JP2005130125A - 無線lanシステム,通信端末および通信プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アクセスポイントは、複数の接続方法それぞれに基づいてプローブ要求を送信する(要求)。このプローブ要求は、同一の接続方法の設定されているプリンタに受信され(要求32)、このプリンタがプローブ応答を返信する(応答)。続いて、このプローブ応答の返信を受けたアクセスポイントは、自身に設定されている接続方法を要求催促データによりプリンタへ通知する(要求催促)。そして、この通知を受けたプリンタは、通知された接続方法、つまりアクセスポイントと同一の接続方法を設定する。こうして、プリンタがアクセスポイントと同一の接続方法に設定され、両者間で無線接続できる状態となる。このように、プリンタは、アクセスポイントへの接続方法が自動的に設定されるため、無線LANの設定に対するユーザへの負荷を大幅に軽減することができる。
【選択図】図3
Description
無線LANのネットワークでは、各無線ステーションが中継局を介して無線通信を行う「インフラストラクチャモード」や、直接無線ステーション同士が無線通信を行う「アドホックモード」などの通信方式があり、各無線ステーションは、その用途に応じて通信方式を切り替えることができるように構成されているが、「インフラストラクチャモード」にて使用されることが一般的である。
なお、この構成における「外部からの指令」とは、例えば、無線アクセスポイントの備える操作部に対して行われたユーザによる特定の操作や、無線アクセスポイントとデータ通信可能に接続された通信端末からのデータなどのことである。
このためには、請求項8に記載のように、応答要求手段による応答要求データの送信が開始された以降、応答データを所定期間にわたり収集する応答収集手段が備えられ、方法通知手段は、応答収集手段により通知データが収集された後、こうして収集された応答データのうち、受信レベルが最も大きかった応答データの送信元である無線ステーションへ通知データを送信する、ように構成すればよい。
請求項12に記載の無線LANシステムは、無線ステーションにおいて、応答返信手段が、無線ステーション自身を識別するための識別データを対応づけた状態で応答データを送信する。また、アクセスポイントにおいて、応答収集手段は、応答データをこの応答データに対応する識別データと共に収集するように構成され、さらに、応答収集手段による応答データの収集が行われた後、こうして収集された応答データそれぞれに対応する識別データの中から、1以上の識別データをユーザに選択させる第2ユーザ選択手段が備えられ、方法通知手段は、第2ユーザ選択手段によりユーザに選択させた識別データで識別される無線ステーションへ通知データを送信する。
請求項14に記載の無線LANシステムにおいて、無線アクセスポイントは、応答収集手段および一覧送信手段が備えられている。これらのうち、応答収集手段は、応答要求手段による応答要求データの送信が開始された以降、応答データを所定期間にわたり収集し、こうして収集した応答データ、および、この応答データの送信元である無線ステーションの対応関係を記憶部へ記憶させる。また、一覧送信手段は、応答収集手段により対応関係が記憶された無線ステーションの一覧を要求する旨の一覧要求データを、通信端末から受信した際に、一覧を示す一覧データを通信端末側へ送信する。そして、方法通知手段は、一覧送信手段により一覧データが通信端末へ送信され、その後、この通信端末側において一覧データで示される一覧の中から選択された1以上の無線ステーションを示す選択データを通信端末から受信した以降、この選択データで示される無線ステーションへ通知データを返信する。さらに、通信端末は、一覧要求手段,ユーザ選択手段および選択送信手段が備えられている。これらのうち、一覧要求手段は、無線アクセスポイントに対して、一覧要求データを送信する。また、第3ユーザ選択手段は、一覧要求手段により一覧要求データが無線アクセスポイントへ送信された後、この無線アクセスポイントから一覧データを受信した際に、この一覧データで示される一覧の中から1以上の無線ステーションをユーザに選択させる。また、選択送信手段は、第3ユーザ選択手段によりユーザに選択させた1以上の無線ステーションを示す選択データを無線アクセスポイントへ送信する。
請求項15に記載の無線LANシステムにおいて、無線ステーションは、応答返信手段が、無線ステーション自身を識別するための識別データを対応づけた状態で応答データを送信する。また、無線アクセスポイントは、応答収集手段および一覧送信手段が備えられている。これらのうち、応答収集手段は、応答要求手段による応答要求データの送信が開始された以降、応答データをこの応答データに対応する識別データと共に所定期間にわたり収集し、こうして収集した応答データの送信元である無線ステーション、および、識別データの対応関係を記憶部へ記憶させる。一覧送信手段は、応答収集手段により対応関係が記憶された識別データの一覧を要求する旨の一覧要求データを、通信端末から受信した際に、一覧を示す一覧データを通信端末側へ送信する。また、方法通知手段は、一覧送信手段により一覧データが通信端末へ送信され、その後、この通信端末側において一覧データで示される一覧の中から選択された1以上の識別データを示す選択データを通信端末から受信した以降、この選択データで示される識別データに対応する無線ステーションへ通知データを返信する、ように構成されている。そして、通信端末は、一覧要求手段,第4ユーザ選択手段および選択送信手段を備えている。これらのうち、一覧要求手段は、無線アクセスポイントに対して、一覧要求データを送信する。第4ユーザ選択手段は、一覧要求手段により一覧要求データが前記無線アクセスポイントへ送信された後、この無線アクセスポイントから一覧データを受信した際に、この一覧データで示される一覧の中から1以上の識別データをユーザに選択させる。選択送信手段は、第4ユーザ選択手段によりユーザに選択させた1以上の無線ステーションを示す選択データを前記無線アクセスポイントへ送信する。
