JP2005130043A - 受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】実用感度の向上を実現する受信機を提供する。
【解決手段】中間周波信号SIFに対し信号処理を行うn個(nは2以上の自然数)の信号処理部CQ1〜CQnと、選択回路SELと、最大値検出部DMXを備えて構成する。信号処理部CQ1〜CQnには、偏移域BSを包含する通常通過帯域BWAをn分割することで求まる各通過帯域幅BW1〜BWnに設定された第1〜第nのIFフィルタBF1〜BFnと、各IFフィルタで帯域制限された中間周波信号S11〜Sn1を検波する第1〜第nの検波器DT1〜DTnと、中間周波信号S11〜Sn1の包絡線を検出して各包絡線信号S13〜Sn3を出力する第1〜第nの包絡線検出器EV1〜EVnを備える。最大値検出部DMXは、各包絡線信号S13〜Sn3のうち最も大きな振幅となる包絡線信号を検出し、その検出した包絡線信号に対応する復調信号を示す制御信号SWを出力する。選択回路SELは、制御信号SWで指定され復調信号の信号成分を選択的に抽出し、時間軸上で合成することにより、実用感度付近で良好な感度の得られる復調信号SDを生成して出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばFM受信機等の受信機に関し、実用感度の向上等を図った受信機に関する。
図8(a)を参照して、FM受信機の一般的な構成を述べると、受信アンテナANTから出力される高周波の受信信号を高周波増幅器1が増幅し、周波数変換器3がその増幅された受信信号Srxを局部発振器2からの局発信号SLOに基づいて混合検波することで中間周波信号SIFに周波数変換し、その中間周波信号SIFを所定の通過帯域幅BWAを有するIFフィルタ4を介して検波器(ディスクリミネータ)5側へ供給する。
そして、上述の中間周波信号SIFがIFフィルタ4を通過する際、通過帯域幅BWAによって制限され、その帯域制限された中間周波信号Saを検波器5がFM検波することによって、復調信号Sbを出力する構成となっている。
ここで、図8(b)に示されているように、IFフィルタ4の通過帯域幅BWAは、下側の最大周波数偏移(−fmax)と上側の最大周波数偏移(+fmax)との間の偏移域BSを包含するように決められている。
つまり、FM変調及び復調の原理によれば、音声波形をFM変調することで生じるFM波の周波数は、その音声波形の振幅に比例して搬送周波数foからずれることとなり、音声波形の振幅が最大値となるときの周波数のずれ量(搬送周波数foからのずれ量)±fmaxが最大周波数偏移であることから、搬送周波数foを中心周波数0とした場合の最大周波数偏移(−fmax)と(+fmax)の間の偏移域BSを包含するように、IFフィルタ4の通過帯域幅BAが決められている。
例えば、FM放送の場合には、FM波の最大周波数偏移(±fmax)は、±75kHzに定められており、IFフィルタ4は、±75kHzの間の偏移域BSを包含すべく、例えば−90kHzから+90kHzまでの180kHzの範囲を通過帯域幅BAとして決められている。
ところで、上述の一般的なFM受信機では、IFフィルタ4から出力される中間周波信号Saと検波器5から出力される復調信号Sbは、図9(a)(b)の波形図で表されるような、雑音成分を含まない波形となることが望ましいが、実用感度付近では、図9(c)(d)の波形図で表されるような雑音成分が重畳した波形となり、スピーカ等で再生した場合に耳障りな音が発生する。
そこで、従来、上述の搬送周波数foを中心としてIFフィルタ4の通過帯域幅BAを狭めることによって、例えば高周波増幅器1で生じる熱雑音等の悪影響を低減して雑音指数(Noise Figure:NF)を改善することにより、実用感度付近における中間周波信号Saの高域雑音成分を低減する方法が提案されている。
しかし、搬送周波数foを中心としてIFフィルタ4の通過帯域幅BAを単に狭帯域にしただけでは、例えば検波器5で検波される復調信号Sbに歪が生じたり、隣接チャンネルとの混信等の問題が生じるため、実用感度の向上を図ることが困難となる場合があった。
