JP2005129171A - 再生方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ディスクなどの記録媒体を再生する際に音声フォーマットなどの再生設定が適切に行えるようにする。
【解決手段】 所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する場合に、装着された記録媒体の再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体より再生し、過去に同じコンテンツを再生させた際の再生設定が記憶されている場合に、その設定で再生を行い、再生設定が記憶されていない場合に、選択可能な再生設定の一覧を表示させる処理を行うようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】 所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する場合に、装着された記録媒体の再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体より再生し、過去に同じコンテンツを再生させた際の再生設定が記憶されている場合に、その設定で再生を行い、再生設定が記憶されていない場合に、選択可能な再生設定の一覧を表示させる処理を行うようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば、DVD(Digital Video Disc又はDigital Versatile Disc)に適用して好適な再生方法及び装置に関する。
従来、DVDなどの記録媒体においては、映像プログラムによるコンテンツを記録する際に、音声データの記録フォーマットとして、複数種類のものの中から選ばれたものが記録できるようにしてあり、また、1つの映像プログラムに対して複数種類のフォーマットの音声データが記録されている場合もある。
例えば、DVDの場合の記録方式として、「Dolby Digital 5.1CH 」と称される5.1チャンネルの記録方式と、「Dolby Digital 2.0CH 」と称される2チャンネルの記録方式と、「dts 5.1CH 」の記録方式などがある(一般にこれらの名称はそれぞれの方式を開発した会社の商標である)。また、同じ音声フォーマットであっても、言語の種類が異なる複数種類のものが記録されている場合もある。
このように複数種類の音声データが記録されている場合、ユーザが再生操作を行う毎に、そのときの再生環境などに適した最適な音声フォーマットを選択するのが好ましいが、DVD再生装置の操作性を改善するために、例えばどの音声フォーマットを優先して選択するかを、予め再生装置に設定しておいて、その設定された優先順位に従って、装着されたディスクに記録された音声データのフォーマットの中から、優先順位が高いものを自動的に選ぶようにしたものが提案されている。特許文献1には、かかる処理を行うディスク再生装置についての開示がある。
特開2003−7036号公報
ところが、ディスクに記録された映画などの映像プログラムを再生する際に、どの音声フォーマットを選ぶかは、本来は、そのときに再生する映像プログラムの内容などによってユーザが適切なものを選ぶのが好ましいのであり、再生装置に一律で設定された優先順位で再生させてしまうと、必ずしも適切なフォーマットが選ばれているとは言えない状況が多々発生してしまう。
例えば、動きの激しい内容の映画などの映像プログラムで、効果音などの立体音響を楽しみたいような場合には、チャンネル数の多い音声フォーマットを選ぶのが好ましく、また、コンサートを記録した映像プログラムで、音楽を高音質で楽しみたいような場合には、2チャンネルの音声フォーマットを選ぶのが好ましいような場合が想定されるが、従来のような優先順位を設定して自動的に選択処理では、このような選択を行うことは不可能である。
また、従来再生時に音声フォーマットを選ぶ処理としては、ユーザがリモートコントロール装置などを操作して、メニュー画面を表示させて、そのメニュー画面の中の音声フォーマットを選択する項目を選んで、音声フォーマットを選択する画面を表示させ、その選択画面での表示に基づいた操作を行って、選ぶのが一般的であり、音声フォーマットを選択する画面が表示されるまでに比較的煩雑な操作が必要で、必ずしも簡単に音声フォーマットが選べるとは言えなかった。
なお、ここでは音声フォーマットを再生時に選択する場合の問題について説明したが、例えばDVDの場合には、字幕の言語についても複数種類用意されて、その用意された言語の中から必要なものを選んで再生させる処理などの各種再生設定が必要なものがあり、再生設定として選択可能な処理がある場合には、いずれの処理を行う場合にも同様の問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ディスクなどの記録媒体を再生する際に再生設定が適切に行えるようにすることを目的とする。