請求項17に記載の無線LANシステムは、アクセスポイントにおいて、通知返信手段は、通知データを、無線アクセスポイント自身におけるデータ通信を暗号化するために使用される第1暗号キーとは異なる第2暗号キーを付加した状態で返信する、ように構成されている。さらに、方法通知手段により通知データが送信された以降、通知データが送信された無線ステーションとの間におけるデータ通信について、第2暗号キーにより暗号化した状態で行うように暗号化方法を切り替える暗号切替手段が備えられている。一方、無線ステーションにおいては、無線アクセスポイントから通知データを受信した以降、この無線アクセスポイントとのデータ通信を通知データに付加された第2暗号キーにより暗号化して行うように設定する暗号設定手段が備えられている。
請求項18に記載の無線LANシステムにおいて、無線ステーションは、公開鍵暗号方式により、無線アクセスポイントにデータ通信可能に接続された通信端末から無線アクセスポイントを介して第1暗号キーを取得する暗号取得手段と、暗号取得手段により第1暗号キーが通信端末から取得された際、無線アクセスポイントとの無線接続を解除し、第1暗号キーにより暗号化した状態で無線接続し直すことにより、無線アクセスポイントとのデータ通信を第1暗号キーにより暗号化した状態で行うように設定変更する暗号変更手段と、が備えられている。また、通信端末は、公開鍵暗号方式により無線ステーションへの第1暗号キーの受け渡しを、無線アクセスポイントを介して行う暗号受渡手段が備えられている。そして、無線アクセスポイントにおいて、暗号切替手段は、無線ステーションとの無線接続が解除された以降、暗号化方法の切り替えを行わない。
以上説明したように、無線アクセスポイントは、方法通知手段による通知データの送信を実現して無線ステーションにおける接続方法の設定を行わせる、つまりサポートするように構成されているが、このサポートは、特定の状態の時にのみ行われるように構成するとよい。
なお、 なお、この構成における「外部からの指令」とは、例えば、無線ステーションの備える操作部に対して行われたユーザによる特定の操作や、無線ステーションとデータ通信可能に接続された通信端末からのデータなどのことである。
このように構成された通信端末によれば、請求項1から25のいずれかに記載の無線LANシステムの一部を構成することができる。
このように構成された通信端末によれば、請求項1から25のいずれかに記載の無線LANシステムの一部を構成することができる。
また、請求項30に記載の通信プログラムは、請求項1から25のいずれかに記載の無線アクセスポイントの備える全ての手段として機能させるための各種処理手順を、コンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
また、請求項31に記載の通信プログラムは、請求項13から15,請求項18,請求項19およびこれら請求項のみを引用する請求項のいずれかに記載の通信端末として機能させるための各種処理手順を、コンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
無線LANシステムは、図1に示すように、アクセスポイント10、ネットワークプリンタ(以降、単に「プリンタ」とする)20などにより構成される。
○アクセスポイント10による接続方法指示処理
以下に、アクセスポイント10の備えるCPU11により実行される接続方法指示処理の処理手順を図2に基づいて説明する。この接続方法指示処理は、操作パネル26により、アクセスポイント10の動作モードを、無線ステーションにおける接続方法の設定をサポートするサポートモードに切り替えるための指示操作(例えば、特定ボタンの押下)が行われた際に開始される。なお、このサポートモードは、本接続方法指示処理が実行されている最中のみの動作モードであり、本接続方法指示処理の終了と共に、アクセスポイント10の動作モードがサポートモードからノーマルモードへ切り替え直されることになる。
次に、変数Nを初期化する(s120)。この処理では、変数Nに「1」をセット(1→N)する。なお、以降に記載の「n」は、変数Nにセットされた値を示すものとする。
このs160の処理で、プローブ応答が返信されてこなければ(s160:NO)、プローブ要求の送信に対してタイムアウト(つまり、時間切れ)となったか否かをチェックする(s170)。この処理では、s150の処理でカウントをスタートしたタイマーのカウント値が所定の値(本実施形態においては、250ms)に到達していれば、タイムアウトであると判定する。
この後、s120以降の処理で、次の無線LAN規格によるプローブ要求の送信が行われ、s120からs220の処理を繰り返すことにより、全ての無線LAN規格によるプローブ要求の送信が行われる(図3における「要求11〜要求3j」参照)。
このs270の処理で、アソシエーション要求を受信していなければ(s270:NO)、要求催促データの送信に対してタイムアウト(つまり、時間切れ)となったか否かをチェックする(s280)。この処理では、s260の処理でカウントをスタートしたタイマーのカウント値が所定の値(本実施形態においては、250ms)に到達していれば、タイムアウトであると判定する。
