される場合、検出したIピクチャのPCRと次に検出したIピクチャのPCRの差分は、ビットレートに応じて変化してしまう。すなわち、ビットレートが高いときは、PCRの値が小さく差分も小さくなる。また、ビットレートが低いときは、PCRの値が大きく差分も大きくなる。このため、固定ビットレートで特殊再生時の移動量の算出を行うと、固定ビットレートよりもビットレートが高いとき、再生速度に応じた位置よりも時間が進んでいるIピクチャのビットストリーム記憶位置が読み出し基準位置とされて、所望の速度よりも高速な再生画像となってしまう。また、固定ビットレートよりもビットレートが低いとき、再生速度に応じた位置よりも時間が遅れているIピクチャのビットストリーム記憶位置が読み出し基準位置とされて、所望の速度よりも低速な再生画像となってしまう。
【0036】
このように、固定ビットレートで移動量の算出を行うと、ビットレートの変化に応じて再生速度が変動してしまう。このため、ビットレートが可変される場合、ビットレートを推定して、推定したビットレートと再生速度に応じて読み出し基準位置の移動を行う。
【0037】
ビットレートの推定は、Iピクチャと次のIピクチャのPCRとHDD24aにおけるビットストリーム記憶位置に基づいて推定できる。例えば、ビットストリームを順次連続して記憶させるものとしたとき、Iピクチャのビットストリーム記憶位置MP1と次のIピクチャのビットストリーム記憶位置MP2との差分によって、データ量BIを判別できる。さらに、PCRは、27MHzの基準信号に基づいて生成された情報であることから、式(1)に示すように、ビットストリーム記憶位置MP1のIピクチャにおけるPCRの値「PT1」と、ビットストリーム記憶位置MP2のIピクチャにおけるPCRの値「PT2」との差分(PT2−PT1)を27MHzで除算すると、時間差PDt(秒)を求めることができる。このデータ量BIを、式(2)に示すように時間差PDtで除算することでビットレートを推定できる。なお、ビットレートの推定は、上述の方法に限られるものでない。
PDt=(PT2−PT1)/27MHz ・・・(1)
ビットレートRB=BI/PDt ・・・(2)
【0038】
ここで、特殊再生時には、再生速度だけでなくビットレートの変化に応じて、次に読み出すビットストリームの読み出し基準位置を移動させる。例えば、図6Aに示すIピクチャI1〜I8に対するPCRが図6Bに示す値とされており、推定されたビットレートが図6Cに示すものとされた場合、読み出し基準位置がIピクチャ「I1」のビットストリーム記憶位置とされているとき2倍速再生を行うと、ビットレートが「BR」のときIピクチャ間の差分が「20」であることから、移動量を再生速度に応じて差分の2倍である「40」に設定して、図6Dに示すように、次の読み出し基準位置をIピクチャ「I3」のビットストリーム記憶位置とする。また、読み出し位置を移動する際にビットレートが「BR」の2倍である部分、例えばIピクチャI3とIピクチャI4間は、PCRの差分をビットレートの比に応じて2倍とする。すなわち、IピクチャI3とIピクチャI4間のPCRの差分を「20」として処理して、次の読み出し基準位置をIピクチャ「I5」のビットストリーム記憶位置とする。あるいは、このIピクチャI3とIピクチャI4間を移動する際に移動量をビットレートの比に応じて(1/2)倍として、IピクチャI3からの移動量を「30」とし、次の読み出し基準位置をIピクチャ「I5」のビットストリーム記憶位置とする。このように、ビットレートに応じてIピクチャ間のPCRの差分あるいは移動量を補正すると、ビットレートが可変されても再生速度に応じたビットストリームの間引きが行われて、従来よりも動きの滑らかな2倍速再生画像を表示できる。
【0039】
また、推定したビットレートを平均化して、得られた平均ビットレートに応じて移動量を設定すれば、再生速度が部分的に所望の再生速度と異なる速度となるが、全体として所望の再生速度での画像表示を行うことができる。
【0040】
ところで、GOPのピクチャ数が一定であるとき、再生速度に応じてIピクチャ位置情報を用いてビットストリームの読み出しを行うことで、滑らかな動きの再生速度に応じた再生画像を簡単に表示できる。
【0041】
GOPのピクチャ数が例えば「PA」、画像のビットストリームにおけるシーケンスヘッダのFRC(Frame Rate Code)によって示されたフレームレートが「PBフレーム/秒」とすると、1秒間に「PB/PA」のIピクチャが出現する。また、このIピクチャの位置時間情報が、Iピクチャデータ部に順次記憶される。ここで、特殊再生時には、再生速度に応じて位置時間情報を間引きして用いることで、次に読み出すビットストリームの読み出し基準位置を設定する。例えば2倍速再生時には、位置時間情報を一つおきに用いて読み出し基準位置を設定する。さらに、この読み出し基準位置のクラスタから次のIピクチャのビットストリーム記憶位置で示されたクラスタまで、ビットストリームを読み出して復号化を行う。このようにすると、1GOP毎にビットストリームの間引きが行われて、滑らかな動きの2倍速再生画像を表示できる。このように、再生速度に応じて位置時間情報を用いることで、ビットレートが固定であっても可変であって簡単に、滑らかな動きの再生画像を表示できる。
【0042】
なお、配信されるコンテンツの画像や音声のデータが著作権等の権利保護のためにスクランブル処理される場合、デスクランブラを設けてトランスポートストリームから鍵情報を抽出するとともに、この鍵情報を用いてデスクランブル処理を行い、デスクランブル処理後のビットストリームをビットストリーム処理部23に供給する。このようにビットストリーム処理部23の前段にデスクランブラを設けることで、配信されるコンテンツの画像や音声のデータがスクランブル処理されていても、滑らかな動きの再生速度に応じた再生画像を表示できる。