本発明は、所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する場合に、装着された記録媒体の再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体より再生し、過去に同じコンテンツを再生させた際の再生設定が記憶されている場合に、その設定で再生を行い、再生設定が記憶されていない場合に、選択可能な再生設定の一覧を表示させる処理を行うようにしたものである。
このようにしたことで、過去に同じコンテンツを再生させたことがある場合には、その過去に再生させた際の再生設定が自動的に設定されて、再生されるようになる。また、過去に同じコンテンツを再生させたことがない場合には、自動的に選択可能な再生設定の一覧が表示されて、その中からユーザが選択したい再生設定を選ぶことが直ちにできるようになる。
本発明によると、過去に同じコンテンツを再生させたことがある場合には、その過去に再生させた際の再生設定が自動的に設定されて、再生されるようになる。また、過去に同じコンテンツを再生させたことがない場合には、自動的に選択可能な再生設定の一覧が表示されて、その中からユーザが選択したい再生設定を選ぶことが直ちにできるようになる。従って、一度も再生設定を選択してない記録媒体を再生させる際には、必ず再生設定を選ぶ画面が表示されるようになり、その画面での表示に基づいて直ちにユーザが所望の選択を行うことができ、メニュー画面を呼び出すような操作をすることなく、簡単に再生設定を行うことができる。また、一度、再生設定を選んだコンテンツを再度再生させる場合には、選択された設定が記憶されているので、その記憶されたものを設定させることで、自動的にそのコンテンツに対する最適な設定が行えるようになる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るディスク再生装置を示すブロック図である。このディスク再生装置1は、映像プログラムなどのコンテンツが記録されたディスク(記録媒体)を再生する装置であり、ここではディスクとしてDVDを再生するものとする。スピンドルモータ2は、サーボ制御回路3の制御により、この装置に装着されたディスクDを回転駆動する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るディスク再生装置を示すブロック図である。このディスク再生装置1は、映像プログラムなどのコンテンツが記録されたディスク(記録媒体)を再生する装置であり、ここではディスクとしてDVDを再生するものとする。スピンドルモータ2は、サーボ制御回路3の制御により、この装置に装着されたディスクDを回転駆動する。
サーボ制御回路3は、RFアンプ4より得られるディスクDの再生結果に基づいてスピンドルモータ2の回転速度を制御し、これにより例えば線速度一定制御によりディスクDを回転駆動する。また同様のRFアンプ4より得られるディスクDの再生結果に基づいて、光学ピックアップ5をトラッキング制御、フォーカス制御し、またコントローラ6により指示されるトラックに光学ピックアップ5をシークさせる。
光学ピックアップ5は、ディスクDにレーザ光を照射して戻り光を受光し、受光結果を出力する。RFアンプ4は、コントローラ6の制御により、この光学ピックアップ5から出力される受光結果を演算処理することにより、ディスクDに形成されたピット列に応じて信号レベルが変化する再生RF信号を生成して信号処理回路7に出力し、また同様の処理による再生結果をサーボ制御回路3に出力する。
信号処理回路7は、コントローラ6の制御により、RFアンプ4から得られる再生信号RFを2値識別して再生データを得、この再生データを誤り訂正処理、デインターリーブ処理することにより、ディスクDに記録された各種データを再生する。
AVデコード処理回路8は、コントローラ6の制御により、このようにして信号処理回路7で再生される各種のデータより、所定のビデオデータ、オーディオデータを選択的に入力してデコードし、デコード結果を外部機器に出力する。これにより再生装置1では、別体のモニタ装置(テレビジョン受像機など)11にビデオデータを出力して、このモニタ装置11の表示部11Aに、ディスクDに記録されたビデオデータを表示させる。ここで、AVデコード処理回路8では、コントローラ6の制御により、例えば字幕を表示させるためのキャラクタデータや副ビデオデータを、メインのビデオデータと合成して出力し、これにより字幕を表示するようになされている。