なお、詳細な説明は省略するが、本実施形態において、アソシエーション要求,応答がやりとりされる前には、通常の無線接続を行う手順と同様、アクセスポイント10からの要求催促データがプリンタ20に受信されたら、オーセンティケーション要求,応答をやりとりするように構成されている(図3における「オーセンティケーション要求〜オーセンティケーション応答」参照)。ただ、第1実施形態においては、データ通信を暗号化していない構成となっているため、オープン認証(つまり暗号化しない)によるオーセンティケーション要求,応答のやりとりとなる。
○プリンタ20による接続方法設定処理
以下に、プリンタ20の備えるCPU21により実行される接続方法設定処理の処理手順について図4に基づいて説明する。この接続方法設定処理は、プリンタ20が起動した際に開始される。
こうして、s440からs470の処理を繰り返した後、s470の処理でタイムアウトとなっていれば(s470:YES)、s430の処理でスタートさせたタイマーをストップおよびリセットし(s480)、エラー通知を行った後(s490)、本接続方法設定処理を終了する。このs490の処理では、プリンタ20の周囲に正常に機能している無線アクセスポイントが存在してない等のメッセージを表示パネル27に表示させることによりユーザにエラーを通知する。
このように構成された無線LANシステムおいて、アクセスポイント10は、無線ステーション(プリンタ20)に対して、複数の接続方法それぞれに基づいてプローブ要求を送信する(図3における「要求」参照)。このプローブ要求は、同一の接続方法の設定されているプリンタ20に受信され(同図「要求32」参照)、このプリンタ20が、プローブ要求に応答してプローブ応答をアクセスポイント10へ返信する(同図「応答」参照)。続いて、このプローブ応答の返信を受けたアクセスポイント10は、アクセスポイント10自身に対して設定されている接続方法を要求催促データによりプリンタ20へ通知する(図3における「要求催促」参照)。そして、この通知を受けたプリンタ20は、要求催促データで通知された接続方法、つまりアクセスポイント10において設定されている接続方法と同一の接続方法を設定する。こうして、プリンタ20がアクセスポイント10と同一の接続方法に設定されることにより、両者間で無線接続できる状態となる。
また、プリンタ20は、起動により外部から明示的に、接続方法設定処理(図4)の開始を指示することができる。
[第1実施形態において変形可能な構成]
本実施形態においては、以下に示すように、一部構成を別の構成に変形した状態で実施することができる。なお、以下に示す構成は、他の実施形態における同様の構成に対しても適用できる。
本実施形態の無線LANシステムにおいては、第1実施形態における無線LANシステムと同様の構成であり、プリンタ20における一部の処理内容が異なっているだけであるため、この相違点についてのみ詳述する。
○プリンタ20による接続方法設定処理
以下に、プリンタ20の備えるCPU21により実行される接続方法設定処理の処理手順について図6に基づいて説明する。この接続方法設定処理は、第1実施形態における接続方法設定処理(図4)のうち、s480の処理とs490の処理との間に後述するs482の処理が設けられ、s500の処理の替わりに後述するs462,s464の処理が設けれられたものであるため、これらの処理についてのみ詳述する。なお、第1実施形態と同一のステップについては同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略するものとする。
このように構成された無線LANシステムにおいては、第1実施形態と同様の構成により得られる作用・効果の他に、以下に示すような作用・効果を得ることができる。
本実施形態の無線LANシステムは、第1実施形態における無線LANシステムと同様の構成であり、アクセスポイント10における一部の処理内容が異なっているだけであるため、この相違点についてのみ詳述する。
○アクセスポイント10による接続方法指示処理
以下に、アクセスポイント10の備えるCPU11により実行される接続法指示処理の処理手順を図8に基づいて説明する。この接続方法指示処理は、第1実施形態における接続方法指示処理(図2)のうち、s230の替わりに後述するs162の処理が設けられ、s220の処理の後に後述するs222の処理が設けられているものであるため、これらの処理についてのみ詳述する。なお、第1実施形態と同一のステップについては同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略するものとする。
このs170からs220の処理を経て、s220の処理で「YES」と判定された場合、s162の処理にてパラメータの登録が行われたか否かをチェックする(s222)。この処理では、RAM13におけるパラメータ用の記憶領域にパラメータを示すデータが記憶されていれば、s162の処理を経て登録が行われたと判定する。
[第3実施形態の効果]
このように構成された無線LANシステムにおいては、第1実施形態と同様の構成により得られる作用・効果の他に、以下に示すような作用・効果を得ることができる。
これにより、第2実施形態と同様に、アクセスポイント10とプリンタ20とを、無線通信時の受信レベルが高くなるように近づけておくだけで、接続方法を設定させるべき無線ステーション(プリンタ20)以外の無線ステーションへ要求催促データを間違って送信して接続方法を設定させてしまうことを防止できる。