【0043】
【発明の効果】
この発明によれば、受信したビットストリームからコンテンツのビットストリームが分離して記憶されるとともに、分離したビットストリームからフレーム内符号化画像のビットストリームが検出されて、このフレーム内符号化画像のビットストリーム記憶位置と、このフレーム内符号化画像のビットストリームを検出したときの時間基準情報とを関係付けた位置時間情報を用いてインデックス情報が生成される。ここで、早送り再生や巻き戻し再生等の特殊再生時には、再生速度とインデックス情報に応じて、記憶されているビットストリームの読み出しが行われるため、動きの滑らかな再生画像を表示できる。
【0044】
また、再生速度に応じて次に読み出すビットストリームの時間値を算出し、インデックス情報から算出した時間値と最も近い時間基準情報を検出して、この検出した時間基準情報と関係付けられているビットストリーム記憶位置が、次に読み出すビットストリームの読み出し基準位置とされるので、時間情報を利用して特殊再生動作の再生画像を精度良く表示できる。
【0045】
さらに、コンテンツのビットストリームのビットレートを推定し、推定したビットレートと再生速度に応じて、次に読み出すビットストリームの時間値が算出されるので、ビットレートが可変されても、特殊再生動作の再生画像を滑らかな動きの画像として表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテンツ受信装置の構成を示す図である。
【図2】トランスポートストリームとTSパケットの構成を示す図である。
【図3】PESパケットの構成を示す図である。
【図4】画像のデータ構成を示す図である。
【図5】インデックス情報の構成を示す図である。
【図6】ビットレートが可変されたときの動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10・・・ネットワーク、20・・・コンテンツ受信装置、21・・・ネットワークインタフェース、22・・・バス、23・・・ビットストリーム処理部、24・・・記憶部、24a・・・HDD(ハード・ディスク・ドライブ)、24b・・・HDDインタフェース、25・・・出力処理部、25a・・・デコーダ、25b・・・表示重畳回路、30・・・制御部、31・・・ユーザインタフェース

Claims (6)

  1. 受信したビットストリームからコンテンツのビットストリームを分離して、該分離したビットストリームからフレーム内符号化画像のビットストリームを検出するストリーム処理手段と、
    前記分離したビットストリームを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段における前記検出したフレーム内符号化画像のビットストリーム記憶位置と、該フレーム内符号化画像のビットストリームを検出したとき前記受信したビットストリームに含まれていた時間基準情報とを関係付けて位置時間情報とし、該位置時間情報を用いてインデックス情報を生成するインデックス情報生成手段と、
    前記記憶手段に記憶されているビットストリームの読み出しを、再生速度と前記インデックス情報に基づいて制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とするコンテンツ受信装置。
  2. 前記制御手段は、前記再生速度に応じて次に読み出すビットストリームの時間値を算出し、前記インデックス情報から前記算出した時間値と最も近い時間基準情報を検出して、該検出した時間基準情報と関係付けられているビットストリーム記憶位置を、前記次に読み出すビットストリームの読み出し基準位置とする
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ受信装置。
  3. 前記制御手段は、前記コンテンツのビットストリームのビットレートを推定し、該推定したビットレートと前記再生速度に応じて前記次に読み出すビットストリームの時間値を算出する
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ受信装置。
  4. 受信したビットストリームからコンテンツのビットストリームを分離して記憶するとともに、前記分離したビットストリームからフレーム内符号化画像のビットストリームを検出し、
    前記検出したフレーム内符号化画像のビットストリーム記憶位置と、該フレーム内符号化画像のビットストリームを検出したとき前記受信したビットストリームに含まれていた時間基準情報とを関係付けて位置時間情報として、該位置時間情報を用いてインデックス情報を生成し、
    前記記憶されているビットストリームの読み出しを、再生速度と前記インデックス情報に基づいて制御する
    ことを特徴とするコンテンツ受信方法。
  5. 前記再生速度に応じて次に読み出すビットストリームの時間値を算出し、前記インデックス情報から前記算出した時間値と最も近い時間基準情報を検出して、該検出した時間基準情報と関係付けられているビットストリーム記憶位置を、前記次に読み出すビットストリームの読み出し基準位置とする
    ことを特徴とする請求項4記載のコンテンツ受信方法。
  6. 前記コンテンツのビットストリームのビットレートを推定し、該推定したビットレートと前記再生速度に応じて前記次に読み出すビットストリームの時間値を算出する
    ことを特徴とする請求項5記載のコンテンツ受信方法。
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