また、オーディオデータについては、AVデコード処理回路8内で、そのときの音声再生フォーマットに従ったデコード処理を行い、そのデコード処理されたオーディオデータを各チャンネル毎にアナログ変換して、変換されたオーディオ信号をモニタ装置11に供給する。AVデコード処理回路8での音声再生フォーマットなどの種類の選択は、コントローラ6の制御で設定される。
モニタ装置11内では、アンプ11Bによりこのオーディオ信号でスピーカ11Cを駆動する信号とし、ディスクDに記録された各種のオーディオ信号を出力させる。スピーカ11Cとして、マルチチャンネルオーディオの再生に対応したものである場合には、多数のスピーカが用意されている場合もある。この場合、一部(又は全て)のスピーカがモニタ装置11と別体で構成されても良い。なお、再生装置1内のAVデコード処理回路8でのデコード処理は、モニタ装置11側で行うか、或いは再生装置1とモニタ装置11との間に接続された別のデコード装置で行うようにしても良い。
操作釦12は、この再生装置1の本体、又はリモートコントロール装置に設けられたキーなどの操作手段であり、図示しないインターフェースを介してユーザによる操作をコントローラ6に通知する。
メモリ14は、この再生装置1により過去に再生したディスクDの設定を記憶して保持する。メモリ14としては、不揮発性メモリを使用するのが好ましい。これによりこの再生装置1では、この記憶を参考にして、音声再生フォーマットや字幕などの再生設定を行い、ディスクDを視聴できるようにしてある。なお、ディスクDの設定を記憶する記憶領域に空きがなくなった場合には、例えば、最も前に記憶させた情報から消去して、新たなディスクの再生情報を記憶させるようにすれば良い。
コントローラ6は、この再生装置1に搭載されてなるマイクロコンピュータであり、事前にインストールされたプログラムによる所定の処理手順を実行することにより、ユーザによる操作に応動して各部の動作を制御し、ディスクDを再生する。この処理において、コントローラ6は、ディスクDに記録された各種の管理情報を、メモリ14が記憶した過去に再生したディスクDの設定を参考に判断し、音声再生フォーマットや字幕の表示等を設定する。なお、このコントローラ6のプログラムにおいては、事前のインストールに代えて、インターネット等のネットワーク等を介してダウンロードしたプログラムのインストールにより、さらには各種の記録媒体により提供されるプログラムのインストールにより、提供することができる。
図3は、本例の再生装置1で再生を行うDVDフォーマットのディスクのボリューム空間の構造を示す図である。DVDディスクにおいては、図3(A)に示すように、リードインエリア側より、ボリュームフィルム構造領域、DVD−ビデオ領域、他の記録領域が順次設けられている。ここで、ボリュームファイル構造領域には、UFD(Universal Disk Format )及びISO9660による管理領域が記録される。これによりDVDディスクにおいては、このボリュームフィルム構造領域の記録によりディスク固有の識別コードであるディスクIDを取得できるようになされ、さらには続くDVD−ビデオ領域に記録されたビデオデータ、オーディオデータを再生できるようになされている。DVD−ビデオ領域には、管理情報と共に、ビデオデータ及びオーディオデータが記録される。また他の記録領域は、必要に応じて設けられ、DVD−ビデオ領域に記録したビデオデータ及びオーディオデータの再生等で利用可能な各種情報が記録されている。
図3(B)に示すように、DVD−ビデオ領域においては、ビデオデータ及び対応するオーディオデータの組によるビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、‥‥、VTS#nが順次記録されてビデオデータ及びオーディオデータが記録され、これらビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、‥‥、VTS#nの先頭にビデオマネージャVMGが記録される。
ここでビデオマネージャVGMは、ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、‥‥、VTS#nを管理するDVD再生装置用の管理情報であり、図3(C)に示すように、ビデオマネージャ情報VMGI、ビデオマネージャ用ビデオオブジェクトセット(VOBS)、ビデオマネージャ情報VMGIのバックアップ情報が順次記録されて形成される。ここでビデオマネージャ情報VMGIは、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、‥‥、VTS#nの再生に必要な情報が割当てられ、ビデオマネージャ用ビデオオブジェクトセットには、ビデオマネージャ情報VMGIの内容に対応して、メニュー等の表示、選択に供するビデオデータ等によりビデオオブシェクトが順次割当てられるようになされている。
