JP4026441B2 - 再生装置、再生方法、再生装置のプログラム、再生装置のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
再生装置、再生方法、再生装置のプログラム、再生装置のプログラムを記録した記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、再生装置、再生方法、再生装置のプログラム、再生装置のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えばDVD(Digital Versatile Disk)プレイヤーに適用することができる。本発明は、記憶手段に記録した過去に再生した際の設定と、再生対象のコンテンツにおいて選択可能な設定との比較により、この各選択可能な項目を設定することにより、従来に比して格段的に設定操作を簡略化することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】
従来、DVDによる光ディスク(以下DVDディスクと呼ぶ)においては、種々の言語による字幕、音声等を選択できるようになされている。このためDVDディスクを再生する専用装置であるDVDプレイヤーにおいては、トップメニューを表示して字幕の表示、非表示、字幕の言語、音声の言語等の設定を受け付けるようになされている。
【0003】
このようなDVDプレイヤーにおいては、このような多彩な機能を選択できる反面、設定が煩雑な欠点があり、このためこの設定の煩雑さを解消するために種々の方法が提案されるようになされている。
【0004】
すなわち例えば特開平10−106119号公報、特開平10−106167号公報においては、DVDディスク毎に、過去の再生時における設定をメモリに記録して保持し、過去に再生したDVDディスクを再生する場合、このメモリの記録に従って過去の設定を再現する方法が提案されるようになされている。また特開平10−106166号公報においては、ユーザーの希望する設定を事前にメモリに登録し、このメモリの記録に従って各DVDディスクを再生する方法が提案されるようになされている。
【0005】
これに対して特開2000−156023号公報、特開2000−298947号公報、特開2001−143387号公報等においては、ユーザーによる事前の設定により、それぞれ未だ再生していないシーン、隠しタイトル等を自動的に自動再生する方法が提案されるようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところでユーザーにおいては、音声の言語、字幕の言語を英語等に設定して繰り返しDVDディスクを視聴することにより、外国語の鍛練にDVDディスクを利用する場合がある。またこのような外国語の鍛練においては、字幕の表示を中止して、ヒアリングを訓練する場合も考えられる。
【0007】
上述した特開平10−106119号公報、特開平10−106167号公報、特開平10−106166号公報の方法においては、このように繰り返しDVDディスクを再生する場合に、ユーザーの繰り返しの設定操作を省略して使い勝手を向上することができる。
【0008】
しかしながらこれらの方法においては、実用上、未だ不十分な問題がある。すなわちDVDプレイヤーにおいては、過去に再生したことの無いDVDディスクを再生する場合も考えられる。この場合、DVDディスク毎に、過去の設定を再現する特開平10−106119号公報、特開平10−106167号公報に開示の方法によっては、対応することが困難になり、これによりこの場合、煩雑な設定作業を実行しなければならなくなる。またDVDディスクを語学の鍛練に利用しているユーザーにおいても、単なる娯楽を目的としてDVDディスクを再生する場合もあり、この場合、過去の設定、事前の設定に従ってDVDディスクを再生する方法においては、このようなDVDディスクの再生に対応できくなる。
【0009】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比して格段的に設定操作を簡略化することができる再生装置、再生方法、再生装置のプログラム、再生装置のプログラムを記録した記録媒体を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置に適用して、過去にコンテンツを再生した際の設定を記録する記憶手段と、再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体より再生する設定項目再生手段と、記憶手段に記録した設定と、設定項目再生手段で再生した選択可能な設定との比較により、選択可能な設定を選択して設定する設定手段と、設定手段の設定により、再生対象のコンテンツを再生する再生手段とを備えるようにする。
【0011】
また請求項6の発明においては、所定の記録媒体に記録されたコンテンツの再生方法において、再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体より再生する設定項目再生ステップと、記憶手段に記録した過去にコンテンツを再生した際の設定と、設定項目再生ステップで再生した選択可能な設定との比較により、選択可能な設定を選択して設定する設定ステップと、設定ステップの設定により、再生対象のコンテンツを再生する再生ステップとを備えるようにする。
【0012】
