JP2005128624A - 診察サービス装置及び診察サービス端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】患者へのサービスを向上できる診察サービス装置及び診察サービス端末を提供する。
【解決手段】診察を受け付けた各患者について、診察開始時刻及び会計終了時刻、診察開始までの待ち時間及び会計終了までの所要時間等を予測する。この結果を、受付状況や診察、処方、会計等の進行状況を反映して更新し、患者に貸与される携帯式の診察サービス端末に無線で送信する。患者は待ち時間がどのくらいか、終わるのは何時になるかなどを知ることができ、また同じ場所でずっと待ち続ける必要がない。
【選択図】 図1
【解決手段】診察を受け付けた各患者について、診察開始時刻及び会計終了時刻、診察開始までの待ち時間及び会計終了までの所要時間等を予測する。この結果を、受付状況や診察、処方、会計等の進行状況を反映して更新し、患者に貸与される携帯式の診察サービス端末に無線で送信する。患者は待ち時間がどのくらいか、終わるのは何時になるかなどを知ることができ、また同じ場所でずっと待ち続ける必要がない。
【選択図】 図1
Description
本発明は例えば病院などの医療機関で用いられる診察サービス装置及び診察サービス端末に係り、特に患者に対して適切な情報を提供することによりサービスの向上を可能とする診察サービス装置及び診察サービス端末に関するものである。
病院などの医療機関では、患者は医療機関を訪れてから帰るまでの間に、診察や処方、会計等において、呼ばれるまで待合室で待機したり、進行状況を番号表示板で確認したりすることが行われている。
また、患者が携帯電話等から病院の予約を行うことができ、予約時間が近づくと患者に通知を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−331579号公報
しかしながら、上述のような技術では、患者はいつ呼ばれるか、どのくらい待てばよいのか、また何時に始まり何時に終わるのかがわからず、非常に不便である。また、待合室や表示板の近くなど同じ場所で長時間待機していなければならず、行動が制約されてしまう。
本発明は上記事情を鑑みてなされたもので、患者に対するサービスの向上が可能な診察サービス装置及び診察サービス端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る診察サービス装置は、患者の診察を受け付けるための手段と、前記受け付けた患者について、診察開始時刻及び会計終了時刻、または診察開始までの待ち時間及び会計終了までの所要時間を予測する手段と、前記予測結果を受付状況、診察進行状況、及び会計進行状況を反映して更新する手段と、前記予測結果を示す情報及び前記更新結果を示す情報を所定の端末装置に送信する送信手段と、を備える。
請求項1に係る診察サービス装置では、待ち時間や開始終了の時刻を予測するとともに受付、診察、会計の進行状況を反映してこれらの情報を更新し、所定の端末装置に送信するので、患者等の医療機関利用者に対して適切かつタイムリーな情報の提供が可能であり、サービスを向上させることができる。
請求項2に係る診察サービス装置は、請求項1に記載の診察サービス装置において、前記受け付けた患者を特定するための患者特定情報を入力する手段をさらに備え、前記送信手段は該患者特定情報により特定される患者についての情報を送信することを特徴としている。
請求項2に係る診察サービス装置では、患者特定情報により特定される患者についての情報を送信するので、誤って不適切な情報を送信するのを防ぐことができる。
上記目的を達成するために、請求項3に係る診察サービス端末は、請求項1または請求項2に記載の診察サービス装置が送信する情報を受信する手段と、前記受信した情報を表示する表示手段と、を備える。
請求項3に係る診察サービス端末では、患者等の医療機関利用者が待ち時間や開始終了時刻の情報を知ることができ、サービスを向上させることができる。
請求項4に係る診察サービス端末は、請求項3に記載の診察サービス端末において、前記診察サービス装置に対して情報の送信を要求する手段をさらに備え、前記表示手段は該要求に応じて前記診察サービス装置から送信された情報を表示することを特徴としている。
請求項4に係る診察サービス端末では、患者等の利用者は必要なときに待ち時間等の情報を知ることができ、さらなるサービス向上が可能である。
本発明に係る診察サービス装置及び診察サービス端末によれば、患者へのサービスの向上が可能である。
以下、添付図面に従って、本発明に係る診察サービス装置及び診察サービス端末の好ましい実施の形態について詳説する。
図1に、本実施の形態に係る診察サービスシステム10の構成を示す。診察サービスシステム10の各構成要素はLAN30により接続されるとともに、病院内アクセスポイント26と診察サービス端末40との間で無線により通信する。また、サーバ12が以下に示す各構成要素を制御し、入出力した情報に基づいて待ち時間等の情報の予測、更新を行う(後述)。
受付端末14、処方端末16、会計端末18はそれぞれ受付、処方窓口、会計窓口に設置され、そこでの処理時刻や人数等の情報が、診察開始/会計終了までの待ち時間や診察開始/終了時刻、処方時刻、会計時刻(以下、「待ち時間等」という)の予測、更新等に反映される(後述)。
診察端末20、診察端末22、診察端末24はそれぞれ病院内の診察室1乃至診察室3に設置され、診察室内の医師に対し待ち人数等の参照を可能にするとともに、医師が診察の開始/終了を入力することでその内容が待ち時間等の予測、更新処理に反映されるようになっている。
病院内アクセスポイント26は、診察サービス端末40に待ち時間等の情報を無線により送信するとともに、診察サービス端末40からの情報送信要求を受け付けるものである。
診察サービス端末40は、病院内アクセスポイント26を介して待ち時間等の情報を受信し、画面に表示する。また、患者等の利用者の操作により情報送信を要求することもできるようになっている。
次に、診察サービスシステム10での待ち時間等の予測、更新処理について説明する。
まず、患者を受け付けると、受付端末14に受付番号、患者情報、受付時刻等を入力する。入力されるとその内容がデータテーブルに反映され、待ち時間等の予測が行われる。データテーブルは、受付端末14で入力した内容により、診察室ごとに作成される(図9(a)の例を参照)。
待ち時間等の予測は、所要時間の平均値等、あらかじめ設定した値を使用して行う。受付端末の画面例を図2及び図3に示す。
一方、受け付けた患者には受付番号を知らせるとともに、診察サービス端末40を貸与する。