本発明はこうした従来の課題に鑑みてなされたものであり、例えば復調信号に歪が生じたり、隣接チャンネルの妨害排除能力等を損なうことなく、実用感度の向上を実現する受信機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、中間周波信号の偏移域を含む通常帯域幅を2以上に分割した各通過帯域幅に設定され、前記中間周波信号を入力し前記各通過帯域幅毎に帯域制限した中間周波信号を出力する複数の帯域通過フィルタと、前記帯域制限された各中間周波信号の包絡線を検出して、各中間周波信号の包絡線を示す各包絡線信号を出力する包絡線検出手段と、前記帯域制限された各中間周波信号を検波して、各復調信号を出力する検波器と、前記各包絡線信号のうち最も大きな振幅となる包絡線信号を検出する最大値検出手段と、前記検波器から出力される前記各復調信号のうち、前記最も大きな振幅となる包絡線信号に対応する復調信号の信号成分を選択的に抽出し、時間軸上で合成した復調信号を生成して出力する選択手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、中間周波信号の偏移域を含む通常帯域幅を2以上に分割した各通過帯域幅に設定され、前記中間周波信号から前記各通過帯域幅毎に帯域制限した中間周波信号を出力する複数の帯域通過フィルタと、前記帯域制限された各中間周波信号の包絡線を検出して、各中間周波信号の包絡線を示す各包絡線信号を出力する包絡線検出手段と、前記各包絡線信号のうち最も大きな振幅となる包絡線信号を検出する最大値検出手段と、前記複数の帯域通過フィルタから出力される各中間周波信号のうち、前記最も大きな振幅となる包絡線信号に対応する中間周波信号の信号成分を選択的に抽出し、時間軸上で合成した中間周波信号を生成して出力する選択手段と、前記選択手段から出力される前記中間周波信号を検波して復調信号を出力する検波器とを備えることを特徴とする。
以下、発明を実施するための最良の形態について図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態の受信機の構成を表したブロック図、図2は、受信機に複数個備えられているIFフィルタの通過帯域を表した図である。
図1において、本実施形態の受信機RXは、周波数変換器(図示略)から出力される中間周波信号SIFに対し信号処理を行うn個(nは2以上の自然数)の信号処理部CQ1〜CQnと、選択回路SELと、最大値検出部DMXを備えて構成されている。
信号処理部CQ1には、第1のIFフィルタBF1と、第1の検波器DT1と、第1の包絡線検出器EV1とが備えられ、信号処理部CQ2には、第2のIFフィルタBF2と、第2の検波器DT2と、第2の包絡線検出器EV2とが備えられ、以下同様に、信号処理部CQnには、第nのIFフィルタBFnと、第nの検波器DTnと、第nの包絡線検出器EVnとが備えられている。
第1〜第nのIFフィルタBF1〜BFnは、夫々所定の通過帯域幅BW1〜BWnに設定された帯域通過フィルタ(バンドパスフィルタ)で形成されており、第1のIFフィルタBF1は、中間周波信号SIFを通過帯域幅BW1に制限して出力し、第2のIFフィルタBF2は、中間周波信号SIFを通過帯域幅BW2に制限して出力し、以下同様に、第nのIFフィルタBFnは、中間周波信号SIFを通過帯域幅BWnに制限して出力する。
より具体的には、図2に示すように、第1〜第nのIFフィルタBF1〜BFnの夫々の通過帯域幅BW1〜BWnは、搬送周波数foを中心とする下側の最大周波数偏移(−fmax)と上側の最大周波数偏移(+fmax)との間の偏移域BSを包含する帯域幅(以下「通常帯域幅」という)BWAをn分割した場合の夫々の周波数範囲に設定されており、更に各通過帯域幅BW1〜BWnが互いに重なることなく、全ての通過帯域幅BW1〜BWnを合計すると通常帯域幅BWAとなるように決められている。
