JP2005128928A - 接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置 - Google Patents

接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005128928A
JP2005128928A JP2003365953A JP2003365953A JP2005128928A JP 2005128928 A JP2005128928 A JP 2005128928A JP 2003365953 A JP2003365953 A JP 2003365953A JP 2003365953 A JP2003365953 A JP 2003365953A JP 2005128928 A JP2005128928 A JP 2005128928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer service
customer
information
service support
batch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003365953A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Ozawa
富士男 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Creo Co Ltd
Original Assignee
Creo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Creo Co Ltd filed Critical Creo Co Ltd
Priority to JP2003365953A priority Critical patent/JP2005128928A/ja
Publication of JP2005128928A publication Critical patent/JP2005128928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】接客の質、顧客満足度を向上させること。
【解決手段】説明型の販売店(例えば、自動車ディーラ)に来店した顧客に、所望する接客条件(対応スピード、説明レベル、用件)を設定させるステップと、該接客条件を営業担当者へ報知するための電子バッチ10を発行するステップと、顧客の嗜好や購入履歴に基づいて、推薦商品を決定するステップと、LAN40、無線ターミナル60および営業担当者携帯端末70を介して、接客支援情報として推薦商品や顧客情報を営業担当者へ報知するステップとを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、販売店における接客の支援に用いて好適な接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置に関するものであり、特に、接客の質、顧客満足度を向上させることができる接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置に関するものである。
従来より、説明型の販売店(例えば、自動車ディーラ)では、来店した顧客に対して営業担当者がマンツーマンでコミュニケーションをとりながら、当該顧客のニーズを把握した上で、商品について説明するという対面方式で接客が行われている。
このような説明型の販売店では、顧客のニーズを迅速かつ正確に把握し、ニーズに沿った商品の選択、説明をいかに適切に行うことができるかが販売の成否を握るカギとなる。
特開2001−195641号公報
ところで、従来の販売店では、営業担当者と顧客との間のコミュニケーションを通じて、顧客のニーズを把握した上で、説明が行われる。
しかしながら、従来の販売店においては、コミュニケーションスキルの不足により、顧客が営業担当者にニーズをうまく伝えられなかったり、営業担当者がニーズを誤解してしまうという状況が珍しくない。
このような状況では、営業担当者が顧客に対して本来望まない商品を奨めたり、急ぎの接客を望む顧客に対して懇切丁寧な説明をしたり、ゆっくりした接客を望む顧客に対して、急かせるような説明をしたりという接客の質の低下を招き、ひいては、顧客満足度の低下を招くという問題が発生する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接客の質、顧客満足度を向上させることができる接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンピュータに、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定工程と、前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行する発行工程と、前記顧客の嗜好に基づいて、推薦商品を決定する推薦商品決定工程と、接客支援情報として、前記推薦商品を前記接客担当者へ報知する接客支援情報報知工程と、を実行させるための接客支援プログラムである。
この発明によれば、来店した顧客により設定された接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行し、顧客の嗜好に基づいて決定された推薦商品を接客支援情報として、接客担当者へ報知することとしたので、顧客が所望する接客条件や接客支援情報に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、接客の対応スピードを含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、接客の対応スピードを含ませることとしたので、急ぎの対応を所望する顧客に対して、接客担当者側で急ぎの対応をとることが可能となり、対応スピードにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、説明レベルを含ませることとしたので、懇切丁寧な説明を所望する顧客に対して、接客担当者側で懇切丁寧な説明を行うことができ、説明レベルにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、用件を含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、用件を含ませることとしたので、顧客から用件を聞き出すことなくダイレクトに用件から商談を進めることが可能となり、効率的な接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件報知具は、前記接客条件を電子的に表示し、前記顧客に取り付けられる電子バッチであることを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具を電子バッチとしたので、電子的な表示制御により繰り返し使用することが可能となり、経済効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件報知具は、前記接客条件がカード媒体に印刷されており、前記顧客に取り付けられるバッチであることを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具を接客条件が印刷されているカード媒体としたので、接客条件報知具の単価を安価にすることが可能となり、導入コストを下げることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記推薦商品決定工程では、前記顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、前記推薦商品を決定することを特徴とする。
この発明によれば、顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、推薦商品を決定することとしたので、嗜好および購入履歴という双方により、さらに的確に推薦商品を決定することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知工程では、前記接客支援情報として、前記推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、接客支援情報として、推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を接客担当者へ報知することとしたので、購入履歴や嗜好を考慮して接客を行うことが可能となり、さらに、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知工程では、前記接客担当者が有する電子端末を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、接客担当者が有する電子端末を介して、接客支援情報を接客担当者へ報知することしたので、迅速な接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知工程では、紙媒体を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、紙媒体を介して、接客支援情報を接客担当者へ報知することしたので、接客担当者が紙媒体の内容を頭に入れてから接客を行うことにより、接客支援情報を顧客に知られずに接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件設定工程では、前記接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、前記顧客に接客条件を更新させ、前記発行工程では、更新後の接客情報に基づいて、前記接客条件報知具を更新することを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、顧客に接客条件を更新させ、更新後の接客情報に基づいて、接客条件報知具を更新することとしたので、顧客の心変わりや状況の変化に迅速に対応することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、接客の終了後に接客履歴情報を前記接客担当者に設定させ、前記接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを作成し、該電子メールを前記顧客宛に送信するアフターフォロー工程を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、接客の終了後に接客履歴情報を接客担当者に設定させ、接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを顧客宛に送信することとしたので、アフターフォローの充実を顧客に対してアピールすることが可能となり、さらに、顧客満足度を高めることができる。