即ち、図3(D)に示すように、ビデオマネージャ情報VMGIは、ビデオマネージャ情報VMGIを管理するビデオマネージャ情報管理テーブル、各種ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、‥‥、VTS#nの頭出し用の情報であるサーチポインタを割当てたサーチポインタテーブル(タイトルSPテーブル)、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、‥‥、VTS#nの属性情報を割当てたビデオタイトルセット属性テーブル、ビデオマネージャ用ビデオオブジェクトセットのサーチポインタ等を割当てビデオマネージャメニューPCGIユニットテーブル、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、‥‥、VTS#nのパレンタルの情報を割当てたパレンタル情報テーブルにより形成されるようになされている。
これらのサーチポインタテーブルは、図3(E)に示すように、サーチポインタテーブル全体の情報であるタイトルサーチポインタテーブル情報と、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、‥‥、VTS#nのサーチポインタが割当てられている。これによりDVDディスクにおいては、記録されたコンテンツについて、総タイトル数を検出できるようになされている。
ビデオマネージャメニューPCGIユニットテーブルには、図3(F)に示すように、ビデオマネージャメニューPCGIユニットテーブル全体の管理情報であるビデオマネージャメニューPCGIユニットテーブル情報、所定個数のビデオマネージャメニュー言語ユニットサーチポインタ及びビデオマネージャメニュー言語ユニットにより形成される。ここで、これらビデオマネージャメニュー言語ユニットサーチポインタ及びビデオマネージャ言語ユニットは、ビデオマネージャ用ビデオオブジェクトセットに割当てられた各言語によるビデオオブジェクトに対応して設けられ、各言語によるビデオオブジェクトの言語コード、スタートアドレスがビデオマネージャメニュー言語サーチポインタに割当てられるようになされている。これにより再生装置では、言語選択のメニュー画面を表示させることができる。
また、図3では示していないが、ビデオタイトルセット情報として、ビデオタイトルセットの再生に必要な情報が割当ててある。具体的には、例えば、対応するビデオタイトルセットについて、ビデオタイトルセットを特定するビデオタイトルセット識別子、サイズ、対応するDVDビデオ規格、カテゴリ等が割当てられ、さらにその下位のデータで、ビデオデータの属性、対応するオーディオデータのストリーム数、属性、副映像を構成するビデオデータのストリーム数、属性が順次割当てられるようになされている。これらにより、再生装置では、各タイトルを構成するオーディオストリーム数、オーディオストリームの記録フォーマット、副映像ストリーム数などを検出することができる。ディスクに記録されたオーディオデータの記録フォーマットを検出することで、再生する際のオーディオフォーマットを選択するためのメニュー画面を表示させることが可能になる。
再生装置1のコントローラ6は、このようにしてディスクに記録されてなる各種の管理情報に基づいて、各部の動作を制御してディスクを再生する。図2は、このディスクの再生に係るコントローラ6の処理手順を示すフローチャートである。コントローラ6は、電源が立ち上げられると、ステップSP1からステップSP2に移り、ディスクが装填されたか否か判断し、装填されると判断されるまでステップSP2の処理を繰り返す。これによりコントローラ6は、ユーザの操作によりディスクが装填されるのを待機し、ディスクが装填される、ステップSP2からステップSP3に移る。
なおコントローラ6は、操作釦12の操作に応じて、図示しないトレイ可動機構を可動することにより、ディスクを装着するトレイを出し入れする。また、このトレイを収納した際に、トレイに設けられた開口を介して図示しない光源よりディスクに光を照射して得られる戻り光の有無により、又は光学ピックアップ5よりレーザ光を照射してフォーカスサーチの処理を実行して得られる処理結果より、ディスクの有無を検出し、これによりディスクの装着(装填)を検出するようになされている。
ステップSP3では、ディスクからディスク固有のIDを再生すると共に、そのディスクに記録されている音声フォーマットなどの音声記録に関する情報を取得する。そして、ステップSP4に移って、メモリ14に該当するディスクIDに関する情報が記憶されているか否か判断する。ここで、そのディスクIDが記憶されている場合には、ステップSP5に移って、そのディスクIDについての再生設定の情報をメモリ14から読出し、その読出した再生設定を、このときのディスク再生の再生条件として設定させる。ここでは、再生設定として、音声フォーマットに関する情報を読出して、その音声フォーマットのデータを再生して出力させるように設定する。