更に、第1〜第nのIFフィルタBF1〜BFnには、リミッタ等で振幅が平坦化されていない中間周波信号SIF、すなわちアンテナで受信された受信信号の強度に比例して振幅が変化する中間周波信号SIFが入力され、かかる中間周波信号SIFの最大振幅に基づいて上述の最大周波数偏移(−fmax),(+fmax)と、偏移域BSと、通常帯域幅BWAが決められている。
そして、図2に示すように、上述の搬送周波数foを中心とする周波数(−BWA/2)から周波数(+BWA/2)までの通常帯域幅BWAにおいて、第1のIFフィルタBF1の通過帯域幅BW1は、低域遮断周波数(+BWA/2−BW1)から高域遮断周波数(+BWA/2)までの範囲に決められ、第2のIFフィルタBF2の通過帯域幅BW2は、低域遮断周波数(+BWA/2−BW1−BW2)から高域遮断周波数(+BWA/2−BW1)までの範囲に決められ、以下同様にして、第nのIFフィルタBFnの通過帯域幅BWnは、低域遮断周波数(−BWA/2)から高域遮断周波数(−BWA/2+BWn)までの範囲に決められている。
ただし、各通過帯域幅BW1〜BWnは、通常帯域幅BWAをn等分することによって得られる等しい帯域幅(BWA/n)にする必要はなく、全ての通過帯域幅BW1〜BWnを合計すると通常帯域幅BWAとなるように決められていれば、少なくとも1つの通過帯域幅が他の通過帯域幅と異なっていてもよいし、全ての通過帯域幅BW1〜BWnが異なっていてもよい。
再び図1において、第1の検波器DT1は、第1のIFフィルタBF1によって帯域制限された中間周波信号S11をFM検波し、検波後の復調信号S12を選択回路SEL側へ出力する。第2の検波器DT2は、第2のIFフィルタBF2によって帯域制限された中間周波信号S21をFM検波し、検波後の復調信号S22を選択回路SEL側へ出力する。そして、以下同様に、第nの検波器DTnは、第nのIFフィルタBFnによって帯域制限された中間周波信号Sn1をFM検波し、検波後の復調信号Sn2を選択回路SEL側へ出力する。
第1の包絡線検出器EV1は、第1のIFフィルタBF1から出力される中間周波信号S11の絶対値のエンベロープ(包絡線)を検出し、検出された包絡線を表す包絡線信号S13を最大値検出部DMX側へ出力する。第2の包絡線検出器EV2は、第2のIFフィルタBF2から出力される中間周波信号S21の絶対値の包絡線を検出し、検出された包絡線を表す包絡線信号S23を最大値検出部DMX側へ出力する。そして、以下同様に、第nの包絡線検出器EVnは、第nのIFフィルタBFnから出力される中間周波信号Sn1の絶対値の包絡線を検出し、検出された包絡線を表す包絡線信号Sn3を最大値検出部DMX側へ出力する。
最大値検出部DMXは、包絡線信号S13,S23〜Sn3を並列入力して、各信号の振幅を逐一検出し、包絡線検出器EV1〜EVnのうち、同時点において最も振幅の大きな包絡線信号を出力した包絡線検出器を判定すると共に、その判定した包絡線検出器が備えられている信号処理部を示す制御信号SWを選択回路SELへ供給する。
例えば、包絡線信号S13,S23〜Sn3のうち、包絡線信号S13の振幅が最も大きい場合には、最大値検出部DMXは、信号処理部CQ1を示す制御信号SWを出力する。
選択回路SELは、n入力1出力のアナログマルチプレクサ(analog multiplexer)等で形成されており、第1〜第nの検波器DT1〜DTnからの復調信号S12,S22〜Sn3を並列入力して、上述の制御信号SWで指定された信号処理部内の検波器から出力された復調信号を選択的に出力する。
例えば、信号処理部CQ1を示す制御信号SWが供給されると、選択回路SELは、第1の検波器DT1から出力された復調信号S12を選択後の復調信号SDとして出力する。
かかる構成を有する受信機RXによると、第1〜第nの包絡線検出器EV1,EV2〜EVnは、第1〜第nのIFフィルタBF1,BF2〜BFnの通過帯域BW1,BW2〜BWnによって帯域制限された各中間周波信号S11〜Sn1の包絡線を検出することにより、実用感度付近で生じる雑音成分を除いた本来の中間周波信号の振幅変化に近い包絡線信号S13,S23〜Sn3を生成することができる。