また、本発明は、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定工程と、前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行する発行工程と、前記顧客の嗜好に基づいて、推薦商品を決定する推薦商品決定工程と、接客支援情報として、前記推薦商品を前記接客担当者へ報知する接客支援情報報知工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、来店した顧客により設定された接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行し、顧客の嗜好に基づいて決定された推薦商品を接客支援情報として、接客担当者へ報知することとしたので、顧客が所望する接客条件や接客支援情報に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、接客の対応スピードを含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、接客の対応スピードを含ませることとしたので、急ぎの対応を所望する顧客に対して、接客担当者側で急ぎの対応をとることが可能となり、対応スピードにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、説明レベルを含ませることとしたので、懇切丁寧な説明を所望する顧客に対して、接客担当者側で懇切丁寧な説明を行うことができ、説明レベルにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、用件を含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、用件を含ませることとしたので、顧客から用件を聞き出すことなくダイレクトに用件から商談を進めることが可能となり、効率的な接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件報知具は、前記接客条件を電子的に表示し、前記顧客に取り付けられる電子バッチであることを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具を電子バッチとしたので、電子的な表示制御により繰り返し使用することが可能となり、経済効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件報知具は、前記接客条件がカード媒体に印刷されており、前記顧客に取り付けられるバッチであることを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具を接客条件が印刷されているカード媒体としたので、接客条件報知具の単価を安価にすることが可能となり、導入コストを下げることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記推薦商品決定工程では、前記顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、前記推薦商品を決定することを特徴とする。
この発明によれば、顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、推薦商品を決定することとしたので、嗜好および購入履歴という双方により、さらに的確に推薦商品を決定することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知工程では、前記接客支援情報として、前記推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、接客支援情報として、推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を接客担当者へ報知することとしたので、購入履歴や嗜好を考慮して接客を行うことが可能となり、さらに、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知工程では、前記接客担当者が有する電子端末を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、接客担当者が有する電子端末を介して、接客支援情報を接客担当者へ報知することしたので、迅速な接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知工程では、紙媒体を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、紙媒体を介して、接客支援情報を接客担当者へ報知することしたので、接客担当者が紙媒体の内容を頭に入れてから接客を行うことにより、接客支援情報を顧客に知られずに接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件設定工程では、前記接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、前記顧客に接客条件を更新させ、前記発行工程では、更新後の接客情報に基づいて、前記接客条件報知具を更新することを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、顧客に接客条件を更新させ、更新後の接客情報に基づいて、接客条件報知具を更新することとしたので、顧客の心変わりや状況の変化に迅速に対応することができる。
また、本発明は、上記発明において、接客の終了後に接客履歴情報を前記接客担当者に設定させ、前記接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを作成し、該電子メールを前記顧客宛に送信するアフターフォロー工程を含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客の終了後に接客履歴情報を接客担当者に設定させ、接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを顧客宛に送信することとしたので、アフターフォローの充実を顧客に対してアピールすることが可能となり、さらに、顧客満足度を高めることができる。
また、本発明は、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定手段と、前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行する発行手段と、前記顧客の嗜好に基づいて、推薦商品を決定する推薦商品決定手段と、接客支援情報として、前記推薦商品を前記接客担当者へ報知する接客支援情報報知手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、来店した顧客により設定された接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行し、顧客の嗜好に基づいて決定された推薦商品を接客支援情報として、接客担当者へ報知することとしたので、顧客が所望する接客条件や接客支援情報に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、接客の対応スピードを含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、接客の対応スピードを含ませることとしたので、急ぎの対応を所望する顧客に対して、接客担当者側で急ぎの対応をとることが可能となり、対応スピードにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、説明レベルを含ませることとしたので、懇切丁寧な説明を所望する顧客に対して、接客担当者側で懇切丁寧な説明を行うことができ、説明レベルにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、用件を含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、用件を含ませることとしたので、顧客から用件を聞き出すことなくダイレクトに用件から商談を進めることが可能となり、効率的な接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件報知具は、前記接客条件を電子的に表示し、前記顧客に取り付けられる電子バッチであることを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具を電子バッチとしたので、電子的な表示制御により繰り返し使用することが可能となり、経済効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件報知具は、前記接客条件がカード媒体に印刷されており、前記顧客に取り付けられるバッチであることを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具を接客条件が印刷されているカード媒体としたので、接客条件報知具の単価を安価にすることが可能となり、導入コストを下げることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記推薦商品決定手段は、前記顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、前記推薦商品を決定することを特徴とする。
この発明によれば、顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、推薦商品を決定することとしたので、嗜好および購入履歴という双方により、さらに的確に推薦商品を決定することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知手段は、前記接客支援情報として、前記推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、接客支援情報として、推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を接客担当者へ報知することとしたので、購入履歴や嗜好を考慮して接客を行うことが可能となり、さらに、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知手段は、前記接客担当者が有する電子端末を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、接客担当者が有する電子端末を介して、接客支援情報を接客担当者へ報知することしたので、迅速な接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援情報報知手段は、紙媒体を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする。