医師は各診察室の診察端末で受付状況を確認するとともに、各患者の診察開始/終了時刻(実際の時刻)を入力する。このときの画面例を図4、図5、及び図6に示す。
診察端末への入力は、受け付けた患者に対してだけでなく、急患等予定外のイベントが発生したときにも行う。入力内容はデータテーブルに反映され、この結果、すなわち実際の診察開始/終了時刻等を反映して待ち時間等の情報が更新される。例えば一人目の患者の診察が終了すると、その患者の処方、会計時刻だけでなく、二人目以降の患者の待ち時間等も更新される。この場合のデータテーブルの例を図9(b)に示す。図9(b)では、1人目の患者の診察が予測より5分長くなった場合の例を示している。なお、図9(a)及び図9(b)に示す値は説明上便宜的に設定した例であり、実際にはさまざまな値をとりうる。
会計、処方についても、処理した時刻が入力されるとその内容がデータテーブルに反映され、その結果に基づいて待ち時間等の情報が更新される。
これら待ち時間等の予測及び更新結果は診察サービス端末40に送信される。送信は一定時間ごとに行ってもよいし、予測より一定時間以上のずれが発生した時に行ってもよい。また、診察サービス端末40からの要求があったときにも情報が送信される。情報送信の際は受付番号で患者を識別してその番号の患者の情報のみを送信する。
上述のような待ち時間等の情報は、診察サービス端末40で参照できる。図7に画面表示の例を示す。
診察サービス端末40では、待ち時間等の情報が送信された時に参照するだけでなく、端末側から情報送信を要求し、その結果を参照することができる。これにより、患者等の利用者は最新の情報を参照することができる。図8に、待ち時間等の送信要求処理の流れを示す。
以上説明したように、本実施の形態に係る診察サービスシステム10では、患者等の利用者は診察サービス端末40により待ち時間等の情報を参照できる。待ち時間等の情報は診察や処方、会計等の進行状況を反映して更新され、診察サービス端末40からも情報送信を要求できるので、患者等の利用者は必要なときに最新の情報を参照できる。また、待ち時間等の情報の送受信は無線で行われるので、患者等の利用者は待合室など特定の場所に長時間いる必要がない。
このようにして、診察サービスシステム10では、患者等の利用者に対するサービスを向上させることができる。
なお、待ち時間等の参照は、PHS(Personal Handy-phone System)や通信機能付きのPDA(Personal Digital Assistant)で行うようにしてもよい。この場合は、医療機器との干渉がないものを用いるようにする。
なお、待ち時間等の参照は、PHS(Personal Handy-phone System)や通信機能付きのPDA(Personal Digital Assistant)で行うようにしてもよい。この場合は、医療機器との干渉がないものを用いるようにする。
また、待ち時間等の参照は、通信回線を介して病院外の携帯電話等から行うようにしてもよい。このようにすることで、患者等の利用者は待ち時間に応じて院外へ出たりすることが可能になる。
10・・・診察サービスシステム、14・・・受付端末、16・・・処方端末、18・・・会計端末、20、22、24・・・診察端末、26・・・病院内アクセスポイント、40・・・診察サービス端末
Claims (4)
- 患者の診察を受け付けるための手段と、
前記受け付けた患者について、診察開始時刻及び会計終了時刻、または診察開始までの待ち時間及び会計終了までの所要時間を予測する手段と、
前記予測結果を受付状況、診察進行状況、及び会計進行状況を反映して更新する手段と、
前記予測結果を示す情報及び前記更新結果を示す情報を所定の端末装置に送信する送信手段と、
を備える診察サービス装置。 - 前記受け付けた患者を特定するための患者特定情報を入力する手段をさらに備え、前記送信手段は該患者特定情報により特定される患者についての情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の診察サービス装置。
- 請求項1または請求項2に記載の診察サービス装置が送信する情報を受信する手段と、
前記受信した情報を表示する表示手段と、
を備える診察サービス端末。 - 前記診察サービス装置に対して情報の送信を要求する手段をさらに備え、前記表示手段は該要求に応じて前記診察サービス装置から送信された情報を表示することを特徴とする請求項3に記載の診察サービス端末。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003360626A JP2005128624A (ja) | 2003-10-21 | 2003-10-21 | 診察サービス装置及び診察サービス端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003360626A JP2005128624A (ja) | 2003-10-21 | 2003-10-21 | 診察サービス装置及び診察サービス端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005128624A true JP2005128624A (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=34640881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003360626A Pending JP2005128624A (ja) | 2003-10-21 | 2003-10-21 | 診察サービス装置及び診察サービス端末 |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007323482A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Nec Corp | 情報処理装置及び移動案内提供方法並びにプログラム |
WO2010047081A1 (ja) | 2008-10-23 | 2010-04-29 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 検査管理装置 |
JP6391782B1 (ja) * | 2017-07-26 | 2018-09-19 | 株式会社リクルートホールディングス | 順番管理システム |
CN113240200A (zh) * | 2021-06-07 | 2021-08-10 | 中国银行股份有限公司 | 一种线上客服调度方法及装置 |
-
2003
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