そして、これら包絡線信号S13,S23〜Sn3のうち、最も振幅が大きくなるときの包絡線信号を最大値検出部DMXにおいて検出し、更に選択回路SELにおいて、復調信号S12,S22〜Sn2のうち、上述の検出した包絡線信号に対応している復調信号の信号成分を選択的に抽出することにより、変調信号S12,S22〜Sn2のうちで雑音成分が最も小さくなるときの信号成分を選択することができる。
そして、選択回路SELが雑音成分の最も小さくなるときの信号成分を出力する際、時間軸上でこれらの抽出した信号成分を合成することとなり、結果、実用感度付近において雑音や歪を低減した復調信号SDを生成することができ、更に隣接チャンネルの妨害排除能力を損なうことなく、実用感度の向上を図ることができる。
次に、本実施形態のより具体的な実施例を図3〜図7を参照して説明する。
図3は本実施例の受信機の構成を表したブロック図、図4は本受信機に複数個備えられているIFフィルタの通過帯域を表した図、図5〜図7は、本受信機中に生じる各信号の波形を表した図である。なお、図3及び図4において、図1及び図2と同一又は相当する部分が同一符号で示されている。また、図5〜図7中の各波形は、図9(a)〜(d)と同じスケールの縦軸(振幅)と横軸(時間)に合わせて表されている。
図3において、本実施例の受信機RXは、FM放送を受信すべく構成されており、受信アンテナANTから出力される高周波の受信信号を増幅する高周波増幅器6と、高周波増幅器6で増幅された受信信号Srxを局部発振器2からの局発信号SLOに基づいて混合検波することで中間周波信号SIFに周波数変換する周波数変換器8と、所定の通過帯域幅BWAに設定され中間周波信号SIFを帯域制限して出力するIFフィルタ9とを備えて構成されている。
そして、リミッタ等によって振幅が平坦化されることなくIFフィルタ9によって帯域制限された中間周波信号Saが、3個の信号処理回路CQ1,CQ2,CQ3に設けられている第1,第2,第3のIFフィルタBF1,BF2,BF3に供給される。
ここで、図4に示すように、IFフィルタ9の通過帯域幅(以下「通常帯域幅」という)BWAは、FM放送のFM波の最大周波数偏移(±fmax)が搬送周波数foを中心として±75kHzに定められていることから、かかる最大周波数偏移(±75kHz)の間の偏移域BSを包含すべく、搬送周波数foを中心として−90kHzから+90kHzまでの180kHzの帯域幅に設定されている。
第1,第2,第3のIFフィルタBF1,BF2,BF3の各通過帯域幅BW1,BW2,BW3は、上述の−90kHzから+90kHzまでの通常帯域幅BWAを3等分することで得られる60kHzずつの周波数範囲に決められている。
すなわち、第1のIFフィルタBF1の通過帯域幅BW1は、搬送周波数foを中心周波数0とみなした場合の+30kHzから+90kHzまでの周波数範囲、第2のIFフィルタBF2の通過帯域幅BW2は、同じく搬送周波数foを中心周波数0とみなした場合の−30kHzから+30kHzまでの周波数範囲、第3のIFフィルタBF3の通過帯域幅BW3は、同じく搬送周波数foを中心周波数0とみなした場合の−90kHzから−30kHzまでの周波数範囲に決められ、これによって通過帯域幅BW1,BW2,BW3の合計が通常帯域幅BWAと同じとなっている。
更に、信号処理部CQ1,CQ2,CQ3には、第1,第2,第3のIFフィルタBF1,BF2,BF3の他、図1に示した実施形態と同様に、第1,第2,第3の検波器DT1,DT2,DT3と、第1,第2,第3の包絡線検出器EV1,EV2,EV3とが備えられている。
第1,第2,第3の検波器DT1,DT2,DT3は、第1,第2,第3のIFフィルタBF1,BF2,BF3で帯域制限された各中間周波信号S11,S21,S31をFM検波することによって、検波後の復調信号S12,S22,S32を夫々出力する。
第1,第2,第3の包絡線検出器EV1,EV2,EV3は、各中間周波信号S11,S21,S31の絶対値の包絡線を検出することによって、包絡線信号S13,S23,S33を夫々出力する。