この発明によれば、紙媒体を介して、接客支援情報を接客担当者へ報知することしたので、接客担当者が紙媒体の内容を頭に入れてから接客を行うことにより、接客支援情報を顧客に知られずに接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件設定手段は、前記接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、前記顧客に接客条件を更新させ、前記発行手段は、更新後の接客情報に基づいて、前記接客条件報知具を更新することを特徴とする。
この発明によれば、接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、顧客に接客条件を更新させ、更新後の接客情報に基づいて、接客条件報知具を更新することとしたので、顧客の心変わりや状況の変化に迅速に対応することができる。
また、本発明は、上記発明において、接客の終了後に接客履歴情報を前記接客担当者に設定させ、前記接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを作成し、該電子メールを前記顧客宛に送信するアフターフォロー手段を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、接客の終了後に接客履歴情報を接客担当者に設定させ、接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを顧客宛に送信することとしたので、アフターフォローの充実を顧客に対してアピールすることが可能となり、さらに、顧客満足度を高めることができる。
また、本発明は、コンピュータに、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定工程と、前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行する発行工程と、を実行させるための接客支援プログラムである。
この発明によれば、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させ、接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行することとしたので、顧客が所望する接客条件に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、接客の対応スピードを含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、接客の対応スピードを含ませることとしたので、急ぎの対応を所望する顧客に対して、接客担当者側で急ぎの対応をとることが可能となり、対応スピードにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、説明レベルを含ませることとしたので、懇切丁寧な説明を所望する顧客に対して、接客担当者側で懇切丁寧な説明を行うことができ、説明レベルにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客条件は、用件を含むことを特徴とする。
この発明によれば、接客条件に、用件を含ませることとしたので、顧客から用件を聞き出すことなくダイレクトに用件から商談を進めることが可能となり、効率的な接客を行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援バッチは、前記接客条件を電子的に表示し、前記顧客に取り付けられる電子バッチであることを特徴とする。
この発明によれば、接客支援バッチを電子バッチとしたので、電子的な表示制御により繰り返し使用することが可能となり、経済効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記接客支援バッチは、前記接客条件がカード媒体に印刷されており、前記顧客に取り付けられるバッチであることを特徴とする。
この発明によれば、接客支援バッチを接客条件が印刷されているカード媒体としたので、接客支援バッチの単価を安価にすることが可能となり、導入コストを下げることができる。
また、本発明は、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定工程と、前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行する発行工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させ、接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行することとしたので、顧客が所望する接客条件に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、本発明は、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定手段と、前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行する発行手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させ、接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行することとしたので、顧客が所望する接客条件に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
本発明によれば、来店した顧客により設定された接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行し、顧客の嗜好に基づいて決定された推薦商品を接客支援情報として、接客担当者へ報知することとしたので、顧客が所望する接客条件や接客支援情報に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客条件に、接客の対応スピードを含ませることとしたので、急ぎの対応を所望する顧客に対して、接客担当者側で急ぎの対応をとることが可能となり、対応スピードにおける顧客満足度を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客条件に、説明レベルを含ませることとしたので、懇切丁寧な説明を所望する顧客に対して、接客担当者側で懇切丁寧な説明を行うことができ、説明レベルにおける顧客満足度を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客条件に、用件を含ませることとしたので、顧客から用件を聞き出すことなくダイレクトに用件から商談を進めることが可能となり、効率的な接客を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客条件報知具を電子バッチとしたので、電子的な表示制御により繰り返し使用することが可能となり、経済効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客条件報知具を接客条件が印刷されているカード媒体としたので、接客条件報知具の単価を安価にすることが可能となり、導入コストを下げることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、推薦商品を決定することとしたので、嗜好および購入履歴という双方により、さらに的確に推薦商品を決定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客支援情報として、推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を接客担当者へ報知することとしたので、購入履歴や嗜好を考慮して接客を行うことが可能となり、さらに、接客の質、顧客満足度を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客担当者が有する電子端末を介して、接客支援情報を接客担当者へ報知することしたので、迅速な接客を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、紙媒体を介して、接客支援情報を接客担当者へ報知することしたので、接客担当者が紙媒体の内容を頭に入れてから接客を行うことにより、接客支援情報を顧客に知られずに接客を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、顧客に接客条件を更新させ、更新後の接客情報に基づいて、接客条件報知具を更新することとしたので、顧客の心変わりや状況の変化に迅速に対応することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客の終了後に接客履歴情報を接客担当者に設定させ、接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを顧客宛に送信することとしたので、アフターフォローの充実を顧客に対してアピールすることが可能となり、さらに、顧客満足度を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、来店した顧客に、所望する接客条件を設定させ、接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行することとしたので、顧客が所望する接客条件に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客支援バッチを電子バッチとしたので、電子的な表示制御により繰り返し使用することが可能となり、経済効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接客支援バッチを接客条件が印刷されているカード媒体としたので、接客支援バッチの単価を安価にすることが可能となり、導入コストを下げることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置の実施例1〜3を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施例1〜3によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる実施例1の構成を示すブロック図である。同図には、説明型の販売店(例えば、自動車のディーラ)で用いられる接客支援システムが図示されている。