また、ステップSP4で、メモリ14に該当するディスクIDが記憶されていないと判断した場合には、ステップSP6に移って、このとき装填されたディスクに記録されている音声フォーマットの一覧を表示させる。図4は、音声フォーマットの選択画面の例を示したものである。この例では、「dts 5.1CH 」との表示aと、「Dolby Digital 5.1CH 」との表示bと、「Dolby Digital 2.0CH 」との表示cとが行われて、これら3種類で音声データが記録されていることを示している。そして、選択される音声フォーマットを示す印xについても表示させるようにしてある。なお、記録された音声フォーマットが2種類である場合には、この選択画面で、該当する2種類だけを表示させる。また、同じ音声フォーマットで、原語による音声と、吹き替えによる音声のように、2種類の音声が記録されている場合には、それぞれの種類についても一覧中に表示させる。
このように表示された状態で、ユーザが操作釦12を介した操作などを行って、選択される音声フォーマットを示す印xが表示される位置を選んだ後、確定操作を行うことで、音声フォーマットが選択できる。即ち、ステップSP7において、ユーザ選択操作があるか否か判断し、選択操作があるとステップSP8に移り、その選択が「dts 5.1CH 」であるか否か判断し、該当する音声フォーマットの選択である場合に、ステップSP9に移り、「dts 5.1CH 」の音声データの再生を行って、該当するフォーマットのデコードを行うように設定する。また、ステップSP8で「dts 5.1CH 」の選択でないと判断した場合には、ステップSP10に移り、その選択が「Dolby Digital 5.1CH 」であるか否か判断し、該当する音声フォーマットの選択である場合に、ステップSP11に移り、「Dolby Didital 5.1CH 」の音声データの再生を行って、該当するフォーマットのデコードを行うように設定する。さらに、ステップSP10で「dts 5.1CH 」の選択でないと判断した場合には、ステップSP12に移り、その選択が「Dolby Digital 2.0CH 」であるか否か判断し、該当する音声フォーマットの選択である場合に、ステップSP13に移り、「Dolby Digital 2.0CH 」の音声データの再生を行って、該当するフォーマットのデコードを行うように設定する。
これらの選択がない場合には、ステップSP7の判断を行って待機する。なお、ステップSP6で再生可能な音声フォーマットの一覧を表示させてから、ステップSP7でのユーザ選択がある程度の時間以上ない場合には、この再生装置に予め決められた音声フォーマットをコントローラ6が自動的に選ぶようにしても良い。
そして、ステップSP9,SP11,SP13での音声フォーマットの設定が行われると、ステップSP14に移って、そのときに再生設定した音声フォーマットを、そのディスクのディスクIDと対応させて、メモリ14に記憶させる。その後、ステップSP15に移り、設定された音声フォーマットの音声データを再生に使用して、コンテンツの再生を行い、そのコンテンツの再生が終了すると、ステップSP16に移って、このときの処理を終了する。
このようにしてディスク再生時に音声フォーマットを選択する処理が実行されることで、例えば、過去に一度もこの再生装置1で再生させたことがないディスクを再生させる場合(又はあっても既にメモリ14に記憶が残っていない場合)には、再生が開始される前に、音声フォーマットについての再生設定を選ぶ画面が表示されるようになり、その画面での表示に基づいて直ちにユーザが所望の選択を行うことができ、メニュー画面を呼び出すような煩雑な操作をすることなく、簡単に再生設定を行うことができる。この再生設定を選ぶ画面をユーザが確認することで、実際に選択可能なフォーマットが判り、ディスクに記録されたフォーマットの中で、ユーザにとって最適な再生フォーマットを選定できることになる。
また、一度、再生設定を選んだコンテンツを再度再生させる場合には、選択された音声フォーマットの設定がメモリ14に記憶されているので、その記憶されたものを設定させることで、自動的にそのコンテンツに対する最適な設定が行えるようになり、メモリ14に記憶が残っている限りは、音声選択操作をする必要がなく、簡単にそのディスクに適した再生が行える。
なお、メモリ14に記憶がある場合であっても、メニュー画面などから音声の選択画面を表示させて、音声フォーマット(又は種類)を選ぶ操作を行うことで、そのとき選ばれたフォーマットでの再生が行えると共に、メモリ14の記憶データを更新させて、以後にそのディスクが装填されたときに選ばれる音声フォーマットについても変更させることが可能である。