次に、本実施例の受信機RXでは、図1に示した最大値検出部DMXが、図3中に示されている第1,第2の比較器DMX1,DMX2によって形成されている。
第1の比較器DMX1は、包絡線信号S13,S23の振幅を逐一検出して比較するコンパレータと、該コンパレータの比較結果に従って包絡線信号S13,S23ののうち振幅の大きい方を、第2の比較器DMX2へ供給する包絡線信号SC(1,2)として転送するアナログスイッチ等を備えて形成されている。
そして、上述のコンパレータは、同時点において包絡線信号S13の振幅が包絡線信号S23の振幅より大きい場合(すなわち、S13>S23)には論理“0”、包絡線信号S13の振幅が包絡線信号S23の振幅より小さい場合(すなわち、S13≦S23)には論理“1”となる制御信号SW(1,2)を、後述の選択回路SEL1側へ出力する。
更に、第1の比較器DMX1に設けられている上述のアナログスイッチ等は、コンパレータの比較結果である制御信号SW(1,2)が論理“0”となる間は包絡線信号S13を選択し、制御信号SW(1,2)が論理“1”となる間は包絡線信号S23を選択し、その選択した一方を第2の比較器DMX2へ供給するための包絡線信号SC(1,2)として出力する。
第2の比較器DMX2は、第1の比較器DMX1から供給される包絡線信号SC(1,2)の振幅と、第3のIFフィルタBF3から出力される包絡線信号S33の振幅とを逐一検出して比較するコンパレータが備えられている。
そして、第2の比較器DMX2のコンパレータは、同時点において包絡線信号SC(1,2)の振幅が包絡線信号S33の振幅より大きい場合(すなわち、SC(1,2)>S33)には論理“0”、包絡線信号SC(1,2)の振幅が包絡線信号S33の振幅より小さい場合(すなわち、SC(1,2)≦S33)には論理“1”となる制御信号SW(1,2,3)を、後述の選択回路SEL2側へ出力する。
更に、本実施例の受信機RXでは、図1に示した選択回路SELが、図3中に示されている第1,第2の選択回路SEL1,SEL2によって形成されている。
第1の選択回路SEL1は、制御信号SW(1,2)に従って相補的(コンプリメンタリ)にオン又はオフ状態に切り替わるアナログスイッチa11,a12を有して形成されており、アナログスイッチa11の入力端に第1の検波器DT1からの復調信号S12、アナログスイッチa12の入力端に第2の検波器DT2からの復調信号S22が夫々供給されると共に、アナログスイッチa11,a12の出力端Pcom1が共通接続されている。
そして、制御信号SW(1,2)が論理“0”となる間は、アナログスイッチa11がオン(導通状態)となって、アナログスイッチa12がオフ(遮断状態)となることによって、復調信号S12が上述の共通接続された出力端Pcom1側へ転送され、一方、制御信号SW(1,2)が論理“1”となる間は、アナログスイッチa11がオフ(遮断状態)となって、アナログスイッチa12がオン(導通状態)となることによって、復調信号S22が上述の共通接続された出力端Pcpm1側へ転送される。
なお、説明の便宜上、上述の出力端Pcom1側に生じる復調信号S12又はS22を復調信号SD(1,2)として以下説明することとする。
第2の選択回路SEL2は、制御信号SW(1,2,3)に従って相補的にオン又はオフ状態に切り替わるアナログスイッチa21,a22を有し、アナログスイッチa21の入力端に第1の選択回路SEL1からの復調信号SD(1,2)、アナログスイッチa22の入力端に第3の検波器DT3からの復調信号S32が夫々供給されると共に、アナログスイッチa21,a22の出力端Pcom2が共通接続され、更に出力端Pcom2が所定の出力端子等を介して、図示しないスピーカを駆動するための後段回路に接続されるようになっている。
そして、制御信号SW(1,2,3)が論理“0”となる間は、アナログスイッチa21がオン(導通状態)となって、アナログスイッチa22がオフ(遮断状態)となることによって、復調信号SD(1,2)が上述の共通接続された出力端Pcom2側へ転送され、制御信号SW(1,2,3)が論理“1”となる間は、アナログスイッチa21がオフ(遮断状態)となって、アナログスイッチa22がオン(導通状態)となることによって、復調信号S32が上述の共通接続された出力端Pcom2側へ転送される。