本実施形態においては、以下に示すように、一部構成を別の構成に変形した状態で実施することができる。なお、以下に示す構成は、他の実施形態における同様の構成に対しても適用できる。
本実施形態の無線LANシステムは、第1実施形態における無線LANシステムと同様の構成であり、アクセスポイント10における一部の処理内容が異なっているだけであるため、この相違点についてのみ詳述する。
○アクセスポイント10による接続方法指示処理
以下に、アクセスポイント10の備えるCPU11により実行される接続方法指示処理の処理手順について図9に基づいて説明する。この接続方法指示処理は、第3実施形態における接続方法指示処理(図8)のうち、s222の処理が行われた後、後述するs224,s226の処理が行われるように構成されたものであるため、これらの処理についてのみ詳述する。なお、第3実施形態と同一のステップについては同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略するものとする。
このs226の処理で選択操作が行われたら(s226:YES)、s240の処理へ移行する。なお、このとき選択操作により選択されたデバイス名からなるパラメータに対しては、選択操作により選択された旨を示す選択フラグがセットされる(初期値「0」から「1」をセットした状態とする)。
このように構成された無線LANシステムにおいては、第3実施形態と同様の構成により得られる作用・効果の他に、以下に示すような作用・効果を得ることができる。
本実施形態においては、以下に示すように、一部構成を別の構成に変形した状態で実施することができる。なお、以下に示す構成は、他の実施形態における同様の構成に対しても適用できる。
本実施形態の無線LANシステムは、第4実施形態における無線LANシステムと同様の構成であり、第4実施形態ではアクセスポイント10側で行われるデバイス名の通知および選択操作を、アクセスポイント10とケーブル100を介してデータ通信可能に接続された周知のコンピュータシステム(以降、「PC」とする)30側で行うことができるように構成したものである(図1参照)。
○アクセスポイント10による接続方法指示処理
以下に、アクセスポイント10の備えるCPU11により実行される接続方法指示処理の処理手順について図10に基づいて説明する。この接続方法指示処理は、第4実施形態における接続方法指示処理(図9)のうち、s224,s226の処理の替わりに後述するs228,s229の処理が行われるように構成したものであるため、これらの処理についてのみ詳述する。なお、本接続方法指示処理は、PC30側からの開始指令データを受信した以降に開始される(図11における「開始指令」参照)。
○PC30による設定指令処理
以下に、PC30により実行される設定指令処理の処理手順について図12に基づいて説明する。この設定指令処理は、PC30に組み込まれているプログラムに従って実行される。
このs620の処理で一覧データを受信したら(s620:YES)、この一覧データで示される内容をディスプレイに表示させる(s630)。こうして一覧データで示されるデバイス名の一覧が表示された後(図13参照)、ユーザは、キーボードまたはマウスなどにより、いずれかのデバイス名を選択する選択操作を行うことができる。
このように構成された無線LANシステムにおいては、第4実施形態と同様の構成により得られる作用・効果の他に、以下に示すような作用・効果を得ることができる。
本実施形態においては、以下に示すように、一部構成を別の構成に変形した状態で実施することができる。なお、以下に示す構成は、他の実施形態における同様の構成に対しても適用できる。
以上説明した各実施形態においては、プリンタ20がアクセスポイント10と無線接続されたとしても、アクセスポイント10がデータ通信を暗号化して行うように設定されていると、通常は、プリンタ20側も同様に暗号化してデータ通信を行うように設定しなければ、正常にデータ通信を行うことはできない。そこで、本実施形態の無線LANシステムは、第5実施形態の無線LANシステムを、ユーザにより操作を行わせることなく正常にデータ通信を行うことができるように構成したものである。
○アクセスポイント10による接続方法指示処理
以下に、アクセスポイント10の備えるCPU11により実行される接続方法指示処理の処理手順について図16に基づいて説明する。この接続方法指示処理は、第5実施形態における接続方法指示処理(図10)のうち、s310の処理の後に後述するs314,s316,s318の処理が設けられたものであるため、これらの処理についてのみ詳述する。
○プリンタ20による接続方法確定処理
以下に、プリンタ20の備えるCPU21により実行される接続方法確定処理の処理手順について図17に基づいて説明する。この接続方法確定処理は、第5実施形態における接続方法設定処理(図6)のうち、s580の処理が行われた後に、以下に示すような処理が行われるように構成されたものである。なお、第5実施形態と同一の処理については同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略するものとする。
○プリンタ20による暗号キー取得処理
以下に、プリンタ20の備えるCPU21により実行される暗号キー取得処理の処理手順を図19に基づいて説明する。この暗号キー取得処理は、図17におけるs700の処理の詳細な処理手順である。
