JP2005129970A - 半導体装置用リードフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】リードフレーム1の被膜層の影響により、反射率の低下を起こすことの無い、信頼性が高い半導体装置用リードフレームを提供することを目的とする。
【解決手段】リードフレーム1に第一被膜層8を形成し、第一被膜層8の上に第二被膜層9を形成し、第二被膜層9の上に第三被膜層10としてRh被膜層を形成するものであり、めっき表面の色調の影響を受けにくいめっきをリードフレームに施すことで、反射率に優れた表面状態に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置用リードフレームの特に表面反射率の改善に関するものである。
従来の半導体装置用リードフレームとしては、リードフレームに耐食性、はんだ付け性を向上させるために、複数層のめっき被膜を形成しているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図2は、前記特許文献1に記載された従来の半導体装置用リードフレームを示すものである。
従来から、Pbフリー対応の半導体装置用リードフレームとしては、図2に示した特許文献1にも開示されているように、図2(a)は上面図、図2(b)は図2(a)におけるY−Y′線に沿った断面図である。図2(a)、(b)において、101は素材が特に限定されることのない、FeまたはFe−Ni合金やCuまたはCu合金などからなるリードフレーム、102はアウターリード、103はインナーリード、104は半導体素子(図示せず。)が載置される素子載置部、105は支持バー、106はフレーム、107はフレーム106が連結されるセクションバーであり、リードフレーム101上には、Niめっきなどの第一被膜層108が形成され、第一被膜層108上には、PdまたはPd合金などからなる第二被膜層109が形成され、第二被膜層109上にはAuめっき被膜110が形成されている。Auめっき被膜110はリードフレーム101の全面に形成するか、少なくともアウターリード102上に形成されている。これは、Auめっき被膜110がPdまたはPd合金などからなる第二被膜層を保護し、PdまたはPd合金などからなる第二被膜層が下地被膜として効果的に作用し、Auめっき被膜110は薄くともはんだ付け性の向上を図るものである。
特開平4−115558号公報
上記従来の構成では、Auめっき被膜110の影響で、めっき表面の色調に濁りが生じ、表面の光沢が悪くなり、発光効率が低下するという問題があった。近年、半導体装置用リードフレームは発光ダイオード(以下、LEDと呼ぶ)や半導体レーザー(以下、LDと呼ぶ)などにも用いられ、例えばLEDは砲弾型や表面実装型など様々な形態にパッケージングされ、テレビやエアコンなどリモート・コントロール用の送信部や、LCDディスプレイやプロジェクションディスプレイなどの光源などあるいは、照明機器など広範囲な分野に利用されている。
一方、必要な光量を得る手段として、予め出力が大きな素子を搭載し光量を得る方法が一般的であった。しかし、最近では青色や紫色などの高輝度、高周波数、高出力、の発光素子が用いられ、さらなる発光効率の向上や低消費電力が要求されている。また、反射率のよいAgめっき被膜を形成することも考えられるが、Agめっきにはマイグレーションという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するものであり、めっき表面の色調の影響を受けにくいめっきをリードフレームに施すことで、発光効率を向上し低消費電力の半導体装置に用いる発光装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために本発明の半導体装置用リードフレームは、素材面に第一被膜層が形成され、第一被膜層上に第二被膜層が形成され、第二被膜層上に第三被膜層が形成されたものであり、さらに、第二被膜がPdまたはPd合金、第三被膜がRh被膜である。
また、素子載置部とインナーリード部とアウターリード部とに第一被膜層が形成され、第一被膜層上に第二被膜層が形成され、第二被膜層上に第三被膜層が形成されたものであり、さらに、第二被膜がPdまたはPd合金、第三被膜がRh被膜である。
これによれば、半導体装置用リードフレーム表面の反射率に優れる。
以上説明したように本発明によれば、表面にRh被膜を形成することで、反射率に優れた半導体装置用リードフレームを提供することができる。
(実施の形態)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1(a)は本発明に係る半導体装置用リードフレームを示した上面図、図1(b)は図1(a)におけるX−X′線に沿った断面図である。図1(a)、(b)において、1は素材が特に限定されることのない、FeまたはFe−Ni合金やCuまたはCu合金などからなるリードフレーム、2はアウターリード、3はインナーリード、4は半導体素子(図示せず。)が載置される素子載置部、5は支持バー、6はフレーム、7はフレーム6が連結されるセクションバーであり、リードフレーム1上には、Niめっきなどの第一被膜層8として例えばNiめっきが0.5μmから2.0μm形成され、第一被膜層8上には、PdまたはPd合金などからなる第二被膜層9として例えばPdめっきが0.005μmから0.15μm形成され、第二被膜層9上にはRhめっき被膜10が0.003μmから0.05μm形成されている。
詳細の構成を下記に説明する。リードフレーム1は、フープ条材(図示せず。)を連続プレス加工により、両端縁におけるフレーム6をセクションバー7にて互いに連結されている。フレーム6にアウターリードが内向きに形成され、セクションバーから支持バーを介して素子載置部4が形成されている。アウターリード2から、さらに内側に延在したインナーリード3が形成されている。このとき、第三被膜層に0.003μmから0.01μmなるRhめっき被膜を形成することで、LED素子を搭載したときの発光効率表面の反射率が優れた表面状態となる。また、第一被膜層にNiめっき、第二被膜層にPdまたはPd合金めっきを施し鉛フリー化を果たすものである。表1は従来の被膜構成と本発明による被膜構成との反射率とを比較したものであり、400nmから700nmの波長での反射率が約20%向上するものである。
Figure 2005129970
第三被膜層のRhめっきは、素子載置部4とインナーリード3部のみ部分選択めっきを施し、アウターリード2の第三被膜としては、Auめっきを施すことで、はんだ付け性にも優れるものである。
以上、本発明による半導体装置用リードフレームについて説明したが、本発明の思想に逸脱しない限り適宜変更可能である。
半導体装置用リードフレームの特に表面反射率の改善として有用であり、特に光半導体素子を搭載する半導体装置用リードフレームに適している。
本発明の実施形態による半導体装置用リードフレームを示すもので、(a)は上面図、(b)は(a)のX−X’線に沿った断面図 従来例の半導体装置用リードフレームを示すもので、(a)は上面図、(b)は(a)のY−Y’線に沿った断面図
符号の説明
1 リードフレーム
2 アウターリード
3 インナーリード
4 素子載置部
5 支持バー
6 フレーム
7 セクションバー
8 第一被膜層
9 第二被膜層
10 第三被膜層
101 リードフレーム
102 アウターリード
103 インナーリード
104 素子載置部
105 支持バー
106 フレーム
107 セクションバー
108 第一被膜層
109 第二被膜層
110 第三被膜層

Claims (4)

  1. 素材面に第一被膜層が形成され、前記第一被膜層上に第二被膜層が形成され、前記第二被膜層上に第三被膜層が形成されたことを特徴とする半導体装置用リードフレーム。
  2. 前記第二被膜がPdまたはPd合金、前記第三被膜がRh被膜であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置用リードフレーム。
  3. 素子載置部とインナーリード部とアウターリード部とに第一被膜層が形成され、前記第一被膜層上に第二被膜層が形成され、前記第二被膜層上に第三被膜層が形成されたことを特徴とする半導体装置用リードフレーム。
  4. 前記第二被膜がPdまたはPd合金、前記第三被膜がRh被膜であることを特徴する請求項3記載の半導体装置用リードフレーム。
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