このように本実施例の受信機RXは、第1〜第3の包絡線検出器EV1〜EV3から出力される各包絡線信号S13,S23,S33のうち最も振幅の大きい包絡線信号を第1,第2の比較器DMX1,DMX2によって検出することにより、図1に示した最大値検出部DMXが実現されている。
更に、選択回路SEL1,SEL2が、第1,第2の比較器DMX1,DMX2からの制御信号SW(1,2)とSW(1,2,3)に従って、第1〜第3の検波器DT1〜DT3から出力される各復調信号S12,S22,S32の信号成分を選択して、共通の出力端Pcom2において合成することによって最終的な復調信号SD(1,2,3)を生成することにより、図1に示した選択回路SELが実現されている。
次に、かかる構成を有する受信機RXの動作を説明する。
周波数変換器8から出力され、リミッタ等によって振幅が平坦化されていない実用感度付近における中間周波信号SIFがIFフィルタ9を通過することによって、図5(a)に示すような中間周波信号Saが発生したとすると、その中間周波信号Saが第1,第2,第3のIFフィルタBF1,BF2,BF3に並列入力される。
第1のIFフィルタBF1では、上述の通過帯域幅BW1によって中間周波信号Saを帯域制限することにより、図5(b)に示すような中間周波信号S11を出力し、第2のIFフィルタBF2では、上述の通過帯域幅BW2によって中間周波信号Saを帯域制限することにより、図5(c)に示すような中間周波信号S21を出力し、第3のIFフィルタBF3では、上述の通過帯域幅BW3によって中間周波信号Saを帯域制限することにより、図5(d)に示すような中間周波信号S31を出力する。
中間周波信号S11は、第1の包絡線検出器EV1において上述の包絡線検出が施されることにより、図6(a)に示すような包絡線信号S13に変換されると共に、第1の検波器DT1においてFM検波が施されることにより、図7(a)に示すような復調信号S12に変換される。
また、中間周波信号S21は、第2の包絡線検出器EV2において上述の包絡線検出が施されることによって図6(b)に示すような包絡線信号S23に変換されると共に、第2の検波器DT2においてFM検波が施されることによって図7(b)に示すような復調信号S22に変換される。
更に、中間周波信号S31は、第3の包絡線検出器EV3において上述の包絡線検出が施されることによって図6(c)に示すような包絡線信号S33に変換されると共に、第3の検波器DT3においてFM検波が施されることによって図7(c)に示すような復調信号S32に変換される。
第1の比較器DMX1は、図6(a)(b)に示した包絡線信号S13とS23の振幅を比較し、図6(d)に示すように、包絡線信号S13の振幅が包絡線信号S23の振幅より大きい場合には論理“0”、包絡線信号S13の振幅が包絡線信号S23の振幅より小さい場合には論理“1”となる制御信号SW(1,2)を選択回路SEL1側へ出力する。更に、第1の比較器DMX1は、制御信号SW(1,2)が論理“0”の場合には包絡線信号S13、制御信号SW(1,2)が論理“1”の場合には包絡線信号S23を夫々選択して出力することにより、図6(e)に示すような包絡線信号SC(1,2)を第2の比較器DMX2に供給する。
また、第2の比較器DMX2は、図6(c)(e)に示した包絡線信号S33とSC(1,2)の振幅を比較し、図6(f)に示すように、包絡線信号SC(1,2)の振幅が包絡線信号S33の振幅より大きい場合には論理“0”、包絡線信号SC(1,2)の振幅が包絡線信号S33の振幅より小さい場合には論理“1”となる制御信号SW(1,2,3)を、第2の選択回路SEL2側へ出力する。