また請求項7の発明においては、所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置に搭載されるコンピュータに所定の処理手順を実行させる再生装置のプログラムに適用して、所定の処理手順が、再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体より再生する設定項目再生ステップと、記憶手段に記録した過去にコンテンツを再生した際の設定と、設定項目再生ステップで再生した選択可能な設定との比較により、選択可能な設定を選択して設定する設定ステップと、設定ステップの設定により、再生対象のコンテンツを再生する再生ステップとであるようにする。
【0013】
また請求項8の発明においては、再生装置のプログラムを記録した記録媒体に適用して、再生装置のプログラムが、所定のコンテンツの記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置に搭載されるコンピュータに所定の処理手順を実行させるプログラムであって、所定の処理手順が、再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定をコンテンツの記録媒体より再生する設定項目再生ステップと、記憶手段に記録した過去にコンテンツを再生した際の設定と、設定項目再生ステップで再生した選択可能な設定との比較により、選択可能な設定を選択して設定する設定ステップと、設定ステップの設定により、再生対象のコンテンツを再生する再生ステップとであるようにする。
【0014】
請求項1の構成によれば、所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置に適用して、過去にコンテンツを再生した際の設定を記録する記憶手段と、再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体より再生する設定項目再生手段と、記憶手段に記録した設定と、設定項目再生手段で再生した選択可能な設定との比較により、選択可能な設定を選択して設定する設定手段と、設定手段の設定により、再生対象のコンテンツを再生する再生手段とを備えることにより、選択可能な設定と、過去の設定との比較により、ユーザーにより設定されると予測される字幕の言語等を設定することができる。これにより従来に比して格段的に設定操作を簡略化することができる。
【0015】
これらにより請求項6、請求項7、請求項8の構成によれば、従来に比して格段的に設定操作を簡略化することができる再生方法、再生装置のプログラム、再生装置のプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
【0017】
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の構成
図2は、本発明の実施の形態に係るDVDプレイヤーを示すブロック図である。このDVDプレイヤー1において、スピンドルモータ2は、サーボ制御回路3の制御によりDVDディスクDを回転駆動する。
【0018】
サーボ制御回路3は、RFアンプ4より得られるDVDディスクDの再生結果に基づいてスピンドルモータ2の回転速度を制御し、これにより例えば線速度一定の条件によりDVDディスクDを回転駆動する。また同様のRFアンプ4より得られるDVDディスクDの再生結果に基づいて、光ピックアップ5をトラッキング制御、フォーカス制御し、またコントローラ6により指示されるトラックに光ピックアップ5をシークさせる。
【0019】
光ピックアップ5は、DVDディスクDにレーザービームを照射して戻り光を受光し、受光結果を出力する。RFアンプ4は、コントローラ6の制御により、この光ピックアップ5から出力される受光結果を演算処理することにより、DVDディスクDに形成されたピット列に応じて信号レベルが変化する再生信号RFを生成して信号処理回路7に出力し、また同様の処理による再生結果をサーボ制御回路3に出力する。
【0020】
信号処理回路7は、コントローラ6の制御により、RFアンプ4から得られる再生信号RFを2値識別して再生データを得、この再生データを誤り訂正処理、インターリーブ処理することにより、DVDディスクDに記録された各種データを再生する。
【0021】
AVデコード処理回路8は、コントローラ6の制御により、このようにして信号処理回路7で再生される各種のデータより、所定のビデオデータ、オーディオデータを選択的に入力してデコードし、デコード結果を外部機器に出力する。これによりDVDプレイヤー1では、別体のモニタ装置11にビデオデータを出力して、このモニタ装置11の表示部11AによりDVDディスクDに記録されたビデオデータを視聴できるようになされている。またこのモニタ装置11によりオーディオデータをディジタルアナログ変換処理してアナログ信号によるオーディオ信号を生成し、アンプ11Bによりこのオーディオ信号でスピーカ11Cを駆動することにより、DVDディスクDに記録された各種のオーディオ信号を視聴できるようになされている。これらの処理において、AVデコード処理回路8は、コントローラ6の制御により、例えば字幕によるビデオデータ(副映像のビデオデータである)とメインのビデオデータとを合成して出力し、これにより字幕等を表示するようになされている。
【0022】
操作釦12は、このDVDプレイヤー1の本体、DVDプレイヤーのリモートコマンダーに設けられた押圧操作子であり、図示しないインターフェースを介してユーザーによる操作をコントローラ6に通知する。
【0023】