この接客支援システムは、顧客が所望する接客条件(対応スピード(急ぎ、ゆっくり)、説明レベル(上級者向け、中級者向け、初級者向け)、用件(新車検討、中古車検討等))を顧客に設定させ、この接客条件を後述する電子バッチ10に表示させるとともに、当該顧客の嗜好、販売履歴等に基づいて、商品を推薦することにより接客支援を行うためのシステムである。
また、接客支援システムは、電子バッチ10(ホルダ20)、電子バッチ発行装置30、LAN(Local Area Network)40、接客支援装置50、無線ターミナル60、営業担当者携帯端末70、ゲートウェイ80、インターネット90および顧客端末100から構成されている。
電子バッチ10は、電子バッチ発行装置30により発行されるカード型の接客支援バッチであり、透明樹脂製のホルダ20に収容された状態で、来店した顧客の胸元に取り付けられる。この電子バッチ10には、上述した接客条件や営業担当者(接客担当者)等の情報が電子表示される。営業担当者は、電子バッチ10に表示された接客条件に基づいて適切な対応をとる。この電子バッチ10の詳細については、後述する。
電子バッチ発行装置30は、販売店の入口に設けられており、図2に示した接客条件情報設定画面110で顧客により設定された接客条件情報に基づいて、電子バッチ10を発行する装置である。
接客条件情報設定画面110は、来店した顧客が、所望する接客条件を設定するための
画面であり、表示部33に表示される。接客条件情報設定画面110には、お客様番号(後述する顧客IDと同義)を設定するための設定欄、対応スピードを設定するための対応スピード設定ボックス、説明レベルを設定するための説明レベル設定ボックス、来店の用件を設定するための用件設定ボックス、新規発行ボタン111および更新ボタン112が表示されている。
お客様番号(顧客ID)は、顧客を識別するための識別子である。対応スピードは、営業担当者が当該顧客に対応する際のスピードであり、「急ぎ」または「ゆっくり」が設定される。例えば、時間が無い顧客は、対応スピードとして「急ぎ」を設定する。逆に、時間に余裕がある顧客は、対応スピードとして、「ゆっくり」を設定する。
説明レベルは、商品説明の詳細度を表すものであり、初級者、中級者または上級者が設定される。商品知識がほとんどなく、懇切丁寧な説明を所望する顧客は、説明レベルとして、「初級者」を設定する。ある程度の商品知識を有し、比較的丁寧な説明を所望する顧客は、説明レベルとして、「中級者」を設定する。これらに対して、商品知識が豊富で、簡潔な説明を所望する顧客は、説明レベルとして、「上級者」を設定する。
用件には、顧客が来店した目的として、新車検討、中古車検討、整備、保険、用品購入または相談が設定される。
新規発行ボタン111は、新規に電子バッチ10を発行する際に押下されるボタンである。更新ボタン112は、発行済みの電子バッチ10における接客条件情報を更新する場合に押下されるボタンである。更新の例としては、新規発行時に対応スピードを「急ぎ」と設定したが、その後、時間がとれることになり、「急ぎ」を「ゆっくり」へ変更する場合が挙げられる。なお、実施例1においては、接客条件情報設定画面110で、対応スピード、説明レベル、用件のうちいずれか一つを単独で設定してもよく、また二つ組み合わせたものを設定してもよい。
図1に戻り、電子バッチ発行装置30において、制御部31は、装置各部を制御する。入力部32は、キーボードやマウス等である。表示部33は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等である。記憶部34は、制御部31で用いられるプログラムや各種データを記憶する。発行部35は、電子バッチ10と電気的に接続された状態で電子バッチ10を発行する。通信部36は、LAN40に接続されており、所定の通信プロトコルに従って通信を制御する。
図3は、図1に示した電子バッチ10の構成を示すブロック図である。電子バッチ10において、表面表示部11は、電子バッチ10の表面に設けられた表示部であり、ホルダ20に収容された電子バッチ10が顧客の胸元に取り付けられた状態で直接目にする部分である。
この表面表示部11には、電子バッチ10の発行時に、接客条件情報設定画面110(図2参照)で設定された接客条件に対応する接客条件情報11aや接客条件情報11b等が表示される。
接客条件情報11aは、対応スピードが「急ぎ」、説明レベルが「上級者」、用件が「新車検討」に対応している。一方、接客条件情報11bは、対応スピードが「ゆっくり」、説明レベルが「上級者」、用件が「新車検討」に対応している。
裏面表示部12は、電子バッチ10の裏面に設けられた表示部であり、表面表示部11と表裏一体とされている。この裏面表示部12には、顧客ID、所有車、営業担当者という付帯情報12aが表示される。顧客IDは、接客条件情報設定画面110のお客様番号として設定されたものである。所有車は、当該顧客が所有している車両の名称である。営業担当者は、当該顧客を担当する者の氏名である。所有車および営業担当者の情報は、後述する接客支援装置50より提供される。
制御部13は、電子バッチ10の各部を制御する。記憶部14は、制御部13で用いられる各種情報を記憶する。入出力インタフェース15は、発行部35に着脱される。
図1に戻り、接客支援装置50は、販売店に設けられており、電子バッチ10の発行に際して、上述した所有車および営業担当者の検索、嗜好、購入履歴等に基づく商品の推薦、購入履歴管理、電子メールを用いたアフターフォロー等の接客支援を行うための装置である。
接客支援装置50において、制御部51は、接客支援装置50の各部を制御する。記憶部52は、制御部51で用いられるプログラムや各種情報を記憶する。入力部53は、キーボード、マウス等である。表示部54は、LCD、CRT等である。通信部55は、LAN40に接続されており、所定の通信プロトコルに従って、通信を制御する。
顧客情報データベース56は、当該販売店の顧客に関する顧客情報を格納するデータベースである。具体的には、図4に示したように、顧客情報データベース56には、「顧客ID」、「氏名」、「住所」、「生年月日」、「電話番号」、「携帯電話番号」、「購入履歴」、「来店履歴」、「最終来店日」、「営業担当者」、「営業担当者携帯端末ID」、「嗜好」、「年収」、「所有車」、「家族構成」、「購入パターン」、「コメント」等からなる顧客情報が格納されている。
「顧客ID」は、当該販売店の顧客を識別するための識別子であり、接客条件情報設定画面110(図2参照)のお客様番号に対応している。「氏名」は、当該顧客の氏名に関する情報である。「住所」は、当該顧客の住所に関する情報である。「生年月日」は、当該顧客の生年月日に関する情報である。「電話番号」は、当該顧客が有する固定電話の番号に関する情報である。
「携帯電話番号」は、当該顧客が有する携帯電話の番号に関する情報である。「購入履歴」は、当該販売店における顧客の購入履歴(購入年月日、新車・中古車ステータス、車種、車名、定員、色、価格等)に関する情報である。
「来店履歴」は、当該顧客が販売店に来店した履歴に関する情報であり、来店日時、来店時に設定された接客条件(用件、対応スピード、説明レベル)である。「最終来店日」は、当該顧客が最近来店した日付に関する情報である。「営業担当者」は、当該顧客を担当する営業担当者の氏名に関する情報である。
「営業担当者携帯端末ID」は、当該担当者が接客時に利用する営業担当者携帯端末70を識別するための識別子である。「嗜好」は、当該顧客の嗜好(好きな色、好きな車種等)に関する情報である。
「年収」は、当該顧客の年収に関する情報である。「所有車」は、当該顧客が現在所有している車両の名称である。「家族構成」は、当該顧客の家族構成に関する情報である。「購入パターン」は、当該顧客が購入する場合のパターン(即断即決、熟慮、優柔不断等)に関する情報である。「コメント」は、当該顧客に接客した営業担当者により設定され、次回の接客に役立つ情報である。
図1に示した商品情報データベース57は、販売店で取り扱っている商品(この場合、車両)に関する商品情報を格納するデータベースである。具体的には、図5に示したように、商品情報データベース57には、「商品ID」、「新車・中古車ステータス」、「車種」、「車名」、「年式」、「定員」、「色」、「価格」、「スペック」、「納期」等からなる商品情報が格納されている。
「商品ID」は、商品(車両)を識別するための識別子である。「新車・中古車ステータス」は、新車、中古車の別を表す。「車種」は、当該車両の種別(ワゴン、スポーツカー)に関する情報である。「車名」は、当該車両の名称に関する情報である。「年式」は、当該車両の年式に関する情報である。「定員」は、当該車両の定員に関する情報である。
「色」は、当該車両の色に関する情報である。「価格」は、当該車両の価格に関する情報である。「スペック」は、当該車両のスペック(エンジン、寸法等)に関する情報である。「納期」は、当該車両の納期に関する情報である。
図1に戻り、無線ターミナル60は、販売店に設けられており、営業担当者携帯端末70との間で無線送受信機能を備えている。営業担当者携帯端末70は、接客時に営業担当者に携帯されるPDA(Personal Digital Assistant)等である。
図6は、営業担当者携帯端末70の構成を示すブロック図である。営業担当者携帯端末70において、表示部71は、LCDである。この表示部71には、図7に示した接客支援画面120が表示される。
この接客支援画面120は、接客支援装置50からLAN40および無線ターミナル60経由で送信される接客支援情報に対応している。接客支援画面120には、接客支援情報として、接客対象の顧客(電子バッチ10を取り付けている顧客)に関する接客条件(対応スピード、説明レベル、用件)や、接客支援装置50で推薦された商品、顧客情報が表示されており、営業担当者により参照される。
営業担当者は、接客支援画面120の表示情報に基づいて、当該顧客が所望する接客を行う。接客支援画面120には、接客が終了した場合に押下される接客終了ボタン121が表示されている。
この接客終了ボタン121が押下されると、図8に示した接客履歴情報設定画面130が表示される。営業担当者は、接客履歴情報設定画面130に接客履歴情報を設定する。
図6に戻り、制御部72は、装置各部を制御する。入力部73は、各種キー、ファンクションキー、トラックボール等である。無線通信部74は、所定の通信プロトコルに従って、無線ターミナル60との間で無線通信を制御する。
図1に戻り、ゲートウェイ80は、LAN40とインターネット90との間に設けられており、ファイヤウォールとしての機能を備えている。顧客端末100は、顧客側に設けられたコンピュータ端末であり、電子メールの送受信機能等を備えている。