そして、制御信号SW(1,2)が論理“0”となる間では、第1の選択回路SEL1が、アナログスイッチa11を通じて図7(a)に示した復調信号S12、制御信号SW(1,2)が論理“1”となる間では、アナログスイッチa12を通じて図7(b)に示した復調信号S22を出力端Pcom1側へ転送することによって、図7(d)に示すような波形の復調信号SD(1,2)を第2の選択回路SEL2へ供給し、更に第2の選択回路SEL2が、制御信号SW(1,2,3)が論理“0”となる間では、アナログスイッチa21を通じて図7(d)に示した復調信号SD(1,2)、制御信号SW(1,2,3)が論理“1”となる間では、アナログスイッチa22を通じて図7(c)に示した復調信号S32を出力端Pcom2側へ転送することによって、図7(e)に示すような雑音成分の低減された復調信号SD(1,2,3)を後段回路へ出力する。
このように、本実施例の受信機RXによれば、中間周波信号Saを帯域制限することによって図5(b)〜(d)に示したような中間周波信号S11,S21,S31を生成し、それら中間周波信号S11,S21,S31を包絡線検出及びFM検波することによって、包絡線信号S13,S23,S33と復調信号S12,S22,S32を生成すると共に、包絡線信号S13,S23,S33のうち振幅が最も大きくなる包絡線信号に対応させて、復調信号S12,S22,S32の信号成分を選択的に抽出して時間軸上で合成することにより復調信号SD(1,2,3)を生成するようにしたので、図7(e)に示したような雑音成分や歪みを大幅に低減した復調信号SD(1,2,3)を生成することができ、隣接チャンネルの妨害排除能力等を損なうことなく、実用感度の向上を図ることができる。
つまり、図5(a)及び図7(e)に示した中間周波信号Sa及び復調信号SD(1,2,3)の波形と、従来技術に関する図9(a)〜(d)に示した中間周波信号Sa及び復調信号Sbの波形とを対比する明らかなとおり、本実施例の受信機RXでFM検波する実用感度付近での中間周波信号Sa(図5(a)参照)と、従来の受信機でFM検波する実用感度付近での中間周波信号Sa(図9(a)参照)が共に雑音成分を有している場合、本実施例の受信機RXでは、図7(e)に示したように雑音成分と歪を低減した中間周波信号SD(1,2,3)を生成することができるのに対し、従来の受信機では図9(d)に示したように雑音成分等の多い中間周波信号Sbが生成されてしまう。このことから、直感的にも、従来の受信機に対し本実施例の受信機RXの優位性が確認された。
なお、本実施例の受信機RXでは、図3に示したように、通常帯域幅BWAを有するIFフィルタ9で帯域制限した中間周波信号Saから復調信号SD(1,2,3)を生成する構成となっているが、該IFフィルタ9を省略して、周波数変換器8から出力される中間周波信号SIFを、第1,第2,第3のIFフィルタBF1,BF2,BF3に入力する構成にしてもよい。
また、本実施例の受信機RXでは、図4に示したように、第1,第2,第3のIFフィルタBF1,BF2,BF3の各通過帯域幅BW1,BW2,BW3を共に等しい60kHzずつにしているが、各通過帯域幅BW1,BW2,BW3を互いに異なった周波数範囲にしてもよい。つまり、通過帯域幅BF1,BF2,BF3の合計が通常帯域幅BWAとなるように、第1,第2,第3のIFフィルタBF1,BF2,BF3を設計しても、実用感度付近での感度を向上させることができる。
一例として、図4に示した通常帯域幅BWAにおいて、通過帯域幅BF1を50kHz〜90kHz、通過帯域幅BF2を−50kHz〜+50kHz、通過帯域幅BF2を−90kHz〜−50kHzに設定した場合でも、実用感度付近での感度を向上させることができる。
また、本実施例の受信機RXは、3個の信号処理部CQ1〜CQ3を備えると共に、2個の比較器DMX1,DMX2と、2個の選択回路SEL1,SEL2を備えた構成としているが、4個以上の信号処理部と、当該4個以上の信号処理部に対応する個数の比較器と選択回路によって構成することも可能である。
また、選択回路SEL1,SEL2を、図3に示したアナログスイッチa11〜a22の代わりに、他のスイッチング素子で形成してもよい。