認証部13は、ユーザー識別機構であり、このDVDプレイヤー1を操作するユーザーを識別し、識別結果をコントローラ6に通知する。この実施の形態において、認証部13は、操作釦12のうちの、DVDディスクDの排出、挿入を指示する押圧操作子に指紋画像の取得機構が設けられ、コントローラ6の制御によりこの取得機構で取得した指紋画像を処理してユーザー登録の処理を実行し、さらにはユーザー登録したユーザーのうちの何れのユーザーがこの押圧操作子を操作してなるかの識別結果を出力する。これによりDVDプレイヤー1では、DVDディスクDを視聴するユーザーを判別できるようになされている。
【0024】
メモリ14は、このDVDプレイヤー1により過去に再生したDVDディスクDの設定を記録して保持する。これによりこのDVDプレイヤー1では、この記録を参考にして字幕等を設定し、簡易に所望するDVDディスクDを視聴できるようになされている。またメモリ14は、認証部13を介して登録されたユーザー毎に区分してこれらの記録を保持し、これによりユーザー毎に、字幕等を適切に設定するようになされ、さらに一段と使い勝手を向上するようになされている。具体的に、メモリ14は、ディスク固有の識別コードであるディスクID、字幕表示の有無、字幕の言語、音声の言語を記録して保持する。またメモリ14は、このような過去の設定に加えて、これら選択可能な設定についての標準の設定を記録して保持する。なおここで標準の設定は、このDVDプレイヤー1の仕向け地に応じて、製品検査時に記録されるようになされている。
【0025】
コントローラ6は、このDVDプレイヤー1に搭載されてなるコンピュータであり、事前にインストールされたプログラムによる所定の処理手順を実行することによりユーザーによる操作に応動して各部の動作を制御し、DVDディスクDを再生する。この処理において、コントローラ6は、DVDディスクDに記録された各種の管理情報を、メモリ14に記録した過去に再生したDVDディスクDの設定を参考に判断し、字幕の表示等を設定する。なおこのコントローラ6のプログラムにおいては、事前のインストールに代えて、インターネット等のネットワーク等を介してダウンロードしたプログラムのインストールにより、さらには各種の記録媒体により提供されるプログラムのインストールにより、提供することができる。因みにこのような記録媒体としては、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ等の記録媒体を適用することができる。
【0026】
すなわち図3は、DVDディスクDにおけるボリューム空間の構造を示す図表である。DVDディスクDにおいては(図3(A))、リードインエリア側より、ボリュームファイル構造領域、DVD−ビデオ領域、他の記録領域が順次設けられる。ここでボリュームファイル構造領域には、UDF(Universal Disk Format )及びISO9660による管理情報が記録されるようになされる。これによりDVDディスクDにおいては、このボリュームファイル構造領域の記録によりディスク固有の識別コードであるディスクIDを取得できるようになされ、さらにはコンピュータ等により続くDVD−ビデオ領域に記録されたビデオデータ、オーディオデータを再生できるようになされている。DVD−ビデオ領域には、管理情報と共に、ビデオデータ及びオーディオデータが記録される。また他の記録領域は、必要に応じて設けられ、DVD−ビデオ領域に記録したビデオデータ及びオーディオデータの再生等で利用可能な各種情報が記録される。
【0027】
図3(B)に示すように、DVD−ビデオ領域においては、ビデオデータ及び対応するオーディオデータの組によるビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nが順次記録されてビデオデータ及びオーディオデータが記録され、これらビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nの先頭にビデオマネージャVMGが記録される。
【0028】
ここでビデオマネージャVMGは、ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nを管理するDVDプレイヤー用の管理情報であり、図3(C)に示すように、ビデオマネージャ情報VMGI、ビデオマネージャ用ビデオオブジェクトセット(VOBS)、ビデオマネージャ情報VMGIのバックアップ情報が順次記録されて形成される。ここでビデオマネージャ情報VMGIは、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nの再生に必要な情報が割り当てられ、ビデオマネージャ用ビデオオブジェクトセットには、ビデオマネージャ情報VMGIの内容に対応して、メニュー等の表示、選択に供するビデオデータ等によるビデオオブジェクトが順次割り当てられるようになされている。
【0029】
すなわち図3(D)に示すように、ビデオマネージャ情報VMGIは、ビデオマネージャ情報VMGIを管理するビデオマネージャ情報管理テーブル、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nの頭出し用の情報であるサーチポインタを割り当てたサーチポインタテーブル(タイトルSPテーブル)、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nの属性情報を割り当てたビデオタイトルセット属性テーブル、ビデオマネージャ用ビデオオブジェクトセットのサーチポインタ等を割り当てたビデオマネージャメニューPCGIユニットテーブル、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nのパレンタルの情報を割り当てたパレンタル情報テーブルにより形成されるようになされている。
【0030】