次に、s710の処理で生成された公開鍵をPC30へ送信する(s720)。この処理では、あらかじめ設定されたデバイスであるPC30へ向けて公開鍵のデータが送信される。この公開鍵を受信したPC30では、この公開鍵でランダムに生成された乱数を暗号化して返信してきた後、更に、この乱数で暗号化した所定のメッセージ画像を示す印刷データを送信してくる(図18における「乱数(公開鍵で暗号化)」,「印刷データ(乱数で暗号化)」参照)。
次に、PC30から暗号化された印刷データを受信する(s740)。
次に、s740の処理で受信した印刷データで示されるメッセージ画像を、s710の処理で生成した秘密鍵で復号した後、プリントエンジン28により印刷させる(s750)。この処理で印刷されるメッセージ画像は、s730の処理で受信した乱数が確かにプリンタ20へ送信されたことをユーザに確認させるためのメッセージを含むものであり、この旨を確認したユーザは、PC30により後述する確認操作を行うことになる(後述の設定指令処理(図20)参照)。そして、この確認操作のあと、PC30からs730の処理で暗号化された暗号キーが送信されてくる。
次に、PC30から暗号キーを受信した否かをチェックする(s770)。
このs770の処理で暗号キーを受信したら(s770:YES)、s760の処理でスタートさせたタイマーをストップおよびリセットした後(s780)、本暗号キー取得処理を終了する。
○PC30による設定指令処理
以下に、PC30により実行される設定指令処理の処理手順について図20に基づいて説明する。この設定指令処理は、PC30に組み込まれているプログラムに従って実行される処理である。この設定指令処理は、第5実施形態における設定指令処理(図12)のうち、s650の処理が行われた後に、以下に示すような処理が行われるように構成されたものである。なお、第5実施形態と同一の処理については同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略するものとする。
このs840の処理で確認操作が行われたら(s840:YES)、s820の処理で生成した乱数で暗号キーを暗号化して送信する(s850)。この暗号化した暗号キーは、図19におけるs770の処理でプリンタ20が受信するデータである。なお、この暗号キーは、あらかじめメモリ等に記憶されたものである。
○アクセスポイント10による暗号切替処理
アクセスポイント10は、起動した以降、無線ステーションとの間におけるデータ通信(データの送受信)を行うタイミングになった際に、暗号切替処理を行うように構成されており、以下に、この暗号切替処理の処理手順を図21に基づいて説明する。
[第6実施形態の効果]
このように構成された無線LANシステムにおいては、上述した各実施形態と同様の構成により得られる作用・効果の他に、以下に示すような作用・効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。
本発明において、無線アクセスポイントの備える応答要求手段は、図2,図5,図8,図9,図10,図15,図16,図23におけるs140,s101の処理であり、これら処理にて送信(ブロードキャスト)されるプローブ要求が本発明における応答要求データである。また、方法通知手段は、上記の図それぞれにおけるs240の処理であり、これら処理にて送信される要求催促データが本発明における通知データである。また、方法切替手段は、上記の図それぞれにおけるs110〜s220,s250,s221の処理である。また、応答収集手段は、上記の図(図2,図5を除く)それぞれにおけるs150〜s170の処理である。また、第1,第2ユーザ選択手段は、図9におけるs224,s226の処理である。また、一覧送信手段は、図10,図15,図16におけるs228の処理である。また、暗号切替手段は、図21におけるs910〜s930の処理である。また、モード切替手段は、接続方法指示処理を実行するCPU11である。
Claims (31)
- 無線接続の方法である接続方法を複数の接続方法のうちいずれかに設定可能な無線ステーションを、あらかじめ前記複数の接続方法のうちいずれかに設定された無線アクセスポイントと同一の接続方法に設定することにより、前記無線アクセスポイントおよび前記無線ステーション間のデータ通信が可能となる無線LANシステムであって、
前記無線アクセスポイントは、
前記無線ステーションに対して、応答を要求するための応答要求データを前記複数の接続方法それぞれに基づいて送信する応答要求手段と、
該応答要求手段により応答要求データを送信した後、該応答要求データに対する応答として返信されてきた応答データを受信した場合に、該応答データと同じ接続方法に基づき、当該無線アクセスポイントに対してあらかじめ設定されている接続方法を通知するための通知データを前記無線ステーションへ送信する方法通知手段と、を備えており、
前記無線ステーションは、
当該無線ステーションに対してあらかじめ設定されている接続方法に基づいて送信されてきた前記要求データを前記無線アクセスポイントから受信した際に、該無線アクセスポイントへ前記応答データを返信する応答返信手段と、
該応答返信手段により応答データを返信した後、当該無線ステーションに対してあらかじめ設定された接続方法に基づいて送信されてきた前記通知データを受信した際に、該通知データで通知された接続方法を、前記無線アクセスポイントへの接続方法として設定する方法設定手段と、を備えている