つぎに、実施例1の動作について、図9〜図13を参照しつつ説明する。以下では、販売店(自動車ディーラ)に来店した顧客に電子バッチ10を発行し、接客を行う場合について説明する。
図9に示したステップSA1では、電子バッチ発行装置30の制御部31は、図2に示した接客条件情報設定画面110を表示部33に表示させる。ステップSA2では、制御部31は、接客条件情報設定画面110の新規発行ボタン111が押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。
ステップSA22では、制御部31は、接客条件情報設定画面110の更新ボタン112が押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。以後、判断結果が「Yes」となるまで、ステップSA2およびステップSA22の判断を繰り返す。
そして、例えば、新車購入を検討している顧客が販売店に来店すると、顧客は、入口に設けられた電子バッチ発行装置30で接客条件情報を設定する。すなわち、顧客は、接客条件情報設定画面110のお客様番号(顧客ID「000001」)、対応スピード(「急ぎ」)、説明レベル(「上級者」)、用件(「新車検討」)からなる接客条件情報を設定した後、新規発行ボタン111を押下する。
これにより、制御部31は、ステップSA2の判断結果を「Yes」とする。ステップSA3では、制御部31は、新規発行フラグ(図示略)とともに上記接客条件情報をLAN40を介して、接客支援装置50へ送信する。ステップSA4では、接客支援装置50の制御部51は、電子バッチ発行装置30からの接客条件情報に含まれる顧客ID(=000001)をキーとして、顧客情報データベース56(図4参照)から顧客情報を検索する。
ステップSA5では、制御部51は、新規発行フラグに基づいて、電子バッチ10の新規発行であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「Yes」とする。ステップSA6では、制御部51は、ステップSA4で検索された顧客情報に含まれる所有車(この場合、スポーツZ)および営業担当者(この場合、山田健一)の情報を電子バッチ発行装置30へ送信する。
ステップSA7では、電子バッチ発行装置30の制御部31は、接客条件情報設定画面110で設定されたお客様番号(顧客ID「000001」)、対応スピード(「急ぎ」)、説明レベル(「上級者」)および用件(「新車検討」)の情報と、接客支援装置50からの所有車(この場合、スポーツZ)および営業担当者(この場合、山田健一)の情報とを電子バッチ情報として、発行部35に電気的に接続された電子バッチ10へ送信する。
ステップSA8では、電子バッチ10の制御部13は、電子バッチ発行装置30からの電子バッチ情報に基づいて、図3に示したように、表面表示部11に接客条件情報11aを、裏面表示部12に付帯情報12aをそれぞれ表示させる。
これにより、電子バッチ10が発行され、顧客は、電子バッチ10をホルダ20に収容した状態で、表面表示部11が表面になるように電子バッチ10を胸元に取り付ける。
また、ステップSA9では、接客支援装置50の制御部51は、ステップSA4で検索された顧客情報と、商品情報データベース57とから、当該顧客に対して推薦すべき商品を検索するという商品推薦処理を実行する。
例えば、当該顧客の用件が新車購入である場合、制御部51は、顧客情報の購入履歴および嗜好から、購入の傾向を分析する。図4に示した例では、赤いスポーツカー(スポーツZ)を2回も購入しており、しかも、嗜好も赤いスポーツカーであるため、制御部51は、赤いスポーツカー(スポーツZ)を購入する傾向にあると判断する。
つぎに、制御部51は、色を赤、車種をスポーツカー、車名をスポーツZ、新車・中古車ステータスを新車として、図5に示した商品情報データベース57から商品情報を検索する。この場合には、商品IDが56489の商品情報が検索されたものとする。この商品情報は、当該顧客の購入履歴や嗜好等に基づいて、推薦すべき商品(以下、推薦商品情報と称する)に対応している。
なお、実施例1においては、購入履歴、嗜好以外に限られることなく、顧客情報における年収、家族構成、購入パターン等を用いて、商品推薦処理を実行してもよい。
図10に示したステップSA10では、制御部51は、上述した接客条件情報(ステップSA3)、推薦商品情報(ステップSA9)および顧客情報(ステップSA4)を接客支援情報として、LAN40および無線ターミナル60を介して、営業担当者携帯端末70へ送信する。
ステップSA11では、営業担当者携帯端末70の制御部72(図6参照)は、接客支援装置50からの接客支援情報に基づいて、図7に示した接客支援画面120を表示部71に表示させる。これにより、営業担当者は、接客支援画面120により、当該顧客が来店したことを認識し、接客支援画面120の内容から顧客のニーズを事前に把握する。
そして、営業担当者は、当該顧客に近づき、電子バッチ10で接客条件情報11a(図3参照)を確認した後、接客条件とニーズに対応させて、迅速かつ簡潔に推薦商品等に関する説明を行い、的確な接客に努める。
また、営業担当者が不在の場合には、電子バッチ10の接客条件情報11aのみを確認した他の営業担当者により、接客条件(例えば、急ぎ、上級者、新車検討)に基づいて、新車に関して迅速かつ簡潔な説明が行われる。
なお、新規の顧客であって、顧客情報データベース56に顧客情報が登録されてない顧客の場合には、電子バッチ発行装置30により、例えば、接客条件情報11aのみが表示された電子バッチ10を発行してもよい。この場合にも、電子バッチ10の接客条件情報11aのみを確認した他の営業担当者により、接客条件(急ぎ、上級者、新車検討)に基づいて、新車に関して迅速かつ簡潔な説明が行われる。
図10に戻り、ステップSA12では、営業担当者携帯端末70の制御部72は、接客支援画面120(図7参照)の接客終了ボタン121が押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、当該顧客に対する接客が終了し、営業担当者により接客終了ボタン121が押下されると、制御部72は、ステップSA12の判断結果を「Yes」とする。ステップSA13では、制御部72は、図8に示した接客履歴情報設定画面130を表示部71に表示させる。ステップSA14では、制御部72は、接客履歴情報設定画面130の送信ボタン131が押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
接客履歴情報設定画面130は、接客にあたった営業担当者が、次回の接客に参照される接客履歴情報を設定するための画面である。接客履歴情報は、接客結果(購入、未購入)、購入商品、購入年月日、コメント等の情報である。
そして、営業担当者により、接客履歴情報設定画面130に接客履歴情報が設定された後、送信ボタン131が押下されると、制御部72は、ステップSA14の判断結果を「Yes」とする。ステップSA15では、制御部72は、接客支援装置50へ接客履歴情報を送信する。
ステップSA16では、接客支援装置50の制御部51は、顧客情報データベース56(図4参照)の購入履歴、コメント等に接客履歴情報を反映させ、顧客情報データベース56を更新する。
図11に示したステップSA17では、制御部51は、接客履歴情報の接客結果(購入、未購入)に基づいて、今回の接客により商品が購入されか否かを判断する。ステップSA17の判断結果が「Yes」である場合、すなわち、商品が購入された場合、ステップSA18では、制御部51は、図12に示したお礼電子メール140を作成する。
このお礼電子メール140は、営業担当者から顧客への購入のお礼に関する電子メールである。ステップSA19では、制御部51は、LAN40、ゲートウェイ80およびインターネット90を介して、顧客端末100へお礼電子メール140を送信する。
一方、ステップSA17の判断結果が「No」である場合、すなわち、今回の接客で商品が購入されなかった場合、ステップSA20では、制御部51は、図13に示した商品情報電子メール150を作成する。
この商品情報電子メール150は、今回の接客における推薦商品の情報を顧客に提供し、購入へのアプローチを行うための電子メールである。ステップSA21では、制御部51は、LAN40、ゲートウェイ80およびインターネット90を介して、顧客端末100へ商品情報電子メール150を送信する。
つぎに、上述した顧客に対して、電子バッチ10(対応スピード「急ぎ」、説明レベル「上級者」、用件「新車検討」)が発行された後、時間がとれることになり、「急ぎ」を「ゆっくり」へ変更する場合について説明する。
更新する場合、顧客は、発行済みの電子バッチ10を発行部35にセットした後、接客条件情報設定画面110(図2参照)のお客様番号(顧客ID「000001」)、対応スピード(「ゆっくり」)、説明レベル(「上級者」)、用件(「新車検討」)からなる接客条件情報を再設定した後、更新ボタン112を押下する。
これにより、制御部31は、ステップSA22の判断結果を「Yes」とする。ステップSA23では、制御部31は、更新後の電子バッチ情報(この場合、対応スピード(「ゆっくり」)、説明レベル(「上級者」)および用件(「新車検討」))を発行部35を経由して、電子バッチ10へ送信する。
ステップS24では、電子バッチ10の制御部13は、電子バッチ発行装置30からの電子バッチ情報に基づいて、図3に示したように、表面表示部11に表示されている接客条件情報11a(急ぎ)を接客条件情報11b(ゆっくり)に更新する。
図9に戻り、ステップSA25では、制御部31は、更新フラグ(図示略)とともに上記接客条件情報をLAN40を介して、接客支援装置50へ送信する。ステップSA4では、接客支援装置50の制御部51は、電子バッチ発行装置30からの接客条件情報に含まれる顧客ID(=000001)をキーとして、顧客情報データベース56(図4参照)から顧客情報を検索する。
ステップSA5では、制御部51は、新規発行フラグに基づいて、電子バッチ10の新規発行であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。ステップSA26では、制御部51は、電子バッチ10の新規発行時の用件に対して、ステップSA25で送信された接客条件情報の用件(新車検討、中古車検討、整備、保険、用品購入、相談)が変更されているか否かを判断する。
ステップSA26の判断結果が「No」である場合、ステップSA27では、接客支援装置50は、当該営業担当者携帯端末70へ更新情報を送信する。この更新情報は、対応スピードが「急ぎ」から「ゆっくり」に更新された旨の情報である。
営業担当者携帯端末70の制御部72は、図7に示した接客支援画面120における対応スピードを「急ぎ」から「ゆっくり」に更新する。これにより、営業担当者は、電子バッチ10の表示(接客条件情報11b(図2参照))および接客支援画面120から対応スピードの変化を認識し、急ぎの接客からゆっくりとした接客に切り替える。