これらのうちサーチポインタテーブルは、図3(E)に示すように、サーチポインタテーブル全体の情報であるタイトルサーチポインタテーブル情報と、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nのサーチポインタが割り当てられ、図4に示すように、タイトルサーチポインタテーブル情報に、このサーチポインタテーブルに記録されたサーチポインタ数、サーチポインタテーブルの終了アドレスが割り当てられるようになされている。これによりDVDディスクDにおいては、記録されたコンテンツについて、このタイトルサーチポインタ数により総タイトル数を検出できるようになされている。
【0031】
また各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nのサーチポインタには、図5に示すように、それぞれ各タイトルセットにおけるチャプタ数であるパートオブタイトル数、各ビデオタイトルセットの番号であるビデオタイトルセット番号、各ビデオタイトルセットのタイトル番号であるビデオタイトルセットタイトル番号、各ビデオタイトルセットの開始アドレスが割り当てられるようになされている。これによりDVDディスクDにおいては、記録されたコンテンツについて、このパートオブタイトル数により、各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nにおけるチャプタ数をそれぞれ検出できるようになされている。またビデオタイトルセット番号、ビデオタイトルセットタイトル番号、各ビデオタイトルセットの開始アドレスにより、各ビデオタイトルセットの再生開始位置を検出できるようになされている。
【0032】
これに対してビデオマネージャメニューPCGIユニットテーブルには、図3(F)に示すように、ビデオマネージャメニューPCGIユニットテーブル全体の管理情報であるビデオマネージャメニューPCGIユニットテーブル情報、所定個数のビデオマネージャメニュー言語ユニットサーチポインタ及びビデオマネージャメニュー言語ユニットにより形成される。ここでこれらビデオマネージャメニュー言語ユニットサーチポインタ及びビデオマネージャメニュー言語ユニットは、ビデオマネージャ用ビデオオブジェクトセットに割り当てられた各言語によるビデオオブジェクトに対応して設けられ、各言語によるビデオオブジェクトの言語コード、スタートアドレスがビデオマネージャメニュー言語ユニットサーチポインタに割り当てられるようになされている。これに対して図6に示すように、ビデオマネージャメニュー言語ユニットには、ビデオマネージャメニュープログラムチェーン情報サーチポインタ等が割り当てられるようになされている。これらによりDVDディスクDでは、所望の言語によるトップメニュー画面を表示し、このトップメニュー画面における選択により各種の処理を選択できるようになされている。
【0033】
これに対して各ビデオタイトルセットVTS#1、VTS#2、……、VTS#nは、図7(A)及び(B)に示すように、それぞれビデオタイトルセット情報VTSI、ビデオタイトルセットメニュー用ビデオオブジェクトセットVTSM VOBS、ビデオタイトルセットのタイトル用ビデオオブジェクトセットVTSTT VOBS、ビデオタイトルセットのバックアップVTSI BUPにより形成され、タイトル用ビデオオブジェクトセットVTSTT VOBSに実データであるMPEG(Moving Picture Experts Group)2のフォーマットによるビデオデータ、対応するオーディオデータが割り当てられるようになされている。ビデオタイトルセット情報VTSIには、この実データの管理情報が割り当てられ、ビデオタイトルセットメニュー用ビデオオブジェクトセットVTSMVOBSには、ビデオデータのタイトルメニューが割り当てられるようになされている。
【0034】
具体的に、ビデオタイトルセット情報VTSIは、図7(C)に示すように、5つのテーブルにより構成される。これらのテーブルのうち、VTSI情報管理テーブルは、ビデオタイトルセットを構成するビデオデータ、オーディオデータ等の再生に必要な情報が割り当てられる。すなわち図8に示すように、ビデオタイトルセット情報VTSIは、対応するビデオタイトルセットについて、ビデオタイトルセットを特定するビデオタイトルセット識別子、サイズ、対応するDVDビデオ規格、カテゴリーが割り当てられる。またこのビデオタイトルセットのビデオタイトルセットメニュー用ビデオオブジェクトセットVTSM VOBS、タイトル用ビデオオブジェクトセットVTSTT VOBSの開始アドレス、これら5つのテーブルの開始アドレスが割り当てられる。
【0035】
またタイトル用ビデオオブジェクトセットVTSTT VOBSについて、ビデオデータの属性、対応するオーディオデータのストリーム数、属性、副映像を構成するビデオデータのストリーム数、属性が順次割り当てられるようになされている。またビデオタイトルセットメニュー用ビデオオブジェクトセットVTSM VOBSについて、オーディオデータのストリーム数、属性、副映像を構成するビデオデータのストリーム数、属性が順次割り当てられるようになされている。これらによりこのDVDディスクDでは、記録されたコンテンツについて、このVTSI情報管理テーブルの記録により、各タイトルを構成するオーディオストリーム数、副映像ストリーム数を検出できるようになされている。
【0036】
ビデオタイトルセット情報VTSIは、これらオーディオストリーム数、副映像ストリーム数に対応するオーディオストリーム属性、副映像ストリーム属性に、それぞれストリーム毎に言語を示すコードが割り当てられるようになされ、これによりDVDディスクDでは、記録されたコンテンツについて、例えば選択可能な音声の言語、字幕の言語を検出できるようになされている。