ことを特徴とする無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記方法通知手段は、前記通知データとして、無線接続の許可を要求させるための要求催促データを前記無線アクセスポイントへ送信し、該無線ステーションから無線接続の許可を要求するためのデータであるアソシエーション要求が送信されてきたら、当該無線アクセスポイントへの無線接続を許可する旨のアソシエーション応答を返信する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
接続方法を前記複数の接続方法それぞれへ所定期間間隔で順番に切り替えた後、当該無線アクセスポイントに対してあらかじめ設定された接続方法へ切り替え直す方法切替手段が備えられ、
前記応答要求手段は、前記方法切替手段により接続方法が切り替えられる毎に、該切り替えられた接続方法に基づいて前記応答要求データを送信して、
前記方法通知手段は、応答要求手段により応答要求データが送信されてから、方法切替手段により次の接続方法に切り替えられるまでの間に応答データを受信したときに、該受信した時点において切り替えられている接続方法に基づいて前記通知データを送信する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記方法切替手段は、外部からの指令を受けた際に、接続方法を切り替え始める
ことを特徴とする請求項3に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記応答要求手段は、前記方法切替手段による接続方法の切り替えが開始される前に、当該無線アクセスポイントに対してあらかじめ設定された接続方法に基づいて前記応答要求データを送信する
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の無線LANシステム。 - 前記無線ステーションにおいて、
当該無線ステーションに対してあらかじめ設定されている接続方法に基づいて送信されてくる前記通知データを所定期間にわたり収集する通知収集手段が備えられており、
前記方法設定手段は、前記通知収集手段により通知データが収集された後、該収集された通知データのうち、受信レベルが最も大きかった通知データで通知された接続方法を、前記無線アクセスポイントへの接続方法として設定する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記方法通知手段は、所定の条件を満たす前記応答データを送信してきた無線ステーションへ前記通知データを送信する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記応答要求手段による応答要求データの送信が開始された以降、前記応答データを所定期間にわたり収集する応答収集手段が備えられており、
前記方法通知手段は、前記応答収集手段により通知データが収集された後、該収集された通知データのうち、受信レベルが最も大きかった応答データの送信元である無線ステーションへ前記通知データを送信する
ことを特徴とする請求項7に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記方法通知手段は、前記応答要求手段による応答要求データの送信が開始された以降に返信されてくる前記応答データのうち、外部からの指令に基づいて決定される応答データの送信元である無線ステーションへ前記通知データを送信する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記応答要求手段による応答要求データの送信が開始された以降、前記応答データを所定期間にわたり収集する応答収集手段が備えられており、
前記方法通知手段は、前記応答収集手段による応答データの収集が行われた後、該収集された応答データのうち、外部からの指令に基づいて決定される応答データの送信元である無線ステーションへ前記通知データを送信する
ことを特徴とする請求項9に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記応答収集手段による応答データの収集が行われた後、該収集された応答データそれぞれの送信元である無線ステーションの中から、1以上の無線ステーションをユーザに選択させる第1ユーザ選択手段が備えられ、
前記方法通知手段は、前記第1ユーザ選択手段によりユーザに選択させた無線ステーションへ前記通知データを送信する
ことを特徴とする請求項10に記載の無線LANシステム。 - 前記無線ステーションにおいて、
前記応答返信手段は、当該無線ステーションを識別するための識別データを対応づけた状態で前記応答データを送信して、
前記アクセスポイントにおいて、
前記応答収集手段は、前記応答データを該応答データに対応する前記識別データと共に収集するように構成され、
さらに、前記応答収集手段による応答データの収集が行われた後、該収集された応答データそれぞれに対応する識別データの中から、1以上の識別データをユーザに選択させる第2ユーザ選択手段が備えられ、
前記方法通知手段は、前記第2ユーザ選択手段によりユーザに選択させた識別データで識別される無線ステーションへ前記通知データを送信する
ことを特徴とする請求項10に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記方法通知手段は、当該無線アクセスポイントとデータ通信可能に接続された通信端末からの指令を受けて、前記通知データを送信すべき無線ステーションを決定するように構成されている