一方、新車検討から中古車検討へと用件が変更された場合、接客支援装置50の制御部51は、ステップSA26の判断結果を「Yes」とする、ステップSA9では、前述と同様にして、中古車について商品推薦処理が実行され、推薦商品に関する更新情報が接客支援情報として、営業担当者携帯端末70へ送信される。
なお、実施例1においては、図1に示した営業担当者携帯端末70に代えて、デスクトップ型やノート型であってLAN40に接続されたパーソナルコンピュータを用いてもよい。
また、実施例1においては、図1に示した電子バッチ発行装置30と接客支援装置50とを統合し、1台の接客支援装置(または一台の電子バッチ発行装置)としてもよい。
また、実施例1においては、図3に示した接客条件情報11aおよび接客条件情報11bのように、「急いでいます」、「ゆっくりしていきます」という具合に対応スピード、説明レベル、用件をテキスト表示させる構成例について説明したが、他の顧客に知られず、営業担当者だけに報知するために、テキスト表示に代えて、色分け表示させる構成例としてもよい。
例えば、実施例1においては、「急いでいます」に代えて、表面表示部11の背景を赤色で表示したり、「ゆっくりしていきます」に代えて、同背景を緑色で表示すればよい。
以上説明したように、実施例1によれば、来店した顧客により設定された接客条件を営業担当者(接客担当者)へ報知するための電子バッチ10を発行し、顧客の嗜好等に基づいて決定された推薦商品を接客支援情報として、営業担当者携帯端末70を介して営業担当者へ報知することとしたので、顧客が所望する接客条件や接客支援情報に基づいて的確な接客が可能となり、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、実施例1によれば、接客条件に、接客の対応スピード(図2参照)を含ませることとしたので、急ぎの対応を所望する顧客に対して、営業担当者側で急ぎの対応をとることが可能となり、対応スピードにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、実施例1によれば、接客条件に、説明レベル(図2参照)を含ませることとしたので、懇切丁寧な説明を所望する顧客に対して、営業担当者側で懇切丁寧な説明を行うことができ、説明レベルにおける顧客満足度を向上させることができる。
また、実施例1によれば、接客条件に、用件(図2参照)を含ませることとしたので、顧客から用件を聞き出すことなくダイレクトに用件から商談を進めることが可能となり、効率的な接客を行うことができる。
また、実施例1によれば、電子バッチ10を用いることとしたので、電子的な表示制御により繰り返し使用することが可能となり、経済効率を高めることができる。
また、実施例1によれば、顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、推薦商品を決定することとしたので、嗜好および購入履歴という双方により、さらに的確に推薦商品を決定することができる。
また、実施例1によれば、接客支援情報として、接客支援画面120(図7参照)に示したように、推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を営業担当者へ報知することとしたので、購入履歴や嗜好を考慮して接客を行うことが可能となり、さらに、接客の質、顧客満足度を向上させることができる。
また、実施例1によれば、営業担当者が有する営業担当者携帯端末70を介して、接客支援情報を営業担当者へ報知することしたので、迅速な接客を行うことができる。
また、実施例1によれば、電子バッチ10が発行された後、必要に応じて、顧客に接客条件を更新させ(ステップSA22:図9参照)、更新後の接客情報に基づいて、電子バッチ10における表示を更新することとしたので、顧客の心変わりや状況の変化に迅速に対応することができる。
また、実施例1によれば、接客の終了後に接客履歴情報設定画面130(図8参照)で接客履歴情報を営業担当者に設定させ、接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メール(お礼電子メール140:図12参照、商品情報電子メール150:図15参照)を顧客宛に送信することとしたので、アフターフォローの充実を顧客に対してアピールすることが可能となり、さらに、顧客満足度を高めることができる。
さて、前述した実施例1においては、接客支援情報を営業担当者携帯端末70へ送信し、営業担当者携帯端末70で営業担当者が認識する構成例について説明したが、接客支援情報を紙媒体に印刷し、営業担当者に配布する構成例としてもよい。
図14は、本発明にかかる実施例2の構成を示すブロック図である。この図において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。図14においては、図1に示した接客支援装置50に代えて、接客支援装置200が設けられている。
接客支援装置200においては、印刷部201が新たに設けられている。接客支援装置200は、接客支援装置50の機能の他に、印刷部201で接客支援情報を紙媒体に印刷させる機能も備えている。
なお、実施例2においては、図14に示した電子バッチ発行装置30と接客支援装置200とを統合し、1台の接客支援装置(または電子バッチ発行装置)としてもよい。
以上説明したように、実施例2によれば、実施例1と同様の効果を奏するとともに、印刷部201で印刷された紙媒体を介して、接客支援情報を営業担当者へ報知することしたので、営業担当者が紙媒体の内容を頭に入れてから接客を行うことにより、接客支援情報を顧客に知られずに接客を行うことができる。
さて、前述した実施例1においては、図3に示した電子バッチ10に接客条件情報11aや付帯情報12a等を表示させる構成例について説明したが、電子バッチ10に代えて、カード媒体に接客条件情報11aや付帯情報12aを直接印刷することで、接客支援バッチを発行する構成例としてもよい。
図15は、本発明にかかる実施例3の構成を示すブロック図である。この図において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。図14においては、図1に示した電子バッチ10および電子バッチ発行装置30に代えて、接客支援バッチ302および接客支援バッチ発行装置300が設けられている。
接客支援バッチ302は、紙、合成樹脂等からなるカード媒体である。この接客支援バッチ302には、表面に接客条件情報11aが、裏面に付帯情報12aが印刷される。
接客支援バッチ発行装置300においては、図1に示した発行部35に代えて、接客支援バッチ302に接客条件情報11aや付帯情報12a等を印刷するための印刷部301が設けられている。接客支援バッチ発行装置300では、接客支援バッチ302に接客条件情報11aや付帯情報12aが印刷され、接客支援バッチ302が発行される。この接客支援バッチ302は、ホルダ20に収容され、前述した電子バッチ10と同様にして、顧客の胸元に取り付けられる。
なお、実施例3においては、図15に示した電子バッチ発行装置300と接客支援装置50とを統合し、1台の接客支援装置(または電子バッチ発行装置)としてもよい。
以上説明したように、実施例3によれば、実施例1と同様の効果を奏するとともに、接客支援バッチ302を、接客条件が印刷されているカード媒体としたので、電子バッチ10(図1参照)に比べて、バッチの単価を安価にすることが可能となり、導入コストを下げることができる。
以上本発明にかかる実施例1〜3について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこれらの実施例1〜3に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、前述した実施例1〜3においては、図1に示した電子バッチ発行装置30、接客支援装置50、営業担当者携帯端末70や、図14に示した接客支援装置200や、図15に示した接客支援バッチ発行装置300の各機能を実現するためのプログラムを図16に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体500に記録して、この記録媒体500に記録されたプログラムを同図に示したコンピュータ400に読み込ませ、実行することにより各機能を実現してもよい。
同図に示したコンピュータ400は、上記プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)410と、キーボード、マウス等の入力装置420と、各種データを記憶するROM(Read Only Memory)430と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)440と、記録媒体500からプログラムを読み取る読取装置450と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置460とから構成されている。
CPU410は、読取装置450を経由して記録媒体500に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、前述した機能を実現する。なお、記録媒体500としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
また、実施例1〜3においては、各実施例の一部または全部を組み合わせた構成も本発明に含まれる。
また、実施例1〜3においては、電子バッチ10、接客支援バッチ302により接客条件情報を営業担当者へ報知する構成例について説明したが、電子バッチ10や接客支援バッチ302に限定されることなく、接客条件情報を報知する手段であればいかなるものであってもよい。
以上のように、本発明にかかる接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置は、説明型の販売店における接客に有用であり、特に、接客の質、顧客満足度の向上に適している。
本発明にかかる実施例1の構成を示すブロック図である。 同実施例1における接客条件情報設定画面110を示す図である。 図1に示した電子バッチ10の構成を示すブロック図である。 図1に示した顧客情報データベース56のテーブル構造を示す図である。 図1に示した商品情報データベース57を示す図である。 図1に示した営業担当者携帯端末70の構成を示すブロック図である。 同実施例1における接客支援画面120を示す図である。 同実施例1における接客履歴情報設定画面130を示す図である。 同実施例1の動作を説明する図である。 同実施例1の動作を説明する図である。 同実施例1の動作を説明する図である。 同実施例1におけるお礼電子メール140を示す図である。 同実施例1における商品情報電子メール150を示す図である。 本発明にかかる実施例2の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる実施例3の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる実施例1〜3の変形例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 電子バッチ