【0037】
コントローラ6は、このようにしてDVDディスクDに記録されてなる各種の管理情報に基づいて、各部の動作を制御してDVDディスクDを再生する。図1は、このDVDディスクDの再生の処理に係るコントローラ6の処理手順を示すフローチャートである。コントローラ6は、電源が立ち上げられると、ステップSP1からステップSP2に移り、DVDディスクが装填されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP2を繰り返す。これによりコントローラ6は、ユーザーの操作によりDVDディスクDが装填されるのを待機し、DVDディスクDが装填されると、ステップSP2からステップSP3に移る。
【0038】
なおコントローラ6は、上述した認証部13に係る操作釦12の操作に応じて、図示しないトレイ可動機構を可動することにより、DVDディスクDを載置するトレイを出し入れする。またこのトレイを収納した際に、トレイに設けられた開口を介して図示しない光源よりDVDディスクDに光を照射して得られる戻り光の有無により、又は光ピックアップ5よりレーザービームを照射してフォーカスサーチの処理を実行して得られる処理結果より、DVDディスクDの有無を検出し、これによりDVDディスクDの装填を検出するようになされている。
【0039】
コントローラ6は、ステップSP3において、このようにしてDVDディスクDの装填に係るユーザーによる操作釦12の操作について、認証部13で得られる認証結果を取得し、個人認証の処理を実行する。さらに続くステップSP4において、この認証結果により、操作釦12の操作が、メモリ14に記録されていない新規のユーザーによるものか否か判断する。
【0040】
ここで否定結果が得られると、コントローラ6は、ステップSP4からステップSP5に移り、このユーザーに係る過去の設定の記録をメモリ14から検出した後、ステップSP6に移る。これに対してステップSP4で肯定結果が得られると、コントローラ6は、ステップSP4からステップSP7に移り、標準の設定をメモリ14より取得してステップSP6に移る。
【0041】
コントローラ6は、ステップSP6において、音声、字幕の言語検出処理を実行する。ここで図9に示すように、コントローラ6は、サーボ制御回路3等を制御してビデオマネージャを再生し、その結果得られる再生データを信号処理回路7から取得する。コントローラ6は、このようにして再生データを取得すると、ステップSP8からステップSP9に移り、図3及び図4について上述したタイトルサーチポインタ数より、DVDディスクDに記録されたコンテンツについて、総タイトル数を検出する。また続いてステップSP10に移り、図5について上述したパートオブタイトル数から各タイトル毎のチャプタ数を検出する。
【0042】
またこのようにして再生してなるビデオマネージャの記録より、各タイトルの管理情報を再生し、その再生データを信号処理回路7から取得する。また続くステップSP11において、図7及び図8について上述したオーディオストリーム数から、各タイトル毎のオーディオストリーム数を検出し、また続くステップSP12において、各タイトル毎の副映像ストリーム数を検出する。また続くステップSP13において、オーディオストリーム属性より、オーディオストリームの言語を検出し、また続くステップSP14において、副映像ストリーム属性より、副映像ストリームの言語を検出する。
【0043】
これらによりコントローラ6は、DVDディスクDに記録されたコンテンツについて、選択可能な設定を検出し、ステップSP15より元の処理に戻る。
【0044】
コントローラ6は、続くステップSP16において、ステップSP5で検出した過去の設定又はステップSP6で検出した標準の設定と、ステップSP6で検出した選択可能な設定との比較により、ステップSP6で検出した選択可能な設定において、ステップSP5又はステップSP6で検出した設定と一致する設定が含まれているか否か判断する。ここで肯定結果が得られると、コントローラ6は、ステップSP16からステップSP17に移り、選択可能な設定よりこの一致する設定を選択して、ステップSP18に移る。なおコントローラ6は、このようにして検出される一致する設定が複数存在する場合、ディスクIDが一致する過去の設定を選択してこれらの処理を実行する。またこのように複数存在する場合に、ディスクIDが一致する過去の設定が検出されない場合、最も再生頻度の高い過去の設定を選択する。これに対してステップSP16で否定結果が得られると、コントローラ6は、ステップSP16からステップSP19に移り、ここで初期値によりこれら選択可能な項目を選択し、ステップSP18に移る。なおこの初期値による設定は、トップメニュー画面における字幕、音声の設定画面において、先頭のメニューを選択する設定である。
【0045】
コントローラ6は、続くステップSP18において、ビデオマネージャの再生結果より、モニタ装置11にトップメニュー画面を表示する。このときコントローラ6は、ステップSP17又はステップSP19の選択に従って、メニューを選択してトップメニュー画面を表示する。またこのトップメニュー画面の表示において、ユーザーによる操作釦12の操作を受け付け、これによりステップSP17又はステップSP19の選択を基準にしてユーザーによる設定の変更を受け付ける。コントローラ6は、一定時間の経過により、又はユーザーによる設定完了の操作釦12の操作により、ステップSP18からステップSP19に移り、このようにして得られる設定により、DVDディスクDの再生を開始した後、ステップSP20に移ってこの処理手順を終了する。なおコントローラ6は、このDVDディスクDが認証に係るユーザーにおいて過去に再生したこと無いDVDディスクの場合、またはこのDVDディスクDの再生の指示に係るユーザーが新規のユーザーの場合、このようにして再生を開始すると、このようにして得られるDVDディスクDに係る設定をメモリ14に併せて記録する。