ことを特徴とする請求項9に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記応答要求手段による応答要求データの送信が開始された以降、前記応答データを所定期間にわたり収集し、該収集した前記応答データ、および、該応答データの送信元である無線ステーションの対応関係を記憶部へ記憶させる応答収集手段と、
該応答収集手段により対応関係が記憶された無線ステーションの一覧を要求する旨の一覧要求データを、前記通信端末から受信した際に、前記一覧を示す一覧データを前記通信端末側へ送信する一覧送信手段と、が備えられ、
前記方法通知手段は、前記一覧送信手段により一覧データが前記通信端末へ送信され、その後、該通信端末側において前記一覧データで示される一覧の中から選択された1以上の無線ステーションを示す選択データを前記通信端末から受信した以降、該選択データで示される無線ステーションへ前記通知データを返信する、ように構成され
前記通信端末において、
前記無線アクセスポイントに対して、前記一覧要求データを送信する一覧要求手段と、
該一覧要求手段により前記一覧要求データが前記無線アクセスポイントへ送信された後、該無線アクセスポイントから前記一覧データを受信した際に、該一覧データで示される一覧の中から1以上の無線ステーションをユーザに選択させる第3ユーザ選択手段と、
該第3ユーザ選択手段によりユーザに選択させた1以上の無線ステーションを示す前記選択データを前記無線アクセスポイントへ送信する選択送信手段と、が備えられている
ことを特徴とする請求項13に記載の無線LANシステム。 - 前記無線ステーションにおいて、
前記応答返信手段は、当該無線ステーションを識別するための識別データを対応づけた状態で前記応答データを送信して、
前記無線アクセスポイントにおいて、
前記応答要求手段による応答要求データの送信が開始された以降、前記応答データを該応答データに対応する識別データと共に所定期間にわたり収集し、該収集した前記応答データの送信元である無線ステーション、および、前記識別データの対応関係を記憶部へ記憶させる応答収集手段と、
該応答収集手段により対応関係が記憶された識別データの一覧を要求する旨の一覧要求データを、前記通信端末から受信した際に、前記一覧を示す一覧データを前記通信端末側へ送信する一覧送信手段と、が備えられ、
前記方法通知手段は、前記一覧送信手段により一覧データが前記通信端末へ送信され、その後、該通信端末側において前記一覧データで示される一覧の中から選択された1以上の識別データを示す選択データを前記通信端末から受信した以降、該選択データで示される識別データに対応する無線ステーションへ前記通知データを返信する、ように構成され
前記通信端末において、
前記無線アクセスポイントに対して、前記一覧要求データを送信する一覧要求手段と、
該一覧要求手段により前記一覧要求データが前記無線アクセスポイントへ送信された後、該無線アクセスポイントから前記一覧データを受信した際に、該一覧データで示される一覧の中から1以上の識別データをユーザに選択させる第4ユーザ選択手段と、
該第4ユーザ選択手段によりユーザに選択させた1以上の無線ステーションを示す前記選択データを前記無線アクセスポイントへ送信する選択送信手段と、が備えられている
ことを特徴とする請求項13に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記方法通知手段により通知データが送信された以降、当該無線アクセスポイントにおけるデータ通信が第1暗号キーにより暗号化された状態で行われるように設定されている場合に、前記通知データが送信された無線ステーションとの間におけるデータ通信についてのみ、暗号化方法を切り替えて暗号化せずに行うようにする暗号切替手段が備えられている
ことを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 前記アクセスポイントにおいて、
前記方法通知手段は、前記通知データを、当該無線アクセスポイントにおけるデータ通信を暗号化するために使用される第1暗号キーとは異なる第2暗号キーを付加した状態で返信する、ように構成され、
さらに、前記方法通知手段により通知データが送信された以降、前記通知データが送信された無線ステーションとの間におけるデータ通信について、前記第2暗号キーにより暗号化した状態で行うように暗号化方法を切り替える暗号切替手段が備えられており、
前記無線ステーションにおいて、
前記無線アクセスポイントから前記通知データを受信した以降、該無線アクセスポイントとのデータ通信を前記通知データに付加された第2暗号キーにより暗号化して行うように設定する暗号設定手段が備えられている
ことを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントには、該無線アクセスポイントとデータ通信可能な通信端末が接続されており、
前記無線ステーションにおいて、
公開鍵暗号方式により前記通信端末から前記無線アクセスポイントを介して前記第1暗号キーを取得する暗号取得手段と、
前記暗号取得手段により前記第1暗号キーが前記通信端末から取得された際、前記無線アクセスポイントとの無線接続を解除し、前記第1暗号キーにより暗号化した状態で無線接続し直すことにより、前記無線アクセスポイントとのデータ通信を前記第1暗号キーにより暗号化した状態で行うように設定変更する暗号変更手段と、が備えられており、
前記通信端末において、
公開鍵暗号方式により前記無線ステーションへの前記第1暗号キーの受け渡しを、前記無線アクセスポイントを介して行う暗号受渡手段が備えられ、