また、ここまでの説明では、音声フォーマットを選択する場合の処理について説明したが、再生される音声の言語を選ぶ処理や、再生される映像に表示される字幕の言語などの、その他の再生設定を選ぶ処理を、同様の処理で行うようにしても良い。音声フォーマットを選ぶ場合でも、上述したフォーマット以外のフォーマットを設定するようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、ディスクIDを使用して、ディスクを単位として再生音声フォーマットなどの設定を選択させると共に、その選択を記憶して以後の再生で使用するようにしたが、ディスクに複数のコンテンツが記録されている場合には、それぞれのコンテンツ単位で、再生設定を選択させて、その選択を記憶して以後の再生に使用するようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、DVDフォーマットのディスクを再生する専用の構成の再生装置を用意して、その再生装置での再生が上述したように処理させるように構成したが、例えば、本発明の処理を行うプログラムを用意して、そのプログラムを、パーソナルコンピュータ装置にインストールして、そのパーソナルコンピュータ装置に接続されたディスクドライブで、DVDディスクなどの再生を行う際に、同様の処理を行うようにしても良い。
さらに、本発明の処理は、DVD規格のディスクの再生に限定されるものではなく、その他の各種規格のディスクや、ディスク以外の記録媒体に記録された各種コンテンツを再生する場合の処理にも適用可能であることは勿論である。
1…DVD再生装置、6…コントローラ、11…モニタ装置、11a…表示部、14…メモリ、D…DVDディスク
Claims (6)
- 所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生方法において、
装着された記録媒体の再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体より再生し、過去に同じコンテンツを再生させた際の再生設定が記憶されている場合に、その設定で再生を行い、再生設定が記憶されていない場合に、選択可能な再生設定の一覧を表示させる処理を行う
再生方法。 - 請求項1記載の再生方法において、
前記選択可能な再生設定は、再生させる音声フォーマット又は音声言語の選択である
再生方法。 - 請求項1記載の再生方法において、
前記選択可能な再生設定の一覧を表示させた場合に、その一覧の中から選択する操作が所定時間ない場合に、予め決められた再生設定とする
再生方法。 - 所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置において、
装着された記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生手段と、
過去にコンテンツを再生した際の設定を記憶する記憶手段と、
再生対象のコンテンツについて、選択可能な再生設定を前記記録媒体より再生し、前記記憶手段に該当するコンテンツの再生設定が記憶されている場合に、その設定で再生を行い、再生設定が記憶されていない場合に、選択可能な再生設定の一覧を表示させる制御手段とを備えた
再生装置。 - 請求項4記載の再生装置において、
前記選択可能な再生設定は、再生させる音声フォーマット又は音声言語の選択である
再生装置。 - 請求項4記載の再生装置において、
前記制御手段は、選択可能な設定の一覧を表示させた場合に、その一覧の中から選択する操作が所定時間ない場合に、予め決められた再生設定とする
再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003365075A JP2005129171A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 再生方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009032345A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Alpine Electronics Inc | ディスク再生装置及びその再生方法 |
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2003
- 2003-10-24 JP JP2003365075A patent/JP2005129171A/ja active Pending
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