【0046】
これらによりDVDプレイヤー1では、メモリ14は、過去にコンテンツを再生した際の設定を記録する記憶手段を構成するのに対し、スピンドルモータ2、サーボ制御回路3、RFアンプ4、光ピックアップ5、信号処理回路7、コントローラ6は、再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を記録媒体であるDVDディスクDより再生する設定項目再生手段を構成するようになされている。またコントローラ6は、記憶手段に記録した設定と、設定項目再生手段で再生した選択可能な設定との比較により、選択可能な設定を選択して設定する設定手段を構成するのに対し、スピンドルモータ2、サーボ制御回路3、RFアンプ4、光ピックアップ5、信号処理回路7、コントローラ6は、この設定手段の設定により、再生対象のコンテンツを再生する再生手段を構成するようになされている。
【0047】
(1−2)第1の実施の形態の動作
以上の構成において、このDVDプレイヤー1では(図2)、光ピックアップ5からDVDディスクDにレーザービームを照射して得られる戻り光が光ピックアップ5で受光され、この受光結果がRFアンプ4、信号処理回路7で順次処理され、これによりDVDディスクDに記録された各種のデータが再生される。DVDプレイヤー1では、このようにして得られる各種のデータのうち、コントローラ6により指示されるビデオデータ及びオーディオデータがAVデコード処理回路8によりデコードされ、モニタ装置11に出力され、これによりDVDディスクDに記録されたコンテンツを視聴することができる。このときコントローラ6の指示により、副映像のビデオストリームを併せてAVデコード処理回路8でデコードしてミキシングすることにより、字幕が表示される。またこのようにして処理するオーディオデータをコントローラ6の制御により切り換えることにより、音声の言語が切り換えられる。またこのようなビデオデータ、オーディオデータの処理に代えて、ビデオマネージャ等に記録されたビデオオブジェクトによるビデオデータ等を処理してモニタ装置11に出力することにより、トップメニュー画面等を表示することができる。またこのこのようなメニュー画面により選択可能な設定項目を検出することができ、これにより字幕の言語、音声の言語に加えて、マルチアングル等を設定することができる。またDVDディスクDに固有の識別データであるディスクIDが信号処理回路7の出力データより検出される。
【0048】
DVDプレイヤー1では、操作釦12に設けられた指紋検出機構により、このDVDディスクDの装填を指示するユーザーの指紋が検出され、認証部13による処理により、このユーザーの認証結果が得られる。DVDプレイヤー1では、この認証結果により、ユーザー毎に、DVDディスクDを再生する際の字幕及び音声に係る設定が、ディスクIDと共にメモリ14に記録されて保持される。
【0049】
DVDプレイヤー1では、これらの処理において、ユーザーによりDVDディスクDが装填されると、認証部13による認証により、このユーザーが検出される。またDVDディスクDを再生して、選択可能な字幕、音声の言語が検出され、メモリ14に記録してなるこのユーザーに係る過去の再生時における設定が、このDVDディスクDから検出された選択可能な設定と一致するか否か、すなわちこのユーザーに係る過去の設定に設定可能か否か判断され、過去の設定により設定可能な場合、この過去の設定により字幕、音声が設定されてDVDディスクDが再生される。
【0050】
これによりこのDVDプレイヤー1では、例えば英語による字幕、音声によりDVDディスクDに記録されたコンテンツを再生して英語を鍛練しているユーザーについては、再生するDVDディスクDが新規なディスクである場合でも、字幕、音声の設定を英語に設定することができ、これにより従来に比してユーザーによる煩雑な操作を簡略化することができる。また字幕を表示しないでヒアリングを訓練しているユーザーにおいては、同様に、再生するDVDディスクDが新規なディスクである場合でも、字幕を表示しないように設定することができ、これにより従来に比してユーザーによる煩雑な操作を簡略化することができる。
【0051】
特にこの実施の形態においては、過去の設定がユーザー毎にメモリ14に記録され、認証部13による認証結果により、再生を指示するユーザー毎に、このような選択可能な設定項目が選択されることにより、例えば両親が日本語による字幕、英語による音声により楽しむ映画について、子供が視聴する場合には、何らメニューを操作することなく、字幕の表示を中止して日本語の音声により楽しむことができ、これによっても一段と使い勝手を向上することができる。
【0052】
またこのように設定してトップメニューを表示してユーザーによる設定の変更を必要に応じて受け付けるようになされ、これにより例えば語学の鍛練にDVDディスクDを利用しているユーザーが単なる娯楽によりDVDディスクDに記録されたコンテンツを楽しむ場合等にあっては、いつもの設定より簡易に設定を変更することができ、これによっても使い勝手を一段と向上することができる。
【0053】
(1−3)実施の形態の効果