前記無線アクセスポイントにおいて、
前記暗号切替手段は、前記無線ステーションとの無線接続が解除された以降、暗号化方法の切り替えを行わない
ことを特徴とする請求項16または請求項17に記載の無線LANシステム。 - 前記通信端末において、
前記暗号受渡手段は、前記第1暗号キーの受け渡しを行う前に、公開鍵暗号方式により前記無線ステーションへの認証用メッセージの受け渡しを行うように構成され、
さらに、
前記暗号受渡手段により前記認証用メッセージの受け渡しが行われた以降、前記無線ステーション側で出力される前記認証用メッセージを確認したユーザによる確認操作を行わせるための確認操作手段が備えられ、
前記暗号受渡手段は、前記確認操作手段により確認操作が行われた際に、前記第1暗号キーの受け渡しを行うように構成されており、
前記無線ステーションにおいて、
前記暗号取得手段は、前記第1暗号キーに先立って公開鍵暗号方式により前記通信端末から受け渡しが行われる前記認証用メッセージを取得する、ように構成され、
さらに、前記暗号取得手段により取得された認証用メッセージを出力するメッセージ出力手段が備えられ、
前記暗号取得手段は、メッセージ出力手段により認証用メッセージが出力され、前記メッセージ出力手段により出力される認証用メッセージを確認したユーザによる前記通信端末への確認操作が行われた後に、前記通信端末から受け渡しが行われる前記第1暗号キーを取得する
ことを特徴とする請求項18に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
当該無線アクセスポイントの動作モードを、前記方法通知手段による通知データの送信を実現して無線ステーションにおける接続方法の設定をサポートするサポートモード、および、前記方法通知手段による通知データの送信を実現せずに接続方法の設定をサポートしないノーマルモードのいずれか一方へ切り替え可能なモード切替手段が備えられている
ことを特徴とする請求項1から19のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記モード切替手段は、外部からの指令を受けて動作モードを切り替える
ことを特徴とする請求項20に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記モード切替手段は、動作モードを前記サポートモードへ切り替えた以降、所定の期間が経過した際に、動作モードを前記ノーマルモードへ切り替え直す
ことを特徴とする請求項20または請求項21に記載の無線LANシステム。 - 前記無線アクセスポイントにおいて、
前記モード切替手段は、動作モードを前記サポートモードへ切り替えた以降、前記方法通知手段により通知データが所定回数だけ送信された際に、動作モードを前記ノーマルモードへ切り替え直す
ことを特徴とする請求項20から22のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 前記無線ステーションにおいて、
無線アクセスポイントへの接続方法に関する設定内容が、前記応答返信手段による返信および前記方法設定手段による設定を経て無線アクセスポイントへの接続方法を設定する必要がある設定内容であるか否かを判定する内容判定手段と、
該内容判定手段により接続方法を設定する必要がある設定内容でないと判定された場合に、前記応答返信手段による返信および前記方法設定手段による設定のうちいずれか一方または両方が行われないようにする動作停止手段と、が備えられている
ことを特徴とする請求項1から23のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 前記無線ステーションにおいて、
無線アクセスポイントへの接続方法に関する設定内容が、前記応答返信手段による返信および前記方法設定手段による設定を経て無線アクセスポイントへの接続方法を設定する必要がある設定内容であるか否かを判定する内容判定手段が備えられ、
前記応答返信手段は、前記応答データを前記内容判定手段による接続方法を設定する必要があるか否かの判定結果を特定可能な状態で送信するように構成されており、
前記無線アクセスポイントにおいて、
前記方法通知手段は、前記無線ステーションから受信した前記応答データが、接続方法を設定する必要がある旨を特定可能なデータである場合のみ、前記通知データを返信するように構成されている
ことを特徴とする請求項1から24のいずれかに記載の無線LANシステム。 - 請求項1から25のいずれかに記載の無線ステーションとして機能する通信端末。
- 請求項1から25のいずれかに記載の無線アクセスポイントとして機能する通信端末。
- 請求項13から15,請求項18,請求項19およびこれら請求項のみを引用する請求項のいずれかに記載の通信端末として機能する通信端末。
- 請求項1から25のいずれかに記載の無線ステーションの備える全ての手段として機能させるための各種処理手順を、コンピュータシステムに実行させるための通信プログラム。
- 請求項1から25のいずれかに記載の無線アクセスポイントの備える全ての手段として機能させるための各種処理手順を、コンピュータシステムに実行させるための通信プログラム。
- 請求項13から15,請求項18,請求項19およびこれら請求項のみを引用する請求項のいずれかに記載の通信端末として機能させるための各種処理手順を、コンピュータシステムに実行させるための通信プログラム。
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