30 電子バッチ発行装置
31 制御部
35 発行部
50 接客支援装置
51 制御部
56 顧客情報データベース
57 商品情報データベース
70 営業担当者携帯端末
100 顧客端末
200 接客支援装置
201 印刷部
300 接客支援バッチ発行装置
301 印刷部

Claims (44)

  1. コンピュータに、
    来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定工程と、
    前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行する発行工程と、
    前記顧客の嗜好に基づいて、推薦商品を決定する推薦商品決定工程と、
    接客支援情報として、前記推薦商品を前記接客担当者へ報知する接客支援情報報知工程と、
    を実行させるための接客支援プログラム。
  2. 前記接客条件は、接客の対応スピードを含むことを特徴とする請求項1に記載の接客支援プログラム。
  3. 前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の接客支援プログラム。
  4. 前記接客条件は、用件を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  5. 前記接客条件報知具は、前記接客条件を電子的に表示し、前記顧客に取り付けられる電子バッチであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  6. 前記接客条件報知具は、前記接客条件がカード媒体に印刷されており、前記顧客に取り付けられるバッチであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  7. 前記推薦商品決定工程では、前記顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、前記推薦商品を決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  8. 前記接客支援情報報知工程では、前記接客支援情報として、前記推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  9. 前記接客支援情報報知工程では、前記接客担当者が有する電子端末を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  10. 前記接客支援情報報知工程では、紙媒体を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  11. 前記接客条件設定工程では、前記接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、前記顧客に接客条件を更新させ、前記発行工程では、更新後の接客情報に基づいて、前記接客条件報知具を更新することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  12. 前記コンピュータに、接客の終了後に接客履歴情報を前記接客担当者に設定させ、前記接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを作成し、該電子メールを前記顧客宛に送信するアフターフォロー工程を実行させることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の接客支援プログラム。
  13. 来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定工程と、
    前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行する発行工程と、
    前記顧客の嗜好に基づいて、推薦商品を決定する推薦商品決定工程と、
    接客支援情報として、前記推薦商品を前記接客担当者へ報知する接客支援情報報知工程と、
    を含むことを特徴とする接客支援方法。
  14. 前記接客条件は、接客の対応スピードを含むことを特徴とする請求項13に記載の接客支援方法。
  15. 前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする請求項13または14に記載の接客支援方法。
  16. 前記接客条件は、用件を含むことを特徴とする請求項13〜15のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  17. 前記接客条件報知具は、前記接客条件を電子的に表示し、前記顧客に取り付けられる電子バッチであることを特徴とする請求項13〜16のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  18. 前記接客条件報知具は、前記接客条件がカード媒体に印刷されており、前記顧客に取り付けられるバッチであることを特徴とする請求項13〜16のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  19. 前記推薦商品決定工程では、前記顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、前記推薦商品を決定することを特徴とする請求項13〜18のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  20. 前記接客支援情報報知工程では、前記接客支援情報として、前記推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項13〜19のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  21. 前記接客支援情報報知工程では、前記接客担当者が有する電子端末を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項13〜20のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  22. 接客支援情報報知工程では、紙媒体を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項13〜20のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  23. 前記接客条件設定工程では、前記接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、前記顧客に接客条件を更新させ、前記発行工程では、更新後の接客情報に基づいて、前記接客条件報知具を更新することを特徴とする請求項13〜22のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  24. 接客の終了後に接客履歴情報を前記接客担当者に設定させ、前記接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを作成し、該電子メールを前記顧客宛に送信するアフターフォロー工程を含むことを特徴とする請求項13〜23のいずれか一つに記載の接客支援方法。
  25. 来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定手段と、
    前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客条件報知具を発行する発行手段と、
    前記顧客の嗜好に基づいて、推薦商品を決定する推薦商品決定手段と、
    接客支援情報として、前記推薦商品を前記接客担当者へ報知する接客支援情報報知手段と、
    を備えたことを特徴とする接客支援装置。
  26. 前記接客条件は、接客の対応スピードを含むことを特徴とする請求項25に記載の接客支援装置。
  27. 前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする請求項25または26に記載の接客支援装置。
  28. 前記接客条件は、用件を含むことを特徴とする請求項25〜27のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  29. 前記接客条件報知具は、前記接客条件を電子的に表示し、前記顧客に取り付けられる電子バッチであることを特徴とする請求項25〜28のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  30. 前記接客条件報知具は、前記接客条件がカード媒体に印刷されており、前記顧客に取り付けられるバッチであることを特徴とする請求項25〜28のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  31. 前記推薦商品決定手段は、前記顧客の嗜好および購入履歴に基づいて、前記推薦商品を決定することを特徴とする請求項25〜30のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  32. 前記接客支援情報報知手段は、前記接客支援情報として、前記推薦商品の他に、購入履歴、嗜好を含む顧客情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項25〜31のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  33. 前記接客支援情報報知手段は、前記接客担当者が有する電子端末を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項25〜32のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  34. 前記接客支援情報報知手段は、紙媒体を介して、前記接客支援情報を前記接客担当者へ報知することを特徴とする請求項25〜32のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  35. 前記接客条件設定手段は、前記接客条件報知具が発行された後、必要に応じて、前記顧客に接客条件を更新させ、前記発行手段は、更新後の接客情報に基づいて、前記接客条件報知具を更新することを特徴とする請求項25〜34のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  36. 接客の終了後に接客履歴情報を前記接客担当者に設定させ、前記接客履歴情報に基づいて、アフターフォロー用の電子メールを作成し、該電子メールを前記顧客宛に送信するアフターフォロー手段を備えたことを特徴とする請求項25〜35のいずれか一つに記載の接客支援装置。