以上の構成によれば、記憶手段であるメモリに記録した過去に再生した際の設定と、再生対象のコンテンツにおいて選択可能な設定との比較により、この各選択可能な項目を設定することにより、従来に比して格段的に設定操作を簡略化することができる。
【0054】
またユーザー毎に、設定を記録して保持し、再生を指示したユーザーに対応する記憶手段の記録に基づいて、選択可能な設定を選択して設定することにより、複数のユーザーで1台の再生装置を使用する場合に、使い勝手を向上することができる。
【0055】
すなわちこの選択可能な設定が、字幕の言語であることにより、またはこの選択可能な設定が、音声の言語であることにより、これらの言語の設定を簡略化することができる。
【0056】
(2)第2の実施の形態
この実施の形態においては、DVDプレイヤーに適用して、第1の実施の形態と同様に、過去に再生した際の設定をユーザー毎に、ディスクIDと共にメモリに記録して保持する。またこのメモリの記録よりディスクIDを基準にして、再生の指示に係るユーザーについて、過去に再生したことのあるDVDディスクを再生する場合か否か判断し、過去に再生したことのあるDVDディスクの場合、メモリに記録されたこのユーザーに係る過去の設定を再現する。これに対して過去に再生したことの無い新規なDVDディスクを再生する場合、第1の実施の形態と同様に、メモリに記録した過去に再生した際の設定と、再生対象のコンテンツにおいて選択可能な設定とを比較することにより、過去の再生時と一致する設定を選択可能な設定より選択し、この選択した設定によりDVDディスクを再生する。なおこの実施の形態に係るDVDプレイヤーにおいては、この一連の処理が異なる点を除いて、第1の実施の形態と同一に構成される。
【0057】
この実施の形態によれば、過去に再生したコンテンツについては、過去の再生時における設定を再現し、過去に再生したことの無いコンテンツについては、記憶手段に記録した設定と、設定項目再生手段で再生した選択可能な設定との比較により、選択可能な設定を選択することにより、繰り返し視聴するコンテンツについては、同一の設定により確実に再生することができ、これにより一段と使い勝手を向上することができる。
【0058】
(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、メモリに記録した過去に再生した際の設定と、再生対象のコンテンツにおいて選択可能な設定とを比較することにより、過去の再生時と一致する設定を選択可能な設定より選択する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば過去の設定の記録をコンテンツのカテゴリー等により一旦集計し、この集計結果と選択可能な設定とを比較して字幕等の言語を設定する場合等、過去の設定の記録を種々の処理して各種選択可能な設定項目を設定するようにしてもよい。なおこれらの処理において、例えばカテゴリー等により過去の再生の設定を一旦集計して処理する場合には、必要に応じて、例えば洋画、邦画等のコンテンツのカテゴリー等を、再生時の設定と共にメモリに記憶して保持することが考えられる。
【0059】
また上述の実施の形態においては、DVDディスクの装填により自動的に字幕等を設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばこのような各種項目の自動設定をユーザーが指定している場合に限り、自動的に字幕等を設定するようにしてもよい。
【0060】
また上述の実施の形態においては、字幕の表示の有無、字幕及び音声の言語を設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばパンレタルのレベル設定等、他の種々の設定に広く適用することができる。
【0061】
また上述の実施の形態においては、指紋認証によりユーザーを識別する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば音声認識によりユーザー認証してもよく、さらにはユーザーによるキー操作によりユーザー認証してもよい。
【0062】
また上述の実施の形態においては、記録媒体を単位にして、コンテンツの過去の再生の設定を記録し、またコンテンツの再生で選択可能な設定を検出して処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば1枚のDVDディスクに複数のコンテンツが記録されている場合等においては、コンテンツを単位にして、コンテンツの過去の再生の設定を記録し、またコンテンツの再生で選択可能な設定を検出して処理するようにしてもよい。
【0063】
また上述の実施の形態においては、記録媒体であるDVDディスクに固有のディスクIDにより、記憶媒体を単位にしてコンテンツを識別する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各コンテンツに固有の識別コードにより各コンテンツを識別するようにしてもよい。
【0064】
また上述の実施の形態においては、記録媒体としてDVDによる光ディスクを再生するDVDプレイヤーに本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、DVDによる光ディスク以外の各種光ディスク、メモリカード等、各種の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置に広く適用することができる。