また、図3に示したように、本実施例の受信機RXでは、各信号処理部CQ1,CQ2,CQ3に設けられている第1,第2,第3の検出器DT1,DT2,DT3においてFM検波した復調信号S12,S22,S32を選択的に抽出して時間軸上で合成することにより、復調信号SD(1,2,3)を生成する構成となっているが、これらの検波器DT1,DT2,DT3を省略して、中間周波信号S11,S21,S31を、第1,第2の選択回路SEL1,SEL2中のアナログスイッチa11,a12,a22に直接供給し、第2の選択回路SEL2の出力端Pcom2に1個の検波器を設けて、当該検波器によって出力端Pcom2に生じる中間周波信号を最後にFM検波するようにしてもよい。
発明を実施するための最良の形態に係る受信機の構成を表したブロック図である。 図1に示した受信機に備えられているIFフィルタの通過帯域を表した図である。 実施例に係る受信機の構成を表したブロック図である。 図3に示した受信機に備えられているIFフィルタの通過帯域を表した図である。 図3に示した受信機に備えられている各IFフィルタ9,BF1,BF2,BF3から出力される中間周波信号の波形を表した図である。 図3に示した受信機に備えられている各包絡線検出器EV1,EV2,EV3と各比較器DMX1,DMX2から出力される、包絡線信号と制御信号の波形を表した図である。 図3に示した受信機に備えられている各検波器と選択回路から出力される復調信号の波形を表した図である。 従来のFM受信機の構成並びにIFフィルタに設定されている通過帯域を説明するための図である。 従来の技術を説明するための図である。
符号の説明
RX 受信機
BF1〜BFn IFフィルタ
EV1〜EVn 包絡線検出器
DT1〜DTn 検波器
SEL 選択回路
DMX 最大値検出部

Claims (4)

  1. 中間周波信号の偏移域を含む通常帯域幅を2以上に分割した各通過帯域幅に設定され、前記中間周波信号を入力し前記各通過帯域幅毎に帯域制限した中間周波信号を出力する複数の帯域通過フィルタと、
    前記帯域制限された各中間周波信号の包絡線を検出して、各中間周波信号の包絡線を示す各包絡線信号を出力する包絡線検出手段と、
    前記帯域制限された各中間周波信号を検波して、各復調信号を出力する検波器と、
    前記各包絡線信号のうち最も大きな振幅となる包絡線信号を検出する最大値検出手段と、
    前記検波器から出力される前記各復調信号のうち、前記最も大きな振幅となる包絡線信号に対応する復調信号の信号成分を選択的に抽出し、時間軸上で合成した復調信号を生成して出力する選択手段と、を備えることを特徴とする受信機。
  2. 中間周波信号の偏移域を含む通常帯域幅を2以上に分割した各通過帯域幅に設定され、前記中間周波信号から前記各通過帯域幅毎に帯域制限した中間周波信号を出力する複数の帯域通過フィルタと、
    前記帯域制限された各中間周波信号の包絡線を検出して、各中間周波信号の包絡線を示す各包絡線信号を出力する包絡線検出手段と、
    前記各包絡線信号のうち最も大きな振幅となる包絡線信号を検出する最大値検出手段と、
    前記複数の帯域通過フィルタから出力される各中間周波信号のうち、前記最も大きな振幅となる包絡線信号に対応する中間周波信号の信号成分を選択的に抽出し、時間軸上で合成した中間周波信号を生成して出力する選択手段と、
    前記選択手段から出力される前記中間周波信号を検波して復調信号を出力する検波器と、を備えることを特徴とする受信機。
  3. 前記複数の帯域通過フィルタに入力される前記中間周波信号は、平坦化が施されていない中間周波信号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の受信機。
  4. 前記複数の帯域通過フィルタは、少なくとも1つが異なった帯域幅に設定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の受信機。
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