  37. コンピュータに、
    来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定工程と、
    前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行する発行工程と、
    を実行させるための接客支援バッチ発行プログラム。
  38. 前記接客条件は、接客の対応スピードを含むことを特徴とする請求項37に記載の接客支援バッチ発行プログラム。
  39. 前記接客条件は、商品説明の詳細度を表す説明レベルを含むことを特徴とする請求項37または38に記載の接客支援バッチ発行プログラム。
  40. 前記接客条件は、用件を含むことを特徴とする請求項37〜39のいずれか一つに記載の接客支援バッチ発行プログラム。
  41. 前記接客支援バッチは、前記接客条件を電子的に表示し、前記顧客に取り付けられる電子バッチであることを特徴とする請求項37〜40のいずれか一つに記載の接客支援バッチ発行プログラム。
  42. 前記接客支援バッチは、前記接客条件がカード媒体に印刷されており、前記顧客に取り付けられるバッチであることを特徴とする請求項37〜40のいずれか一つに記載の接客支援バッチ発行プログラム。
  43. 来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定工程と、
    前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行する発行工程と、
    を含むことを特徴とする接客支援バッチ発行方法。
  44. 来店した顧客に、所望する接客条件を設定させる接客条件設定手段と、
    前記接客条件を接客担当者へ報知するための接客支援バッチを発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする接客支援バッチ発行装置。
JP2003365953A 2003-10-27 2003-10-27 接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置 Pending JP2005128928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365953A JP2005128928A (ja) 2003-10-27 2003-10-27 接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365953A JP2005128928A (ja) 2003-10-27 2003-10-27 接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005128928A true JP2005128928A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34644450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003365953A Pending JP2005128928A (ja) 2003-10-27 2003-10-27 接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005128928A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011465A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Mazda Motor Corp 自動車の販売支援装置及び販売支援方法
JP2008262362A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Denso Corp 情報通信システム、施設側装置、ユーザ側装置、施設側装置用プログラム及びユーザ側装置用プログラム
JP2014164613A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Seiji Otake スタッフ支援システム
DE112017004942T5 (de) 2016-09-30 2019-06-19 Honda Motor Co., Ltd. Informationsbeschaffungsvorrichtung und beweglicher Körper
US10773726B2 (en) 2016-09-30 2020-09-15 Honda Motor Co., Ltd. Information provision device, and moving body

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011465A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Mazda Motor Corp 自動車の販売支援装置及び販売支援方法
JP2008262362A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Denso Corp 情報通信システム、施設側装置、ユーザ側装置、施設側装置用プログラム及びユーザ側装置用プログラム
US8228169B2 (en) 2007-04-11 2012-07-24 Denso Corporation Information communication system, facility apparatus, user apparatus, and methods for controlling facility apparatus and user apparatus
JP2014164613A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Seiji Otake スタッフ支援システム
DE112017004942T5 (de) 2016-09-30 2019-06-19 Honda Motor Co., Ltd. Informationsbeschaffungsvorrichtung und beweglicher Körper
US10706270B2 (en) 2016-09-30 2020-07-07 Honda Motor Co., Ltd. Information provision device, and moving body
US10773726B2 (en) 2016-09-30 2020-09-15 Honda Motor Co., Ltd. Information provision device, and moving body

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2668629C (en) System and method for marketing vehicles residing on a dealership lot
JP2003198451A (ja) 情報受信システム及び情報受信端末
US20120209711A1 (en) Handheld device and kiosk system for automated compiling and generating item list information
US20140236713A1 (en) Server, system for managing information, and method for operating communication device
JP2010204862A (ja) 商品選択支援方法、商品選択支援装置、及びプログラム
JP2005128928A (ja) 接客支援プログラム、接客支援方法、接客支援装置、接客支援バッチ発行プログラム、接客支援バッチ発行方法および接客支援バッチ発行装置
JP2003173416A (ja) 自動車の販売支援方法、販売支援システム及び販売支援プログラム
US20170364779A1 (en) Receipt printer and program for control thereof
US10423908B2 (en) Operation management apparatus, operation management method, and computer-readable storage medium
JP4703836B2 (ja) メンバー管理システム
JP2016091072A (ja) 会員管理装置、会員管理方法、およびプログラム
JP2005339578A (ja) 情報受信システム及び情報受信端末
JP2006053865A (ja) 顧客優待システム、顧客優待方法、および顧客優待プログラム
JP3477426B2 (ja) データ発注システム
KR20030087145A (ko) 프린터 소모품의 간편 주문 서비스 방법 및 시스템
JP2020009476A (ja) 会員管理装置、会員管理方法、およびプログラム
JP4330432B2 (ja) 眼鏡情報管理システム
JP2002329098A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、修理依頼問い合わせ装置、及びそれらのプログラム並びに記録媒体
JPWO2019189513A1 (ja) 接客支援システム、接客支援サーバ、及び接客支援方法
TWM586403U (zh) 優惠計價系統
JP7223107B1 (ja) アプリケーションプログラム、情報提供方法、および情報提供装置
JP2019191779A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび表示プログラム
JP2017224350A (ja) 会員管理装置、会員管理方法、およびプログラム
JP2007164424A (ja) 商品選択支援情報提供方法、および商品選択支援情報提供システム
JP2003186651A (ja) 消耗品の購入方法およびその購入システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006