【0065】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、記憶手段に記録した過去に再生した際の設定と、再生対象のコンテンツにおいて選択可能な設定との比較により、この各選択可能な項目を設定することにより、従来に比して格段的に設定操作を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るDVDプレイヤーにおけるコントローラの処理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るDVDプレイヤーを示すブロック図である。
【図3】DVDディスクのフォーマットを示す図表である。
【図4】図3のタイトルサーチポインタテーブル情報を示す図表である。
【図5】図3のタイトルサーチポインタを示す図表である。
【図6】図3のビデオマネージャメニュー言語ユニットを示す図表である。
【図7】ビデオタイトルセットを示す図表である。
【図8】図7のビデオタイトルセット情報管理テーブルを示す図表である。
【図9】図1の処理手順における音声、字幕の言語検出処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……DVDプレイヤー、5……光ピックアップ、6……コントローラ、12……操作釦、13……認証部、14……メモリ、D……DVDディスク
Claims (8)
- 所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置において、
過去にコンテンツを再生した際の設定を記録する記憶手段と、
再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を前記記録媒体より再生する設定項目再生手段と、
前記記憶手段に記録した設定と、前記設定項目再生手段で再生した選択可能な設定との比較により、前記選択可能な設定を選択して設定する設定手段と、
前記設定手段の設定により、前記再生対象のコンテンツを再生する再生手段と
を備えることを特徴とする再生装置。 - 前記記憶手段は、
前記コンテンツ又は記録媒体に固有の識別コードと共に、前記設定を記録して保持し、
前記設定手段は、
前記固有の識別コードにより、前記再生対象のコンテンツを判定し、
過去に再生したことのある前記コンテンツについては、該過去の再生時における設定を再現し、
過去に再生したことの無いコンテンツについては、前記記憶手段に記録した設定と、前記設定項目再生手段で再生した選択可能な設定との比較により、前記選択可能な設定を選択して設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。 - 前記記憶手段は、
ユーザー毎に、前記設定を記録して保持し、
前記設定手段は、
再生を指示したユーザーに対応する前記記憶手段の記録に基づいて、前記選択可能な設定を選択して設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。 - 前記選択可能な設定が、
字幕の言語である
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。 - 前記選択可能な設定が、
音声の言語である
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。 - 所定の記録媒体に記録されたコンテンツの再生方法において、
再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を前記記録媒体より再生する設定項目再生ステップと、
記憶手段に記録した過去にコンテンツを再生した際の設定と、前記設定項目再生ステップで再生した選択可能な設定との比較により、前記選択可能な設定を選択して設定する設定ステップと、
前記設定ステップの設定により、前記再生対象のコンテンツを再生する再生ステップと
を有することを特徴とする再生方法。 - 所定の記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置に搭載されるコンピュータに所定の処理手順を実行させる再生装置のプログラムにおいて、
前記所定の処理手順が、
再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を前記記録媒体より再生する設定項目再生ステップと、
記憶手段に記録した過去にコンテンツを再生した際の設定と、前記設定項目再生ステップで再生した選択可能な設定との比較により、前記選択可能な設定を選択して設定する設定ステップと、
前記設定ステップの設定により、前記再生対象のコンテンツを再生する再生ステップとである
ことを特徴とする再生装置のプログラム。 - 再生装置のプログラムを記録した記録媒体において、
前記再生装置のプログラムが、
所定のコンテンツの記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置に搭載されるコンピュータに所定の処理手順を実行させるプログラムであって、
前記所定の処理手順が、
再生対象のコンテンツについて、選択可能な設定を前記コンテンツの記録媒体より再生する設定項目再生ステップと、
記憶手段に記録した過去にコンテンツを再生した際の設定と、前記設定項目再生ステップで再生した選択可能な設定との比較により、前記選択可能な設定を選択して設定する設定ステップと、
前記設定ステップの設定により、前記再生対象のコンテンツを再生する再生ステップとである
ことを特徴とする再生装置のプログラムを記録した記録媒体。
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